JP2009525721A - 二水準電流制限電源システム - Google Patents

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Abstract

本二水準電流制限電源システム(100)は、電流が過負荷状態の間、熱応力を減少させる能力がある。例示的一実施形態によれば、本電源システム(100)は、負荷へ供給された電流を測定するための測定デバイス(R6〜R9、22、V2、Q3)、ならびに電流が第1の試験期間の間第1の閾値を超過する場合、第1の不作動期間の間電流を不作動状態にすること、および電流が第2の試験期間の間第2の閾値を超過する場合第2の不作動期間の間電流を不作動状態にすることのための処理装置(28)を含む。

Description

本発明は、一般に電源システムに係り、そして特に、過負荷状態の間、熱応力を減少させる能力がある二水準電流制限電源システムに関する。
単一水準の電流制限電源は、過負荷状態の間、過度の電力を消散する傾向がある。電力消散の概念は、以下の例から理解可能である。電源要素(例えばレギュレータなど)がその両端の間に、正常動作モードの間は通常は2Vの電圧降下を有するものと仮定する。この例において、要素を通して流れる電流が500mAである場合、1Wの電力(すなわち2V×500mA)がその要素により消散されねばならない。例えば、電源出力で短絡が生成されると、より深刻な状態が出現する場合がある。この例において、電源出力が短絡された場合に、電源要素(例えばレギュレータなど)がその間に20Vの電圧降下を有するものと仮定する。この例において、要素を通して流れる電流が500mAである場合、10Wの電力(すなわち20V×500mA)が要素により消散されなければならない。以上の例において、電力消散の結果として、電源の要素への熱応力損傷の危険性が増加する場合がある。
過度の電力消散に関連付けられた潜在的な問題に対応するための1つの方法は、単純により高い電流を取り扱う能力を有する電源システムを構築することである。しかしながら、電源システムの電流を取り扱う能力を増加させることに関する問題は、結果として起こる費用の増加であり、特に費用に敏感なアプリケーションにとっては容認できない場合がある。従って、過負荷状態の間に熱応力を減少させる能力を有するが、しかしその設計に対して多大な費用は追加しない電源システムを作り出すことが望ましい。
本発明の態様により電源を保護するための装置が開示される。典型的な一実施形態によれば、本装置は、負荷に供給された電流を測定するための第1の手段、ならびに電流が第1の試験期間の間第1の閾値を超過する場合、第1の不作動期間の間その負荷への電流を不作動状態にするための、および電流が第2の試験期間の間第2の閾値を超過する場合第2の不作動期間の間その負荷への電流を不作動状態にするための、第2の手段を備える。
本発明のもう一つの態様により電源を保護するための方法が開示される。例示的一実施形態によれば、本方法は、負荷に供給された電流を測定すること、電流が第1の試験期間の間第1の閾値を超過する場合第1の不作動期間の間その負荷への電流を不作動状態にすること、および電流が第2の試験期間の間第2の閾値を超過する場合第2の不作動期間の間その負荷への電流を不作動状態にすること、のステップを備える。
本発明のさらに別の態様により電源保護装置が開示される。例示的一実施形態によれば、本電源保護装置は、負荷に供給された電流を測定するための測定デバイス、ならびに電流が第1の試験期間の間第1の閾値を超過する場合第1の不作動期間の間その負荷への電流を不作動状態にするための、および電流が第2の試験期間の間第2の閾値を超過する場合第2の不作動期間の間その負荷への電流を不作動状態にするための、処理装置を備える。
本発明の上で述べられたならびに他の特徴および利点、ならびにそれらを達成する方法は、付属された図面に関連して、為された本発明の実施形態の以下の記述を参照することにより、より明らかにされることになり、かつ本発明がより良く理解されることになる。ここに提示された例示は、本発明の好適な実施形態を例証するものであり、そしてそのような例示は、いかなる形においても本発明の範囲を限定するものとして理解されるべきものではない。
本出願は、2006年2月2日に米国特許商標局(United States Patent and Trademark Office)において出願された仮出願、およびそこで割り当てられたシリアル番号60/764581に対する優先権、およびそれから生じるすべての利益を請求するものである。
ここで図面、および特に図1を参照すると、本発明の例示的一実施形態による電源システム100が示される。図1に示されるように電源システム100は、ブースト電源10と、レギュレータ20と、電流制御回路30とを備える。レギュレータ20は、電圧源V1と、抵抗R1〜R5と、トランジスタQ1とQ2と、演算増幅器12とを備える。電圧源V1に対する例示的値は5Vである。抵抗R1〜R5に対する例示的値は、それぞれ10kΩ、1kΩ、10kΩ、10kΩ、および10kΩである。設計選択に従い、上記の例示的値以外の値も、また使用可能であろう。
例示的一実施形態によれば、電源システム100は、衛星電波受信機において採用される。この例示的実施形態によれば、電源システム100は、セットトップボックスなどの電子デバイスの中で実施されることができ、かつ図1において参照された負荷は、衛星電波受信機の低雑音ブロック(Low Noise Block:LNB)を表すことができる。もちろん当業者は、電源システム100が他のアプリケーションにおいてもまた採用される場合があることを認識するであろう。
図1の電源システム100に関して、ある状態における電力消散によりレギュレータ20の要素への熱応力損傷の危険性がある。例えば、図1に示されるように、正常動作モードの間、レギュレータ20のトランジスタQ1の両端の間に通常2ボルトの電圧降下があると仮定する。このシナリオにおいては、レギュレータ20を通して流れる電流が500mAである場合、1Wの電力(すなわち2V×500mA)がレギュレータ20により消散させられなければならない。これはソフト障害(soft fault)状態であるとみなすことができる。例えば、レギュレータ20上により重い負荷がかかると、より重大な、ハード障害(hard fault)状態が現れる場合がある。例えば、レギュレータ20のトランジスタQ1の間に2Vの電圧降下があり、かつレギュレータ20を通して流れる電流が700mAであると仮定すると、1.4Wの電力(すなわち2V×700mA)がレギュレータ20により消散されねばならない。以下に記述されるように、本発明はこれらのタイプの障害状態を取り扱うこと、およびその結果、レギュレータ20の要素に対する熱応力損傷の危険性を減少させることの能力がある。
本発明の原理によれば、電源システム100は二水準の電流制限技法を使用し、電流過負荷状態の間にレギュレータ20に対する熱応力を減少させる。例示的一実施形態によれば、電源システム100は、500および700mAの2つの電流閾値を採用する。レギュレータ20を通して負荷へ流れる電流が500mA未満である場合、電源システム100は正常動作モードにある。しかしながら、レギュレータ20を通して負荷へ流れる電流が第1の試験期間(例えば1秒など)の間500mAに達するか、または超過する場合、電流制御回路30がこの状態を検出し、そして制御信号Cを供給し、第1の不作動期間(例えば1秒など)の間レギュレータ20を不作動状態にする(すなわちオフにする)。さらに、レギュレータ20を通して負荷へ流れる電流が第2の試験期間(例えば35ミリ秒など)の間700mAを超過する場合、電流制御回路30がこの状態を検出し、そして制御信号Cを供給し、第2の不作動期間(例えば1.25秒など)の間レギュレータ20を不作動状態にする。この様にレギュレータ20を不作動状態にすることにより、本発明はレギュレータ20の要素への潜在的熱応力損傷を有利に減少させる。
図2を参照すると、本発明の例示的一実施形態による図1の電流制御回路30のさらなる詳細を示す図が示される。図2に示されるように、電流制御回路30は、電圧源V2とV3と、抵抗R6〜R14と、トランジスタQ3と、演算増幅器22と、コンパレータ24と26と、処理装置28とを備える。電圧源V2とV3に対する例示的値は、それぞれ30Vおよび3.3Vである。抵抗R6〜R14に対する例示的値は、それぞれ0.1Ω、1kΩ、1kΩ、33kΩ、12kΩ、8kΩ、20kΩ、10kΩ、および10kΩである。設計選択に従い、以上の例示的値以外の値もまた、使用可能であろう。
図2においては、負荷(例えばLNB)に供給された電流の大きさを測定するための測定デバイスとして、演算増幅器22およびその関連回路が動作する。例示的一実施形態によれば、電圧源V2、抵抗R6〜R9、トランジスタQ3、および演算増幅器22は、電流から電圧への変換器として動作し、負荷に供給された電流の大きさに対応する大きさを有する電圧を作り出す。コンパレータ24および26は、この電流から電圧への変換器から作り出された出力電圧を受信し、かつ閾値検出器として動作し、その結果負荷に供給された電流(電流から電圧への変換器の出力電圧に対応する)が、ある予め定められた閾値に達したかを検出する。
例示的一実施形態によれば、負荷に供給された電流が第1の閾値500mAに等しいかまたはこれを超過する場合、コンパレータ26が第1の検出信号Aを論理的ハイ状態にして処理装置28へ供給する。負荷に供給された電流が第1の閾値500mA未満である場合、第1の検出信号Aは論理的ロー状態にある。また、この例示的実施形態によれば、負荷に供給された電流が第2の閾値700mAを超過する場合、コンパレータ24が第2の検出信号Bを論理的ハイ状態にして処理装置28へ供給する。負荷に供給された電流が第2の閾値700mA未満である場合、第2の検出信号Bは論理的ロー状態にある。
処理装置28は、それぞれコンパレータ26および24から供給された第1および第2の検出信号AおよびBに応答して、負荷に供給された電流を制御するように動作する。ここに記述された例示的実施形態によれば、レギュレータ20を通して負荷へ流れる電流が500mA未満である場合、電源システム100は正常動作モードにある。しかしながら、レギュレータ20を通して負荷へ流れる電流が第1の試験期間(例えば1秒など)の間500mAに達するか、または超過する場合、処理装置28がコンパレータ26からの論理的ハイ状態にある第1の検出信号Aに応答してこの状態を検出し、そして制御信号Cを供給し、第1の不作動期間(例えば1秒など)の間レギュレータ20を不作動状態にする(すなわちオフにする)。さらに、レギュレータ20を通して負荷へ流れる電流が第2の試験期間(例えば35ミリ秒など)の間700mAを超過する場合、処理装置28はコンパレータ24からの論理的ハイ状態にある第2の検出信号Bに応答してこの状態を検出し、そして制御信号Cを供給し、第2の不作動期間(例えば1.25秒など)の間レギュレータ20を不作動状態にする。この様にレギュレータ20を不作動状態にすることにより、本発明はレギュレータ20の要素への潜在的熱応力損傷を有利に減少させる。本発明の原理による設計選択の問題として、ここに参照された特定の電流閾値、試験期間、および不作動期間は単に例示的なものであること、および他の電流閾値、試験期間、および不作動期間もまた、採用されうることに留意するべきである。
図3を参照すると、本発明の例示的一実施形態によるタイミングチャートを表す図が示される。特に、図3のタイミングチャートは、処理装置28上で記述された動作を例証する。時点1において、負荷への電流は500mA未満であり、そして電源システム100は正常動作モードにある。時点2において、負荷への電流は500mAを超過し、コンパレータ26が第1の検出信号Aを論理的ハイ状態にして出力する。処理装置28は、論理的ハイ状態にある第1の検出信号Aに応答して、第1の試験期間(例えば1秒など)を測定するために使用される第1の内部タイマT1を始動する。第1の内部タイマT1が時点3まで経過すると、処理装置28は制御信号Cを出力し、第1の不作動期間(例えば1秒など)の間、負荷への電流が再度作動状態とされる時点4において終了するまで、レギュレータ20を不作動状態にする(すなわちオフにする)。次に時点5において、負荷への電流は700mAを超過し、コンパレータ24が第2の検出信号Bを論理的ハイ状態にして出力する。処理装置28は、論理的ハイ状態にある第2の検出信号Bに応答して、第2の試験期間(例えば35ミリ秒など)を測定するために使用される第2の内部タイマT2を始動する。第2の内部タイマT2が時点6まで経過すると、処理装置28は制御信号Cを出力し、第2の不作動期間(例えば1.25秒など)の間、負荷への電流が再度作動状態とされる時点7において終了するまで、レギュレータ20を不作動状態にする。
図4を参照すると、本発明の例示的一実施形態による電源を保護するためのステップを例証するフローチャート400が示される。例証および説明の目的のために、図4のステップは、図1の電源システム100および図2に示された電流制御回路30に関して記述される。図4のステップは単に例示的なものであり、かついかなる方法によっても本発明を限定することを意図するものではない。
ステップ405において、電源システム100は正常動作モードにある。ステップ410において、電流試験が実行され、負荷(例えばLNB)に供給された電流の大きさを測定する。例示的一実施形態によれば、電流制御回路30は、負荷(例えばLNB)に供給された電流の大きさに対応する大きさを有する電圧を生成する。本例示的実施形態によれば、電流制御回路30の電圧源V2、抵抗R6〜R9、トランジスタQ3、および演算増幅器22が、負荷に供給された電流の大きさに対応する大きさを有する電圧を生成する電流から電圧への変換器として動作する。コンパレータ24および26は、この電流から電圧への変換器から供給された出力電圧を受信し、そして負荷に供給された電流(電流から電圧への変換器の出力電圧に対応する)が、ある予め定められた閾値に達したかを検出する。例示的一実施形態によれば、コンパレータ26は、負荷に供給された電流が第1の閾値500mAに等しいかまたはこれを超過する場合に、第1の検出信号Aを論理的ハイ状態にして処理装置28へ供給し、そしてコンパレータ24は、負荷に供給された電流が第2の閾値700mAを超過する場合に、第2の検出信号Bを論理的ハイ状態にして処理装置28へ供給する。このように処理装置28は、第1および第2の検出信号AおよびBの論理的状態に基づき、負荷に供給された電流の大きさを決定する。
ステップ410の電流試験が、電流が500mA未満であることを示す場合、処理フローはステップ415に進み、処理装置28が第1および第2の内部タイマT1およびT2を予め定められた初期値(例えば0)にリセットする。以前に上で表されたように、これらの第1および第2の内部タイマT1およびT2は、それぞれ第1および第2の試験期間を測定する。処理フローは、ステップ415から正常動作モードにあるステップ405に戻る。
ステップ410の電流試験が、電流が500mA以上であるが、700mA以下であることを示す場合、処理フローはステップ420に進み、処理装置28が第1のタイマT1をインクリメントする。処理フローはステップ420からステップ425に進み、処理装置28が、第1のタイマT1が満了したか否かを判定する。例示的一実施形態によれば、例示的な第1の試験期間に対応する1秒に達したときに、第1のタイマT1は満了する。ステップ425において、第1のタイマT1が満了していない場合、処理フローはステップ410に戻り、電流試験が再び実行される。
ステップ410の電流試験が、電流が700mAより大きいことを示す場合、処理フローはステップ430に進み、処理装置28が第2のタイマT2をインクリメントする。処理フローは、ステップ430からステップ435に進み、処理装置28が、第2のタイマT2が満了したか否かを判定する。例示的一実施形態によれば、例示的な第2の試験期間に対応する35ミリ秒に達したときに、第2のタイマT2は満了する。ステップ435において、第2のタイマT2が満了していない場合、処理フローはステップ410に戻り、電流試験が再び実行される。
処理装置28が、ステップ425において、第1のタイマT1が満了している、またはステップ435において、第2のタイマT2が満了していると判定した場合、処理フローはステップ440に進み、処理装置28が負荷への電流を不作動状態にする。例示的一実施形態によれば、処理装置28は、制御信号Cを出力することにより、負荷への電流を不作動状態にする(図2および図3参照)。処理フローはステップ440からステップ445へ進み、処理装置28が適切な不作動期間の間待機する。例示的一実施形態によれば、処理装置28は、ステップ425において第1のタイマT1が満了した場合、第1の不作動期間(例えば1秒など)の間待機し、そしてステップ435において第2のタイマT2が満了した場合、第2の不作動期間(例えば1.25秒など)の間待機する。ステップ445において処理装置28が適切な不作動期間の間待機した後に、処理フローはステップ450に進み、処理装置28が制御信号Cの論理状態をシフトさせることにより負荷への電流を再度作動状態にする(図3を参照)。処理フローはステップ450からステップ415に戻り、処理装置28が第1および第2の内部タイマT1およびT2を予め定められた初期値(例えば0)にリセットする。
ここに記述されたように、本発明は、電流過負荷状態の間、熱応力を減少させる能力のある二水準で電流を制限する電源システムを提供する。本発明の好適な実施形態がここに特定の電流閾値、試験期間、および不作動期間に関して記述されて来たが、これらは単に例示的なものであり、かついかなる方法においても本発明を限定することを意図するものではないことに再度注意すべきである。当業者は、設計選択に従い、他の電流閾値、試験期間、および不作動期間をもまた採用することができることを認識するであろう。本発明は、電源システムを採用する様々なタイプの応用に適用することができる。本発明が好適な設計を有するとして記述されてきたが、本発明は本開示の精神および範囲の中でさらに修正されることが可能である。したがって、この出願は本発明のその一般的原理を使用した、如何なる変形、使用法、または翻案をも範囲とすることを意図するものである。さらにこの出願は、本発明が関係している、そして付加された請求範囲の限定内に入る、技術分野において既知な、または慣行的実施に含まれるような、本開示からの逸脱を範囲とすることを意図するものである。
本発明の例示的一実施形態による電源システムの図である。 本発明の例示的一実施形態による、図1の電流制御回路のさらなる詳細を示す図である。 本発明の例示的一実施形態による、タイミングチャートを表す図である。 本発明の例示的一実施形態による、電源を保護するためのステップを例証するフロー図である。

Claims (18)

  1. 電源を保護するための装置(30)であって、
    負荷に供給される電流を測定するための第1の手段(R6〜R9、22、V2、Q3)と、
    第1の試験期間の間前記電流が第1の閾値を超過する場合、前記負荷への前記電流を第1の不作動期間の間不作動状態にするため、および第2の試験期間の間前記電流が第2の閾値を超過する場合、前記負荷への前記電流を第2の不作動期間の間不作動状態にするための第2の手段(28)と
    を備えることを特徴とする装置(30)。
  2. 前記第1の閾値は、前記第2の閾値より小さいことと、
    前記第1の不作動期間は、前記第2の不作動期間より短いことと、
    前記第1の試験期間は、前記第2の試験期間より長いことと
    を特徴とする請求項1に記載の装置(30)。
  3. 前記負荷が、衛星電波受信機の低雑音ブロックを備えることを特徴とする請求項1に記載の装置(30)。
  4. 前記電流が前記第1の閾値を超過する場合、第1の検出信号(A)を前記第2の手段(28)に供給するための第3の手段(26)と、
    前記電流が前記第2の閾値を超過する場合、第2の検出信号(B)を前記第2の手段(28)に供給するための第4の手段(24)と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の装置(30)。
  5. 前記第1の手段(R6〜R9、22、V2、Q3)が、前記電流に対応する電圧を生成することを特徴とする請求項1に記載の装置(30)。
  6. 前記第1および第2の不作動期間の1つの間前記電流が不作動状態にされた後に、前記第2の手段(28)が、前記負荷への前記電流を作動状態にすることを特徴とする請求項1に記載の装置(30)。
  7. 電源を保護するための方法(400)であって、
    負荷に供給された電流を測定するステップ(410)と、
    第1の試験期間の間前記電流が第1の閾値を超過する場合、前記負荷への前記電流を第1の不作動期間の間不作動状態にするステップ(420、425、440、445)と、
    第2の試験期間の間前記電流が第2の閾値を超過する場合、前記負荷への前記電流を第2の不作動期間の間不作動状態にするステップ(430、435、440、445)と
    を備えることを特徴とする方法(400)。
  8. 前記第1の閾値は、前記第2の閾値より小さいことと、
    前記第1の不作動期間は、前記第2の不作動期間より短いことと、
    前記第1の試験期間は、前記第2の試験期間より長いことと
    を特徴とする請求項7に記載の方法(400)。
  9. 前記負荷が、衛星電波受信機の低雑音ブロックを備えることを特徴とする請求項7に記載の方法(400)。
  10. 前記電流が前記第1の閾値を超過する場合、第1の検出信号(A)を生成するステップと、
    前記電流が前記第2の閾値を超過する場合、第2の検出信号(B)を生成するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の方法(400)。
  11. 前記測定するステップ(410)が、前記電流に対応する電圧を生成することを含むことを特徴とする請求項7に記載の方法(400)。
  12. 前記第1および第2の不作動期間の1つの間前記電流が不作動状態にされた後に、前記負荷への前記電流を作動状態にするステップ(450)をさらに備えることを特徴とする請求項7に記載の方法(400)。
  13. 負荷に供給された電流を測定するための測定デバイス(R6〜R9、22、V2、Q3)と、
    第1の試験期間の間前記電流が第1の閾値を超過する場合、前記負荷への前記電流を第1の不作動期間の間不作動状態にするため、および第2の試験期間の間前記電流が第2の閾値を超過する場合、前記負荷への前記電流を第2の不作動期間の間不作動状態にするための処理装置(28)と
    を備えることを特徴とする電源保護装置(30)。
  14. 前記第1の閾値は、前記第2の閾値より小さいことと、
    前記第1の不作動期間は、前記第2の不作動期間より短いことと、
    前記第1の試験期間は、前記第2の試験期間より長いことと
    を特徴とする請求項13の電源保護装置(30)。
  15. 前記負荷が、衛星電波受信機の低雑音ブロックを備えることを特徴とする請求項13の電源保護装置(30)。
  16. 前記電流が前記第1の閾値を超過する場合、第1の検出信号(A)を前記処理装置(28)に供給するために、第1の比較器(26)が前記測定デバイス(R6〜R9、22、V2、Q3)に接続されることと、
    前記電流が前記第2の閾値を超過する場合、第2の検出信号(B)を前記処理装置(28)に供給するために、第2の比較器(24)が前記測定デバイス(R6〜R9、22、V2、Q3)に接続されることと
    をさらに備えることを特徴とする請求項13の電源保護装置(30)。
  17. 前記測定デバイス(R6〜R9、22、V2、Q3)が、前記電流に対応する電圧を生成することを特徴とする請求項13の電源保護装置(30)。
  18. 前記第1および第2の不作動期間の1つの間前記電流が不作動状態にされた後に、前記処理装置(28)が、前記負荷への前記電流を作動状態にすることを特徴とする請求項13の電源保護装置(30)。
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