JP2016058167A - 照明器具 - Google Patents

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    • H05B47/175Controlling the light source by remote control
    • H05B47/19Controlling the light source by remote control via wireless transmission

Abstract

【課題】無線通信の通信機能を確保し、かつ、その通信品質を向上させる。
【解決手段】照明器具1は、光源2に電力を供給するための電源回路60と、無線信号を送信又は受信するアンテナ71と、アンテナ71及び電源回路60を収納する器具本体10とを備え、器具本体10には、開口部11が形成され、アンテナ71と開口部11とは、アンテナ71から放射される電波の最も強い偏波面と、開口部11から放射される電波の最も強い偏波面とが略一致するように、配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信機能を有する照明器具に関する。
従来、無線通信機能を有する照明器具が知られている。無線通信機能を有する照明器具は、無線通信用のアンテナを備え、当該アンテナが受信した無線信号に応じた処理を行う(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−145634号公報
ところで、照明器具が備えるアンテナは、美的観点から、照明器具を設置した状態で目立たないことが望ましい。このため、アンテナは、照明器具の器具本体内、又は、電源回路が収納される筐体内に配置される。
しかしながら、器具本体、及び、電源回路が収納される筐体は、一般的には安全対策などの観点から、金属から構成される。金属製の筐体が電波を遮断するので、アンテナの通信機能の確保が問題となる。
そこで、本発明は、無線通信の通信機能を確保し、かつ、その通信品質を向上させることができる照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係る照明器具は、光源に電力を供給するための電源回路と、無線信号を送信又は受信するためのアンテナと、前記アンテナ及び前記電源回路を収納する金属筐体とを備え、前記金属筐体には、開口部が形成され、前記アンテナと前記開口部とは、前記アンテナから放射される電波の最も強い偏波面と、前記開口部から放射される電波の最も強い偏波面とが略一致するように、配置されている。
本発明によれば、無線通信の通信機能を確保し、かつ、その通信品質を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る照明器具を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る照明器具を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係るアンテナを有する無線モジュールを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る器具本体の開口部とアンテナとの位置関係を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るアンテナの垂直偏波の強度を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るアンテナの水平偏波の強度を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る金属筐体の開口部とアンテナとの位置関係に対する電波の強度を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る金属筐体の開口部とアンテナとの位置関係を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る金属筐体の開口部とアンテナとがなす角度が90度の場合の放射パターンを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る金属筐体の開口部とアンテナとがなす角度が0度の場合の放射パターンを示す図である。 本発明の実施の形態2に係る金属筐体の開口部とアンテナとの位置関係を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る金属筐体の開口部の形状を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係る金属筐体の開口部群の形状を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係る金属筐体の開口部群の別の形状を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係る金属筐体の開口部群の別の形状を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係る金属筐体の開口部群の別の形状を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係る金属筐体の開口部群の別の形状を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係る金属筐体の開口部群の別の形状を示す平面図である。 本発明の実施の形態2に係る金属筐体の開口部群の形状と通信性能との関係を示す図である。 本発明の実施の形態2の変形例に係る複数の開口部群とアンテナとの位置関係を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る照明器具を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る回路ケースを示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る回路ケースを示す下面図である。 本発明の実施の形態3に係る回路ケースを示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る金属筐体の開口部の配置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3の比較例に係る金属筐体の開口部の配置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る金属筐体のXZ面(開口部に平行な面)における放射パターンを示す図である。 本発明の実施の形態3に係る金属筐体のYZ面(開口部に垂直な面)における放射パターンを示す図である。 本発明の実施の形態3の比較例に係る金属筐体のXZ面における放射パターンを示す図である。 本発明の実施の形態3の比較例に係る金属筐体のYZ面における放射パターンを示す図である。 本発明の実施の形態3に係る金属筐体の開口部の開口幅と放射パターンとの関係を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る金属筐体の複数の開口部の配置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3の比較例に係る金属筐体の複数の開口部の配置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る金属筐体のYZ面における放射パターンを示す図である。 本発明の実施の形態3の比較例に係る金属筐体のYZ面における放射パターンを示す図である。 本発明の実施の形態3に係る照明器具の別の例を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態3の変形例1に係る照明器具を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態3の変形例2に係る照明器具を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態3の変形例3に係る照明器具を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態3の変形例4に係る照明器具を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態3の変形例5に係る照明器具を示す分解斜視図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る照明器具について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
(実施の形態1)
[照明器具]
まず、実施の形態1に係る照明器具の概要について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施の形態に係る照明器具1を示す分解斜視図である。図2は、本実施の形態に係る照明器具1を示す側面図である。
本実施の形態に係る照明器具1は、無線通信機能を有する。具体的には、照明器具1は、スマートフォン、タブレット端末などの携帯情報端末又はリモートコントローラなどの他の機器との間で無線通信を行う。より具体的には、照明器具1は、他の機器に無線信号を送信し、又は、他の機器から無線信号を受信する。例えば、照明器具1は、他の機器から無線信号を受信した場合、受信した無線信号に基づいて、点灯、消灯、調光又は調色などの処理を行う。
図1及び図2に示すように、照明器具1は、光源2と、器具本体10と、給電用ソケット20と、非給電用ソケット30と、反射板40と、回路ケース50と、電源回路60と、アンテナ71を有する無線モジュール70とを備える。
照明器具1は、器具本体10の1つの面(具体的には、反射板40とは反対側の面)が天井などの設置面に固定される。なお、図1及び図2に示すように、照明器具1は、長尺状である。照明器具1の反射板40の短手方向をX軸方向とし、反射板40の長手方向をY軸方向とし、反射板40に垂直な方向をZ軸方向とする。なお、以下では、図1及び図2に示すZ軸正方向(天井などの設置面側)を「上方」、Z軸負方向(光の照射方向)を「下方」として説明する。
以下では、照明器具1が備える各構成部材について詳細に説明する。
[光源]
光源2は、発光素子を有する発光モジュールを備える照明用光源であり、所定の光を放出する。なお、光源2は、器具本体10に着脱可能に設けられている。
本実施の形態では、光源2は、直管LED(Light Emitting Diode)ランプである。直管LEDランプは、例えば、ガラスバルブなどの長尺状の筐体と、当該筐体内に配置されたLEDモジュールと、筐体の端部に設けられた給電用口金及び非給電用口金とを備える。
LEDモジュールは、具体的には、基板上に直接LEDチップが実装されたCOB(Chip On Board)型の発光モジュールであるが、これに限定されない。例えば、LEDモジュールは、発光素子として、いわゆるSMD(Surface Mount Device)型のLED素子が用いられた発光モジュールでもよい。SMD型のLED素子とは、具体的には、樹脂成形された容器のキャビティの中にLEDチップが実装され、当該キャビティ内に蛍光体含有樹脂が封入されたパッケージ型のLED素子である。また、光源2が備える発光素子は、例えば、半導体レーザなどの半導体発光素子、又は、有機EL(Electro Luminescence)若しくは無機ELなどのEL素子など、その他の固体発光素子でもよい。
[器具本体]
器具本体10は、金属製構造物の一例である。器具本体10は、例えば、アルミニウムなどの金属製板部材を折曲することにより、下方を開口させて成形される。
器具本体10は、内部に回路ケース50(電源回路60)及び無線モジュール70(アンテナ71)を収納する容器である。具体的には、器具本体10は、長尺状の略直方体であり、開口面は、反射板40によって蓋される。器具本体10の両端にはそれぞれ、給電用ソケット20と非給電用ソケット30が反射板40より下方に突出するように設けられる。
本実施の形態では、器具本体10と反射板40とで、電源回路60及びアンテナ71を収納する金属筐体が構成される。
器具本体10には、開口部11が形成されている。本実施の形態では、図2に示すように、器具本体10の側面に、1つのみの開口部11が形成される。
開口部11は、スリット状の開口である。具体的には、開口部11の形状は、略長方形である。例えば、開口部11の長辺方向(Y軸方向)は、器具本体10の長辺方向に平行になるように、開口部11は設けられている。また、開口部11の長辺の長さ(図2のL)は、無線信号の周波数に対応する波長λの略半波長(すなわち、λ/2)以上である。
なお、略半波長とは、半波長に実質的に等しいことを意味する。すなわち、略半波長とは、半波長を中心として、半端長の±数%(例えば、5%)の範囲を含んでいてもよい。例えば、開口部11の長辺の長さは、無線信号の周波数に対応する波長λの半波長(λ/2)から数%短い長さであってもよい。このことは、他の同様の記載にも適用される。
[給電用ソケット及び非給電用ソケット]
給電用ソケット20は、光源2に給電するための受金である。給電用ソケット20は、例えば、樹脂材料と金属製のピン受端子とを用いたインサート成形により形成される。
給電用ソケット20は、光源2の給電用口金の口金ピン(例えば、一対のL形ピン)が挿入される。挿入された口金ピンは、給電用ソケット20内に設けられた金属製のピン受端子に接触する。ピン受端子は、例えば、回路ケース50内に設けられた電源回路60に接続される。これにより、光源2を発光させるための電力を、給電用ソケット20を介して光源2に給電することができる。
非給電用ソケット30は、光源2を保持するための非給電用の受金である。非給電用ソケット30は、例えば、樹脂材料を用いた射出成形により形成される。非給電用ソケット30は、光源2の非給電用口金の口金ピン(例えば、T字ピン)が挿入される。
[反射板]
反射板40は、金属製構造物の一例である。反射板40は、器具本体10と同様に、金属製板部材を加工することにより形成されている。反射板40は、下面が反射機能を有するように、例えば、白色又は乳白色に塗装されている。本実施の形態では、反射板40は、器具本体10とは別体である例について示しているが、反射板40は、器具本体10と一体に構成されてもよい。
[回路ケース]
回路ケース50は、電源回路60を収納するケースである。回路ケース50は、例えば、アルミニウムなどの金属製板部材を折曲することにより成形される。
回路ケース50には、例えば、リード線(図示せず)を挿通するための貫通孔が設けられている。リード線は、電源回路60とアンテナ71とを電気的に接続している。
なお、後述する実施の形態3のように、回路ケース50は、電源回路60だけでなく、アンテナ71も収納してもよい。詳細については、実施の形態3で説明する。
[電源回路]
電源回路60は、光源2に電力を供給するための回路(点灯回路)である。具体的には、電源回路60は、系統電力などからケーブル(図示せず)を介して供給される交流電力を直流電力に変換して光源2に供給する。
電源回路60は、例えば、プリント配線基板に形成される。具体的には、電源回路60は、交流電力を直流電力に変換するダイオードブリッジ型の整流回路と、DC−DCコンバータとを備える。なお、電源回路60は、整流回路及びDC−DCコンバータと同等の機能を有する1つのIC(Integrated Circuit)で実現されてもよい。
[無線モジュール及びアンテナ]
図3は、本実施の形態に係るアンテナ71を有する無線モジュール70を示す図である。
図3に示すように、無線モジュール70は、アンテナ71と、無線制御回路72と、プリント配線基板73と、コネクタ74とを備える。
アンテナ71は、無線信号を送信又は受信するためのパターンアンテナである。すなわち、図3に示すように、アンテナ71は、プリント配線基板73に設けられた導電パターンである。アンテナ71がパターンアンテナとしてプリント配線基板73に設けられることで、アンテナ71の小型化が実現される。
なお、アンテナ71は、無線信号の送信及び受信の少なくとも一方を行うアンテナであればよく、パターンアンテナに限定されない。例えば、アンテナ71は、チップアンテナなどでもよい。
本実施の形態では、アンテナ71は、略L字状のパターンアンテナである。図3に示すように、アンテナ71は、先端部71aと根元部71bとを有する。先端部71aは、アンテナ71の先端側の部分である。根元部71bは、アンテナ71の無線制御回路72側の部分である。先端部71aと根元部71bとは、互いに略直交している。
なお、アンテナ71の形状は略L字状に限らず、直線状などでもよいが、アンテナ71を略L字状にすることで、無線モジュール70を小型化することができる。
本実施の形態では、アンテナ71が送信又は受信する無線信号の周波数帯は、UHF(Ultra High Frequency)又はSHF(Super High Frequency)帯である。
無線制御回路72は、アンテナ71による無線信号の送信又は受信の制御を行う集積回路である。本実施の形態では、無線制御回路72は、アンテナ71がリモートコントローラなどから受信した無線信号に含まれる所定のコマンドを取得する。無線制御回路72は、取得したコマンドに応じて電源回路60を制御する。具体的には、無線制御回路72は、電源回路60を制御することで、光源2を点灯又は消灯させる。
本実施の形態では、無線制御回路72は、WPAN(Wireless Personal Area Network)の標準規格の1つであるZigBee(登録商標)を用いて通信を行う。なお、無線制御回路72の通信方法はこれに限らず、例えば、Bluetooth(登録商標)、又は、無線LAN(Local Area Network)を用いて通信を行ってもよい。
プリント配線基板73は、アンテナ71及び無線制御回路72が実装された基板である。
コネクタ74は、電源回路60と無線制御回路72及びアンテナ71とを接続するためのコネクタである。例えば、コネクタ74を接続可能な受け側コネクタ(図示せず)が器具本体10内に設けられている。受け側コネクタは、リード線などを介して電源回路60に電気的に接続されており、コネクタ74を受け側コネクタに接続することで、電源回路60と無線制御回路72とを電気的に接続することができる。
コネクタ74と受け側コネクタとを接続することで、器具本体10内における無線モジュール70の位置を固定することができる。これにより、後述するように、アンテナ71と開口部11との位置関係を定めることができる。
なお、電源回路60と無線制御回路72とはリード線を介して直接接続されてもよい。
また、本実施の形態では、電源回路60と、アンテナ71及び無線制御回路72とを異なる基板に設けたが、1つの基板に設けてもよい。これにより、短配線化による安定動作と、部品点数の削減による低コスト化を実現することができる。
[アンテナと開口との位置関係]
続いて、本実施の形態に係るアンテナ71と、器具本体10に形成された開口部11との位置関係について、図4を用いて説明する。
図4は、本実施の形態に係る器具本体10の開口部11とアンテナ71との位置関係を示す図である。
本実施の形態では、器具本体10は、反射板40と組み合わされて、略直方体の金属筐体を構成する。当該金属筐体には、図4に示すように、開口部11が形成され、内部にはアンテナ71が設けられている。
この場合、金属筐体内部のアンテナ71と開口部11とが接近して設けられるために、両者の結合が発生する。これにより、アンテナ71から発した電波によって金属筐体の表面に電流が流れる。つまり、金属筐体の開口部11がいわゆるスロットアンテナとして機能する。スロットアンテナでは、開口部11の短辺方向に電界が発生する。よって、図4に示す例では、開口部11から放射される電波の最も強い偏波面は、開口部11の短辺方向に平行になる。
本実施の形態では、アンテナ71と開口部11とは、アンテナ71から放射される電波の最も強い偏波面と、開口部11から放射される電波の最も強い偏波面とが略一致するように、配置されている。具体的には、アンテナ71は、アンテナ71から放射される電波の最も強い偏波面が、開口部11の長辺方向を基準として±15度以外の範囲に存在するように、配置されている。
ここで、アンテナ71から放射される電波の強度について、図5A及び図5Bを用いて説明する。
図5A及び図5Bはそれぞれ、本実施の形態に係るアンテナ71の垂直偏波及び水平偏波の強度を示す図である。ここで、垂直偏波は、アンテナ71の根元部71bに平行な方向であり、水平偏波は、アンテナ71の先端部71aに平行な方向である。
図5Aと図5Bとを比較して分かるように、垂直偏波と水平偏波とでは、垂直偏波の方が強い。他の偏波については図示しないが、本実施の形態に係るアンテナ71から放射される電波の最も強い偏波面は、垂直偏波である。すなわち、アンテナ71から放射される電波の最も強い偏波面は、根元部71bに平行である。
以上のことから、図4に示すように、アンテナ71は、根元部71bが開口部11の長辺方向に垂直になるように配置される。これにより、アンテナ71から放射される電波の最も強い偏波面(図5Aに示す垂直偏波)と、開口部11から放射される電波の最も強い偏波面(すなわち、開口部11の短辺方向)とが一致する。
ここで、金属筐体の開口部11とアンテナ71との位置関係と、開口部11から放射される電波の最大利得とについて、図6〜図8Bを用いて説明する。
図6は、本実施の形態に係る金属筐体の開口部11とアンテナ71との位置関係に対する電波の強度を示す図である。具体的には、図6は、開口部11とアンテナ71とのなす角度を変更しながら、各角度に応じた電波の強度をシミュレーションした結果を示している。
図6の横軸は、開口部11の長辺方向とアンテナ71の根元部71bとのなす角度を示している。アンテナ71から放射される電波の最も強い偏波面は、アンテナ71の根元部71bに平行であるので、図6の横軸は、開口部11の長辺方向と、アンテナ71から放射される電波の最も強い偏波面との角度に相当する。また、図6の縦軸は、開口部11から放射される電波の最大利得(メインローブの強度)と、トータル効率とを示している。
図7は、本実施の形態に係る金属筐体の開口部11とアンテナ71との位置関係を示す図である。図7に示すように、開口部11の長辺方向と、アンテナ71の根元部71bとのなす角度が0度、5度、15度、45度、75度、90度の場合について電波の強度をシミュレーションした。
図6に示すように、15度以上90度以内の範囲において、最大利得及びトータル効率は、飽和し安定している。つまり、開口部11の長辺方向とアンテナ71の根元部71bとがなす角度が15度以上90度以内の範囲になるように、アンテナ71を器具本体10内に設置すればよいことが分かる。
図8A及び図8Bはそれぞれ、本実施の形態に係る金属筐体の開口部11とアンテナ71とがなす角度が90度及び0度の場合の放射パターンを示す図である。
図8A及び図8Bに示すように、メインローブの最大強度は、角度が90度の場合、約3dBであり、角度が0度の場合、約−23dBである。したがって、角度90度の場合の方が、角度0度の場合よりも電波の強度が大きいことが分かる。
以上のことから、アンテナ71は、アンテナ71から放射される電波の最も強い偏波面が、開口部11の長辺方向を基準として±15度以外の範囲に存在するように、配置されていればよい。言い換えると、アンテナ71は、アンテナ71から放射される電波の最も強い偏波面が、開口部11の長辺方向を基準として15度以上165度以下、及び、195度以上345度以下の範囲に存在するように配置されていればよい。
[まとめ]
以上のように、本実施の形態に係る照明器具1は、光源2に電力を供給するための電源回路60と、無線信号を送信又は受信するためのアンテナ71と、アンテナ71及び電源回路60を収納する器具本体10とを備え、器具本体10には、開口部11が形成され、アンテナ71と開口部11とは、アンテナ71から放射される電波の最も強い偏波面と、開口部11から放射される電波の最も強い偏波面とが略一致するように、配置されている。
このように、本実施の形態では、金属筐体に開口部11が形成されているので、開口部11がスロットアンテナとして機能し、金属筐体内に配置されたアンテナ71からの電波を外部に放射することができる。これにより、無線通信の通信機能を確保することができる。
さらに、本実施の形態では、アンテナ71から放射される電波の最も強い偏波面と、開口部11から放射される電波の最も強い偏波面とが略一致するように配置されているので、図6などに示したように、開口部11からの電波の強度を大きくすることができる。これにより、無線通信の通信品質を向上させることができる。
また、例えば、金属筐体は、略直方体であり、開口部11の形状は、略長方形であり、開口部11の長辺方向は、金属筐体の長辺方向に平行であり、アンテナ71は、アンテナ71から放射される電波の最も強い偏波面が、開口部11の長辺方向を基準として±15度以外の範囲に存在するように、配置されている。
これにより、開口部11からの電波の強度を大きくすることができるので、無線通信の通信品質を向上させることができる。
また、例えば、開口部11の形状は、略長方形であり、開口部11の長辺の長さは、無線信号の周波数に対応する波長の略半波長以上である。
これにより、無線信号の送信又は受信を効率良く行うことができる。
また、例えば、アンテナ71は、プリント配線基板73に実装されている。
これにより、アンテナの小型化及び部品点数の削減を実現することができる。
また、例えば、開口部11は、スリット状の開口である。
これにより、開口部11をスロットアンテナとして効率良く機能させることができる。
(実施の形態2)
[照明器具]
続いて、実施の形態2に係る照明器具について説明する。なお、以下では、実施の形態1と異なる点を中心に説明し、同じ点については説明を省略する場合がある。
図9は、本実施の形態に係る金属筐体の第1開口部120とアンテナ71との位置関係を示す図である。
本実施の形態では、図4と比較して分かるように、実施の形態1に係る開口部11の代わりに第1開口部120が金属筐体の側面110に形成されている。第1開口部120は、開口部11とは形状が異なっている。
以下では、第1開口部120について詳細に説明する。
[開口部]
図10Aは、本実施の形態に係る金属筐体の第1開口部120の形状を示す平面図である。
本実施の形態では、図9に示すように、第1開口部120は、金属筐体の側面110に形成されている。具体的には、第1開口部120は、器具本体10の側面110に形成されている。
第1開口部120は、スリット状の開口である。第1開口部120は、図10Aに示すように、長辺部120aと、2つの短辺部120bとを有する。2つの短辺部120bはそれぞれ、長辺部120aの端部に直角に設けられている。
第1開口部120の幅dは、略一定である。長辺部120aの長さをL1、短辺部120bの長さをL2としたとき、第1開口部120のスリット方向に沿った長さは、L1+2×L2で表される。つまり、第1開口部120のスリット方向に沿った長さとは、長辺部120aと2つの短辺部120bとの長さの合計である。
本実施の形態では、第1開口部120のスリット方向に沿った長さは、無線信号の周波数に対応する波長の略半波長以上である。例えば、無線信号が2.4GHz帯の周波数を利用するとき、当該周波数に対応する波長の半波長は、約62mmとなる。このため、例えば、図10Aに示す第1開口部120は、長辺部120aの長さL1が62mm、短辺部120bの長さL2が4mm、幅dが0.5mmとすることができる。
図10Aに示す第1開口部120によれば、定在波比(SWR:Standing Wave Ratio)は、1.3となり、メインローブの強度は2.6dBとなる。これにより、電力効率が改善され、電波が効率良く放射される。なお、第1開口部120によるアンテナ特性の詳細については、図11の(a)に示す。
[開口部群]
図10Aに示す例では、金属筐体の側面110に1つのみの第1開口部120を設ける例について示したが、これに限らない。金属筐体の側面110には、第1開口部120を含む複数の開口部が設けられてもよい。つまり、金属筐体の側面110には、複数の開口部を含む開口部群が設けられてもよい。
以下では、図10B〜図10Gを用いて、開口部群の例について説明する。図10B〜図10Dはそれぞれ、本実施の形態に係る金属筐体の開口部群101〜103の形状を示す平面図である。図10E〜図10Gはそれぞれ、比較例に係る金属筐体の開口部群104〜106の形状を示す平面図である。
図10B〜図10Gに示すように、開口部群101〜106はそれぞれ、金属筐体の側面110に形成される。なお、金属筐体の側面110は、第1板部111と、第2板部112と、連結部113とを含む。
第1板部111は、複数の開口部によって囲まれた部分(いわゆる閉鎖板)である。第2板部112は、複数の開口部の外側の部分である。連結部113は、複数の開口部のうち一の開口部の端部と他の開口部の端部との間の部分であって、第1板部111と第2板部112とを連結する。つまり、第1板部111と第2板部112との間には、複数の開口部と複数の連結部113とが設けられている。
第1板部111と、第2板部112と、連結部113とは、例えば、1枚の金属製板部材を加工することで形成される。すなわち、第1板部111と、第2板部112と、連結部113とは、同一部材から一体に構成されている。したがって、第1板部111、第2板部112及び連結部113のそれぞれの表面色は、略同色である。
図10B〜図10Gに示すように、開口部群101〜106はそれぞれ、複数の開口部と、第1板部111と、複数の連結部113とを備える。つまり、開口部群は、いわゆるノックアウト構造を有する。複数の開口部としては、第1開口部120及び第2開口部121〜123などがある。
[実施例1]
図10Bに示す開口部群101は、2つの第1開口部120と、第1板部111と、2つの連結部113とから構成される。
2つの第1開口部120は、互いに略平行な部分を有する。具体的には、2つの第1開口部120は、それぞれの長辺部120aが互いに平行になるように配置されている。2つの第1開口部120の端部は、互いに対向している。
第1板部111は、2つの第1開口部120によって囲まれた部分である。図10Bに示すように、略長方形である。第1板部111は、2つの連結部113によって第2板部112と連結されている。
[実施例2]
図10Cに示す開口部群102は、1つの第1開口部120と、2つの第2開口部121と、第1板部111と、3つの連結部113とから構成される。第1板部111は、略長方形であり、1つの第1開口部120と、2つの第2開口部121と、3つの連結部113とは、第1板部111の周、すなわち、略長方形の周に沿って設けられている。
2つの第2開口部121はそれぞれ、長辺部121aと、短辺部121bとを有する。短辺部121bは、長辺部121aの端部に設けられ、長辺部121aに直交している。つまり、第2開口部121は、略L字状のスリット状の開口である。第2開口部121のスリット方向に沿った長さは、第1開口部120のスリット方向に沿った長さの半分以下である。
2つの第2開口部121は、2つの長辺部121aと第1開口部120の長辺部120aとが平行になるように、配置されている。また、2つの第2開口部121のそれぞれの長辺部121aは、直線上に並んでおり、この長辺部121aの間に連結部113が設けられている。また、第1開口部120の2つの短辺部120bのそれぞれと、2つの第2開口部121のそれぞれの短辺部121bとが直線上に並んでおり、短辺部120b及び121bの間に連結部113が設けられている。
[実施例3]
図10Dに示す開口部群103は、1つの第1開口部120と、1つの第2開口部122と、2つの第2開口部123と、第1板部111と、4つの連結部113とから構成される。1つの第1開口部120と、1つの第2開口部122と、2つの第2開口部123と、4つの連結部113とは、第1板部111の周、すなわち、略長方形の周に沿って設けられている。
第2開口部122は、略長方形の開口である。第2開口部122は、第1開口部120の長辺部120aに平行になるように配置されている。第2開口部122のスリット方向に沿った長さは、第1開口部120のスリット方向に沿った長さの半分以下である。
2つの第2開口部123はそれぞれ、長辺部123aと、短辺部123bとを有する。短辺部123bは、長辺部123aの端部に設けられ、長辺部123aに直交している。つまり、第2開口部123は、略L字状のスリット状の開口である。第2開口部123のスリット方向に沿った長さは、第1開口部120のスリット方向に沿った長さの半分以下である。
第2開口部122と、2つの第2開口部123の長辺部123aとは、直線上に並んでいる。第2開口部122の端部のそれぞれと長辺部123aとの間に連結部113が設けられている。また、第1開口部120の2つの短辺部120bのそれぞれと、2つの第2開口部123のそれぞれの短辺部123bとが直線上に並んでおり、短辺部120b及び123bの間に連結部113が設けられている。
[比較例1]
図10Eに示す開口部群104は、2つの第2開口部122と、4つの第2開口部123と、第1板部111と、6つの連結部113とから構成される。2つの第2開口部122と、4つの第2開口部123と、6つの連結部113とは、第1板部111の周、すなわち、略長方形の周に沿って設けられている。
1つの第2開口部122と、2つの第2開口部123の長辺部123aとは、直線上に並んでいる。残りの第2開口部122と、残りの2つの第2開口部123の長辺部123aとも、直線上に並んでいる。これらの並ぶ方向は、互いに平行である。言い換えると、2つの第2開口部122は、互いに平行になるように配置されている。第2開口部122と、2つの第2開口部123の長辺部123aのそれぞれとの間に、連結部113が設けられている。
また、2つの第2開口部123の短辺部123bは、直線上に並んでいる。残りの2つの第2開口部123の短辺部123bも、直線上に並んでいる。これらの並ぶ方向は、互いに平行である。2つの短辺部123bの間に連結部113が設けられている。
なお、図10Eに示すように、開口部群104は、第1開口部120を備えていない。つまり、開口部群104に含まれる全ての開口部のスリット方向に沿った長さは、無線信号の周波数に対応する波長の略半波長より短い。
[比較例2]
図10Fに示す開口部群105は、2つの第2開口部121と、1つの第2開口部122と、2つの第2開口部123と、第1板部111と、5つの連結部113とから構成される。
図10Fに示すように、開口部群105は、図10Cに示す開口部群102と、図10Eに示す開口部群104とを組み合わせた形状である。つまり、第1板部111の周、すなわち、略長方形の周に沿って、2つの第2開口部121と、1つの第2開口部122と、2つの第2開口部123と、5つの連結部113とが設けられている。
図10Fに示すように、開口部群105は、第1開口部120を備えていない。つまり、開口部群105に含まれる全ての開口部のスリット方向に沿った長さは、無線信号の周波数に対応する波長の略半波長より短い。
[比較例3]
図10Gに示す開口部群106は、2つの第2開口部121と、1つの第2開口部122と、2つの第2開口部123と、第1板部111と、5つの連結部113とから構成される。
図10Gに示すように、開口部群106は、図10Fに示す開口部群105を上下反転させたものである。
[開口部群の特性]
続いて、上述した開口部群101〜106のアンテナ特性について、図11を用いて説明する。
図11は、本実施の形態に係る金属筐体の開口部群の形状と通信性能との関係を示す図である。図11の(a)〜(g)はそれぞれ、図10A〜図10Gに示す第1開口部120及び開口部群101〜106に相当する。それぞれについての定在波比(SWR)、メインローブの特性(強度、方向、角度幅)、及び、サイドローブの強度を示している。
図11の(a)〜(d)に示すように、第1開口部120及び開口部群101〜103では、SWRが1.5以下となり、効率良く電波が放射されていることが分かる。また、開口部群101〜103ではそれぞれ、メインローブの強度が5.1〜5.7dBになっており、図10Aに示す第1開口部120のみを設けた場合(2.6dB)に比べて、十分に大きくなっている。したがって、金属筐体に開口部群101〜103のいずれかを設けることで、より効率良く電波を放射することができ、無線通信の通信品質を向上させることができる。
一方で、図11の(e)〜(g)に示すように、開口部群104〜106では、SWRも大きく、メインローブの強度も低い。このため、開口部群104〜106をアンテナとしては機能していないことが分かる。
図10E〜図10Gに示したように、開口部群104〜106は、第1開口部120を備えていない。言い換えると、開口部群104〜106には、無線信号の周波数に対応する波長の略半波長より短い開口部しか設けられていない。逆に言えば、無線信号の周波数に対応する波長の略半波長以上の開口部(例えば、第1開口部120)を含むことで、開口部群をアンテナとして機能させることができる。
[まとめ]
以上のように、本実施の形態に係る照明器具では、金属筐体の側面110には、1以上の開口部が形成され、1以上の開口部は、スリット状の開口であり、1以上の開口部のうちの少なくとも1つの開口部である第1開口部120のスリット方向に沿った長さは、無線信号の周波数に対応する波長の略半波長以上である。
これにより、本実施の形態では、金属筐体に第1開口部120が形成されているので、第1開口部120がスロットアンテナとして機能し、金属筐体内に配置されたアンテナ71からの電波を外部に放射することができる。これにより、無線通信の通信機能を確保することができる。
さらに、本実施の形態では、第1開口部120のスリット方向に沿った長さは、無線信号の周波数に対応する波長の略半波長以上であるので、図11の(a)と(e)〜(g)とを比較して分かるように、効率良く電波を放射することができる。これにより、無線通信の通信品質を向上させることができる。
また、例えば、金属筐体の側面110には、複数の開口部が形成され、金属筐体の側面110は、複数の開口部によって囲まれた第1板部111と、複数の開口部の外側の部分である第2板部112と、複数の開口部のうち一の開口部の端部と他の開口部の端部との間の部分であって、第1板部111と第2板部112とを連結する連結部113とを含む。
これにより、いわゆるノックアウト構造によって複数の開口部を設けることで、図11の(a)と(b)〜(d)とを比較して分かるように、第1開口部120が1つの場合よりも、効率良く電波を放射することができる。また、ノックアウト構造にすることによって、外部から金属筐体内に塵埃又は異物が侵入するのを抑制することができる。これにより、電源回路60に塵埃などが付着することにより発熱し、発火又は発煙が生じることを抑制することができる。
また、例えば、複数の開口部は、複数の第1開口部120を含み、複数の第1開口部120は、互いに略平行な部分を有してもよい。
これにより、図11の(a)と(b)とを比較して分かるように、第1開口部120が1つの場合よりも、より効率良く電波を放射することができる。
また、例えば、複数の開口部は、第1開口部120とは異なる第2開口部121を含み、第2開口部121のスリット方向に沿った長さは、第1開口部120のスリット方向に沿った長さの半分以下であってもよい。
これにより、図11の(a)と(c)及び(d)とを比較して分かるように、第1開口部120が1つの場合よりも、より効率良く電波を放射することができる。
また、例えば、第1板部111、第2板部112、及び、連結部113のそれぞれの表面色は、略同色であってもよい。
これにより、開口部を目立ちにくくすることができ、美的観点から好ましい。また、開口部を反射板40に形成した場合も、反射板40の反射機能が低下するのを抑制することができる。
(実施の形態2の変形例)
以下では、実施の形態2に係る照明器具の変形例について図面を用いて説明する。
本変形例に係る照明器具では、金属筐体の側面には、開口部群が複数形成されている。
図12は、本変形例に係る複数の開口部群101とアンテナ71との位置関係を示す図である。
本変形例に係る照明器具では、器具本体10と反射板40とによって金属筐体が構成され、当該金属筐体の側面に2つの開口部群101が設けられている。具体的には、金属筐体の互いに対向する側面110及び110aにそれぞれ、開口部群101が設けられている。2つの開口部群101は、アンテナ71を挟んで互いに対向するように設けられている。
このように、本変形例では、例えば、金属筐体の側面110には、第1板部111と、連結部113と、複数の開口部とを備える開口部群101などが複数形成されている。
これにより、放射パターンを変化させることができる。
なお、図12に示す例では、2つの開口部群101を設けたが、互いに異なる開口部群を設けてもよい。例えば、側面110に開口部群101を設け、側面110aに開口部群102を設けてもよい。また、1つの側面110に2つの開口部群101を設けてもよい。
また、例えば、照明器具は、さらに、1以上の開口部に設けられた絶縁物を備えてもよい。
これにより、例えば、ノックアウト構造の場合は、施工時に誤って貫通させる恐れがあるので、絶縁物を設けることで、誤貫通を抑制することができる。
(実施の形態3)
[照明器具]
続いて、実施の形態3に係る照明器具について説明する。実施の形態1及び2では、照明器具として、直管LEDランプを例に挙げて説明したが、本実施の形態では、ダウンライトを例に挙げて説明する。
図13は、本実施の形態に係る照明器具201を示す断面図である。具体的には、図13は、照明器具201が天井80に設けられた埋込孔81に取り付けられた状態を示している。
本実施の形態に係る照明器具201は、例えば、住宅などの天井80に埋込配設されることにより下方(床又は壁)に光を照射するダウンライトなどの埋込型の照明器具である。照明器具201は、無線通信機能を有する。
図13に示すように、照明器具201は、器具本体210と、回路ケース220とを備える。器具本体210内には、光源202が内蔵されている。また、回路ケース220内には、電源回路60と、アンテナ71を有する無線モジュール70とが内蔵されている。照明器具201は、さらに、放熱フィン230と、取り付け用バネ240と、取り付け部250とを備える。
図13に示すように、天井80に平行な面内において器具本体210と回路ケース220とを結ぶ方向をX軸方向とし、天井80に平行な面内において、当該X軸方向に直交する方向をY軸方向とする。また、天井80に垂直な方向をZ軸方向とする。
以下では、照明器具201が備える各構成部材について詳細に説明する。
光源202は、発光素子を有する発光モジュールを備える照明用光源であり、所定の光を放出する。本実施の形態では、光源202は、COB型の発光モジュール、又は、SMD型のLED素子が用いられた発光モジュールを備える。
器具本体210は、略円錐台状の筐体である。器具本体210の外周面には、外側に向けて突出する複数の放熱フィン230が設けられている。また、器具本体210の外周面には、取り付け用バネ240が取り付けられている。
回路ケース220は、電源回路60及びアンテナ71を収納する金属筐体である。回路ケース220は、例えば、アルミニウムなどの金属製板部材を折曲することにより成形される。
なお、回路ケース220の詳細な構成については、後で説明する。
放熱フィン230は、光源202が発光時に発する熱を外部に放出するためのフィンである。放熱フィン230は、例えば、器具本体210と一体に構成される。
取り付け用バネ240は、器具本体210の外周面に固定され、外向きに付勢されている。取り付け用バネ240は、埋込孔81への照明器具201(器具本体210)の取り付けに用いられる。
取り付け部250は、交流電力の供給元である系統電力(商用電源)に接続されたケーブル(図示せず)に接続される。取り付け部250は、ケーブルを介して取得した交流電力を回路ケース220内の電源回路60にケーブル260を介して給電する。取り付け部250は、回路ケース220の長手方向の一端に設けられる。
ケーブル260は、取り付け部250が受けた交流電力を回路ケース220内の電源回路60に供給するためのケーブルである。ケーブル261は、回路ケース220内の電源回路60が、器具本体210内の光源202に電力を供給するためのケーブルである。
[回路ケース]
続いて、本実施の形態に係る回路ケース220の詳細について説明する。
図14A及び図14Bはそれぞれ、本実施の形態に係る回路ケース220を示す斜視図及び下面図である。
本実施の形態に係る回路ケース220は、多面体の金属筐体であり、隙間が形成されるように、上部カバー221と下部カバー222とが組み合わされて構成される。図14A及び図14Bに示すように、上部カバー221と下部カバー222とが組み合わされることで、回路ケース220には、開口部223及び224が形成される。つまり、開口部223及び224は、上部カバー221と下部カバー222とが組み合わされた際に形成される隙間である。
図15は、本実施の形態に係る回路ケース220を示す分解斜視図である。
上部カバー221及び下部カバー222は、金属製構造物の一例である。上部カバー221及び下部カバー222はそれぞれ、金属製板部材を加工することにより形成されている。上部カバー221及び下部カバー222はともに、略矩形の複数の面を有する。
上部カバー221には、開口部225が形成されている。開口部225は、上部カバー221に設けられた隙間である。
開口部225は、略矩形の面の辺に沿って設けられる。例えば、図15に示すように、上部カバー221は、面221a〜221cを有する。面221aと面221bとは、面221cに垂直に設けられている。開口部225は、面221cの2辺に沿って設けられている。具体的には、開口部225は、面221cと、面221a及び面221bとの間に設けられている。
図14Aに示すように、開口部225は、回路ケース220の辺に設けられている。具体的には、開口部225は、回路ケース220の連続する2辺以上に跨って設けられている。
また、開口部225は、開口部224に連続している。言い換えると、開口部225は、開口部224とともに1つの連続する開口部を構成し、当該開口部は、多面体の連続する3辺(具体的には、面221cの3辺)に跨って設けられている。当該開口部の長さは、無線信号の周波数に対応する波長の略半波長以上である。
以上のように、回路ケース220に複数の開口部223〜225を設けることで、電波の放射パターンを変更することができる。
[開口部の配置と放射パターン]
以下では、金属筐体に設ける開口部の配置によって放射パターンが変わることについて、図16A〜図18Bを用いて説明する。
図16A及び図16Bはそれぞれ、本実施の形態に係る金属筐体に設ける開口部の配置を示す図である。
図16Aに示す金属筐体300は、本実施の形態に係る回路ケース220を模した金属筐体である。金属筐体300は、多面体であり、面301〜305を有する。図16Aに示すように、面304と面305とは、互いに平行であり、かつ、面301〜303に垂直である。
金属筐体300には、2つの開口部310及び311が設けられている。2つの開口部310及び311は、互いに平行に設けられている。
開口部310は、面304の辺に設けられている。具体的には、開口部310は、面304と、面301〜303との間に設けられている。つまり、開口部310は、面304の連続する3辺に跨って設けられている。
開口部311は、面305の辺に設けられている。具体的には、開口部311は、面305と、面301〜303との間に設けられている。つまり、開口部311は、面305の連続する3辺に跨って設けられている。
図16Bには、図16Aに示す金属筐体300と比較して、開口部が設けられた位置のみが異なる金属筐体320を示す。図16Bに示す金属筐体320には、2つの開口部330及び331が設けられている。2つの開口部330及び331は、互いに平行に設けられている。
開口部330は、面304の辺に設けられている。具体的には、開口部330は、面303と面304との間に設けられている。
開口部331は、面305の辺に設けられている。具体的には、開口部331は、面303と面305との間に設けられている。
なお、図16A及び図16Bにおいて、面302に平行な平面をYZ面、面303に平行な平面をXY面、面304及び305に平行な平面をXZ面とする。つまり、X軸、Y軸及びZ軸は互いに直交している。また、面303が底面に相当し、例えば、天井80に設置される側の面に相当する。つまり、面303側(すなわち、Z軸負方向)に居住空間が存在する。
図17A及び図17Bはそれぞれ、図16Aに示す金属筐体300のXZ面(開口部に平行な平面)及びYZ面(開口部に垂直な平面)における放射パターンを示す図である。図18A及び図18Bはそれぞれ、図16Bに示す金属筐体320のXZ面及びYZ面における放射パターンを示す図である。なお、図17A〜図18Bはそれぞれ、金属筐体300及び320を用いて電波の放射パターンのシミュレーションを行った結果を示している。
図17A及び図17Bに示すように、金属筐体300の放射パターンは、XZ面及びYZ面のいずれにおいても、底面側に幅の広い指向性を有する。金属筐体300は、底面側の広い範囲に電波を放射し、また、底面側の広い範囲から電波を受信することができる。
一方で、図18A及び図18Bに示すように、金属筐体320の放射パターンは、XZ面及びYZ面のいずれにおいても、底面側にヌル点が発生している。すなわち、金属筐体320をスロットアンテナとして用いた場合には、底面側に、電波の送受信がしにくい領域が発生する。
以上のように、本実施の形態では、金属筐体(具体的には、回路ケース220)に設ける開口部の配置によって、金属筐体から放射される電波の放射パターンを変更することができる。このとき、例えば、図16Aに示す金属筐体300のように、多面体の連続する2辺以上に跨って開口部が設けられている場合の方が、図16Bに示す金属筐体320のように、1辺のみに開口部が設けられている場合よりも放射パターンの特性が優れていることが分かる。
[開口部の開口幅と放射パターン]
続いて、開口部の開口幅と放射パターンとの関係について、図19を用いて説明する。図19は、本実施の形態に係る金属筐体の開口部の開口幅と放射パターンとの関係を示す図である。
なお、開口部の開口幅は、スリット状の開口部のスリット方向に直交する方向の幅である。例えば、開口部の形状が略長方形である場合、開口幅は、短手方向の幅である。
図19には、2.4GHzの周波数を用いた場合における開口幅が0.5mm及び1.0mmのそれぞれの放射パターンを示している。また、放射パターンは、XZ面及びYZ面について示している。
例えば、XZ面では、開口幅が0.5mmの場合、メインローブの強度が−23.4dBであるのに対して、開口幅が1.0mmの場合、メインローブの強度が−11.6dBである。一方で、YZ面では、開口幅が0.5mmの場合、メインローブの強度が−16.7dBであるのに対して、開口幅が1.0mmの場合、メインローブの強度が−30.5dBである。
以上のように、開口幅が異なった場合に、放射パターンが大きく異なることが分かる。したがって、開口部の開口幅が変化しないようにすることで、より安定した無線通信を行うことができる。例えば、開口部の間に、開口部の開口幅を維持するための絶縁物を設けることで、開口部の開口幅を維持することができる。
例えば、図14Aに示す開口部223は、図15に示す上部カバー221及び下部カバー222を組み合わせることで、形成されている。したがって、組み合わせの時又は組み合わせた後に、開口部223の開口幅が所望の幅にならない可能性がある。
そこで、開口部223に絶縁物を設けることで、開口部223の開口幅を維持することができる。絶縁物は、例えば、絶縁性樹脂材料から構成される。例えば、絶縁性樹脂材料を塗布し、光照射などにより硬化することで、開口部223に絶縁物を設けることができる。
なお、開口部223に設ける絶縁物は、いかなるものでもよい。例えば、絶縁性の板部材を開口部223の開口部に挟み入れてもよい。
[複数の開口部間の距離と放射パターン]
続いて、複数の開口部間の距離と放射パターンとの関係について、図20A〜図21Bを用いて説明する。
図20A及び図20Bはそれぞれ、本実施の形態に係る金属筐体に設ける複数の開口部の配置を示す図である。具体的には、図20A及び図20Bにはそれぞれ、図16Aに示す金属筐体300と比較して、開口部が設けられた位置のみが異なる金属筐体400及び420を示している。
図20Aに示す金属筐体400には、互いに平行な2つの開口部410及び411が設けられている。図20Bに示す金属筐体420には、互いに平行な2つの開口部430及び431が設けられている。
開口部410及び411、並びに、開口部430及び431は、互いに長さ及び幅が同じである。具体的には、開口部410及び411、並びに、開口部430及び431は、無線信号に用いる周波数に対応する波長の略半波長以上の長さを有する。開口部410及び411、並びに、開口部430及び431は、金属筐体400及び420の底面に相当する面303に設けられている。
図20Aに示すように、開口部410と開口部411とは、距離D1を隔てて配置されている。図20Bに示すように開口部430と開口部431とは、距離D2を隔てて配置されている。
このとき、距離D1は、無線信号に用いる周波数に対応する波長の略半波長以上の長さである。距離D2は、無線信号に用いる周波数に対応する波長の略半波長未満の長さである。つまり、距離D1は、距離D2よりも長い。
図21Aは、図20Aに示す金属筐体400のYZ面における放射パターンを示す図である。図21Bは、図21Aに示す金属筐体420のYZ面における放射パターンを示す図である。なお、図21A及び図21Bはそれぞれ、金属筐体400及び420を用いてシミュレーションを行った結果を示している。
図21A及び図21Bに示すように、金属筐体400からの電波の強度の方が、金属筐体420からの電波の強度よりも大きくなっている。つまり、平行に配置された2つの開口部間の距離が、無線信号に用いる周波数に対応する波長の略半波長以上である場合に、効率良く電波を放射することができる。
[まとめ]
以上のように、本実施の形態に係る照明器具201は、回路ケース220(金属筐体)は、隙間が形成されるように、互いに組み合わされた2以上の金属製構造物を備え、開口部224及び225は、隙間であり、開口部224及び225の長さは、無線信号の周波数に対応する波長の略半波長以上である。
これにより、無線信号の周波数に対応する波長の略半波長以上の長さの開口部が設けられているので、効率良く電波を放射することができ、無線通信の通信品質を向上させることができる。また、2以上の金属製構造物の組み合わせにより形成される隙間を開口部として利用するので、金属製構造物に開口部を形成しなくてもよく、製造工程の削減により低コスト化を実現することができる。
また、例えば、回路ケース220は、多面体であり、開口部224及び225は、多面体の辺に設けられている。
これにより、開口部を設ける位置に応じて放射パターンを変更することができる。つまり、多面体のどの辺に開口部を設けるかによって放射パターンを変更することができるので、例えば照明器具201の設置場所に応じて適切な放射パターンを形成することができる。
また、例えば、開口部225は、多面体の連続する2辺以上に跨って設けられている。
照明器具201を小型化するためには、電源回路60を収納する回路ケース220(金属筐体)も小型化することが好ましい。しかしながら、回路ケース220を小型化すると、必要な長さの開口部を設けることが困難になる。
これに対して、本実施の形態では、多面体の2辺以上に跨って開口部を設けるので、無線信号の周波数に対応する波長の略半波長以上の長さを確保することができる。したがって、効率良く電波を放射することができ、無線通信の通信品質を向上させることができる。
また、例えば、回路ケース220には、複数の開口部225が互いに平行に設けられている。
これにより、効率良く電波を放射することができ、無線通信の通信品質を向上させることができる。
また、例えば、複数の開口部225の平行の間隔は、無線信号の周波数に対応する波長の略半波長以上である。
これにより、複数の開口部間の距離を無線信号の周波数に対応する波長の略半波長以上にすることで、効率良く電波を放射することができ、無線通信の通信品質を向上させることができる。
また、例えば、開口部225には、開口部225の開口幅を維持するための絶縁物が設けられていてもよい。
これにより、開口部の開口幅を維持することができるので、安定した無線通信を行うことができる。
なお、本実施の形態では、図13に示すような器具本体210と回路ケース220とが物理的に分離されてケーブル261で接続されたタイプのダウンライトについて説明したが、これに限らない。例えば、図22に示す照明器具201Aのように、器具本体210Aと回路ケース220Aとが直接接続されているタイプのダウンライトでもよい。
回路ケース220Aは、略直方体の金属筐体であり、内部に電源回路60及び無線モジュール70(図示せず)を収納している。回路ケース220Aには、開口部221A及び222Aが設けられている。なお、図22において、開口部を太線(太実線又は太破線)で示している。
開口部221A及び開口部222Aは、略直方体状の回路ケース220Aの長手方向における端部に設けられている。開口部221A及び開口部222Aはそれぞれ、回路ケース220Aの2辺に跨って設けられたスリット状の開口である。開口部221A及び開口部222Aは、互いに平行に設けられている。
以上のような構成であっても、回路ケース220Aがスロットアンテナとして機能し、無線通信を行うことができる。
(実施の形態3の変形例)
以上のように、実施の形態3では、照明器具がダウンライトである場合を例に説明したが、照明器具は、これに限らない。例えば、照明器具は、実施の形態1に示したような直管LEDランプなどにも利用することができる。
以下では、実施の形態3の変形例について、図23A〜図24Bを用いて説明する。
[変形例1]
図23Aは、実施の形態3の変形例1に係る照明器具500を示す分解斜視図である。
図23Aに示す照明器具500は、実施の形態1に係る照明器具1と比較して、器具本体10及び回路ケース50の代わりに、器具本体510及び回路ケース550を備える点が異なっている。
器具本体510には、開口部11の代わりに、開口部511〜514が設けられている。本変形例では、無線モジュール70は、例えば、回路ケース550内に収納されている。このため、回路ケース550には、開口部551〜554が設けられている。なお、図23Aにおいて、開口部を太線(太実線又は太破線)で示している。
開口部511及び開口部512は、長尺状の器具本体510の長手方向における一方の端部に設けられている。開口部511及び開口部512はそれぞれ、器具本体510の2辺に跨って設けられたL字のスリット状の開口である。開口部511及び開口部512は、互いに平行に設けられている。
開口部513及び開口部514は、長尺状の器具本体510の長手方向における他方の端部に設けられている。開口部513及び開口部514はそれぞれ、器具本体510の2辺に跨って設けられたL字のスリット状の開口である。開口部513及び開口部514は、互いに平行に設けられている。
開口部551及び開口部552は、略直方体状の回路ケース550の長手方向における一方の端部に設けられている。開口部551及び開口部552はそれぞれ、回路ケース550の2辺に跨って設けられたスリット状の開口である。開口部551及び開口部552は、互いに平行に設けられている。
開口部553及び開口部554は、略直方体状の回路ケース550の長手方向における他方の端部に設けられている。開口部553及び開口部554はそれぞれ、回路ケース550の2辺に跨って設けられたスリット状の開口である。開口部553及び開口部554は、互いに平行に設けられている。
以上のような構成であっても、回路ケース550及び器具本体510がそれぞれスロットアンテナとして機能し、無線通信を行うことができる。
[変形例2]
図23Bは、実施の形態3の変形例2に係る照明器具500aを示す分解斜視図である。
図23Bに示す照明器具500aは、実施の形態1に係る照明器具1と比較して、器具本体10及び回路ケース50の代わりに、器具本体510a及び回路ケース550を備える点が異なっている。
器具本体510aには、開口部11の代わりに、開口部511a〜514aが設けられている。本変形例では、無線モジュール70は、例えば、回路ケース550内に収納されている。なお、図23Bにおいて、開口部を太線(太実線又は太破線)で示している。
開口部511a及び開口部512aは、長尺状の器具本体510aの長手方向における一方の端部の近傍の側面に設けられている。開口部511a及び開口部512aはそれぞれ、器具本体510aに設けられた略長方形のスリット状の開口である。開口部511a及び開口部512aは、互いに平行に設けられている。
開口部513a及び開口部514aは、長尺状の器具本体510aの長手方向における他方の端部の近傍の側面に設けられている。開口部513a及び開口部514aはそれぞれ、器具本体510aに設けられた略長方形のスリット状の開口である。開口部513a及び開口部514aは、互いに平行に設けられている。
以上のような構成であっても、回路ケース550及び器具本体510aがそれぞれスロットアンテナとして機能し、無線通信を行うことができる。
[変形例3]
図23Cは、実施の形態3の変形例3に係る照明器具500bを示す分解斜視図である。
図23Cに示す照明器具500bは、実施の形態1に係る照明器具1と比較して、器具本体10及び回路ケース50の代わりに、器具本体510b及び回路ケース550を備える点が異なっている。
器具本体510bには、開口部11の代わりに、開口部511b及び512bが設けられている。本変形例では、無線モジュール70は、例えば、回路ケース550内に収納されている。なお、図23Cにおいて、開口部を太線(太実線又は太破線)で示している。
開口部511b及び開口部512bは、長尺状の器具本体510aの長手方向における中央の側面に設けられている。開口部511b及び開口部512bはそれぞれ、器具本体510bの側面の辺に設けられた略長方形のスリット状の開口である。開口部511b及び開口部512bは、互いに平行に設けられている。
以上のような構成であっても、回路ケース550及び器具本体510bがそれぞれスロットアンテナとして機能し、無線通信を行うことができる。
[変形例4]
上述した変形例1〜3では、給電用口金及び非給電用口金を備える円筒状の直管LEDランプを光源2として備える照明器具を例に説明したが、これに限らない。本変形例では、半円筒状のカバーを有するライン状光源を備える照明器具について説明する。
図24Aは、実施の形態3の変形例4に係る照明器具600を示す分解斜視図である。
照明器具600は、光源602と、器具本体610と、コネクタ620及び630と、電源回路60と、無線モジュール70とを備える。
光源602は、長尺状のLEDモジュールと、当該LEDモジュールを覆う長尺状の透光性を有するカバーとを備える。LEDモジュールは、例えば、基板上に直接LEDチップが実装されたCOB型の発光モジュールである。
器具本体610は、金属製構造物の一例である。器具本体610は、例えば、アルミニウムなどの金属製板部材を折曲することにより、下方に開口611が形成されるように成形される。このとき、変形例1などでは略直方体の器具本体510について示したが、本変形例に係る器具本体610は、扁平かつ長尺状の多面体である。具体的には、器具本体610は、下方に凸であり、凸部分に開口611が設けられている。
器具本体610には、コネクタ620が接続されている。コネクタ620は、光源602への給電用のコネクタであり、コネクタ630に接続されて、外部電源(例えば、商用電源)からの電力を光源602に給電する。具体的には、コネクタ630は、電源回路60に接続されている。電源回路60は、コネクタ620及び630を介して供給された電力を変換して、光源602に供給する。
電源回路60及び無線モジュール70は、LEDモジュールのカバーとは反対側に設けられている。つまり、電源回路60及び無線モジュール70は、器具本体610と光源2とが組み合わされた際に、器具本体610に設けられた開口611から器具本体610内に収納される。
器具本体610には、開口部612及び613が設けられている。
開口部612及び開口部613は、長尺状の器具本体610の開口611に沿って設けられている。開口部612及び開口部613はそれぞれ、器具本体610の側面の辺に設けられた略長方形のスリット状の開口である。開口部612及び開口部613は、互いに平行に設けられている。開口部612及び開口部613は、器具本体610と光源602とが組み合わされたときにも開口されており、無線モジュール70からの電波を放射することができる。
以上のような構成であっても、器具本体610がスロットアンテナとして機能し、無線通信を行うことができる。
[変形例5]
変形例4では、器具本体610が下方に凸で、光源602が器具本体610の外側に設けられている例について示したが、これに限らない。本変形例では、光源602が器具本体610に収納される照明器具について説明する。
図24Bは、実施の形態3の変形例5に係る照明器具700を示す分解斜視図である。
照明器具700は、光源602と、器具本体710と、コネクタ620及び630と、電源回路60と、無線モジュール70とを備える。
器具本体710は、金属製構造物の一例である。器具本体710は、例えば、アルミニウムなどの金属製板部材を折曲することにより、下方に開口711が形成されるように成形される。器具本体710は、扁平かつ長尺状の多面体である。具体的には、器具本体710は、上方に凹であり、凹部分に開口711が設けられている。凹部を形成する面712及び713は、例えば、反射面である。
電源回路60及び無線モジュール70は、変形例4と同様に、器具本体710と光源2とが組み合わされた際に、器具本体710に設けられた開口711から器具本体710内に収納される。
器具本体710には、開口部714及び715が設けられている。
開口部714及び開口部715は、長尺状の器具本体710の開口711に沿って設けられている。開口部714及び開口部715はそれぞれ、器具本体710の面712及び713の辺に設けられた略長方形のスリット状の開口である。開口部714及び開口部715は、互いに平行に設けられている。開口部714及び開口部715は、器具本体710と光源602とが組み合わされたときにも開口されており、無線モジュール70からの電波を放射することができる。
以上のような構成であっても、器具本体710がスロットアンテナとして機能し、無線通信を行うことができる。
(その他)
以上、本発明に係る照明器具について、上記実施の形態及びその変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記の実施の形態では、アンテナは、プリント配線基板に実装された例について説明したが、これに限らない。アンテナは、単一型アンテナなどでもよい。
例えば、上記の実施の形態では、開口部が設けられる金属筐体は、略直方体などの多面体である例について説明したが、これに限らない。金属筐体は、曲面を有してもよく、例えば、略円筒状又は略円錐台状などでもよい。
なお、実施の形態2及び3並びにこれらの変形例は、実施の形態1とは独立して実現することもできる。すなわち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されている事項を含まない構成として実現することもできる。例えば、実施の形態2及び3などでは、アンテナと開口部とは、アンテナから放射される電波の最も強い偏波面と、開口部から放射される電波の最も強い偏波面とが略一致していなくてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1、201、201A、500、500a、500b、600、700 照明器具
2、202、602 光源
10、210、210A、510、510a、510b、610、710 器具本体(金属製構造物)
11、221A、222A、223、224、225、310、311、330、331、410、411、430、431、511、511a、511b、512、512a、512b、513、513a、514、514a、551、552、553、554、612、613、714、715 開口部
40 反射板(金属製構造物)
50、220、220A、550 回路ケース
60 電源回路
70 無線モジュール
71 アンテナ
71a 先端部
71b 根元部
73 プリント配線基板
101、102、103、104、105、106 開口部群
110、110a 側面
111 第1板部
112 第2板部
113 連結部
120 第1開口部
121、122、123 第2開口部
221 上部カバー(金属製構造物)
221a、221b、221c、301、302、303、304、305、712、713 面
222 下部カバー(金属製構造物)
300、320、400、420 金属筐体

Claims (18)

  1. 光源に電力を供給するための電源回路と、
    無線信号を送信又は受信するためのアンテナと、
    前記アンテナ及び前記電源回路を収納する金属筐体とを備え、
    前記金属筐体には、開口部が形成され、
    前記アンテナと前記開口部とは、前記アンテナから放射される電波の最も強い偏波面と、前記開口部から放射される電波の最も強い偏波面とが略一致するように、配置されている
    照明器具。
  2. 前記金属筐体は、略直方体であり、
    前記開口部の形状は、略長方形であり、
    前記開口部の長辺方向は、前記金属筐体の長辺方向に平行であり、
    前記アンテナは、当該アンテナから放射される電波の最も強い偏波面が、前記開口部の長辺方向を基準として±15度以外の範囲に存在するように、配置されている
    請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記開口部の形状は、略長方形であり、
    前記開口部の長辺の長さは、前記無線信号の周波数に対応する波長の略半波長以上である
    請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記アンテナは、プリント配線基板に実装されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明器具。
  5. 前記開口部は、スリット状の開口である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の照明器具。
  6. 前記金属筐体の側面には、1以上の前記開口部が形成され、
    前記1以上の開口部は、スリット状の開口であり、
    前記1以上の開口部のうちの少なくとも1つの開口部である第1開口部のスリット方向に沿った長さは、前記無線信号の周波数に対応する波長の略半波長以上である
    請求項1に記載の照明器具。
  7. 前記金属筐体の側面には、複数の前記開口部が形成され、
    前記金属筐体の側面は、
    前記複数の開口部によって囲まれた第1板部と、
    前記複数の開口部の外側の部分である第2板部と、
    前記複数の開口部のうち一の開口部の端部と他の開口部の端部との間の部分であって、前記第1板部と前記第2板部とを連結する連結部とを含む
    請求項6に記載の照明器具。
  8. 前記複数の開口部は、複数の前記第1開口部を含み、
    前記複数の第1開口部は、互いに略平行な部分を有する
    請求項7に記載の照明器具。
  9. 前記複数の開口部は、前記第1開口部とは異なる第2開口部を含み、
    前記第2開口部のスリット方向に沿った長さは、前記第1開口部のスリット方向に沿った長さの半分以下である
    請求項7又は8に記載の照明器具。
  10. 前記金属筐体の側面には、前記第1板部と、前記連結部と、前記複数の開口部とを備える開口部群が複数形成されている
    請求項7〜9のいずれか1項に記載の照明器具。
  11. 前記第1板部、前記第2板部、及び、前記連結部のそれぞれの表面色は、略同色である
    請求項6〜10のいずれか1項に記載の照明器具。
  12. 前記照明器具は、さらに、前記1以上の開口部に設けられた絶縁物を備える
    請求項6〜11のいずれか1項に記載の照明器具。
  13. 前記金属筐体は、隙間が形成されるように、互いに組み合わされた2以上の金属製構造物を備え、
    前記開口部は、前記隙間であり、
    前記開口部の長さは、前記無線信号の周波数に対応する波長の略半波長以上である
    請求項1に記載の照明器具。
  14. 前記金属筐体は、多面体であり、
    前記開口部は、前記多面体の辺に設けられている
    請求項1又は13に記載の照明器具。
  15. 前記開口部は、前記多面体の連続する2辺以上に跨って設けられている
    請求項14に記載の照明器具。
  16. 前記金属筐体には、複数の前記開口部が互いに平行に設けられている
    請求項13〜15のいずれか1項に記載の照明器具。
  17. 前記複数の開口部の平行の間隔は、前記無線信号の周波数に対応する波長の略半波長以上である
    請求項16に記載の照明器具。
  18. 前記開口部には、当該開口部の開口幅を維持するための絶縁物が設けられている
    請求項13〜17のいずれか1項に記載の照明器具。
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