JP2016058687A - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

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【課題】従来の積層セラミックコンデンサに比べて高温負荷信頼性の高い積層セラミックコンデンサを提供する。【解決手段】複数の誘電体セラミック層と、誘電体セラミック層を介して積層された複数の内部電極とを有するセラミック積層体(コンデンサ本体)を備えた積層セラミックコンデンサにおいて、誘電体セラミック層を、BaとTiとを含むペロブスカイト型化合物と、Caと、Mnと、Vとを含有し、Caのモル量の、MnとVの合計モル量に対する割合が、10〜80%の範囲にある誘電体セラミックから形成する。また、Caのモル量の、MnとVの合計モル量に対する割合を、30〜60%とする。また、内部電極の平均厚みを0.5μm以下とする。【選択図】図1

Description

本発明は、積層セラミックコンデンサに関し、複数の誘電体セラミック層と、誘電体セラミック層を介して積層された複数の内部電極とを有するセラミック積層体(コンデンサ本体)を具備する積層セラミックコンデンサに関する。
近年、電子機器の小型・軽量化にともない、小型で、大容量を取得することが可能な積層セラミックコンデンサが広く用いられている。この積層セラミックコンデンサは、例えば、複数の誘電体層と、誘電体層間の複数の界面に配設された複数の内部電極とを有する積層体の外表面に、上記内部電極と導通するように外部電極が配設された構造を有するものが広く知られている。
そして、このような積層セラミックコンデンサとして、一般式ABO3(ただし、式中、Aは、Ba、Ca、SrおよびMgから選択される1種以上の元素であり、Bは、Ti、ZrおよびHfから選択される1種以上の元素であり、[A]/[B](モル比)が、0.990≦[A]/[B]<1.03である)で表されるペロブスカイト型結晶構造を有する化合物を含む主成分と、MgO等の第1副成分と、焼結助剤である第2副成分と、希土類Rの酸化物(ただし、RはY、Dy、Tb、GdおよびHoから選択される少なくとも一種)を含む第3副成分と、MnOを含む第4副成分と、Re(レニウム)の酸化物である第5副成分とを含み、前記主成分100モルに対し、各副成分の比率が、第1副成分:0.1〜3モル、第2副成分:0.1〜12モル、第3副成分:0.01〜10モル、第4副成分:0.05〜1.0モル、第5副成分:0.01〜1.0モルである誘電体磁器組成物を用いた誘電体層と、内部電極層とを有する積層セラミックコンデンサが提案されている。
そして、この積層セラミックコンデンサの場合、誘電体層の薄層化が可能であり、製品の小型化を図ることができるとされている。
しかし、近年、積層セラミックコンデンサは種々の厳しい条件や環境の下で使用されるにようになっており、上記特許文献1の積層セラミックコンデンサにあっても、例えば、高温負荷信頼性などに関し、必ずしも十分な特性が確保されているとはいえず、さらに信頼性の高い積層セラミックコンデンサが求められるに至っている。
特開2008−254934号公報
本発明は、上記課題を解決するものであり、従来の積層セラミックコンデンサと比べて高温負荷信頼性の高い積層セラミックコンデンサを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の積層セラミックコンデンサは、
複数の誘電体セラミック層と、前記誘電体セラミック層を介して積層された複数の内部電極とを備えるセラミック積層体と、前記内部電極と導通するように前記セラミック積層体に配設された外部電極とを備えた積層セラミックコンデンサであって、
前記誘電体セラミック層は、BaとTiとを含むペロブスカイト型化合物と、Caと、Mnと、Vとを含有し、
下記の式(1)により求められる、Caのモル量の、MnとVの合計モル量に対する割合が、10〜80%の範囲にあることを特徴としている。
Caのモル量の、MnとVの合計モル量に対する割合(%)={Caモル量/(Mnモル量+Vモル量)}×100 ……(1)
また、本発明の積層セラミックコンデンサにおいては、前記式(1)により求められる、前記Caのモル量の、MnとVの合計モル量に対する割合が、30〜60%であることが望ましい。
Caのモル量の、MnとVの合計モル量に対する割合を適正な割合(30〜60%)とすることにより、誘電体セラミック層の粒界やシェル部の絶縁性、信頼性が向上する。その結果、積層セラミックコンデンサの信頼性を向上させることが可能になる。
また、前記内部電極の平均厚みが、0.5μm以下であることが望ましい。
内部電極層の厚みを0.5μm以下に設定することで、さらに高温負荷信頼性が向上する。
例えば、内部電極がNiから形成されている場合、内部電極の厚みが厚くなると、Niの誘電体セラミック層中への拡散が多くなり、Ca、Mn、Vを適切な割合で存在させることにより得られる上述の効果が阻害され、高温負荷信頼性が低下することになる。
これに対し、内部電極層の厚みを0.5μm以下にすることにより、Ca、Mn、Vを適切な割合で存在させることによる、誘電体セラミック層の粒界やシェル部の絶縁性、信頼性を向上させるという効果を損なわないようにすることが可能になり、信頼性の高い積層セラミックコンデンサを提供することができるようになる。
本発明の積層セラミックコンデンサは、誘電体セラミック層が、BaとTiとを含むペロブスカイト型化合物と、Caと、Mnと、Vとを含有し、かつ、下記の式(1):
Caのモル量の、MnとVの合計モル量に対する割合(%)={Caモル量/(Mnモル量+Vモル量)}×100 ……(1)
で求められる、Caのモル量の、MnとVの合計モル量に対する割合が、10〜80%の範囲となるようにしているので、粒界やシェル部の絶縁性、信頼性を向上させることができる。
その結果、高温負荷信頼性の高い積層セラミックコンデンサを提供することができる。
なお、本発明により、高温負荷信頼性が向上するメカニズムは必ずしも明確ではないが、以下のように推測される。
Mn、Vは絶縁抵抗を確保するために添加しているが、酸素空孔を増やす傾向があり、多すぎると信頼性が低下する。一方、Caは酸素空孔を減らす傾向がある。そこで、Ca/(Mn+V)値を制御する、例えば10%以上とすることで、酸素空孔の形成が適度な範囲に抑制される結果、高温負荷信頼性が向上するのではないかと考えられる。
また、Mn、Vは焼結性を促進するが、Caは焼結性を低下させる。よって、Ca/(Mn+V)値が80%よりも大きくなると、焼結性が低下し、信頼性が低くなると考えられる。
したがって、本発明のように、Ca/(Mn+V)値を10%以上、80%以下とすることにより、高温負荷信頼性の高い積層セラミックコンデンサを得るとが可能になる。
本発明の実施形態にかかる積層セラミックコンデンサの構成を示す断面図である。 本発明の実施形態にかかる積層セラミックコンデンサの構成を示す斜視図である。 本発明の積層セラミックコンデンサの内部電極の厚みを測定する方法を説明する図である。
以下に本発明の実施形態を示して、本発明の特徴とするところをさらに詳しく説明する。
[実施形態1]
A)誘電体原料粉末の作製
まず、主成分であるBaTiO3の出発原料として、高純度のBaCO3、TiO2の各粉末を準備し、調合した。
次に、この調合粉末をボールミルで湿式混合し、均一に分散させた後、乾燥処理を施して調整粉末を得た。
次いで、得られた調整粉末を1000℃から1200℃の温度(この実施形態では1200℃)で仮焼し、平均粒径が0.10μmの主成分粉末を得た。
他方、副成分として、Al23、SiO2、MgCO3、Dy23、MnO2、V25、CaCO3の各粉末を準備した。
次に、Al23、SiO2、MgCO3、Dy23、MnO2、V25、CaCO3の各粉末を、Tiに対するAl、Si、Mg、Dy、Mn、V、Caの含有量が所定となるように秤量し、上記のようにして得た主成分粉末に添加することによって、混合粉末を得た。
各添加成分の比率は、Ti=100モル%に対して、Dy=0.8モル%、Mg=1.1モル%、Al=0.5モル%、Si=1.3モル%となるようにした。
また、Ca、Mn、V量は表1に示す比率で混合した。表1には、「{Caモル量/(Mnモル量+Vモル量)}×100」の値を併せて示す。
Figure 2016058687
次に、この混合粉末をボールミルで湿式混合し、均一に分散させた後、乾燥処理を施して、これをセラミック原料とした。このセラミック原料をICP分析したところ、調合組成と一致していることが確認された。
B)積層セラミックコンデンサの作製
次に、上記セラミック原料に、ポリビニルブチラール系バインダ、可塑剤および有機溶剤としてのエタノールを加え、これらをボールミルにより湿式混合し、セラミックスラリーを作製した。
次いで、このセラミックスラリーをリップ方式によりシート成形し、矩形のセラミックグリーンシートを得た。
次に、上記セラミックグリーンシート上に、Niを含有する導電性ペーストをスクリーン印刷し、内部電極となるべき導電性ペースト膜(内部電極パターン)を形成した。
次に、導電性ペースト膜が形成されたセラミックグリーンシートを、導電ペースト膜の引き出されている側が互い違いになるように複数枚積層し、コンデンサ本体となるべき未焼成の積層体を得た。
次に、この積層体を、N2雰囲気中にて、300℃の温度で3時間加熱し、バインダを燃焼させた後、昇温速度100℃/min、酸素分圧10-9〜10-12MPa(この実施形態では10-9MPa)のH2−N2−H2Oガスからなる還元性雰囲気中において、1200℃で10min焼成し、コンデンサ本体である、焼結済みの積層体を得た。
この積層体を溶解処理し、ICP分析を行ったところ、内部電極成分のNiを除いては、調合組成と一致していることが確認された。
次に、上記コンデンサ本体の両端面に、ガラスフリットを含有するCuペーストを塗布し、N2雰囲気中において、800℃の温度で焼き付け、内部電極と電気的に接続された外部電極を形成した。これにより、表1の試料番号1〜21の試料(積層セラミックコンデンサ)を得た。
この積層セラミックコンデンサの外部電極を除去した後の積層体を酸により溶解処理し、ICP発光分光分析を行った。その結果、内部電極成分のNiを除いては、調合組成と一致していることが確認された。
この積層セラミックコンデンサ50は、図1および図2に示すように、積層されている複数の誘電体セラミック層11と、誘電体セラミック層11間の複数の界面に配設されている複数の内部電極12とを有するセラミック積層体(コンデンサ本体)10と、セラミック積層体10の両端面に、交互に逆側の端面に引き出された内部電極12と導通するように配設された一対の外部電極13a,13bとを備えた構造を有している。なお、外部電極13a,13bには、Niめっき層、Snめっき層を備えた構成とすることも可能である。
このようにして得た積層セラミックコンデンサの外形寸法は、図2のL方向の寸法を長さとし、W方向の寸法を幅、T方向の寸法を厚さとした場合に、長さL=0.6mm、幅W=0.3mm、厚さT=0.3mmであった。
また、その他の条件は以下の通りであった。
1)誘電体セラミック層1層の厚み :0.8μm、
2)内部電極1層の厚み :0.6μm、
3)有効誘電体セラミック層の数 :160層、
4)1層の誘電体セラミック層あたりの対向電極面積 :0.15mm2
なお、積層セラミックコンデンサの、誘電体セラミック層中のチタン酸バリウム結晶粒子の中央部をTEM−EDXにより分析したところ、Caは検出されなかった。
なお、内部電極層の厚みは以下の方法で測定した。
まず、表1の試料番号1〜21の各試料(積層セラミックコンデンサ)をそれぞれ3個準備し、試料の長さ方向(L方向)と厚み方向(T方向)により規定される面(LT面)が露出するような態様で、各試料の周囲を樹脂で固めた。
次に、研磨機により、試料のLT側面を研磨した。このとき、試料の幅方向(W方向)の1/2程度の深さまで研磨を行い、研磨面であるLT面(LT研磨端面)を露出させた。そして、研磨による内部電極のダレをなくすために、研磨終了後、イオンミリングにより研磨表面を加工した。
研磨した試料について、内部電極の厚みを測定した。内部電極の厚みを測定するにあたっては、まず、図3に示すように、試料のLT研磨端面のL方向の1/2程度の位置において、内部電極12とほぼ直交する直線L1を引く(想定する)。
次に、試料の内部電極12が積層されている領域をT方向に3等分に分割し、上部領域、中間領域、下部領域の3つの領域に分割した。
各領域の最外の内部電極を除き、各領域で、直線L1上の内部電極を無作為に15層ずつ選び、厚みを測定した。ただし、上記直線L1上で内部電極が欠損し、該内部電極を挟む誘電体セラミック層がつながっている等により測定が不可能なものは除いた。なお、内部電極層の厚みは、走査型電子顕微鏡を用いて測定した。
したがって、この実施形態1での内部電極の平均厚みは、試料数3個×3つの領域×15層=135箇所における内部電極の厚みの平均値である。
ただし、内部電極が欠落しているなどの理由で測定できない部分は測定対象から除いた。
C)特性評価
次に、表1の試料番号1〜21の各試料(積層セラミックコンデンサ)について、以下のような評価を行なった。
(1)高温負荷試験による寿命特性の測定
各試料についてそれぞれ72個のサンプル(被検試料である積層セラミックコンデンサ)を用意した。
そして、高温負荷信頼性試験では、各積層セラミックコンデンサに対し、85℃において6.3Vの直流電圧を印加し、一定時間(1000hr、2000hr、3000hr、4000hr)後、室温での絶縁抵抗を確認した。各積層セラミックコンデンサの絶縁抵抗値が1MΩ以下になった時点を故障とした。
表2に試験の結果を示す。
なお、表2における、1000hr、2000hr、3000hr、4000hrの欄は、各時間における、故障の発生した試料数と、試験に供した試料数の関係(故障の発生した試料数/試験に供した試料数)を示している。
Figure 2016058687
なお、表1および表2において、試料番号に*を付した試料は、本発明の要件を備えていない試料である。
表1および表2より、本発明の要件を備えていない試料番号1〜5,10,11,16,17,19の各試料では、高温負荷信頼性試験における1000hrの時点で、故障の発生が認められた。
これに対し、本発明の要件を満たす試料の場合、高温負荷信頼性試験の1000hrの時点ではもちろん、2000hrの時点でも故障の発生は認められず、高温負荷信頼性が大幅に向上していることが確認された。
また、本発明の要件を満たす試料の場合、高温負荷信頼性試験の3000hrおよび4000hrの時点でも、本発明の要件を備えていない試料に比べて故障の発生数が少ないことが確認された。
この結果から、本発明の要件を備えること、すなわち、「{Caモル量/(Mnモル量+Vモル量)}×100」の値を10〜80%の範囲とすることにより、高温負荷信頼性の高い積層セラミックコンデンサが得られることがわかる。
[実施形態2]
焼成後に得られるセラミック積層体(コンデンサ本体)の内部電極の平均厚みを表3に示す範囲、すなわち、0.27〜0.73μmの範囲で変化させたことを除いては、上述の実施形態1の場合と同様にして積層セラミックコンデンサ(表3の試料番号22〜28の試料)を作製した。
表3に、誘電体セラミック層中のCa、Mn、V量を示す。表3には、さらに「{Caモル量/(Mnモル量+Vモル量)}×100」の値、および、内部電極の厚みを併せて示す。
Figure 2016058687
それから、作製した各試料について、実施形態1の場合と同じ方法、同じ条件で、高温負荷信頼性試験を行った。
その結果を表4に示す。
Figure 2016058687
なお、表4における、1000hr、2000hr、3000hr、4000hrの欄は、各時間における、故障の発生した試料数と、試験に供した試料数の関係(故障の発生した試料数/試験に供した試料数)を示している。
表4より、内部電極の厚みが0.5μm以下の試料(試料番号25,26,27,28の試料)の場合、高温負荷信頼性試験の4000時間の時点でも故障の発生は認められず、高温負荷信頼性に特に優れた積層セラミックコンデンサが得られることが確認された。
したがって、本発明の積層セラミックコンデンサにおいて、さらに優れた高温負荷信頼性を望む場合には、内部電極の厚みを0.5μm以下とすることが望ましい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の範囲内において種々の応用、変形を加えることが可能である。
10 コンデンサ本体(セラミック積層体)
11 誘電体セラミック層
12 内部電極
13a,13b 外部電極
50 積層セラミックコンデンサ
L 積層セラミックコンデンサの長さ
T 積層セラミックコンデンサの高さ
W 積層セラミックコンデンサの幅

Claims (3)

  1. 複数の誘電体セラミック層と、前記誘電体セラミック層を介して積層された複数の内部電極とを備えるセラミック積層体と、前記内部電極と導通するように前記セラミック積層体に配設された外部電極とを備えた積層セラミックコンデンサであって、
    前記誘電体セラミック層は、BaとTiとを含むペロブスカイト型化合物と、Caと、Mnと、Vとを含有し、
    下記の式(1)により求められる、Caのモル量の、MnとVの合計モル量に対する割合が、10〜80%の範囲にあることを特徴とする積層セラミックコンデンサ。
    Caのモル量の、MnとVの合計モル量に対する割合(%)={Caモル量/(Mnモル量+Vモル量)}×100……(1)
  2. 前記式(1)により求められる、前記Caのモル量の、MnとVの合計モル量に対する割合が、30〜60%であることを特徴とする請求項1記載の積層セラミックコンデンサ。
  3. 前記内部電極の平均厚みが0.5μm以下であることを特徴とする請求項1または2記載の積層セラミックコンデンサ。
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