JP2016050421A - 車両用ドア装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ドアハンドルの外面と車両用ドアの意匠面とが面一又は略面一であってもドアハンドルのハンドル操作によってクローザ作動を停止する。
【解決手段】クローザ作動中は乗員がドアハンドル20を把持可能なポップアップ状態とすることで、ドアハンドル20をドアハンドル操作状態にするドアハンドル操作によってクローザ作動を停止することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、車両用ドア装置に関する。
特許文献1には、通常状態(走行中、駐車中など)では、ドアハンドルが車両用ドア内に格納され、ドアハンドルの車室外側面と車両用ドアの車室外側面(意匠面)とを面一とすることで(同一面内に位置させることで)、車両用ドアの意匠性が向上される共に走行時の空気抵抗が低減されるドアハンドル装置に関する技術が開示されている。この先行技術では、ドアハンドルは車両用ドア内に格納された状態ではユーザが把持不能であるが、車両用ドアを開ける際には車室外方へ突出しユーザが把持可能な状態になる(特許文献1参照)。
特許文献2には、車両ドアを電気的駆動源の動力によりハーフラッチ位置からフルラッチ位置に移動させるクローザ機構を備えた車両用ドアラッチシステムに関する技術が開示されている。この先行技術では、クローザ機構のクローザ作動を、車両用ドアのドアハンドル操作により中断可能としている(特許文献2参照)。
ここで、ドアハンドルの外面と車両用ドアの意匠面とが面一又は略面一の状態でクローザ作動が開始されると、ドアハンドル操作によってクローザ作動を停止することが出来ない。よって、例えば、ドアハンドル以外の操作部材を別途設けてクローザ作動を停止する必要がある。
したがって、この点において改善の余地があった。
特開2014−095251公報号公報 特開2012−241346公報号公報
本発明は、上記事実を考慮し、ドアハンドルの外面と車両用ドアの意匠面とが面一又は略面一であってもドアハンドル操作によってクローザ作動を停止することができる車両用ドア装置を提供することが目的である。
請求項1の車両用ドア装置は、車両用ドアに設けられ、ドアハンドルが前記ドアハンドルの外面と前記車両用ドアの意匠面とが面一又は略面一となりドアハンドル操作を行うことができない第一状態と、前記ドアハンドルのドアハンドル操作を行うことが可能な第二状態と、になること可能なドアハンドル装置と、前記ドアハンドルのドアハンドル操作を検知するドアハンドル操作検知手段と、前記車両用ドアのハーフラッチ状態を検知するハーフラッチ検知手段と、前記車両用ドアがハーフラッチ状態からフルラッチ状態となるようにクローザ作動を行うクローザ装置と、前記ハーフラッチ検知手段がハーフラッチを検知すると、前記第二状態にするように前記ドアハンドル装置に指示すると共に、前記クローザ作動を開始するように前記クローザ装置に指示する指示手段と、前記クローザ作動中に前記ドアハンドル操作検知手段がドアハンドル操作を検知すると、前記クローザ作動を停止する停止手段と、を備えている。
請求項1に記載の車両用ドア装置では、ハーフラッチ検知手段が車両用ドアのハーフラッチ状態を検知すると、指示手段は、ドアハンドル装置を制御しドアハンドル操作を行うことが可能な第二状態とすると共に、クローザ装置を制御しクローザ作動を開始する。そして、停止手段は、クローザ作動中にドアハンドル操作検知手段がドアハンドル操作を検知すると、クローザ作動を停止する。
このように、通常(クローザ作動前)はドアハンドルの外面と車両用ドアの意匠面とが面一又は略面一となったドアハンドル操作を行うことができない第一状態であっても、クローザ作動中はドアハンドル操作を行うことが可能な第二状態とすることで、ドアハンドル操作によってクローザ作動を停止することができる。
請求項2の車両用ドア装置は、請求項1の構成において、前記第二状態は、前記ドアハンドルが可動し前記車両用ドアの前記意匠面から突出した突出状態である。
請求項2に記載の車両用ドア装置では、ドアハンドルを可動し車両用ドアの意匠面から突出した突出状態とすることで、クローザ作動中にドアハンドル操作を行うことが可能となる。
請求項3の車両用ドア装置は、請求項1又は請求項2の構成において、前記ドアハンドル装置には、前記意匠面と面一又は略面一となった閉鎖状態と、前記ドアハンドルを操作する操作スペースが形成される開放状態と、になることが可能なカバー部材が前記車両用ドアに前記ドアハンドルに隣接して設けられ、前記第二状態は、操作スペースが形成された前記開放状態である。
請求項3に記載の車両用ドア装置では、カバー部材を操作スペースが形成される開放状態とすることで、クローザ作動中にドアハンドル操作を行うことが可能となる。
請求項4の車両用ドア装置は、請求項1〜請求項3のいずれか1項の構成において、前記ドアハンドル操作は、前記ドアハンドルを回転させる操作であり、前記ドアハンドル操作検知手段は前記ドアハンドルの回転を検知する。
請求項4に記載の車両用ドア装置では、ドアハンドルを回転させることで、クローザ作動が停止する。
請求項5の車両用ドア装置は、請求項1〜請求項3のいずれか1項の構成において、前記ドアハンドル操作は、前記ドアハンドルを把持する操作であり、前記ドアハンドル操作検知手段は前記ドアハンドルの把持を検知する。
請求項5に記載の車両用ドア装置では、ドアハンドルを把持することで、クローザ作動が停止する。
請求項1に記載の発明によれば、ドアハンドルの外面と車両用ドアの意匠面とが面一又は略面一であっても、クローザ作動中はドアハンドル操作が可能な第二状態とすることで、クローザ作動中にドアハンドル操作によってクローザ作動を停止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、クローザ作動中にドアハンドルを可動し車両用ドアの意匠面から突出した突出状態にすることで、ドアハンドル操作によってクローザ作動を停止することができる。
請求項3に記載の発明によれば、クローザ作動中にカバー部材を操作スペースが形成される開放状態とすることで、ドアハンドル操作によってクローザ作動を停止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ドアハンドルを回転させることで、クローザ作動を停止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、ドアハンドルを把持することで、クローザ作動を停止することができる。
本発明の第一実施形態に係る車両用ドア装置を備える車両の側面図である。 (A)は本発明の第一実施形態に係る車両用ドア装置を構成するドアハンドルがサイドドアに格納された格納状態を示す斜視図であり、(B)はドアハンドルがポップアップしたポップアップ状態を示す斜視図である。 (A)は本発明の第一実施形態に係る車両用ドア装置を示すブロック図である。 本発明の第一実施形態に係る車両用ドア装置のクローズ作動の制御の一例を示すフローチャートである。 本発明の第二実施形態に係る車両用ドア装置を備える車両の要部の拡大側面図である。 (A)は図5の6−6線に沿った水平断面図であり、(B)はドアハンドル装置のブロック図である。
<第一実施形態>
図1〜図4を用いて、本発明の第一実施形態に係る車両用ドア装置について説明する。なお、各図において示される矢印FR、矢印OUT、矢印UPは、車両前後方向前側、車両幅方向外側、車両上下方向上側をそれぞれ示している。
(全体構成)
図3に示すように、本発明の第一実施形態に係る車両用ドア装置50は、ドアハンドル装置30、ドアハンドル操作検知装置42、クローザシステム45、受信装置36、携帯器34、及び制御装置40、を有している。ドアハンドル装置30は、室外側のドアハンドル20と電動モータ等のアクチュエータを有するドアハンドル駆動装置32とを有している。クローザシステム45は、ドアラッチ検知装置44とクローザ装置46とを有している。
図1に示すように、車両10のサイドドア12には、サイドドア12の開閉の際に把持するドアハンドル20(図3も参照)が設けられている。
図1及び図2(A)に示すように、車両10が走行中や駐車中等のサイドドア12が開閉操作されてない状態では、ドアハンドル20は、サイドドア12内に格納されている格納状態(第一状態)となっている。そして、このドアハンドル20が格納された格納状態では、ドアハンドル20の外面20Aは、サイドドア12の意匠面(外面)12Aと面一又は略面一になっている。
なお、このドアハンドル20がサイドドア12内に格納され面一又は略面一となった格納状態では、乗員はドアハンドル20を把持してドアハンドル操作を行うことが出来ない。
しかし、図2(B)に示すように、ドアハンドル20は、車両前後方向後端部に設けられた回転軸周りに回転可能に支持され、ドアハンドル装置30のドアハンドル駆動装置32(図3参照)によって、回転するように構成されている。そして、制御装置40がドアハンドル駆動装置32(図3参照)を制御し、図2(B)に示すように、ドアハンドル20を外方へ突出するように回転させることで、ドアハンドル20は乗員がドアハンドル操作可能(把持可能)なポップアップ状態(第二状態)になる。
なお、本実施形態では、車外からサイドドア12を開閉する際には、図3に示す携帯器34に設けられたボタン(図示略)を乗員が押して信号(赤外線や電波)Sを発信する。そして、この信号Sを受信装置36が受信すると、制御装置40がドアハンドル駆動装置32を制御し、ドアハンドル20がポップアップ状態(第二状態)になるように構成されている。
また、図2(B)の想像線(二点破線)で示すように、ドアハンドル20は、乗員が把持して更に回転させることが可能となっている。そして、乗員がドアハンドル20をポップアップ状態から更に回転させた状態がドアハンドル操作状態であり、図3に示すドアハンドル操作検知装置42は、このドアハンドル20を更に回転させた状態をハンドル操作状態として検知するように構成されている。
なお、ドアハンドル20がポップアップ状態にある場合は、乗員が更に回転させたあと(図2(B)の想像線)手を離すと、ばね等の付勢手段によってポップアップ状態の位置(図2(B)の実線)に戻るように構成されている。
図3に示すクローザシステム45を構成するドアラッチ検知装置44は、サイドドア12が完全に閉まっていないハーフラッチ(所謂半ドア)の状態とサイドドア12が完全に閉まった全閉状態に保持されたフルラッチの状態とを検知する。また、クローザ装置46は、ハーフラッチ状態から完全に閉まったフルラッチ(全閉)状態にサイドドア12を閉めるクローズ作動を図示されていないモータ等で構成されたドア駆動機構によって行う。
(クローズ作動の制御)
つぎに、サイドドア12のハーフラッチからフルラッチへのクローズ作動の制御の一例について説明する。
図4のフローチャートに示すように、ステップ102では、制御装置40はドアラッチ検知装置44(図3を参照)がハーフラッチを検知した否かを判定する。ハーフラッチを検知しない否定判定(No)の場合は本制御を終了する。ハーフラッチを検知した肯定判定(Yes)の場合はステップ104に進む。
ステップ104では、制御装置40はドアハンドル駆動装置32を制御し、ドアハンドル20を外方へ突出するように回転軸回りに回転させ、乗員が把持可能なポップアップ状態(第二状態)とし(図2(B)を参照)、ステップ106に進む。ステップ106では、制御装置40はクローザ装置46を制御しクローズ作動を開始し、ステップ108に進む。
ステップ108では、制御装置40は、乗員がドアハンドル20を把持して回転させたドアハンドル操作状態(図2(B)の想像線を参照)をドアハンドル操作検知装置42が検知したか否かを判定する。すなわち、ドアハンドル操作が検知された否かを判定する。ドアハンドル操作が検知されない否定判定(No)であれば、ステップ110に進む。
ステップ110では、制御装置40は、ドアラッチ検知装置44(図3参照)がフルラッチになった否かを判定する。否定判定(No)であれば、クローズ作動を継続し、ステップ108に戻る。肯定判定(Yes)であれば、ステップ112に進む。
ステップ112では、制御装置40はクローザ装置46を制御しクローズ作動を終了しステップ114に進む。ステップ114では、制御装置40はドアハンドル駆動装置32を制御し、ドアハンドル20を格納状態(図1及び図2(A)を参照)とし、本制御を終了する。
一方、前述したステップ108で、ドアハンドル操作が検知された肯定判定(Yes)の場合は、ステップ120に進む。ステップ120では、制御装置40はクローザ装置46を制御しクローズ作動を停止し、本制御を終了する。
(作用及び効果)
本実施形態の作用及び効果について説明する。
図1及び図2(A)に示すように、車両10が走行中や駐車中等のサイドドア12が開閉操作されない状態では、ドアハンドル20はサイドドア12内に格納され、ドアハンドル20の外面20Aは、サイドドア12の意匠面(外面)12Aと面一又は略面一になっている。よって、サイドドア12の意匠性が向上されると共に、走行時の空気抵抗が低減される。
このようなドアハンドル20がサイドドア12内に格納され面一又は略面一となった格納状態では、乗員はドアハンドル20を把持してドアハンドル操作を行うことができない。
よって、本実施形態では、クローザ作動中は乗員がドアハンドル20を把持可能なポップアップ状態(図2(B)参照)が可能)とすることで、ドアハンドル操作(図2(B)の想像線を参照)によってクローザ作動を停止することができる。また、ドアハンドル20以外のクローザ作動を停止するための操作部材を別途設ける必要がない。
なお、クローザ作動を停止した後は、乗員がサイドドア12を手動で開閉する。そして、また、仮にハーフラッチが検知されれば、同様のクローズ作動を行う。
ここで、上述した図4のフローチャートの制御は一例であって、これに限定されるものではない。例えば、ステップ104(ドアハンドル20のポップアップ)とステップ106(クローザ作動開始)とは同時又は略同時に行われてもよい。
同様に、ステップ112(クローザ作動終了)とステップ114(ドアハンドル20の格納)とは同時又は略同時に行われてもよい。
要は、クローザ作動中のドアハンドル20は、乗員がドアハンドル操作可能(把持可能)なポップアップ状態となり、ドアハンドル操作によってクローザ作動が停止できればよい。
<第二実施形態>
図5及び図6を用いて、本発明の第二実施形態に係る車両用ドア装置について説明する。なお、各図において示される矢印FR、矢印OUT、矢印UPは、車両前後方向前側、車両幅方向外側、車両上下方向上側をそれぞれ示している。また、第一実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(全体構成)
図5及び図6に示すように、本発明の第二実施形態に係る車両用ドア装置250は、サイドドア212に設けられたドアハンドル装置230を有している。ドアハンドル装置230は、ドアハンドル220、把持検知スイッチ223(図6)、カバー部材225、及びカバー部材駆動装置232(図6(B))を有している。なお、ドアハンドル装置230以外のその他の主要な構成要素は、第一実施形態の図3に示す、ドアラッチ検知装置44、クローザシステム45、受信装置36、携帯器34、及び制御装置40と同様であるので、説明を省略する。
図5に示すように、車両210のサイドドア212には、サイドドア212の開閉の際に把持するドアハンドル220が設けられている。ドアハンドル220の車両前後方向前側にはカバー部材225が設けられている。
図6に示すように、ドアハンドル220には、把持検知スイッチ223が設けられている。また、カバー部材225は、前側端部に設けられた回転軸周りに回転可能に支持され、カバー部材駆動装置(図6(B))によって、回転するように構成されている。
図5及び図6(A)に示すように、車両210が走行中や駐車中等のサイドドア212が開閉操作されていない状態では、ドアハンドル220がサイドドア212内に格納され、カバー部材225が閉じられた閉鎖状態(第一状態)となっている。そして、このカバー部材225が閉じられた閉鎖状態では、ドアハンドル220の外面220A及びカバー部材225の外面225Aは、サイドドア212の意匠面(外面)212Aと面一又は略面一になっている。
なお、このドアハンドル220及びカバー部材225がサイドドア212の意匠面(外面)212Aと面一又は略面一となった状態では、乗員はドアハンドル220を把持してドアハンドル操作を行うことが出来ない。
しかし、第一実施形態と同様に携帯器34(図3参照)に設けられたボタン(図示略)を乗員が押して信号Sを発信し、受信装置36(図3参照)が受信すると、制御装置40(図3参照)がカバー部材駆動装置(図6(B)を参照)を制御しカバー部材225を想像線(二点破線)で示すように内側に回転させ、ドアハンドル220を乗員が把持可能な操作スペースが形成された開放状態(第二状態)になる。
そして、乗員がドアハンドル220を把持し、把持検知スイッチ223が把持を検知した状態が、ドアハンドル操作状態である。
(クローザ作動)
つぎに、サイドドア212のハーフラッチからフルラッチへのクローズ作動について説明する。
本実施形態の場合は、第一実施形態の図4に示すフローチャートのステップ104は、カバー部材225を内側に回転させ、ドアハンドル220を乗員が把持可能な操作スペースが形成された開放状態に置き換わる。また、ステップ114は、カバー部材225が閉じられた閉塞状態に置き換わる。
また、図4に示すフローチャートのステップ108のドアハンドル操作検知は、具体的には把持検知スイッチ223による把持検知の有無となる。
これら以外は、図4に示すフローチャートと同様であるので、詳しい説明は省略する。
(作用及び効果)
本実施形態の作用及び効果について説明する。
図5及び図6(A)に示すように、車両210が走行中や駐車中等のサイドドア212が開閉操作されない状態では、ドアハンドル220の外面220A及びカバー部材225の外面225Aは、サイドドア212の意匠面(外面)212Aと面一又は略面一になっている。よって、サイドドア212の意匠性が向上されると共に、走行時の空気抵抗が低減される。
このようなドアハンドル220の外面220A及びカバー部材225の外面225Aが、サイドドア212の意匠面(外面)212Aと面一又は略面一になった格納状態(第一状態)では、乗員はドアハンドル220を把持してドアハンドル操作を行うことができない。
よって本実施形態では、クローザ作動中はカバー部材225が内側に回転軸回りに回転しドアハンドル220を乗員が把持可能な操作スペースが形成された開放状態(図6の想像線を参照)とすることで、ドアハンドル操作(ドアハンドル220の把持)によってクローザ作動を停止することができる。また、ドアハンドル20以外のクローザ作動を停止するための操作部材を別途設ける必要がない。
なお、前述したように、図6(A)に示すカバー部材225を想像線(二点破線)で示すように内側に回転させることで、ドアハンドル220を乗員が把持可能な操作スペースが形成される。よって、ドアハンドル220を乗員が把持可能な状態であっても、サイドドア212の意匠面212Aとドアハンドル220の外面220Aとが面一又は略面一となっており(ドアハンドル220が意匠面212Aから突出しないので)、ドアハンドルが突出する場合と比較し、意匠性が向上する。
<その他>
尚、本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記第二実施形態では、カバー部材225を想像線(二点破線)で示す内側に回転軸回りに回転させることで、ドアハンドル220を乗員が把持可能な操作スペースが形成されたドアハンドル操作が可能な状態(開放状態、第二状態)になった(図6(A)参照)。しかし、更に、ドアハンドル駆動装置32(図3参照)を設け、ドアハンドル220が外方へ突出するように回転軸回りに回転させたポップアップ状態にしてもよい。つまり、カバー部材225の内側への回転とドアハンドル220のポップアップとの両方を行ってもよい。
また、例えば、第一実施形態では、乗員がドアハンドル20をポップアップ状態からドアハンドル20を操作し更に回転させた状態がドアハンドル操作状態(図2(B)参照)であったが、これに限定されない。第二実施形態のように把持検知スイッチ223を設け把持を検知した状態がドアハンドル操作状態としてもよい。
また、例えば、第二実施形態では把持検知スイッチ223を設け、把持を検知した状態がドアハンドル操作状態としたが、これに限定されない(図6参照)。例えば、第一実施形態のように乗員がドアハンドル220を回転させた状態がドアハンドル操作状態としてもよい。
また、ドアラッチ検知装置44でなく、例えば、ドアカーテシスイッチ等の他の検知手段でサイドドア12の半ドア及び全閉を検知してもよい。
また、例えば、上記実施形態では車両側部のサイドドアに本発明を適用したが、これに限定されない。例えば、車両後端部のバックドアにも本発明をすることができる。
また、上記複数の実施形態は適宜組み合わせて実施可能である。更に本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
12 サイドドア(車両用ドア)
12A 意匠面
20 ドアハンドル
20A 外面
30 ドアハンドル装置
42 ドアハンドル検知装置(ドアハンドル操作検知手段)
44 ドアラッチ検知装置(ハーフラッチ検知手段)
46 クローザ装置
40 制御装置(指示手段、停止手段)
50 車両用ドア装置
212 サイドドア(車両用ドア)
212A 意匠面
220 ドアハンドル
220A 外面
223 把持検知スイッチ(ドアハンドル操作検知手段)
225 カバー部材
225A 外面
230 ドアハンドル装置
250 車両用ドア装置

Claims (5)

  1. 車両用ドアに設けられ、ドアハンドルが前記ドアハンドルの外面と前記車両用ドアの意匠面とが面一又は略面一となりドアハンドル操作を行うことができない第一状態と、前記ドアハンドルのドアハンドル操作を行うことが可能な第二状態と、になることが可能なドアハンドル装置と、
    前記ドアハンドルのドアハンドル操作を検知するドアハンドル操作検知手段と、
    前記車両用ドアのハーフラッチ状態を検知するハーフラッチ検知手段と、
    前記車両用ドアがハーフラッチ状態からフルラッチ状態となるようにクローザ作動を行うクローザ装置と、
    前記ハーフラッチ検知手段がハーフラッチを検知すると、前記第二状態にするように前記ドアハンドル装置に指示すると共に、前記クローザ作動を開始するように前記クローザ装置に指示する指示手段と、
    前記クローザ作動中に前記ドアハンドル操作検知手段がドアハンドル操作を検知すると、前記クローザ作動を停止する停止手段と、
    を備える車両用ドア装置。
  2. 前記第二状態は、前記ドアハンドルが可動し前記車両用ドアの前記意匠面から突出した突出状態である請求項1に記載の車両用ドア装置。
  3. 前記ドアハンドル装置には、前記意匠面と面一又は略面一となった閉鎖状態と、前記ドアハンドルを操作する操作スペースが形成される開放状態と、になることが可能なカバー部材が、前記ドアハンドルに隣接して設けられ、
    前記第二状態は、操作スペースが形成された前記開放状態である請求項1又請求項2に記載の車両用ドア装置。
  4. 前記ドアハンドル操作は、前記ドアハンドルを回転させる操作であり、
    前記ドアハンドル操作検知手段は前記ドアハンドルの回転を検知する、
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用ドア装置。
  5. 前記ドアハンドル操作は、前記ドアハンドルを把持する操作であり、
    前記ドアハンドル操作検知手段は前記ドアハンドルの把持を検知する、
    請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用ドア装置。

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