JP2016057246A - 回転機の異常検知装置、回転機の異常検知方法、及び、回転機 - Google Patents

回転機の異常検知装置、回転機の異常検知方法、及び、回転機 Download PDF

Info

Publication number
JP2016057246A
JP2016057246A JP2014185819A JP2014185819A JP2016057246A JP 2016057246 A JP2016057246 A JP 2016057246A JP 2014185819 A JP2014185819 A JP 2014185819A JP 2014185819 A JP2014185819 A JP 2014185819A JP 2016057246 A JP2016057246 A JP 2016057246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensors
phase difference
signal
contact
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014185819A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6242772B2 (ja
Inventor
要 荒木
Kaname Araki
要 荒木
高橋 英二
Eiji Takahashi
英二 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP2014185819A priority Critical patent/JP6242772B2/ja
Priority to CN201580042904.3A priority patent/CN106574881B/zh
Priority to EP15840213.1A priority patent/EP3193156B1/en
Priority to PCT/JP2015/073117 priority patent/WO2016039086A1/ja
Priority to US15/327,186 priority patent/US10288475B2/en
Publication of JP2016057246A publication Critical patent/JP2016057246A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6242772B2 publication Critical patent/JP6242772B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H17/00Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves, not provided for in the preceding groups
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M13/00Testing of machine parts
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M13/00Testing of machine parts
    • G01M13/02Gearings; Transmission mechanisms
    • G01M13/028Acoustic or vibration analysis
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

【課題】回転体が回転中に接触した場合に、その接触位置を特定できる回転機の異常検知装置を提供する。【解決手段】回転機の異常検知装置10は、回転体(第1の回転体2、第2の回転体3)を備える回転機1の予め定められた箇所に配置され、回転体が回転中に回転機1から生じる弾性波を検出する複数のセンサー(センサー11a,11b,11c)について、複数のセンサーの中から二つのセンサーの組み合わせが一組以上予め定められており、各組について、二つのセンサーから出力される信号の位相差を算出する算出部15と、回転体が回転中に接触が発生した場合に各組についての前記位相差と、接触が発生した接触位置との関係を示す情報を予め記憶している記憶部16と、算出部15で算出された位相差と記憶部16に記憶されている情報とを用いて、接触位置を特定する特定部17と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、回転機に備えられる回転体の異常を検知する技術に関する。
回転機(例えば、圧縮機、モータ、発電機)の異常を検知する様々な技術が提案されている。例えば、非接触型圧縮機のロータ回転時に雄ロータと雌ロータの接触により発生するAE波とその時のロータの回転信号とを検出し、その検出したAE信号と回転信号に基づきロータ接触の診断を行う圧縮機の診断方法において、上記AE信号を増幅および検波し、その出力を周波数分析および加算平均処理し、その結果を上記回転信号に基づき判定基準と比較して、ロータ接触の有無などの診断を行うことを特徴とする圧縮機の診断方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、第1のロータ及び第2のロータが対となって回転する回転機械の異常接触状態を検出する異常接触検出方法において、前記回転機械から放出される弾性波信号を検波し、前記第1のロータの回転周波数成分及び前記第2のロータの回転周波数成分のうち少なくとも一方が前記検波された弾性波信号に所定レベル以上含まれる場合にはロータ相互間の接触と同定し、前記第1のロータの羽根の枚数にロータの回転周波数を乗じた周波数成分及び前記第2のロータの羽根の枚数にロータの回転周波数を乗じた周波数成分が前記検波信号に所定レベル以上含まれる場合にはロータとケーシング間の接触と同定し、前記回転機械から放出される弾性波信号の波形レベルが所定レベルよりも大きいが、前述したロータ相互接触並びにロータ・ケーシング間接触と同定されない場合には、封止材とロータ間の接触と同定することを特徴とする異常接触検出方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、回転機の振動を検出して連続ウェーブレット変換し、この変換信号を周波数軸方向に加算し、その加算結果に応じて異常か否かを判別する異常診断装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平5−231361号公報(請求項1,請求項2) 特開平9−133577号公報(請求項4) 特開2001−74616号公報(請求項1)
例えば、特許文献2の技術によれば、ロータどうしの接触、ロータとケーシングとの接触、及び、ロータと封止材との接触を区別して判定できる。これらの接触位置を特定できれば、メンテナンスの際に便利である。
本発明は、回転体が回転中に接触した場合に、その接触位置を特定できる回転機の異常検知装置、回転機の異常検知方法、及び、回転機を提供することを目的とする。
本発明の第1の局面に係る回転機の異常検知装置は、回転体を備える回転機の予め定められた複数の異なる箇所に配置され、前記回転体が回転中に前記回転機から生じる弾性波を検出する複数のセンサーと、前記複数のセンサーの中から二つのセンサーの組み合わせが一組以上予め定められており、各組について、前記二つのセンサーから出力される信号の位相差を算出する算出部と、前記回転体が回転中に接触が発生した場合に前記各組についての前記位相差と、接触が発生した接触位置との関係を示す情報を予め記憶している記憶部と、前記算出部で算出された前記位相差と前記記憶部に記憶されている前記情報とを用いて、前記接触位置を特定する特定部と、を備える。
回転体が回転中に何らかに接触すると、弾性波(超音波や振動波)が発生する。この場合、回転体の接触位置に応じて、回転機の異なる箇所に配置された二つのセンサーから出力される信号の位相差が異なる。本発明の第1の局面に係る回転機の異常検知装置は、それを利用して、接触位置を特定する。
回転機の異常検知装置の製作者等によって、複数のセンサーが回転機に配置される箇所、複数のセンサーの数、及び、二つのセンサーの組み合わせの数が、予め定められる。それらは、回転機の異常検知の実際の状況に応じて定められる。
上記構成において、前記算出部は、前記各組について、前記二つのセンサーから出力される信号の相互相関関数を用いて、前記位相差を算出する。
この構成は、位相差の算出方法の一例である。
上記構成において、前記算出部は、前記各組について、前記二つのセンサーから出力される信号を時間周波数解析し、前記時間周波数解析によって得られた、時間と周波数との関係を示すグラフの画像の2次元相互相関関数を用いて、前記位相差を算出する。
回転機の固有の振動が大きい場合、それがノイズとなる。この構成によれば、ノイズの影響を小さくすることができるので、位相差を正確に算出できる。
上記構成において、前記算出部は、前記各組について、前記二つのセンサーから出力される信号を時間周波数解析し、前記時間周波数解析によって得られた、時間と周波数との関係を示すグラフの画像の2次元位相限定相関関数を用いて、前記位相差を算出する。
この構成によれば、上記2次元相互相関関数を用いて位相差を算出するよりも、さらに正確に位相差を算出できる。
上記構成において、前記算出部は、前記時間周波数解析として、短時間フーリエ変換又はウェーブレット変換を用いる。
この構成は、本発明の第1の局面に係る回転機の異常検知装置に適用できる時間周波数解析の例である。
本発明の第2の局面に係る回転機の異常検知方法は、回転体を備える回転機の予め定められた複数の異なる箇所に配置され、前記回転体が回転中に前記回転機から生じる弾性波を検出する複数のセンサーについて、前記複数のセンサーの中から二つのセンサーの組み合わせが一組以上予め定められており、各組について、前記二つのセンサーから出力される信号の位相差を算出する算出ステップと、前記回転体が回転中に接触が発生した場合に前記各組についての前記位相差と、接触が発生した接触位置との関係を示す情報を、前記算出ステップ前に予め記憶している記憶ステップと、前記算出ステップで算出された前記位相差と前記記憶ステップで記憶されている前記情報とを用いて、前記接触位置を特定する特定ステップと、を備える。
本発明の第2の局面に係る回転機の異常検知方法によれば、本発明の第1の局面に係る回転機の異常検知装置と同じ理由により、接触位置を特定できる。
本発明の第3の局面に係る回転機は、上記異常検知装置を備える回転機である。
本発明の第3の局面に係る回転機によれば、本発明の第1の局面に係る回転機の異常検知装置と同じ理由により、接触位置を特定できる。
本発明によれば、回転体が回転中に接触した場合に、その接触位置を特定できる。
回転機の一例を示す模式図である。 本実施形態に係る回転機の異常検知装置の構成を示すブロック図である。 位相差と接触位置との関係を示す情報の一例を示すテーブルである。 図1に示す回転機において、回転体の接触位置の一例を示す模式図である。 一組のセンサーにおいて、一方のセンサーから出力された信号S1と他方のセンサーから出力された信号S2との位相の関係、及び、他の一組のセンサーにおいて、センサーから出力された信号S1とセンサーから出力された信号S3との位相の関係を模式的に示したグラフである。 信号S1及び信号S2について、時間と信号強度との関係の一例を示すグラフである。 信号S1について、時間と強度との関係を表す関数の一例を示すグラフである。 信号S1に対して、時間周波数解析して得られたデータの一例を示すグラフである。 信号S2について、時間と強度との関係を表す関数の一例を示すグラフである。 信号S2に対して、時間周波数解析して得られたデータの一例を示すグラフである。 算出部が算出した位相限定相関関数の一例を示すグラフである。 本実施形態に係る回転機の異常検知装置の動作を説明するフローチャートである。
以下、図面に基づいて、本発明の一実施形態を詳細に説明する。図1は、回転機1の一例を示す模式図である。回転機1は、第1の回転体2と、第1の回転体2と所定のギャップGを設けて配置された第2の回転体3と、第1の回転体2及び第2の回転体3が収容されるケーシング4と、を備える。
第1の回転体2は、回転軸5を備え、回転軸5を中心に矢印A方向(例えば、反時計回りの方向)に回転駆動される。第2の回転体3は、回転軸6を備え、回転軸6を中心に矢印A方向と逆の矢印B方向(例えば、時計回りの方向)に回転駆動される。
ケーシング4の外壁には、三つのセンサー11a,11b,11cが取り付けられている。センサー11a,11b,11cは、それぞれ、回転機1から生じる弾性波を検出し、弾性波の強度と時間との関係を示す信号S1,S2,S3を出力する。弾性波とは、例えば、振動波や超音波を意味する。
センサー11aは、第1の回転体2の一方端部2aの側に位置する。センサー11bは、第1の回転体2の他方端部2bの側に位置する。センサー11cは、第2の回転体3の一方端部3aの側に位置する。このように、センサー11a,11b,11cは、回転体を備える回転機1の予め定められた複数の異なる箇所に配置され、回転体が回転中に回転機1から生じる弾性波を検出する。なお、センサー11a,11b,11cの取り付け箇所は、上記箇所に限定されない。また、本実施形態では、複数のセンサーとして、三つのセンサー11a,11b,11cを例に説明するが、センサーの数は、二以上であればよい。
図2は、本実施形態に係る回転機の異常検知装置10の構成を示すブロック図である。回転機の異常検知装置10は、センサー11a,11b,11c及びコンピュータ12を備える。
センサー11a,11b,11cは、第1の回転体2や第2の回転体3が回転中に何らかと接触することにより生じる弾性波を検出することができればよい。接触により生じる超音波を、弾性波として検出する場合、AE(Acoustic Emission)センサーが用いられる。接触により生じる振動を、弾性波として検出する場合、振動センサーが用いられる。本実施形態では、センサー11a,11b,11cとして、AEセンサーを例にして説明する。
コンピュータ12は、表示部13及び制御部14を備える。表示部13は、液晶パネルのようなディスプレイである。制御部14は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及び、RAM(Random Access Memory)を備える。ROMには、回転機1の異常検知を実行するための各種プログラムやソフトウェアが格納されている。
制御部14は、機能ブロックとして、算出部15、記憶部16及び特定部17を備える。
算出部15は、センサー11a,11b,11cの中から二つのセンサーの組み合わせが一組以上予め定められており、各組について、二つのセンサーから出力される信号の位相差を算出する。本実施形態では、センサー11aとセンサー11bとの組み合わせ、及び、センサー11aとセンサー11cとの組み合わせを例に説明するが、組み合わせは、これらに限定されない。センサーの数が二つの場合、二つのセンサーの組み合わせは、一組となる。
回転機の異常検知装置10の製作者等によって、複数のセンサーが回転機1に配置される箇所、複数のセンサーの数、及び、二つのセンサーの組み合わせの数が、予め定められる。それらは、回転機1の異常検知の実際の状況に応じて定められる。
記憶部16は、第1の回転体2及び第2の回転体3が回転中に接触が発生した場合に各組についての位相差と、接触が発生した接触位置との関係を示す情報を予め記憶している。図3は、その情報の一例を示すテーブルである。このテーブルについて、詳しく説明する。
図4は、図1に示す回転機1において、回転体の接触位置の一例を示す模式図である。第1の回転体2とケーシング4との接触は、第1の回転体2が一回転する毎に発生すると仮定する。第2の回転体3とケーシング4との接触は、第2の回転体3が一回転する毎に発生すると仮定する。第1の回転体2と第2の回転体3との接触は、第1の回転体2が一回転する毎に発生すると仮定する。
接触位置P1は、第1の回転体2の一方端部2aにおいて、第1の回転体2とケーシング4とが接触している位置を示す。接触位置P2は、第1の回転体2の中央部2cにおいて、第1の回転体2とケーシング4とが接触している位置を示す。接触位置P3は、第1の回転体2の他方端部2bにおいて、第1の回転体2とケーシング4とが接触している位置を示す。
接触位置P4は、第1の回転体2の一方端部2aと第2の回転体3の一方端部3aにおいて、第1の回転体2と第2の回転体3とが接触している位置を示す。接触位置P5は、第1の回転体2の中央部2cと第2の回転体3の中央部3cにおいて、第1の回転体2と第2の回転体3とが接触している位置を示す。接触位置P6は、第1の回転体2の他方端部2bと第2の回転体3の他方端部3bにおいて、第1の回転体2と第2の回転体3とが接触している位置を示す。
接触位置P7は、第2の回転体3の一方端部3aにおいて、第2の回転体3とケーシング4とが接触している位置を示す。接触位置P8は、第2の回転体3の中央部3cにおいて、第2の回転体3とケーシング4とが接触している位置を示す。接触位置P9は、第2の回転体3の他方端部3bにおいて、第2の回転体3とケーシング4とが接触している位置を示す。
図5は、センサー11aから出力された信号S1とセンサー11bから出力された信号S2との位相の関係の一例、及び、センサー11aから出力された信号S1とセンサー11cから出力された信号S3との位相の関係の一例を模式的に示したグラフである。信号S1,S2,S3の波形は、模式的に示しており、実際に、センサー11aから出力された信号S1の波形、センサー11bから出力された信号S2の波形、及び、センサー11cから出力された信号S3の波形ではない。接触していない場合の波形に対して、波形が一定でなく、変化している部分が接触の検知を示している。
信号S1の波形が変化している部分を基準にして、信号S2の波形のうち、信号S1の波形の変化と同様な波形に変化している部分が遅れていれば、信号S1と信号S2との位相差は、0より大きく、信号S2の上記部分が進んでいれば、信号S1と信号S2との位相差は、0より小さいとする。
信号S1の波形が変化している部分を基準にして、信号S3の波形のうち、信号S1の波形の変化と同様な波形に変化している部分が遅れていれば、信号S1と信号S3との位相差は、0より大きく、信号S3の上記部分が進んでいれば、信号S1と信号S3との位相差は、0より小さいとする。
図3〜図5を参照して、センサー11aと接触位置P1との距離は、センサー11bと接触位置P1との距離より短い。センサー11aと接触位置P4との距離は、センサー11bと接触位置P4との距離より短い。センサー11aと接触位置P7との距離は、センサー11bと接触位置P7との距離より短い。これらの場合、信号S1の波形が変化している部分を基準にして、信号S2の波形が変化している部分が遅れるので、信号S1と信号S2との位相差は、0より大きくなる。
センサー11aと接触位置P2との距離は、センサー11bと接触位置P2との距離と同じである。センサー11aと接触位置P5との距離は、センサー11bと接触位置P5との距離と同じである。センサー11aと接触位置P8との距離は、センサー11bと接触位置P8との距離と同じである。これらの場合、信号S1の波形が変化している部分と信号S2の波形が変化している部分とは、同じ位相なので、信号S1と信号S2との位相差は、0となる。
センサー11aと接触位置P3との距離は、センサー11bと接触位置P3との距離より長い。センサー11aと接触位置P6との距離は、センサー11bと接触位置P6との距離より長い。センサー11aと接触位置P9との距離は、センサー11bと接触位置P9との距離より長い。これらの場合、信号S1の波形が変化している部分を基準にして、信号S2の波形が変化している部分が進んでいるので、信号S1と信号S2との位相差は、0より小さくなる。
センサー11aと接触位置P1との距離は、センサー11cと接触位置P1との距離より短い。センサー11aと接触位置P2との距離は、センサー11cと接触位置P2との距離より短い。センサー11aと接触位置P3との距離は、センサー11cと接触位置P3との距離より短い。これらの場合、信号S1の波形が変化している部分を基準にして、信号S3の波形が変化している部分が遅れるので、信号S1と信号S3との位相差は、0より大きくなる。
センサー11aと接触位置P4との距離は、センサー11cと接触位置P4との距離と同じである。センサー11aと接触位置P5との距離は、センサー11cと接触位置P5との距離と同じである。センサー11aと接触位置P6との距離は、センサー11cと接触位置P6との距離と同じである。これらの場合、信号S1の波形が変化している部分と信号S3の波形が変化している部分とは、同じ位相なので、信号S1と信号S3との位相差は、0となる。
センサー11aと接触位置P7との距離は、センサー11cと接触位置P7との距離より長い。センサー11aと接触位置P8との距離は、センサー11cと接触位置P8との距離より長い。センサー11aと接触位置P9との距離は、センサー11cと接触位置P9との距離より長い。これらの場合、信号S1の波形が変化している部分を基準にして、信号S3の波形が変化している部分が進んでいるので、信号S1と信号S3との位相差は、0より小さくなる。
以上を基にして作成したテーブルが図3である。本実施形態では、信号S1と信号S2との位相差が、0より大きい場合、0の場合、0より小さい場合と、信号S1と信号S3との位相差が、0より大きい場合、0の場合、0より小さい場合との組み合わせによって、接触位置を特定している。しかしながらこれに限定されず、信号S1と信号S2との位相差の値や信号S1と信号S3との位相差の値を用いて、接触位置を特定してもよい。
図2に示す特定部17は、算出部15で算出された位相差と記憶部16に記憶されている図3に示す情報とを用いて、接触位置を特定する。
算出部15が位相差を算出する方法の例として、以下の四つがある。信号S1と信号S2との位相差を算出する方法について説明するが、信号S1と信号S3との位相差も同じ方法で算出できる。
<位相差を算出する第1の方法>
図6は、信号S1及び信号S2について、時間と信号強度との関係の一例を示すグラフである。横軸は、時間を示し、縦軸は、信号強度を示す。算出部15は、信号S1が、予め定められたしきい値Tを超えたときの位相と信号S2がしきい値Tを超えたときの位相との位相差を算出する。
<位相差を算出する第2の方法>
算出部15は、信号S1と信号S2との相互相関関数を用いて、信号S1と信号S2とのずれ、すなわち、位相差を算出する。相互相関関数によれば、二つの信号S1,S2が一致するまで、信号S1及び信号S2うち、一方を時間軸方向にずらし、そのずらした量が位相差となる。第2の方法によれば、相互相関関数を用いるので、第1の方法よりも、位相差を正確に算出することができる。
<位相差を算出する第3の方法>
回転機1の固有の振動が大きい場合、それがノイズとなるので、相互相関関数を用いても、位相差を正確に算出できない。そのような場合、第3の方法を用いる。算出部15は、信号S1及び信号S2をそれぞれ、時間周波数解析し、その結果得られた画像の2次元相互相関関数を用いて、画像のずれ、すなわち、位相差を算出する。第3の方法によれば、ノイズの影響を小さくすることができる。なお、算出部15は、時間周波数解析として、短時間フーリエ変換又はウェーブレット変換を用いる。
画像は、2次元なので、二つの画像の相互相関関数は、2次元相互相関関数となる。詳しく説明すると、図7Aは、信号S1について、時間と信号S1の強度との関係を表す関数の一例を示すグラフである。横軸は、時間を示し、縦軸は、信号S1の強度を示す。図7Bは、信号S1に対して、時間周波数解析して得られたデータの一例を示すグラフである。横軸は、時間を示し、縦軸は、周波数を示す。
図7Cは、信号S2について、時間と信号S2の強度との関係を表す関数の一例を示すグラフである。横軸は、時間を示し、縦軸は、信号S2の強度を示す。図7Dは、信号S2に対して、時間周波数解析して得られたデータの一例を示すグラフである。横軸は、時間を示し、縦軸は、周波数を示す。時間周波数解析によって得られた画像とは、図7B及び図7Dに示すように、時間と周波数との関係を示すグラフの画像である。
図7B及び図7Dにおいて、白色は、周波数成分の強度が大きいことを示し、灰色は、周波数成分の強度が小さいことを示している。低い周波数成分の強度が高くなっていることが分かる。これは、低い周波数成分に、回転機1の固有の振動等により生じるノイズが多く含まれていることを意味する。
図7Bで示すグラフは、信号S1を時間周波数解析して得られた画像であり、図7Dで示すグラフは、信号S2を時間周波数解析して得られた画像である。算出部15は、図7Bに示す画像と図7Dに示す画像の2次元相互相関関数を用いて、位相差を算出する。
<位相差を算出する第4の方法>
第3の方法よりも、位相差を正確に算出したい場合、第4の方法を用いる。算出部15は、信号S1,S2を時間周波数解析し、その結果得られた画像の2次元位相限定相関関数を用いて、画像のずれ、すなわち、位相差を算出する。算出部15は、時間周波数解析として、短時間フーリエ変換又はウェーブレット変換を用いる。
第4の方法による位相差の算出について詳しく説明する。算出部15は、図7Bで示すデータ(すなわち、時間と周波数との関係を示す2次元の信号f(n,n))と、図7Dで示すデータ(すなわち、時間と周波数との関係を示す2次元の信号g(n,n))に対して、以下の式で定義される位相限定相関関数を計算する。
図8は、算出部15が算出した位相限定相関関数の一例を示すグラフである。横軸は、位相差を示し、縦軸は、相関係数を示す。相関係数がピークを示す位相差が、信号S1と信号S2との位相差となる。
上述したように、図7Bで示すデータ及び図7Dで示すデータにおいて、低い周波数成分には、ノイズが多く含まれている。そこで、ノイズがあまり含まれていない高い周波数成分(例えば、150kHz以上)のみを用いて、位相限定相関関数を計算してもよい。
本実施形態に係る回転機の異常検知装置10の動作について、主に、図1、図2及び図9を用いて説明する。図9は、その動作を説明するフローチャートである。第1の回転体2及び第2の回転体3が回転された状態で、センサー11a,11b,11cのそれぞれから出力される信号S1,S2,S3は、連続的にコンピュータ12に送られ、制御部14は、信号S1,S2,S3を連続的に取得する(ステップS1)。
第1の回転体2とケーシング4との接触、第1の回転体2と第2の回転体3との接触、及び、第2の回転体3とケーシング4との接触について、いずれも、接触時、始めに、広い周波数帯域で信号S1,S2,S3の強度が変動する。このことを利用して、信号S1,S2,S3のうち、例えば、信号S1の時間的な強度変動が、複数の周波数帯域で同時に発生したときを、接触したタイミングとする。すなわち、信号S1を示す関数A(t)を時間で微分した値が、予め定められたしきい値φより大きくなる時間を、接触のタイミングとする。
制御部14は、ステップS1で取得した信号S1を示す関数A(t)を時間で微分した値が、予め定められたしきい値φより大きくなる時間があるか否かを判断する(ステップS2)。なお、接触したタイミングを特定するのは、算出部の計算量(例えば、時間周波数解析の計算量)を減らすためである。従って、接触したタイミングの特定は、接触位置P1〜P9を特定するために、必須の処理ではない。
制御部14が、関数A(t)を時間で微分した値がしきい値φより大きくなる時間がないと判断したとき(ステップS2でNo)、制御部14は、接触が発生していないと判定する(ステップS3)。
制御部14が、関数A(t)を時間で微分した値がしきい値φより大きくなる時間があると判断したとき(ステップS2でYes)、算出部15は、その時間の前後に(主にその時間の後に)、センサー11a,11b,11cから出力された信号S1,S2,S3に対して、信号S1と信号S2との位相差及び信号S1と信号S3との位相差を算出する(ステップS4)。
特定部17は、ステップS4で算出された信号S1と信号S2との位相差及び信号S1と信号S3との位相差、並びに、図3に示すテーブルを用いて、接触位置を特定する(ステップS5)。そして、制御部14は、表示部13を用いて、接触位置を報知する(ステップS6)。
本実施形態の主な効果を説明する。回転体(第1の回転体2、第2の回転体3)が回転中に何らかに接触すると、弾性波(超音波や振動波)が発生する。この場合、回転体の接触位置に応じて、回転機1の異なる箇所に配置された二つのセンサーから出力される信号の位相差が異なる。本実施形態に係る回転機の異常検知装置10は、それを利用して、接触位置を特定する。
本実施形態に係る回転機の異常検知装置10は、三つのセンサー11a,11b,11cを用いるが、センサーは、複数であればよく、例えば、二つのセンサーを用いる態様でもよい。この態様では、第1のセンサーをケーシング4に取り付け、第2のセンサーをケーシング4から一定距離を設けて回転機1に取り付ける。第1のセンサーから出力された信号の位相が、第2のセンサーから出力された信号の位相よりも進んでいれば、振動がケーシング4から直接に第1のセンサー及び第2のセンサーに伝播したと判断できる。そこで、上記態様に係る回転機の異常検知装置は、第1のセンサーから出力された信号と第2のセンサーから出力された信号との位相差を算出し、第1のセンサーから出力された信号の位相が、第2のセンサーから出力された信号の位相よりも進んでいれば、第1の回転体2とケーシング4との接触又は第2の回転体3とケーシング4との接触と判定する。
これに対して、第1のセンサーから出力された信号の位相が、第2のセンサーから出力された信号の位相よりも遅れていれば、上記接触以外の接触(すなわち、第1の回転体2と第2の回転体3との接触)による振動が、第1のセンサー及び第2のセンサーに伝播したと判断できる。そこで、上記態様に係る回転機の異常検知装置は、第1のセンサーから出力された信号の位相が、第2のセンサーから出力された信号の位相よりも遅れていれば、第1の回転体2と第2の回転体3との接触と判定する。
本実施形態に係る回転機の異常検知装置10は、二つの回転体(第1の回転体2と第2の回転体3)を備える回転機1を対象にしているが、一つの回転体を備える回転機1を対象にすることもできる。
本実施形態に係る回転機の異常検知装置10によって、異常の検知対象となる回転機1として、例えば、圧縮機があるが、圧縮機に限定されない。
1 回転機
2 第1の回転体
3 第2の回転体
4 ケーシング
10 回転機の異常検知装置
11a,11b,11c センサー
S1,S2,S3 信号

Claims (7)

  1. 回転体を備える回転機の予め定められた複数の異なる箇所に配置され、前記回転体が回転中に前記回転機から生じる弾性波を検出する複数のセンサーと、
    前記複数のセンサーの中から二つのセンサーの組み合わせが一組以上予め定められており、各組について、前記二つのセンサーから出力される信号の位相差を算出する算出部と、
    前記回転体が回転中に接触が発生した場合に前記各組についての前記位相差と、接触が発生した接触位置との関係を示す情報を予め記憶している記憶部と、
    前記算出部で算出された前記位相差と前記記憶部に記憶されている前記情報とを用いて、前記接触位置を特定する特定部と、
    を備える回転機の異常検知装置。
  2. 前記算出部は、前記各組について、前記二つのセンサーから出力される信号の相互相関関数を用いて、前記位相差を算出する請求項1に記載の回転機の異常検知装置。
  3. 前記算出部は、前記各組について、前記二つのセンサーから出力される信号を時間周波数解析し、前記時間周波数解析によって得られた、時間と周波数との関係を示すグラフの画像の2次元相互相関関数を用いて、前記位相差を算出する請求項1に記載の回転機の異常検知装置。
  4. 前記算出部は、前記各組について、前記二つのセンサーから出力される信号を時間周波数解析し、前記時間周波数解析によって得られた、時間と周波数との関係を示すグラフの画像の2次元位相限定相関関数を用いて、前記位相差を算出する請求項1に記載の回転機の異常検知装置。
  5. 前記算出部は、前記時間周波数解析として、短時間フーリエ変換又はウェーブレット変換を用いる請求項3又は4に記載の回転機の異常検知装置。
  6. 回転体を備える回転機の予め定められた複数の異なる箇所に配置され、前記回転体が回転中に前記回転機から生じる弾性波を検出する複数のセンサーについて、前記複数のセンサーの中から二つのセンサーの組み合わせが一組以上予め定められており、各組について、前記二つのセンサーから出力される信号の位相差を算出する算出ステップと、
    前記回転体が回転中に接触が発生した場合に前記各組についての前記位相差と、接触が発生した接触位置との関係を示す情報を、前記算出ステップ前に予め記憶している記憶ステップと、
    前記算出ステップで算出された前記位相差と前記記憶ステップで記憶されている前記情報とを用いて、前記接触位置を特定する特定ステップと、を備える回転機の異常検知方法。
  7. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の異常検知装置を備える回転機。
JP2014185819A 2014-09-12 2014-09-12 回転機の異常検知装置、回転機の異常検知方法、及び、回転機 Active JP6242772B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014185819A JP6242772B2 (ja) 2014-09-12 2014-09-12 回転機の異常検知装置、回転機の異常検知方法、及び、回転機
CN201580042904.3A CN106574881B (zh) 2014-09-12 2015-08-18 旋转机的异常检测装置、旋转机的异常检测方法以及旋转机
EP15840213.1A EP3193156B1 (en) 2014-09-12 2015-08-18 Rotating machine abnormality detection device, rotating machine abnormality detection method, and rotating machine
PCT/JP2015/073117 WO2016039086A1 (ja) 2014-09-12 2015-08-18 回転機の異常検知装置、回転機の異常検知方法、及び、回転機
US15/327,186 US10288475B2 (en) 2014-09-12 2015-08-18 Rotating machine abnormality detection device, rotating machine abnormality detection method, and rotating machine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014185819A JP6242772B2 (ja) 2014-09-12 2014-09-12 回転機の異常検知装置、回転機の異常検知方法、及び、回転機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016057246A true JP2016057246A (ja) 2016-04-21
JP6242772B2 JP6242772B2 (ja) 2017-12-06

Family

ID=55458844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014185819A Active JP6242772B2 (ja) 2014-09-12 2014-09-12 回転機の異常検知装置、回転機の異常検知方法、及び、回転機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10288475B2 (ja)
EP (1) EP3193156B1 (ja)
JP (1) JP6242772B2 (ja)
CN (1) CN106574881B (ja)
WO (1) WO2016039086A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018066267A1 (ja) * 2016-10-06 2018-04-12 株式会社神戸製鋼所 回転機異常検出装置および該方法ならびに回転機
JP2018128358A (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 株式会社明和eテック 異常監視方法および異常監視装置
EP3587747A1 (en) 2018-06-26 2020-01-01 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Abnormality treatment apparatus for rotating machine, and rotating machine system

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6523137B2 (ja) * 2015-10-28 2019-05-29 株式会社神戸製鋼所 回転機の異常検知装置、回転機の異常検知方法、及び、回転機
JP6840971B2 (ja) * 2016-09-21 2021-03-10 富士ゼロックス株式会社 診断装置、診断システムおよびプログラム
JP6822036B2 (ja) * 2016-09-21 2021-01-27 富士ゼロックス株式会社 診断装置、診断システムおよびプログラム
WO2019124237A1 (ja) * 2017-12-21 2019-06-27 日立金属株式会社 圧延用ロールのオンライン亀裂検知装置、圧延用ロール、及び圧延用ロールのオンライン亀裂検知方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63179222A (ja) * 1987-01-21 1988-07-23 Hitachi Ltd 回転機のラビング位置標定装置
JPH06278419A (ja) * 1993-03-24 1994-10-04 Nippondenso Co Ltd 車体速度推定装置及び推定車体速度を用いたタイヤ状態検知装置
JP2010234403A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Jfe Steel Corp 圧延機の回転軸の異常診断装置および異常診断方法

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS522012B2 (ja) * 1974-06-14 1977-01-19
JPS62140485A (ja) * 1985-12-16 1987-06-24 Hitachi Ltd 半導体構造体およびその製造方法
DE3875398T2 (de) * 1987-06-03 1993-04-08 Kawasaki Steel Co Vorrichtung zum feststellen von fehlern in lagern.
DE4127395A1 (de) * 1991-08-19 1993-02-25 Siemens Ag Verfahren und vorrichtung zum erkennen und orten von veraenderungen an einem bauteil einer turbine
JPH05231361A (ja) 1992-02-26 1993-09-07 Hitachi Ltd オイルフリースクリュー圧縮機の診断方法およびその装置
JPH09133577A (ja) 1995-11-07 1997-05-20 Hitachi Ltd 異常接触検出方法および装置
JP2001074616A (ja) 1999-09-06 2001-03-23 Mitsubishi Electric Corp 回転機の異常診断装置
CN1186600C (zh) * 2002-07-22 2005-01-26 西安交通大学 高速旋转机械半速涡动在线稳定性特征提取与监测方法
CN101216552B (zh) * 2008-01-14 2011-08-17 北京中星微电子有限公司 一种相位差估计方法及装置
JP5202012B2 (ja) * 2008-02-06 2013-06-05 株式会社キーエンス 光学式変位計
JP5203012B2 (ja) * 2008-03-31 2013-06-05 日本フィジカルアコースティクス株式会社 異常検出装置、寿命検出装置、異常検出方法、および、コンピュータを異常検出装置として機能させるためのプログラム
WO2011029439A1 (de) * 2009-09-08 2011-03-17 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e. V. Modellbasiertes verfahren zur zustandsüberwachung von rotorblättern
CN101969329B (zh) * 2010-09-30 2014-05-21 中国科学院国家天文台 天线组阵中基于循环互相关的信号相位差估计装置与方法
DE102011055523A1 (de) * 2011-09-09 2013-03-14 Christoph Höweler Verfahren und Vorrichtung zur Schwingungsanalyse von Anlagen oder Maschinenelementen
JP5928258B2 (ja) * 2012-09-03 2016-06-01 コニカミノルタ株式会社 定着ローラまたは定着ベルトの製造方法
CN103323274B (zh) * 2013-05-24 2015-10-14 上海交通大学 旋转机械状态监测与故障诊断系统及方法
CN103926463B (zh) * 2014-02-16 2016-08-17 中国人民解放军后勤工程学院 一种数据延拓式相关的相位差测量方法
JP6251658B2 (ja) * 2014-09-12 2017-12-20 株式会社神戸製鋼所 回転機の異常検知装置、該方法および該システムならびに回転機
JP6190343B2 (ja) * 2014-09-12 2017-08-30 株式会社神戸製鋼所 回転機の異常診断装置、回転機の異常診断方法、及び、回転機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63179222A (ja) * 1987-01-21 1988-07-23 Hitachi Ltd 回転機のラビング位置標定装置
JPH06278419A (ja) * 1993-03-24 1994-10-04 Nippondenso Co Ltd 車体速度推定装置及び推定車体速度を用いたタイヤ状態検知装置
JP2010234403A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Jfe Steel Corp 圧延機の回転軸の異常診断装置および異常診断方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018066267A1 (ja) * 2016-10-06 2018-04-12 株式会社神戸製鋼所 回転機異常検出装置および該方法ならびに回転機
JP2018059821A (ja) * 2016-10-06 2018-04-12 株式会社神戸製鋼所 回転機異常検出装置および該方法ならびに回転機
EP3483584A4 (en) * 2016-10-06 2020-03-18 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) DEVICE AND METHOD FOR DETECTING ABNORMALITY OF ROTARY MACHINE, AND ROTARY MACHINE
JP2018128358A (ja) * 2017-02-09 2018-08-16 株式会社明和eテック 異常監視方法および異常監視装置
EP3587747A1 (en) 2018-06-26 2020-01-01 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Abnormality treatment apparatus for rotating machine, and rotating machine system
JP2020002823A (ja) * 2018-06-26 2020-01-09 株式会社神戸製鋼所 回転機械の異常処置装置及び回転機械システム
JP7051609B2 (ja) 2018-06-26 2022-04-11 株式会社神戸製鋼所 回転機械の異常処置装置及び回転機械システム

Also Published As

Publication number Publication date
EP3193156A4 (en) 2018-05-16
EP3193156B1 (en) 2019-10-02
CN106574881B (zh) 2019-05-17
US20170184445A1 (en) 2017-06-29
US10288475B2 (en) 2019-05-14
EP3193156A1 (en) 2017-07-19
CN106574881A (zh) 2017-04-19
WO2016039086A1 (ja) 2016-03-17
JP6242772B2 (ja) 2017-12-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6242772B2 (ja) 回転機の異常検知装置、回転機の異常検知方法、及び、回転機
JP6190343B2 (ja) 回転機の異常診断装置、回転機の異常診断方法、及び、回転機
JP2016048267A5 (ja)
US9482647B2 (en) Gear fault detection
JP5976196B2 (ja) アコースティック・エミッションセンサを備えたセンサ素子
EP2746541A3 (en) A method of detecting and localizing partial rotor-stator rubbing during the operation of a turbine
JP6051951B2 (ja) 部分放電検出装置及び部分放電検出方法
JP6420885B1 (ja) 電磁振動成分の除去方法、回転機械診断方法、及び回転機械診断装置
Klausen et al. Cross-correlation of whitened vibration signals for low-speed bearing diagnostics
JP6523137B2 (ja) 回転機の異常検知装置、回転機の異常検知方法、及び、回転機
JP2016223788A (ja) 冷却ファン用音響診断装置
JPWO2015011791A1 (ja) 異常検知評価システム
WO2020162426A1 (ja) 解析装置、解析方法、およびプログラム、ならびに、センサの構造
JP2011252761A (ja) 軸受状態監視方法及び軸受状態監視装置
JP6465383B2 (ja) 翼損傷判定用装置と翼損傷判定方法
US20190078960A1 (en) Apparatus and method of detecting leak sound in plant equipment using time-frequency transformation
JP2013160749A (ja) 回転機械の設備診断方法及び設備診断装置
JP5321646B2 (ja) 異常検査方法及び異常検査装置
JP2014055778A (ja) 周辺監視装置
Huang et al. Research on bearing diagnosis with a smart gearbox using monitored vibration data
JP6386426B2 (ja) 移動体の検出装置、検出装置のプログラム
JP2005098929A (ja) エンジン評価方法及びエンジン評価装置
KR20190123763A (ko) 접촉 진동 검출 장치 및 그것을 구비하는 회전 기계, 그리고, 접촉 진동 검출 방법
JPWO2020157818A1 (ja) 診断装置及びこれを備えた設備並びに診断方法
JP2014119283A (ja) 超音波回転機器診断における相対速度差を利用したノイズ低減方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170906

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171031

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6242772

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150