JP6126794B2 - メダル計数装置 - Google Patents

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Description

本発明は、投入されたメダルを1枚ずつ排出路へ送出する送出部と、前記送出部を駆動する駆動部と、前記排出路を通過するメダルを検知する検知部と、を備え、前記検知部が検知したメダルを計数するメダル計数装置に関する。
従来、遊技場においては、遊技者が獲得した遊技媒体を計数装置にて計数し、その計数値に応じた景品との交換取引が行われている。遊技媒体としてメダルを計数する計数装置においては、投入口に投入されたメダルを1枚ずつ排出路へ送出する送出部を駆動部により駆動し、排出路を通過したメダルを検知部により検知してメダルを計数する。又、ボタン操作やメダルの投入検知に応じて送出部を駆動部により駆動してメダルの計数を一旦開始すると、排出路にて最後にメダルを検知してからの時間が所定時間に達するまで駆動部の駆動を継続し、その時間が所定時間に達した時点で駆動部の駆動を終了することも行われている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−220751号公報
しかしながら、このような仕様は、メダルの計数を自動終了する点で便利である反面、メダルの計数が長時間に亘ると、駆動部を長時間に亘って駆動し続けることになるので、駆動部に過度な負荷がかかり、火災や故障等の原因となり得る。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、メダルの計数の自動終了を実現しつつ、駆動部にかかる負荷を軽減することができるメダル計数装置を提供することにある。
請求項1に記載した発明は、投入口に投入されたメダルを1枚ずつ排出路へ送出する回転盤と、前記回転盤を回転させるモータと、前記回転盤が順方向に回転されることに応じて前記排出路を通過するメダルを検知する検知部と、を有し、前記検知部が検知したメダルを計数するメダル計数装置において、所定の計数開始条件の成立に応じて、前記モータの駆動を開始させる計数開始手段と、前記モータが駆動を開始してからの期間を計測する第1期間計測手段と、前記検知部が最後にメダルを検知してからの期間を計測する第2期間計測手段と、前記第2期間計測手段により計測された期間が第2所定期間に達したことを条件として前記モータの駆動を停止させる計数終了手段と、前記第1期間計測手段により計測された期間が、時間帯に応じて自動的に設定変更される第1所定期間に達した場合に、前記第2期間計測手段により計測された期間が第2所定期間に達する前であっても前記モータの駆動を中止させる計数中止手段と、を備え、前記計数終了手段は、前記モータの駆動を停止させるときには、そのモータの駆動を停止させる前に、前記回転盤を逆方向に回転させ、更に前記回転盤を順方向に回転させるように前記モータを駆動した後に、前記モータの駆動を停止させることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記計数中止手段が前記モータの駆動を中止させた場合に、中止後の期間を計測する第3期間計測手段を備え、前記計数開始手段は、前記第3期間計測手段により計測された期間が第3所定期間に達したことを前記所定の計数開始条件の成立として前記モータの駆動を再開させることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、排出路を通過するメダルを検知する検知部が最後にメダルを検知してからの期間が第2所定期間に達すると、回転盤を駆動するモータの駆動を停止するようにしたので、メダルの計数を自動終了することができる。その一方、モータが駆動を開始してからの期間が、時間帯に応じて自動的に設定変更される第1所定期間に達すると、検知部が最後にメダルを検知してからの期間が第2所定期間に達する前であってもモータの駆動を中止するようにしたので、モータに過度な負荷がかかることを抑制することができる。特に各遊技機に対応して台間に設けられる各台計数装置においては、複数の遊技機からなる遊技島に設けられる島端計数装置よりも性能が劣るのが一般的であり、又、遊技者がメダルを長期間に亘って投入し続ける可能性が高いので、顕著な効果を得ることができる。
請求項2に記載した発明によれば、モータの駆動を中止した場合に、中止後の期間が第3所定期間に達すると、モータの駆動を再開するようにしたので、モータに過度な負荷がかかることを抑制することができつつ、メダルを効率的に計数することができる。
本発明の一実施形態を示す各台計数装置を含む全体構成図 各台計数装置の正面図(a)、縦断側面図(b)及び回転盤本体の平面図(c) 各台計数装置の機能ブロック図 モータ駆動制御処理を示すフローチャート
以下、本発明のメダル計数装置を、遊技機に対応して設けられる各台計数装置に適用した一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は遊技場用管理システム1の全体構成を概略的に示している。遊技場には、遊技機としてのスロットマシン2に対応して各台計数装置3及び表示装置4が設置されている。2台のスロットマシン2、2台の各台計数装置3及び2台の表示装置4は1台の中継装置5に接続されており、中継装置5はLAN6を介して管理装置7に接続されている。管理装置7は、遊技場内の例えば管理室に設置されており、主装置8、遊技場の管理者が操作するマウス9及びキーボード10、モニタ11やプリンタ(図示せず)等が組み合わされて構成されている。尚、図1では省略しているが、数100台のスロットマシン2が管理装置7の管理対象となる。又、本実施形態では上記したように遊技機がスロットマシン2であることから、遊技価値(遊技媒体)はメダルである。遊技機がパチンコ機であれば、遊技価値はパチンコ玉である。
スロットマシン2は、遊技者がリールを視認可能な表示窓12、有効化された入賞ラインを示す有効ライン表示部13、表示パネル14、クレジットメダルの投入を行うクレジットボタン15、クレジットメダルの精算を行う精算ボタン16、メダルを投入するメダル投入口17、スタートレバー18、左ストップボタン19、中ストップボタン20、右ストップボタン21、受け皿22等を有する。受け皿22には「600〜800枚」のメダル(貸単価が「20円」であれば「12000〜16000円」相当のメダル)が収納可能である。
スロットマシン2は、メダルが投入された状態でスタートレバー18が操作されると(ゲーム開始操作が行われると)、各リールを始動(回転)させ、発生する乱数の中から1つの乱数を抽出して内部抽選を実行すると共に、内部当選役がある場合には当該内部当選役に対応するフラグを成立させ、この状態で各ストップボタン19〜21が操作されると、対応するリールの回転を停止させる。続いて、内部当選役のフラグに応じて各リールの停止位置を決定するための図示しない停止テーブルに基づいて、所謂引込制御(すべり制御)を含む停止制御(各リールを内部当選役フラグの種類に応じた入賞図柄又はハズレ図柄で停止表示させる制御)を実行する。引込制御は、各ストップボタン19〜21の操作を検知した時点から予め規定された引込範囲(最大で4図柄まで)にある図柄を入賞ライン上に引込んで停止させることが可能な制御である。尚、内部当選役フラグに対応する図柄が引込範囲内に存在しないときは、その図柄を入賞ライン上に引き込んで停止させることができないので、入賞が発生せず、所謂取りこぼしとなる。
スロットマシン2は、以下に示す遊技信号を出力する。
「アウト信号」:遊技に使用された遊技価値数(使用数、アウト)を特定可能な使用信号である。ゲームの開始操作に応じてBET状態のメダル数(3枚又は1枚)分がパルス出力されるので、アウト信号数×1をアウトとして特定する。尚、リプレイ役入賞時にも対応分が出力される。
「セーフ信号」:遊技者に付与した(遊技者が獲得した)遊技価値数(付与数、セーフ)を特定可能な付与信号である。メダルが1枚払出される毎に1パルスが出力されるので、セーフ信号数×1をセーフとして特定する。尚、リプレイ役入賞時にも、そのゲームに使用されたメダル分が出力される。
「BB信号」:BB(ビッグボーナス)状態を特定可能な信号である。BB状態中にレベル出力されるので、BB信号入力中をBB状態中として特定する。大当たり状態の発生を特定可能な大当たり信号である。
「RB信号」:RB(レギュラーボーナス)状態を特定可能な信号である。RB状態中にレベル出力されるので、RB信号入力中をRB状態中として特定する。BB信号と同様に、大当たり状態の発生を特定可能な大当たり信号である。
表示装置4は、各種の遊技情報(BB状態やRB状態の発生回数、スタート回数、ARTの発生回数、平均獲得枚数等)を表示する情報表示部23、遊技場の従業員を呼出すときに遊技者が押下する呼出ボタンや情報表示部23が表示する遊技情報を切替えるときに遊技者が押下する切替ボタン等を含む操作部24、遊技場の従業員が所持する操作リモコン(図示せず)から送信されたリモコン信号を受信する受光部25等を有する。又、表示装置4は、CPU、ROM、RAM、I/Oを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部、スロットマシン2や各台計数装置3や管理装置7との間で各種信号を入出力する入出力部等を有する。
表示装置4は、制御部が予め記憶している制御プログラムを実行し、スロットマシン2から遊技信号(アウト信号、セーフ信号、BB信号、RB信号)を入力したり、遊技者が操作部24を操作したり、操作リモコンからリモコン信号を受光部25により受信したりすることで、各種の遊技情報を情報表示部23に表示する等の処理を行う。尚、表示装置4は、リモコン信号を受光部25により受信すると、その受信したリモコン信号を特定可能な信号を各台計数装置3に出力する。
管理装置7は、CPU、ROM、RAM、I/Oを有するマイクロコンピュータにより構成される制御部、スロットマシン2や各台計数装置3や表示装置4との間で各種信号を入出力する入出力部等を有する。管理装置7は、制御部が予め記憶している制御プログラムを実行し、スロットマシン2から入力する遊技信号(アウト信号、セーフ信号、BB信号、RB信号)、各台計数装置3から入力する貸出信号等に基づいて、スロットマシン2の遊技情報(アウト、セーフ、差メダル、BB回数、RB回数等)を集計したり、貸出情報(売上情報)を算出したりする等の処理を行う。
各台計数装置3は、図2にも示すように、その筐体26の正面26a側に、各台計数装置3の動作状態を示す状態表示ランプ27、遊技者が紙幣を投入するための紙幣投入口28、遊技者が会員カードや持玉券を挿入したり新規の持玉券を発行したりするためのカード挿入口29、テンキーを含むパスワード入力ボタン群30や貸出ボタン31や計数ボタン32や払出ボタン33や発行ボタン34を含む操作部35、残クレジット数を表示する残クレジット数表示部36、持玉数(後述する計数済持玉数であり、計数部41により計数した計数値から払出部40により払い出した払出値を差し引いた持玉数)を表示する持玉数表示部37、遊技者がメダルを取り出すための取出口38、遊技者がメダルを投入する投入口39等を有する。
筐体26の内部には、メダルを払出す払出部40、メダルを計数する計数部41が設けられている。筐体26の裏面26b側には、メダルを各台計数装置3に補給する補給路42、メダルを各台計数装置3から回収する回収路43が設けられている。
払出部40は、メダルを収納する収納容器44、回転盤45を有する回転盤本体46、回転盤45を回転させるモータ47、回転盤本体46から上記した取出口38にメダルを排出する排出路48等を有する。収納容器44にはメダルを回転盤本体46へ排出する排出路49が一体的に形成されており、その排出路49の途中部位には補給検知センサ50が設けられている。又、回転盤本体46から取出口38に連なる排出路48の途中部位には払出検知センサ51が設けられている。
払出部40においては、補給路42から筐体26の裏面26bの開口部52を介してメダルが補給されると、その補給されたメダルは収納容器44に収納されて排出路49の補給検知センサ50を通過して回転盤本体46へ排出される。回転盤本体46へ排出されたメダルは回転盤45がモータ47により回転軸53を回転中心として例えば反時計周りに回転することで、回転盤45に形成されている5個の穴部54のうち何れかに挿入された状態で所定位置まで回転されると、ガイドピン55により排出路48へ送出される。排出路48へ送出されたメダルは払出検知センサ51を通過した後に筐体26の正面26aの開口部56を介して取出口38へ排出される。
計数部41は、基本的には上記した払出部40と同様の構造である。計数部41は、メダルを収納する収納容器57、回転盤58(送出部に相当)を有する回転盤本体59、回転盤58を回転させるモータ60(駆動部に相当)、回転盤本体59から上記した回収路43にメダルを排出する排出路61等を有する。収納容器57にはメダルを回転盤本体59へ排出する排出路62が一体的に形成されており、その排出路62の途中部位には投入検知センサ63が設けられている。又、回転盤本体59から回収路43に連なる排出路61の途中部位には排出検知センサ64(検知部に相当)が設けられている。
計数部41においては、遊技者がメダルを投入口39に投入すると、その投入されたメダルは筐体26の正面26aの開口部65を介して収納容器57に収納されて排出路62の投入検知センサ63を通過して回転盤本体59へ排出される。回転盤本体59へ排出されたメダルは回転盤58がモータ60により回転軸66を回転中心として例えば反時計周りに回転することで、回転盤58に形成されている5個の穴部67のうち何れかに挿入された状態で所定位置まで回転されると、ガイドピン68により排出路61へ送出される。排出路61へ送出されたメダルは排出検知センサ64を通過した後に筐体26の裏面26bの開口部69を介して回収路43へ排出される。そして、回収路43へ排出されたメダルはベルトコンベア70により排出される。
図3は、各台計数装置3の電気的な構成を機能ブロック図により示している。制御部71(計数開始手段、第1期間計測手段、第2期間計測手段、計数終了手段、計数中止手段、第3期間計測手段に相当)は、CPU71a、ROM71b、RAM71c、I/O71dを有するマイクロコンピュータにより構成されており、状態表示ランプ27、操作部35、残クレジット数表示部36、持玉数表示部37、紙幣投入口28に投入された紙幣を処理する(種類や枚数等を判定する)紙幣処理部72、カード挿入口29に挿入された会員カードに記録されている会員IDや貯玉数を読み出したり更新したり、カード挿入口29に挿入された持玉券に記録されている計数済持玉数を読み出したり更新したり、新しく発行する持玉券に計数済持玉数を記録したりするカード処理部73、払出部40、計数部41を接続している。尚、制御部71を含む他の機能ブロック(紙幣処理部72やカード処理部73等)は、上記した払出部40及び計数部41と共に、筐体26の内部に収容されている。具体的には、図2では制御部71のみを示すが、紙幣処理部72は紙幣投入口28の背後に設置され、カード処理部73はカード挿入口29の背後に設置される。
制御部71は、駆動指令信号を払出部40のモータ47に出力することで、メダルを貸し出したり払い出したりする。このとき、補給検知センサ50は、メダルが通過する毎に検知信号を制御部71に出力し、制御部71は、補給検知センサ50から検知信号を入力することで、メダルの貸し出しや払い出しを検知する。又、払出検知センサ51は、メダルが通過する毎に検知信号を制御部71に出力し、制御部71は、払出検知センサ51から検知信号を入力することで、貸し出されたり払い出されたりするメダルの枚数を検知する。
同様に、制御部71は、駆動指令信号を計数部41のモータ60に出力することで、遊技者が投入したメダルを計数する。このとき、投入検知センサ63は、メダルが通過する毎に検知信号を制御部71に出力し、制御部71は、投入検知センサ63から検知信号を入力することで、メダルの投入を検知する。又、排出検知センサ64は、メダルが通過する毎に検知信号を制御部71に出力し、制御部71は、排出検知センサ64から検知信号を入力することで、投入されたメダルの枚数を検知する。
各台計数装置3は、制御部71が予め記憶している制御プログラムを実行することで以下に示すメダルの貸出、メダルの計数、メダルの払出、持玉券の発行を行う。
(1)メダルの貸出
「千円札」、「2千円札」、「5千円札」、「1万円札」の4種類の紙幣を紙幣投入口28にて受付可能であり、何れかの紙幣を紙幣投入口28にて受付けると、50枚のメダルを払出部40により貸し出す。即ち、例えばメダルの貸単価が20円であれば、1000円分に相当するメダルを貸し出す。この場合、「千円札」の紙幣を紙幣投入口28にて受付けていれば、1000円分に相当する50枚のメダルを貸し出し、残クレジット数(メダルに換金していない金額)を0円として記憶し、「5千円札」の紙幣を紙幣投入口28にて受付けていれば、1000円分に相当する50枚のメダルを貸し出し、残クレジット数を4000円として記憶する。尚、メダルを5枚貸し出す毎に貸出信号を1パルスで出力する。即ち、1000円分に相当する50枚のメダルを貸出す際には貸出信号を10パルスで出力する。貸出信号数×5が貸出メダル数に相当し、その貸出メダル数に貸出単価を乗じた値が売上額に相当する。残クレジット数がある状態では、遊技者が貸出ボタン31を押下する毎に、1000円分のメダルを払出部40により貸し出し、残クレジット数を更新する。
(2)メダルの計数
遊技者がメダルを投入口39に投入したことに応じて、投入検知センサ63がメダルを検知すると、投入口39から計数部41へ排出されたメダルを計数部41により計数する(回転盤58を回転させてメダルを排出検知センサ64へ排出し、排出したメダルを検知する)。排出検知センサ64がメダルを検知することに応じて、計数部41により計数した計数値から払出部40により払い出した払出値を差し引いた計数済持玉数をカウントアップする。排出検知センサ64が最後にメダルを検知してからの時間を計測し、その時間が5秒に達すると、回転盤58を1秒間逆方向に回転させ、更に回転盤58を5秒間順方向に回転させる。その間に、排出検知センサ64がメダルを検知しなければ、計数を終了する。回転盤58を逆方向に回転させるのは、メダル詰まりを解消するためである。
計数を開始してから(投入検知センサ63が最初にメダルを検知してから)の時間を計測し、その時間が5分に達すると、計数を中止する。その後、計数を中止してからの時間を計測し、その時間が1分に達すると、計数を再開する。尚、通常では計数ボタン32を緑色点灯させるが、計数を中止している期間では計数ボタン32を赤色点灯させる。又、計数を中止する条件は、上記したような時間を採用することに限らず、計数値を採用しても良い。即ち、計数を開始してからの計数値が所定値に達すると、計数を中止しても良い。又、時間と計数値とを併用しても良く、計数を開始してから時間が5分に達するか、又は計数を開始してからの計数値が所定値に達するかの何れかの条件が成立すると、計数を中止しても良い。上記したように基本的には計数を自動的に開始するが、メダルが詰まった(回転盤58の回転が停止した)場合や投入検知センサ63がメダルを検知しなかった場合には、遊技者が計数ボタン32を押下したことを契機として計数を開始する。
(3)メダルの払出
遊技者が払出ボタン33を押下すると、計数済持玉数が50枚以上であれば、その範囲内でメダルを50枚単位で払出部40により払い出し、計数済持玉数が50枚未満であれば、その50枚未満の全てのメダルを払出部40により払い出す。
(4)持玉券の発行
遊技者が発行ボタン34を押下すると、計数済持玉数を持玉券に記録し、その計数済持玉数を記録した持玉券をカード挿入口29から発行すると共に、発行した持玉券に固有のID(持玉券ID)と計数済持玉数とを対応付けた信号を管理装置7に出力する。但し、計数済持玉数が所定の発行下限数(遊技場側の設定値であり、例えば50枚)未満である場合には、持玉券を発行しない。尚、会員カードが挿入されている状態で遊技者が発行ボタン34を押下した場合には、計数済持玉数に関わらず、その会員カードのIDに対応する貯玉情報(当日貯玉数)を更新した後に会員カードをカード挿入口29から発行する。
次に、上記した構成の作用について、図4を参照して説明する。図4は、各台計数装置3において、制御部71が本発明に関連して行うモータ駆動制御処理をフローチャートにより示している。制御部71は、各台計数装置3に電源が投入されている状態ではモータ駆動制御処理を所定周期で定期的に実行する。
制御部71は、モータ駆動制御処理を開始すると、投入検知センサ63がメダルを検知した(所定の計数開始条件が成立した)か否かを判定すると共に、排出検知センサ64がメダルを検知したか否かを判定する(S1:S2)。制御部71は、投入検知センサ63から検知信号を入力し、投入検知センサ63がメダルを検知したと判定すると(S1:YES)、駆動指令信号を計数部41のモータ60に出力し、モータ60の駆動を開始させる(S3)。この場合、制御部71は、モータ60の回転軸を順方向に回転させることで、回転盤58を順方向(例えば反時計周り方向)に回転させる。そして、制御部71は、モータ60が駆動を開始してからの時間を計測するための第1タイマを作動開始する(S4)。又、制御部71は、モータ60の駆動を開始させたことに応じて、排出検知センサ64から検知信号を入力し、排出検知センサ64がメダルを検知したと判定すると(S2:YES)、排出検知センサ64が最後にメダルを検知してからの時間を計測するための第2タイマを作動開始する(S5)。
制御部71は、第2タイマを作動開始した後に、第2タイマにより計測された時間が5秒に達したと判定すると(S6:YES)、その第2タイマにより計測された時間が6秒に達するまで、モータ60の回転軸を逆方向に回転させることで、回転盤58を逆方向(例えば時計周り方向)に回転させる(S7)。次いで、制御部71は、第2タイマにより計測された時間が6秒に達したと判定すると(S8:YES)、その第2タイマにより計測された時間が11秒に達するまで、モータ60の回転軸を順方向に回転させることで、回転盤58を再び順方向に回転させる(S9)。即ち、各台計数装置3は、回転盤58を順方向に5秒間回転させ、回転盤58を逆方向に1秒間回転させ、回転盤58を順方向に5秒間回転させる。
又、制御部71は、第2タイマにより計測された時間が11秒(第2所定期間に相当)に達したと判定すると(S10:YES)、駆動指令信号のモータ60への出力を停止し、モータ60の駆動を停止させる(S11)。
又、制御部71は、第1タイマを作動開始した後に、第1タイマにより計測された時間が5分(第1所定期間に相当)に達したと判定すると(S12:YES)、駆動指令信号のモータ60への出力を中止し、モータ60の駆動を中止させ(S13)、モータ60が駆動を中止してからの時間を計測するための第3タイマを作動開始する(S14)。そして、制御部71は、第3タイマを作動開始した後に、第3タイマにより計測された時間が1分(第3所定期間に相当)に達したと判定すると(S15:YES)、駆動指令信号のモータ60への出力を再開し、モータ60の駆動を再開させる(S16)。
以上に説明したように本実施形態によれば、各台計数装置3において、排出検知センサ64が最後にメダルを検知してからの期間が第2所定期間である11秒に達すると、モータ60の駆動を停止するようにしたので、メダルの計数を自動終了することができる。その一方、モータ60の駆動を開始してからの期間が第1所定期間である5分に達すると、
排出検知センサ64が最後にメダルを検知してからの期間が第2所定期間である11秒に達する前であってもモータ60の駆動を中止するようにしたので、モータ60に過度な負荷がかかることを抑制することができる。特に本実施形態に示したようにスロットマシン2毎に設けられる各台計数装置3においては、島端計数装置よりも性能が劣るのが一般的であり、又、遊技者がメダルを長期間に亘って投入し続ける可能性が高いので、顕著な効果を得ることができる。
又、モータ60の駆動を中止した場合に、中止後の期間が第3所定期間である1分に達すると、モータ60の駆動を再開するようにしたので、モータ60に過度な負荷がかかることを抑制することができつつ、メダルを効率的に計数することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
第1の所定期間、第2の所定期間、第3の所定期間は、それぞれ例示した5分、11秒、1分以外の値であっても良い。又、これらの期間は、例えば各台計数装置3を製造する製造メーカが初期値として設定する時間であっても良いし、遊技場の管理者が任意に設定可能な時間であっても良い。又、同一営業日の時間帯に応じて自動的に設定変更可能な時間であっても良い。例えば閉店時刻に近い時間帯等では遊技者がメダルを計数する可能性が高く、その場合、メダルの計数中にも拘らずモータ60の駆動を頻繁に中止してしまうと、その分、メダルを計数し終えるまでに時間がかかり、遊技場からの退出が遅くなるので、モータ60の駆動を中止するまでの期間である第1の所定期間を通常(閉店時刻に近い時間帯を除く時間帯)よりも長く設定変更したり、モータ60の駆動を再開するまでの期間である第3の所定期間を通常(閉店時刻に近い時間帯を除く時間帯)よりも短く設定変更したりしても良い。又、モータ60の耐用期間を考慮し、各台計数装置3の使用期間(モータ60の使用頻度、遊技場に設置されてからの稼働日数等)に応じて段階的に設定変更しても良い。即ち、各台計数装置3の使用期間が短ければ、第1の所定期間を長く設定する一方、各台計数装置3の使用期間が長ければ、第1の所定期間を短く設定するようにしても良い。
遊技者が投入した紙幣を受付けることでメダルを貸し出す機構と、遊技者が払出ボタン33を押下したことでメダルを払い出す機構とが、払出部40として兼用される構成を例示したが、それらが別々に設けられる構成でも良い。
払出部40と計数部41とが同一の筐体26内に収容される構成を例示したが、払出部40及び計数部41がスロットマシン2毎に設けられる構成であれば、別々の筐体内に収容される構成でも良い。
スロットマシン2毎に設けられる各台計数装置3に限らず、遊技島に設けられる島端計数装置に適用しても良い。
例えばタイマによる時間の計測を中継装置5や管理装置7が行う等、各台計数装置3が行う情報処理の一部を他の装置にて行っても良い。即ち、本願発明でいうメダル計数装置は、各台計数装置3のみならず中継装置5や管理装置7等を含む広義の概念を含んでも良い。
図面中、3は各台計数装置(メダル計数装置)、39は投入口、58は回転盤(送出部)、60はモータ(駆動部)、61は排出路、64は排出検知センサ(検知部)、71は制御部(計数開始手段、第1期間計測手段、第2期間計測手段、計数終了手段、計数中止手段、第3期間計測手段)である。

Claims (2)

  1. 投入口に投入されたメダルを1枚ずつ排出路へ送出する回転盤と、前記回転盤を回転させるモータと、前記回転盤が順方向に回転されることに応じて前記排出路を通過するメダルを検知する検知部と、を有し、前記検知部が検知したメダルを計数するメダル計数装置において、
    所定の計数開始条件の成立に応じて、前記モータの駆動を開始させる計数開始手段と、
    前記モータが駆動を開始してからの期間を計測する第1期間計測手段と、
    前記検知部が最後にメダルを検知してからの期間を計測する第2期間計測手段と、
    前記第2期間計測手段により計測された期間が第2所定期間に達したことを条件として前記モータの駆動を停止させる計数終了手段と、
    前記第1期間計測手段により計測された期間が、時間帯に応じて自動的に設定変更される第1所定期間に達した場合に、前記第2期間計測手段により計測された期間が第2所定期間に達する前であっても前記モータの駆動を中止させる計数中止手段と、を備え、
    前記計数終了手段は、前記モータの駆動を停止させるときには、そのモータの駆動を停止させる前に、前記回転盤を逆方向に回転させ、更に前記回転盤を順方向に回転させるように前記モータを駆動した後に、前記モータの駆動を停止させることを特徴とするメダル計数装置。
  2. 前記計数中止手段が前記モータの駆動を中止させた場合に、中止後の期間を計測する第3期間計測手段を備え、
    前記計数開始手段は、前記第3期間計測手段により計測された期間が第3所定期間に達したことを前記所定の計数開始条件の成立として前記モータの駆動を再開させることを特徴とする請求項1に記載したメダル計数装置。
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