JP2016047995A - 接合構造、接合方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】工期短縮を図ることができる接合構造を提供する。【解決手段】梁部材3を柱部材1の側方に所定の間隔をあけて配置する。柱部材1の接合面11と梁部材3の接合面13との間に、左面に接合面17aを有し、右面にテーパ面19aを有する楔部材15aと、右面に接合面17bを有し、左面にテーパ面19bを有する楔部材15bを配置する。楔部材15a、15bは、テーパ面19a、19bを合わせて配置される。その後、緊張材23を、柱部材1のシース管7、楔部材15a、15bの孔21a、21b、梁部材3のシース管9に通し、緊張力を導入して梁部材3を柱部材1に圧着する。【選択図】図3

Description

本発明は、プレキャスト部材を圧着接合した接合構造、および接合方法に関する。
工期短縮などを目的として、近年、コンクリートによるプレキャスト部材の圧着接合により構造物を構築することが多くなっている。例えばプレキャスト部材である梁部材を柱部材に圧着接合する場合、梁部材を柱部材から20〜50mm程度の隙間をあけて配置し、型枠を設置してこの隙間に無収縮グラウト材などの充填材を流し込んで目地とする。そして、所定のグラウト強度が発現した後、緊張材により緊張力を導入し、梁部材と柱部材とを圧着接合する。
特許文献1には、プレキャスト部材である柱材を、緊張材に導入した緊張力により上下の柱材や台座と圧着接合する例が記載されている。この例では、台座等の上面に目地モルタルを敷設するとともに、弾性係数が小さい楔形のスペーサを一枚または二枚以上重ねて配置した後、その上に柱材を載せ、目地モルタルが硬化した後、緊張材に緊張力を導入して柱材を圧着接合する。
特許第3034247号
しかしながら、上記のように充填材によって目地を形成する場合、型枠取付など工種が多く人工がかかるうえ、充填材の強度発現を待って緊張材を緊張しなければならず、工期が長くなる。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、工期短縮を図ることができるプレキャスト部材の接合構造等を提供することである。
前述した目的を達成するための第1の発明は、プレキャスト部材を対象部材に接合した接合構造であって、前記プレキャスト部材が、緊張材により、テーパ面を有する複数の楔部を介して前記対象部材に圧着され、前記複数の楔部は、テーパ面を合わせ、前記対象部材と前記プレキャスト部材を結ぶ方向に並べて配置され、前記緊張材は、前記プレキャスト部材、前記楔部、前記対象部材を通して配置されるか、または、前記プレキャスト部材、前記緊張材を挟む1組の楔部の間、前記対象部材を通して配置されることを特徴とする接合構造である。
本発明では、プレキャスト部材を対象部材に接合する際に、目地として楔部を設け、プレキャスト部材、楔部による目地、および対象部材を通した緊張材により圧着接合を行うことができる。これにより、グラウト材を充填するための型枠の取付や解体が不要になる。且つグラウト材の強度発現を待つ必要もなく直ちに緊張材の緊張が可能なので、人工を少なくでき、工期短縮とコストダウンが図れる。さらに、対象部材とプレキャスト部材との距離の微調整も可能であり、建方精度やプレキャスト部材の精度の誤差を調整できる。
前記プレキャスト部材は、例えば側方の前記対象部材に接合される。
これにより、例えば、プレキャスト部材である梁部材を側方の柱部材に接合して構造物を構築することが可能になる。
前記緊張材を、前記プレキャスト部材、前記楔部、前記対象部材を通して配置する場合、前記楔部は、例えば前記緊張材を通すための孔や切込みを有する。
楔部に孔を設ける場合は、部材の断面積を比較的大きくでき、強度を確保しやすくなる。楔部に切込みを設ける場合は、緊張材を配置する際の施工の自由度が高くなる。前記のように緊張材を挟んで1組の楔部を設ける場合も同様である。
前記プレキャスト部材側の楔部は、予め前記プレキャスト部材と一体化されたものであり、前記対象部材側の楔部は、予め前記対象部材と一体化されたものであることも望ましい。
楔部を対象部材やプレキャスト部材に予め一体化しておくことにより、工期をさらに短縮できる。
前記プレキャスト部材側の楔部と前記対象部材側の楔部の間に、対向する2面をテーパ面とした楔部が、一方のテーパ面を前記対象部材側の楔部のテーパ面に合わせ、他方のテーパ面を前記プレキャスト部材側の楔部のテーパ面に合わせて配置されてもよい。
このように3枚の楔部を設けることでも、プレキャスト部材と対象部材の間の距離の微調整が容易にできる。
第2の発明は、プレキャスト部材を対象部材に接合する接合方法であって、前記プレキャスト部材を、緊張材により、テーパ面を有する複数の楔部を介して前記対象部材に圧着し、前記複数の楔部は、テーパ面を合わせ、前記対象部材と前記プレキャスト部材を結ぶ方向に並べて配置され、前記緊張材は、前記プレキャスト部材、前記楔部、前記対象部材を通して配置されるか、または、前記プレキャスト部材、前記緊張材を挟む1組の楔部の間、前記対象部材を通して配置されることを特徴とする接合方法である。
本発明によれば、工期短縮を図ることができるプレキャスト部材の接合構造等を提供することができる。
柱部材1と梁部材3を示す図 楔部材15a、15bを示す図 柱部材1と梁部材3の接合方法について示す図 楔部材25a、25b、楔部材35a、35bを示す図 柱部材1と梁部材3の接合方法について示す図 楔部材43a、43b、43cを示す図 柱部材1と梁部材3の接合方法について示す図
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る接合構造において接合される柱部材1と梁部材3を示す図である。図1(a)は、柱部材1と梁部材3の側面を見た図、図1(b)は図1(a)の線A−Aによる断面図である。
本実施形態において、梁部材3はコンクリート製のプレキャスト部材である。梁部材3を接合する柱部材1(対象部材)は、例えば梁部材3と同様、コンクリートによるプレキャスト部材であるが、現場打ちコンクリートによって構築されたものでもよい。
梁部材3を柱部材1に接合するには、まず図1(a)に示すように、柱部材1の側方に梁部材3を配置する。柱部材1の接合面11と梁部材3の接合面13の間には所定の間隔を設ける。梁部材3は、柱部材1に取り付けた仮受けブラケット5で支持する。
柱部材1にはシース管7が設けられ、梁部材3にはシース管9が設けられる。各シース管7、9は対応する位置に配置され、緊張材を通すために用いられる。
図2は、本実施形態で用いる楔部材15a、15b(楔部)を示す図である。楔部材15a、15bは例えばコンクリートやモルタルにより形成されるが、これに限らない。例えば金属で形成されてもよい。
楔部材15aは、左面を接合面17aとし、これと対向する右面を、接合面17aに対し傾斜するテーパ面19aとしたものである。楔部材15bは、右面を接合面17bとし、これと対向する左面を、接合面17bに対し傾斜するテーパ面19bとしたものである。テーパ面19bの傾斜は、楔部材15aのテーパ面19aの傾斜に対応する。
楔部材15a、15bはそれぞれ、緊張材を通すための孔21a、21bを有する。孔21a、21bは対応する位置に設けられる。なお、楔部材15aの接合面17aと楔部材15bの接合面17bの縦横のサイズは、それぞれ、柱部材1の接合面11と梁部材3の接合面13のサイズ(図1(b)の梁部材3の断面のサイズに相当する)に略等しい。
本実施形態では、図1(a)に示すように梁部材3を配置した後、図3(a)に示すように、柱部材1の接合面11と梁部材3の接合面13の間に楔部材15a、15bを配置する。
楔部材15aの接合面17aは柱部材1の接合面11に合わせられ、楔部材15bの接合面17bは梁部材3の接合面13に合わせられる。楔部材15a、15bは、テーパ面19a、19bを合わせ、柱部材1と梁部材3を結ぶ方向(図3(a)の左右方向に対応する)に並べて配置される。
楔部材15aの接合面17aと柱部材1の接合面11、楔部材15aのテーパ面19aと楔部材15bのテーパ面19b、楔部材15bの接合面17bと梁部材3の接合面13は、必要に応じて接着剤で接着する。各面の間にずれ止めのためのシート部材を設けてもよい。接着剤やシート部材は、楔部材15a、15bの配置前に予め設けておく。
その後、図3(b)に示すように、緊張材23を、柱部材1のシース管7、楔部材15a、15bの孔21a、21b、梁部材3のシース管9に通して緊張力を導入し、これにより梁部材3を側方の柱部材1に圧着する。
こうして接合構造33が構築される。この接合構造33では、柱部材1と梁部材3が、目地として設けた楔部材15a、15bを介して圧着され、水平方向に接合される。
このように、第1の実施形態によれば、梁部材3を柱部材1に接合する際に、目地として楔部材15a、15bを設け、柱部材1、楔部材15a、15b、梁部材3を通した緊張材23により圧着接合を行うことができる。これにより、グラウト材を充填するための型枠の取付や解体作業が不要になり、楔部材15a、15bの設置を柱部材1や梁部材3の建方作業と並行して行うことができる。且つグラウト材の強度発現を待つ必要もなく楔部材15a、15bの配置後に直ちに緊張材23の緊張が可能なので、人工を少なくでき、工期短縮とコストダウンが図れる。なお、柱部材1と梁部材3の間には、必要に応じて後からグラウト等の充填材を注入することも可能であるが、この場合も少量で済む。
また、楔部材15a、15bのテーパ面19a、19bを合わせて配置するため、楔部材15a、15bを上下に若干ずらすなどして柱部材1と梁部材3との距離の微調整が可能であり、建方精度やプレキャスト部材の精度の誤差を調整できる。
加えて、楔部材15a、15bを目地に用いるため、地震等による目地のひび割れに伴う強度低下などが起こらない利点がある。また、目地グラウト充填作業中に、梁部材3のシース管9内に目地グラウト材が流れ込む品質事故も起こらない。
なお、第1の実施形態では、緊張材23を通すための孔21a、21bを有する楔部材15a、15bを用いたが、用いる楔部材はこれに限らない。他の楔部材の例を示すのが図4(a)、(b)である。なお、図4(a)、(b)では参考として緊張材23を通す際の配置も示した。
図4(a)の楔部材25a、25bは、孔の代わりに、緊張材23を通すためのスリット状の切込み31a、31bを設けた点で前記の楔部材15a、15bと異なる。
図4(b)は、2つ1組の楔部材35a、および楔部材35bの例を示したものである。各楔部材35aは、前記の楔部材15aや楔部材25aのほぼ半分の幅18であり、孔や切込みを持たない。前記した緊張材23による圧着接合時には、1組の楔部材35aの間で緊張材23を挟むようにして配置する。楔部材35bについても同様である。
図4(a)に示す楔部材25a、25bや図4(b)に示す楔部材35a、35bを用いる場合には、楔部材15a、15bを用いる場合と比較して施工の自由度が高くなる。例えば、楔部材15a、15bは緊張材23を配置する前に設置し、その後緊張材23を孔21a、21bに通す必要があるが、楔部材25a、25bや楔部材35a、35bは、緊張材23を配置した後にも設置できる。一方、楔部材15a、15bは、楔部材25a、25bや楔部材35a、35bと比較して部材の断面積を比較的大きくでき、強度を確保しやすくなる利点がある。
その他、本実施形態はプレキャスト部材である梁部材3を側方の柱部材1に圧着接合する例を説明したが、プレキャスト部材を圧着接合するものであれば適用対象は限定されない。例えばプレキャスト部材である柱部材を下方の台座等に圧着接合するようなケースでも適用可能である。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は第1の実施形態と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。
本実施形態では、図5(a)に示すように、予め、柱部材1の接合面11に楔部材15a(楔部)の接合面17aを接着剤等で接合するとともに、梁部材3の接合面13にも同じく楔部材15b(楔部)の接合面17bを接着剤等で接合し、柱部材1と楔部材15a、梁部材3と楔部材15bを一体化しておく。
その後、図5(b)に示すように、楔部材15aのテーパ面19aと楔部材15bのテーパ面19bを合わせて、柱部材1の側方に梁部材3を配置する。そして、緊張材23を、柱部材1のシース管7、楔部材15a、15bの孔21a、21b、梁部材3のシース管9に通して緊張力を導入し、これにより、梁部材3を側方の柱部材1に圧着する。
第2の実施形態では、このようにして接合構造33aが構築され、第1の実施形態と同様、工期短縮等を図ることができる。加えて、楔部材15a、15bを予め柱部材1、梁部材3に接合しておくので工期を更に短縮できる。なお、プレキャスト部材である梁部材3の製造時に、楔部材15bと同様の楔部を梁部材3と一体に形成しておくことも可能である。柱部材1についても、楔部材15aと同様の楔部を一体形成することが可能である。
また、第2の実施形態においても、楔部材15a、15bの代わりに、図4(a)の楔部材25a、25bや図4(b)の楔部材35a、35b等を用いることが可能である。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態も、前記と同じく第1の実施形態と異なる点について説明し、同様の点については説明を省略する。
図6に第3の実施形態で用いる楔部材43a、43b、43c(楔部)を示す。第3の実施形態では、図6に示す楔部材43a、43b、43cを用いて柱部材1と梁部材3を圧着接合する。
楔部材43aは、左面を接合面45aとし、これと対向する右面を、接合面45aに対し傾斜するテーパ面47aとしたものである。楔部材43bは、右面を接合面45bとし、これと対向する左面を、接合面45bに対し傾斜するテーパ面47bとしたものである。
楔部材43cは、左面を楔部材43aのテーパ面47aの傾斜に対応するテーパ面47cとし、これと対向する右面を、楔部材43bのテーパ面47bの傾斜に対応するテーパ面47dとしたものである。
楔部材43a、43b、43cはそれぞれ、緊張材を通すための孔49a、49b、49cを有する。孔49a、49b、49cは対応する位置に設けられる。なお、楔部材43aの接合面45aと楔部材43bの接合面45bの縦横のサイズは、それぞれ、柱部材1の接合面11と梁部材3の接合面13のサイズに略等しい。
柱部材1と梁部材3を接合するには、例えば、図7(a)に示すように、予め、柱部材1の接合面11に楔部材43aの接合面45aを接着剤等で接合するとともに、梁部材3の接合面13に楔部材43bの接合面45bを接着剤等で接合し、柱部材1と楔部材43a、梁部材3と楔部材43bを一体化しておく。そして、柱部材1の側方に梁部材3を配置して楔部材43aのテーパ面47aと楔部材43bのテーパ面47bを対向させる。
その後、図7(b)に示すように、楔部材43aと楔部材43bの間に、楔部材43cを配置する。この時、楔部材43cのテーパ面47cを楔部材43aのテーパ面47aに合わせ、楔部材43cのテーパ面47dを楔部材43bのテーパ面47bに合わせる。
続いて、図7(c)に示すように、緊張材23を、柱部材1のシース管7、楔部材43a、43c、43bの孔49a、49c、49b、梁部材3のシース管9に通して緊張力を導入し、これにより梁部材3を柱部材1に圧着する。
第3の実施形態では、このようにして接合構造33bが構築され、第1の実施形態と同様、工期短縮等を図ることができる。また、3つの楔部材43a、43b、43cを用いることで、楔部材43cを上下に若干ずらすなどして柱部材1と梁部材3の距離の微調整が容易にできる。
なお、第3の実施形態で用いる楔部材も、前記の楔部材43a、43b、43cに限らない。例えば、楔部材43cの孔49cの代わりに、図4(a)と同様の切込みを設けてもよい。あるいは、楔部材43cの代わりに、左右面をテーパ面とした2つ1組の楔部材を、図4(b)と同様、緊張材23を挟んで配置してもよい。
その他、楔部材43a、43bに関しても、予め柱部材1や梁部材3に一体化するものに限らず、第1の実施形態と同様、梁部材3の設置後に柱部材1と梁部材3の間に配置することも可能である。また、楔部材43a、43bの代わりに図4(a)の楔部材25a、25bや図4(b)の楔部材35a、35b等を用いることも可能である。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………柱部材
3………梁部材
7、9………シース管
11、13、17a、17b、45a、45b………接合面
15a、15b、25a、25b、35a、35b、43a、43b、43c………楔部材
19a、19b、47a、47b、47c、47d………テーパ面
21a、21b、49a、49b、49c………孔
23………緊張材
31a、31b………切込み
33、33a、33b………接合構造

Claims (7)

  1. プレキャスト部材を対象部材に接合した接合構造であって、
    前記プレキャスト部材が、緊張材により、テーパ面を有する複数の楔部を介して前記対象部材に圧着され、
    前記複数の楔部は、テーパ面を合わせ、前記対象部材と前記プレキャスト部材を結ぶ方向に並べて配置され、
    前記緊張材は、前記プレキャスト部材、前記楔部、前記対象部材を通して配置されるか、または、前記プレキャスト部材、前記緊張材を挟む1組の楔部の間、前記対象部材を通して配置されることを特徴とする接合構造。
  2. 前記プレキャスト部材が、側方の前記対象部材に接合されたことを特徴とする請求項1記載の接合構造。
  3. 前記緊張材は、前記プレキャスト部材、前記楔部、前記対象部材を通して配置され、
    前記楔部は、前記緊張材を通すための孔を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の接合構造。
  4. 前記緊張材は、前記プレキャスト部材、前記楔部、前記対象部材を通して配置され、
    前記楔部は、前記緊張材を通すための切込みを有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の接合構造。
  5. 前記プレキャスト部材側の楔部は、予め前記プレキャスト部材と一体化されたものであり、
    前記対象部材側の楔部は、予め前記対象部材と一体化されたものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の接合構造。
  6. 前記プレキャスト部材側の楔部と前記対象部材側の楔部の間に、対向する2面をテーパ面とした楔部が、一方のテーパ面を前記対象部材側の楔部のテーパ面に合わせ、他方のテーパ面を前記プレキャスト部材側の楔部のテーパ面に合わせて配置されたことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の接合構造。
  7. プレキャスト部材を対象部材に接合する接合方法であって、
    前記プレキャスト部材を、緊張材により、テーパ面を有する複数の楔部を介して前記対象部材に圧着し、
    前記複数の楔部は、テーパ面を合わせ、前記対象部材と前記プレキャスト部材を結ぶ方向に並べて配置され、
    前記緊張材は、前記プレキャスト部材、前記楔部、前記対象部材を通して配置されるか、または、前記プレキャスト部材、前記緊張材を挟む1組の楔部の間、前記対象部材を通して配置されることを特徴とする接合方法。
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