JP5800358B2 - 電源スイッチ保護回路及び車載機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電源スイッチ回路を過電流から保護する技術に関する。
下記特許文献1では、直流レギュレータや負荷回路の破損を招くことなく、短絡を検出し得る電源保護装置が提案されている。この電源保護装置は、電源から直流レギュレータへの給電線に直列接続されたスイッチ部と、このスイッチ部を所定時間導通し、その後遮断した後の直流レギュレータの出力電圧値に基づいて短絡を検出する第1短絡検出部と、電源の出力電圧が所定電圧に降下すると第1短絡検出部の動作をリセットするリセット部と、スイッチ部の導通時にスイッチ部への流入電流値に基づいて短絡を検出する第2短絡検出部と、第2短絡検出部により短絡が検出されたときに第1短絡検出部によるスイッチ部の制御状態に関わらずスイッチ部を強制的に遮断するスイッチ遮断部とを有する。この装置によれば、スイッチ遮断部が、第1短絡検出部によって短絡が検出されるよりも前にスイッチ部を迅速に遮断することによって、大電流による素子の故障が防止される。
特開2009−17616号公報
しかしながら、上述のような装置では、ハードウェアとして状態を保持するラッチ回路が設けられているため、短絡が誤検出であった場合でも、遮断状態が保持されてしまう。また、電源スイッチ部と直列に電流検出用の抵抗が配置されるため、装置内部への供給電圧が当該電流検出用の抵抗で降下してしまう。また、当該短絡の誤検出が存在し、これを排除するという観点は考えられていない。
なお、ヒューズを用いて電源スイッチ部を過電流から保護することも考えられるが、ヒューズ溶断に至る前に過大電流により電源スイッチ部が損傷してしまう恐れがある。
本発明の目的は、過電流から電源スイッチ回路を適切に保護する技術を提供することにある。
本発明の各態様では、上述した課題を解決するために、それぞれ以下の構成を採用する。
第1の態様は、電源スイッチ保護回路に関する。第1態様に係る電源スイッチ保護回路は、電源からの電力を所定回路へ供給するか否かを切り換える電源スイッチ回路と、第1回路素子及び第2回路素子の両方がオン状態を示す場合に電源スイッチ回路をオン状態とし、第1回路素子及び第2回路素子の少なくとも一方がオフ状態を示す場合に電源スイッチ回路をオフ状態とする電源スイッチ制御回路と、電源スイッチ回路の出力側の短絡を検出し、短絡が検出されているか否かを示しかつ第1回路素子のオフ状態及びオン状態を切り換えるための短絡検出信号を出力する短絡検出回路と、所定時間内における短絡検出信号の状態変化に応じて、短絡が発生しているか否かを判定し、短絡が発生していると判定すると、第2回路素子がオフ状態を維持するように電源スイッチ制御回路を制御する制御部と、を備える。
上記各態様によれば、過電流から電源スイッチ回路を適切に保護する技術を提供することができる。
第1実施形態における電源スイッチ保護回路の構成を概念的に示す図である。 第1実施形態における短絡検出回路、電源スイッチ回路及び電源スイッチ制御回路の詳細構成例を示す図である。 第1実施形態における電源スイッチ保護回路の動作例を示すタイムチャートである。 第1実施形態におけるソフトウェア制御部の動作例を示すフローチャートである。 第2実施形態における電源スイッチ保護回路の構成を概念的に示す図である。 第2実施形態における短絡検出回路、電源スイッチ回路及び電源スイッチ制御回路の詳細構成例を示す図である。 第2実施形態における電源スイッチ保護回路の動作例を示すタイムチャートである。 第3実施形態における電源スイッチ保護回路の構成を概念的に示す図である。 第3実施形態におけるソフトウェア制御部の動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に挙げる実施形態は例示であり、本発明は以下の実施形態の構成に限定されない。
本実施形態に係る電源スイッチ保護回路は、電源からの電力を所定回路へ供給するか否かを切り換える電源スイッチ回路と、第1回路素子及び第2回路素子の両方がオン状態を示す場合に電源スイッチ回路をオン状態とし、第1回路素子及び第2回路素子の少なくとも一方がオフ状態を示す場合に電源スイッチ回路をオフ状態とする電源スイッチ制御回路と、電源スイッチ回路の出力側の短絡を検出し、短絡が検出されているか否かを示しかつ第1回路素子のオフ状態及びオン状態を切り換えるための短絡検出信号を出力する短絡検出回路と、所定時間内における短絡検出信号の状態変化に応じて、短絡が発生しているか否かを判定し、短絡が発生していると判定すると、第2回路素子がオフ状態を維持するように電源スイッチ制御回路を制御する制御部と、を備える。
上記電源スイッチ保護回路では、短絡検出回路により、短絡が検出され、短絡の検出状況を反映した短絡検出信号が出力される。この短絡検出信号により電源スイッチ制御回路の第1回路素子がオフ状態にされることにより、電源スイッチ回路がオフ状態とされる。このように、本実施形態によれば、ハードウェア検出結果(短絡検出信号)のみで迅速に電源スイッチ回路がオフ状態にされるため、短絡発生から電源スイッチ回路がオフ状態へ移行されるまでの間の時間を最小限に抑えることができ、ひいては、電源スイッチ回路を出力短絡による過電流から適切に保護することができる。
一方、上記短絡検出回路による短絡検出とは別に、制御部により、所定時間内における短絡検出信号の状態変化に応じて、短絡の発生の有無が判定される。そして、短絡が発生していると判定されると、電源スイッチ制御回路の第2回路素子がオフ状態を維持するように制御され、結果として、電源スイッチ回路のオフ状態が維持される。
このように、本実施形態によれば、制御部による短絡発生判定のために所定時間を設けることにより、制御部の判定結果からノイズによる短絡の誤検出を排除することができ、ひいては、電源スイッチ回路の保護の誤動作を防ぐことができる。更に、本実施形態によれば、制御部の判定結果に応じて電源スイッチ回路のオフ状態が維持されるため、電源スイッチ回路のオン状態とオフ状態との切り替えが繰り返し行われることによる、回路素子の劣化や損傷を防ぐことができる。
以上のように、本実施形態によれば、過電流から電源スイッチ回路を適切に保護することができる。
以下、上述の実施形態について更に詳細を説明する。以下の各実施形態は、上述の電源スイッチ保護回路の構成をバッテリ電源に接続される車載機器に適用した場合の例である。但し、上述の電源スイッチ保護回路の構成は、そのような車載機器への適用に限定されるものではなく、電源スイッチ回路を持つものであればどのような機器に適用されてもよい。
[第1実施形態]
〔装置構成〕
図1は、第1実施形態における電源スイッチ保護回路の構成を概念的に示す図である。電源スイッチ保護回路は、車両電源入力回路3、バックアップ電源回路4、短絡検出回路5、電源スイッチ回路6、電源スイッチ制御回路7、ソフトウェア制御部8を有する。第1実施形態における電源スイッチ保護回路は、車載機器1に搭載され、バッテリ電源2からの電力を車載機器1の内部回路へ供給するか否かを切り替える電源スイッチ回路6を過電流から保護する。
車両電源入力回路3は、ノイズフィルタや保護素子などで構成され、バッテリ電源2に接続される。
バックアップ電源回路4は、車両電源入力回路3に接続されており、バッテリ電源2が車載機器1に接続されることで動作する。バックアップ電源回路4は、ソフトウェア制御部8及び短絡検出回路5の電源として作用する。例えば、バックアップ電源回路4は、3.3(V)又は5(V)を出力するスイッチングレギュレータ又はシリーズレギュレータである。
短絡検出回路5は、入力側において電源スイッチ回路6の入力部に接続され、出力側において電源スイッチ制御回路7及びソフトウェア制御部8に接続される。短絡検出回路5は、電源スイッチ回路6の入力である電源入力ライン101の電圧を検出し、この検出電圧と所定基準電圧とを比較し、比較結果を示す短絡検出信号102を電源スイッチ制御回路7及びソフトウェア制御部8へ送る。具体的には、短絡検出回路5は、電源スイッチ回路6の入力部(電源入力ライン101)の電圧が所定基準電圧よりも低い場合に、短絡が検出されていることを示す短絡検出信号102を出力し、電源スイッチ回路6の入力部の電圧が所定基準電圧よりも高い場合に、短絡が検出されていないことを示す短絡検出信号102を出力する。短絡検出回路5の具体例については後述する。
電源スイッチ回路6は、車両電源入力回路3及び電源入力ライン101を介してバッテリ電源2から提供される電力を車載機器1の内部回路へ供給するか否かを切り替える。電源スイッチ回路6は、オン状態の場合に、当該電力を内部回路へ供給し、オフ状態の場合に、当該電力の内部回路への供給を停止する。
電源スイッチ制御回路7は、短絡検出信号102及びソフトウェア制御部8から出力されるスイッチ制御信号104の各状態に応じて、電源スイッチ回路6のオン状態及びオフ状態を切り換える。具体的には、電源スイッチ制御回路7は、短絡検出信号102の状態が反映される第1回路素子と、スイッチ制御信号104の状態が反映される第2回路素子を有し、第1回路素子及び第2回路素子の両方がオン状態を示す場合に電源スイッチ回路6をオン状態とし、第1回路素子及び第2回路素子の少なくとも一方がオフ状態を示す場合に電源スイッチ回路6をオフ状態とする。電源スイッチ制御回路7の具体例についても後述する。
ソフトウェア制御部8は、CPU(Central Processing Unit)やメモリ等を含む集積回路(マイクロコンピュータ)として実現される。ソフトウェア制御部8は、車載機器1外から、リセット信号105、装置起動信号103、短絡検出信号102等を割り込み端子を介して取得する。ソフトウェア制御部8は、所定時間内における短絡検出信号102の状態変化に応じて、短絡が発生しているか否かを判定し、短絡が発生していると判定すると、短絡が発生していることを示すスイッチ制御信号104を電源スイッチ制御回路7に送る。
具体的には、ソフトウェア制御部8は、所定時間内において、短絡が検出されていることを示す短絡検出信号102をカウントし、短絡検出回数が所定回数となった場合に、短絡が発生していると判定する。このような処理は、メモリに格納されるプログラムがCPUにより実行されることにより実現される。なお、装置起動信号103は、アクセサリ電源やイグニッション電源の信号である。
図2は、第1実施形態における短絡検出回路5、電源スイッチ回路6及び電源スイッチ制御回路7の詳細構成例を示す図である。
短絡検出回路5は、コンパレータ51を含む電圧比較回路として実現される。短絡検出回路5は、電源スイッチ回路6の入力となる電源入力ライン101の電圧を検出し、任意に設定された基準電圧VRef107と電源入力ライン101の分圧106とを比較する。電源スイッチ回路6の出力側200で短絡が発生した場合、短絡検出回路5は、電源入力ライン101の分圧106がVRef107を下回るため、短絡が検出されていることを示す短絡検出信号102を出力する。この短絡検出信号102は、電源スイッチ制御回路7及びソフトウェア制御部8へ入力される。なお、電圧降下を検出する構成としてコンパレータ51に換え、リセットIC等のような電圧検出専用のICが利用されてもよい。
電源スイッチ制御回路7は、短絡検出信号により制御されるトランジスタ72と、ソフトウェア制御部8から出力されるスイッチ制御信号104により制御されるトランジスタ71とを有する。トランジスタ72が上記第1回路素子に相当し、トランジスタ71が上記第2回路素子に相当する。トランジスタ71及び72は直列に接続されており、トランジスタ71及び72の少なくとも一方がオフ状態となることにより、電源スイッチ回路6がオフ状態にされる。
電源スイッチ回路6は、FET(Field Effect Transistor)61を有する。FET61は、トランジスタ71及び72が共にオン状態の場合にオン状態となり、電源スイッチ回路6は内部回路への電力供給を行う。一方、FET61は、トランジスタ71及び72の少なくとも一方がオフ状態の場合にオフ状態となり、電源スイッチ回路6は、内部回路への電力供給を停止する。
〔動作例〕
以下、第1実施形態における電源スイッチ保護回路の動作例について説明する。
図3は、第1実施形態における電源スイッチ保護回路の動作例を示すタイムチャートである。
バッテリ電源2が車載機器1に接続されると、電源入力ライン101に電力が供給され、バックアップ電源回路4が動作する。これにより、バックアップ電源回路4は、ソフトウェア制御部8に電力を供給する(図2の符号201)。ソフトウェア制御部8は、起動されると(タイミングa)、起動信号待機状態となる。なお、ソフトウェア制御部8は、バックアップ電源回路4から電力供給されるため、バッテリ電源2が接続されている限り動作し続けることができる。
短絡検出回路5は、バッテリ電源2が車載機器1に接続されることにより、電源入力ライン101の分圧106が、基準電圧VRef(107)より高くなるため、ハイレベルの短絡検出信号102を出力する(タイミングb)。ハイレベルの短絡検出信号102は短絡が検出されていないことを示す。これにより、電源スイッチ制御回路7の第1回路素子(トランジスタ72)がオン状態となる。
ソフトウェア制御部8は、装置起動信号103の入力を検知すると、装置起動シーケンスに入り、ハイレベルのスイッチ制御信号104を出力する。ハイレベルのスイッチ制御信号104は、ソフトウェア制御部8により短絡が発生していないと判定されていることを示す。これにより、電源スイッチ制御回路7の第2回路素子(トランジスタ71)がオン状態となり、結果として、第1回路素子及び第2回路素子の両方がオン状態となるため、電源スイッチ回路6がオン状態となる(タイミングc)。これにより、バッテリ電源2からの電力が内部回路へ供給され、車載機器1が動作状態となる。
この状態において、電源スイッチ回路6の出力側200で短絡(グランド(GND)とのショート)が発生した場合、電源入力ライン101の電位が急激に低下する。
これにより、電源入力ライン101の分圧106が基準電圧VRef(107)より低くなるため、短絡検出回路5は、ローレベルの短絡検出信号102を出力する。ローレベルの短絡検出信号102は、短絡検出回路5により短絡が検出されていることを示す。これにより、電源スイッチ回路6の第1回路素子がオフ状態となり、ひいては、電源スイッチ回路6がオフ状態に切り替わる(タイミングd)。
ローレベルの短絡検出信号102は、ソフトウェア制御部8にも入力される。ソフトウェア制御部8は、ローレベルの短絡検出信号102を検出すると、短絡検出シーケンスに移行する(タイミングe)。短絡検出シーケンスに移行すると、ソフトウェア制御部8は、所定時間として検出制限時間Tを設定し、ローレベルの短絡検出信号102が検出される回数をカウントし始める。
ここで、短絡発生後、電源スイッチ回路6がオフ状態にされると、電源入力ライン101の分圧は上昇し始める。電源スイッチ回路6がオフ状態にされると、短絡箇所への過大な電流が止まり、過大電流による電源入力ライン101の電圧降下がなくなるため、電源入力ライン101の分圧は上昇し始める。このように、電源入力ライン101の分圧が基準電圧VRef(107)より高くなることで、ハイレベルの短絡検出信号102が出力され、結果として、電源スイッチ回路6がオン状態に切り替えられる。その後、短絡が継続していれば、再度、電源入力ライン101の分圧が基準電圧VRef(107)より低くなる。このように、電源スイッチ回路6の第1回路素子及び第2回路素子の状態切り替えと、電源スイッチ回路6の状態切り替えとには遅延時間が生じるので、電源入力ライン101の分圧106は、基準電圧VRef(107)を中心にしたノコギリ状の電圧変動を示す。結果、短絡検出信号102は、電源入力ライン101の分圧106の変動に追従したパルス信号となる(タイミングf)。
ソフトウェア制御部8は、短絡検出シーケンスにおいて、検出制限時間T内における、ローレベルの短絡検出信号102の検出回数が所定回数Nに達すると、電源スイッチ回路6の出力側200で短絡が発生したと判定し、ローレベルのスイッチ制御信号104を出力する(タイミングg)。ローレベルのスイッチ制御信号104は、ソフトウェア制御部8により短絡が発生していると判定されたことを示す。これにより、電源スイッチ制御回路7の第2回路素子がオフ状態とされる。
ソフトウェア制御部8は、短絡発生と判定した後は、短絡検出制御状態に移行する(タイミングh)。短絡検出制御状態に移行すると、ソフトウェア制御部8は、短絡検出信号102、装置起動信号103及びリセット信号105の各入力を無効とし、バックアップ電源回路4からの電力供給が停止されるまで、ローレベルのスイッチ制御信号104を維持する(タイミングi)。これにより、電源スイッチ制御回路7の第2回路素子がオフ状態で維持され、結果として、電源スイッチ回路6がオフ状態で維持される。
一方、検出制限時間T内における、ローレベルの短絡検出信号102の検出回数が所定回数Nに未達の場合、ソフトウェア制御部8は、短絡が発生していないと判定し、装置起動シーケンスに戻り、ハイレベルのスイッチ制御信号104の出力を継続する。
図4は、第1実施形態におけるソフトウェア制御部8の動作例を示すフローチャートである。
ソフトウェア制御部8は、バックアップ電源回路4からの電力供給が開始されると(ステップA1)、起動信号待機状態となる(ステップA2)。
起動信号待機状態において、ソフトウェア制御部8は、装置起動信号103を検出すると(ステップA3;YES)、装置起動シーケンスに移行する。
装置起動シーケンスでは、ソフトウェア制御部8は、短絡が発生していないことを示す(ハイレベルの)スイッチ制御信号104を出力することにより、電源スイッチ制御回路7の第2回路素子をオン状態とする。これにより、電源スイッチ制御回路7の第1回路素子及び第2回路素子の両方がオン状態となることにより、電源スイッチ回路6がオン状態に切り替えられる(ステップA4)。
ここで、短絡が検出されていることを示す(ローレベルの)短絡検出信号102の入力が検出されると、ソフトウェア制御部8は、短絡検出シーケンスに移行する(ステップA5;YES)。短絡が検出されていることを示す短絡検出信号102が検出されない場合、ソフトウェア制御部8は、短絡は発生していないと判定し、装置起動状態を維持する。
短絡検出シーケンスでは、ソフトウェア制御部8は、まず、検出制限時間Tの設定、タイマの開始、及び、所定回数Nの設定を行う(ステップA6)。以降、ソフトウェア制御部8は、タイマを監視しながら、短絡が検出されていることを示す短絡検出信号102の検出待ちとなる(ステップA7)。ソフトウェア制御部8は、タイマtが検出制限時間T以上を示すと、ステップA5へ移行し、装置起動状態に戻る。
タイマtが検出制限時間T未満を示している間(T>t)、ソフトウェア制御部8は、短絡が検出されていることを示す短絡検出信号102が検出される度に検出回数をカウンタを1加算する(ステップA9)。ソフトウェア制御部8は、カウンタ値nが所定回数Nとなると(ステップA10;n=N)、短絡が発生していると判定し、短絡が発生していることを示す(ローレベルの)スイッチ制御信号104を出力する。これにより、電源スイッチ制御回路7において少なくとも第2回路素子がオフ状態となるため、電源スイッチ回路6がオフ状態に切り替えられる(ステップA11)。
その後、ソフトウェア制御部8は、短絡検出制御状態に移行する。ソフトウェア制御部8は、短絡検出制御移行後は、リセット信号105の検出(ステップA12)、装置起動信号103の検出(ステップA13)を無効とし、短絡検出制御状態を維持する。バッテリ電源2が車載機器1から取り外される等により、バックアップ電源回路4からの電力供給が停止されると(ステップA14)、ソフトウェア制御部8は、停止され、初期動作となる(ステップA1への移行)。
〔第1実施形態の作用及び効果〕
上述したように第1実施形態では、短絡検出回路5により、電源スイッチ回路6の出力側の短絡が、電源スイッチ回路6の入力である電源入力ライン101の電圧降下に基づいて検出される。この短絡の検出状況を反映した短絡検出信号102により電源スイッチ制御回路7の第1回路素子(トランジスタ72)のオン/オフが制御され、結果として、電源スイッチ回路6のオン/オフが制御される。このように、短絡検出回路5の短絡検出により電源スイッチ回路6がオフ状態にされるため、電源スイッチ回路6を出力短絡による過電流から迅速に保護することができる。
一方、短絡検出回路5からの短絡検出信号102に基づいて、ソフトウェア制御部8では、所定時間内の短絡検出回数が所定回数となった場合に、短絡が発生していると判定される。ソフトウェア制御部8により短絡発生と判定されると、電源スイッチ制御回路7の第2回路素子(トランジスタ71)がオフ状態を維持するように制御され、結果として、電源スイッチ回路6のオフ状態が維持される。
このように、第1実施形態によれば、短絡検出回路5における短絡の誤検出が、ソフトウェア制御部8の判定によりカバーされるため、電源スイッチ保護回路全体として、短絡の誤検出を排除することができ、ひいては、電源スイッチ回路6の保護の誤動作を防ぐことができる。
更に、第1実施形態によれば、ソフトウェア制御部8の判定結果に応じて電源スイッチ回路6のオフ状態が維持されるため、オン状態とオフ状態との切り替えが繰り返し行われることによる、回路素子の劣化や損傷を防ぐことができる。また、過電流を検出するために電流検出用抵抗を用いていないため、装置内部への供給電圧が降下することも抑制することができる。
[第2実施形態]
上述の第1実施形態では、短絡検出回路5が、電源スイッチ回路6の入力側(電源入力ライン101)の電圧を検出することにより、電源スイッチ回路6の出力側の短絡を検出しているが、第2実施形態では、短絡検出回路5が電源スイッチ回路6の出力側の電圧を検出することにより、当該短絡を検出する。以降、第2実施形態における電源スイッチ保護回路について、第1実施形態と異なる内容を中心に説明し、第1実施形態と同じ内容については適宜省略する。
〔装置構成〕
図5は、第2実施形態における電源スイッチ保護回路の構成を概念的に示す図である。第2実施形態では、短絡検出回路5は、入力側において電源スイッチ回路6の出力部に接続され、出力側において電源スイッチ制御回路7及びソフトウェア制御部8に接続される。これにより、短絡検出回路5は、電源スイッチ回路6の出力側の電圧と所定基準電圧とを比較し、比較結果を示す短絡検出信号102を出力する。
ところが、装置起動(装置起動信号の入力)前において、電源スイッチ回路6はオフ状態であるため、その出力部の電圧はローレベルである。よって、短絡検出回路5を電源スイッチ回路6の出力部に接続しただけでは、電源スイッチ制御回路7の第1回路素子がオン状態に移行されず、電源スイッチ回路6がオン状態にならなくなってしまう。そこで、第2実施系形態では、短絡検出回路5は、電源スイッチ制御回路7から電源スイッチ回路6へ出力される信号を入力とし、電源スイッチ回路6の状態を取得可能としている。
図6は、第2実施形態における短絡検出回路5、電源スイッチ回路6及び電源スイッチ制御回路7の詳細構成例を示す図である。電源スイッチ回路6及び電源スイッチ制御回路7の詳細構成は、第1実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図6に示されるように、短絡検出回路5は、コンパレータ51に加えて、入力切替スイッチ53及び論理和回路52を更に有する。コンパレータ51は、電源スイッチ回路6の出力部の電圧と基準電圧VRef(107)とを比較し、比較結果を示す検出出力信号108を出力する。
入力切替スイッチ53は、電源スイッチ制御回路7から電源スイッチ回路6へ出力される制御指示信号109により、電源スイッチ回路6の状態とは逆の状態となるように制御される。
論理和回路52は、コンパレータ51からの検出出力信号108と入力切替スイッチ53から信号との論理和(OR)を取り、その結果を短絡検出信号102として出力する。具体的には、論理和回路52は、入力切替スイッチ53がオン状態の場合、又は、電源スイッチ回路6の出力部の電圧が基準電圧VRef(107)よりも高い場合に、短絡が検出されていないことを示す短絡検出信号102を出力し、入力切替スイッチ53がオフ状態の場合、かつ、電源スイッチ回路6の出力部の電圧が基準電圧VRef(107)よりも低い場合に、短絡が検出されていることを示す短絡検出信号102を出力する。これにより、論理和回路52は、短絡検出信号出力回路と呼ぶこともできる。
入力切替スイッチ53と論理和回路52との間には、遅延回路54が設けられる。遅延回路54は、図6に示されるように抵抗及びコンデンサを含み、入力切替スイッチ53からの信号を論理和回路52に入力される前に遅延させる。
入力切替スイッチ53の状態変化が論理和回路52に通知される時間と、その状態変化に対応してコンパレータ51による短絡の検出状況の変化を示す検出出力信号108が論理和回路52に通知される時間とにはタイムラグが生ずる。このタイムラグにより、短絡が発生していないにも関わらず、論理和回路52から短絡が検知されていることを示す短絡検出信号102が出力されてしまう可能性がある。例えば、短絡が発生していない状況において電源スイッチ回路6をオン状態に移行させる制御指示信号109が出力された場合、入力切替スイッチ53がオフ状態になったことを示す信号が論理和回路52に入力されると、論理和回路52は、コンパレータ51により短絡が未発生と判定されたことを示す(ハイレベルの)検出出力信号108が入力される前に、その判定前の状態を示す(ローレベルの)検出出力信号108に基づいて、短絡が発生したことを示す短絡検出信号102を出力する可能性がある。このような現象を回避するために、遅延回路54は、コンパレータ51の出力が確定するまでの間、ハイレベルを保持させる。
〔動作例〕
以下、第2実施形態における電源スイッチ保護回路の動作例について説明する。
図7は、第2実施形態における電源スイッチ保護回路の動作例を示すタイムチャートである。
バッテリ電源2が車載機器1に接続されることにより、電源スイッチ回路6をオフ状態にするための制御指示信号109が出力されるため、短絡検出回路5の入力切替スイッチ53はオン状態となる。一方、装置起動信号103が入力されていないため、電源スイッチ回路6の出力部の電圧は基準電圧VRef(107)より低くなる。これにより、短絡検出回路5のコンパレータ51は、ローレベルの検出出力信号108を出力する。結果、論理和回路52は、入力切替スイッチ53からのハイレベルの信号とコンパレータ51からのローレベルの検出出力信号108との論理和により、ハイレベルの短絡検出信号102を出力する。ハイレベルの短絡検出信号102は短絡が検出されていないことを示す。これにより、電源スイッチ制御回路7の第1回路素子(トランジスタ72)がオン状態となる。
ソフトウェア制御部8は、装置起動信号103の入力を検知すると、ハイレベルのスイッチ制御信号104を出力する。これにより、電源スイッチ制御回路7の第2回路素子(トランジスタ71)がオン状態となり、結果として、第1回路素子及び第2回路素子の両方がオン状態となるため、電源スイッチ回路6がオン状態となる(タイミングa1)。このとき、電源スイッチ回路6をオン状態にするための制御指示信号109が出力されるため、短絡検出回路5の入力切替スイッチ53はオフ状態となる。
電源スイッチ回路6がオン状態に移行された後は、短絡検出回路5は、電源スイッチ回路6の出力側の電圧降下をコンパレータ51により検出し、ローレベルの短絡検出信号102を出力する。これにより、ソフトウェア制御部8は、短絡検出シーケンスに移行する(タイミングb1)。電源スイッチ回路6がオフ状態とされると、入力切替スイッチ53はオン状態に制御され、短絡検出信号102は解除され、トランジスタ72はオン状態となる。トランジスタ72がオンされることにより、電源スイッチ回路6は、再びオン状態となる。オン状態に移行された後は、短絡検出回路5により、電源スイッチ回路6の出力部の電圧降下を検出し、以降同様の動作を、短絡検出信号102が設定された回数N回検出されるまで繰り返す。なお、このように、短絡発生時の電源スイッチ回路6のオン/オフ制御により、短絡検出回路5の入力切替スイッチ53は、電源スイッチ回路6の状態と逆の状態となる。他の動作については、第1実施形態と同様である。
〔第2実施形態における作用及び効果〕
第2実施形態では、短絡検出回路5は、電源スイッチ回路6の出力部に接続され、その電位を直接検出する。これにより、短絡検出回路5は、当該出力部が短絡したことを確実に検出することが可能である。また、このことから、検出電圧を高く設定することができるため、短絡検出回路5はハーフショートをも的確に検出することができ、ハーフショートによる過電流から電源スイッチ回路6を保護することができる。
[第3実施形態]
上述の各実施形態では、ソフトウェア制御部8は、短絡検出制御状態に移行すると、バックアップ電源回路4からの電力供給が停止されるまで、ローレベルのスイッチ制御信号104を維持していた。即ち、利用者は、例えば、バッテリ電源2を車載機器1から取り外すことにより、車載機器1を正常動作に復帰させることができた。第3実施形態における電源スイッチ保護回路は、ソフトウェア制御部8により短絡発生と判定されてから車載機器1を正常動作に復帰させるための構成を更に有する。以降、この新たな構成を第1実施形態に付加した形態を第3実施形態における電源スイッチ保護回路として説明する。以降の説明では、第1実施形態と異なる内容を中心に説明し、第1実施形態と同じ内容については適宜省略する。
図8は、第3実施形態における電源スイッチ保護回路の構成を概念的に示す図である。第3実施形態における電源スイッチ保護回路は、第1実施形態の構成に加えて、装置再起動スイッチ9を更に有する。
装置再起動スイッチ9は、ソフトウェア制御部8の割り込み端子に接続される。装置再起動スイッチ9は、オン状態にされると、再起動信号をソフトウェア制御部8に入力する。装置再起動スイッチ9は、車載機器1の利用者が容易に操作できないが、車載機器1を車両に設置後も、車載機器1を車両から取り外すことなく操作できるように、車載機器1に設置されることが望ましい。
図9は、第3実施形態におけるソフトウェア制御部8の動作例を示すフローチャートである。ソフトウェア制御部8は、第1実施形態と同様に、電源スイッチ回路6の出力側で短絡が発生していると判定し、短絡検出制御状態に移行する(ステップA11)。
ソフトウェア制御部8は、短絡検出制御状態に移行すると、リセット信号105の検出(ステップA12)、装置起動信号103の検出(ステップA13)を無効として、再起動信号の検出を待つ(ステップA15)。装置再起動スイッチ9がオン状態にされることにより、再起動信号の入力を検知すると、ソフトウェア制御部8は、ステップA2へ移行し、装置起動信号103の検出待機状態となる。
このように、第3実施形態によれば、ソフトウェア制御部8が短絡発生を誤検出してしまった場合でも、バッテリ電源2を車載機器1から取り外すことなく、車載機器1を再起動することができる。また、装置再起動スイッチ9は、容易に利用者が操作できないように設置されるため、利用者に何度も再起動が行われることによる電源スイッチ回路6の破損を防ぐことができる。
上述の第3実施形態では、装置再起動スイッチ9が設けられたが、このような専用のスイッチを設けることなく、装置起動信号103とリセット信号105との入力タイミングの関係等をソフトウェア制御部8が判定することにより、復帰させるようにしてもよい。
なお、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数のステップ(処理)が順番に記載されているが、本実施形態で実行される処理ステップの実行順序は、その記載の順番に制限されない。本実施形態では、図示される処理ステップの順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態及び各変形例は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
1 車載機器
2 バッテリ電源
3 車両電源入力回路
4 バックアップ電源回路
5 短絡検出回路
6 電源スイッチ回路
7 電源スイッチ制御回路
8 ソフトウェア制御部
9 装置再起動スイッチ
51 コンパレータ
52 論理和回路
53 入力切替スイッチ
54 遅延回路
61 FET
71、72 トランジスタ
102 短絡検出信号
103 装置起動信号
104 スイッチ制御信号
105 リセット信号
108 検出出力信号
109 制御指示信号

Claims (7)

  1. 電源からの電力を所定回路へ供給するか否かを切り換える電源スイッチ回路と、
    第1回路素子及び第2回路素子の両方がオン状態を示す場合に前記電源スイッチ回路をオン状態とし、該第1回路素子及び該第2回路素子の少なくとも一方がオフ状態を示す場合に前記電源スイッチ回路をオフ状態とする電源スイッチ制御回路と、
    前記電源スイッチ回路の出力側の短絡を検出し、該短絡が検出されているか否かを示しかつ前記第1回路素子のオフ状態及びオン状態を切り換えるための短絡検出信号を出力する短絡検出回路と、
    所定時間内における前記短絡検出信号の状態変化に応じて、前記短絡が発生しているか否かを判定し、前記短絡が発生していると判定すると、前記第2回路素子がオフ状態を維持するように前記電源スイッチ制御回路を制御する制御部と、
    を備える電源スイッチ保護回路。
  2. 前記制御部は、所定時間内において、前記短絡が検出されていることを示す前記短絡検出信号をカウントし、カウントされた回数が所定回数となった場合に、前記短絡が発生していると判定する、
    請求項1に記載の電源スイッチ保護回路。
  3. 前記電源から供給される電力により動作し、前記制御部へ電力を供給するバックアップ電源回路と、
    装置再起動スイッチと、
    を更に備え、
    前記制御部は、前記バックアップ電源回路からの電力供給が停止された場合、又は、前記装置再起動スイッチから再起動信号が入力された場合、前記第2回路素子のオフ状態の維持を解除する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の電源スイッチ保護回路。
  4. 前記短絡検出回路は、
    前記電源スイッチ回路の入力部の電圧と所定基準電圧とを比較し、前記電源スイッチ回路の入力部の電圧が前記所定基準電圧よりも低い場合に、前記短絡が検出されていることを示す前記短絡検出信号を出力し、前記電源スイッチ回路の入力部の電圧が前記所定基準電圧よりも高い場合に、前記短絡が検出されていないことを示す前記短絡検出信号を出力する比較回路を含む、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の電源スイッチ保護回路。
  5. 前記短絡検出回路は、
    前記電源スイッチ回路の出力部の電圧と所定基準電圧とを比較する比較回路と、
    前記電源スイッチ制御回路から前記電源スイッチ回路への状態切替えのための制御信号に基づいて、前記電源スイッチ回路の状態とは逆の状態となる入力切替スイッチと、
    前記比較回路の出力及び前記入力切替スイッチの出力に基づいて、前記入力切替スイッチがオン状態の場合、又は、前記電源スイッチ回路の出力部の電圧が所定基準電圧よりも高い場合に、前記短絡が検出されていないことを示す前記短絡検出信号を出力し、前記入力切替スイッチがオフ状態の場合、かつ、前記電源スイッチ回路の出力部の電圧が該所定基準電圧よりも低い場合に、前記短絡が検出されていることを示す前記短絡検出信号を出力する短絡検出信号出力回路と、
    を含む請求項1から3のいずれか1項に記載の電源スイッチ保護回路。
  6. 前記短絡検出回路は、
    前記入力切替スイッチと前記短絡検出信号出力回路との間に配置され、前記入力切替スイッチからの信号を前記短絡検出信号出力回路に入力される前に遅延させる遅延回路、
    を更に含む請求項5に記載の電源スイッチ保護回路。
  7. 前記電源として利用されるバッテリ電源と接続される、請求項1から5のいずれか1項に記載の電源スイッチ保護回路と、
    前記電源スイッチ保護回路を介して前記バッテリ電源からの電力の供給を受ける前記所定回路と、
    を含む車載機器。
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