JP2007202969A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技エラーが発生した際に、扉を開放することによる開放エラー報知を予め停止する。
【解決手段】制御装置64によりホッパー装置37のモータ62を駆動してもメダル検知部55からのカウント信号が出力されない場合、遊技エラー判定部69によりエンプティーエラーが発生していると判定され、制御部67により遊技エラー処理部71によるエンプティーエラー処理が実行される。その後に、扉開放センサからのON信号出力が停止され、下扉が開放されたことが検知されても、制御部67により開放エラー判定部68が無効状態とされる。
【選択図】図5

Description

本発明は、パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるスロットマシン等の遊技機に関するものである。
パチンコ店等の遊技場に設置して使用されるスロットマシンは、メダルに一定の価値が与えられて、ゲームを行って獲得したメダルを種々の景品に交換することができる。スロットマシンには、その筐体内部に、メダルの供給に基づいて作動させるランプ装置や音声発生装置等の様々な各種駆動装置、これら駆動装置を制御させるために対応させた主制御基板及び副制御基板を備えており、遊技者が遊技を行なう際にこれらを適宜作動させることによって遊技を興趣に溢れたものとしている。
筐体は、各種駆動装置を収納する収納箱と、収納箱の前面側に開閉自在に取り付けられる前面扉とを備えている。筐体内部には、メダルを貯留する貯留タンクが設けられており、貯留タンクの下方には、スロットマシンで遊技を行ってメダルの払い出しを伴う当選役が入賞したときに作動し、配当メダルをメダル受け皿に払い出すメダルホッパーが設けられている。メダルホッパーは、主制御基板に接続されており、主制御基板によりその駆動が制御される。
貯留タンク内にメダルがなくなり、メダルホッパーが作動してもメダルの払い出しが行なえない場合には、エンプティーエラーとなり、表示パネルにエラー表示を行なうとともに、エラー音を出力する。遊技者は、エンプティーエラーが発生したときには、遊技場の管理者を呼び出し、エラーを解除してもらう。遊技場の管理者は、前面扉を開放して貯留タンクにメダルを補給し、リセットボタンを操作することにより、エラー表示及びエラー音を停止する。
ところで、エンプティーエラーは、配当として支払われるメダルが貯留タンク内になくなった場合に発生するため、エラー発生中はメダルホッパーの駆動は停止されるが、配当として支払うメダル数は主制御基板により記憶されている。上述したように、遊技場の管理者により貯留タンク内にメダルが補給され、エラー解除が行なわれると、その直後に主制御基板に記憶された数のメダルを払い出すためにメダルホッパーが駆動してしまう。そのため、前面扉を閉鎖する前にメダルホッパーよるメダルが払い出されてしまうため、メダルが遊技場に飛散してしまうという問題があった。
そこで、特許文献1記載の遊技機では、エンプティーエラーのように、前面扉を開放してエラー解除を行なうものに対して、エラー発生後に前面扉を開放した後、メダルホッパーにメダルを補給し、前面扉を閉鎖した後にホッパーを駆動させる方法が提案されている。これにより、前面扉が開放されている時に、ホッパーが駆動しメダルが飛散することが防止できるので、遊技場の業務を円滑に行なうことが可能となる。
特開2004−24444号公報
しかしながら、一般的にスロットマシン等の遊技機には、不正に前面扉が開放され設定の変更が行なわれる等のゴト行為が行なわれるのを防ぐために、前面扉に開放検知センサが設けられている。そのため特許文献1記載の遊技機では、エンプティーエラー等の前面扉を開放してエラー解除をおこなうものに対して、前面扉を開放した瞬間に前面扉開放エラーとなり、2重のエラー解除を行なう必要があるため、エンプティーエラー等のエラー解除を行なう作業に手間を要した。
本発明は、遊技進行上の異常が発生した際に、前面扉を開放することによる開放エラー判定を無効とすることにより、エラー解除の作業を円滑に行なえる遊技機を提供しようとするものである。
本発明の遊技機は、開閉自在な扉を備えた筐体と、前記扉が開放されたことを示す開放エラー処理を実行する開放エラー処理手段と、遊技進行上の異常が発生した場合に、該遊技進行上の異常を示す遊技エラー処理を実行する遊技エラー処理手段と、を備えた遊技機であって、前記遊技エラー処理手段によって遊技エラー処理が実行されている場合、前記開放エラー処理手段による開放エラー処理の実行を禁止する作動禁止手段を備えたことを特徴とするものである。
また、前記遊技エラー処理手段における遊技エラー処理を停止させる停止スイッチが、前記筐体内部に設けられていることを特徴とするものである。
本発明の遊技機によれば、遊技進行上の異常が発生し遊技エラー処理手段により遊技エラー処理が実行されている場合に、作動禁止手段により開放エラー処理手段による開放エラー処理の実行を禁止させることができる。これにより、遊技エラー処理を停止する際に、開放エラー処理の解除も行なうといった2重のエラーの解除を行なう必要がなくなるので、ホール業務を円滑に行なうことが可能となる。
また、遊技エラー処理手段による遊技エラー処理を停止させるための停止スイッチが、筐体内部に設けられていることにより、扉を開放しなければ停止スイッチの操作が不可能となる。これにより、遊技者に遊技エラー処理を停止されることを防止できるので、ゴト行為が行なわれることを防止することができる。
図1に示すように、スロットマシン10は、収納箱12と、この収納箱12の前面に設けられた前面扉13とからなる筐体11の内部に、後述する第1リール17、第2リール18、第3リール19、電源装置36やホッパー装置37等が配設された構成となっている。
前面扉13は、上扉14と下扉15との2枚の扉から構成される。上扉14には、その中央に装飾パネルが設けられ、その装飾パネルの略中央に表示窓16が設けられている。この表示窓16の奥には第1リール17、第2リール18、第3リール19が配設されている。周知のように、第1リール17、第2リール18、第3リール19の外周面には、例えば複数種類の図柄が複数個配列される。第1リール17、第2リール18、第3リール19が停止すると、第1リール17、第2リール18、第3リール19に配列された図柄が、1リール当たり3個、表示窓16を介して表示される。これにより、表示窓16を通して表示される図柄は計9個となり、第1リール17、第2リール18、第3リール19の図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞ラインが横3本斜め2本の計5本が設定されている。
表示窓16の側方には、LCD20が設けられている。このLCD20は、アニメーション表示等を行なうことで、遊技時の演出や、デモンストレーション表示が行なわれる他に、エラー発生時におけるエラー表示を行なう。
下扉15の上部には、遊技の開始時に操作されているMAXベットボタン21、ペイアウトボタン22等の各種の操作ボタンが設けられている。MAXベットボタン21は、クレジットされたメダルのうち、使用枚数である3枚のメダルを投入する際に押圧操作される。なお、投入されたメダルとは、メダル投入口23から直接メダルを投入するほかに、クレジットされたメダルを含む。ペイアウトボタン22は、クレジットされたメダルを払い出す際に押圧操作されるボタンである。また、メダル投入口23の下方には、シリンダ24が設けられている。
MAXベットボタン21及びペイアウトボタン22の近傍には、スタートレバー25や、第1ストップボタン26、第2ストップボタン27、第3ストップボタン28が設けられている。スタートレバー25は、遊技を実行する際に操作される。
第1ストップボタン26は、回転する第1リール17を停止させる際に押圧操作されるボタンである。同様にして、第2ストップボタン27、第3ストップボタン28は、回転する第2リール18、第3リール19をそれぞれ停止させる際に押圧操作されるボタンである。
下扉15には、遊技を行なう際にメダルを投入するためのメダル投入口23が設けられている。メダル投入口23の奥にはセレクタ(図示せず)が組み込まれ、不適正なメダルはメダル払出口を介してメダル受け皿29に排出される。また、セレクタは、例えば遊技の途中や各種の操作ボタンが押されたままの状態で投入された等の不適切なタイミングでメダル投入が行なわれたときに、投入されたメダルをメダル受け皿29に排出する。なお、遊技の開始に先立って投入できるメダルの枚数は1〜3枚に限られているため、クレジット機能がオフ状態のときには投入された1〜3枚目までメダルは、自動的に投入され、4枚目以降に投入されたメダルはメダル受け皿29に排出する。
一方、クレジット機能がオン状態のときには4枚目以降に投入されたメダルは、セレクタに設けられたメダルセンサで検知された後、例えば50枚を限度にスロットマシン10の内部に貯留される。なお、メダルがクレジットされているときに、メダル投入口23からメダルを投入した場合には、投入されたメダル1〜3枚までのメダルが自動的に投入され、4枚目移行に投入されたメダルがクレジットされる。なお、クレジットされたメダルがある場合には、前述したMAXベットボタン21の操作によりメダル投入操作が行なわれ、その投入枚数がクレジット枚数から逐次に減算される。また、遊技の結果、入賞が得られたときには配当となるメダルもクレジットされ、ペイイアウトボタン22を操作したきにクレジットさせているメダルがメダル受け皿29に払い出される。
シリンダ24は回動自在に設けられており、専用の鍵であるドアキー30を挿入する鍵孔24aが設けられている。ドアキー30を鍵孔24aに挿入し、時計周りに回転させると、下扉15の施錠が解除される。これにより、下扉15を回動させて筐体11を開放することが可能となる。また、シリンダ24はリセットスイッチ72(図5参照)を備えている。リセットスイッチ72は、ドアキー30が鍵孔24aに挿入されていない状態と、鍵孔24aに挿入されただけの状態と、鍵孔24aに挿入され、時計周りに回転させられた状態と、ではOFF状態となっており、ドアキー30を鍵孔24aに挿入し反時計周りに回転させると、シリンダ24がリセットスイッチ72をON状態に切り替える。開放エラー停止スイッチ72はON状態とされると、後述する下扉15が開放されたときに実行される開放エラー処理が停止される。
図2に示すように、上扉14と下扉15とを開放すると、収納箱12の内部が露呈される。この収納箱12の内部は、略中央に設けられた仕切り板31によって、上収納部32と、下収納部33とに仕切られている。上収納部32は、第1リール17、第2リール18、第3リール19を備えたリールユニット34が組み込まれる。このリールユニット34は、第1リール17、第2リール18、第3リール19の他に、それぞれのリールを回転させるステッピングモータや、リールの外周面に配置された図柄をリールの内面から照明するバックライト及びリールに設けられたインデックスを検知するフォトセンサ等を備えている。
下収納部33には、扉開放センサ35、電源装置36、ホッパー装置37が組み込まれる。扉開放センサ35は、収納箱12の下収納部33に設けられている。なお、詳細は省略するが、この扉開放センサ35は、下扉15が開いているときにオフ状態、下扉15が閉じているときにオン状態となる。例えば下扉15が閉じているときには、扉開放センサ35はオンとなるので、そのオン信号が後述する制御装置63に出力される。
電源装置36は、スロットマシン10の給電を行なうために設けられている。電源装置36の前面には、主電源オン/オフの切り替えを行なう電源スイッチ38の他に、初期設定入力部39が設けられている。初期設定入力部39は、キーシリンダ40、設定変更/リセットボタン41、スライドスイッチ42から構成される。キーシリンダ40は、キースイッチ(図示せず)を備えており、キーシリンダ40に差し込まれた設定キーを回転させることで、キースイッチのオン・オフを行なえるようになっている。なお、電源スイッチ38がオフになる状態でキースイッチをオンさせてから電源スイッチ38をオンすると、設定変更モードに移行するようになっている。
設定変更/リセットボタン41は、設定変更モードに移行しているときには、設定変更ボタンとして、遊技モードに移行しているときには、リセットボタンとして使用される。例えば設定変更モードに移行している場合に、設定変更/リセットボタン41を操作すると、設定値が「1→2→・・・→5→6→1→・・・」の順で変更される。一方、遊技モードに移行している場合は、設定変更/リセットボタン41を操作すると、後述する遊技エラー処理がリセットされる。
スライドスイッチ42は、BBモードが終了したときに、遊技を終了させるか継続させるかを切り替えるために設けられている。なお、設定変更ボタンを操作した場合に表示される設定値の変更順序は、上記記載に限定する必要はない。
ホッパー装置37は、スロットマシン10で遊技を行なって入賞を得た場合に作動し、入賞に対するメダルを連続してメダル受け皿29に払い出す。このホッパー装置37の上部には、払い出し用のメダルを貯留する貯留タンク43が設けられている。この貯留タンク43には、メダル投入口23から投入されたメダルが貯留される。オーバーフロー用の貯留箱44は、ホッパー装置37の貯留タンク43に貯留されたメダルが所定量を超えたときに、貯留タンク43から排出されたメダルが貯留される。
図3及び図4に示すように、ホッパー装置37は、貯留タンク43と、メダル投出機構45とから構成されている。貯留タンク43は多数のメダルを貯留するものであり、上方のメダル溜め部43aより下方の供給口43bに向けてメダルを供給する。メダル投出機構45は、傾斜板46を備えており、傾斜板46の上面には輪郭円形の凹部47にロータリーディスク48が回転自在に設けられている。
ロータリーディスク48は、モータ62(図4参照)の駆動軸に軸支されており、傾斜板46に対して垂直な軸49を中心として回転する。このロータリーディスク48には、供給口43bに対峙する面の同一半径上に、円形凹状をした複数の受入部50が一定の間隔で並設されている。各受入部50は、供給口43bから供給されるメダルを一定の姿勢で、一枚ずつ受け入れる。
また、ロータリーディスク48の外周には、図4に示すように、受入部50に受け入れたメダルを投出するための出口51が、受入部50と同じ数だけ、周方向に向けて一定の間隔で設けられている。各出口51は、ロータリーディスク48の内部で各受入部50に個別で繋がっており、受入部50に受け入れたメダルをロータリーディスク48の径方向に投出する。
凹部47には、ロータリーディスク48の外周に対峙する壁に、投出口52が設けられている。投出口52には、払い出し口53との間でメダルを流下させるために傾斜したメダル通路54が繋がっている。メダル通路54は、貯留タンク43の下面との間で断面横長矩形のトンネル状に形成されており、内部にはメダルの流下方向へ順に、メダル通路54の右側に設けられたメダル検知部55が配されている。
メダル検知部55は、カウントアーム55aと、透過型の光電センサ55bとで構成されており、メダルの投出される数に応じてカウント信号を送出する。カウントアーム55aは、軸56を挟んだ一片にカウント部57をまた、他片に遮蔽部58をそれぞれ設けたレバー形状になっている。カウントアーム55aは、軸56を中心として当接位置と退避位置との間で回動し、バネ59により当接位置に向けて付勢され、ストッパ60により当接位置に保持されている。当接位置は、メダル通路54の壁側に設けられた開口61を通してカウント部57をメダル通路の内部に露呈して、メダル通路54と通過するメダルをカウント部57に当接させる位置であり、また、退避位置は、メダルの当接によってメダルの流下方向に向けて回動してカウント部57を開口61からメダル通路54の外部に退避して、メダル通路54を許容する位置である。これによりカウントアーム55aは、メダル通路54をメダルが1枚通過する毎に一往復する。この往復動の間に遮蔽部58が光電センサ55bの受光部を遮り、光電センサ55bは、カウント信号を制御装置63に出力する。この制御装置63は、払い出し信号に応じてモータ62の駆動制御を行なうものである。
図5は、スロットマシン10の電気的構成の概略を示す機能ブロック図である。このスロットマシン10は、制御装置63によって制御される。制御装置63は、CPU64、ROM65、RAM66などを備えており、リール回転時の制御、回転するリールの停止制御が行なわれる。また、遊技が行なわれた際に入賞となる場合には、制御装置63は、ホッパー装置37の駆動制御を行なう。この制御装置63には、扉開放センサ35やメダル検知部55の光電センサ55bと接続されており、これらセンサからの検知信号が入力される。
CPU64は、ROM65に記憶された遊技制御プログラムを読み出すことによって、制御部67、開放エラー判定部68、遊技エラー判定部69、開放エラー処理部70、遊技エラー処理部71として機能する。制御部67は、遊技における基本制御、つまり、リール回転、回転停止制御や、メダルの払い出し制御を行なう。また、後述するエラー処理が実行されたときに、設定変更/リセットボタン41及びリセットスイッチ72からの信号が出力されることで、エラー処理部70、71を停止させ、エラー状態をリセットする。
開放エラー判定部68は、扉開放センサ35からオン信号が出力されているか否かによって、下扉15が開放されているか否かを判定する。例えば下扉15が閉じているときには、扉開放センサ35はオン状態となっているから、扉開放センサ35からはオン信号が出力されている。一方、下扉15が開くと、扉開放センサ35からはオン信号が出力されなくなるので、開放エラー判定部68は、扉開放エラーであると判定する。なお、後述する遊技エラー判定部69によって、遊技エラーが発生したことが判定されているときには、制御部(作動禁止手段)67は、開放エラー判定部68の作動を禁止する。つまり、遊技エラーが発生すると、扉開放エラーは発生しないようになっている。また、開放エラー判定部68には有効状態と無効状態とがある。有効状態とは、下扉15が開放され、扉開放センサ35からのオン信号の出力が停止されたことを受けて、開放エラー信号を制御部67に出力可能な状態のことである。無効状態とは、下扉15が開放され、扉開放センサ35からのオン信号の出力が停止されたことを受けても、開放エラー信号を制御部67に出力することが禁止されている状態のことである。
遊技エラー判定部69は、遊技が進行しているときにエラーが発生したか否かを判定する。例えば、ホッパー装置37を駆動させてメダルの払い出しを行なっている際に、メダル検知部55から検知信号が出力されない場合には、遊技エラー判定部69は、遊技エラー(以下、エンプティーエラー)が発生したと判定する。なお、本実施形態では、エンプティーエラーの例を取り上げているが、この他に、オーバーフロー用の貯留箱44にメダルが満杯になった場合に発生するオーバーフロー時のエラーや、セレクタ内のメダル詰まりエラーなどの場合も同様である。
開放エラー処理部(開放エラー処理手段)70は、開放エラー判定部68によって扉開放エラーであると判定されたときに、例えば、スピーカ73による警報音の再生処理や、LCD20にエラー表示を行なう処理、遊技を中断させる処理、及び遊技場に配設されたスロットマシン10を統括するホールコンピュータにエラー信号を出力する等のエラー処理を実行する。
遊技エラー処理部(遊技エラー処理手段)71は、遊技エラー判定部69によって遊技エラーであると判定されたときに、例えば、スピーカ73による警報音の再生処理や、LCD20にエラー表示を行なう処理、遊技を中断させる処理、及び遊技場に配設されたスロットマシン10を統括するホールコンピュータにエラー信号を出力する等のエラー処理を実行する。なお、遊技を中断させる処理には、ホッパー装置37の駆動を停止させる処理が含まれる。スピーカ73は、詳細は記載しないが、上扉14の背面であって、その上部に設けられる。このスピーカ73は遊技における検出音の再生や、上述したエラー時の警報音の再生などが行なわれる。
図6に、スロットマシン10のエラー検知からその解除までの処理をフローチャートで示す。まず、電源スイッチ38により遊技機10の電源がオン状態になると、制御部67により開放エラー判定部68が有効状態にされる。次に、遊技エラー判定部69によりエンプティーエラーが発生しているか否かの判定が行なわれる。エンプティーエラーが発生していない場合は、後述する下扉15の開放についての検知が行なわれる。逆に、エンプティーエラーが発生している場合には、遊技エラー処理部71によりLCD20及びスピーカ73によるエンプティーエラー報知が実行される。エンプティーエラー報知は後述する設定変更/リセットボタン41が押圧されるまでの間、実行され続ける。さらに、制御部67により開放エラー判定部68が無効状態とされる。
制御部67により開放エラー判定部68による開放エラー判定が禁止されると、下扉15が開放されているか否かの判定が行なわれる。扉開放センサ35より下扉15が閉鎖していると検知された場合は、遊技エラー判定部69によるエンプティーエラーが発生しているか否かの判定が再度行なわれる。エンプティーエラーが発生している場合には、上述した遊技エラー処理部71によるエンプティーエラー報知からの処理が実行される。逆にエンプティーエラーが発生していない場合は、スロットマシン10は正常に作動していると判断され、一連の処理が終了する。
下扉15が開放していると検知された場合は、開放エラー判定部68の開放エラー判定が無効状態であるか否かの判定が行なわれる。開放エラーが無効状態である場合は、スロットマシン10にはエンプティーエラーが発生しているということになる。エンプティーエラーの発生により、エンプティーエラー報知が実行されているので、遊技場の従業員により設定変更/リセットボタン41が押圧され、遊技エラー処理部71による遊技エラー処理が停止される。その後に、貯留タンク43内にメダルが補充され、下扉15が閉鎖される。下扉15が閉鎖されると、制御部67により開放エラー判定部68が有効状態に切り替えられ一連の処理が終了する。
開放エラー判定部68が有効状態である場合には、下扉15が開放されていると判断され、開放エラー処理部70によって、LCD20及びスピーカ73による開放エラー報知実行される。開放エラー報知は、リセットスイッチによる解除が行なわれるまで実行され続ける。開放エラー報知が実行されると遊技場の従業員は、前述したように下扉15を閉鎖して、シリンダ24にドアキー30を挿入し、ドアキー30を反時計周りに回転させる。これによりリセットスイッチ72がON状態になるので、開放エラー処理部70による開放エラー処理が停止され、一連の処理が終了する。
以上のように、貯留タンク43内のメダルがなくなり、遊技エラー処理部71により、エラー報知が実行された際に、制御部67により開放エラー判定部68の開放エラー判定が禁止される。これにより、遊技場の従業員が、設定変更/リセットボタン41を押圧して遊技エラー処理を停止させるために下扉15を開放した際に、扉開放センサ35からのオン信号の出力が停止されても、開放エラー判定部68が無効状態とされているので、開放エラーとなることが防止できる。これによって、エンプティーエラーを解除した後に、開放エラーを解除するといった、2重のエラー解除を行なう必要がなくなるので、エラー解除に対する手間を省くことが可能となり、遊技場での業務を円滑に行なうことができる。
なお、本実施形態を示したフローチャートでは、エンプティーエラーが発生すると、遊技エラー処理部71によるエンプティーエラー報知が実行され、制御部67により開放エラー判定部68が無効状態とされるようにしているが、これに限られるものではなく、開放エラー判定部68を無効状態にするタイミングを、エンプティーエラーが発生した直後でなく、下扉15が開放されたときとしてもよい。この場合、扉開放センサ35からのON信号が停止され、遊技機10の状態を判定しエンプティーエラー状態であれば、制御部67により開放エラー判定部68が無効状態とされるようにする方法でもよい。
スロットマシンの外観を示す斜視図である。 前面扉を開放した状態のスロットマシンを示す斜視図である。 メダルホッパーの外観を示す分解斜視図である。 メダル投出機構のメダル検知方法を示す説明図である。 スロットマシンの本発明に関わる範囲の電気構成を示すブロック図である。 スロットマシンのエラー発生から解除までの処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 パチンコ機(遊技機)
11 筐体
13 前面扉
15 下扉
35 扉開放センサ
37 ホッパー装置
41 設定変更/リセットボタン(停止スイッチ)
55 メダル検知部
55a カウントアーム
55b 光電センサ
63 制御装置(作動禁止手段)
67 制御部
68 開放エラー判定部
69 遊技エラー判定部
70 開放エラー処理部(開放エラー処理手段)
71 遊技エラー処理部(遊技エラー処理手段)
72 リセットスイッチ

Claims (2)

  1. 開閉自在な扉を備えた筐体と、
    前記扉が開放されたことを示す開放エラー処理を実行する開放エラー処理手段と、
    遊技進行上の異常が発生した場合に、該遊技進行上の異常を示す遊技エラー処理を実行する遊技エラー処理手段と、を備えた遊技機であって、
    前記遊技エラー処理手段によって遊技エラー処理が実行されている場合、前記開放エラー処理手段による開放エラー処理の実行を禁止する作動禁止手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記遊技エラー処理手段におけるエラー処理を停止させる停止スイッチが、前記筐体内部に設けられていることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
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