JP2016049862A - インバータの車載構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】本明細書は、車両衝突時にインバータがその後方のデバイスと強く衝突することを回避する技術を提供する。
【解決手段】本明細書が開示する車載構造は、電動車両の走行用モータに電力を供給するインバータ2のフロントコンパートメント53内での車載構造である。この車載構造では、車両に対するインバータ2の車両前方から見たときの右側と左側の固定部位のうち、いずれか一方側の固定強度が他方側の固定強度よりも高くなっており、インバータの後方の一方側に、他方側に配置されるデバイスよりも剛性が高い別のデバイスが配置されている。
【選択図】図2
【解決手段】本明細書が開示する車載構造は、電動車両の走行用モータに電力を供給するインバータ2のフロントコンパートメント53内での車載構造である。この車載構造では、車両に対するインバータ2の車両前方から見たときの右側と左側の固定部位のうち、いずれか一方側の固定強度が他方側の固定強度よりも高くなっており、インバータの後方の一方側に、他方側に配置されるデバイスよりも剛性が高い別のデバイスが配置されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、電動車両におけるインバータの車載構造に関する。本明細書における「電動車両」には、走行用にモータを備えるがエンジンは備えない電気自動車のほか、モータとエンジンの双方を備えるハイブリッド車を含む。燃料電池車も「電動車両」に含まれる。
走行用のモータに電力を供給するインバータは、車両のフロントコンパートメントに搭載されることが多い。一方、フロントコンパートメントは、車両が障害物と衝突したときにその空間が押し潰されて、内部のデバイス同士がぶつかりダメージを受ける虞がある。インバータは、高電圧のバッテリに接続されており、内部に高電圧の部品を有するため、衝突時の衝撃から保護されることが望ましい。
一方、エンジンコンパートメントには空間的な余裕が少なく、様々なデバイスを密に搭載する必要がある。搭載上の制約から、インバータの後方に剛性が高いデバイスを配置しなければならない場合も起こり得る。剛性が高いデバイスとは、例えば、ブレーキリザーブタンクや冷却器のリザーブタンクなどである。
車両衝突時に車両から離脱したインバータがその後方に位置するデバイスとぶつかることを避ける技術が、例えば特許文献1、2に開示されている。特許文献1の技術は、車両衝突時に車両から離脱したインバータを、フロントコンパートメントにおける固定位置からフロントコンパートメントと車室との間の隔壁に向けてガイドするガイド機構を備える。そのガイド機構は、インバータ後方に位置する他のデバイスを避けるようにインバータを隔壁へとガイドする。また、特許文献2には、衝突時に離脱したインバータを後上方へ案内するガイドを備える。その技術は次の通りである。インバータはフロントコンパートメント内にてトレイを介して車両に固定される。トレイの後方は上方に傾斜している。衝突時、トレイの傾斜面の裏側がインバータ後方のデバイスに当接し、車両から離脱したインバータはトレイ上面をすべるように、後方のデバイスの上方へと移動する。こうして、インバータがその後方に位置するデバイスと強く衝突することが避けられる。
本明細書は、特許文献1の技術におけるガイドや特許文献2の技術におけるトレイ(後方が傾斜したトレイ)など相応の空間を占有する部品を使うことなく、車両衝突時にインバータがその後方のデバイスと強く衝突することを回避する技術を提供する。
本明細書が開示するインバータの車載構造では、車両に対するインバータの右側と左側の固定部位のうち、いずれか一方側の固定強度を他方側の固定強度よりも高くする。そして、インバータの後方の一方側(固定強度が高い側)に、他方側(固定強度が低い側)に配置されるデバイスよりも剛性が高い別のデバイスを配置する。ここで、「剛性が高い別のデバイス」とは、他方側に配置されるデバイスと比較して、インバータと強く衝突することを避けるべきデバイスを意味する。以下、説明の便宜上、「剛性が高い別のデバイス」を、「高剛性デバイス」と称し、インバータ後方の他方側に配置されるデバイスを「低剛性デバイス」と称する。なお、「後方」とは、車両の後方を意味し、それに対して「前方」とは、車両の前方を意味する。また、「右側、左側」とは、車両前方若しくは後方から見たときの右側、左側を意味する。
上記の車載構造によれば、衝突時に以下に示すようにインバータが移動することが期待できる。衝突時、インバータの左右の固定部位のうち、低剛性デバイスが位置する側(他方側)の固定部位が、高剛性デバイスが位置する側(一方側)の固定部位より先に離脱する。他方側の固定部位が先に離脱することにより、インバータは回転する。そうすると、車両を上方から見たときに、インバータの後面が、車両左右方向に伸びる直線に対して傾斜する。左右両方の固定部位が離脱したインバータは、上方から見てインバータ後面が傾斜したまま高剛性デバイスと衝突する。インバータはさらに後方に移動しようとするが、このときインバータは、傾斜したインバータ後面により高剛性デバイスを滑るように移動する。その結果、インバータは高剛性デバイスの脇を通り、他方側(低剛性デバイスが位置する側)へ向かって移動する。こうして、インバータが高剛性デバイスと強く衝突することが避けられる。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
図面を参照して第1実施例のインバータの車載構造を説明する。第1実施例のインバータ2の車載構造50は、ハイブリッド車100に搭載されている。インバータ2は、フロントコンパートメント53内に配置されている。図1は、ハイブリッド車100のフロントコンパートメント53内のデバイスのレイアウトを示す模式的な斜視図である。また、フロントコンパートメント53内のデバイスのレイアウトを示す図として、図2にフロントコンパートメント53を上から見た模式的な平面図を示し、図3に図2のIII−III線における断面図を示す。なお、図3において車体の断面が省略されていることに留意されたい。また、図中にはXYZ座標系が示されており、本明細書中では適宜この座標系を利用して構成を説明する。「X軸」が車両の前後方向を示し、「Y軸」が車両の幅(左右)方向を示し、「Z軸」が車両の上下方向を示す。
第1実施例のハイブリッド車100は、具体的には、走行用にエンジンとモータを備える。フロントコンパートメント53には、エンジン51、トランスアクスル52、インバータ2、冷媒リザーブタンク3、ブレーキリザーブタンク4等が収容されている。トランスアクスル52は、走行用のモータ(不図示)とともにギア群(不図示)を内蔵した動力伝達機構であり、トランスミッションと称される場合もある。ギア群には、例えば、動力分配用のプラネタリギア等が含まれる。また、フロントコンパートメント53内には、車両の前後方向(X軸方向)に伸びる2本のサイドフレーム6a、6bが配置されている。サイドフレーム6a、6bは車体の強度を担保する部材である。右側(Y軸正側)のサイドフレームには符号6aを付し、左側(Y軸負側)のサイドフレームには符号6bを付す。以下では、「右側」は、車両前方から見たときの右側を意味し、「左側」は、車両前方から見たときの左側を意味する。なお、フロントコンパートメント53内には、エンジン51等以外にも、ラジエータ等が配置されているが、図示が省略されていることに留意されたい。
インバータ2は、車載バッテリ(不図示)の電力をトランスアクスル52に内蔵されているモータに適した電力に変換し、モータに電力を供給する電力変換器である。インバータ2の外形は、細かい凹凸を無視すると、直方体である。インバータ2は、車両上方から見たときにその長手方向が車両の左右方向(Y軸方向)と平行になるように配置されている。図3に示すように、サイドフレーム6aの上面には、トレイ5が固定されており、インバータ2はその左右の側面に接続される2個のブラケット21、31(後述)を介してトレイ5の上面に固定されている。トレイ5はサイドフレーム6aに右側片持ちの状態で固定されている。トレイ5の下面には、トレイ5の下方に伸びるサポータ5aが設けられている。サポータ5aの下面は、サイドフレーム6aの下面に固定されたサブトレイ6cの上面に当接している。インバータ2の重みは、サポータ5aによりトレイ5だけでなくサブトレイ6cにも分配して支持される。
エンジン51及びトランスアクスル52は、図2に示すようにインバータ2よりも後方(X軸負方向)に配置されている。エンジン51とトランスアクスル52は車両の左右方向に並んで配置されている。エンジン51がサイドフレーム6bの側に位置し、トランスアクスル52がサイドフレーム6aの側に位置している。図3に示すように、エンジン51及びトランスアクスル52はインバータ2よりも低い位置に配置されており、特に、トランスアクスル52の上面はインバータ2の下面よりも低くなっている。なお、エンジン51やトランスアクスル52は、エンジンマウント(不図示)を介してサイドフレーム6a、6bに固定されている。
冷媒リザーブタンク3は、インバータ2を冷却するための冷媒を溜めておくためのタンクである。冷媒リザーブタンク3とインバータ2は不図示の冷媒管により接続されている。ブレーキリザーブタンク4は、ブレーキの作動油を溜めておくためのタンクである。冷媒リザーブタンク3及びブレーキリザーブタンク4は、金属製である。図2に示すように、冷媒リザーブタンク3とブレーキリザーブタンク4は前後方向(X軸方向)に並んで配置されている。そして、冷媒リザーブタンク3は、インバータ2の後方に配置されており、ブレーキリザーブタンク4は、冷媒リザーブタンク3の後方に配置されている。図3に示すように、冷媒リザーブタンク3は、車両前方(X軸正方向)から見たときに、インバータ2と重なるように配置されており、インバータ2の右側(ブラケット31が位置する側)に片寄って配置されている。
インバータ2の後方(X軸負側)やや左寄りに空間Sが存在し、この空間Sには、フロントコンパートメント53内に配置される各デバイスに接続されるワイヤーハーネスが配置される。空間Sには、例えば、インバータ2へ信号を送るためのワイヤーハーネス7が配置される。ワイヤーハーネス7の一端はインバータ2の上面に備えられるコネクタ8に接続され、他端は不図示のコントローラに接続される。なお、空間Sは、冷媒リザーブタンク3及びブレーキリザーブタンク4の左側(Y軸負側)であり、また、エンジン51の右上側(YZ軸正側)である。空間Sは、トランスアクスル52の上方(Z軸正側)でもある。空間Sは、車両が衝突した際に、インバータ2がトレイ5から離脱し移動してくる空間となる。衝突した際にインバータ2が移動する様子については後述する。空間Sの容積は、インバータ2が収容できる程度に広い。具体的には、空間Sの左右方向(Y軸方向)の幅は、インバータ2の前後方向(X軸方向)の幅よりも大きくなっている。
フロントコンパートメント53では、車両が前方の障害物と衝突したときにその空間が押し潰される。その際、内部のデバイス同士がぶつかり、デバイスがダメージを受ける虞がある。フロントコンパートメント53内に搭載されているインバータ2は、高電圧の車載バッテリ(不図示)に接続されており、インバータ2に内蔵される部品は高電圧となる。そのため、車両が衝突した際、インバータ2は衝突時の衝撃から保護されることが望ましい。インバータ2を衝突時の衝撃から保護するために、剛性の高いデバイスとの衝突を避ける工夫が求められる。剛性の高いデバイスとは、本実施例の場合、インバータ2の後方やや右側に位置する冷媒リザーブタンク3である。第1実施例のインバータの車載構造50は、インバータ2の固定部位の固定強度を左右で異ならせることにより、車両が衝突した際にインバータ2を、その後方に位置する剛性の高い冷媒リザーブタンク3を避けるように離脱させる。以下、その構造を説明する。
図4、図5を参照してインバータの車載構造50について説明する。図4は、図1と同じ方向から見たインバータの車載構造50の斜視図である。図5は、インバータの車載構造50の車両上方から見た平面図である。なお、本明細書で説明するインバータの車載構造は、インバータの固定構造だけでなく、インバータの後方に位置するデバイスのレイアウトも含まれる。図4では、インバータ2の後方に位置するデバイス(冷媒リザーブタンク3等)の図示が省略されていることに留意されたい。また、図5では、説明の便宜のため、ブラケット21、31をトレイ5に固定するボルト及びワッシャの図示が省略されていることに留意されたい。
インバータ2は、インバータ2の車両左右方向(Y軸方向)の両側面に接続されているブラケット21、31によりトレイ5に固定されている。ブラケット21はインバータ2の左側(Y軸負側)に配置されており、ブラケット31はインバータ2の右側(Y軸正側)に配置されている。ブラケット21は、インバータ2の左側(Y軸負側)の側面(以下、左側面)と平行なフランジ22と、トレイ5の上面と平行な2つの固定板23、24を有している。ブラケット21は車両前後方向に長い部品である。ブラケット21は車両前後方向(X軸方向)から見たとき、フランジ22と固定板23、24によりL字形状となる。フランジ22は、2本のボルト9とワッシャによりインバータ2の左側面に固定されている。フランジ22とボルト9の間並びにインバータ2の左側面とボルト9の間には、防振用のブッシュが取り付けられていてもよい。また、固定板23は、車両上方から見たときに、車両前側(X軸正側)にインバータ2の前面から張り出しており、その張り出した部位にU字形状の切欠き23aが設けられている。切欠き23aは、車両前側に開口している。固定板24は、車両上方から見たときに、車両後側(X軸負側)にインバータ2の後面から張り出しており、その張り出した部位にU字形状の切欠き24aが設けられている。固定板23と固定板24の間には車両前後方向に隙間が設けられている。固定板24の切欠き24aはその隙間の側(車両前側)に開口している。切欠き24aも、車両前側に開口している。切欠き23aと切欠き24aは同一の形状をしている。図4に示すように、固定板23は、切欠き23aにボルト25を通し、トレイ5に締結される。なお、ボルトヘッドと固定板24の間にワッシャ26が嵌挿される。固定板24も、切欠き24aにボルト(不図示)を通し、トレイ5に固定される。固定板24とボルトヘッドの間にもワッシャが入れられる。
ブラケット31は、インバータ2の右側(Y軸正側)の側面(以下、右側面)と平行なフランジ32と、トレイ5の上面と平行な2つの固定板33、34を有している。ブラケット31は車両前後方向に長い部品となる。また、ブラケット31は、車両前後方向(X軸方向)から見たとき、ブラケット21と同様にL字形状となる。フランジ32は、2本のボルト9とワッシャによりインバータ2の右側面に固定されている。フランジ32とボルト9の間並びにインバータ2の右側面とボルト9の間にも、防振用のブッシュが取り付けられていてもよい。また、固定板33は、車両上方から見たときに、車両前側(X軸正側)にインバータ2の前面から張り出しており、その張り出した部位に貫通孔33aが設けられている。貫通孔33aの車両前側(X軸正側)には、貫通孔33aの側面から固定板33の車両前側の縁まで伸びる溝33bが設けられている。図6は、図5のVI−VI線における断面図である。図6に示すように、溝33bは、固定板33の上面と下面に設けられており、2つの溝33bは車両左右方向(Y軸方向)の同位置に配置されている。溝33bの断面は半円形状である。固定板34は、車両上方から見たときに、車両後側(X軸負側)にインバータ2の後面から張り出しており、その張り出した部位に固定板33と同様の貫通孔34a及び溝34bが設けられている。貫通孔34aの径は貫通孔33aと同一であり、溝34bの形状、大きさも溝33bと同一である。固定板33と固定板34の間には車両前後方向に隙間が設けられている。溝34bは、貫通孔34aの側面から固定板34のその隙間が位置する縁まで伸びている。即ち、溝34bは、貫通孔34aの側面から固定板34の車両前側の縁まで伸びている。図4に示すように、固定板33は、貫通孔33aにボルト35を通し、トレイ5に固定される。ボルトヘッドと固定板33の間には、ワッシャ36が入れられる。固定板34も、貫通孔34aにボルト(不図示)を通してトレイ5に固定される。ボルトヘッドと固定板34の間にもワッシャ(不図示)が入れられる。なお、貫通孔33a、34aの径は、切欠き23a、24aのU字の幅と同一である。
このような構成によれば、インバータ2の右側の固定部位(ブラケット31の貫通孔33aを含む固定板33と貫通孔34aを含む固定板34)の固定強度がインバータ2の左側の固定部位(ブラケット21の切欠き23aを含む固定板23と切欠24aを含む固定板24)の固定強度より高くなる。ここで、「固定部位」とは、インバータ2をトレイ5に固定している部位を意味し、例えば、左前側における、切欠き23aを含む固定板23が1つの固定部位である。即ち、インバータ2は、4箇所の固定部位によりトレイ5に固定されている。車両が前方の障害物に衝突した場合、インバータ2には車両後側(X軸負側)に向かって力が作用する。その際、インバータ2の左右の固定部位には夫々車両後方に向かって力が作用する。インバータ2の左側の固定部位である固定板23、24には、車両前側(X軸正側)に向かって開口するU字形状の切欠き23a、24aが採用されている。切欠き23aに車両後側に向かって作用する力がワッシャ26の座面と固定板23の上面の間に生じる静止摩擦力と固定板23の下面とトレイ5の上面の間に生じる静止摩擦力との合力を超えたとき、切欠き23aのボルト25に対する相対位置がずれる。時間と共にそのずれが進行し、ボルト25が切欠き23aから抜けたとき、切欠き23aを含む固定部位(固定板23)がトレイ5から離脱する。切欠き24aを含む固定部位(固定板24)についても同様である。
一方、インバータ2の右側の固定部位には、貫通孔33a、34aが採用されている。貫通孔33aは、その側面から固定板33の車両前側の縁にまで伸びる溝33bが設けられている。この溝33bにより、貫通孔33aの車両前側の側面の強度が、他の側面の強度に比べて低くなっている。即ち、貫通孔33aに車両後側に向かって力が作用する場合、貫通孔33aは強度の低い溝33bから破れることになる。貫通孔33aが位置する固定部位がトレイ5から離脱するためには、上述の固定板23と同様の摩擦力に加え、固定板33の溝33bによって厚みが小さくなった部位を破るための力が必要となる。貫通孔34aを含む固定部位についても同様である。よって、右側の貫通孔33a、34aを含む固定部位と左側の切欠き23a、24aを含む固定部位を比較した場合、車両後側に向かって作用する力に対する固定強度は、右側の固定部位が左側の固定部位よりも高くなる。よって、車両が衝突しインバータ2に車両後側に向かって力が作用した場合、インバータ2の左側の固定部位(切欠き23aを含む固定板23と切欠24aを含む固定板24)が、インバータ2の右側の固定部位(貫通孔33aを含む固定板33と貫通孔34aを含む固定板34)よりも先にトレイ5から離脱することが期待される。なお、ブラケット21、31の材料は同じである。ブラケット21、31夫々の固定板の表面粗さ、ブラケット21、31をトレイ5に締結するボルトとワッシャの表面粗さに各部位で差は無い。また、各ボルトの締付トルクの強さも各部位で同じとする。以下に説明する他の実施例においても、特に断らない限り、この関係が成り立っている。
上述したが、本明細書で説明するインバータの車載構造は、インバータの固定構造だけでなく、インバータの後方に位置するデバイスのレイアウトも含まれる。図2、図5に示すように、インバータ2の右後側には冷媒リザーブタンク3が配置されており、インバータ2の左後側には各種ワイヤーハーネス(例えば、ワイヤーハーネス7)が配置されている。冷媒リザーブタンク3は、金属製のタンクである。一方、ワイヤーハーネスは、電線を束ねたものであり、柔軟なデバイスである。即ち、冷媒リザーブタンク3の剛性の方が、ワイヤーハーネスの剛性よりも高い。インバータ2の後方の右側には、左側に配置されるデバイス(ワイヤーハーネス)よりも剛性が高い別のデバイス(冷媒リザーブタンク3)が配置されている。また、上述したように、インバータ2の右側の固定部位は、左側の固定部位よりも固定強度が高い。従って、固定強度が高い固定部位の後方に、インバータ2と強く衝突することを避けるべき剛性の高いデバイス(冷媒リザーブタンク3)が配置されており、固定強度が低い固定部位の後方に、剛性の低いデバイス(ワイヤーハーネス)が配置されている。以下、説明の便宜上、「剛性の高いデバイス」を、「高剛性デバイス」と称し、「剛性の低いデバイス」を「低剛性デバイス」と称する。
車両が衝突した場合にインバータ2がトレイ5から離脱して移動する様子について図7Aから図7Cを参照して説明する。図7Aから図7Cは、インバータ2の移動の様子を示す一連の図である。図7Aから図7Cは、図2と同様のフロントコンパートメントの平面図である。まず、図7Aを参照して説明する。MOVE1の符号を付し破線で示すデバイスが、衝突前のインバータ2の位置を示している。即ち、衝突前の固定位置であり、図2に示すインバータ2の位置と同じである。ここで、インバータ2の固定部位のうち、左後側の固定部位、即ち切欠き24aが位置する部位に符号「P1」を付す。同様に、左前側の固定部位、即ち切欠き23aが位置する部位に符号「P2」を付し、右前側の固定部位、即ち貫通孔33aが位置する部位に符号「P3」を付し、右後側の固定部位、即ち貫通孔34aが位置する部位に符号「P4」を付す。
車両が衝突した場合、障害物がインバータ2の前方にぶつかり、インバータ2には、車両後方に向かって力Fが作用する。このとき、インバータ2の固定部位のうち、低剛性デバイス(ワイヤーハーネス)が位置する側の固定部位P1、P2が、高剛性デバイス(冷媒リザーブタンク3)が位置する側の固定部位P3、P4より先にトレイ5から離脱する。このとき、P3、P4にも車両後方に向かって力Fが作用しているが、完全には離脱していない。従って、インバータ2は、固定部位P3、P4が位置する側、即ち、右側の一部を中心にして回転する。図7Aでは、例えば、固定部位P1、P2に続いて固定部位P3が離脱して、固定部位P4を中心にしてインバータ2が回転する様子を示す。図7AのMOVE2の符号を付し実線で示すデバイスが、回転した後のインバータ2の一例を示す。図7Aの回転した後のインバータ2は、ブラケット等を省略して描かれていることに留意されたい。なお、一連の図である、図7B、図7Cでも同様に、離脱後のインバータ2はブラケット等を省略して描かれている。回転したインバータ2(MOVE2)は、その後面が車両の左右方向(Y軸方向)に伸びる直線WLに対して傾斜する。そして、傾斜したインバータ2は、その後面がインバータ2の右後側に位置する冷媒リザーブタンク3に衝突する。回転したインバータ2(MOVE2)には、さらに車両後方に向かって力Fが作用する。図7Bは、さらに固定部位P4が離脱し、インバータ2が車両後方に向かって移動する様子を示す。図7BのMOVE3の符号を付し実線で示すデバイスが、MOVE2の状態からさらに移動したインバータ2の一例を示す。図7Bに示すように、インバータ2は冷媒リザーブタンク3に当接しながら、傾斜したインバータ2の後面に沿って滑るように車両後方に移動する。そして、最終的に、インバータ2は、冷媒リザーブタンク3の脇を通り、低剛性デバイスであるワイヤーハーネスが位置する空間Sへと移動する。図7CのMOVE4の符号を付し実線で示すデバイスが、車両が衝突した場合における最終位置のインバータ2の一例を示す。図7Aから図7Cに示す一連の移動により、インバータ2は高剛性デバイス(冷媒リザーブタンク3)と強く衝突することが避けられる。即ち、インバータ2を衝突時の衝撃から保護することが期待できる。
上述のインバータを保護する技術は、次に示す点でも利点がある。特許文献1(特開2010−202103号公報)や特許文献2(特開2011−126363号公報)では、インバータを後方に位置するデバイスと強く衝突することを避けるためにガイド等の別部品を別途設けている。本明細書で開示する技術は、ガイド等の別部品を必要としない。そのため、省スペースで安価に車両に搭載することができる。
図8を参照して第2実施例のインバータの車載構造150を説明する。図8はインバータの車載構造150の車両上方から見た平面図である。インバータの車載構造150は、ブラケット61、71が異なる以外は、第1実施例のインバータの車載構造50と同じである。以下では、第1実施例と異なる構成であるブラケット61、71について説明する。ブラケット61がインバータ2の左側を固定する部品であり、ブラケット71がインバータ2の右側を固定する部品である。インバータの車載構造150では、4箇所の固定部位には全てU字形状の切欠きが採用されている。ブラケット71の固定板73、74に設けられている切欠き73a、74aは、第1実施例のブラケット21の固定板23、24に設けられている切欠き23a、24aと同一である。一方、ブラケット61の固定板63、64に設けられている切欠き63a、64aは、ブラケット71の切欠き73a、74aと同じ車両前側(X軸正側)に開口するU字形状の切欠きであるが、その幅が異なっている。ブラケット61の切欠き63a、64aの幅R2は、ブラケット71の切欠き73a、74aの幅R1より大きい。
このような構成によれば、幅の大きい切欠き63a、64aが位置する固定部位の方が、幅の小さい切欠き73a、74aが位置する固定部位よりも離脱しやすくなる。切欠きの幅が大きい方が、切欠きの側面とボルトの間の隙間が大きくなり、切欠きとボルトの相対位置がずれやすくなるためである。よって、インバータ2の右側に位置する固定部位の固定強度が左側に位置する固定部位の固定強度より高くなっている。車両前方から障害物に衝突した場合、高剛性のデバイスが位置する車両右側の固定部位より、低剛性のデバイスが位置する車両左側の固定部位の方が先に外れることが期待される。第2実施例でも、第1実施例と同様に、インバータ2を高剛性のデバイス(冷媒リザーブタンク3)と強く衝突することから避けることができる。
図9を参照して第3実施例のインバータの車載構造250を説明する。図9はインバータの車載構造250の車両上方から見た平面図である。インバータの車載構造250は、ブラケット81、91が異なる以外は、第1実施例のインバータの車載構造50と同じである。以下では、第1実施例と異なる構成であるブラケット81、91について説明する。ブラケット81がインバータ2の左側を固定する部品であり、ブラケット91がインバータ2の右側を固定する部品である。第3実施例のインバータの車載構造250も、第2実施例と同様に、4箇所の固定部位には全てU字形状の切欠きが採用されている。第3実施例では、インバータ2の左側を固定するブラケット81の切欠き83a、84aの長さL2が、インバータ2の右側を固定するブラケット91の切欠き93a、94aの長さL1より短くなっている。切欠き83a、84a、93a、94aの幅は同じである。
このような構成によれば、長さの短い切欠き83a、84aが位置する左側の固定部位の方が、長さの長い切欠き93a、94aが位置する右側の固定部位よりも離脱しやすくなる。切欠きの長さが短い方がボルトと切欠きの相対位置がずれた場合に早く離脱するからである。第3実施例でも、第1実施例と同様に、左側の固定部位が右側の固定部位よりも先に外れ、インバータ2を高剛性のデバイス(冷媒リザーブタンク3)と強く衝突することから避けることができる。
図10を参照して第4実施例のインバータの車載構造350を説明する。図10はインバータの車載構造350の車両上方から見た平面図である。第4実施例のインバータの車載構造350も、第2実施例と同様に、4箇所の固定部位には全てU字形状の切欠きが採用されている。第4実施例では、インバータ2の左側を固定するブラケット21は、第1実施例と同じであるが、インバータ2の右側を固定するブラケット131は、第1実施例と異なっている。ブラケット131の車両前側で固定板133に設けられているU字形状の切欠き133aの開口は、車両左側(Y軸負側)に開口している。ブラケット131の車両後側で固定板134に設けられている切欠き134aも、切欠き133aと同一である。即ち、インバータ2の左側の切欠き23a、24aとインバータ2の右側の切欠き133a、134aとでは、U字の開口している向きが異なっている。
このような構成によれば、車両後側に向かって作用する力に対して、左側の固定部位の切欠き23a、24aは、その作用する力と平行な向きである車両前側に開口している。一方、右側の固定部位の切欠き133a、134aは、その作用する力と交差する向きである車両左側に開口している。よって、車両後側に向かって作用する力に対して、左側の固定部位の方が右側の固定部位よりも外れやすくなる。従って、第4実施例でも、左側の固定部位が右側の固定部位よりも先に外れ、第1実施例と同様に、インバータ2を高剛性デバイス(冷媒リザーブタンク3)と強く衝突することから避けることができる。
本明細書が開示する技術は、インバータの左右の固定部位において左右で固定強度を異ならせることにより実現することができる。左右で固定強度を異ならせるためには、上述の実施例に示すようなブラケットに設けられる切欠き、貫通孔の形状の違いを利用する方法に限らない。例えば、インバータ2の右側でブラケットを固定するボルトの締付トルクを左側でブラケットを固定するボルトの締付トルクより強くしてもよい。これにより、左側の固定部位の方が右側の固定部位よりも外れやすくなる。また、例えば、インバータ2の右側の固定部位における摩擦係数を左側の固定部位における摩擦係数より大きくしてもよい。摩擦係数を変える方法の一例として、ボルト、ワッシャ、ブラケットの表面処理を変える方法がある。例えば、ワッシャの表面に凹凸を設ける等により表面を粗くすることにより摩擦係数を大きくすることができる。また、固定部位に用いるワッシャにバネワッシャを採用し、そのバネ定数を左右で変える方法も考えられる。
本明細書が開示する技術は、車両が車両前方の障害物と真っ直ぐに衝突した場合に限らず、車両前方の障害物と斜めに衝突した場合にも効果が期待できる。例えば、車両が右前方で障害物と衝突した場合、インバータ2に左後方に向かって作用する力には、車両後方に向かって作用する力が含まれている。従って、車両前方の障害物と斜めに衝突した場合にも実施例と同様の効果が期待できる。
以下、実施例で示した技術に関する留意点を述べる。実施例ではインバータ2の後方で車両右側に高剛性デバイスが配置されていたが、実施例の技術はインバータ2の後方で車両左側に高剛性のデバイスを配置する場合にも採用できる。この場合、インバータ2の左側の固定部位の固定強度を右側の固定部位の固定強度よりも強くすればよい。即ち、実施例で示す技術は次のように表現できる。車両に対するインバータの右側と左側の固定部位のうち、いずれか一方側の固定強度が他方側の固定強度よりも高くなっており、インバータの後方の一方側に、他方側に配置されるデバイスよりも剛性が高い別のデバイスが配置されている。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば、固定部位に採用する切欠きの形状を左右で変えることと締付トルクの強さを左右で変えることを組み合わせて左右の固定部位の固定強度を変えてもよい。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:インバータ
3:冷媒リザーブタンク
4:ブレーキリザーブタンク
5:トレイ
6a、6b:サイドフレーム
7:ワイヤーハーネス
8:コネクタ
9:ボルト
21、31、61、71、81、91、131:ブラケット
22、32、62、72、82、92、132:フランジ
23、24、33、34、63、64、73、74、83、84、93、94、133、134:固定板
23a、24a、63a、64a、73a、74a、83a、84a、93a、94a、133a、134a:切欠き
33a、34a:貫通孔
33b、34b:溝
25、35:ボルト
26、36:ワッシャ
50、150、250、350:インバータの車載構造
51:エンジン
52:トランスアクスル
53:フロントコンパートメント
3:冷媒リザーブタンク
4:ブレーキリザーブタンク
5:トレイ
6a、6b:サイドフレーム
7:ワイヤーハーネス
8:コネクタ
9:ボルト
21、31、61、71、81、91、131:ブラケット
22、32、62、72、82、92、132:フランジ
23、24、33、34、63、64、73、74、83、84、93、94、133、134:固定板
23a、24a、63a、64a、73a、74a、83a、84a、93a、94a、133a、134a:切欠き
33a、34a:貫通孔
33b、34b:溝
25、35:ボルト
26、36:ワッシャ
50、150、250、350:インバータの車載構造
51:エンジン
52:トランスアクスル
53:フロントコンパートメント
Claims (1)
- 電動車両の走行用モータに電力を供給するインバータのフロントコンパートメント内での車載構造であり、
車両に対する前記インバータの車両前方から見たときの右側と左側の固定部位のうち、いずれか一方側の固定強度が他方側の固定強度よりも高くなっており、
前記インバータの後方の前記一方側に、前記他方側に配置されるデバイスよりも剛性が高い別のデバイスが配置されている、
ことを特徴とするインバータの車載構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014175854A JP2016049862A (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | インバータの車載構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014175854A JP2016049862A (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | インバータの車載構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016049862A true JP2016049862A (ja) | 2016-04-11 |
Family
ID=55657704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014175854A Pending JP2016049862A (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | インバータの車載構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2014
- 2014-08-29 JP JP2014175854A patent/JP2016049862A/ja active Pending
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