JP2016047181A - 飲料抽出器 - Google Patents

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琢 寺田
茂樹 大森
Shigeki Omori
茂樹 大森
一雄 川股
Kazuo Kawamata
一雄 川股
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Abstract

【課題】飲料ポッドを使用して飲料を抽出することができるサイフォン式の飲料抽出器を提供する。
【解決手段】下部容器2この下部容器2の上部に着脱可能に連結される上部容器3とを有し、上部容器3は、下部容器2との連結時に下部容器2内に挿入される導水管13が設けられるとともに内周部に飲料ポッド16を載置可能なポッド載置部17が設けられた台座部8と、この台座部8に着脱可能に嵌合されてポッド載置部17に載置されている飲料ポッド16の外周部を押圧する筒状の胴部9とを有し、台座部8と胴部9とを嵌合状態でロックするロック機構10を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サイフォン方式の飲料抽出器に関する。
近年、コーヒー粉を不織布内に封入したコーヒーポッドが普及している(下記特許文献1、2参照)。コーヒーポッド内には一定量のコーヒー粉が封入されているため、コーヒーポッドを使用することにより常に一定の濃度のコーヒーを抽出することができる。
コーヒーを抽出するコーヒー抽出器としては、サイフォン方式のコーヒー抽出器が知られている(下記特許文献3、4参照)。サイフォン方式のコーヒー抽出器は、耐熱ガラス等の耐熱材により形成された下部容器と、この下部容器の上部に着脱可能に連結される耐熱ガラス等の耐熱材により形成された上部容器とを有している。上部容器の底部には下向きに延出した導水管が設けられており、下部容器と上部容器とが連結されている場合には導水管が下部容器内に挿入されている。
サイフォン式のコーヒー抽出器でコーヒーを抽出する場合には、下部容器内に水を入れ、上部容器内にフィルターを介してコーヒー粉を入れ、導水管を下部容器内に挿入するとともに上部容器を下部容器の上部に連結する。ついで、下部容器内の水をアルコールランプや電気ヒータ等の加熱機器により加熱して沸騰させ、沸騰したお湯が導水管を通して上部容器内に上昇することにより、上部容器内でコーヒー粉からコーヒーが抽出される。その後、加熱機器による加熱を終了させると、下部容器内の水蒸気が冷却されて収縮することにより下部容器内の水蒸気圧が下がり、上部容器内のコーヒーが導水管を通して下部容器内に吸引され、コーヒーを抽出する作業が終了する。
上述したサイフォン式のコーヒー抽出器を用いてコーヒーを抽出した場合、コーヒー粉が上部容器の内周面に付着するため、付着したコーヒー粉の清掃に手間と時間とがかかるという問題がある。
また、上部容器内に入れるコーヒー粉の量がばらつきを生じやすく、それに伴って抽出されたコーヒーの濃度がばらつきを生じるという問題がある。
さらに、上部容器と下部容器との連結部分からお湯や圧力が漏れ出さないようにする必要があり、上部容器と下部容器とをパッキング等を介して気密状態に連結しなければならず、この連結作業は容易ではない。一方、上部容器と下部容器との気密度を高めて強固に連結すると、コーヒーの抽出が終了して下部容器と上部容器とを分離する場合に分離作業に手間がかかるようになる。
そこで、上部容器の内周面に付着したコーヒー粉を清掃する手間を省くとともに、抽出されるコーヒーの濃度を一定に維持するためには、コーヒー粉に換えてコーヒーポッドを使用することが考えられる。
特開2005−261921号公報 特開2013−43031号公報 特開平7−148071号公報 特開2002−272619号公報
しかしながら、サイフォン式のコーヒー抽出器においてコーヒーポッドを使用した場合には、コーヒーポッド内にはコーヒー粉が密集しているため導水管を通して上昇したお湯がコーヒーポッドを通過しにくく、コーヒーポッドの下側の圧力が大きくなってコーヒー抽出器におけるコーヒーポッドを押さえている部分が浮き上がり、お湯がコーヒー抽出器から漏れ出すという事態の発生が考えられる。
本発明の目的は、コーヒーポッドや紅茶ポッド等の飲料ポッドを使用して飲料を抽出することができるサイフォン式の飲料抽出器を提供することである。
本発明に係る飲料抽出器は、下部容器とこの下部容器の上部に着脱可能に連結される上部容器とを有し、前記上部容器は、前記下部容器との連結時に前記下部容器内に挿入される導水管が設けられるとともに内周部に飲料ポッドを載置可能なポッド載置部が設けられた台座部と、この台座部に着脱可能に嵌合されて前記ポッド載置部に載置されている前記飲料ポッドの外周部を押圧する筒状の胴部とを有し、前記台座部と前記胴部とを嵌合状態でロックするロック機構を有することを特徴とする。
また、前述の飲料抽出器において、前記ロック機構は、前記胴部の外周部に設けられた一対の突起と、前記突起に係合して前記台座部と前記胴部とを嵌合状態でロックするロック位置と前記突起への係合を解除するロック解除位置とに回動可能に前記台座部に設けられた一対のロックレバーとを有することが望ましい。
また、前述の飲料抽出器において、前記ロックレバーは、ロック位置に位置する場合に前記突起の下端部に係合する下端側係合部と前記突起の上端部に係合する上端側係合部とを有し、前記ロックレバーがロック解除位置に位置する場合に前記胴部を前記台座部に嵌合させることにより前記下端側係合部が前記突起の前記下端部により押圧されて前記ロックレバーがロック位置に回動し、前記ロックレバーをロック位置からロック解除位置に回動させることにより前記下端側係合部が前記突起の前記下端部を押し上げて前記胴部を前記台座部との嵌合を解除する方向に移動させることが望ましい。
また、前述の飲料抽出器において、前記胴部の下端側外周部の全周に段差部が設けられ、前記台座部の上端側の全周に前記段差部に嵌合する嵌合部が設けられていることが望ましい。
また、前述の飲料抽出器において、前記段差部と前記嵌合部との間にパッキングが装着されていることが望ましい。
また、前述の飲料抽出器において、前記台座部と前記胴部との外周部にフランジが形成され、前記ロック機構は、一端を支点として開閉可能なクランプであり、前記クランプは閉止された場合に前記台座部のフランジと前記胴部のフランジとを挟持することが望ましい。
また、前述の飲料抽出器において、前記下部容器の外周部にフランジが形成され、前記クランプは閉止された場合に前記下部容器のフランジに係合されることが望ましい。
また、前述の飲料抽出器において、前記台座部のフランジと前記胴部のフランジとの間にリング状のパッキングが装着されていることが望ましい。
また、前述の飲料抽出器において、前記台座部の内周部に、前記導水管の上端側と前記ポッド載置部との間に位置して放射状に配列された複数のリブが設けられていることが望ましい。
また、前述の飲料抽出器において、前記胴部の下端部に、前記ポッド載置部に載置されている前記飲料ポッドの上面に当接される網部材が設けられていることが望ましい。
本発明に係る飲料抽出器によれば、台座部のポッド載置部に飲料ポッドを載置し、台座部に胴部を嵌合させるとともに胴部によって飲料ポッドの外周部を押圧した後、ロック機構によって台座部と胴部とをロックすることにより、飲料ポッドから飲料を抽出するために下部容器内のお湯が導水管を通して上昇することにより飲料ポッドに押し上げる向きに力が作用した場合でも、胴部は押し上げられることなく胴部と台座部との嵌合状態が維持されるので、胴部と台座部との嵌合部分からのお湯の漏れ出しを防止することができ、飲料ポッドからの飲料の抽出を確実に行うことができる。
また、ロック機構は、胴部の外周部に固定された一対の突起と、台座部に設けられた一対のロックレバーとを有し、ロックレバーがロック位置とロック解除位置とに回動可能であるので、ロック機構によるロックとロック解除の操作を容易に行うことができる。
また、ロックレバーは、ロック位置に位置する場合に突起の下端側に係合する下端側係合部と突起の上端側に係合する上端側係合部とを有し、ロックレバーがロック解除位置に位置する場合に胴部を台座部に嵌合させると下端側係合部が突起の下端側により押圧されてロックレバーがロック位置に回動するので、胴部を台座部に嵌合させることによりロック機構によるロックを自動的に行うことができる。また、ロックレバーをロック位置からロック解除位置に回動させる場合には、ロックレバーの下端側係合部が突起の下端側を押し上げて胴部を台座部との嵌合を解除する方向に移動させるので、ロックレバーをロック解除位置に回動操作することにより胴部と台座部との嵌合状態の解除を助長することができ、胴部と台座部との嵌合状態の解除を容易に行うことができる。
また、胴部の下端側外周部の全周に段差部が形成され、台座部の上端側の全周に段差部に嵌合する嵌合部が形成されているので、胴部と台座部との嵌合部分からのお湯の漏れ出しを一層防止することかできる。
また、段差部と嵌合部との間にパッキングが装着されていることにより、胴部と台座部との嵌合部分からのお湯の漏れ出しをより一層防止することかできる。
また、台座部と胴部との外周部にフランジが形成され、ロック機構は、一端を支点として開閉可能なクランプであり、クランプは閉止された場合に台座部のフランジと胴部のフランジとを挟持するので、クランプによる台座部と胴部とのロックとロック解除との操作を容易に行うことができる。
また、下部容器の外周部にフランジが形成され、クランプは閉止された場合に下部容器のフランジに係合されるので、下部容器と上部容器の連結を確実に行うことができる。
また、台座部のフランジと胴部のフランジとの間にリング状のパッキングが装着されているので、台座部と胴部との間からのお湯の漏れ出しを防止することができる。
また、台座部の内周部における導水管の上端側とポッド載置部との間に位置して放射状に複数のリブが設けられているので、このリブの存在により導水管の上部側からポッド載置部に載置されている飲料ポッドとの間の空間の容積を小さくすることができ、導水管を上昇したお湯を迅速に飲料ポッドに到達させることができ、飲料の抽出時間を短縮することができる。さらに、お湯を隣り合うリブの間を通して飲料ポッドの外周側まで確実に導くことができ、飲料ポッドの全体から飲料の抽出を行うことができる。さらに、抽出された飲料が下部容器側へ流れ落ちる場合、飲料ポッドに接触したリブを伝わることによりスムーズに流れ落ちるようになり、飲料の抽出が促進される。
また、胴部の下端側に、ポッド載置部に載置されている飲料ポッドの上面に当接される網部材が設けられているので、導水管を上昇したお湯が飲料ポッドを押し上げても飲料ポッドが破れることを防止することができる。
第1の実施形態のコーヒー抽出器を示す断面正面図である。 コーヒー抽出器を分解して示す断面正面図である。 台座部を示す平面図である。 胴部を示す平面図である。 胴部を台座部に嵌合させる場合の第一段階の過程を示す正面図である。 胴部を台座部に嵌合させる場合の第二段階の過程を示す正面図である。 胴部を台座部に嵌合させる場合の第三段階の過程を示す正面図である。 胴部を台座部に嵌合させる場合の第四段階の過程を示す正面図である。 第2の実施形態のコーヒー抽出器を示す断面正面図である。 コーヒー抽出器を分解して示す断面正面図である。 クランプを示す斜視図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態を図1ないし図8に基づいて説明する。図1は、サイフォン式の飲料抽出器であるコーヒー抽出器1を示す断面正面図、図2はコーヒー抽出器1を分解して示す断面正面図である。コーヒー抽出器1は、図1及び図2に示すように、下部容器2とこの下部容器2の上部に着脱可能に連結される上部容器3とを有している。
下部容器2は、耐熱ガラス等の耐熱材によりボトル状に形成され、上部に首部4が設けられ、首部4の上端に開口5が形成され、首部4の外周部にネジ6が形成されている。首部4には、ネジ6より下側の部分にスタンド7が取付けられ、下部容器2はこのスタンド7により保持されている。
上部容器3は、ポリカーボネート等の耐熱材により形成された台座部8と胴部9とからなり、これらの台座部8と胴部9とが着脱可能に嵌合され、この嵌合は、胴部9の下部を台座部8の上部内側に嵌め込むことにより行われている。上部容器3には、台座部8と胴部9とを嵌合状態でロックするロック機構10が設けられている。ロック機構10は、台座部8に設けられた一対のロックレバー11と、胴部9に設けられた一対の突起12とにより構成されている。
台座部8は、皿状に形成された部材であり、台座部8の底部側の中央部に下向きに延出した導水管13が設けられている。この導水管13は、上部容器3と下部容器2とを連結した場合に下部容器2の開口5から下部容器2内に挿入され、挿入された導水管13の先端部は下部容器2の底部に到達する寸法に設けられている。さらに、台座部8の底部側には、導水管13の上部側を囲む筒部14が設けられ、筒部14の内周部にはネジ15が形成されている。このネジ15は、上部容器3と下部容器2とを連結した場合に下部容器2のネジ6に螺合され、上部容器3と下部容器2との連結部分を密封するように設けられている。
台座部8の内周部の上部側には、飲料ポッドであるコーヒーポッド16を載置可能なポッド載置部17が設けられている。さらに、台座部8の内周部には、導水管13の上端側とポッド載置部17との間に放射状に配列された複数のリブ18、19が設けられている。これらのリブ18、19は、その上面がポッド載置部17に載置されているコーヒーポッド16の下面に当接するように設けられている。
台座部8の上部側の外周部の全周には、リング状のフランジ20と嵌合部21とが設けられている。嵌合部21は、台座部8と胴部9とを嵌合させた場合に胴部9に設けられている後述する段差部に嵌合するように設けられている。
フランジ20の上面部には、フランジ20の周方向に沿って180°離間して位置する一対の保持部22が設けられ、各保持部22にはロック機構10を構成するロックレバー11が支軸23により回動可能に保持されている。ロックレバー11は、上端側係合部24と、下端側係合部25と、回動操作部26とを有し、支軸23を中心として図1に示すロック位置と図2に示すロック解除位置とに回動可能に設けられている。
胴部9は、上部側が大径で下部側が小径である筒状に形成された部材であり、胴部9が台座部8に嵌合された場合に胴部9の小径側である下端側がポッド載置部17に載置されているコーヒーポッド16の外周部を押圧するように設けられている。
胴部9の下端側外周部には、上述したロック機構10を構成する一対の突起12が設けられている。一対の突起12は、胴部9の周方向に沿って180°離間して位置するように配置されている。各突起12には、ロックレバー11がロック位置に位置する場合に、上端側係合部24が係合する上端部27と、下端側係合部25が係合する下端部28とが設けられている。
また、胴部9の外周部の全周には、突起12が設けられている位置よりも下側に位置して凹状の段差部29が設けられている。この段差部29は、胴部9を台座部8に嵌合させた場合に台座部8の嵌合部21に嵌合するように設けられ、段差部29と嵌合部21との間にはリング状のパッキング30が装着されている。
さらに、胴部9の下端部には、胴部9を台座部8に嵌合させた場合にポッド載置部17に載置されているコーヒーポッド16の上面に当接される網部材31が設けられている。網部材31については、この実施形態では胴部9と一体に設けられている場合を示しているが、胴部9と別体の網部材を設け、その網部材を胴部9の下端部に着脱可能に取り付けるようにしてもよい。
図3は、台座部8を示す平面図である。台座部8は、中央部に導水管13が設けられ、外周部にフランジ20が設けられ、このフランジ20に一対の保持部22が設けられ、保持部22にはロックレバー11が回動可能に保持されている。フランジ20の内周側に位置して嵌合部21が設けられ、嵌合部21の内側に位置してポッド載置部17が設けられている。台座部8の内周部における導水管13の上端側とポッド載置部17との間には、放射状に長尺のリブ18と短尺のリブ19とが設けられている。
図4は、胴部9を示す平面図である。胴部9の外周部には一対の突起12が設けられている。胴部9の下端部には、網部材31が設けられている。
図5乃至図8は、胴部9を台座部8に嵌合させる場合の過程を四段階に分けて示したものである。なお、胴部9を台座部8に嵌合させる場合には、ロックレバー11をロック解除位置に回動させた状態で開始する。
図5は、胴部9を台座部8に嵌合させる場合の第一段階の過程を示す側面図である。ロックレバー11をロック解除位置に回動させた後、胴部9を台座部8側に移動させることにより、突起12の下端部28がロックレバー11の下端側係合部25に当接される。
図6は、胴部9を台座部8に嵌合させる場合の第二段階の過程を示す側面図である。突起12の下端部28がロックレバー11の下端側係合部25に当接した後、胴部9をさらに台座部8側に移動させると、その移動に伴い下端側係合部25が突起12の下端部28により押圧され、ロックレバー11が支軸23の周りに矢印A方向に回動する。この回動により、ロックレバー11の上端側係合部24が突起12の上端部27に近付く。
図7は、胴部9を台座部8に嵌合させる場合の第三段階の過程を示す側面図である。ロックレバー11が支軸23の周りに矢印A方向にさらに回動すると、ロックレバー11の上端側係合部24が突起12の上端部27に当接される。
図8は、胴部9を台座部8に嵌合させる場合の第四段階の過程を示す側面図である。この第四段階では、胴部9が台座部8に嵌合する最終位置まで移動しており、矢印A方向に回動したロックレバー11の上端側係合部24が上端部27の上面に形成されている突部27aを乗り越え、ロックレバー11の上端側係合部24が上端部27に係合される。そして、ロックレバー11の上端側係合部24が上端部27に係合されるとともにロックレバー11の下端側係合部25が下端部28に係合されることにより、ロックレバー11がロック位置で固定されるとともに、胴部9と台座部8とが嵌合状態でロック機構10によりロックされる。
図8に示すようにロックレバー11がロック位置に位置し、胴部9と台座部8とが嵌合状態でロックされている状態からから胴部9と台座部8との嵌合状態を解除する場合には、回動操作部26を矢印B方向に回動操作する。図8に示す状態からロックレバー11が矢印B方向に回動されると、ロックレバー11の下端側係合部25が突起12の下端部28を押し上げ、胴部9が台座部8との嵌合を解除する方向に移動する。
このような構成において、サイフォン方式のコーヒー抽出器1とコーヒーポッド16とを用いてコーヒーを抽出する場合について説明する。
ポッド載置部17にコーヒーポッド16を載置した後、図5乃至図8に示す過程を経て胴部9を台座部8に嵌合させる。胴部9を台座部8に嵌合させる操作に伴い、その嵌合操作に伴ってロックレバー11がロック解除位置からロック位置に自動的に回動し、胴部9と台座部8とが嵌合されるとともに胴部9と台座部8とはその嵌合状態でロックされる。胴部9と台座部8とが嵌合された場合、ポッド載置部17に載置されているコーヒーポッド16の外周部が胴部9の下端部により押圧される。
そして、下部容器2内に水を入れ、図1に示すように、導水管13を開口5から下部容器2内に挿入するとともに下部容器2の上部に上部容器3を連結する。
図1に示すように下部容器2の上部に上部容器3を連結した後、アルコールランプや電気ヒータ等の加熱機器により下部容器2内の水を加熱し、沸騰させる。下部容器2内の水が沸騰してお湯になると、下部容器2内の水蒸気圧が上昇し、沸騰したお湯が導水管13を通して押し上げられる。導水管13を通して押し上げられたお湯は、導水管13の上端側から台座部8内に流入し、コーヒーポッド16を通過して胴部9内に流入する。そして、お湯がコーヒーポッド16を通過する過程でコーヒー粉からコーヒーが抽出される。
下部容器2内からのお湯の上昇が終了した後に加熱機器による加熱を終了させると、下部容器2内の水蒸気が冷却されて収縮することにより下部容器2内の水蒸気圧が下がり、上部容器3内のコーヒーが導水管13を通して下部容器2内に吸引され、コーヒーを抽出する作業が終了する。
コーヒーを抽出する作業が終了した後は、下部容器2に対する上部容器3の連結を解除し、下部容器2内のコーヒーをコーヒーカップ等に注いで飲料する。
ここで、台座部8と胴部9とを嵌合させて胴部9の下端部によりコーヒーポッド16の外周部が押圧された場合、嵌合された台座部8と胴部9とはロック機構10によりロックされている。このため、コーヒーポッド16からコーヒーを抽出するために下部容器2内のお湯が導水管13を通して上昇し、コーヒーポッド16に対して押し上げる向きの力が作用した場合でも、胴部9は押し上げられることなく胴部9と台座部8との嵌合状態が維持される。これにより、胴部9と台座部8との嵌合部分からのお湯の漏れ出しを防止することができ、コーヒーポッド16からのコーヒーの抽出を確実に行うことができる。
また、胴部9の下端側外周部に形成された段差部29と台座部8の上端側に形成された嵌合部21とが嵌合されているので、胴部9と台座部8との嵌合部分からのお湯の漏れ出しをより一層防止することかできる。
さらに、段差部29と嵌合部21との間にパッキング30が装着されており、台座部8と胴部9とがロック機構10によりロックされた場合にパッキング30は段差部29と嵌合部21との間で押し潰されるように弾性変形するため、胴部9と台座部8との嵌合部分からのお湯の漏れ出しをより一層防止することかできる。
ロック機構10による台座部8と胴部9との嵌合状態でのロックは、ロックレバー11をロック解除位置に回動させた状態から胴部9を台座部8に嵌合させることにより、図5ないし図8に示すように自動的に行われる。このため、台座部8と胴部9とを嵌合させた後にロックする操作を忘れるということがなく、ロック機構10によるロックを確実に行うことができる。
また、ロック機構10によるロックを解除して台座部8と胴部9との嵌合状態を解除する場合には、回動操作部26に指をかけてロックレバー11を図8に示すロック位置から矢印B方向に回動させる。この回動操作により、ロックレバー11の下端側係合部25が突起12の下端部28を押し上げて胴部9を台座部8との嵌合を解除する向きに移動させるので、ロックレバー11をロック解除位置に回動操作することにより胴部9と台座部8との嵌合状態の解除を助長することができ、胴部9と台座部8との嵌合状態の解除を容易に行うことができる。
台座部8の内周部における導水管13の上端側とポッド載置部17との間に放射状に複数のリブ18、19が設けられているため、台座部8における導水管13の上方とポッド載置部17に載置されているコーヒーポッド16との間の空間の容積を小さくすることができ、導水管13を上昇したお湯がコーヒーポッド16に到達するまでの時間を短縮することができ、コーヒーの抽出時間を短縮することができる。また、コーヒーポッド16を通過せずにコーヒーポッド16の下側に滞留するお湯の量を減らすことができ、コーヒーの抽出を良好に行うことができる。さらに、導水管13を上昇して台座部8内に流入したお湯は隣り合うリブ18、19の間を通ってコーヒーポッド16の外周側まで確実に導かれるので、コーヒーポッド16の全体に亘ってお湯を均一に通過させることができ、コーヒーの抽出を良好に行うことができる。
胴部9の下端側には網部材31が設けられ、この網部材31は、胴部9と台座部8に嵌合させた場合にポッド載置部17に載置されているコーヒーポッド16の上面に当接される。このため、導水管13を通って上昇したお湯がコーヒーポッド16を押し上げても、コーヒーポッド16の上面は網部材31により抑えられているので、コーヒーポッド16が破れるということを防止することができる。
なお、本実施形態では、一対のロックレバー11の回動操作部26を同じ長さ寸法にした場合を例に挙げて説明したが、一方のロックレバー11においては回動操作部26の長さ寸法を短くし、ロック機構10によるロックを解除する場合には、回動操作部26の長さ寸法が長い方のロックレバー11のみを操作して行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、飲料抽出器の一例としてコーヒーを抽出するコーヒー抽出器1を例に挙げて説明したが、本発明の飲料抽出器には、紅茶を抽出する紅茶抽出器や緑茶を抽出する緑茶抽出器が含まれる。さらに、その飲料抽出器で使用する飲料ポッドとしては、コーヒーポッド16に限らず、飲料材料である紅茶葉や緑茶葉を不織布等に封入した紅茶ポッドや緑茶ポッドが含まれる。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態を図9ないし図11に基づいて説明する。なお、第1の実施形態で説明した構成要素と同じ構成要素には同じ符号を付け、重複する説明は省略する。第2の実施形態のサイフォン式の飲料抽出器であるコーヒー抽出器1Aの基本的構成は第1の実施形態のコーヒー抽出器1と同じであり、異なる点は、ロック機構としてクランプ41を用いている点である。
図9は、コーヒー抽出器1Aを示す断面正面図であり、図10はクランプ41を除いた状態のコーヒー抽出器1Aを分解して示す断面正面図である。コーヒー抽出器1Aは、耐熱ガラス等の耐熱材により形成された下部容器2と、この下部容器2の上部に着脱自在に連結されるポリカーボネート等の耐熱材により形成された上部容器3とを有している。
下部容器2の上部に設けられた首部4の上部外周部には、円盤状のフランジ42が形成されている。
上部容器3は、ポリカーボネート等の耐熱材により形成された台座部8と胴部9とからなり、これらの台座部8と胴部9とが着脱可能に嵌合されている。台座部8と胴部9との嵌合は、胴部9の下部を台座部8の上部内側に嵌め込むことにより行われている。胴部9が台座部8に嵌合された場合、胴部9の下端側がポッド載置部17に載置されているコーヒーポッド16の外周部を押圧するようになっている。
台座部8の底部側の中央部には下向きに延出した導水管13が設けられており、台座部8の底部下面側にはこの導水管13を囲んでシリコン製のパッキング43が着脱可能に取付けられている。このパッキング43は、導水管13を下部容器2内に挿入して上部容器3と下部容器2とを連結した場合、首部4の内周面に密着して上部容器3と下部容器2との連結部分を密封するようになっている。
台座部8の上部側の外周部には円盤状のフランジ44が形成され、胴部9の下部側の外周部には円盤状のフランジ45が形成されている。これらのフランジ44、45は、台座部8と胴部9とを嵌合させた場合に、フランジ44の上面とフランジ45の下面とが当接するように形成されている。フランジ45の下面には断面形状が半円であるリング状の溝46が形成され、この溝46には断面形状が円形であるリング状のパッキング47が装着されている。溝46に装着されたパッキング47は、クランプ41を取り付けて後述するようにフランジ44、45を挟持した場合、押し潰されて弾性変形する。
ロック機構であるクランプ41は、半円弧状の2つの弧状部材41a、41bが一端を支点として開閉可能に設けられており、挟持部48と係合部49とが形成されている。クランプ41が閉止位置に回動した場合に、挟持部48がフランジ44とフランジ45とを狭持するとともに、係合部49がフランジ42に係合するようになっている。挟持部48には外周側に向かうにつれて幅が狭くなるテーパが付けられており、クランプ41が開放位置から閉止位置に回動する場合にフランジ44、45に対する挟持力が次第に上昇するようになっている。
図11は、クランプ41を示す斜視図である。クランプ41は、ポリプロピレン又はポリカーボネート等の耐熱部材により形成され、弧状部材41a、41bの一端が支軸50により回動可能に連結され、弧状部材41a、41bの他端側である可動端側には係脱可能に係合する係合部51が形成されている。この係合部51は、双方の弧状部材41a、41bの可動端側に形成された棒状の凸部と凸部が挿入して係合される凹部とからなり、クランプ41が閉止位置に回動した場合に、一方の弧状部材41aの凸部が他方の弧状部材41bの凹部に弾性的に係合するとともに、他方の弧状部材41bの凸部が一方の弧状部材41bの凹部に弾性的に係合するようになっている。
このような構成において、このサイフォン式のコーヒー抽出器1Aとコーヒーポッド16とを用いてコーヒーを抽出する場合について説明する。
ポッド載置部17にコーヒーポッド16を載置した後、台座部8と胴部9とを嵌合させて上部容器3を構成し、導水管13を下部容器2内に挿入する。ついで、弧状部材41a、41bを開放させたクランプ41を上部容器3と下部容器2との外周側に位置させ、弧状部材41a、41bを閉止する方向に回動させる。そして、弧状部材41a、41bの可動端側の係合部51を弾性的に係合させることによりクランプ41の取付けが終了すると、フランジ44とフランジ45とが挟持部48により狭持されるとともに、係合部49がフランジ42に係合される。
クランプ41の取付けが終了した後、下部容器2内に予め入れてある水をアルコールランプや電気ヒータ等の加熱機器により加熱し、沸騰させる。下部容器2内の水が沸騰してお湯になると、下部容器2内の水蒸気圧が上昇し、沸騰したお湯が導水管13を通して押し上げられる。導水管13を通して押し上げられたお湯は、導水管13の上端側から台座部8内に流入し、コーヒーポッド16を通過して胴部9内に流入する。そして、お湯がコーヒーポッド16を通過する過程でコーヒー粉からコーヒーが抽出される。
下部容器2内からのお湯の上昇が終了した後に加熱機器による加熱を終了させると、下部容器2内の水蒸気が冷却されて収縮することにより下部容器2内の水蒸気圧が下がり、上部容器3内のコーヒーが導水管13を通して下部容器2内に吸引され、コーヒーを抽出する作業が終了する。
ここで、嵌合された台座部8と胴部9とは、クランプ41の挟持部48によりフランジ44、45を狭持されてロックされている。このため、コーヒーポッド16からコーヒーを抽出するために下部容器2内のお湯が導水管13を通して上昇し、コーヒーポッド16に対して押し上げる向きの力が作用した場合でも、胴部9は押し上げられることなく胴部9と台座部8との嵌合状態が維持される。これにより、胴部9と台座部8との嵌合部分からのお湯の漏れ出しを防止することができ、コーヒーポッド16からのコーヒーの抽出を確実に行うことができる。
しかも、フランジ44、45の間にはリング状のパッキング47が装着されているため、胴部9と台座部8との嵌合部分からのお湯の漏れ出しをより一層防止することができる。なお、このパッキング47は押し潰されたように弾性変形して装着されているため、コーヒーの抽出が終了したクランプ41を外した場合、パッキング47は元の円形の断面形状となるように弾性変形し、胴部9と台座部8の間に嵌合を外す向きの力が作用することになり、胴部9と台座部8との嵌合を外す作業を容易に行える。
さらに、クランプ41の係合部49が下部容器2のフランジ42に係合しているので、下部容器2と上部容器3との連結を確実に行うことができ、この連結部分からの圧力やお湯の漏れ出しを防止することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、様々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 コーヒー抽出器(飲料抽出器)
1A コーヒー抽出器(飲料抽出器)
2 下部容器
3 上部容器
4 首部
5 開口
6 ネジ
7 スタンド
8 台座部
9 胴部
10 ロック機構
11 ロックレバー
12 突起
13 導水管
14 筒部
15 ネジ
16 コーヒーポッド(飲料ポッド)
17 ポッド載置部
18 リブ
19 リブ
20 フランジ
21 嵌合部
22 保持部
23 支軸
24 上端側係合部
25 下端側係合部
26 回動操作部
27 上端部
27a 突部
28 下端部
29 段差部
30 パッキング
31 網部材
41 クランプ(ロック機構)
41a、41b 弧状部材
42 フランジ
43 パッキング
44 フランジ
45 フランジ
46 溝
47 パッキング
48 挟持部
49 係合部
50 支軸
51 係合部

Claims (10)

  1. 下部容器とこの下部容器の上部に着脱可能に連結される上部容器とを有し、
    前記上部容器は、前記下部容器との連結時に前記下部容器内に挿入される導水管が設けられるとともに内周部に飲料ポッドを載置可能なポッド載置部が設けられた台座部と、この台座部に着脱可能に嵌合されて前記ポッド載置部に載置されている前記飲料ポッドの外周部を押圧する筒状の胴部とを有し、
    前記台座部と前記胴部とを嵌合状態でロックするロック機構を有することを特徴とする飲料抽出器。
  2. 前記ロック機構は、前記胴部の外周部に設けられた一対の突起と、前記突起に係合して前記台座部と前記胴部とを嵌合状態でロックするロック位置と前記突起への係合を解除するロック解除位置とに回動可能に前記台座部に設けられた一対のロックレバーとを有することを特徴とする請求項1に記載の飲料抽出器。
  3. 前記ロックレバーは、ロック位置に位置する場合に前記突起の下端部に係合する下端側係合部と前記突起の上端部に係合する上端側係合部とを有し、前記ロックレバーがロック解除位置に位置する場合に前記胴部を前記台座部に嵌合させることにより前記下端側係合部が前記突起の前記下端部により押圧されて前記ロックレバーがロック位置に回動し、前記ロックレバーをロック位置からロック解除位置に回動させることにより前記下端側係合部が前記突起の前記下端部を押し上げて前記胴部を前記台座部との嵌合を解除する方向に移動させることを特徴とする請求項2に記載の飲料抽出器。
  4. 前記胴部の下端側外周部の全周に段差部が設けられ、前記台座部の上端側の全周に前記段差部に嵌合する嵌合部が設けられていることを特徴する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の飲料抽出器。
  5. 前記段差部と前記嵌合部との間にパッキングが装着されていることを特徴とする請求項4に記載の飲料抽出器。
  6. 前記台座部と前記胴部との外周部にフランジが形成され、前記ロック機構は、一端を支点として開閉可能なクランプであり、前記クランプは閉止された場合に前記台座部の前記フランジと前記胴部の前記フランジとを挟持することを特徴とする請求項1記載の飲料抽出器。
  7. 前記下部容器の外周部にフランジが形成され、前記クランプは閉止された場合に前記下部容器の前記フランジに係合されることを特徴とする請求項6記載の飲料抽出器。
  8. 前記台座部の前記フランジと前記胴部の前記フランジとの間にリング状のパッキングが装着されていることを特徴とする請求項6又は7記載の飲料抽出器。
  9. 前記台座部の内周部に、前記導水管の上端側と前記ポッド載置部との間に位置して放射状に配列された複数のリブが設けられていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の飲料抽出器。
  10. 前記胴部の下端部に、前記ポッド載置部に載置されている前記飲料ポッドの上面に当接される網部材が設けられていることを特徴する請求項1ないし9のいずれか1項に記載の飲料抽出器。
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