JP2008026025A - 断線検出回路を備えた電源供給回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 従来の電源供給回路における断線検知は、通電オフ時に行うように構成されているので通電オフ時の暗電流増大の原因となったり、負荷に流れる電流値を検出するようにしていたので電流検出回路を別途設ける必要があってコスト高になってしまったりする。
【解決手段】 断線検知回路3を備えた電源供給回路1であって、負荷21への電源供給を開始する通電オン時に、低定電流源I1により負荷21へ電流を流入させ、負荷21の電圧(出力電圧Vout)に基づいて、該負荷21と電源供給回路1との間の断線検知を断線検知回路3にて行い、その後、外部電源Vccから負荷21へ直接電源供給を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】 断線検知回路3を備えた電源供給回路1であって、負荷21への電源供給を開始する通電オン時に、低定電流源I1により負荷21へ電流を流入させ、負荷21の電圧(出力電圧Vout)に基づいて、該負荷21と電源供給回路1との間の断線検知を断線検知回路3にて行い、その後、外部電源Vccから負荷21へ直接電源供給を行う。
【選択図】 図1
Description
本発明は、出力端子と該出力端子に接続される負荷との間の断線を検出する断線検出回路を備えた電源供給回路に関する。
従来から、車載用の電子機器等の負荷に電源を供給する電源供給回路においては、該電源供給回路と該電源供給回路の出力端子に接続される負荷との間の通電ラインの断線の有無を検出する、断線検出回路を設けたものがある。
例えば、負荷の駆動を停止している通電オフ時に、高抵抗等を介して負荷と電源とを接続して、該負荷へ電流を流入させ、負荷にかかる電圧の高低により断線の有無を検出するように構成したものがある。
低インピーダンスの負荷の場合、断線してないときには負荷にかかる電圧は低く現れるが、断線していると高い電圧が検出されるため、適宜値を閾値として設定すれば、閾値以上の電圧が検出された場合に断線が発生していると判断することができる。
例えば、負荷の駆動を停止している通電オフ時に、高抵抗等を介して負荷と電源とを接続して、該負荷へ電流を流入させ、負荷にかかる電圧の高低により断線の有無を検出するように構成したものがある。
低インピーダンスの負荷の場合、断線してないときには負荷にかかる電圧は低く現れるが、断線していると高い電圧が検出されるため、適宜値を閾値として設定すれば、閾値以上の電圧が検出された場合に断線が発生していると判断することができる。
また、断線検出回路を備えた電源供給回路としては、負荷を駆動している通電オン時に、該負荷に流れる電流値を検出し、検出した電流値が予め設定された想定値よりも小さい場合には、断線が発生していると判断するものもある。
断線検出回路としては、前述の回路のように、電源供給回路と該電源供給回路の出力端子に接続される負荷との間の通電ラインの断線の有無を検出するものではないが、電源(バッテリー)と、電源供給回路の電源入力端子との間のラインの断線を検出するための断線検出回路が、特許文献1に開示されている。
特開平08−68820号公報
前述のような電源供給回路が、車載用の電子機器への電源供給回路として用いられる場合、該電子機器の電源となるバッテリーが上がってしまうことを防止したり、該バッテリーが上がるまでの日数をできるだけ長くしたりするためには、通電オフとなる停車時における電源供給回路の消費電力(暗電流)はできるだけ少ないことが望ましい。
しかし、前述のように、通電オフ時に負荷へ電流を流入させて、電源供給回路と負荷との間の断線を検出するように構成した電源供給回路では、断線検出が通電オフ時に常時行われているので、通電オフ時には常に消費電流が発生して、暗電流が増大することとなる。
また、負荷に流れる電流値を検出するように構成した電源供給回路においては、負荷へ電流を流入させて断線を検出するように構成した場合に比べて、電流検出回路を別途設ける必要があり、コスト高になってしまう。
また、負荷に流れる電流値を検出するように構成した電源供給回路においては、負荷へ電流を流入させて断線を検出するように構成した場合に比べて、電流検出回路を別途設ける必要があり、コスト高になってしまう。
上記課題を解決する断線検出回路を備えた電源供給回路は、以下の特徴を有する。
即ち、請求項1記載の如く、断線検知回路を備えた電源供給回路であって、負荷への電源供給を開始する通電オン時に、低定電流源により負荷へ電流を流入させ、負荷の電圧に基づいて、該負荷と電源供給回路との間の断線検知を断線検知回路にて行い、その後、外部電源から負荷へ直接電源供給を行う。
これにより、前記断線検知回路にて、負荷が接続される電源供給回路の出力電圧をモニタすることで、該電源供給回路の出力端子と負荷との間の断線を検知することが可能となる。
従って、負荷に流れる電流値を検出するように構成した場合のように、電流検出回路を別途設ける必要がなく、簡単な構成で容易に断線検知を行うことが可能となる。
また、断線検知は通電オン時に行われるので、通電オフ時には断線検知回路を遮断して、断線検知を行うための電流消費を無くすことができ、電源供給回路の暗電流を減少させて、車両に搭載されるバッテリーの上がりを抑えることができる。
即ち、請求項1記載の如く、断線検知回路を備えた電源供給回路であって、負荷への電源供給を開始する通電オン時に、低定電流源により負荷へ電流を流入させ、負荷の電圧に基づいて、該負荷と電源供給回路との間の断線検知を断線検知回路にて行い、その後、外部電源から負荷へ直接電源供給を行う。
これにより、前記断線検知回路にて、負荷が接続される電源供給回路の出力電圧をモニタすることで、該電源供給回路の出力端子と負荷との間の断線を検知することが可能となる。
従って、負荷に流れる電流値を検出するように構成した場合のように、電流検出回路を別途設ける必要がなく、簡単な構成で容易に断線検知を行うことが可能となる。
また、断線検知は通電オン時に行われるので、通電オフ時には断線検知回路を遮断して、断線検知を行うための電流消費を無くすことができ、電源供給回路の暗電流を減少させて、車両に搭載されるバッテリーの上がりを抑えることができる。
また、請求項2記載の如く、前記電源供給回路は、外部電源電圧が入力される入力端子と、前記外部電源電圧の入力により起動される断線検出回路と、負荷へ低定電流を印加する低定電流源と、外部電源から負荷への電源供給のオンオフを切り換えるスイッチ部材と、前記スイッチ部材をオン動作させるタイミングを、前記断線検出回路の起動タイミングよりも遅延させる遅延回路とを備える。
これにより、外部電源から負荷への電源供給を行う前に、負荷が接続される電源供給回路の出力電圧を、断線検知回路にてモニタして、電源供給回路の出力端子と負荷との間の断線を検知することが可能となる。
従って、負荷に流れる電流値を検出するように構成した場合のように、電流検出回路を別途設ける必要がなく、簡単な構成で容易に断線検知を行うことが可能となる。
また、断線検知は通電オン時に行われるので、通電オフ時には断線検知回路を遮断して、断線検知を行うための電流消費を無くすことができ、電源供給回路の暗電流を減少させて、車両に搭載されるバッテリーの上がりを抑えることができる。
これにより、外部電源から負荷への電源供給を行う前に、負荷が接続される電源供給回路の出力電圧を、断線検知回路にてモニタして、電源供給回路の出力端子と負荷との間の断線を検知することが可能となる。
従って、負荷に流れる電流値を検出するように構成した場合のように、電流検出回路を別途設ける必要がなく、簡単な構成で容易に断線検知を行うことが可能となる。
また、断線検知は通電オン時に行われるので、通電オフ時には断線検知回路を遮断して、断線検知を行うための電流消費を無くすことができ、電源供給回路の暗電流を減少させて、車両に搭載されるバッテリーの上がりを抑えることができる。
また、請求項3記載の如く、前記断線検出回路は、負荷の電圧と、予め設定された基準電圧とを比較することにより、該負荷と電源供給回路との間の断線検知を行う。
これにより、負荷として低インピーダンスな車載用電子機器を出力端子に接続した場合、出力端子と負荷との間に断線が生じていないときには、断線検知時に電源供給回路の出力電圧がさほど上昇しないため、断線の有無の判断基準となる基準電位の設定を容易に行うことができる。
これにより、負荷として低インピーダンスな車載用電子機器を出力端子に接続した場合、出力端子と負荷との間に断線が生じていないときには、断線検知時に電源供給回路の出力電圧がさほど上昇しないため、断線の有無の判断基準となる基準電位の設定を容易に行うことができる。
本発明によれば、負荷に流れる電流値を検出するように構成した場合のように、電流検出回路を別途設ける必要がなく、簡単な構成で容易に断線検知を行うことが可能となる。
また、通電オフ時には断線検知を行うための電流消費を無くすことができ、電源供給回路の暗電流を減少させて、車両に搭載されるバッテリーの上がりを抑えることができる。
また、通電オフ時には断線検知を行うための電流消費を無くすことができ、電源供給回路の暗電流を減少させて、車両に搭載されるバッテリーの上がりを抑えることができる。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
図1に示す電源供給回路1は、入力端子1aおよび出力端子1bを備えており、該入力端子1aには外部電源Vccが起動スイッチS1および抵抗R1を介して接続され、出力端子1bにはハーネス22により車載用の電子機器等の低インピーダンスな負荷21が接続されている。
前記電源供給回路1は、前記入力端子1aに接続される入力回路2、外部電源Vccから負荷21へ電源供給するためのスイッチング素子Q1、該スイッチング素子Q1のオンオフを切り換えるスイッチS3、出力端子1bから負荷21までの通電ラインとなるハーネス22の断線を検出するための断線検出回路3、該断線検出回路3を起動させるためのスイッチS2、負荷21のインピーダンスに対して小さい電圧しか発生させない電流源である低定電流源I1、および該低定電流源I1と外部電源Vccとの間のオンオフを切り換えるスイッチS4を備えている。
前記断線検出回路3は、予め設定された所定の基準電位Vrefと、電源供給回路1の出力電圧Voutとを比較するコンパレータ11、および前記入力回路2から供給される外部電源Vccで電源電圧を遅延させて前記スイッチS3へ印加する遅延回路5を備えている。
前記遅延回路5は、例えばタイマー回路や、CR回路の時定数を用いた遅延回路等にて構成されている。
前記遅延回路5は、例えばタイマー回路や、CR回路の時定数を用いた遅延回路等にて構成されている。
また、前記スイッチング素子Q1は、例えばP−ch MOSトランジスタにて構成されており、該スイッチング素子Q1のゲート電極と外部電源Vccとの間には抵抗R2が介装されている。
このように構成される電源供給回路1においては、次のように出力端子1bと負荷21との間の断線を検出するようにしている。
まず、通電オフの状態から前記起動スイッチS1をオンして、通電オン状態とする。起動スイッチS1をオンすると、電源供給回路1の入力端子に外部電源Vccから電源電圧が印加される。
まず、通電オフの状態から前記起動スイッチS1をオンして、通電オン状態とする。起動スイッチS1をオンすると、電源供給回路1の入力端子に外部電源Vccから電源電圧が印加される。
電源電圧が印加されると、前記入力回路2によりスイッチS2がオンされて断線検知回路3が起動されるとともに、スイッチS4がオンされて低定電流源I1から負荷21に定電流が印加されて、断線検出動作が開始される。
また、前記入力回路2により遅延回路5が起動する。
なお、前記スイッチS4は、スイッチS2がオンしたタイミングと同時か若干遅れたタイミングでオンする。
また、前記入力回路2により遅延回路5が起動する。
なお、前記スイッチS4は、スイッチS2がオンしたタイミングと同時か若干遅れたタイミングでオンする。
負荷に定電流が印加されると、前記コンパレータ11により、負荷21の電圧と同等の電圧となる電源供給回路1の出力電圧Voutと、予め設定された所定の基準電位Vrefとが比較され、その比較結果がコンパレータ11から出力される。
コンパレータ11からは、前記出力電圧Voutの値が基準電位Vrefよりも低ければLo信号が出力され、出力電圧Voutの値が基準電位Vref以上であればHi信号が出力される。
コンパレータ11からは、前記出力電圧Voutの値が基準電位Vrefよりも低ければLo信号が出力され、出力電圧Voutの値が基準電位Vref以上であればHi信号が出力される。
断線検知回路3においては、コンパレータ11からの出力に応じて、出力端子1bと負荷21との間での断線発生を判断する。
具体的には、コンパレータ11からの出力がLoであった場合には、出力端子1bと負荷21との間に断線がない正常な状態と判断し、コンパレータ11からの出力がHiであった場合には、出力端子1bと負荷21との間に断線が発生している状態と判断する。
具体的には、コンパレータ11からの出力がLoであった場合には、出力端子1bと負荷21との間に断線がない正常な状態と判断し、コンパレータ11からの出力がHiであった場合には、出力端子1bと負荷21との間に断線が発生している状態と判断する。
図2においては、スイッチS4がオンして定電流が低定電流源I1から負荷21へ印加された状態で、出力電圧Voutが基準電位Vrefよりも低い値V1となっているため、断線検知回路3にて断線が発生していない正常な状態と判断される。
断線検知回路3にて断線の有無が判断された後、遅延回路5からの出力によりスイッチS3がオンされる。
スイッチS3がオンされると、スイッチング素子Q1のゲートに外部電源Vccの電源電圧が印加されて該スイッチング素子Q1がオンする。
そして、オンしたスイッチング素子Q1を通じて負荷21に外部電源Vccの電源電圧が印加され、通常の電源供給動作に移行する。
スイッチS3がオンされると、スイッチング素子Q1のゲートに外部電源Vccの電源電圧が印加されて該スイッチング素子Q1がオンする。
そして、オンしたスイッチング素子Q1を通じて負荷21に外部電源Vccの電源電圧が印加され、通常の電源供給動作に移行する。
図3に示すように、前述のスイッチS4がオンして負荷21に低定電流源I1からの定電流が印加される断線検出動作時(スイッチS4がオンした後、スイッチS3がオンするまでの間)において、出力端子1bと負荷21との間に断線が発生していると、出力電圧Voutが上昇して基準電位Vref以上の値V2となる。
これにより、コンパレータ11からHi信号が出力され、断線検知回路3にて断線の発生が検出される。
これにより、コンパレータ11からHi信号が出力され、断線検知回路3にて断線の発生が検出される。
特に、負荷21として低インピーダンスな車載用電子機器を出力端子1bに接続すると、出力端子1bと負荷21との間に断線が生じていない場合には、スイッチS4をオンした際に出力電圧Voutがさほど上昇しないため、断線の有無の判断基準となる基準電位Vrefの設定を容易に行うことができる。
このように、本電源供給回路1においては、入力端子1aに通電オンの信号が入力された(起動スイッチS1がオンされた)通電オン時に、断線検知回路3により出力電圧Voutをモニタすることで、出力端子1bと負荷21との間の断線を検知するように構成している。
従って、負荷に流れる電流値を検出するように構成した場合のように、電流検出回路を別途設ける必要がなく、簡単な構成で容易に断線検知を行うことが可能となっている。
従って、負荷に流れる電流値を検出するように構成した場合のように、電流検出回路を別途設ける必要がなく、簡単な構成で容易に断線検知を行うことが可能となっている。
また、断線検知は起動スイッチS1がオンされた通電オン時に行うようにしているので、該起動スイッチS1がオフされた通電オフ時には、前記スイッチS2をオフして断線検知回路3を遮断し、断線検知を行うための電流消費を無くすことができる。
これにより、電源供給回路1の暗電流を減少させることができ、車両に搭載されるバッテリーの上がりを抑えることができる。
なお、本電源供給回路1における断線検知は、前述のごとく低インピーダンスな車載用電子機器等を負荷21として接続した電源供給回路の場合に、特に有効に行うことができる。
これにより、電源供給回路1の暗電流を減少させることができ、車両に搭載されるバッテリーの上がりを抑えることができる。
なお、本電源供給回路1における断線検知は、前述のごとく低インピーダンスな車載用電子機器等を負荷21として接続した電源供給回路の場合に、特に有効に行うことができる。
また、電源供給回路1は、次のように構成することもできる。
つまり、図4に示す電源供給回路1は、図1に示した電源供給回路1における低定電流源I1として、高い抵抗値を有する高抵抗R3を用いたものである。
このように、高抵抗R3を用いた場合にも、前記低定電流源I1と同様に、出力電圧Voutとして、負荷21のインピーダンスに対して小さい電圧を発生させることができる。
つまり、図4に示す電源供給回路1は、図1に示した電源供給回路1における低定電流源I1として、高い抵抗値を有する高抵抗R3を用いたものである。
このように、高抵抗R3を用いた場合にも、前記低定電流源I1と同様に、出力電圧Voutとして、負荷21のインピーダンスに対して小さい電圧を発生させることができる。
また、電源供給回路1は、次のように構成することもできる。
つまり、図5に示す電源供給回路1は、図4に示した電源供給回路1におけるスイッチング素子Q1として、N−ch MOSトランジスタを用いたものである。
このように、N−ch MOSトランジスタをスイッチング素子Q1として用いた場合、スイッチング素子Q1を動作させるためには、該スイッチング素子Q1のゲートに外部電源Vccよりも高い電圧を印加する必要があるため、本例の電源供給回路1にはチャージポンプCPが備えられており、スイッチング素子Q1のゲートに接続されている。
つまり、図5に示す電源供給回路1は、図4に示した電源供給回路1におけるスイッチング素子Q1として、N−ch MOSトランジスタを用いたものである。
このように、N−ch MOSトランジスタをスイッチング素子Q1として用いた場合、スイッチング素子Q1を動作させるためには、該スイッチング素子Q1のゲートに外部電源Vccよりも高い電圧を印加する必要があるため、本例の電源供給回路1にはチャージポンプCPが備えられており、スイッチング素子Q1のゲートに接続されている。
また、チャージポンプCPは前記遅延回路5に接続されており、図6の負荷正常時タイミングチャートおよび負荷断線時タイミングチャートに示すように、スイッチS4がオンして断線検知回路3にて断線の有無が判断され、遅延時間が経過した後に、該チャージポンプCPが遅延回路5により駆動(オン)されるように設定されている。
このように構成することでも、通電オン時に、出力電圧Voutのモニタにより出力端子1bと負荷21との間の断線を検知し、その後負荷21への電源供給を行うことができる。
このように構成することでも、通電オン時に、出力電圧Voutのモニタにより出力端子1bと負荷21との間の断線を検知し、その後負荷21への電源供給を行うことができる。
また、電源供給回路1は、次のように構成することもできる。
つまり、図7に示す電源供給回路1は、図1に示した電源供給回路1におけるスイッチング素子Q1をリレーRLにて構成したものである。
リレーRLはスイッチング素子Q2により動作されるものであり、該スイッチング素子Q2のゲートは前記遅延回路5に接続されている。
つまり、図7に示す電源供給回路1は、図1に示した電源供給回路1におけるスイッチング素子Q1をリレーRLにて構成したものである。
リレーRLはスイッチング素子Q2により動作されるものであり、該スイッチング素子Q2のゲートは前記遅延回路5に接続されている。
本例の電源供給回路1においては、図8の負荷正常時タイミングチャートおよび負荷断線時タイミングチャートに示すように、スイッチS4がオンして断線検知回路3にて断線の有無が判断され、遅延時間が経過した後に、遅延回路5からの出力によりスイッチング素子Q2がオンされる。
該スイッチング素子Q2がオンされると、リレーRLのコイルCに電流が流れて該リレーRLのスイッチS6がオンして、外部電源Vccから負荷21へ電源供給が行われる。
このように構成することでも、通電オン時に、出力電圧Voutのモニタにより出力端子1bと負荷21との間の断線を検知し、その後負荷21への電源供給を行うことができる。
該スイッチング素子Q2がオンされると、リレーRLのコイルCに電流が流れて該リレーRLのスイッチS6がオンして、外部電源Vccから負荷21へ電源供給が行われる。
このように構成することでも、通電オン時に、出力電圧Voutのモニタにより出力端子1bと負荷21との間の断線を検知し、その後負荷21への電源供給を行うことができる。
1 電源供給回路
1a 入力端子
1b 出力端子
2 入力回路
3 断線検知回路
5 遅延回路
11 コンパレータ
21 負荷
22 ハーネス
I1 低定電流源
Q1 スイッチング素子
S1 起動スイッチ
1a 入力端子
1b 出力端子
2 入力回路
3 断線検知回路
5 遅延回路
11 コンパレータ
21 負荷
22 ハーネス
I1 低定電流源
Q1 スイッチング素子
S1 起動スイッチ
Claims (3)
- 断線検知回路を備えた電源供給回路であって、
負荷への電源供給を開始する通電オン時に、
低定電流源により負荷へ電流を流入させ、
負荷の電圧に基づいて、該負荷と電源供給回路との間の断線検知を断線検知回路にて行い、
その後、外部電源から負荷へ直接電源供給を行う、
ことを特徴とする断線検出回路を備えた電源供給回路。 - 前記電源供給回路は、
外部電源電圧が入力される入力端子と、
前記外部電源電圧の入力により起動される断線検出回路と、
負荷へ低定電流を印加する低定電流源と、
外部電源から負荷への電源供給のオンオフを切り換えるスイッチ部材と、
前記スイッチ部材をオン動作させるタイミングを、前記断線検出回路の起動タイミングよりも遅延させる遅延回路とを備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の断線検出回路を備えた電源供給回路。 - 前記断線検出回路は、負荷の電圧と、予め設定された基準電圧とを比較することにより、該負荷と電源供給回路との間の断線検知を行う、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の断線検出回路を備えた電源供給回路。
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