JP2021018929A - 光源ユニット及び照明器具 - Google Patents

光源ユニット及び照明器具 Download PDF

Info

Publication number
JP2021018929A
JP2021018929A JP2019134088A JP2019134088A JP2021018929A JP 2021018929 A JP2021018929 A JP 2021018929A JP 2019134088 A JP2019134088 A JP 2019134088A JP 2019134088 A JP2019134088 A JP 2019134088A JP 2021018929 A JP2021018929 A JP 2021018929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
slit
antenna
wireless module
source unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019134088A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7300645B2 (ja
Inventor
幸宏 神保
Yukihiro Jimbo
幸宏 神保
大野 健
Takeshi Ono
健 大野
勝信 濱本
Katsunobu Hamamoto
勝信 濱本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2019134088A priority Critical patent/JP7300645B2/ja
Publication of JP2021018929A publication Critical patent/JP2021018929A/ja
Priority to JP2023094381A priority patent/JP2023115923A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7300645B2 publication Critical patent/JP7300645B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】無線モジュールの受信感度を確保しつつ無線モジュールの配置の自由度を向上できる光源ユニット及び照明器具を提供する。【解決手段】光源ユニットは、取付部材21と、基板221と、無線モジュール50と、点灯装置とを備えている。基板221は、取付部材21の下面に配置されている。基板221には、LED220が設けられている。無線モジュール50は、リモコン装置から制御信号を含む電波を受信するためのアンテナ53を有する。点灯装置は、取付部材21の上面に配置され、アンテナ53が受信した制御信号に応じてLED220の点灯状態を制御する。無線モジュール50は、取付部材21の上面に配置されている。取付部材21は、その上面及び下面を貫通するスリット212を有する。スリット212は、取付部材21において、アンテナ53に対応する対応箇所S1に重なるように設けられている。【選択図】図6

Description

本開示は、光源ユニット及び照明器具に関し、より詳細には、無線モジュールを備えた光源ユニット、及び前記光源ユニットを備えた照明器具に関する。
特許文献1に記載の照明器具は、照明器具本体(金属フレーム)と、光源と、第一無線通信装置(無線モジュール)と、発光制御回路(制御装置)と、電源とを備えている。光源は、照明器具本体の表面に設けられている。第一無線通信装置は、外部から無線で送信される制御信号を受信する装置であって、照明器具本体の表面(すなわち光源と同じ側の面)において、長手方向の一端部(すなわち光源の発光への影響が少ない箇所)に設けられている。発光制御回路は、第一無線通信装置で受信された制御信号に応じて光源の発光状態を制御する回路であって、照明器具本体の裏面に設けられている。電源は、光源、第一無線通信装置及び発光制御回路への動作電流を供給し、照明器具本体の裏面に設けられている。
特開2018−185934号公報
特許文献1に記載の照明器具では、第一無線通信装置は、照明器具本体の表面(すなわち光源と同じ側の面)に配置される。しかし、この場合、第一無線通信装置の配置場所は、光源の発光への影響が少ない場所に制限される。このため、第一無線装置と、電源又は発光制御回路との間のケーブルが長くなる場合があり、ケーブルが外部ノイズの影響を受けて、第一無線装置の受信感度が低下する可能性がある。
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、無線モジュールの受信感度を確保しつつ無線モジュールの配置の自由度の向上を図ることができる光源ユニット及び照明器具を提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る光源ユニットは、金属フレームと、光源基板と、無線モジュールと、点灯装置と、を備えている。前記金属フレームは、第1面及び前記第1面の反対側の第2面を有する。前記光源基板は、前記第1面に配置されている。前記光源基板には、光源が設けられている。前記無線モジュールは、外部装置から制御信号を含む電波を受信するためのアンテナを有する。前記点灯装置は、前記第2面に配置され、前記アンテナが受信した前記制御信号に応じて前記光源の点灯状態を制御する。前記無線モジュールは、前記第2面に配置されている。前記金属フレームは、前記第1面及び前記第2面の間を貫通するスリットを有する。前記スリットは、前記金属フレームにおいて、前記アンテナに対応する対応箇所に重なるように設けられている。
本開示の一態様に係る照明器具は、上記の一の態様に係る光源ユニットと、前記光源ユニットを支持する器具本体と、を備える。
本開示は、無線モジュールの受信感度を確保しつつ無線モジュールの配置の自由度の向上を図ることができる、という効果を有する。
図1は、実施形態に係る照明器具の斜視図である。 図2は、同上の照明器具のブロック図である。 図3は、実施形態に係る光源ユニット及び同上の照明器具の分解斜視図である。 図4は、同上の光源ユニットに備えられた無線モジュールの平面図である。 図5は、同上の光源ユニットにおける無線モジュールの取付部分を示す、一部省略した斜視図である。 図6は、同上の光源ユニットにおける無線モジュールの取付部分を示す、一部省略した平面図である。 図7Aは、同上の無線モジュールの電界分布特性図である。図7Bは、同上の光源ユニットに設けられたスリットに電界が発生した状態を説明する説明図である。 図8は、変形例1に係る光源ユニットにおけるLED基板の取付部分を示す、一部省略した平面図である。 図9は、変形例2に係る光源ユニットにおけるLED基板の取付部分を示す、一部省略した平面図である。 図10は、変形例3に係る光源ユニットにおけるLED基板の取付部分を示す、一部省略した平面図である。 図11は、変形例4に係る光源ユニットにおけるLED基板の取付部分を示す、一部省略した平面図である。 図12は、変形例4の変形例に係る光源ユニットにおけるLED基板の取付部分を示す、一部省略した平面図である。 図13は、変形例5の変形例に係る光源ユニットにおけるLED基板の取付部分を示す、一部省略した平面図である。 図14は、変形例6に係る光源ユニットにおける無線モジュールの取付部分を示す、一部省略した平面図である。 図15は、変形例7に係る光源ユニットにおける無線モジュールの取付部分を示す、一部省略した平面図である。 図16は、変形例8に係る照明器具のブロック図である。 図17は、変形例9に係る照明器具のブロック図である。
(実施形態)
以下、本開示の実施形態に係る光源ユニット及び本開示の実施形態に係る照明器具の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさ及び厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。なお、以下の実施形態で説明する構成は、本開示の一例にすぎない。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
本実施形態の照明器具3は、図1に示すように、室内の天井などに設置されて室内を照らす照明器具であって、リモコン装置6からの無線信号によって操作可能な照明器具である。照明器具3は、光源ユニット2と、光源ユニット2を支持する器具本体4とを有している。ただし、光源ユニット2又は照明器具3は、遠隔制御用のリモコン装置6を含む場合がある。
光源ユニット2は、天井に直付けされる器具本体4に着脱可能に取り付けられる。ただし、器具本体4は、天井に埋め込まれてもよいし、あるいは、壁に直付けされてもよいし、壁に埋め込まれてもよい。
リモコン装置6は、利用者の操作(例えば点灯、消灯及び調光の各操作)を受け付けて、受け付けた操作に応じて、光源ユニット2の点灯状態(点灯、消灯及び調光)を無線信号で制御する装置である。リモコン装置6は、例えば室の壁等の所定位置に固定されてもよいし、自由に持ち運べる端末装置であってもよい。
リモコン装置6は、図2に示すように、操作部61と、制御部62と、無線モジュール63とを備えている。操作部61は、利用者の操作を受け付ける部分である。無線モジュール63は、光源ユニット2(より詳細には後述の無線モジュール50)との間で、所定の周波数帯(例えば920MHz帯)の電波を媒体とする無線通信を行う装置である。制御部62は、操作部61への入力操作に応じて光源ユニット2の点灯状態を制御する制御信号を生成し、生成した制御信号を無線モジュール63から光源ユニット2に無線で送信する。光源ユニット2は、リモコン装置6からの制御信号に応じて、点灯状態を切り替える。このように、リモコン装置6によって無線信号で光源ユニット2の点灯状態が制御される。
器具本体4は、天井に直付けされた状態で、光源ユニット2を支持する。器具本体4は、図3に示すように、収容部40と、一対の反射板41と、一対のエンド板42とを備える。収容部40は、下面が開放された矩形箱状である。一対の反射板41は、収容部40における長手方向に沿った両側の開口端縁から斜め上向きに突出している。一対のエンド板42は、収容部40及び一対の反射板41の長手方向の両端に設けられている。
器具本体4は、収容部40の底面に設けられている複数の取付孔400のうちの少なくともいずれか2つの取付孔400に吊りボルト(不図示)がそれぞれ挿通され、それらの吊りボルトにナット(不図示)が締め付けられることで天井に設置される。器具本体4は、収容部40に光源ユニット2が装着されることで、光源ユニット2を支持する。この支持状態で、収容部40の底面に設けられている複数の電源孔401のうちのいずれか1つの電源孔401に、交流電源B1からの電源線が挿通される。電源孔401に挿通された電源線は、端子台を介して、光源ユニット2内の点灯装置1と電気的に接続される。
光源ユニット2は、照明用の光を放射する装置である。光源ユニット2は、器具本体4の収容部40に装着されることで、器具本体4に支持される。光源ユニット2は、図3に示すように、点灯装置1と、点灯装置1によって点灯させられる2つのLEDモジュール22と、取付部材21(金属フレーム)と、カバー23と、無線装置5とを備えている。
LEDモジュール22は、多数のLED220(光源)と、基板221(光源基板)と、中継コネクタ223とを備えている。基板221は、長尺の矩形板状に形成されている。多数のLED220は、基板221の下面における短手方向の中央に、基板221の長手方向に沿って等間隔かつ一列に並べて実装されている。中継コネクタ223は、それぞれのLEDモジュール22の基板221において、2つのLEDモジュール22同士が長手方向に沿って隣り合う側の端部にそれぞれ実装されている。一方のLEDモジュール22(図3における右側のLEDモジュール22)に入力コネクタ222が実装されている。入力コネクタ222は、右側のLEDモジュール22の基板221において、中継コネクタ223が実装されている側と反対側の端部(右側の端部)に実装されている。
取付部材21は、金属フレームであって、金属板によって長尺の角樋状に形成されている。取付部材21は、底板210と、一対の側板211と、引掛部217(図5参照)と、スリット212とを有する。底板210は、長尺の矩形板状である。一対の側板211は、底板210の長手方向に沿った両端から上向きに立ち上がっている。引掛部217は、器具本体4の収容部40に引っ掛かる部分である。スリット212は、リモコン装置6からの電波を中継する無給電アンテナとして機能する部分である。スリット212は、底板210において、厚さ方向に貫通し、長手方向Xに沿って延びている。
2つのLEDモジュール22は、互いの中継コネクタ223同士が電気的に接続された状態で、底板210から切り起こされている複数の爪によって底板210の下面(第1面)に取り付けられている。すなわち、多数のLED220が基板を介して底板210の下面に配置されている。なお、LEDモジュール22の入力コネクタ222は、点灯装置1の出力用のコネクタと電気的に接続される。引掛部217は、底板210における長手方向の両端部に設けられている。
カバー23は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透光性を有する合成樹脂によって半円筒形状に形成されている。また、カバー23は、長手方向に沿って上向きに突出する一対の突壁233を有している。カバー23は、一対の突壁233の間に取付部材21を収容し、取付部材21の一対の側板211の先端(上端)に、一対の突壁233の先端(上端)に形成されている引掛部が引っ掛けられることで取付部材21に取り付けられる。
光源ユニット2は、取付部材21の引掛部217(図5参照)が器具本体4の収容部40の所定箇所に引っ掛かることで、収容部40に嵌り合うようにして、器具本体4に支持される。
点灯装置1は、無線装置5の後述のアンテナ53が受信した制御信号(リモコン装置6からの制御信号)に応じて、LEDモジュール22の点灯状態を制御する。点灯装置1は、光源ユニット2の取付部材21の底板210の上面(第2面)に固定される。
点灯装置1は、プリント回路板19と、プリント回路板19を収容するケース18とを有する。プリント回路板19は、点灯装置1を構成する種々の電子部品を実装する。プリント回路板19は、長方形状のプリント配線板に集積回路を含む種々の電子部品が実装されて構成されている。ケース18は、金属板により、一面(下面)が開口した長尺の矩形箱状に形成されている。ケース18は、プリント回路板19を収容し、開口面を底板210の上面に向けるようにして、底板210の上面に固定される。なお、ケース18は、取付部材21に固定された状態で取付部材21と電気的に接続されている。さらに、取付部材21は、光源ユニット2が器具本体4に取り付けられた状態で器具本体4と電気的に接続されている。したがって、点灯装置1のケース18は、取付部材21を通して器具本体4と電気的に接続される。
点灯装置1は、制御部15と、電力変換部16(電源回路)とを備えている(図2参照)。制御部15及び電力変換部16は、プリント回路板19に実装されている。制御部15は、無線装置5を介してリモコン装置6から受信した制御信号に応じて、電力変換部16を制御する。電力変換部16は、制御部15の制御に応じてLEDモジュール22への電力供給を制御することで、LEDモジュール22の点灯状態(点灯、消灯及び調光)を制御する。これにより、LED220の点灯状態が制御される。
より詳細には、電力変換部16は、入力部17aと出力部17bとを有する。入力部17aは、交流電源B1が電気的に接続される部分であり、本実施形態では、例えば上記の端子台で構成されている。出力部16bは、LEDモジュール22(したがってLED220)が電気的に接続される部分であり、本実施形態では、例えば上記の出力用のコネクタで構成されている。
制御部15は、上記の制御信号が点灯を指示する制御信号である場合は、LEDモジュール22を点灯させるように、電力変換部16を制御する。この制御に応じて、電力変換部16は、交流電源B1からの交流電力を直流電力に変換し、変換した直流電力を、その電流値を目標電流値に制御して、LEDモジュール22に供給する。これによりLEDモジュール22が点灯する。また、制御部15は、上記の制御信号が消灯を指示する制御信号である場合は、LEDモジュール22を消灯させるように、電力変換部16を制御する。この制御に応じて、電力変換部16は、LEDモジュール22への電力供給を停止する。これにより、LEDモジュール22が消灯する。また、制御部15は、上記の制御信号が調光を指示する制御信号である場合は、LEDモジュール22の調光を制御するように、電力変換部16を制御する。この制御に応じて、電力変換部16は、上記の目標電流値を、上記の制御信号で指定された調光レベルに対応する目標電流値に制御する。これにより、LEDモジュール22が、制御信号で指定された調光レベルに制御される。なお、調光レベルは、定格電力が供給されているときのLEDモジュール22の光出力を100%としたとき、LEDモジュール22に供給される単位時間当たりの平均電力の定格電力に対する比率(%)で表される。
無線装置5は、リモコン装置6から上記の制御信号を含む電波を受信する装置である。無線装置5は、図3に示すように、無線モジュール50と、遮蔽カバー51とを備えている。無線モジュール50は、図4に示すように、回路基板52と、アンテナ53と、通信回路54とを有している。
回路基板52は、アンテナ53及び通信回路54が実装される基板である。回路基板52は、例えば略矩形の板状の基板である。回路基板52の下面は、第1領域52Aと第2領域52Bとに分けられている。第1領域52Aは、例えば、回路基板52の下面の片側半分の領域であり、第2領域52Bは、例えば、回路基板52の下面の反対側の片側半分の領域である。第1領域52Aには、アンテナ53がパターン形成されている。第2領域52Bには、導体55がべた一面に(すなわち第2領域52Bの略全体に一様に)設けられている。導体55は、アンテナ53に電気的に接続されている。
アンテナ53は、リモコン装置6から上記の制御信号を含む電波を受信する部分である。アンテナ53は、所定の周波数帯(例えば920MHz帯)の電波を受信する。アンテナ53は、上述のように、回路基板52の下面の第1領域52Aに設けられている。アンテナ53は、細長い導体によってパターン形成されている。アンテナ53は、例えばつづら折れパターンを有する。より詳細には、アンテナ53は、第1領域52Aの短手方向の両端で交互に折り返され、第1領域53Aの長手方向に展開されている。なお、第1領域52Aの長手方向及び短手方向は、互いに直交している。以後、アンテナ53が交互に折り返される方向を折返方向T1とも記載し、アンテナ53が展開する方向を展開方向T2とも記載する。
通信回路54は、アンテナ53と電気的に接続されている。また、通信回路54は、点灯装置1と信号ケーブルを介して電気的に接続されている。通信回路54は、アンテナ53が受信する電波から制御信号を抽出し、抽出した制御信号を点灯装置1に出力する。通信回路54は、回路基板52の上面における第2領域51Bと重なる領域(すなわち導体55の裏側)に実装されている。
無線モジュール50は、図5に示すように、取付部材21の底板210の上面(第2面)に固定される。この固定状態で、無線モジュール50のアンテナ53は、取付部材21の上面と対向している。また、無線モジュール50は、取付部材21の長手方向Xにおいて、点灯装置1の隣側に配置されている。より詳細には、点灯装置1の入力部17aは、点灯装置1における取付部材21の長手方向Xの一端部側(図5の例では左部側)に配置されている。無線モジュール50は、点灯装置1における入力部17aとは反対側(図5の例では右側)の隣に配置される。これにより、無線モジュール50は、交流電源B1から離れた箇所に配置される。また、この配置状態では、無線モジュール50のアンテナ53は、取付部材21のスリット212の近くに配置されている。
本実施形態では、取付部材21における長手方向Xの両端部には、器具本体4と引っ掛かるための引掛部217が設けられている(図5参照)。点灯装置1は、両側の引掛部217のうちの一方の引掛部(図5の例では紙面右側の引掛部217)に接近した箇所に固定されている。無線モジュール50は、取付部材21の上面において、点灯装置1と上記の右側の引掛部217との間に配置されている。これにより、無線モジュール50を、点灯装置1と引掛部217との間の空きスペースを利用して配置できる。
遮蔽カバー51は、無線モジュール50を外部ノイズ(電磁波)から保護すると共に無線モジュール50から発生する電磁波が外部に拡散することを抑制する。遮蔽カバー51は、電磁波を遮断する材料(例えば、銅板又はアルミ板などの金属板)で形成されている。遮蔽カバー51は、例えば、一面(下面)が開放した矩形箱状に形成されている。遮蔽カバー51は、開口面を底板210の上面に向けて無線モジュール50を上側から覆うようにして、取付部材21の上面(第2面)に固定される。遮蔽カバー51は、取付部材21と電気的に接続されることで接地されることが望ましい。
図6及び図7を参照して、無線モジュール50のアンテナ53と取付部材21のスリット212との配置関係について詳しく説明する。
本実施形態では、アンテナ53の展開方向T2は、取付部材21の長手方向Xに平行であり、アンテナ53の折返方向T1は、取付部材21の短手方向Yに平行である(図4及び図6参照)。これに対し、スリット212は、取付部材21の底板210において、アンテナ53に対応する対応箇所S1に重なり、且つ取付部材21の長手方向Xに延びるように、設けられている。対応箇所S1は、取付部材21において、取付部材21の正面から見て、無線モジュール50の電界集中箇所S2と重なる箇所である。電界集中箇所S2とは、無線モジュール50においてアンテナ53の電界分布が集中する箇所である。アンテナ53の電界分布とは、アンテナ53が発生する電界の分布である。なお、取付部材21の長手方向X及び短手方向Yはそれぞれ、取付部材21の底板210の上面(第2面)の長手方向及び短手方向でもある。
図7Aは、アンテナ53がつづら折れパターンを有する場合のアンテナ53の電界分布を示す。図7Aに示すように、電界集中箇所S2は、無線モジュール50において、アンテナ53における折返方向T1の一端部(すなわち導体55側の折返部分)の周辺である。電界集中箇所S2での電界分布の変化は、アンテナ53の展開方向T2の変化よりも折返方向T1の変化の方が大きい。したがって、アンテナ53が発生する電界において、展開方向T2の電界成分を第1電界成分Exとし、折返方向T1の電界成分を第2電界成分Eyとすると、電界集中箇所S2では、第1電界成分Exよりも第2電界成分Eyの方が大きい。
本実施形態では、無線モジュール50は、図6に示すように、取付部材21の底板210の上面に配置されている。この配置状態では、電界集中箇所S2での電界成分Exは、取付部材21の長手方向Xに平行となり、電界集中箇所S2での電界成分Eyは、取付部材21の短手方向Yに平行となっている。そして、スリット212は、図6に示すように、取付部材21の正面から見て、取付部材21の対応箇所S1に重なるように設けられている。また、スリット212は、取付部材21の長手方向X及び短手方向Yのうち、電界集中箇所S2での電界の電界成分Ex,Ey(図7参照)の大きい方の方向(本実施形態では短手方向Y)に交差(例えば直交)する方向(本実施形態では長手方向X)に沿って延びている。
このようにスリット212が設けられることで、図7Bに示すように、スリット212は、リモコン装置6からの電波を受信したとき、スリット212の幅方向(短手方向)に主電界Eが発生する。主電界とは、電界の大きさが一番大きい方向の電界である。これにより、スリット212は、アンテナ53が受信する電波を中継する無給アンテナとして効果的に機能する。この結果、アンテナ53は、スリット212を介してリモコン装置6からの電波を効果的に受信可能になる。
スリット212の長さ(長手方向Xの長さ)は、リモコン装置6との間の無線通信で使用する電波の波長をλとすると、0.5×λ±0.3×λの範囲以内の長さであることが望ましい。これにより、スリット212は、電波を効果的に受信し、受信した電波をアンテナ53側に効果的に放射できる。この結果、アンテナ53は、スリット212を介してリモコン装置6からの電波を更に効果的に受信可能になる。なお、スリット212の幅(短手方向Yの長さ)は、特に制限はないが、意匠の観点及び異物の通過を考慮して、極力小さい方が好ましい。
本実施形態では、スリット212は、取付部材21において、LEDモジュール22の正面から見て、LEDモジュール22の基板221と重ならない位置に設けられている(図6参照)。これにより、LEDモジュール22がスリット212の電波受信を阻害することを抑制できる。
以上、この光源ユニット2及び照明器具3によれば、無線モジュール50は、取付部材21の上面(すなわちLED220とは反対側の面)に設けられるため、無線モジュール50の配置がLED220の発光に影響を与えることを抑制できる。このため、無線モジュール50の配置場所の自由度を向上できる。また、取付部材21における無線モジュール50のアンテナ53に対応する対応箇所S1に重なるように、スリット212が設けられる。このようにスリット212が設けられることで、スリット212は、リモコン装置6からの電波をアンテナ53へと中継する無給電アンテナとして機能する。このため、無線モジュール50が取付部材21の上面に設けられても、無線モジュール50の受信感度を確保できる。この結果、無線モジュール50の受信感度を確保しつつ、無線モジュール50の配置自由度を向上できる。
(変形例)
上記の実施形態の変形例を説明する。下記の変形例は、組み合わせて実施されてもよい。
(変形例1)
上記の実施形態において、光源ユニット2は、図8に示すように、スリット212を塞ぐための絶縁部材7を更に備えてもよい。絶縁部材7は、絶縁性を有する材質(例えば合成樹脂、より詳細には、例えば、ポリカーボネート樹脂、アクリル樹脂又はABS樹脂)で形成されている。絶縁部材7は、例えばシート状に形成されている。図8の例では、絶縁部材7は、取付部材21の底板210の下面(すなわちLED220と同側の面)において、スリット212を塞ぐように、設けられている。この絶縁部材7により、異物(ゴミ又は虫など)が、スリット212を通って取付部材21の上面側から下面側(すなわちカバー23の内部)に入ることを抑制できる。
なお、絶縁部材7の形状は、シート状に限定されない。また、絶縁部材7は、取付部材21の底板210の上面に設けられてもよい。また、絶縁部材7は、スリット212を埋めるように、スリット212の内部に充填されるように設けられてもよい。また、絶縁部材7は、カバー23に一体的に設けられてもよい。この場合は、絶縁部材7は、カバー23が取付部材21に取り付けられた状態で、スリット212を塞ぐようにカバー23から突出するように設けられてもよい。
(変形例2)
上記の実施形態において、図9に示すように、LEDモジュール22の基板221の縁221aがスリット212と干渉する場合は、基板221の縁221aに、スリット212を回避するための切欠部224が設けられてもよい。切欠部224は、基板221の縁221aにおいて、スリット212に対応する箇所(基板221の照明から見てスリット212と重なる箇所)に設けられている。すなわち、LEDモジュール22は、基板221の縁221aに、切欠部224を有してもよい。これにより、切欠部224によって、リモコン装置6からの電波をスリット212に効果的に受信させることができる。
(変形例3)
上記の実施形態において、図10に示すように、LEDモジュール22がスリット212(第1スリット)を覆う場合は、LEDモジュール22の基板221におけるスリット212に対応する箇所(基板221の正面から見てスリット212と重なる箇所)に、スリット227(第2スリット)が設けられてもよい。すなわち、LEDモジュール22は、基板221に、スリット227を有してもよい。スリット227は、スリット212の全体を露出するように設けられている。スリット227は、例えば、スリット212と同形同大で完全に重なるように設けられてもよい。このようにスリット227が基板221に設けられることで、スリット227によって、LEDモジュール22によるスリット212の受信感度の低下を抑制できる。
(変形例4)
上記の実施形態において、図11に示すように、LEDモジュール22がスリット212を覆う場合は、LEDモジュール22の基板221におけるスリット212に対応する箇所に、アンテナ225(第2アンテナ)が設けられてもよい。すなわち、LEDモジュール22は、基板221に、アンテナ225を有してもよい。図11の例では、アンテナ225は、スリット212の短手方向の両端側で交互に折り返されてスリット212の長手方向に展開される、所謂つづら折れパターンを有している。アンテナ225は、電源と接続されておらず、無給電アンテナとして機能する。アンテナ225は、基板221の正面から見て、無線モジュール50のアンテナ53(第1アンテナ)と重なるように配置されてもよい。
この変形例では、リモコン装置6からの電波は、アンテナ225及びスリット212によって中継されて無線モジュール50のアンテナ53に受信される。このため、リモコン装置6からの電波をアンテナ53に効果的に受信させることができる。
なお、アンテナ225は、図12に示すように、クランク形状であってもよい。この場合、アンテナ225は、1本に繋がった3つの直線部225a,225b,225cを有する。2つの直線部225a,225cは、互いに平行であり、かつスリット212に平行である。2つの直線部225a,225bは、スリット212の幅方向の両側に配置され、かつ、スリット212の長手方向において互いにずれて配置されている。直線部225bは、2つの直線部225a,225cの間に連結されており、スリット212と交差(例えば直交)するように配置されている。この場合のアンテナ225も、リモコン装置6からの電波を中継する無給電アンテナとして機能する。
(変形例5)
上記の実施形態において、図13に示すように、LEDモジュール22がスリット212を覆う場合は、LEDモジュール22の基板221におけるスリット212に対応する箇所(基板221の正面から見てスリット212と重なる箇所)には、配線パターンが設けられないようにしてもよい。これにより、基板221の配線パターンによってリモコン装置6からの電波が遮蔽されることを、抑制できる。この結果、リモコン装置6からの電波を無線モジュール50のアンテナ53で効果的に受信させることができる。
(変形例6)
上記の実施形態において、スリット212は、図14に示すように、ハット状に曲がって形成されてもよい。この場合、スリット212は、1本に繋がった5つの直線部212a,212b,212c,212d,212eを有する。3つの直線部212a,212c,212eは、互いに平行であり、かつ取付部材21の長手方向Xに平行である。3つの直線部212a,212c,212eは、取付部材21の長手方向Xに互いにずれて配置されている。3つの直線部212a,212c,212eのうち、直線部212a,212eは、取付部材21における短手方向Yの一側の縁部に配置され、残りの直線部212cは、直線部212a,212eよりも取付部材21における短手方向Yの内側に配置されている。直線部212bは、2つの直線部212a,212cの間に連結されており、取付部材21の短手方向Yに交差(例えば直交)する方向に延びている。直線部212dは、2つの直線部212c,212eの間に連結されており、取付部材21の短手方向Yに交差(例えば直交)する方向に延びている。
直線部212cは、アンテナ53の展開方向T2(長手方向X)の長さよりも長く形成されている。スリット212のうちの直線部212cが、アンテナ53に対応する箇所S1に重なるように配置されている。すなわち、スリット212は、全体的には、取付部材21の短手方向Yの一側の縁部に配置され、スリット212のうちの一部分(直線部212c)だけが、取付部材21の内側に引き出されて、アンテナ53に対応させられている。これにより、スリット212の直線部212c以外の部分(特に直線部212a,212e)が、極力、LEDモジュール22に重ならないようにできる。
(変形例7)
上記の実施形態において、図15に示すように、無線モジュール50は、アンテナ53の展開方向T2が取付部材21の短手方向Yに平行となり、かつアンテナ53の折返方向T1が取付部材21の長手方向Xに平行となるように、取付部材21の上面に配置されてもよい。この場合は、取付部材21におけるアンテナ53に対応する箇所S1は、取付部材21の短手方向Yに延びるため、スリット212は、箇所S1に重なるように取付部材21の短手方向Yに沿って設けられる。
(変形例8)
上記の実施形態において、図16に示すように、制御部15は、無線モジュール50に設けられてもよい。この場合は、制御部15は、点灯装置1のプリント回路板19に実装される代わりに、無線モジュール50の回路基板52に実装される。
(変形例9)
上記の実施形態において、図17に示すように、無線モジュール50は、点灯装置1に設けられてもよい。この場合は、無線モジュール50のアンテナ53及び通信回路54は、回路基板52に実装される代わりに、点灯装置1のプリント回路板19に実装される。また、この場合、遮蔽カバー51は省略される。
(まとめ)
第1の態様の光源ユニット(2)は、金属フレーム(21)と、光源基板(221)と、無線モジュール(50)と、点灯装置(1)と、を備えている。金属フレーム(21)は、第1面(例えば下面)及び第1面の反対側の第2面(例えば上面)を有する。光源基板(221)は、第1面に配置されている。光源基板(221)には、光源(220)が設けられている。無線モジュール(50)は、外部装置(6)から制御信号を含む電波を受信するためのアンテナ(53)を有する。点灯装置(1)は、第2面に配置され、アンテナ(53)が受信した制御信号に応じて光源(220)の点灯状態を制御する。無線モジュール(50)は、第2面に配置されている。金属フレーム(21)は、第1面及び第2面の間を貫通するスリット(212)を有する。スリット(212)は、金属フレーム(21)において、アンテナ(53)に対応する対応箇所(S1)に重なるように設けられている。
この構成によれば、無線モジュール(50)は、金属フレーム(21)の第2面(すなわち光源(220)とは反対側の面)に設けられるため、無線モジュール(50)の配置が光源(220)の発光に影響を与えることを抑制できる。このため、無線モジュール(50)の配置場所の自由度を向上できる。また、金属フレーム(21)における無線モジュール(50)のアンテナ(53)に対応する対応箇所(S1)に、スリット(212)が設けられる。このような箇所(S1)にスリット(212)が設けられることで、スリット(212)は、外部装置(6)から無線モジュール(50)に伝搬する電波を中継する中継アンテナとして機能する。このため、無線モジュール(50)が金属フレーム(21)の第2面に設けられても、無線モジュール(50)の受信感度を確保できる。この結果、無線モジュール(50)の受信感度を確保しつつ、無線モジュール(50)の配置自由度を向上できる。
第2の態様の光源ユニット(2)は、第1の態様において、電波の波長をλとする。スリット(212)の長さは、0.5×λ±0.3×λの範囲以内の長さである。
この構成によれば、無線モジュール(50)の受信感度を良好な受信感度に確保できる。
第3の態様の光源ユニット(2)では、第1又は第2の態様において、スリット(212)は、第2面の長手方向(X)及び短手方向(Y)のうち、無線モジュール(50)の電界集中箇所(S2)での電界成分(Ex,Ey)が大きい方の方向に交差する方向に延びている。
この構成によれば、スリット(212)をアンテナ(53)として効果的に機能させることができる。
第4の態様の光源ユニット(2)では、第1〜第3の態様の何れか1つの態様において、アンテナ(53)は、所定方向(T1)の両端で交互に折り返されて所定方向(T1)に交差する方向(T2)に展開される、つづら折れパターンを有する。アンテナ(53)における所定方向(T1)の一端部の周辺が無線モジュール(50)の電界集中箇所(S2)である。対応箇所(S1)は、金属フレーム(21)において、無線モジュール(50)の電界集中箇所(S2)に重なる箇所である。
この構成によれば、アンテナ(53)がつづら折れパターンを有する場合、スリット(212)を、電波を効果的に受信できる場所に配置できる。
第5の態様の光源ユニット(2)は、第1〜第4の態様の何れか1つの態様において、スリット(212)を塞ぐ絶縁部材(7)を更に備える。
この構成によれば、絶縁部材(7)によって、スリット(212)を通って第2面側から第1面側(すなわち光源(220)側)に異物(ゴミなど)が入ることを抑制できる。
第6の態様の光源ユニット(2)では、第1〜第5の態様の何れか1つの態様において、スリット(212)を第1スリット(212)とする。光源基板(221)における第1スリット(212)に対応する箇所に、切欠部(224)又は第2スリット(227)が設けられている。 この構成によれば、切欠部(224)又は第2スリット(227)によって、光源基板(221)がスリット(212)の電波受信に干渉することを抑制できる。この結果、無線モジュール(50)の受信感度を向上できる。
第7の態様の光源ユニット(2)では、第1〜第5の態様の何れか1つの態様において、アンテナ(53)を第1アンテナ(53)とする。光源ユニット(2)は、光源基板(221)におけるスリット(212)に対応する箇所に、第2アンテナ(225)を更に備える。
この構成によれば、第2アンテナ(225)によって、外部装置(6)からの電波を金属フレーム(21)のスリット(212)へと中継することができる。この結果、無線モジュール(50)の受信感度を向上できる。
第8の態様の光源ユニット(2)では、第1〜第7の態様の何れか1つの態様において、光源基板(221)におけるスリット(212)に対応する箇所には、配線パターンが設けられていない。
この構成によれば、光源基板(221)の配線パターンがスリット(212)の電波受信を阻害することを抑制できる。この結果、無線モジュール(50)の受信感度を向上できる。
第9の態様の光源ユニット(2)では、第1〜第8の態様の何れか1つの態様において、点灯装置(1)は、入力部(17a)と、電源回路(16)と、を有する。入力部(17a)は、電源(B1)からの電力を入力する。電源回路(16)は、入力部(17a)から入力した電力を光源(220)に供給する。入力部(17a)は、点灯装置(1)における第2面の長手方向(X)の一方側の部分に配置されている。無線モジュール(50)は、点灯装置(1)における入力部(17a)とは反対側に配置されている。
この構成によれば、無線モジュール(50)を電源(B1)から離れた箇所に配置できる。この結果、意に反して、無線モジュール(50)に高電圧が掛かることを抑制できる。
第10の態様の光源ユニット(2)では、第1〜第8の態様の何れか1つの態様において、点灯装置(1)は、金属フレーム(21)の第2面(例えば上面)に配置され、光源(220)に電力を供給する電源回路(16)を備える。無線モジュール(50)は、電源回路(16)に設けられている。
この構成によれば、無線モジュール(50)を電源回路(16)と一体に構成できる。これにより、無線モジュール(50)の配置箇所を新たに確保する必要がなくなる。
第11の態様の光源ユニット(2)は、第1〜第10の態様の何れか1つの態様において、無線モジュール(50)を覆う遮蔽カバー(51)を更に備える。
この構成によれば、遮蔽カバー(51)によって、無線モジュール(50)を外部ノイズ(電磁波)から保護できると共に、無線モジュール(50)から発生する電磁波が外部に拡散することを抑制できる。
第12の態様の照明器具(3)は、第1〜第11の態様の何れか1つの態様の光源ユニット(2)と、光源ユニット(2)を支持する器具本体(4)と、を備える。
この構成によれば、光源ユニット(2)の上記の効果を奏する照明器具(3)を提供できる。
第13の態様の照明器具(3)では、第12の態様において、金属フレーム(21)は、器具本体(4)に引っ掛かる引掛部(217)を有する。無線モジュール(50)は、金属フレーム(21)の長手方向(X)において、点灯装置(1)と引掛部(217)との間に配置される。
この構成によれば、無線モジュール(50)を点灯装置(1)と金属フレーム(21)の引掛部(217)との間の空きスペースを利用して配置できる。
1 点灯装置
3 照明器具
4 器具本体
6 リモコン装置(外部装置)
7 絶縁部材
16 電力変換部(電源回路)
17a 入力部
21 取付部材(金属フレーム)
51 遮蔽カバー
50 無線モジュール
53 アンテナ(第1アンテナ)
212 スリット(第1スリット)
217 引掛部
221 基板(光源基板)
224 切欠部
225 アンテナ(第2アンテナ)
227 スリット(第2スリット)
B1 交流電源(電源)
S1 対応箇所
S2 電界集中箇所
T1 折返方向
T2 展開方向
X 取付部材の長手方向(第2面の長手方向)
Y 取付部材の短手方向(第2面の短手方向)

Claims (13)

  1. 第1面及び前記第1面の反対側の第2面を有する金属フレームと、
    前記第1面に配置され、光源が設けられた光源基板と、
    外部装置から制御信号を含む電波を受信するためのアンテナを有する無線モジュールと、
    前記第2面に配置され、前記アンテナが受信した前記制御信号に応じて前記光源の点灯状態を制御する点灯装置と、を備え、
    前記無線モジュールは、前記第2面に配置され、
    前記金属フレームは、前記第1面及び前記第2面の間を貫通するスリットを有し、
    前記スリットは、前記金属フレームにおいて、前記アンテナに対応する対応箇所に重なるように設けられている、
    光源ユニット。
  2. 前記電波の波長をλとし、
    前記スリットの長さは、0.5×λ±0.3×λの範囲以内の長さである、
    請求項1に記載の光源ユニット。
  3. 前記スリットは、前記第2面の長手方向及び短手方向のうち、前記無線モジュールの電界集中箇所での電界成分が大きい方の方向に交差する方向に延びている、
    請求項1又は2に記載の光源ユニット。
  4. 前記アンテナは、所定方向の両端で交互に折り返されて前記所定方向に交差する方向に展開される、つづら折れパターンを有し、
    前記アンテナにおける前記所定方向の一端部の周辺が前記無線モジュールの電界集中箇所であり、
    前記対応箇所は、前記金属フレームにおいて、前記無線モジュールの前記電界集中箇所に重なる箇所である、
    請求項1〜3の何れか1項に記載の光源ユニット。
  5. 前記スリットを塞ぐ絶縁部材を更に備える、
    請求項1〜4の何れか1項に記載の光源ユニット。
  6. 前記スリットを第1スリットとし、
    前記光源基板における前記第1スリットに対応する箇所に、切欠部又は第2スリットが設けられている、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の光源ユニット。
  7. 前記アンテナを第1アンテナとし、
    前記光源基板における前記スリットに対応する箇所に、第2アンテナを更に備える、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の光源ユニット。
  8. 前記光源基板における前記スリットに対応する箇所には、配線パターンが設けられていない、
    請求項1〜7の何れか1項に記載の光源ユニット。
  9. 前記点灯装置は、
    電源からの電力を入力する入力部と、
    前記入力部から入力した電力を前記光源に供給する電源回路と、を有し、
    前記入力部は、前記点灯装置における前記第2面の長手方向の一方側の部分に配置され、
    前記無線モジュールは、前記点灯装置における前記入力部とは反対側に配置されている、
    請求項1〜8の何れか1項に記載の光源ユニット。
  10. 前記点灯装置は、
    前記第2面に配置され、前記光源に電力を供給する電源回路を備え、
    前記無線モジュールは、前記電源回路に設けられている、
    請求項1〜8の何れか1項に記載の光源ユニット。
  11. 前記無線モジュールを覆う遮蔽カバーを更に備える、
    請求項1〜10の何れか1項に記載の光源ユニット。
  12. 請求項1〜11の何れか1項に記載の光源ユニットと、
    前記光源ユニットを支持する器具本体と、を備える、
    照明器具。
  13. 前記金属フレームは、前記器具本体に引っ掛かる引掛部を有し、
    前記無線モジュールは、前記金属フレームの長手方向において、前記点灯装置と前記引掛部との間に配置される、
    請求項12に記載の照明器具。
JP2019134088A 2019-07-19 2019-07-19 光源ユニット及び照明器具 Active JP7300645B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019134088A JP7300645B2 (ja) 2019-07-19 2019-07-19 光源ユニット及び照明器具
JP2023094381A JP2023115923A (ja) 2019-07-19 2023-06-07 光源ユニット及び照明器具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019134088A JP7300645B2 (ja) 2019-07-19 2019-07-19 光源ユニット及び照明器具

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023094381A Division JP2023115923A (ja) 2019-07-19 2023-06-07 光源ユニット及び照明器具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021018929A true JP2021018929A (ja) 2021-02-15
JP7300645B2 JP7300645B2 (ja) 2023-06-30

Family

ID=74563260

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019134088A Active JP7300645B2 (ja) 2019-07-19 2019-07-19 光源ユニット及び照明器具
JP2023094381A Pending JP2023115923A (ja) 2019-07-19 2023-06-07 光源ユニット及び照明器具

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023094381A Pending JP2023115923A (ja) 2019-07-19 2023-06-07 光源ユニット及び照明器具

Country Status (1)

Country Link
JP (2) JP7300645B2 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016058167A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具
JP2017016756A (ja) * 2015-06-29 2017-01-19 三菱電機株式会社 照明器具
JP2017033709A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 アイリスオーヤマ株式会社 発光ユニットおよび発光ユニットを備える照明装置
JP2017224421A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 Necライティング株式会社 感震led照明器具
JP2018137152A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 点灯装置及び照明装置
JP2019022177A (ja) * 2017-07-21 2019-02-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具及び照明制御システム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016058167A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具
JP2017016756A (ja) * 2015-06-29 2017-01-19 三菱電機株式会社 照明器具
JP2017033709A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 アイリスオーヤマ株式会社 発光ユニットおよび発光ユニットを備える照明装置
JP2017224421A (ja) * 2016-06-13 2017-12-21 Necライティング株式会社 感震led照明器具
JP2018137152A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 点灯装置及び照明装置
JP2019022177A (ja) * 2017-07-21 2019-02-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明器具及び照明制御システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2023115923A (ja) 2023-08-21
JP7300645B2 (ja) 2023-06-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017517133A (ja) 無線照明器具
JP2015069774A (ja) 照明用モジュール、無線通信用モジュール、照明装置、および、照明制御システム
JP6643671B2 (ja) 照明器具
JP2019022177A (ja) 照明器具及び照明制御システム
JP2016157689A (ja) 照明器具
EA011227B1 (ru) Опорная рама для электрических устройств
JP6446330B2 (ja) 照明器具
JP7300645B2 (ja) 光源ユニット及び照明器具
JP7390583B2 (ja) 光源ユニット及び照明器具
JP5244033B2 (ja) 調光器及び照明システム
JP4671119B2 (ja) 安定器及び照明装置
JP6372779B2 (ja) 照明器具
JP2018147590A (ja) 照明器具
JP6854467B2 (ja) 照明駆動装置および照明器具
JP7457975B2 (ja) 照明器具
JP6590279B2 (ja) 照明器具
JP2023138162A (ja) 照明装置及び照明器具
JP6598544B2 (ja) 照明制御用のセンサユニット及び光源ユニット及び照明装置
JP2023181926A (ja) 無線通信ユニット、電源装置、照明装置、及び照明器具
JP7012246B2 (ja) 照明器具
JP2023138161A (ja) 照明装置及び照明器具
JP7390631B2 (ja) 光源用筐体、光源ユニット、照明器具
JP2021034254A (ja) 照明器具及び照明装置
JP2023138163A (ja) 照明装置及び照明器具
JP6941780B2 (ja) 光源ユニット及び照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220418

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230501

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230516

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230609

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7300645

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151