JP2016049856A - 車両の後部車体構造 - Google Patents
車両の後部車体構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016049856A JP2016049856A JP2014175776A JP2014175776A JP2016049856A JP 2016049856 A JP2016049856 A JP 2016049856A JP 2014175776 A JP2014175776 A JP 2014175776A JP 2014175776 A JP2014175776 A JP 2014175776A JP 2016049856 A JP2016049856 A JP 2016049856A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- holding device
- roof
- body structure
- openable roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
Description
前記規制手段は、保持装置と一体形成した規制手段、あるいは保持装置とは別体で構成した規制手段とすることができる。
緩衝部材は、弾性を有する合成ゴム、スポンジ、あるいはクッション材などとすることができる。
具体的には、路面の凹凸によって格納状態における開閉式ルーフが車両上方へ移動することを、車両の後部車体構造は、保持装置の係止部材によって規制することができる。
そして、規制手段に緩衝部材を設けたことにより、車両の後部車体構造は、フック部材が接触した際の衝撃を緩衝部材が吸収するとともに、接触による異音の発生を抑制することができる。
従って、車両の後部車体構造は、開閉式ルーフの前端近傍が上方トリム部材に接触することによる異音の発生を防止することができる。
この発明により、車両の後部車体構造は、格納状態における開閉式ルーフの車両上下方向への揺動をより確実に規制するとともに、揺動による異音の発生をより確実に抑制することができる。
従って、車両の後部車体構造は、保持装置に規制手段を備えたことにより、格納状態における開閉式ルーフの車両上下方向への揺動をより確実に規制するとともに、揺動による異音の発生をより確実に抑制することができる。
この発明により、車両の後部車体構造は、格納状態における開閉式ルーフの車両上下方向への揺動をより安定して規制できるとともに、揺動による異音の発生をより確実に抑制できる。
本実施形態における車両1の後部車体構造について、図1から図7を用いて詳しく説明する。
また、図中において、矢印Fr及びRrは車両前後方向を示しており、矢印Frは車両前方を示し、矢印Rrは車両後方を示している。さらに、矢印Rh及びLhは車幅方向を示しており、矢印Rhは車両右方向を示し、矢印Lhは車両左方向を示している。加えて、図中の上方を車両上方とし、図中の下方を車両下方とする。
この車両1における開閉式ルーフ3は、乗員による手動操作によって車両後方へ折り畳むようにして、車室部2の後方で、かつ車両後部4に位置する格納部分40に格納可能に構成している。
幌フレーム30は、車室部2の後方に固定された左右一対のベースブラケット31と、車室部2における上方前方に位置するルーフヘッダ32と、ベースブラケット31及びルーフヘッダ32を連結する左右一対のフロントサイドフレーム33、及びリアサイドフレーム34と、ベースブラケット31に連結した幌骨35と、幌骨35に連結した幌骨36と、幌骨35及びリアサイドフレーム34を連結する左右一対のリンクバー37と、フロントサイドフレーム33及びリンクバー37を連結する左右一対のコントロールリンク38とで構成している。
フロントサイドフレーム33は、ルーフヘッダ32の左右両端下部に固定している。
フック部材324は、図5に示すように、車幅方向に所定の厚みを有する略平板であって、車両下方に延びるとともに、車両前方へ延設した側面視略L字状に形成している。さらに、フック部材324における前端は、図6に示すように、車両下方へ向けて凹設するとともに、後述する保持装置8の係止部材82に係止可能な略鉤爪状に形成している。
なお、クロスメンバ10は、車両前後方向に沿った断面が閉断面形状であって、車幅方向に延びるとともに、車幅方向の両端が車体の剛性部材に連結されている。
フランジ部88は、本体部材84における下端から車幅方向外側へ向けて形成するとともに、クロスメンバ10に螺合するボルト8aの挿通を許容する開口孔(図示省略)を備えている。
すなわち、上部トリム5、及び後部トリム42は、保持装置8を包囲した状態において、係止部材82の後端、及び支持部89が露出するように形成されている。
まず、開閉式ルーフ3が展開状態から格納状態へ移行する場合、後方下方へ略並行移動するルーフヘッダ32のフック部材324が、係止部材82の上面に当接するとともに、リターンスプリング83に付勢力に抗して係止部材82を車両前方へスライドさせる。
また、開閉式ルーフ3が格納状態から展開状態へ移行する場合、乗員が操作ハンドル部87を操作することで、操作ハンドル部87の回動に連動して係合部が、リターンスプリング83の付勢力に抗して係止部材82を車両前方へスライドさせる。
具体的には、路面の凹凸によって格納状態における開閉式ルーフ3が車両上方へ移動することを、車両1の後部車体構造は、保持装置8の係止部材82によって規制することができる。
従って、車両1の後部車体構造は、開閉式ルーフ3の前端が上部トリム5の上面5aに接触することによる異音の発生を防止することができる。
従って、車両1の後部車体構造は、本体部材84に支持部89を一体形成したことにより、格納状態における開閉式ルーフ3の車両上下方向への揺動をより確実に規制するとともに、揺動による異音の発生をより確実に抑制することができる。
この発明の規制手段は、実施形態の緩衝材90を装着した支持部89に対応し、
以下同様に、
緩衝部材は、緩衝材90に対応し、
上方トリム部材は、上部トリム5に対応し、
上方トリム部材の上端は、上部トリム5の上面5aに対応し、
開閉式ルーフの前端近傍と上方トリム部材の上端との上下方向間隔は、上下方向間隔H1に対応し、
フック部材と緩衝部材との上下方向間隔は、上下方向間隔H2に対応し、
後方トリム部材は、後部トリム42に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
3…開閉式ルーフ
5…上部トリム
5a…上面
8…保持装置
10…クロスメンバ
42…後部トリム
82…係止部材
84…本体部材
89…支持部
90…緩衝材
324…フック部材
H1…上下方向間隔
H2…上下方向間隔
S1…格納空間
Claims (5)
- 車両の上部を開閉自在に覆う開閉式ルーフと、
該開閉式ルーフを格納可能な格納空間と、
該格納空間の車両前方側に配設されるとともに、格納状態の前記開閉式ルーフを保持する保持装置とを備えた車両の後部車体構造であって、
前記開閉式ルーフにおける前端近傍の下部に、
車両前方へ延びるとともに、先端が略鉤爪状のフック部材を備え、
前記保持装置を、
前記開閉式ルーフにおける前記フック部材の係止を可能に構成した係止部材と、
該係止部材を収容保持する本体部材とで構成し、
前記保持装置の前記係止部材に対して所定間隔を隔てた車両下方の位置に、
前記係止部材と係止された状態の前記フック部材と車両上下方向で対向する規制手段を備え、
該規制手段に、
弾性を有するとともに、前記フック部材に対して対向配置した緩衝部材を備えた
車両の後部車体構造。 - 前記保持装置の車両上方側を覆う上方トリム部材を備え、
前記規制手段を、
前記開閉式ルーフの前端近傍と前記上方トリム部材の上端との上下方向間隔に対して、前記フック部材と前記緩衝部材との上下方向間隔の方が狭くなる位置に配置した
請求項1に記載の車両の後部車体構造。 - 前記保持装置の前記本体部材に、
前記規制手段を備えた
請求項1または請求項2に記載の車両の後部車体構造。 - 前記保持装置を、
車幅方向に延びるクロスメンバに固定した
請求項3に記載の車両の後部車体構造。 - 前記保持装置の車両後方側を覆う後方トリム部材を備え、
該後方トリム部材を、
前記規制手段が露出するように形成した
請求項1から請求項4のいずれか一つに記載の車両の後部車体構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014175776A JP6311538B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | 車両の後部車体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014175776A JP6311538B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | 車両の後部車体構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016049856A true JP2016049856A (ja) | 2016-04-11 |
JP6311538B2 JP6311538B2 (ja) | 2018-04-18 |
Family
ID=55657699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014175776A Active JP6311538B2 (ja) | 2014-08-29 | 2014-08-29 | 車両の後部車体構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6311538B2 (ja) |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6361086B1 (en) * | 1999-11-12 | 2002-03-26 | Daimlerchrysler Corporation | Mechanical latch |
JP2006213138A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Webasto Japan Kk | 開閉式屋根の格納保持ロック取り付け構造 |
JP2006233619A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Mazda Motor Corp | ルーフロック装置 |
JP2006232146A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Mazda Motor Corp | オープンカーにおけるル−フ部材のロック装置および車両用ロック装置 |
JP2007176262A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Mazda Motor Corp | 車両のルーフ支持構造 |
JP2007261394A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Webasto Japan Kk | 車両用ルーフロック装置 |
JP2008063850A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Shiroki Corp | ロック機構 |
JP2009241695A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Mazda Motor Corp | オープンカーの格納式幌装置 |
JP2012122202A (ja) * | 2010-12-06 | 2012-06-28 | Toyo Seat Co Ltd | ルーフ部材の固定装置 |
US20150197142A1 (en) * | 2014-01-16 | 2015-07-16 | Mazda Motor Corporation | Lock device of roof member of open car |
-
2014
- 2014-08-29 JP JP2014175776A patent/JP6311538B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6361086B1 (en) * | 1999-11-12 | 2002-03-26 | Daimlerchrysler Corporation | Mechanical latch |
JP2006213138A (ja) * | 2005-02-02 | 2006-08-17 | Webasto Japan Kk | 開閉式屋根の格納保持ロック取り付け構造 |
JP2006233619A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Mazda Motor Corp | ルーフロック装置 |
JP2006232146A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Mazda Motor Corp | オープンカーにおけるル−フ部材のロック装置および車両用ロック装置 |
JP2007176262A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Mazda Motor Corp | 車両のルーフ支持構造 |
JP2007261394A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Webasto Japan Kk | 車両用ルーフロック装置 |
JP2008063850A (ja) * | 2006-09-08 | 2008-03-21 | Shiroki Corp | ロック機構 |
JP2009241695A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Mazda Motor Corp | オープンカーの格納式幌装置 |
JP2012122202A (ja) * | 2010-12-06 | 2012-06-28 | Toyo Seat Co Ltd | ルーフ部材の固定装置 |
US20150197142A1 (en) * | 2014-01-16 | 2015-07-16 | Mazda Motor Corporation | Lock device of roof member of open car |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6311538B2 (ja) | 2018-04-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4614204B2 (ja) | シート装置 | |
JP5573242B2 (ja) | エアバッグ装置を備えた車両の後部構造 | |
JP2009090806A (ja) | 誤操作防止機構及び車両用格納シート | |
JP6262575B2 (ja) | 車両用シート | |
US7478860B2 (en) | Vehicle seat assembly | |
JP5760645B2 (ja) | 車両の後部荷室構造 | |
JP2016088482A (ja) | 車両用シート | |
JP6066976B2 (ja) | テールゲート付き車体構造 | |
JP6046799B2 (ja) | 格納式乗り物用座席 | |
JP5910816B2 (ja) | シート装置 | |
JP6311538B2 (ja) | 車両の後部車体構造 | |
JP4626402B2 (ja) | 車両用後部荷室構造 | |
JP2009126297A (ja) | カーゴネットの係止構造 | |
JP5164349B2 (ja) | 車両の着座シート | |
JP5410134B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP2008273331A (ja) | 車両の荷室構造 | |
JP2015009733A (ja) | 車両用シート | |
JP6311536B2 (ja) | 車両の後部車体構造 | |
JP2007253669A (ja) | 車両用シート装置 | |
JP5371281B2 (ja) | チャイルドシートの装着構造 | |
JP2002219978A (ja) | 車両用シート | |
JP2006335164A (ja) | 車両用後部荷室構造 | |
JP2011110962A (ja) | シートバックのロック構造 | |
JP6287305B2 (ja) | 車両用座席シート配索構造 | |
JP4626396B2 (ja) | 車両用後部荷室構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160323 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170407 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170509 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20170615 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20170726 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170906 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180220 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180305 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6311538 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |