JP2016053267A - ベンチ兼布団類干し兼用敷布団敷板装置 - Google Patents

ベンチ兼布団類干し兼用敷布団敷板装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ベンチとして使用した場合に、リラックスした状態でくつろぐことができるベンチ兼用布団敷板装置を提供する。従来のベンチにすることができる布団類干し兼用敷布団敷板装置を持ち運びやすくするとともにベンチとして使用する場合および収納する場合にコンパクトにし、さらに、布団干しとして使用する場合は、敷き布団あるいはかけ布団の双方を同時に干すことができ、また、ベンチとした場合に背もたれ部がずれることがない装置を提供する。【解決手段】2個1組のすのこ状敷板のうち、一方のすのこ状敷板は側面視X字状に展開可能であり他方のすのこ状敷板は、側面視人の字状に展開可能であり、前記一方のすのこ状敷板と前記他方のすのこ状敷板が展開することによって、それぞれ布団干しとすることができ、前記一方のすのこ状敷板と前記他方のすのこ状敷板をそれぞれフラットな状態にして連結部材により結合することで敷布団敷板装置とする。【選択図】図1

Description

本発明は、敷布団の下に敷いて使用され、かつまた布団類干しのみならずベンチに転用可能な敷布団敷板装置に関するものである。
木材を用いてすのこ状に形成した、敷布団敷と布団類干しを兼ねているもののみならずベンチに転用可能な敷布団敷板装置は、特に実用登録第3182080号公報において、すくなくとも支え部と背もたれ部と座部を有する布団類干し兼用敷布団敷板装置であって、前記支え部と背もたれ部と座部はすのこ状敷板であり、前記支え部と背もたれ部は第1連絡部で接続され、当該背もたれ部と座部は第2連絡部と接続され、前記第1連絡部をやま折りにし、背もたれ部に配置された支持部を前記支え部に係合することによって、前記支え部と背もたれ部を側面視逆V字状にし、前記第2連絡部をたに折りにすることによって、座部を回動させることにより前記布団類干し兼用敷布団敷板装置をベンチとして使用することを特徴とする布団類干し兼用敷布団敷板装置が開示されている。
上記布団類干し兼用敷布団敷板装置は、敷布団類を敷くためのものであるため敷布団類とほぼ同じ大きさであり、支え部と背もたれ部と座部を有するものである。また、それらは、すのこ状に形成されている。なお、すのこ状とは、竹や板などをすかして貼ったものをいい、板等を張設する場合に隙間が生じているものをいう。材質に限定はないが、特に、桐材または、ヒノキ材を使用する場合は湿気が籠りにくくなるというものである。
上記のとおりベンチにすることができる布団類干し兼用敷布団敷板装置は、それぞれを連絡部で接続した支え部と背もたれ部と座部を、山折りあるいは谷折りにすることによってベンチとしたものであるが、上記のとおり、敷布団とほぼ同形のものを、背もたれ部、支え部、座部にほぼ3分割したものであるので、腰を掛けて足を乗せる座部が比較的長い。したがって、ベンチとして使用した場合に、腰を掛けて足を乗せる部分が大きく、座った際に膝が伸ばされるようになり不自然な姿勢を強いられ、リラックスした状態でくつろぐことができない。また、不使用時には、3つ折りにして畳めるものであるが、ベンチにすることができる布団類干し兼用敷布団敷板装置を三つ折りしたものであるために重量がかさみ、また比較的かさばるものであるために移動に不便である。
また、布団干しとして使用することができるものの、1枚の布団を干すにとどまり、掛け布団と敷布団の両方を同時に干すことはできない。また、例えば、ワンルームマンションにおいて、ベンチとして使用すると、その占有する面積が比較的大であることから、他の物を置くスペースが限られてしまいその限られたスペースを有効に活用することができないという問題がある。
実用登録第3182080号公報
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、ベンチとして使用した場合に、膝がのばされることなく、リラックスした状態でくつろぐことができるベンチ兼用布団敷板装置を提供することを課題とする。また、従来のベンチにすることができる布団類干し兼用敷布団敷板装置を、さらに持ち運びやすくするとともにベンチとして使用する場合および収納する場合にコンパクトにし、さらに、布団干しとして使用する場合は、敷布団及び掛け布団の双方を同時に干すことができ、また、背もたれ部がずれることのないベンチ兼用干し兼用布団敷板装置を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するため、本発明は、2個1組のすのこ状敷板からなるベンチ兼布団類干し兼用敷布団敷板装置であって、前記2個1組のすのこ状敷板のうち、一方のすのこ状敷板は側面視X字状に展開可能であり他方のすのこ状敷板は、側面視人の字状に展開可能であり、前記一方のすのこ状敷板と前記他方のすのこ状敷板が展開することによって、それぞれ布団干しとすることができ、前記一方のすのこ状敷板と前記他方のすのこ状敷板をそれぞれフラットな状態にして連結部材により結合することで敷布団敷板装置とし、前記敷布団敷板装置を分離し、一方のすのこ状敷板をフラットな状態にして床の上に敷設し、他方のすのこ状敷板を側面視人の字状に展開し、その展開した当該他方のすのこ状敷板を前記一方のすのこ状敷板の上に配置するとともに当該他方のすのこ状敷板の背もたれ部を一方のすのこ状敷板の係合部に係合し、支え部を前記一方のすのこ状敷板の後方の係合部に係合することでベンチとするという手段を講じたものである。
このように、2個1組の一方のすのこ状敷板と他方のすのこ状敷板のうち、一方のすのこ状敷板は側面視X字状に展開可能であり、他方のすのこ状敷板は、側面視人の字状に展開可能であり、一方のすのこ状敷板と他方のすのこ状敷板をそれぞれ展開することで、そのそれぞれを布団干しとすることができ、例えば、一方に掛け布団を、他方に敷布団を干すことができる。また、上記装置を敷布団敷板装置として使用する場合は、一方のすのこ状敷板と他方のすのこ状敷板を、それぞれ閉じてフラットにしたうえで、他方のすのこ状敷板に配置されている連結部材を、一方のすのこ状敷板と連結することによって敷布団敷板として使用することができる。また、前記連結部材による連結を解き、上記敷布団敷板装置を分離して、一方のすのこ状敷板を閉じてフラットな状態にしたまま床の上に敷設し、そのフラットな状態の一方のすのこ状敷板の上に、側面視人の字状に展開した他方のすのこ状敷板を配置することでベンチとして使用することができる。なお、ベンチとは、人が座ることができるものを言い、座椅子もこれに含まれる。
このようにベッドを置くスペースがあれば、このスペースを活用することで、敷布団敷板装置使用することができ、また、ベンチとして使用する場合は、専有面積が、一方のすのこ状敷板の専有面積のみで済むために、ベッドのスペースのほぼ半分のスペースで済みコンパクトに使用することができる。また、他方の敷板装置を展開し、前記他方の敷板装置の背もたれ部を一方のすのこ状敷板の係合部に係合し、支え部を前記一方のすのこ状敷板の後方の係合部に係合することで、ベンチを構成しているので、背もたれ部にもたれかかっても、ずれにくくなる。さらに、一方のすのこ状敷板と他方のすのこ状敷板をそれぞれ展開することにより、敷布団と掛け布団を同時に干すことができる布団干しとして使用することができる。
前記の課題を解決するため、本発明における一方のすのこ状敷板の係合部は、横板と横板の隙間であり、後方の係合部は、前記一方のすのこ状敷板の横板と回転体横板の隙間あるいは、回転体横板と回転体横板の隙間であるという手段を講じたものである。
このように、一方のすのこ状敷板の係合部は、一方のすのこ状敷板の横板と横板の隙間を係合部として、他方のすのこ状敷板の背もたれ部が係合し、一方のすのこ状敷板の後方の係合部は、横板と回転体横板の隙間、あるいは、回転体横板と回転体横板の隙間に、他方のすのこ状敷板の支え部が係合したものであるから、一方のすのこ状敷板上において、展開した他方のすのこ状敷板の背もたれ部にもたれかかっても、当該背もたれ部がずれることがないので、リラックスした状態で座ることができる。
前記の課題を解決するため、本発明は、ベンチ兼布団類干し兼用敷布団敷板装置をベンチとした場合において、前記他方のすのこ状敷板と一方のすのこ状敷板を留め具で固定するという手段を講じたものである。
このように一方のすのこ状敷板と、他方のすのこ状敷板を留め具で固定しているのでベンチとして使用する場合に、横板の長さ方向にもずれる恐れのないベンチ兼布団類干し兼用敷布団敷板装置を提供することができる。
前記の課題を解決するため、本発明における前記留め具は、本体部と複数の突起部を有し、前記複数の突起部のうち少なくとも1の突起部は、前記他方のすのこ状敷板の縦板に配置されている穴部と嵌合し、前記複数の突起部のうち他の少なくとも1の突起部は、一方のすのこ状敷板の縦板に配置されている穴部と嵌合するという手段を講じたものである。留め具のそれぞれの突起部が他方のすのこ状敷板の縦板に配置されている穴部と、一方のすのこ状敷板の縦板に配置されている穴部が、それぞれ嵌合しているので、ベンチとして使用した場合に他方のすのこ状敷板における背もたれ部にもたれかかっても、当該留め具によって、ずれる恐れがないものとなる。
前記の課題を解決するため、本発明における前記留め具に一方の面ファスナーを配置し、他方のすのこ状敷板の縦板に他方の面ファスナーを配置するという手段を講じたものである。留め具に、突起部のみならず一方の面ファスナーを配置してことで、ベンチとした場合に確実に、一方のすのこ状敷板と他方のすのこ状敷板を固定することができる。
本発明は、以上の如く構成されるため、ベンチとして使用した場合に、膝がのばされることなく、リラックスした状態でくつろぐことができるベンチ兼用敷布団敷板装置提供することができる。また、従来のベンチにすることができる布団類干し兼用敷布団敷板装置に比べ持ち運びやすくするとともに、ベンチとして使用する場合および収納する場合にコンパクトにすることができ、さらに、布団干しとして使用する場合は、敷き布団あるいはかけ布団の双方を同時に干すことができる、ベンチ兼布団干し兼用敷布団敷板装置を提供することができる。また、背もたれ部がずれることのないベンチ兼用干し兼用布団敷板装置を提供することことができる。
布団類干し兼用敷布団敷板装置の斜視図。 Aは、布団類干し兼用敷布団敷板装置の側面図図。Bは、布団類干し兼用敷布団敷板装置の拡大側面図 Aは、分離して、フラットな状態にした一方のすのこ状敷板の斜視図。Bは、分離して、フラットな状態にした他方のすのこ状敷板の後方斜視図。Cは、留め具の斜視図 一方のすのこ状敷板の斜視図 一方のすのこ状敷板の後方斜視図 一方のすのこ状敷板において布団を干した状態の側面図 他方のすのこ状敷板の斜視図 他方のすのこ状敷板の後方斜視図 他方のすのこ状敷板において布団を干した状態の側面図 ベンチにした状態の布団類干し兼用敷布団敷板装置の斜視図 ベンチにした状態の布団類干し兼用敷布団敷板装置の後方斜視図 ベンチにした状態の布団類干し兼用敷布団敷板装置の側面図
ベンチ兼布団類干し兼用敷布団敷板装置10は、布団類を敷くためのものであるため布団類とほぼ同じ大きさである。布団類干し兼用敷布団敷板装置10は、一方のすのこ状敷板20と他方のすのこ状敷板60で構成され、連結部材80、80で連結されている。一方のすのこ状敷板20は、ベンチ兼布団類干し兼用敷布団敷板装置10のほぼ半分の大きさであり、他方のすのこ状敷板60とほぼ同様の大きさである。
一方のすのこ状敷板20は、敷板本体30と回転体50を有する。敷板本体30は、後述するように、横板31を縦板41、42、43、44に、釘などの固定具Pで取り付ける。また、横板32、33、34、35を、一定の隙間を開けるように縦板41、42、43、44に、釘などの固定具Pで取り付ける、このように、空気が流通するように一定の隙間が生じるように構成されている。また、短い横板36は縦板41、42に渡すように配置され、短い横板37は縦板43、44を渡すように釘などの固定具Pで取り付けられている。
回転体50は、回転体横板51、52と短い回転体横板53が回転体縦板55、56に釘などの固定具Pで取り付けられている。回転体50は支軸57、57を有し、敷板本体30の縦板42、43に回転可能に取りつけられている。
横板36、37は横板31よりも横幅が短く構成される。これは、後に述べる様に、当該回転体50が、回動することによって、展開した状態から、フラットなすのこ状敷板20に戻すために、一方の回転体50を閉じるようにして敷板本体30の内側に入ることによって、敷板本体30と当該回転体50が一体となり、短い回転体横板53と前記短い横板36、37がほぼ一連となる。それによって、それらが横板31とほぼ同じ長さになるように構成するためである(図1、3参照)。
また、回転体横板51、52は、横板31、32、33、34、35とほぼ同様の大きさであり、フラットなすのこ状敷板20に戻すために、一方の回転体50を閉じることによって、敷板本体30と当該回転体50が一体となるように回動させた場合に、一方のすのこ状敷板20は、順に横板31、回転体横板51、52、横板32、33、34、35が縦板41、42、43、44に取り付けられ、前記横板31、32、33、34、35及び回転体横板51、52を、隙間を生じ、透かして取り付けた状態となり、すのこ状を呈するものとなる(図1、3参照)。
なお、回転体50が敷板本体30の内側に入り、すのこ状敷板20は、敷板本体30と一方の回転体50が一体となるように構成されているので、すのこ状敷板20の厚みが、敷板本体30の厚みと変わることがなく、布団類干し兼用敷布団敷板装置10を使用しない場合に嵩張ることがない。
また上記のとおり回転体50は、支軸57、57により敷板本体30と回転可能に軸支されている。従って、敷板本体30に対して回転体50を、支軸57、57を中心として側面視X字状に開くことができ、回転体50は、敷板本体30を支えることができる。また、一方の回転体50の上端部50aと敷板本体30の上端部30aは、すのこ状敷板20が布団類干しとして機能する場合に、前記回転体50の上端部50aと前記敷板本体30の上端部30aとで布団類Wを支えることができる。また、開閉制限部材46は敷板本体30と一方の回転体40の開閉位置を一定の角度以上に広がらないように制限するためのものであり、柔軟な帯状であることが好ましい(図6参照)。
他方のすのこ状敷板60は、背もたれ部70と支え部90を有し、横板71、72、73、74、75、76を、縦板81、82、83、84に渡すように、釘などの固定具Pで隙間を開けて取り付けることで空気を流通させることができるように構成されている。また、横板77、77、78、78は横板71、72、73、74、75、76よりも横幅が短く構成される。またすでに述べたように連結部材80、80は、敷布団敷板装置として使用するために、一方のすのこ状敷板20と他方のすのこ状敷板60を連結するためのものである。
支え部90は、縦板91、92と支え部横板93、94を有し、支え部横板93、94は、前記縦板91、92に渡すように取り付けられている。支軸95、95は縦板91、92の上端部に取り付けられており、この支軸95、95を文字通り軸として側面視人の字状に回動可能に取り付けられている。また、開閉制限部材97、97がそれぞれ支え部90における縦板91、92と、縦板81、82に取り付けられ、背もたれ部70と支え部90を一定の角度以上に開かないように制限している。これらの開閉制限部材97、97は柔軟な帯状であることが好ましい。
支え部横板93、94も、前記横板71、72、73、74、75、76よりも横幅が短く構成される。これは、フラットな、すのこ状敷板60に戻すために、背もたれ部70と支え部90を閉じる。すなわち、支え部90が背もたれ部70の内側に入り、支え部90と背もたれ部70が一体となる場合において、横板77、77、78、78が、前記支え部横板93、94とほぼ一連となることによって、それらが横板71、72、73、74、75、76とほぼ同じ長さになるようするためである(図1、3参照)。
また、支え部90が背もたれ部70の内側に入り、他方のすのこ状敷板60は、背もたれ部70と支え部90が一体となるように構成されているので、すのこ状敷板60の厚みが背もたれ部70の厚みと変わることがなく、布団類干し兼用敷布団敷板装置10を使用しない場合に嵩張ることがない。
ベンチとして使用する場合は、一方のすのこ状敷板20は、敷板本体30に回転体50を、閉じてすのこ状の敷板とし、フラットになった状態で、床の上に敷設する。その後、他方のすのこ状敷板60を側面視人の字状に展開する。このとき、背もたれ部70を、一方のすのこ状敷板20の係合部Xに係合することができる。ここで係合部Xとは隙間X1、X2、X3、X4のいずれかが好ましい。隙間X1は横板33と横板32の間の部分であり、隙間X2は、横板33と横板34の間の部分である。また、隙間X3は、横板32と回転横板52の間の部分である。また、隙間X4は、横板34と横板35の間の部分である。もっともこれらの隙間に限られず、一方の敷板20に腰を掛けられれば、その隙間の位置に限定はない。
尚、支え部90を一方のすのこ状敷板20の後方の係合部Yに係合する。後方の係合部Yとは隙間Y1、Y2、Y3をいい、隙間Y1は、横板31と回転横板51の間の部分であり、隙間Y2は、回転横板51と回転横板52の間の部分である、また、隙間Y3は、回転横板52と横板32の間の部分である。
また、後方とは、図12において、横板33に対して横板36の方向が前方である場合に、横板33に対して横板31の方向が後方である。したがって、支え部90は、背もたれ部70の後方において一方のすのこ状敷板20と係合するものである。従って、例えば背もたれ部70が隙間X3と係合した場合は、支え部90は隙間Y1あるいはY2と係合することになる。よって、背もたれ部70と支え部90が同じ隙間に係合しないことが好ましい。
支え部90は隙間Y1、Y2に限られず、隙間Y3に係合しても好ましい。好みに応じて、背もたれ部をリクライニングできる構成である。なお、背もたれ部70は隙間X1と係合することが好ましい。また、隙間X1のみならず隙間X2、X3、X4に係合してベンチとして使用した場合においても、膝が不必要に伸ばされることなく、リッラクスすることができる。
留め具100は、本体101の両端に突起部102、103を有し、前記突起部102、103の間に一方の面ファスナー部104が配置されている。留め具100の突起部102は、敷板本体30における縦板41のほぼ中央部に配置した穴部41aに嵌合することができる。また突起部103は、背もたれ部70における縦板81の下方にある穴部81aと嵌合する。また当該穴部81aの下方に他方の面ファスナー部81bを設けているので、上記一方の面ファスナー部104と面接触することで固定することができる。なお、一方の面ファスナー部104は細かい多数のループ状の部材を設け、他方の面ファスナー部81bには細かい複数のフック状の部材を設けた周知のものであり、それらが逆であるかまたは、フックとループの混合したものであっても好ましい。
留め具100′も留め具100と同一であり、上記と同様であるが、念のため説明すると該留め具100′の突起部102は、敷板本体30における縦板44のほぼ中央部に、配置した穴部44aに嵌合することができる。また、突起部103は、背もたれ部70における縦板83の下方にある図示しない穴部と嵌合する。また、当該穴部の下方に他方の面ファスナー部84bを設けているので、上記面ファスナー部94と面接触することで固定される。したがってこの留め具100、100′で、一方のすのこ状敷板20の上に、展開した他方のすのこ状敷板60を配置してベンチとして使用する場合においても、一方のすのこ状敷板20と、展開した他方のすのこ状敷板60がずれる恐れが少ないものとなる。
ベンチとして使用する場合にフラットになった一方のすのこ状敷板20に腰を落とすと、他方のすのこ状敷板60における背もたれ部70は、前記一方のすのこ状敷板20の隙間X1あるいは隙間X2、X3のいずれかに係合しているため、背もたれぶ70がずれることなく、また、足を乗せる部分が、一方のすのこ状敷板20のほぼ半分程度以下しかないために、膝が不自然に伸ばされるものではなく自然に曲がるように座ることができリラックスすることができる。なお、支え部90は隙間Y1に限られず隙間Y2、場合によってY3に係合することで好みの角度にリクライニングできることは上述のとおりである。なお、他方のすのこ状敷板60における背もたれ部70を、前記一方のすのこ状敷板20の隙間X2あるいはX3に係合した場合に留め具100の突起部102は、敷板本体30における縦板41の穴部41bあるいは41Cに嵌合することが好ましい。同様に留め具100′は、縦板44の穴部44bあるいは44Cに嵌合することが好ましい。
また、ベンチとして使用したものを布団干しとして使用する場合は、上記止め具100、100′を取り外し、一方のすのこ状敷板20の上から、展開した他方のすのこ状敷板60を取り除く。なお取り外した留め具100は穴部81a、81cに取り付け、他方の面ファスナー81dと上記止め具100における一方の面ファスナー104とで固定することにより当該留め具100を保持することができ、いわゆるホルダーとすることができる。留め具100′も同様に穴部84a、84cに取り付け、面ファスナー84dと上記止め具100′における面ファスナー104とで固定することにより当該留め具100′を保持することができホルダーとすることができる。また、敷き布団敷きとして使用していたものを、布団類干しとして使用する場合は、一方のすのこ状敷板20と他方のすのこ状敷板60を結合している連結部材80、80の結合を解き、一方のすのこ状敷板20と他方のすのこ状敷板60を分離する。
ここで一方のすのこ状敷板20の回転体50を敷板本体30に対して支軸57、57を中心として回動させる。すなわち、回転体50が敷板本体30の内側に入り、回転体50と敷板本体30が一体となった状態から、回転体50と敷板本体30を開き、前記回転体50と敷板本体30が側面視X字状をなすように展開する(図4、5、6参照)。その場合回転体50は、敷板本体30を自立可能に支えることができる。このように、すのこ状敷板20を布団類干しとしたものに布団類Wを掛けると、当該布団類Wは敷板本体30における上端部30aと他方の回転体50における上端部50aに渡って掛けることができる。前記敷板本体30における上端部30aと、他方の回転体50における上端部50aは、布団類干し兼用敷布団敷板装置10の横幅と同じであるため、布団類Wの2か所S、Tにおいて布団類Wのほぼ全幅方向にわたって支えることができるので、布団類Wにかかる荷重を分散させることができ、布団類Wの傷みが少なく中綿が偏ることがない。また、布団類Wを支える上記2か所S、Tの位置が離れているため、布団類の裏側の対向面W1、W2を離すことができ、空気を流通させることにより、湿気がこもりにくいものとなる。
他方のすのこ状敷板60は、ベンチにした状態で既に展開された状態となっているが、フラットとなった状態の場合は、支軸95、95を中心として、背もたれ部70に対して支え部90を回動させる。すなわち、支え部90が背もたれ部70の内側に入り、当該背もたれ部70から、支え部90が一体となった状態から、支え部90と背もたれ部70を開き、前記背もたれ部70と、支え部90が側面視人の字状をなすようにする(図7、8、9参照)。その場合支え部90は背もたれ部70を支えることができる。このようにすのこ状敷板60を布団類干しとすることができ、布団類Wを掛けると、当該布団類Wは背もたれ部70の上端部70aに掛けることができる。このようにして、一方のすのこ状敷板20と、他方のすのこ状敷板60はそれぞれ布団干しとして使用することができる。尚、布団類干しとした他方のすのこ状敷板60に洗濯物を干すことができることは云うまでもない。
次に布団敷板装置として使用する場合は、展開した一方のすのこ状敷板20を閉じるように、敷板本体30に回転体50を一体とする。さらに、展開した他方のすのこ状敷板60も閉じるように、背もたれ部70と支え部90を一体とする。このように、一方のすのこ状敷板20と他方のすのこ状敷板60は、共にフラットな状態となる。
このようにフラットとなった一方のすのこ状敷板20と他方のすのこ状敷板60を結合させて布団敷板装置とするためには、図1のように一方のすのこ状敷板20と他方のすのこ状敷板60における横板31等を上になるようにして配置し、前記他方のすのこ状敷板60の連結部材80、80を、前記一方のすのこ状敷板20の敷板本体30の横板31の下を通過させ、回転体50における回転横板51に取り付けることで、一方のすのこ状敷板20と他方のすのこ状敷板60を結合することができる(図2A、B参照)。
このように、一方のすのこ状敷板20と他方のすのこ状敷板60を、連結部材80、80によって結合したベンチ兼用布団類干し兼用敷布団敷板装置10は、一方のすのこ状敷板20における一方の回転体50の回転横板51、52が、一方のすのこ状敷板20における敷板本体30の縦板41、42、43、44と接近することにより、すのこ状の一部をなし、さらに短い回転横板53も敷板本体30における横板36、37と連なり、すのこ状の一部をなす(図1、3参照)。
また、他方すのこ状敷板60における、背もたれ部70と支え部90も同様である。従って、全体としてみれば布団類干し兼用敷布団敷板装置10はすのこ状であり縦板と横板から構成され、横板同士の隙間が生じているので(図1参照)、布団類を布団類干し兼用敷布団敷板装置10に敷いても蒸れにくいものとなる。
このように、就寝時は、敷布団敷きとして使用することができるとともに、それを分離したうえで、さらに上記のとおり組み立てればてベンチとして使用することができる。また、布団干しとして、掛け布団と敷き布団をそれぞれ干すことができる。
布団類干し兼用敷布団敷板装置10は、合成樹脂でも製作することができるが、木材を使用することが木材工業の活性化を図ることができるため好ましく、より好ましくは軽量であって湿気に適した桐材を使用することが好ましい。また桧材は防虫効果があるのでそれを使用することも好ましい。
10 布団類干し兼用敷布団敷板装置
20 一方のすのこ状敷板
30 敷板本体
41、42、43、44 縦板
41a、41b、41c、41d 穴部
50 回転体
60 他方のすのこ状敷板
70 背もたれ部
80 連結部材
81、82、83、84 縦板
81a 穴部
81b 面ファスナー
90 支え部
100、100′留め具
102、103、突起部
104 面ファスナー
X 係合部
X1、X2、X3 隙間
Y 後方の係合部
Y1、Y2、Y3 隙間

Claims (5)

  1. 2個1組のすのこ状敷板からなるベンチ兼布団類干し兼用敷布団敷板装置であって、前記2個1組のすのこ状敷板のうち、一方のすのこ状敷板は側面視X字状に展開可能であり他方のすのこ状敷板は、側面視人の字状に展開可能であり、前記一方のすのこ状敷板と前記他方のすのこ状敷板が展開することによって、それぞれ布団干しとすることができ、前記一方のすのこ状敷板と前記他方のすのこ状敷板をそれぞれフラットな状態にして連結部材により結合することで敷布団敷板装置とし、前記敷布団敷板装置を分離し、一方のすのこ状敷板をフラットな状態にして床の上に敷設し、他方のすのこ状敷板を側面視人の字状に展開し、その展開した当該他方のすのこ状敷板を前記一方のすのこ状敷板の上に配置するとともに当該他方のすのこ状敷板の背もたれ部を一方のすのこ状敷板の係合部に係合し、支え部を前記一方のすのこ状敷板の後方の係合部に係合することでベンチとすることを特徴とするベンチ兼布団類干し兼用敷布団敷板装置。
  2. 一方のすのこ状敷板の係合部は、横板と横板の隙間であり、後方の係合部は、前記一方のすのこ状敷板の横板と回転体横板の隙間あるいは、回転体横板と回転体横板の隙間であることを特徴とする請求項1記載のベンチ兼布団類干し兼用敷布団敷板装置。
  3. ベンチ兼布団類干し兼用敷布団敷板装置をベンチとした場合において、前記一方のすのこ状敷板と他方のすのこ状敷板を留め具で固定したことを特徴とする請求項1または2記載のベンチ兼布団類干し兼用敷布団敷板装置。
  4. 留め具は、本体部と複数の突起部を有し、前記複数の突起部のうち少なくとも1の突起部は、前記他方のすのこ状敷板の縦板に配置されている穴部と嵌合し、前記複数の突起部のうち他の少なくとも1の突起部は、一方のすのこ状敷板の縦板に配置されている穴部と嵌合することを特徴とする請求項3記載のベンチ兼布団類干し兼用敷布団敷板装置。
  5. 留め具に一方の面ファスナーを配置し、他方のすのこ状敷板の縦板に他方の面ファスナーを配置したことを特徴とする請求項4記載のベンチ兼布団類干し兼用敷布団敷板装置。
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