JP2016055708A - 車両用ステアリング取付構造 - Google Patents

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康晴 盆子原
Yasuharu Bonshihara
康晴 盆子原
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Abstract

【課題】ステアリングハンガビームと左右のフロントピラー間の、各公差を吸収する。【解決手段】ステアリングハンガビーム40の両端が、左右のフロントピラー12間に取り付けられる。左右のインナピラー30は、該ビームの両端に対向する左右の当接面31を有する。該左右の当接面は、後から前へ向かうにつれて、車幅中央へ傾斜する。該ビームの両端は、該左右の当接面に重ねる左右のサイドホルダ50を有する。該左右のホルダの左右の端面51は、該左右の当接面と同じ傾斜である。該各フロントピラーと該各ホルダとには、車幅方向に位置した左右の貫通孔22,32,52が形成される。左右のフロントピラーの該貫通孔は、前後方向に長い長孔である。該左右のホルダは、該長孔に挿通された左右の締結部材61によって、該左右のフロントピラーに締結される。【選択図】図2

Description

本発明は、ステアリング装置のステアリングコラムを支持するためのステアリングハンガビームを車体に取り付ける、車両用ステアリング取付構造の改良された技術に関する。
一般に、ステアリングハンガビームは、両端を左右のフロントピラーに取り付けられる。しかし、ステアリングハンガビームの長さと左右のフロントピラー間の間隔とには、それぞれ公差がある。該公差を吸収しつつ、ステアリングハンガビームを確実に取り付ける技術が、特許文献1によって知られている。
特許文献1で知られている車両用ステアリング取付構造は、ステアリングハンガビームの長手方向両端に、左右のサイドプレートが設けられている。該左右のサイドプレートの一方には、ビーム長手方向の雌ネジを有したスリーブが固定されている。該スリーブの雌ネジには、スペーサがねじ込まれている。該スペーサは、ビーム長手方向の雌ネジを有する。
左右のフロントピラーにステアリングハンガビーム(以下、「ビーム」と略称する。)を取り付けるには、次の手順による。先ず、左右のフロントピラーの内面間に、概ね水平にしたビームを差し込む。次に、ボルトを車幅方向外側から左右のフロントピラーの一方を貫通して、スペーサの雌ネジにねじ込む。ボルトのねじ込みに従い、スペーサは、スリーブに対して車幅方向外側へ変位し、最後にフロントピラーの内面に接する。この結果、ビームの長さと左右のフロントピラー間の間隔の、各公差を吸収することができる。該ボルトを、そのまま、ねじ込むことによって、スリーブにネジ止めすることができる。他方のフロントピラーには、サイドプレートをボルト止めすればよい。この結果、ビームの両端を左右のフロントピラーに取り付けることができる。
しかしながら、特殊な構成のスリーブとスペーサを用いるので、製造コストが嵩む。しかも、ビームの長手方向の端の位置を、長手方向の一方だけで調整する。このため、車幅中心に対してビームの長手中心の位置が偏る。中心が偏らないためには、該ビームの長手方向の両方で調整すればよい。しかし、スリーブとスペーサの個数が多くなるとともに、組み付け工数が増す。
また、中心が偏らないためには、車体に対し、ビームを車体前後方向に組み付けることが考えられる。ところが、ビームには、インストルメントパネルモジュールと称する各種の部材が、予め組み込まれている。ビームを車体前後方向に組み付けるためには、組み付け作業の関係上、一部の部材の取り外し及び再組み付けの必要があり、組み付け性を高める上で、不利である。
特開2002−347656号公報
本発明は、簡単且つ安価な構成によって、ステアリングハンガビームの長さと左右のフロントピラー間の間隔の、各公差を吸収しつつ、該ステアリングハンガビームを左右のフロントピラー間に確実に取り付けることができる技術を、提供することを課題とする。
請求項1に係る発明によれば、車幅方向外側の左右のアウタピラーと車幅方向内側の左右のインナピラーとからなる閉断面状の左右のフロントピラーと、前記左右のインナピラー間に延びたステアリングハンガビームとを含み、該ステアリングハンガビームの両端が、前記左右のフロントピラーに取り付けられる車両用ステアリング取付構造において、
前記左右のインナピラーは、前記ステアリングハンガビームの両端に対向する左右の当接面を有し、該左右の当接面は、後部から前部へ向かうにつれて、車幅中央側へ傾斜した傾斜面に形成され、前記ステアリングハンガビームの両端には、前記左右の当接面に重ねることが可能な左右のサイドホルダが設けられ、該左右のサイドホルダの左右の端面は、前記左右の当接面と同じ傾斜の傾斜面に形成され、前記左右のアウタピラーと前記左右のインナピラーと前記左右のサイドホルダとには、車幅方向に一直線上に位置した左右の貫通孔が、それぞれ形成され、前記左右のアウタピラー及び前記左右のインナピラーに形成されている、前記左右の貫通孔は、車体前後方向に長い長孔であり、前記左右のサイドホルダは、前記左右それぞれの貫通孔に挿通された左右の締結部材によって、前記左右のフロントピラーに締結されていることを特徴とする車両用ステアリング取付構造が提供される。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記左右のアウタピラーと前記左右のインナピラーとの間には、前記左右の締結部材を通すための、パイプ状の左右のカラーが設けられ、該左右のカラーの内径は、前記左右のアウタピラー及び前記左右のインナピラーにそれぞれ形成されている、前記左右の長孔の長さに対し、大きく設定されている。
請求項3に記載のごとく、好ましくは、前記左右のサイドホルダは、傾斜した平板であり、前記左右の端面に対して反対側の傾斜した裏面に、左右の被締結部を備え、前記左右の締結部材は、前記左右のアウタピラーの車幅方向外側から、前記左右のアウタピラーと前記左右のインナピラーと前記左右のサイドホルダとにそれぞれ形成されている前記左右の貫通孔を挿通するとともに、前記左右の被締結部に締結されている。
請求項4に記載のごとく、好ましくは、前記左右の締結部材は、左右のボルトによって構成され、前記左右の被締結部は、左右のナットによって構成され、該左右のナットは、前記左右のサイドホルダの前記裏面に対し、左右の位置決め手段によって位置決めされている。
請求項5に記載のごとく、好ましくは、前記左右の位置決め手段は、前記左右のナットと前記左右のサイドホルダとの、いずれか一方に形成された左右の凸部と、いずれか他方に形成されて前記左右の凸部を嵌合可能な左右の凹部と、からなる。
請求項6に記載のごとく、好ましくは、前記左右の位置決め手段は、前記左右のナットに設けられた左右の係止爪と、該左右の係止爪を掛け止め可能に前記左右のサイドホルダに設けられた左右の係合部と、からなる。
請求項7に記載のごとく、好ましくは、前記左右のサイドホルダのなかの、少なくとも前記左右の貫通孔の部位には、傾斜している前記左右の端面に対して車幅方向内側へ膨出した左右の膨出部を有し、該左右の膨出部のなかの、車幅方向内側の内端面は、前記左右のアウタピラーの車幅方向外側の面に対して平行な平行面に形成され、前記左右の締結部材は、左右のボルトによって構成されており、前記左右のアウタピラーの車幅方向外側から、前記左右のアウタピラーと前記左右のインナピラーと前記左右のサイドホルダとにそれぞれ形成されている前記左右の貫通孔を挿通するとともに、前記左右の内端面に位置する左右のナットに締結されている。
請求項1に係る発明では、左右のインナピラーの左右の当接面間に、概ね水平にしたステアリングハンガビームを後方から差し込み、左右のサイドホルダの端面を左右の当接面に正確に重なり合うように、前後方向に位置を調整することができる。このため、ステアリングハンガビームの長さと左右のフロントピラー間の間隔の、各公差を容易に吸収することができる。
しかも、左右のアウタピラー及び左右のインナピラーに形成されている、車体前後方向に長い左右の貫通孔に挿通された左右の締結部材によって、左右のフロントピラーに左右のサイドホルダを締結することができる。つまり、アウタ及びインナピラーに該貫通孔を有しているので、ステアリングハンガビームの位置を前後方向に調整する際に、締結部材を前後方向へ移動することができる。このため、左右のフロントピラーに対するステアリングハンガビームの位置の調整を容易に行うことができる。
このように、簡単且つ安価な構成によって、ステアリングハンガビームの長さと左右のフロントピラー間の間隔の、各公差を吸収しつつ、該ステアリングハンガビームを左右のフロントピラー間に確実に取り付けることができる。
請求項2に係る発明では、アウタピラーとインナピラーとの間には、締結部材を通すためのパイプ状のカラーが設けられている。このため、締結部材の締め付け力に対し、フロントピラーの強度を高めることができる。しかも、アウタピラーとインナピラーとに形成されている、貫通した長孔の長さよりも、カラーの内径が大きい。このため、締結部材が前後方向へ移動する際に、カラーに干渉することはない。
請求項3に係る発明では、サイドホルダは傾斜した平板であり、端面に対して反対側の傾斜した裏面に、被締結部を備える。このため、締結部材を、アウタピラーの車幅方向外側から貫通孔へ挿通し、サイドホルダの裏面に当てておいた被締結部に、締結することができる。従って、締結部材を被締結部に締結するときに、該締結部材がサイドホルダの傾斜した裏面に偏って接することはない。例えば、締結部材をボルトによって構成した場合には、該ボルトの頭部をアウタピラーの外側の面に偏りなく当て、該ボルトを回して十分に締め付けることができる。
請求項4に係る発明では、締結部材がボルトによって構成されるとともに、被締結部がナットによって構成される。該ナットは、サイドホルダの傾斜した裏面に対し、位置決め手段によって位置決めされる。このため、裏面に対するナットの、前後上下方向の位置ずれや角度のずれを、十分に抑制することができる。従って、ナットにボルトをねじ込んで締め付け力を確実に発生させることができる。
請求項5に係る発明では、位置決め手段が、凸部と、該凸部を嵌合可能な左右の凹部とによって構成されている。このため、サイドホルダの傾斜した裏面に対するナットの位置決めを、簡単な構成によって、正確に行うことができる。
請求項6に係る発明では、位置決め手段は、ナットに設けられた係止爪と、サイドホルダに設けられた係合部とによって、構成されている。このため、係合部に係止爪を掛け止めることによって、ナットをサイドホルダに簡単に位置決めして取り付けることができる。例えば、ボルトが締結される前のナットは、サイドホルダに緩く保持される。その後、ボルトをナットにねじ込むことにより、該ナットはサイドホルダの裏面に引き寄せられて、確実に位置決めされる。
請求項7に係る発明では、左右のサイドホルダは、傾斜している左右の端面に対して車幅方向内側へ膨出した左右の膨出部を有する。左右の膨出部のなかの、車幅方向内側の内端面は、左右のアウタピラーの車幅方向外側の面に対して平行な平行面である。このため、左右のナットのなかの、左右の膨出部の内端面に接する面は、傾斜面とする必要がない。つまり、左右の締結部材として、一般的な市販のナットを採用することができる。このため、左右の締結部材の汎用性が高まる。
本発明の実施例1に係る車両用ステアリング取付構造の斜視図である。 図1の2−2線に沿った断面図である。 図2の3−3線に沿った断面図である。 図2に示された左のフロントピラーに対するステアリングハンガビームの左のサイドホルダの分解図である。 図2に示された左のフロントピラーに対するステアリングハンガビームの左のサイドホルダの作用図である。 本発明の実施例2に係る車両用ステアリング取付構造の構成図である。 本発明の実施例3に係る車両用ステアリング取付構造の構成図である。 図7に示される左のサイドホルダとナットの分解図である。 本発明の実施例4に係る車両用ステアリング取付構造の構成図である。
本発明を実施するための形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、Leは左側、Riは右側を示す。
実施例1に係る車両用ステアリング取付構造について図面に基づき説明する。
図1に示されるように、乗用車等の車両10の車体11はモノコックボディから成り、車両10の車幅方向の中心を通って車両前後方向へ延びる車幅中心線CLに対し、実質的に左右対称形に形成されている。車体11の前部は、左右のフロントピラー12,12と、左右のフロントピラー12,12に両端を取り付けられるステアリングハンガビーム40とを含む。
該ステアリングハンガビーム40(以下、「ビーム40」と略称する。)は、ステアリング装置41のステアリングコラム42を支持する部材であって、例えば車幅方向に延びたパイプによって構成される。該ビーム40には、インストルメントパネルモジュールと称する各種の部材が、予め組み込まれている。ビーム40の長手方向の両端には、左右のフロントピラー12,12に取り付けるための左右のサイドホルダ50,50が、溶接等によって設けられている。
以下、該左のフロントピラー12と、該ビーム40の左のサイドホルダ50について、詳しく説明する。該右のフロントピラー12と該サイドホルダ50については、該左のフロントピラー12と該右のサイドホルダ50に対して左右対称である他は同じ構成なので、説明を省略する。
図2〜図4に示されるように、左のフロントピラー12は、車幅方向外側の左のアウタピラー20と、車幅方向内側の左のインナピラー30とからなる、閉断面状の部材である。該アウタピラー20と該インナピラー30とは、接合によって一体化されている。該ビーム40は、左右のインナピラー30間に延びている。該左右のインナピラー30は、ビーム40の両端に対向する左右の当接面31,31(図1も参照)を有する。該左右の当接面31,31は、互いに車幅方向に向かい合っている。
該左の当接面31は、後部から前部へ向かうにつれて、車幅中央側(図1に示される車幅中心線CL側)へ傾斜した、傾斜面に形成されている。ここで、車幅中心線CLに対し直交するとともに、車幅方向へ延びる直線Lsのことを、基準線Lsということにする。該当接面31は、基準線Lsに対し、傾斜角θに傾いている。
一方、左のアウタピラー20の車幅方向の外面21のなかの、少なくとも基準線Lsに位置する部位の面は、該基準線Lsに対して、垂直面に形成されている。
該左のサイドホルダ50は、縦板状の傾斜した平板によって構成されており、左のインナピラー30の左の当接面31に重ねることが可能である。該左のサイドホルダ50の左の端面51は、左の当接面31に対して、同じ傾斜の傾斜面に形成されている。つまり、左の端面51の傾斜角は、左の当接面31の傾斜角θと同一である。
左のアウタピラー20と左のインナピラー30とには、左の貫通孔22,32(ピラー側貫通孔22,32)が、それぞれ形成されている。左のサイドホルダ50にも、左の貫通孔52(ホルダ側貫通孔52)が形成されている。各貫通孔22,32,52は、車幅方向に一直線上に位置している。
左のアウタピラー20及び左のインナピラー30に形成されている、ピラー側貫通孔22,32は、車体前後方向に長い長孔である。該サイドホルダ50は、各貫通孔22,32,52に挿通された左の締結部材61によって、左のフロントピラー12に締結されている。該締結部材61は、ボルトによって構成される。
図3に示されるように、各ピラー側貫通孔22,32(長孔22,32)の幅Wdは、締結部材61(ボルト61)の径d1よりも若干大きい。各長孔22,32の前後方向の長さLnは、ボルト61を前後方向へ変位可能な大きさに設定されている。ホルダ側貫通孔52は丸孔である。該ホルダ側貫通孔52の径d2は、ボルト61の径d1よりも若干大きい。
図2及び図4に示されるように、左のサイドホルダ50は、左の端面51に対して反対側の傾斜した裏面53に、左の被締結部62を備える。該被締結部62は、ボルト61をねじ込むためのナットによって構成される。該締結部材61は、左のアウタピラー20の車幅方向外側から、各貫通孔22,32,52を挿通するとともに、被締結部62(ナット62)に締結されている。
該ナット62は、サイドホルダ50の裏面53(端面51に対して反対側の面53)に、重ねて使用される。該裏面53は、端面51に対して、同じ傾斜の傾斜面に形成されている。つまり、裏面53の傾斜角は、端面51の傾斜角θと同一である。該ナット62は、裏面53に重ね合わされる接触面62aを、該裏面53と同じ傾斜の傾斜面に形成されている。つまり、接触面62aの傾斜角は、端面51の傾斜角θと同一である。
左のアウタピラー20と左のインナピラー30との間には、左の締結部材61を通すための、丸いパイプ状の左のカラー63が設けられている。このため、締結部材61の締め付け力に対し、フロントピラー12の強度を高めることができる。該カラー63の内径d3は、長孔22,32の長さLnに対し、大きく設定されている。このため、締結部材61が前後方向へ移動する際に、カラー63に干渉することはない。該カラー63は、少なくとも一端をアウタピラー20とインナピラー30に接合されることが好ましい。
図5(a)は、ボルト61を長孔22,32の前端まで寄せた状態を示している。図5(b)は、ボルト61を長孔22,32の後端まで寄せた状態を示している。このように、サイドホルダ50及びボルト61を車体前後方向へ変位量δだけ変位させることにより、フロントピラー20に対するビームの前後方向の位置を調整することができる。
以上の説明をまとめると、次の通りである。
左右のインナピラー30の当接面31,31間に、概ね水平にしたビーム40を後方から差し込み、左右のサイドホルダ50,50の端面51,51を左右の当接面31,31に正確に重なり合うように、前後方向に位置を調整することができる。このため、ビーム40の長さと左右のフロントピラー12,12間の間隔の、各公差を容易に吸収することができる。
しかも、アウタピラー20及びインナピラー30に形成されている、車体前後方向に長い左右のピラー側貫通孔22,32に挿通された締結部材61によって、フロントピラー12にサイドホルダ50を締結することができる。つまり、アウタ及びインナピラー20,30に該ピラー側貫通孔22,32を有しているので、ビーム40の位置を前後方向に調整する際に、締結部材61を前後方向へ移動することができる。このため、フロントピラー12に対するビーム40の位置の調整を容易に行うことができる。
このように、簡単且つ安価な構成によって、ビーム40の長さと左右のフロントピラー12,12間の間隔の、各公差を吸収しつつ、該ビーム40を左右のフロントピラー12,12間に確実に取り付けることができる。
さらには、サイドホルダ50は傾斜した平板であり、端面51に対して反対側の傾斜した裏面53に、被締結部62を備える。このため、締結部材61を、アウタピラー20の車幅方向外側から貫通孔22,32,52へ挿通し、サイドホルダ50の裏面53に当てておいた被締結部62に、締結することができる。従って、締結部材61を被締結部62に締結するときに、該締結部材61がサイドホルダ50の傾斜した裏面53に偏って接することはない。ボルト61の頭部61aをアウタピラー20の車幅方向の外面21に偏りなく当て、該ボルト61を回して十分に締め付けることができる。
実施例2に係る車両用ステアリング取付構造について、図6(a),(b)に基づき説明する。図6(a)は、上記図2に対応させて表している。図6(b)は、図6(a)に示される左のサイドホルダ50の裏面53と左の締結部材61との関係を表している。
実施例2に係る車両用ステアリング取付構造は、上記図1〜図5に示されている実施例1に、図6(a),(b)に示される位置決め手段71を設けたことを特徴とし、他の構成については上記図1〜図5に示される構成と同じなので、説明を省略する。右の被締結部62A(ナット62A)及び右の位置決め手段71については省略する。
実施例2の左の被締結部62A(ナット62A)の基本構成は、上記実施例1の左の被締結部62(ナット62)と同じである。実施例2は、上記実施例1と同じ作用、効果を有する。
該左の被締結部62Aは、左のサイドホルダ50の裏面53に対し、左の位置決め手段71によって位置決めされている。このため、裏面53に対するナット62Aの、前後上下方向の位置ずれや角度のずれを、十分に抑制することができる。従って、ナット62Aにボルト61をねじ込んで締め付け力を確実に発生させることができる。
該左の位置決め手段71は、左のナット62Aと左のサイドホルダ50との、いずれか一方に形成された左の凸部72と、いずれか他方に形成されて左の凸部72を嵌合可能な左の凹部73と、からなる。このため、サイドホルダ50の傾斜した裏面53に対するナット62の位置決めを、簡単な構成によって、正確に行うことができる。
より詳しく述べると、該凸部72は、接触面62aからサイドホルダ50の裏面53へ向かって延びた小径の円形断面状に形成されている。該凸部72は、ナット62Aの雌ネジの中心から径方向にオフセットしており、1個又は2個あればよく、ナット62Aに一体に形成される。該凹部73は、サイドホルダ50の板厚方向に貫通した孔である。
実施例3に係る車両用ステアリング取付構造について、図7及び図8に基づき説明する。図7は、上記図4に対応させて表している。図8は、図7に示される左のサイドホルダ50と左の被締結部62Bとの関係を表している。
実施例3に係る車両用ステアリング取付構造は、上記図1〜図5に示されている実施例1に、図7〜図8に示される位置決め手段81を設けたことを特徴とし、他の構成については上記図1〜図5に示される構成と同じなので、説明を省略する。右の被締結部62B(ナット62B)及び右の位置決め手段81については省略する。
実施例3の左の被締結部62B(ナット62B)の基本構成は、上記実施例1の左の被締結部62(ナット62)と同じである。実施例3は、上記実施例1と同じ作用、効果を有する。
該左の被締結部62B(ナット62B)は、左のサイドホルダ50の裏面53に対し、左の位置決め手段81によって位置決めされている。このため、裏面53に対するナット62Bの、前後上下方向の位置ずれや角度のずれを、十分に抑制することができる。従って、ナット62Bにボルト61をねじ込んで締め付け力を確実に発生させることができる。
該左の位置決め手段81は、左のナット62Bに設けられた左の複数の係止爪82と、該左の係止爪82を掛け止め可能に左のサイドホルダ50に設けられた左の複数の係合部83とからなる。このため、係合部83に係止爪82を掛け止めることによって、ナット62Bをサイドホルダ50に簡単に位置決めして取り付けることができる。ボルト61が締結される前のナット62Bは、サイドホルダ50に緩く保持される。その後、ボルト61をナット62Bにねじ込むことにより、該ナット62Bはサイドホルダ50の裏面53に引き寄せられて、確実に位置決めされる。
より詳しく述べると、該ナット62Bは、雌ネジが形成された金属製のナット本体84と、該ナット本体84の外周囲を覆う被覆部85とからなる。ナット本体84は、被覆部85にインサート成形されている。該複数の係止爪82は、被覆部85から接触面62aを超えてサイドホルダ50の裏面53へ向かって延びている。つまり、該複数の係止爪82は、被覆部85に一体成形された樹脂製の部分であって、それぞれ被覆部85から裏面53へ向かって延びた脚部82aと、該脚部82aの先端に一体に形成された爪部82bからなる。該脚部82aは、ナット62Bの径方向に弾性変形が可能である。
サイドホルダ50の端面51のなかの、ホルダ側貫通孔52の周囲は、裏面53へ向かって凹んだ凹部86に形成されている。該凹部86の底は平坦に形成されている。このため、サイドホルダ50の裏面53のなかの、ホルダ側貫通孔52の周囲の面53a(膨出面53a)は、傾斜角θに傾斜した平坦面である。係合部83は、サイドホルダ50の板厚方向に貫通した孔であり、該膨出面53aに位置している。
膨出面53a(サイドホルダ50の裏面53)にナット62Bの接触面62aを重ねて、複数の係止爪82を複数の係合部83に嵌め込んで掛け止めることにより、サイドホルダ50にナット62Bを緩く保持することができる。つまり、膨出面53aと接触面62aとの間には、隙間Crを有する。その後、ボルト61をナット62Bにねじ込むことにより、該ナット62Bはサイドホルダ50の裏面53、つまり膨出面53aに引き寄せられて、位置決めされる。そして、ボルト61とナット62Bとが締結される。複数の係合部83に掛け止められた複数の係止爪82は、凹部86内に位置する。このため、各係止爪82がインナピラー30の当接面31に当たらない。
実施例4に係る車両用ステアリング取付構造について、図9に基づき説明する。図9は、上記図2に対応させて表している。
実施例4に係る車両用ステアリング取付構造は、上記図1〜図5に示されている実施例1に、図9に示される左右のサイドホルダ50に左右の膨出部54を設けるとともに、左右の被締結部62を左右の被締結部62Cに変更したことを特徴とし、他の構成については上記図1〜図5に示される構成と同じなので、説明を省略する。
以下、左のフロントピラー12と左のサイドホルダ50と左の被締結部62C(ナット62C)について説明する。右のフロントピラー12と右のサイドホルダ50と右の被締結部62C(ナット62C)については、同じ構成なので省略する。
実施例4では、左のサイドホルダ50のなかの、少なくとも左の貫通孔52(ホルダ側貫通孔52)の部位には、傾斜している左の端面51に対して車幅方向内側へ膨出した左の膨出部54を有する。該左の膨出部54のなかの、車幅方向内側の内端面54aは、左のアウタピラー20の車幅方向外側の面21(車幅方向の外面21)に対して平行な平行面に形成されている。
左の締結部材61は、左のボルトによって構成されている。該左のボルト61は、一般的な市販のボルトでよい。左の被締結部62Cは、ナットによって構成されている。該左のナット62Cの基本構成は、上記実施例1のナット62と同じであるが、一般的な市販のナットでよい。
該左の締結部材61(左のボルト61)は、左のアウタピラー20の車幅方向外側から、左のアウタピラー20と左のインナピラー30と左のサイドホルダ50とにそれぞれ形成されている左の貫通孔22,32,52を挿通するとともに、左の内端面54aに位置する左のナット62Cに締結されている。
実施例4は、上記実施例1と同じ作用、効果を有する。さらに実施例4では、左右のサイドホルダ50は、傾斜している左右の端面51に対して車幅方向内側へ膨出した左右の膨出部54を有する。左右の膨出部54のなかの、車幅方向内側の内端面54aは、左右のアウタピラー20の車幅方向外側の面21に対して平行な平行面である。このため、左右のナット62Cのなかの、左右の膨出部54の内端面54aに接する面62Ca(接触面62Ca)は、傾斜面とする必要がない。つまり、左右の締結部材62Cとして、一般的な市販のナットを採用することができる。このため、左右の締結部材62Cの汎用性が高まる。上記内端面54aの大きさは、左のナット62Cの接触面62Caの径に対して、少なくとも同等又はそれ以上に設定される。
本発明では、左右のサイドホルダ50は、ビーム40に別部材を固定した構成の他に、該ビーム40の両端部を潰して平板状に一体形成してもよい。
また、左右の被締結部62は、左右のサイドホルダ50に別部材を固定した構成や、左右のサイドホルダ50に一体成形した構成を含む。
本発明の車両用ステアリング取付構造は、各種の乗用車に採用するのに好適である。
12 フロントピラー
20 アウタピラー
21 車幅方向の外面
22 貫通孔(ピラー側貫通孔、長孔)
30 インナピラー
31 当接面(傾斜面)
32 貫通孔(ピラー側貫通孔、長孔)
40 ステアリングハンガビーム
50 サイドホルダ
51 端面(傾斜面)
52 貫通孔(ホルダ側貫通孔)
53 裏面(端面に対して反対側の面)
54 膨出部
54a 内端面
61 締結部材(ボルト)
61a 頭部a
62 被締結部(ナット)
62A 被締結部(ナット)
62B 被締結部(ナット)
62a 接触面
62C ナット
62Ca 内端面に接する面
63 カラー
71 位置決め手段
72 凸部
73 凹部
81 位置決め手段
82 係止爪
83 係合部
d1 締結部材(ボルト)の径
d2 ホルダ側貫通孔の径
d3 カラーの内径
Ln 長孔の長さ
θ 傾斜角

Claims (7)

  1. 車幅方向外側の左右のアウタピラーと車幅方向内側の左右のインナピラーとからなる閉断面状の左右のフロントピラーと、前記左右のインナピラー間に延びたステアリングハンガビームとを含み、該ステアリングハンガビームの両端が、前記左右のフロントピラーに取り付けられる車両用ステアリング取付構造において、
    前記左右のインナピラーは、前記ステアリングハンガビームの両端に対向する左右の当接面を有し、
    該左右の当接面は、後部から前部へ向かうにつれて、車幅中央側へ傾斜した傾斜面に形成され、
    前記ステアリングハンガビームの両端には、前記左右の当接面に重ねることが可能な左右のサイドホルダが設けられ、
    該左右のサイドホルダの左右の端面は、前記左右の当接面と同じ傾斜の傾斜面に形成され、
    前記左右のアウタピラーと前記左右のインナピラーと前記左右のサイドホルダとには、車幅方向に一直線上に位置した左右の貫通孔が、それぞれ形成され、
    前記左右のアウタピラー及び前記左右のインナピラーに形成されている、前記左右の貫通孔は、車体前後方向に長い長孔であり、
    前記左右のサイドホルダは、前記左右それぞれの貫通孔に挿通された左右の締結部材によって、前記左右のフロントピラーに締結されていることを特徴とする車両用ステアリング取付構造。
  2. 前記左右のアウタピラーと前記左右のインナピラーとの間には、前記左右の締結部材を通すための、パイプ状の左右のカラーが設けられ、
    該左右のカラーの内径は、前記左右のアウタピラー及び前記左右のインナピラーにそれぞれ形成されている、前記左右の長孔の長さに対し、大きく設定されていることを特徴とする請求項1記載の車両用ステアリング取付構造。
  3. 前記左右のサイドホルダは、傾斜した平板であり、前記左右の端面に対して反対側の傾斜した裏面に、左右の被締結部を備え、
    前記左右の締結部材は、前記左右のアウタピラーの車幅方向外側から、前記左右のアウタピラーと前記左右のインナピラーと前記左右のサイドホルダとにそれぞれ形成されている前記左右の貫通孔を挿通するとともに、前記左右の被締結部に締結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用ステアリング取付構造。
  4. 前記左右の締結部材は、左右のボルトによって構成され、
    前記左右の被締結部は、左右のナットによって構成され、
    該左右のナットは、前記左右のサイドホルダの前記裏面に対し、左右の位置決め手段によって位置決めされていることを特徴とする請求項3記載の車両用ステアリング取付構造。
  5. 前記左右の位置決め手段は、前記左右のナットと前記左右のサイドホルダとの、いずれか一方に形成された左右の凸部と、いずれか他方に形成されて前記左右の凸部を嵌合可能な左右の凹部と、からなることを特徴とする請求項4記載の車両用ステアリング取付構造。
  6. 前記左右の位置決め手段は、前記左右のナットに設けられた左右の係止爪と、該左右の係止爪を掛け止め可能に前記左右のサイドホルダに設けられた左右の係合部と、からなることを特徴とする請求項4記載の車両用ステアリング取付構造。
  7. 前記左右のサイドホルダのなかの、少なくとも前記左右の貫通孔の部位には、傾斜している前記左右の端面に対して車幅方向内側へ膨出した左右の膨出部を有し、
    該左右の膨出部のなかの、車幅方向内側の内端面は、前記左右のアウタピラーの車幅方向外側の面に対して平行な平行面に形成され、
    前記左右の締結部材は、左右のボルトによって構成されており、前記左右のアウタピラーの車幅方向外側から、前記左右のアウタピラーと前記左右のインナピラーと前記左右のサイドホルダとにそれぞれ形成されている前記左右の貫通孔を挿通するとともに、前記左右の内端面に位置する左右のナットに締結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用ステアリング取付構造。
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