JP5875424B2 - 飲料抽出器 - Google Patents

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本発明は、コーヒーや紅茶等の飲料を抽出する飲料抽出器に関する。
近年、コーヒー粉を不織布内に封入したコーヒーポッドを用いるコーヒー抽出器が普及している(例えば、下記特許文献1、2参照)。
特許文献1、2に記載されたコーヒー抽出器は、コーヒーポッドを収容するホルダーや水を加熱する加熱部等を有し、加熱部で加熱されたお湯をホルダー内に収容されたコーヒーポッドに注ぐことによりコーヒーを抽出している。ホルダー内には、注がれたお湯が抵抗の少ないコーヒーポッドの外周部外側を通過することを阻止する機構が設けられている。このように、コーヒーポッドはホルダーや加熱部等を備えた専用のコーヒー抽出器で使用されているが、お湯を手差しするハンドドリップのような簡易型のコーヒー抽出器においてコーヒーポッドを使用したいという要望がある。
特開2010−533053号公報 特開2007−536020号公報
しかしながら、お湯を手差しするハンドドリップのような簡易型のコーヒー抽出器では、コーヒーポッドに注いだお湯がコーヒーポッドの外周部外側を通過することを阻止できないため、コーヒーポッドを使用することはできなかった。
本発明の目的は、コーヒーポッドや紅茶ポッド等の飲料ポッドから飲料を抽出する場合に、お湯を手差しすることにより飲料を抽出することが可能な簡易型の飲料抽出器を提供することである。
本発明に係る飲料抽出器は、両端が開口された筒状に形成され、内周部に内側に向けて張り出して飲料ポッドを載置可能なポッド載置部が設けられ、外周部に外側に向けて張り出して飲料カップの開口縁部に載置可能なフランジが設けられたポッド保持体と、両端が開口された筒状に形成され、前記ポッド保持体の一端側開口部の内側に嵌合されて前記ポッド載置部に載置された前記飲料ポッドの外周部を押圧する嵌合部を一端側に有する注湯用筒体と、前記注湯用筒体の他端側に嵌合され、押圧されることにより前記注湯用筒体内の圧力を上昇させる可撓性を有する蓋体と、を備え、前記蓋体に、この蓋体を前記注湯用筒体の他端側に嵌合させた場合に外側に向けて突出する突部が設けられ、この突部に前記蓋体を貫通する空気孔が形成されている
また、前述の本発明に係る飲料抽出器において、蓋体における注湯用筒体の他端側に嵌合される部分に、注湯用筒体の他端側を外側と内側とから挟むリング形状の外側周壁部と内側周壁部とが形成され、注湯用筒体に対する内側周壁部の嵌合寸法が注湯用筒体に対する外側周壁部の嵌合寸法より大きく設定されていることが望ましい。
また、前述の本発明に係る飲料抽出器において、内側周壁部は、蓋体を注湯用筒体に嵌合させた場合に注湯用筒体に対向する面が、先端側に向けて次第に内側に傾斜するテーパ面とされていることが望ましい。
本発明に係る飲料抽出器によれば、注湯用筒体の嵌合部をポッド保持体の一端側開口部の内側に嵌合させた場合、ポッド載置部に載置された飲料ポッドの外周部が嵌合部により押圧され、飲料ポッドの外周部がポッド載置部と嵌合部とにより挟持される。このため、注湯用筒体内にお湯を注湯した場合に、そのお湯は飲料ポッドの外周部外側を通過することが阻止され、飲料ポッド内を通過する。したがって、お湯を手差しするタイプの簡易型の飲料抽出器であっても、飲料ポッドから飲料を抽出することができる。さらに、注湯用筒体内に注湯した後に注湯用筒体に嵌合された蓋体を押圧することにより、注湯用筒体内の圧力が上昇し、注湯用筒体内に注湯されているお湯を加圧することができる。この加圧により、注湯用筒体内のお湯を飲料ポッド内の飲料材料に浸透させる「むらし」を、短時間で均一に行うことができ、「むらし」に要する時間が短時間になることにより飲料の抽出時間を短くすることができ、また、「むらし」を均一に行えることにより各回の飲料抽出において抽出される飲料の濃度を一定にすることができる。また、蓋体に突部が設けられ、この突部に蓋体を貫通する空気孔が形成されている場合には、突部を指で押すことにより蓋体を押圧することができ、このとき、突部の空気孔を指で閉止することができ、蓋体を押圧して注湯用筒体内の圧力を上昇させる場合の操作性を向上させることができる。一方、突部から指を離して蓋体の押圧を終了した場合には、直ちに空気孔が開放されて空気孔から注湯用筒体内に空気が流入し、注湯用筒体内の圧力が瞬時に常圧に戻る。これにより、飲料の抽出をスムーズに行うことができる。
また、注湯用筒体の他端側を外側と内側とから挟むリング形状の外側周壁部と内側周壁部とが蓋体に設けられ、内側周壁部の嵌合寸法が外側周壁部の嵌合寸法より大きく設定されている場合には、蓋体を押圧して注湯用筒体内の圧力を上昇させる場合に、内側周壁部と注湯用筒体との密着性が良好になり、注湯用筒体内からの空気漏れを防止することができ、注湯用筒体内の圧力を確実に上昇させることができる。
また、内側周壁部の注湯用筒体に対向する面が、先端側に向けて次第に内側に傾斜するテーパ面とされている場合には、蓋体を注湯用筒体に嵌合させる場合の操作性を高めることができる。
飲料抽出器を構成するポッド保持体と注湯用筒体と蓋体とを分離して示す正面図である。 ポッド保持体を示す断面正面図である。 ポッド保持体を示す平面図である。 注湯用筒体を示す断面正面図である。 蓋体を示す断面正面図である。 飲料抽出器を飲料カップの上に載せた状態を示す断面正面図である。 飲料カップの上に飲料抽出器を載せて蓋体を押圧した状態を示す断面正面図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、飲料抽出器であるコーヒー抽出器1を構成するポッド保持体2と注湯用筒体3と蓋体4とを分離して示す正面図である。図1に示す分離状態から、注湯用筒体3を矢印方向に移動させることにより注湯用筒体3とポッド保持体2とが嵌合され、蓋体4を矢印方向に移動させることにより蓋体4と注湯用筒体3とが嵌合される。ポッド保持体2にはフランジ5が形成され、注湯用筒体3には複数の嵌合位置決め用突起6が形成され、蓋体4には突部7と外側周壁部8と内側周壁部9とが形成されている。
図2は、ポッド保持体2を示す断面正面図である。ポッド保持体2は、両端が開口されるとともに一端側が大径であって他端側が小径である段付の筒状に形成された筒部10を有している。この筒部10の内周部には、大径側から小径側にかけて内側に向けて張り出したリング状のポッド載置部11が形成されている。ポッド載置部11は、飲料材料であるコーヒー粉を不織布内に封入することにより形成された飲料ポッドである円盤状のコーヒーポッド12が載置可能な形状に形成されている。筒部10の外周部には、上述したフランジ5が形成されている。フランジ5は、筒部10の外側に向けて張り出して形成され、フランジ5の表面部5aは筒部10における大径側の開口である一端側開口部13の縁部13aと面一に形成されている。フランジ5には、このフランジ5を板厚方向に貫通する複数の空気孔14が形成されている。
図3は、ポッド保持体2を示す平面図である。ポッド保持体2には、上述したようにフランジ5とポッド載置部11と複数の空気孔14とが形成されている。空気孔14は、フランジ5の内周側に寄った位置に形成され、同一の円弧上に位置して等間隔に配列されている。このポッド保持体2は、耐熱性及び食品衛生上の安全性の高い樹脂、例えば、ポリプロピレン樹脂、AS樹脂(アクリロニトリルスチレン樹脂)により形成されている。
図4は、注湯用筒体3を示す断面正面図である。注湯用筒体3は、両端が開口されるとともに一端側が他端側より小径となるテーパが付けられた円筒状の筒部15を有している。注湯用筒体3は上述したようにポッド保持体2と嵌合可能であり、筒部15における小径側の端部には、注湯用筒体3とポッド保持体2とを嵌合させる場合に、ポッド保持体2の一端側開口部13の内側に嵌合される嵌合部16が形成されている。筒部15の外周部には、上述したように複数の嵌合位置決め用突起6が形成されている。嵌合位置決め用突起6は、筒部15の筒方向に沿って延出するリブ状に形成され、筒部15の周方向に沿って等間隔に複数個、例えば6個形成されている。注湯用筒体3は、この注湯用筒体3をポッド保持体2に嵌合させた後にお湯が注湯される部材であり、注湯用筒体3の内周部には、注湯用筒体3内に注湯するお湯の注湯量を指示する注湯量目盛17が形成されている。この注湯量目盛17は、抽出するコーヒー量に応じて複数段階、例えば3段階に形成されている。また、注湯量目盛17は筒部15の周方向に沿った複数個所、例えば90°の間隔をもって4か所に形成されている。この注湯用筒体3は、耐熱性及び食品衛生上の安全性の高い樹脂、例えば、ポリプロピレン樹脂、AS樹脂(アクリロニトリルスチレン樹脂)により形成されている。
図5は、蓋体4を示す断面正面図である。蓋体4は、一端側が開口された椀形状に形成されており、上述したように突部7と外側周壁部8と内側周壁部9とが形成され、注湯用筒体3の他端側(上端側)の端部に嵌合可能に設けられている。
外側周壁部8と内側周壁部9とは、蓋体4を注湯用筒体3に嵌合させた場合に注湯用筒体3の端部を外側と内側とから挟むリング形状に形成されている。注湯用筒体3に対する内側嵌合寸法は“a”、外側周壁部8の注湯用筒体3に対する嵌合寸法は“b”に設定され、“a”は“b”より大きく設定されている。また、内側周壁部9は、蓋体4を注湯用筒体3に嵌合させた場合に注湯用筒体3に対向する面が、先端側に向けて次第に内側に傾斜するテ―パ面18とされている。
蓋体4の椀形状をなす部分の中央部には上述したように突部7が形成され、この突部7は、蓋体4を注湯用筒体3に嵌合させた場合に外側に向けて突出する向きに形成されている。この突部7の中心部には、蓋体4を貫通する空気孔19が形成されている。この蓋体4は、可撓性を有する材料、例えば、エラストマーやシリコーン樹脂により形成されている。
このような構成において、コーヒー抽出器1を用いてコーヒーポッド12からコーヒーを抽出する場合について、図6及び図7を用いて説明する。
まず、ポッド保持体2のポッド載置部11にコーヒーポッド12を載置し、ポッド保持体2と注湯用筒体3とを嵌合させる。この嵌合は、ポッド保持体2の一端側開口部13の内側に注湯用筒体3の嵌合部16を嵌合させることにより行う。ポッド保持体2と注湯用筒体3とを嵌合させた場合、嵌合部16がポッド載置部11に載置されているコーヒーポッド12の外周部を押圧し、コーヒーポッド12の外周部がポッド載置部11と嵌合部16とにより挟持される。
また、ポッド保持体2と注湯用筒体3とを嵌合させた場合、注湯用筒体3に形成されている複数の嵌合位置決め用突起6の端部6aが、ポッド保持体2の一端側開口部13の縁部13aに当接される。複数の嵌合位置決め用突起6の端部6aが一端側開口部13の縁部13aに当接されることにより、ポッド保持体2に嵌合された注湯用筒体3が傾くことを防止することができ、コーヒーポッド12の外周部はその全周においてポッド載置部11と嵌合部16とにより均一に押圧される。
ついで、コーヒーポッド12を挟持して嵌合させたポッド保持体2と注湯用筒体3とを、飲料カップ20の開口縁部20aの上に載せる。この場合、フランジ5の裏面部5bを飲料カップ20の開口縁部20aに当接させる。
コーヒーポッド12を挟持して嵌合させたポッド保持体2と注湯用筒体3とを飲料カップ20の開口縁部20aの上に載せた後、注湯用筒体3内に抽出したいコーヒー量に応じた量のお湯21を注湯する。
注湯用筒体3内にお湯21を注湯した後、注湯用筒体3に蓋体4を嵌合させる。注湯用筒体3への蓋体4の嵌合は、蓋体4の外側周壁部8と内側周壁部9とにより注湯用筒体3の端部を挟むことにより行う。
注湯用筒体3に蓋体4を嵌合させた後、蓋体4の突部7の先端部に指を載せ、指で空気孔19を閉止した状態で突部7を押し、蓋体4を押圧する。この押圧により、可撓性を有する蓋体4が図7に示すように凹んだ状態に変形し、この変形により蓋体4内の容積が小
さくなるとともに注湯用筒体3内と蓋体4内との圧力が上昇し、注湯用筒体3内に注湯されているお湯21が加圧される。この加圧により、注湯用筒体3内のお湯21をコーヒーポッド12内のコーヒー粉に浸透させる「むらし」を行うことができる。しかもこの「むらし」を、コーヒーポッド12内のコーヒー粉全体に対して短時間で均一に行うことができる。
突部7を押して蓋体4を押圧した後は、突部7から指を離して蓋体4の押圧を終了する。突部7から指を離すことにより空気孔19が開放され、注湯用筒体3内と蓋体4内とに空気孔19から空気が流入し、これらの注湯用筒体3内と蓋体4内との圧力が瞬時に常圧に戻るとともに蓋体4の凹みが解消される。したがって、突部7から指を離して蓋体4の押圧を終了した場合に、注湯用筒体3内の圧力が常圧に戻るため、注湯用筒体3内のお湯21がコーヒーポッド12をスムーズに通過し、コーヒーの抽出がスムーズに行われる。
突部7から指を離した後は、注湯用筒体3内のお湯21がコーヒーポッド12を通過することによりコーヒーポッド12からコーヒーが抽出され、抽出されたコーヒーが飲料カップ20内に流れ落ちる。
コーヒーが抽出される場合、コーヒーポッド12の外周部がポッド載置部11と嵌合部16とにより挟持されているため、注湯用筒体3内のお湯21がコーヒーポッド12の外周部の外側を通過することが防止され、全てのお湯21がコーヒーポッド12内を通過する。これにより、コーヒーの抽出を良好に行うことができる。
ここで、ハンドドリップのような簡易型のコーヒー抽出器でコーヒーを抽出する場合には、コーヒー粉に少量のお湯を注いでそのお湯をコーヒー粉に浸透させる「むらし」を最初に行い、その「むらし」が終了してから抽出したいコーヒー量に応じた量のお湯をコーヒー粉に注いで抽出を行っている。この「むらし」には、例えば20秒程度の時間が掛かるので、「むらし」を含めたコーヒーの抽出時間が長くなっている。また、「むらし」がコーヒー粉全体に対して均一に行われず不均一になる場合があり、その場合には「むらし」が不十分な部分でお湯が通過しにくい状態が発生し、各回のコーヒー抽出において抽出されたコーヒーの濃度がばらつきを生じる場合がある。
これに対し、このコーヒー抽出器1を用いた場合には、注湯用筒体3内に必要量のお湯21を注湯した後、突部7を押して蓋体4を押圧することにより注湯用筒体3内に注湯されているお湯21を加圧し、この加圧によりコーヒーポッド12内のコーヒー粉にお湯21を浸透させる「むらし」を短時間(例えば、2〜5秒)で行うことができる。このため、「むらし」に要する時間を短縮することができるとともに、「むらし」を含めたコーヒーの抽出時間を短縮することができる。そして、コーヒーの抽出時間が短縮されることにより抽出されたコーヒーの温度低下を防止することができる。なお、蓋体4を注湯用筒体3に嵌合させることにより、注湯用筒体3内に注湯されたお湯21に対する保温性が高まるので、このコーヒー抽出器1を用いた場合には抽出されるコーヒーの温度低下をより一層防止することができる。
しかも、注湯用筒体3内のお湯21を加圧してコーヒーポッド12内のコーヒー粉に対する「むらし」を行うことにより、コーヒー粉全体に対して「むらし」を均一に行うことができる。「むらし」がコーヒー粉全体に対して均一に行われることにより、コーヒーを抽出する場合のお湯21がコーヒー粉の全体に亘って均一に通過するようになり、各回のコーヒー抽出において抽出されるコーヒーの濃度を均一にすることができる。
また、このコーヒー抽出器1では、コーヒー抽出中において注湯用筒体3内に残っているお湯21の量が少なくなった時点で、突部7を押して蓋体4を押圧してもよい。この押
圧により、注湯用筒体3内に残っているお湯21を加圧してそのお湯21がコーヒーポッド12を通過することを促進することができ、コーヒーの抽出時間をさらに短縮することができる。
また、このコーヒー抽出器1では、蓋体4の注湯用筒体3に嵌合される部分に、注湯用筒体3の端部を外側から挟む外側周壁部8と内側から挟む内側周壁部9とが形成され、注湯用筒体3に対する内側周壁部9の嵌合寸法“a”が、注湯用筒体3に対する外側周壁部8の嵌合寸法“b”が大きく設定されている。このため、突部7を押圧して蓋体4を凹ませた場合に、内側周壁部9と注湯用筒体3の内周面との間の密着性が高くなり、この嵌合部分からの空気漏れが防止され、注湯用筒体3内と蓋体4内との圧力を上昇させて注湯用筒体3内に注湯されているお湯21を確実に加圧することができる。
また、内側周壁部9は、蓋体4を注湯用筒体3に嵌合させた場合に注湯用筒体3に対向する面が、先端側に向けて次第に内側に傾斜するテーパ面18とされている。このため、蓋体4を注湯用筒体3に嵌合させる操作を円滑に行うことができ、蓋体4を注湯用筒体3に嵌合させる場合の操作性を高めることができる。
なお、本実施形態では、飲料抽出器の一例としてコーヒーを抽出するコーヒー抽出器1を例に挙げて説明したが、本発明の飲料抽出器には、紅茶を抽出する紅茶抽出器や緑茶を抽出する緑茶抽出器が含まれる。さらに、その飲料抽出器で使用する飲料ポッドとしては、コーヒーポッド12に限らず、飲料材料である紅茶葉や緑茶葉を不織布等に封入した紅茶ポッドや緑茶ポッドが含まれる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、様々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 コーヒー抽出器(飲料抽出器)
2 ポッド保持体
3 注湯用筒体
4 蓋体
5 フランジ
7 突部
8 外側周壁部
9 内側周壁部
11 ポッド載置部
12 コーヒーポッド(飲料ポッド)
13 一端側開口部
16 嵌合部
18 テーパ面
19 空気孔
20 飲料カップ
20a 開口縁部

Claims (3)

  1. 両端が開口された筒状に形成され、内周部に内側に向けて張り出して飲料ポッドを載置可能なポッド載置部が設けられ、外周部に外側に向けて張り出して飲料カップの開口縁部に載置可能なフランジが設けられたポッド保持体と、
    両端が開口された筒状に形成され、前記ポッド保持体の一端側開口部の内側に嵌合されて前記ポッド載置部に載置された前記飲料ポッドの外周部を押圧する嵌合部を一端側に有する注湯用筒体と、
    前記注湯用筒体の他端側に嵌合され、押圧されることにより前記注湯用筒体内の圧力を上昇させる可撓性を有する蓋体と、
    を備え
    前記蓋体に、この蓋体を前記注湯用筒体の他端側に嵌合させた場合に外側に向けて突出する突部が設けられ、この突部に前記蓋体を貫通する空気孔が形成されていることを特徴とする飲料抽出器。
  2. 前記蓋体における前記注湯用筒体の他端側に嵌合される部分に、前記注湯用筒体の他端側を外側と内側とから挟むリング形状の外側周壁部と内側周壁部とが形成され、前記注湯用筒体に対する前記内側周壁部の嵌合寸法が前記注湯用筒体に対する前記外側周壁部の嵌合寸法より大きく設定されていることを特徴とする請求項1記載の飲料抽出器。
  3. 前記内側周壁部は、前記蓋体を前記注湯用筒体に嵌合させた場合に前記注湯用筒体に対向する面が、先端側に向けて次第に内側に傾斜するテーパ面とされていることを特徴とする請求項2記載の飲料抽出器。
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