JP2016052180A - Dc−dcコンバータの故障検出装置 - Google Patents

Dc−dcコンバータの故障検出装置 Download PDF

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博一 谷内
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偉史 小畑
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Abstract

【課題】半導体の故障検出を誤検知なく短時間で確実に行うことが可能なDC−DCコンバータの故障検出装置を提供する。
【解決手段】外部入力電圧が印加される昇圧回路2と、昇圧回路2に接続された半導体3とを有するDC−DCコンバータ1の故障検出装置であって、半導体3の故障を検出する検出手段4を有し、検出手段4は半導体3の上流位置における電圧と半導体3の下流位置における電圧との差分を検出し、単位時間内に前記差分が全く検出されない場合に半導体3が故障していると判断する。
【選択図】図1

Description

本発明は、DC−DCコンバータが有する半導体の故障検出装置に関する。
近年、車両の停止時にエンジンを停止させるアイドリングストップ機能を搭載した車両が知られている。この車両では、車両の移動開始時に停止させていたエンジンを再始動させるが、このときにスタータがバッテリの電圧を急激に消費するために作動電位が一定値以下に低下し、ナビゲーションシステムやオーディオ等がリセットされてしまい画面が消えたり音飛びが発生したりしてしまう。このような現象を防止するため、電圧を一定に保つ昇圧装置としてDC−DCコンバータが用いられている。DC−DCコンバータは内部に半導体を有しており、この半導体からアクセサリ信号を出力している(例えば「特許文献1」参照)。
特開平6−311733号公報
上述のDC−DCコンバータでは、半導体が故障しているか否かを判断する故障検出装置を有している。従来の故障検出装置は、アクセサリオフ時に半導体から電位が漏れている状態を検出しているため、単位時間(例えば1秒間)に電圧が所定の閾値以下に低下した場合に故障ではないと判定している。しかし、DC−DCコンバータのアクセサリ出力に接続されるナビゲーションシステムやオーディオ等の機器には、電源安定化のために大容量のコンデンサを内蔵したものがある。このような大容量のコンデンサが内蔵されていると、アクセサリオフ時にコンデンサから放電が開始されるが、コンデンサの容量が大きいために単位時間内に電圧が所定の閾値以下に低下せず、正常であるにもかかわらず半導体が故障していると誤検知されてしまうという問題点がある。
上述の不具合を回避する方法として、単位時間を長く取り電圧の低下を見るという方法が考えられるが、この方法では暗電流(キーがオフとなっている状態であるのに機器が作動を続けてバッテリを消費してしまう現象)の消費が多くなり、バッテリに負荷がかかるために好ましくない。
本発明は上述の問題点を解決し、半導体の故障検出を誤検知なく短時間で確実に行うことが可能なDC−DCコンバータの故障検出装置の提供を目的とする。
請求項1記載の発明は、外部入力電圧が印加される昇圧回路と、前記昇圧回路に接続された半導体とを有するDC−DCコンバータの故障検出装置であって、前記半導体の故障を検出する検出手段を有し、該検出手段は前記半導体の上流位置における電圧と前記半導体の下流位置における電圧との差分を検出し、単位時間内に前記差分が全く検出されない場合に前記半導体が故障していると判断することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のDC−DCコンバータの故障検出装置において、さらに前記検出手段はアクセサリスイッチがオフした瞬間から検出を開始することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載のDC−DCコンバータの故障検出装置において、さらに前記検出手段は前記半導体の直上流位置における電圧と前記半導体の直下流位置における電圧との差分を検出することを特徴とする。
本発明によれば、所定時間内に半導体の上流位置における電圧値と半導体の下流位置における電圧値との差分が僅かでも変化していれば故障ではないと判定し、差分が0である場合には故障であると判定しているので、半導体の故障検出を誤検知なく短時間で確実に行うことができる。
本発明の一実施形態を適用したDC−DCコンバータの故障検出装置の概略図である。 本発明の一実施形態に用いられる故障検出装置による検出結果の一例を示す線図である。 本発明の一実施形態に用いられる故障検出装置による検出結果の一例を示す線図である。 本発明の一実施形態に用いられる故障検出装置による検出結果の一例を示す線図である。 本発明の一実施形態に用いられる故障検出装置による検出結果の一例を示す線図である。 図5の拡大図である。
図1は、本発明の一実施形態を採用したDC−DCコンバータを示している。同図においてDC−DCコンバータ1は、その内部に昇圧回路2、半導体3、検出手段であるCPU4を有している。昇圧回路2にはバッテリ5からの電圧が供給され、CPU4にはアクセサリスイッチ6からの信号が入力される。昇圧回路2からの出力はバッテリ5及び半導体3へと送られ、半導体3からの出力は本実施形態ではオーディオ7に送られる。オーディオ7は、その内部に大容量コンデンサ8を有している。
CPU4には電圧計9及び電圧計10が接続されており、電圧計9は半導体3の直上流位置に、電圧計10は半導体3の直下流位置にそれぞれ設けられている。CPU4は、電圧計9の検出値と電圧計10との検出値との差分を計算し、単位時間内における差分の値が0であるときに半導体3が故障していると判断する。
図2は、本発明におけるCPU4による半導体3の故障検知結果を示している。図2において、実線で示す放電1、破線で示す放電2は従来の故障検知装置でも所定時間内に故障であるか否かを検知できたが、一点鎖線で示す放電3に関しては従来の故障検知装置では所定時間内に故障であるか否かを検知できず、上述した暗電流の消費が大きくなっていた。しかし本発明の故障検知装置では、所定時間Δt(例えば1秒間)内に電圧計10による検出値と電圧計9による検出値との差分ΔVが僅かでも変化していれば故障ではないと判定し、差分ΔVが0である場合には故障であると判定しているので、半導体3の故障検出を誤検知なく短時間で確実に行うことができる。
図3、図4、図5は本発明の故障検知装置を用いた際の各オーディオにおける検知結果を、図6は図5の拡大図をそれぞれ示している。図3に示すオーディオA及び図4に示すオーディオBでは、従来の故障検知装置でも故障の検知が行えたが、本発明の故障検知装置では所定時間1秒以内で確実に故障検知を行うことができる。また、図5に示す、予想される最大容量のコンデンサを搭載したオーディオCでは、従来の故障検知装置では所定時間1秒では故障しているものであると誤検知され、誤検知を回避するには10秒以上の所定時間を必要とし、暗電流が無駄に消費されていた。しかし本発明では、所定時間1秒でも100mVの電圧低下が確認でき、所定時間1秒以内に故障していないものであると検知することができる。
上記実施形態において、CPU4がアクセサリスイッチ6をオフさせた瞬間から半導体3の故障検出を行う構成とすることにより、暗電流の消費を最小限に抑え、バッテリ5の性能低下を最小限に抑えることができる。また、CPU4による電圧の検知を半導体3の直上流位置と直下流位置とにすることにより、検出値に含まれるノイズの量を最小限に抑えることができ、より正確に検出を行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上述した特定の実施形態に限定されるものではなく、上述の説明で特に限定していない限り、特許請求の範囲に記載された本発明の趣旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。本発明の実施の形態に記載された効果は本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は本発明の実施の形態に記載されたものに限定されるものではない。
1 DC−DCコンバータ
2 昇圧回路
3 半導体
4 検出手段(CPU)
6 アクセサリスイッチ

Claims (3)

  1. 外部入力電圧が印加される昇圧回路と、前記昇圧回路に接続された半導体とを有するDC−DCコンバータの故障検出装置であって、
    前記半導体の故障を検出する検出手段を有し、該検出手段は前記半導体の上流位置における電圧と前記半導体の下流位置における電圧との差分を検出し、単位時間内に前記差分が全く検出されない場合に前記半導体が故障していると判断することを特徴とするDC−DCコンバータの故障検出装置。
  2. 請求項1記載のDC−DCコンバータの故障検出装置において、
    前記検出手段はアクセサリスイッチがオフした瞬間から検出を開始することを特徴とするDC−DCコンバータの故障検出装置。
  3. 請求項1または2記載のDC−DCコンバータの故障検出装置において、
    前記検出手段は前記半導体の直上流位置における電圧と前記半導体の直下流位置における電圧との差分を検出することを特徴とするDC−DCコンバータの故障検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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