JP2021034254A - 照明器具及び照明装置 - Google Patents

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Nobuhisa Nakamura
信久 中村
石川 孝一
Koichi Ishikawa
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Abstract

【課題】意匠性の低下を抑制しつつ無線信号による遠隔制御を実現する。【解決手段】光源ユニット3は、光源モジュール31と、光源モジュール31を囲む枠部301とを有する。器具本体2は、正面に開口部200を有する箱状に形成された一つ以上の収容体20を有する。少なくとも一つの収容体20は、収容体20の正面から見て枠部301と収容体20の間に隙間10を形成する。少なくとも一つの収容体20は、収容体20の正面から見て、光源ユニット3の背後に電源ユニットと受信装置5を隠すように、光源ユニット3、電源ユニット及び受信装置5を収容する。受信装置5は、隙間10を通して収容体20内に進入する無線信号を受信するように配置されている。【選択図】 図4

Description

本開示は、照明器具及び照明装置に関し、より詳細には、無線信号によって遠隔制御可能な照明器具及び照明装置に関する。
従来例として特許文献1記載の照明装置を例示する。特許文献1記載の照明装置(以下、従来例という。)は、平面部と側面部とからなる箱形状をした照明器具と、側面部との間に換気のための隙間を形成するように照明器具に取り付けられる光源ユニットとを備える。また、従来例は、端子台取付部を更に備えている。
端子台取付金具は、端子台と光源ユニットとの間に照明器具の側面部が配置されるように照明器具に固定されている。よって、従来例は、端子台を照明器具の外側に配置することにより、光源ユニットと照明器具との隙間から端子台が見えるのを防いでいる。
特開2018−113147号公報
ところで、特許文献1記載の従来例では、端子台取付部に無線ユニットを取り付けることが示唆されている。無線ユニットは、一般に赤外線及び電波などの電磁波を媒体とする無線信号を受信し、当該無線信号で指示される制御内容に応じて、光源ユニットの点滅及び調光などの遠隔制御を実現するように構成されている。
しかしながら、特許文献1記載の従来例において、端子台取付部に取り付けられた無線ユニットが電磁波を受信するためには、照明器具(器具本体)の内側に赤外線の受光部又は電波を受信するためのアンテナを配置する必要がある。ところが、照明器具(器具本体)の内側に赤外線の受光部又は電波を受信するためのアンテナを配置した場合、光源ユニットと照明器具との隙間から受光部又はアンテナが見えてしまい、意匠性の低下を招くおそれがある。
本開示の目的は、意匠性の低下を抑制しつつ無線信号による遠隔制御を実現することができる照明器具及び照明装置を提供することである。
本開示の一態様に係る照明器具は、一つ以上の光源ユニットと、前記光源ユニットを点灯させる点灯装置と、電磁波を媒体とする無線信号を受信する受信装置とを備える。前記照明器具は、前記受信装置が受信する前記無線信号に応じて前記点灯装置を制御する制御装置と、前記光源ユニット、前記点灯装置、前記受信装置及び前記制御装置を支持する器具本体とを備える。前記光源ユニットは、照明光を出射する発光部と、前記発光部を囲む枠部とを有する。前記器具本体は、正面に開口部を有する箱状に形成された一つ以上の収容体を有する。少なくとも一つの前記収容体は、前記収容体の正面から見て前記枠部と前記収容体の間に隙間を形成する。少なくとも一つの前記収容体は、前記収容体の正面から見て、前記光源ユニットの背後に前記点灯装置、前記受信装置及び前記制御装置を隠すように、前記光源ユニット、前記点灯装置、前記受信装置及び前記制御装置を収容する。前記受信装置は、前記隙間を通して前記収容体内に進入する前記無線信号を受信するように配置されている。
本開示の一態様に係る照明装置は、光源ユニットと、前記光源ユニットを点灯させる点灯装置と、電磁波を媒体とする無線信号を受信する受信装置とを備える。前記照明装置は、前記受信装置が受信する前記無線信号に応じて前記点灯装置を制御する制御装置と、前記光源ユニット、前記点灯装置、前記受信装置及び前記制御装置を支持する支持部材とを備える。前記光源ユニットは、照明光を出射する発光部と、前記発光部を囲む枠部とを有する。前記支持部材は、前記光源ユニットを支持する第1支持部と、前記点灯装置、前記受信装置及び前記制御装置を支持する第2支持部とを有する。前記第2支持部は、前記光源ユニットの正面から見て、前記光源ユニットの背後に前記点灯装置、前記受信装置及び前記制御装置を隠すように、前記点灯装置、前記受信装置及び前記制御装置を支持する。
本開示の照明器具及び照明装置は、意匠性の低下を抑制しつつ無線信号による遠隔制御を実現することができるという効果がある。
図1は、本開示の実施形態に係る照明器具の下方から見た斜視図である。 図2Aは、同上の照明器具の正面図である。図2Bは、同上の照明器具の平面図である。図2Cは、同上の照明器具の右側面図である。 図3は、同上の照明器具の分解斜視図である。 図4は、同上の照明器具の部分断面図である。 図5は、同上の照明器具の上方から見た斜視図である。 図6は、同上の照明器具の回路ブロック図である。 図7は、同上の照明器具における受信装置の分解斜視図である。 図8は、同上の照明器具の一部を省略した断面図である。 図9は、同上の照明器具の下方から見た斜視図である。 図10は、同上の照明器具における受信装置の平面図である。 図11は、本開示の実施形態に係る照明装置を搭載した照明器具の分解斜視図である。 図12は、同上の照明装置を搭載した照明器具の断面図である。 図13は、同上の照明装置を搭載した照明器具の上方から見た斜視図である。
以下、本開示の実施形態に係る照明器具及び照明装置について、図面を参照して詳細に説明する。ただし、下記の実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさ及び厚さのそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。なお、以下の実施形態で説明する構成は本開示の一例にすぎない。本開示は、以下の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
まず、本開示の実施形態に係る照明器具1(以下、照明器具1という)について説明する。照明器具1は、システム天井に取り付けられるように構成されている。システム天井とは、単位天井を組み合わせたつり天井で、天井パネルを載せ掛け、照明器具、空調吹き出し口などの設備(設備機器とも呼ばれる)の取付けが容易にできる機能を有する天井である(日本産業規格JIS A1445「システム天井構成部材の試験方法」参照)。ただし、本開示の実施形態に係る照明器具はシステム天井用の照明器具に限定されず、システム天井以外の構造の天井に取り付けられる照明器具などであっても構わない。
照明器具1は、図1〜図3に示すように、二つの光源ユニット3と、電源ユニット4と、受信装置5と、器具本体2とを備える。なお、以下の説明においては、特に断りのない限り、図1において矢印で示す上下、左右、前後の各方向を照明器具1の上下、左右、前後の各方向と規定する。
器具本体2は、二つの収容体20と、二つの連結板21と、カバー22とを有する。器具本体2は、さらに、ルーバ24を有する。二つの収容体20はそれぞれ、長方形状の底壁201と、底壁201の長手方向に沿った左右両端から下向きに突出する一対の側壁202と、底壁201の前後両端から下向きに突出する前壁203及び後壁204とを有する(図3〜図5参照)。すなわち、各収容体20は、底壁201と上下方向に対向する正面(下面)に長方形状の開口部200を有する箱状に形成されている(図1参照)。
二つの連結板21はそれぞれ、長方形の板状に形成されている。一方の連結板21は、二つの収容体20のそれぞれの前壁203同士を連結している。また、他方の連結板21は、二つの収容体20のそれぞれの後壁204同士を連結している(図1及び図5参照)。ただし、二つの連結板21は、二つの収容体20のそれぞれの前壁203及び後壁204と一体に形成されていることが好ましい。しかして、二つの収容体20の間には、各収容体20の一つ側壁202と一対の連結板21で囲まれ、空調吹き出し口などの設備機器が収容可能である設備機器収容体23が設けられている。
カバー22は、長方形の板状に形成されている。カバー22は、設備機器収容体23の開口部を塞ぐように一対の連結板21に固定される。すなわち、カバー22は、設備機器収容体23に設備機器が収容されない場合に設備機器収容体23を隠す役割を担っている。
ルーバ24は、複数の遮光板240と、これら複数の遮光板240を等間隔に並べて支持する一対の支持板241とを有する。ルーバ24は、収容体20の開口部200にかぶさるように収容体20の一対の側壁202に着脱可能に取り付けられる。
二つの光源ユニット3は同一の構造を有している。光源ユニット3は、ユニット本体30、光源モジュール31、透光カバー32、一対のストッパ33などを備える(図3参照)。
ユニット本体30は、例えば、金属製の板材により、角とい状の取付部300と、一対の枠部301と、一対のフランジ部302とが一体に形成されて構成される。一対の枠部301はそれぞれ、取付部300の長手方向(前後方向)に沿った両端から、取付部300の底面と平行し、かつ外向きに突出するように形成される(図3参照)。また、一対のフランジ部302はそれぞれ、取付部300の長手方向に沿った両端から、取付部300の底面と平行し、かつ内向きに突出するように形成される(図3参照)。
光源モジュール31は、図3に示すように、長方形状の基板310と、複数個の発光素子311とを有する。複数個の発光素子311はそれぞれ、パッケージ型の照明用白色LED(Light Emitting Diode)である。これら複数個の発光素子311は、基板310の下面における幅方向(左右方向)の中央に、基板310の長手方向(前後方向)に沿って一列かつ等間隔に並ぶように実装されている。また、これら複数個の発光素子311は、基板310の下面に形成されているプリント配線により、基板310の上面における長手方向の一端部に実装されているレセプタクルコネクタ312(図5参照)と電気的に直列接続されている。ただし、発光素子は、いわゆるCOB(Chip on Board)型の照明用白色LEDでも構わないし、半導体レーザダイオード及び有機エレクトロルミネッセンス素子などのLED以外の発光素子であっても構わない。光源モジュール31は、ユニット本体30の取付部300の底面(下面)に取り付けられる。なお、基板310の上面に実装されているレセプタクルコネクタ312は、ユニット本体30の取付部300に設けられた穴303を通して取付部300から上方に突き出ている(図5参照)。
透光カバー32は、透光部320と、一対の突片321とを有している(図3参照)。透光部320は、透光性を有する材料(例えば、アクリル樹脂及びポリカーボネート樹脂等の透光性を有する合成樹脂材料)によって略半円筒形に形成されている。一対の突片321はそれぞれ、平板状に形成されている。一方の突片321は、透光カバー32の長手方向(前後方向)に沿った一端(左端)から外向きに突出している。他方の突片321は、透光カバー32の長手方向に沿った他端(右端)から外向きに突出している。なお、一対の突片321は、透光部320と一体成形されている。
透光カバー32は、一対の突片321をユニット本体30の一対の枠部301の上に載せるようにして、ユニット本体30の取付部300に取り付けられる(図4参照)。そして、取付部300の長手方向の両端にそれぞれストッパ33が一つずつ取り付けられる。各ストッパ33は、合成樹脂材料により、長手方向から見てL字状に形成される。各ストッパ33は、ユニット本体30の枠部301との間で透光カバー32の突片321を挟み込んで支持する(図4参照)。しかして、光源モジュール31が放射する照明光は、透光カバー32の透光部320を透過して照明空間に照射される。
二つの光源ユニット3のうちの一方の光源ユニット3は、器具本体2の左側の収容体20に収容され、他方の光源ユニット3は、器具本体2の右側の収容体20に収容される(図1及び図2A参照)。各収容体20の前壁203及び後壁204には、それぞれ一対の固定片205が切り起こされている(図3及び図4参照)。すなわち、各光源ユニット3の枠部301の長手方向の両端がそれぞれ固定片205の上に載せられ、かつ、枠部301と各固定片205のそれぞれがねじ止めされることによって、各光源ユニット3が器具本体2(収容体20)に固定される。なお、二つの光源ユニット3のそれぞれのレセプタクルコネクタ312は、電線34を介して電気的に接続される(図5参照)。
電源ユニット4は、プリント回路板42と、プリント回路板42を収容するケース43とを有する。プリント回路板42は、長方形状のプリント配線板に集積回路を含む種々の電子部品が実装されて構成されている。ケース43は、金属板により、長手方向の両端が開放された長尺の箱状に形成されている。ケース43は、プリント回路板42を収容し、器具本体2の左側の収容体20における底壁201の内底面にねじ止めされる(図3参照)。
また、電源ユニット4は、図6に示すように、光源モジュール31を点灯させる点灯装置40と、点灯装置40を制御する制御装置41とを有する。
点灯装置40は、商用の電力系統9から供給される交流電力を直流電力に変換し、当該直流電力を光源モジュール31に供給することで光源モジュール31を点灯させるように構成される。例えば、点灯装置40は、昇圧チョッパ回路からなる力率改善回路と、降圧チョッパ回路からなる定電流回路とを有する。点灯装置40の一対の出力端子(定電流回路の一対の出力端子)に、二つの光源ユニット3の各々の光源モジュール31が電気的に直列接続される。ただし、二つの光源ユニット3の各々の光源モジュール31は、点灯装置40の一対の出力端子と電気的に並列接続されても構わない。なお、定電流回路は、光源モジュール31に流す電流(以下、負荷電流という。)を負荷電流の目標値に一致させるように制御装置41によって制御される。
制御装置41は、力率改善回路から定電流回路に供給される直流電圧を定電圧化するように力率改善回路を制御する。また、制御装置41は、定電流回路から出力する負荷電流を、負荷電流の目標値に一致させるように定電流回路を制御する。なお、制御装置41は、例えば、アナログ・ディジタルコンバータ、CPU(Central Process Unit)、タイマ、メモリなどを一つの集積回路としたマイクロコンピュータを有する。このようなマイクロコンピュータとしては、ルネサスエレクトロニクス社製のRL78シリーズの8/16ビットマイクロコンピュータなどが好適である。
受信装置5は、図7に示すように、回路ブロック50、筐体51、信号ケーブル52、プラグコネクタ53などを備えている。回路ブロック50は、回路基板50Aと、回路カバー50Bとを有している。
回路ブロック50は、赤外線モジュール503と、信号処理回路とを有する。回路基板50Aは、回路カバー50Bに覆われる第2領域と、回路カバー50Bに覆われない第1領域50AAに分けられている(図7参照)。回路基板50Aの第2領域に赤外線モジュール503と信号処理回路が実装されている。ただし、回路カバー50Bにおいて、赤外線モジュール503の受光部と対向する位置に穴50BBが貫通している(図7参照)。つまり、この穴50BBを通して赤外線モジュール503の受光部が赤外線を媒体とした無線信号を受信(受光)する。なお、無線信号は、送信機から送信され、光源ユニット3の点灯・消灯及び調光レベルの調整などを行うための制御指令を伝送する。赤外線モジュール503は、無線信号から取得した制御指令を信号処理回路に出力する。信号処理回路は、例えば、マイクロコントローラで構成されることが好ましい。信号処理回路は、赤外線モジュール503から受け取った制御指令を、電源ユニット4の制御装置41に伝送するための制御信号を生成する。例えば、信号処理回路で生成される制御信号がパルス幅変調(PWM)信号である場合を想定する。この場合、信号処理回路は、制御指令の調光レベルが100%のときに制御信号のデューティ比を95%とし、調光レベルが低く(暗く)なるにつれてデューティ比を減少させればよい。
電源ユニット4の制御装置41は、受信装置5の信号処理回路から伝送される制御信号を受信する。制御装置41は、受信した制御信号のデューティ比が95%のとき、調光レベルと対応する負荷電流の目標値を光源モジュール31の定格値とし、負荷電流を目標値(定格値)に一致させるように点灯装置40を制御する。また、制御装置41は、制御信号のデューティ比が95%よりも低下するにつれて負荷電流の目標値を減少させる。さらに、制御装置41は、制御信号のデューティ比が下限値(例えば、10%)以下のとき、負荷電流の目標値をゼロとし、点灯装置40を停止して光源モジュール31を消灯させる。
ところで、回路基板50Aの第1領域50AAには、電波を受信するためのアンテナを構成する導体が形成されてもよい。回路基板50Aの第1領域50AAにアンテナが形成される場合、回路基板50Aの第2領域に無線通信回路が実装される。無線通信回路は、アンテナで受信する無線信号、例えば、920MHz帯の電波を媒体とする無線信号を受信し、当該無線信号から制御指令を取得するように構成される。
筐体51は、図7に示すように、ボディ510とカバー511を備えている。ボディ510は、一面が開放された箱状の合成樹脂成形体で構成されている。ボディ510は、短手方向に対向する2つの側壁のうちの一方の側壁に、信号ケーブル52が挿通される挿通溝5100が設けられている。また、ボディ510は、2つの雌ねじ部5101を有している。さらに、ボディ510は、長手方向に対向する2つの側壁に、一対の引掛孔5102がそれぞれ短手方向に並ぶように設けられている。
カバー511は、矩形板状の蓋体5110と、二対の固定脚5111と、アンテナ収容部5112とを有している。固定脚5111は、蓋体5110の短手方向に沿った両端から、それぞれ上向きに突出するように形成されている。なお、これら二対の固定脚5111の先端には、外向きに突出する引掛爪51110が設けられている。アンテナ収容部5112は、へん平な矩形箱状に形成されている。また、アンテナ収容部5112は、蓋体5110の表面から当該表面の法線方向に突出し、蓋体5110の裏面に開口するように蓋体5110と一体に形成されている。また、アンテナ収容部5112の長手方向の端部には、蓋体5110の厚み方向に貫通する貫通穴5113が設けられている。
ボディ510とカバー511は、カバー511の二対の固定脚5111がボディ510の四つの引掛孔5102に挿通され、ボディ510における各引掛孔5102の縁に引掛爪51110が引っ掛けられることによって結合される。回路ブロック50は、回路カバー50Bが取り付けられている回路基板50Aの第2領域がボディ510内に収容され、回路基板50Aの第1領域50AAがアンテナ収容部5112に収容される。なお、カバー511の貫通穴5113は、回路カバー50Bの穴50BBを通して赤外線モジュール503の受光部と対向する。つまり、送信機から送信される無線信号は、筐体51(カバー511)の貫通穴5113及び回路カバー50Bの穴50BBを通して赤外線モジュール503に受信(受光)される。
受信装置5は、図3及び図4に示すように、取付板55を介して収容体20の底壁201に取り付けられる。取付板55は、底壁201に固定される固定片550、受信装置5がねじ止めされるねじ止め片551、受信装置5を囲うL形片552を有している。固定片550、ねじ止め片551及びL形片552は、一枚の金属板が曲げ加工されて一体に形成されている。
固定片550は、矩形の平板状に形成されている。ねじ止め片551は、矩形の平板状に形成され、かつ、固定片550の長手方向に沿った一端から曲げ起こされている。L形片552は、ねじ止め片551の長手方向に沿った一端からL字状に曲げ起こされている。ねじ止め片551には、ねじ止め片551を厚み方向に貫通する開口部5510が設けられている。
しかして、受信装置5は、ねじ止め片551とL形片552の間に筐体51を収め、かつ、ねじ止め片551の開口部5510に筐体51のアンテナ収容部5112を挿通した状態でねじ止め片551にねじ止めされる。すなわち、ねじ止め片551に設けられた二つのねじ挿通穴にそれぞれ取付ねじ54が1本ずつ挿通され、それら2本の取付ねじ54が筐体51の二つの雌ねじ部5101に1本ずつねじ込まれる。
ここで、二つの収容体20は、収容体20の正面(下面)から見て、光源ユニット3の枠部301と収容体20の側壁202の間に隙間10を形成している(図2A及び図4参照)。また、左側の収容体20は、収容体20の正面(下面)から見て、光源ユニット3の背後(上方)に電源ユニット4及び受信装置5を隠すように、電源ユニット4及び受信装置5を収容している(図4参照)。さらに、受信装置5は、隙間10を通して収容体20内に進入する無線信号を受信するように配置されている。
照明器具1において、取付板55は、開口部5510に挿通されたアンテナ収容部5112を、設備機器収容体23の側壁と共用される側壁202に向けた状態で、左側の収容体20における底壁201の内底面にねじ止めされる(図3及び図4参照)。さらに、受信装置5の筐体51の貫通穴5113は、ねじ止め片551の開口部5510を通して露出している(図8参照)。したがって、隙間10を通して収容体20内に進入した無線信号は、側壁202及び底壁201に反射した後、ねじ止め片551の開口部5510から露出する貫通穴5113を通して赤外線モジュール503に受光(受信)される。特に、本実施形態においては、受信装置5の筐体51の貫通穴5113が設けられた一面を側壁202に対向させるように受信装置5を収容体20に収容しているので、側壁202及び底壁201に反射した無線信号が貫通穴5113を通過しやすくなる。
しかして、照明器具1は、光源ユニット3の背後に受信装置5を隠すように収容体20に受信装置5を収容しているので、光源ユニット3と器具本体2の間の隙間10から受信装置5が見えにくい。その結果、照明器具1は、隙間10から受信装置5が見えることによる意匠性の低下を抑制しつつ無線信号による遠隔制御を実現することができる。
ここで、照明器具1において、収容体20の正面から見て、隙間10を挟んで受信装置5と対向する収容体20の側壁202(設備機器収容体23と共用する側壁)が赤外線を反射するように構成されることが好ましい。具体的には、金属板で形成されている側壁202の表面が白色の塗料で塗装されることにより、側壁202の表面における赤外線の反射率を増大させている。なお、収容体20は、側壁202だけでなく、底壁201の表面(下面)も白色の塗料で塗装されているので、底壁201の表面における赤外線の反射率も増大している。
上述のように収容体20の側壁202(及び底壁201)が赤外線を反射するように構成されれば、隙間10を通して収容体20内に進入した赤外線が受信装置5で受信しやすくなる。
ここで、収容体20の側面(前壁203又は後壁204)から見て、側壁202の先端と光源ユニット3の後端(下端)を通る仮想の直線11を想定する(図4参照)。照明器具1において、受信装置5は、直線11よりも光源ユニット3に近い領域12に配置されている。つまり、収容体20内において、直線11よりも光源ユニット3に近い領域12は、光源ユニット3と側壁202の間の隙間10を通して直接見えない領域である。したがって、照明器具1は、上記領域12に受信装置5を配置することにより、意匠性の低下を更に抑制することができる。
また、照明器具1は、側壁202において、収容体20の正面から見て貫通穴5113と対向する位置に目印25が設けられていることが好ましい(図9参照)。目印25は、例えば、合成樹脂製のシート材によって三角形状に形成され、その裏面に接着剤が塗布されている。目印25は、裏面の接着剤によって側壁202に貼り付けられる。ただし、目印25は、例えば、側壁202に直接描かれてもよいし、側壁202が加工されて形成されてよい。
しかして、送信機を操作する操作者は、目印25を的にして送信機から無線信号を送信することにより、無線信号が赤外線モジュール503で受信されやすくなる。
ところで、受信装置5は、電波を媒体とする無線信号を受信し、かつ、筐体51に収容される電波モジュール(アンテナ及び無線通信回路)を有してもよい。アンテナは、回路基板50Aの第1領域50AAに形成される導体で構成されることが好ましい。無線通信回路は、回路基板50Aの第2領域に実装される。無線通信回路は、アンテナで受信する無線信号、例えば、920MHz帯の電波を媒体とする無線信号を受信し、当該無線信号から制御指令を取得するように構成される。照明器具1は、受信装置5が電波モジュール(アンテナ及び無線通信回路)を有することにより、電波を媒体とする無線信号により、赤外線を媒体とする無線信号を利用する場合に比べて、使い勝手のよい遠隔制御を実現することができる。
ここで、受信装置5の筐体51において、アンテナが収容されているアンテナ収容部5112以外の部分は取付板55に覆われている。そのため、光源ユニット3と収容体20の側壁202の間の隙間10を通して人の手指がアンテナ収容部5112以外の筐体51に直接触れるおそれはない。しかしながら、ねじ止め片551の開口部5510に挿通されているアンテナ収容部5112は、隙間10を通して人の手指が直接触れる可能性がある。そのため、照明器具1においては、開口部5510から突き出ているアンテナ収容部5112を保護カバー56で覆うことにより、アンテナ収容部5112に人の手指が直接触れることを防いでいる。ただし、アンテナ収容部5112にアンテナが収容され、筐体51に収容された無線通信回路がアンテナを介して無線信号を受信する場合、保護カバー56にスリット560が形成されることが好ましい(図10参照)。保護カバー56にスリット560が設けられれば、保護カバー5が金属板などの電気的な導体で形成される場合においても、スリット560を通して無線信号をアンテナで受信することができる。ただし、スリット560の長さは、無線信号の媒体である電波の波長の2分の1以上の長さが好ましい。また、スリット560の幅は、人の手指が入らない程度、例えば、3〜5mm程度が好ましい。
次に、本開示の実施形態に係る照明装置6(以下、照明装置6という)について説明する。ただし、照明装置6が備える構成要素のうち、照明器具1が備える構成要素と共通の構成要素については同一の符号を付して図示並びに説明を適宜省略する。
ここで、既存の建物は、例えば、蛍光ランプを用いた照明器具が設置されている場合が多い。このような既存の建物において、蛍光ランプを用いた照明器具を、LEDを用いた照明器具に置き換える(リニューアルする)とき、既存の照明器具の器具本体を流用することができれば、LEDを用いた照明器具の導入コストを下げることができる。
しかして、照明装置6は、上述したような既存の照明器具の器具本体に後付けで取り付けることができるように構成される。その結果、照明装置6は、意匠性の低下を抑制しつつ無線信号による遠隔制御を実現するとともに、照明器具の導入コストの低下を図ることができる。
照明装置6は、図11及び図12に示すように、光源ユニット3、電源ユニット4、受信装置5及び支持部材60を備える。照明装置6は、既存の照明器具の器具本体が有する収容体に収容される。ただし、既存の照明器具の器具本体は、上述した照明器具1の器具本体2とほぼ共通の構成を有している。したがって、以下の説明において、照明装置6と組み合わされる器具本体の構成要素に、照明器具1の器具本体2の構成要素と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
支持部材60は、一対の第1支持部61と、第2支持部62とを有する(図11参照)。一対の第1支持部61は、光源ユニット3を支持する。第2支持部62は、電源ユニット4及び受信装置5を支持する。
第2支持部62は、主片620と側片621を有する。主片620と側片621は、金属製の板材によって一体に形成されている。主片620は、長方形の平板状に形成されている。主片620の表面(下面)に電源ユニット4及び受信装置5がねじ止めによって固定される。側片621は、長尺の角とい状に形成されている。側片621の長手方向に沿った一端と、主片620の長手方向に沿った一端がつながっている。側片621の底面には、四つの通線孔622と三つの通気孔623が開口している。四つの通線孔622のそれぞれは円形に形成され、合成樹脂製のブッシング63が一つずつはめ込まれている。三つの通気孔623のそれぞれは長円形に形成され、長軸方向に沿って一列に並ぶように配置されている。
一対の第1支持部61は同一の形状及び同一の寸法を有している。第1支持部61は、底板610と、一対の側板611と、一対の取付片612とを有している。底板610は、U字形の板状に形成されている。一対の側板611はそれぞれ、台形状に形成されている。一方の側板611は、底板610の一端(左端)から下向きに突き出ており、他方の側板611は、底板610の他端(右端)から下向きに突き出ている。一対の取付片612はそれぞれ、台形状に形成されている。また、一対の取付片612はそれぞれ、ねじ穴を有している。一方の取付片612は、一方(左)の側板611の下端から外向き(左向き)に突き出ており、他方の取付片612は、他方(右)の側板611の下端から外向き(右向き)に突き出ている。
一方の第1支持部61の底板610は、第2支持部62の長手方向の一端(前端)にねじ止めされる。他方の第1支持部61の底板610は、第2支持部62の長手方向の他端(後端)にねじ止めされる。第2支持部62の長手方向の両端にそれぞれ第1支持部61が一つずつねじ止めされることにより、支持部材60が組み立てられる。
支持部材60は、一対の第1支持部61のそれぞれの底板610が収容体20の底壁201にねじ止めされることによって器具本体2に取り付けられる(図11及び図12参照)。そして、光源ユニット3は、ユニット本体30の四隅(一つの枠部301のそれぞれの長手方向の両端)と、一対の第1支持部61のそれぞれの一対の取付片612とがねじ64で固定されることにより、一対の第1支持部61に支持される(図12参照)。
ここで、支持部材60の第2支持部62の幅(短手方向の長さ)は、光源ユニット3の幅(左右方向の長さ)よりも短い。そのため、第2支持部62の主片620に取り付けられている電源ユニット4と受信装置5はいずれも、光源ユニット3の正面(下面)から見て、光源ユニット3の背後(上方)に隠れることになる。
上述のように構成される照明装置6が器具本体2の収容体20に収容されると、光源ユニット3と収容体20の側壁202の間に隙間10が形成される。したがって、隙間10を通して収容体20内に進入した無線信号(赤外線及び電波を媒体とする無線信号)は、側壁202及び底壁201に反射した後、受信装置5で受信される。また、照明装置6は、受信装置5の筐体51の貫通穴5113が設けられた一面を側壁202に対向させるように収容体20に収容される。そのため、側壁202及び底壁201に反射した無線信号が受信装置5で受信しやすくなる。
しかして、照明装置6は、光源ユニット3の背後に受信装置5を隠すように支持部材60で受信装置5を支持しているので、器具本体2の収容体20に収容された状態において、光源ユニット3と器具本体2の間の隙間10から受信装置5が見えにくい。その結果、照明装置6は、光源ユニット3と収容体20の側壁202の間の隙間10から受信装置5が見えることによる意匠性の低下を抑制しつつ無線信号による遠隔制御を実現することができる。
ところで、蛍光ランプを用いた照明器具においては、蛍光ランプが抜き差し可能に装着されるランプソケットと、蛍光ランプから放射される光を反射するための反射板とが収容体20に収容される。そのため、蛍光ランプを点灯させる点灯装置(電子安定器)は、収容体の外、例えば、器具本体の天板の上面などに配置される。つまり、蛍光ランプを用いた照明器具では、電力系統と点灯装置を電気的に接続するための電源線を収容体内に引き込む必要がなかった。
これに対して照明装置6を器具本体2の収容体20に収容する場合、電源線を収容体20内に引き込む必要がある。そこで、照明装置6では、支持部材60の第2支持部62の側片621に複数(図示例では四つ)の通線孔622が設けられ、かつ、各通線孔622にブッシング63がはめ込まれている。ここで、器具本体2の底面(収容体20の底壁201)には、通気用の穴(通気穴13)が複数設けられている(図13参照)。これら複数の通気穴13は、それぞれ長円形に形成され、かつ、各通気穴13の長軸方向に沿って一列に並ぶように配置されている。そして、側片621に設けられた四つの通線孔622と三つの通気孔623は、上下方向において器具本体2の通気穴13と重なる(図13参照)。つまり、電源ユニット4を電力系統9と電気的に接続するための電源線(電源ケーブル14)が一つのブッシング63を通して一つの通線孔622に挿通される。なお、別の一つのブッシング63を通して、別の電源ケーブル14(送り配線用の電源ケーブル14)が器具本体2の収容体20の外に引き出される。
さらに、照明装置6を搭載した照明器具1では、二つの光源ユニット3のそれぞれの光源モジュール31同士を電気的に接続するための電線15もブッシング63を通して収容体20の外に引き出され、器具本体2の上面に配置される(図13参照)。
上述のように照明装置6において、第2支持部62は、電線が挿通される一つ以上の通線孔622と、通線孔622の縁を覆うブッシング63とを有することが好ましい。照明装置6が上述のように構成されれば、ブッシング63で電線(電源ケーブル14及び電線15)を保護しつつ器具本体2の外から電線(電源ケーブル14及び電線15)を引き込むことができる。
上述のように本開示の第1の態様に係る照明器具(1)は、一つ以上の光源ユニット(3)と、光源ユニット(3)を点灯させる点灯装置(電源ユニット4)と、電磁波を媒体とする無線信号を受信する受信装置(5)とを備える。第1の態様に係る照明器具(1)は、受信装置(5)が受信する無線信号に応じて点灯装置を制御する制御装置(電源ユニット4)と、光源ユニット(3)、点灯装置、受信装置(5)及び制御装置を支持する器具本体(2)とを備える。光源ユニット(3)は、照明光を出射する発光部(光源モジュール31)と、発光部を囲む枠部(301)とを有する。器具本体(2)は、正面に開口部(200)を有する箱状に形成された一つ以上の収容体(20)を有する。少なくとも一つの収容体(20)は、収容体(20)の正面から見て枠部(301)と収容体(20)の間に隙間(10)を形成する。少なくとも一つの収容体(20)は、収容体(20)の正面から見て、光源ユニット(3)の背後に点灯装置、受信装置(5)及び制御装置を隠すように、光源ユニット(3)、点灯装置、受信装置(5)及び制御装置を収容する。受信装置(5)は、隙間(10)を通して収容体(20)内に進入する無線信号を受信するように配置されている。
第1の態様に係る照明器具(1)は、光源ユニット(3)の背後に受信装置(5)を隠すように収容体(20)に受信装置(5)を収容しているので、枠部(301)と収容体(20)の間の隙間(10)から受信装置(5)が見えにくい。その結果、第1の態様に係る照明器具(1)は、隙間(10)から受信装置(5)が見えることによる意匠性の低下を抑制しつつ、隙間(10)を通して電磁波を媒体とする無線信号を受信して遠隔制御を実現することができる。
本開示の第2の態様に係る照明器具(1)は、第1の態様との組合せにより実現され得る。第2の態様に係る照明器具(1)において、収容体(20)の正面から見て、隙間(10)を挟んで受信装置(5)と対向する収容体(20)の側壁(202)が電磁波を反射するように構成されていることが好ましい。
第2の態様に係る照明器具(1)は、収容体(20)の側壁(202)が電磁波を反射するように構成されるので、隙間(10)を通して収容体(20)内に進入した電磁波を受信装置(5)で受信しやすくなる。
本開示の第3の態様に係る照明器具(1)は、第2の態様との組合せにより実現され得る。第3の態様に係る照明器具(1)において、受信装置(5)は、収容体(20)の側面から見て側壁(202)の先端と光源ユニット(3)の後端を通る仮想の直線(11)よりも光源ユニット(3)に近い領域(12)に配置されていることが好ましい。
第3の態様に係る照明器具(1)は、直線(11)よりも光源ユニット(3)に近い領域(12)に受信装置(5)を配置することにより、光源ユニット(3)と側壁(202)の間の隙間(10)を通して受信装置(5)が直接見えなくなる。その結果、第3の態様に係る照明器具(1)は、意匠性の低下を更に抑制することができる。
本開示の第4の態様に係る照明器具(1)は、第3の態様との組合せにより実現され得る。第4の態様に係る照明器具(1)において、受信装置(5)は、赤外線を媒体とする無線信号を受信する赤外線モジュール(503)と、赤外線モジュール(503)を収容する筐体(51)とを有することが好ましい。赤外線モジュール(503)は、筐体(51)の一面に設けられた穴(貫通穴5113)を通して無線信号を受信し、かつ、筐体(51)の穴が設けられた一面を側壁(202)に対向させるように収容体(20)に収容されていることが好ましい。
第4の態様に係る照明器具(1)は、隙間(10)を通して赤外線を媒体とする無線信号を受信して遠隔制御を実現することができる。
本開示の第5の態様に係る照明器具(1)は、第4の態様との組合せにより実現され得る。第5の態様に係る照明器具(1)において、側壁(202)において、収容体(20)の正面から見て穴と対向する位置に目印(25)が設けられていることが好ましい。
第5の態様に係る照明器具(1)は、目印(25)を的にして無線信号を送信することができるので、無線信号が受信装置(5)に受信されやすくなる。
本開示の第6の態様に係る照明器具(1)は、第4又は第5の態様との組合せにより実現され得る。第6の態様に係る照明器具(1)において、受信装置(5)は、電波を媒体とする無線信号を受信し、かつ、筐体(51)に収容される電波モジュールを有することが好ましい。
第6の態様に係る照明器具(1)は、赤外線を媒体とする無線信号を利用する場合に比べて、使い勝手のよい遠隔制御を実現することができる。
本開示の第7の態様に係る照明器具(1)は、第1〜第6の態様のいずれかとの組合せにより実現され得る。第7の態様に係る照明器具(1)において、器具本体(2)は、二つの収容体(20)と、二つの収容体(20)の間に設けられ、設備機器が収容可能である設備機器収容体(23)とを有することが好ましい。
第7の態様に係る照明器具(1)は、それぞれに光源ユニット(3)を収容可能な二つの収容体(20)の間に設備機器収容体(23)を有するので、空調吹き出し口などの設備機器を器具本体(2)に収容して省スペース化を図ることができる。
本開示の第8の態様に係る照明装置(6)は、光源ユニット(3)と、光源ユニット(3)を点灯させる点灯装置(電源ユニット4)と、電磁波を媒体とする無線信号を受信する受信装置(5)とを備える。第8の態様に係る照明装置(6)は、受信装置(5)が受信する無線信号に応じて点灯装置を制御する制御装置(電源ユニット4)と、光源ユニット(3)、点灯装置、受信装置(5)及び制御装置を支持する支持部材(60)とを備える。光源ユニット(3)は、照明光を出射する発光部(光源モジュール31)と、発光部を囲む枠部(301)とを有する。支持部材(60)は、光源ユニット(3)を支持する第1支持部(61)と、点灯装置、受信装置(5)及び制御装置を支持する第2支持部(62)とを有する。第2支持部(62)は、光源ユニット(3)の正面から見て、光源ユニット(3)の背後に点灯装置、受信装置(5)及び制御装置を隠すように、点灯装置、受信装置(5)及び制御装置を支持する。
第8の態様に係る照明装置(6)は、器具本体(2)の収容体(20)に収容された状態において、光源ユニット(3)と器具本体(2)の間の隙間(10)から受信装置(5)が見えにくい。その結果、第8の態様に係る照明装置(6)は、光源ユニット(3)と収容体(20)の側壁(202)の間の隙間(10)から受信装置(5)が見えることによる意匠性の低下を抑制しつつ無線信号による遠隔制御を実現することができる。
本開示の第9の態様に係る照明装置(6)は、第8の態様との組合せにより実現され得る。第9の態様に係る照明装置(6)において、第2支持部(62)は、電線(電源ケーブル14、電線15)が挿通される一つ以上の通線孔(622)と、通線孔(622)の縁を覆うブッシング(63)とを有することが好ましい。
第9の態様に係る照明装置(6)は、ブッシング(63)で電線を保護しつつ器具本体(2)の外から電線を引き込むことができる。
1 照明器具
2 器具本体
3 光源ユニット
4 電源ユニット(点灯装置、制御装置)
5 受信装置
6 照明装置
10 隙間
11 直線
12 領域
14 電源ケーブル(電線)
15 電線
20 収容体
23 設備機器収容体
25 目印
31 光源モジュール(発光部)
51 筐体
60 支持部材
61 第1支持部
62 第2支持部
63 ブッシング
200 開口部
202 側壁
301 枠部
503 赤外線モジュール
622 通線孔
5113 貫通穴(穴)

Claims (9)

  1. 一つ以上の光源ユニットと、
    前記光源ユニットを点灯させる点灯装置と、
    電磁波を媒体とする無線信号を受信する受信装置と、
    前記受信装置が受信する前記無線信号に応じて前記点灯装置を制御する制御装置と、
    前記光源ユニット、前記点灯装置、前記受信装置及び前記制御装置を支持する器具本体と、
    を備え、
    前記光源ユニットは、
    照明光を出射する発光部と、
    前記発光部を囲む枠部と、
    を有し、
    前記器具本体は、正面に開口部を有する箱状に形成された一つ以上の収容体を有し、
    少なくとも一つの前記収容体は、前記収容体の正面から見て前記枠部と前記収容体の間に隙間を形成し、かつ、前記収容体の正面から見て、前記光源ユニットの背後に前記点灯装置、前記受信装置及び前記制御装置を隠すように、前記光源ユニット、前記点灯装置、前記受信装置及び前記制御装置を収容し、
    前記受信装置は、前記隙間を通して前記収容体内に進入する前記無線信号を受信するように配置されている、
    照明器具。
  2. 前記収容体の正面から見て、前記隙間を挟んで前記受信装置と対向する前記収容体の側壁が前記電磁波を反射するように構成されている、
    請求項1記載の照明器具。
  3. 前記受信装置は、前記収容体の側面から見て前記側壁の先端と前記光源ユニットの後端を通る仮想の直線よりも前記光源ユニットに近い領域に配置されている、
    請求項2記載の照明器具。
  4. 前記受信装置は、赤外線を媒体とする前記無線信号を受信する赤外線モジュールと、前記赤外線モジュールを収容する筐体とを有し、
    前記赤外線モジュールは、前記筐体の一面に設けられた穴を通して前記無線信号を受信し、かつ、前記筐体の前記穴が設けられた前記一面を前記側壁に対向させるように前記収容体に収容されている、
    請求項3記載の照明器具。
  5. 前記側壁において、前記収容体の正面から見て前記穴と対向する位置に目印が設けられている、
    請求項4記載の照明器具。
  6. 前記受信装置は、電波を媒体とする前記無線信号を受信し、かつ、前記筐体に収容される電波モジュールを有する、
    請求項4又は5記載の照明器具。
  7. 前記器具本体は、
    二つの前記収容体と、
    二つの前記収容体の間に設けられ、設備機器が収容可能である設備機器収容体と、
    を有する、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載の照明器具。
  8. 光源ユニットと、
    前記光源ユニットを点灯させる点灯装置と、
    電磁波を媒体とする無線信号を受信する受信装置と、
    前記受信装置が受信する前記無線信号に応じて前記点灯装置を制御する制御装置と、
    前記光源ユニット、前記点灯装置、前記受信装置及び前記制御装置を支持する支持部材と、
    を備え、
    前記光源ユニットは、
    照明光を出射する発光部と、
    前記発光部を囲む枠部と、
    を有し、
    前記支持部材は、
    前記光源ユニットを支持する第1支持部と、
    前記点灯装置、前記受信装置及び前記制御装置を支持する第2支持部と、
    を有し、
    前記第2支持部は、前記光源ユニットの正面から見て、前記光源ユニットの背後に前記点灯装置、前記受信装置及び前記制御装置を隠すように、前記点灯装置、前記受信装置及び前記制御装置を支持する、
    照明装置。
  9. 前記第2支持部は、
    電線が挿通される一つ以上の通線孔と、
    前記通線孔の縁を覆うブッシングと、
    を有する、
    請求項8記載の照明装置。
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