JP2016179021A - 飲料抽出器 - Google Patents

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茂樹 大森
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【課題】コーヒーポッド等の飲料用ポッドのセットを容易に行え、しかも、ポッド保持体と注湯用筒体との嵌合が外れることを確実に防止するできる飲料用抽出器を提供する。【解決手段】両端が開口された筒状に形成され、上端側に飲料ポッドを載置可能なポッド載置部5が設けられたポッド保持体2と、両端が開口された筒状に形成され、下端側がポッド保持体2の上端側に回動支点4により回動可能に連結され、ポッド保持体2の上端側に嵌合されてポッド載置部5に載置された飲料ポッドの周縁部を保持する保持位置と、飲料ポッドの周縁部の保持を解除する保持解除位置とに回動可能な注湯用筒体3と、を有し、注湯用筒体3を保持位置に回動させた場合にその保持位置で注湯用筒体3とポッド保持体2とをロックするロック機構19を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、コーヒーや紅茶等の飲料を抽出する飲料抽出器に関する。
近年、コーヒー粉を不織布内に封入したコーヒーポッドを使用するコーヒー抽出器が普及している。さらに、このようなコーヒーポッドを使用する簡易型のコーヒー抽出器としては、下記特許文献1に記載されたものが知られている。
下記特許文献1に記載されたコーヒー抽出器では、ポッド保持体のポッド載置部にコーヒーポッドを載置し、ポッド保持体に注湯用筒体を嵌合させてコーヒーポッドの周縁部を押圧することにより、コーヒー抽出器へのコーヒーポッドのセットを行っている。コーヒーポッドのセットが終了した後、注湯用筒体内にお湯を注ぐことにより、そのお湯がコーヒーポッドを通過してコーヒーが抽出される。コーヒー抽出器にコーヒーポッドをセットする作業においては、ポッド保持体の中心と注湯用筒体の中心とを位置合わせする必要がある。
特開2013−43031号公報
しかしながら、ポッド保持体と注湯用筒体とを嵌合させる場合、それらの中心を位置合わせする作業に手間がかかるため、コーヒー抽出器へのコーヒーポッドのセットに手間がかかっている。
また、ポッド保持体と湯用筒体との嵌合が不十分であったり、ポッド保持体と注湯用筒体とが傾いた状態で嵌合されていたりすると、注湯用筒体内にお湯を注いだ後に注湯用筒体を把持してコーヒー抽出器を持ち上げると、ポッド保持体と注湯用筒体との嵌合が外れることがある。ポッド保持体と注湯用筒体との嵌合が外れた場合、注湯用筒体内にお湯がある場合にはそのお湯がこぼれてしまう。また、コーヒー抽出終了後であって注湯用筒体内にお湯がない場合であっても、ポッド保持体が落下することによりコーヒーを抽出した後のコーヒーポッドが飛び出して周囲を汚してしまう。
本発明の目的は、コーヒーポッド等の飲料用ポッドのセットを手間をかけずに容易に行うことができ、しかも、ポッド保持体と注湯用筒体との嵌合が外れることを確実に防止することができる飲料用抽出器を提供するものである。
本発明に係る飲料抽出器は、両端が開口された筒状に形成され、上端側に飲料ポッドを載置可能なポッド載置部が設けられ、外周部に外側に向けて張り出して飲料カップの開口縁部に載置可能なフランジが設けられたポッド保持体と、両端が開口された筒状に形成され、下端側が前記ポッド保持体の上端側に回動支点により回動可能に連結され、前記ポッド保持体の上端側に嵌合されて前記ポッド載置部に載置された前記飲料ポッドの周縁部を保持する保持位置と、前記飲料ポッドの周縁部の保持を解除する保持解除位置とに回動可能な注湯用筒体と、を有し、前記注湯用筒体を前記保持位置に回動させた場合にその保持位置で前記注湯用筒体と前記ポッド保持体とをロックするロック機構を備える。
また、前述の飲料抽出器において、前記ポッド保持体の下端側に、前記保持位置に回動した前記注湯用筒体により保持された前記飲料ポッドから離反する下方に位置し、中央部に形成された孔に向けて斜め下方向きに傾斜する底面部が設けられていることが望ましい。
また、前述の飲料抽出器において、前記注湯用筒体の前記回動支点側の下端側外周部に、内側に向けて下向きに傾斜する傾斜部が設けられていることが望ましい。
また、前述の飲料抽出器において、前記ポッド保持体の前記回動支点と反対側の上端側に内側に向けて屈曲したポッド抑え部が設けられていることが望ましい。
また、前述の飲料抽出器において、前記注湯用筒体の上端側に着脱可能に取付けられ、取付けた状態で押圧されることにより前記注湯用筒体内の圧力を上昇させる可撓性を有する蓋体を備えることが望ましい。
本発明に係る飲料抽出器によれば、ポッド保持体と注湯用筒体とが回動支点により回動可能に連結されているため、注湯用筒体をポッド支持体の上端側に嵌合させてポッド載置部に載置された飲料ポッドの周縁部を保持する場合、注湯用筒体を回動支点の回りに回動させるだけでよく、ポッド保持体と注湯用筒体との中心を位置合わせする必要がなく、飲料抽出器への飲料ポッドのセットを手間をかけず容易に行うことができる。さらに、注湯用筒体を保持位置に回動させた場合には、注湯用筒体とポッド保持体とがロック機構によりロックされるため、注湯用筒体内にお湯を注いで飲料を抽出している場合や飲料の抽出が終了した後に、注湯用筒体とポッド保持体との嵌合が外れることを防止でき、嵌合が外れたために注湯用筒体内のお湯がこぼれることや、飲料を抽出した後の飲料ポッドが飛び出して周囲を汚すことを防止できる。
また、ポッド保持体の下端側に、保持位置に回動した注湯用筒体により保持された飲料ポッドから離反する下方に位置し、中央部に形成された孔に向けて斜め下方向きに傾斜する底面部が設けられている場合には、保持された飲料ポッドが底面部に接触することがなく、飲料ポッドから抽出された飲料は底面部に沿って流れた後に孔から流れ落ちるので、飲料の抽出をスムーズに行うことができる。
また、注湯用筒体の回動支点側の下端側外周部に、内側に向けて下向きに傾斜する傾斜部が設けられている場合には、ポッド載置部に飲料ポッドを載置し、注湯用筒体を保持位置に回動させる場合、傾斜部がポッド載置部に載置されている飲料ポッドの上面側へ点接触ではなく線接触で当たるようになる。このため、注湯用筒体を保持位置に回動させる場合に、注湯用筒体から飲料ポッドに作用する飲料ポッドを回動支点の反対側に押す力が小さくなり、飲料ポッドの位置ずれを防止して飲料用抽出器への飲料ポッドのセットを確実に行うことができる。
また、ポッド保持体の回動支点と反対側の上端側に内側に向けて屈曲したポッド抑え部が設けられている場合には、注湯用筒体を押圧位置に回動させる場合に注湯用筒体がポッド載置部に載置されている飲料ポッドに当たって飲料ポッドが回動支点の反対側へ押されても、押された飲料ポッドはポッド抑え部に当たるとそれ以上回動支点の反対側に移動することが防止される。このため、注湯用筒体を保持位置に回動させる場合に、飲料ポッドの位置ずれを防止して飲料用抽出器への飲料ポッドのセットをより一層確実に行うことができる。
また、注湯用筒体の上端側に嵌合され、押圧されることにより注湯用筒体内の圧力を上昇させる可撓性を有する蓋体を備える場合には、保持位置に回動させた注湯用筒体内にお湯を注いだ後に注湯用筒体に嵌合させた蓋体を押圧することにより、注湯用筒体内の圧力を上昇させ、注湯用筒体内に注がれたお湯を加圧することができ、この加圧により、注湯用筒体内のお湯を飲料ポッド内の飲料材料に浸透させる「むらし」を短時間で均一に行うことができる。さらに、ポッド保持体の下側に底面部が設けられている場合には、蓋体を押圧した場合に飲料用ポッドを通過して抽出された飲料は底面部に沿って流れる。このため、蓋体の押圧を止めることにより注湯用筒体内が負圧になった場合には、飲料ポッドの下面側が底面部の上を流れる飲料により塞がれて飲料ポッドの下面側から飲料ポッド内への空気の吸込が阻止され、飲料ポッド内の飲料材中に存在する空気が注湯用筒体内に吸い出されるので、飲料材料の「むらし」をより一層促進させることができる。
注湯用筒体を保持解除位置に回動させた状態のコーヒー抽出器を示す正面図である。 図1の断面正面図である。 注湯用筒体を外したポッド保持体を示す平面図である。 注湯用筒体を保持位置に回動させてロックした状態のコーヒー抽出器を示す正面図である。 図4の断面正面図である。 コーヒーポッドをセットしたコーヒー抽出器の注湯用筒体内にお湯を注いで蓋体を装着し、飲料カップの上に載せた状態を示す断面正面図である。 蓋体を押圧した状態を示す断面正面図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、飲料抽出器であるコーヒー抽出器1を示す正面図、図2はその断面正面図である。コーヒー抽出器1は、ポッド保持体2と注湯用筒体3とを有し、これらのポッド保持体2と注湯用筒体3とが回動支点4により回動可能に連結されている。回動支点4により回動可能に連結された注湯用筒体3は、図1及び図2に示す保持解除位置と、図4及び図5に示す保持位置とに回動可能に設けられている。保持解除位置とは、ポッド保持体2の上端側に設けられたポッド載置部5の上に載置された飲料ポッドであるコーヒーポッド6を保持していない位置であり、保持位置とは、コーヒーポッド6の周縁部をポッド保持体2と注湯用筒体3とにより挟んで保持する位置である。注湯用筒体3の上端側には、蓋体7(図6、7参照)が着脱可能に取付けられている。ポッド保持体2と注湯用筒体3とは、耐熱性及び食品衛生上の安全性の高い樹脂、例えば、ポリプロピレン樹脂、AS樹脂(アクリロニトリルスチレン樹脂)、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂等により形成されている。蓋体7は、可撓性を有する材料、例えば、エラストマーやシリコーン樹脂によって形成されている。
ポッド保持体2は、両端が開口された筒状に形成され、上端部に飲料ポッドであるコーヒーポッド6を載置可能なポッド載置部5が設けられている。ポッド保持体2の外周部には、外側に向けて張り出したフランジ8が設けられている。
また、ポッド保持体2の下端側には底面部9が設けられ、その底面部9の中央部に孔10が形成されている。底面部9は、ポッド載置部5に載置されたコーヒーポッド6が保持位置に回動した注湯用筒体3により保持された場合(図5〜図7参照)、保持されたコーヒーポッド6から離反する下方に位置し、孔10に向けて斜め下方向きに傾斜している。
底面部9の上面には、長短の複数のリブ11が設けられており、これらのリブ11は図3に示すように孔10を中心とする放射状に配置されている。これらのリブ11は、コーヒーポッド6が保持位置に回動した注湯用筒体3により保持された場合、コーヒーポッド6の下面がリブ11の上面に当たるように設けられている(図5参照)。
フランジ8の上面部の一端側には、一対の保持部12が設けられ、これらの保持部12により回動支点4が回動可能に保持されている。回動支点4は、注湯用筒体3の外周部に固定されている。
フランジ8の上面部であって保持部12に対して180°離れた反対側には立ち上がり部13が設けられ、この立ち上がり部13には後述するロックレバーをロック位置で保持するための係合爪14が設けられている。
また、ポッド載置部5の上端部であって立ち上がり部13の両側の位置には、ポッド保持体2の内周側に向けて張り出したポッド抑え部16が設けられている。
注湯用筒体3は、両端が開口された筒状に形成され、下端側の外周部に回動支点4が設けられ、この回動支点4がポッド保持体2に設けられた保持部12に回動可能に保持されている。注湯用筒体3を保持位置に回動させた場合、注湯用筒体3の下端側がポッド保持体2のポッド載置部5の内側に嵌合されるようになっている。
注湯用筒体3の回動支点4側の下端側外周部であって、注湯用筒体3を保持位置に回動させた場合にポッド保持体2のポッド載置部5の内側に嵌合される部分には、内側に向けて下向きに傾斜する傾斜部17が設けられている。
注湯用筒体3を図1及び図2に示す保持解除位置から図4及び図5に示す保持位置に回動させた場合、注湯用筒体3の下端部がポッド保持体2のポッド載置部5の内側に嵌合され、注湯用筒体3とポッド保持体2とでコーヒーポッド6の周縁部を挟んで保持するようになっている。
また、注湯用筒体3の外周部であって回動支点4が設けられている位置に対して180°離れた反対側には、注湯用筒体3を保持位置に回動させた場合に、その保持板で注湯用筒体3をポッド保持体2にロックするための可撓性を有するロックレバー18が設けられている。このロックレバー18には、立ち上がり部13に設けられた係合爪14に係合する係合突部18aが設けられている。なお、ロックレバー18は正面から見た場合に逆T字型に形成されており、T字型の側方へ張り出した部分が係合突部18aとされている。そして、これらのロックレバー18と立ち上がり部13とにより、注湯用筒体3を保持位置に回動させた場合にその保持位置で注湯用筒体3とポッド保持体2とをロックするロック機構19が構成されている。ロック機構19によるロックの解除は、ロックレバー18を係合突部18aと係合爪14との係合が外れる方向(注湯用筒体3の中心方向)へ撓ませることにより行えるようになっている。
蓋体7は、図6及び図7に示すように、一端側が開口された碗形状に形成されており、開口側の周縁部には、注湯用筒体3の上端部に嵌合される嵌合部20が設けられている。また、蓋体7の椀形状の底部をなす側には突部21が設けられ、この突部21の中心部には空気孔22が設けられている。
このような構成において、コーヒー抽出器1を用いてコーヒーポッド6からコーヒーを抽出する場合について説明する。
まず、図1及び図2に示すように、ロック機構19をロック解除状態とし、注湯用筒体3を保持解除位置に回動させる。そして、ポッド載置部5の上にコーヒーポッド6を載置し、注湯用筒体3を回動支点4の回りに保持位置へ向けて回動させる。
注湯用筒体3を保持解除位置から保持位置へ回動させた場合、注湯用筒体3の回動支点4側の下端側外周部が最初にコーヒーポッド6の上面に当たる。ここで、注湯用筒体3の回動支点4側の下端側外周部には傾斜部17が設けられているため、注湯用筒体3を保持解除位置から保持位置に回動させた場合、この傾斜部17がコーヒーポッド6の上面に当たり、その当たり方は点接触ではなく線接触になる。このため、注湯用筒体3を保持解除位置から保持位置に回動させる場合、注湯用筒体3からコーヒーポッド6に作用するコーヒーポッド6を回動支点4の反対側に押す力が小さくなり、コーヒーポッド6の位置ずれを抑えることができ、コーヒー抽出器1へのコーヒーポッド6のセットを確実に行うことができる。
さらに、ポッド保持体2の回動支点4と反対側の上端部には内側に向けて張り出したポッド抑え部16が設けられている。このため、注湯用筒体3を押圧位置に回動させた場合に注湯用筒体3により押されたコーヒーポッド6が回動支点4の反対側へ移動しても、コーヒーポッド6の周縁部がポッド抑え部16に当たるとそれ以上回動支点4の反対側に移動することが阻止される。このため、注湯用筒体3を保持位置に回動させる場合に、コーヒーポッド6の位置ずれをより一層抑えることができ、コーヒー抽出器1へのコーヒーポッド6のセットをより一層確実に行うことができる。
図4及び図5は、ポッド載置部5にコーヒーポッド6を載置し、注湯用筒体3を保持解除位置から保持位置に回動させ、ロックレバー18の係合突部18aを立ち上がり部13に設けられた係合爪14に係合させて注湯用筒体3とポッド保持体2とをロックすることにより、コーヒー抽出器1へのコーヒーポッド6のセットが終了した状態を示している。このコーヒーポッド6のセットが終了した場合には、注湯用筒体3の下端部がポッド保持体2のポッド載置部5の内側に入り込み、コーヒーポッド6はその周縁部を注湯用筒体3とポッド保持体2とで挟まれて保持されている。
ここで、ポッド保持体2と注湯用筒体3とは回動支点4により回動可能に連結されているため、コーヒー抽出器1にコーヒーポッド6をセットする場合、注湯用筒体3を回動支点4の回りに回動させるだけでよく、ポッド保持体2と注湯用筒体3との中心を位置合わせする必要がなく、コーヒー抽出器1へのコーヒーポッド6のセットを手間をかけず容易に行うことができる。
さらに、注湯用筒体3を保持位置に回動させた場合には、注湯用筒体3とポッド保持体2とがロック機構19によりロックされる。このため、注湯用筒体3内にお湯を注いでコーヒーを抽出している場合やコーヒーの抽出が終了した後に、コーヒー抽出器1を持ち上げたり移動させたりしても、注湯用筒体3とポッド保持体2との嵌合が外れることを防止でき、嵌合が外れたために注湯用筒体3内のお湯がこぼれることや、コーヒーの抽出が終了した後のコーヒーポッド6が飛び出して周囲を汚すことを防止できる。
また、ポッド保持体2の下端側に底面部9が設けられ、この底面部9は、保持位置に回動した注湯用筒体3により保持されたコーヒーポッド6から離反する下方に位置し、中央部に形成された孔10に向けて斜め下方向きに傾斜している。このため、保持されたコーヒーポッド6の下面が底面部9に接触することがなく、コーヒーポッド6から抽出されたコーヒーはリブ11の側面を伝わって底面部9の上に流れ落ち、底面部9に沿って流れた後に孔10から流れ落ちるので、コーヒーの抽出をスムーズに行うことができる。しかも、底面部9にはリブ11が設けられているため、底面部9とコーヒーポッド6の下面との間のスペースを確実に確保することができる。
図6は、コーヒーポッド6をセットしたコーヒー抽出器1を飲料カップ23の上に載せ、注湯用筒体3内にお湯を注いで蓋体7を装着した状態を示している。
図7は、注湯用筒体3内にお湯を注いで蓋体7を装着した後、蓋体7を押圧した状態を示している。蓋体7の押圧は、突部21の先端に指を当て、空気孔22を塞いだ状態で行う。この押圧により、可撓性を有する蓋体7が凹んだ状態に変形し、この変形により蓋体7内の容積が小さくなるとともに注湯用筒体3内と蓋体7内との圧力が上昇し、注湯用筒体3内に注がれているお湯が加圧される。この加圧により、注湯用筒体3内のお湯をコーヒーポッド6内のコーヒー粉に浸透させる「むらし」が促進されるとともに、「むらし」をコーヒーポッド6内のコーヒー粉全体に対して均一に行うことができる。
蓋体7を押圧した場合、「むらし」が行われるとともにコーヒーの抽出も開始され、コーヒーポッド6から抽出されたコーヒーは底面部9の上を流れる。このため、蓋体7の押圧を止めることにより注湯用筒体3内が負圧になった場合には、コーヒーポッド6の下面側が底面部9を流れるコーヒーにより塞がれているためコーヒーポッド6の下面側からコーヒーポッド6内への空気の吸込が阻止され、コーヒーポッド6内のコーヒー粉中に存在する空気が注湯用筒体3内に吸い出される。これにより、コーヒー粉の「むらし」をより一層促進させることができる。
なお、本実施形態では、飲料抽出器の一例としてコーヒーを抽出するコーヒー抽出器1を例に挙げて説明したが、本発明の飲料抽出器には、紅茶を抽出する紅茶抽出器や緑茶を抽出する緑茶抽出器が含まれる。さらに、その飲料抽出器で使用する飲料ポッドとしては、コーヒーポッド6に限らず、飲料材料である紅茶葉や緑茶葉を不織布等に封入した紅茶ポッドや緑茶ポッドが含まれる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、様々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変更は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 コーヒー抽出器(飲料抽出器)
2 ポッド保持体
3 注湯用筒体
4 回動支点
5 ポッド載置部
6 コーヒーポッド(飲料ポッド)
7 蓋体
8 フランジ
9 底面部
10 孔
11 リブ
12 保持部
13 立ち上がり部
14 係合爪
16 ポッド抑え部
17 傾斜部
18 ロックレバー
18a 係合突部
19 ロック機構
20 嵌合部
21 突部
22 空気孔
23 飲料カップ

Claims (5)

  1. 両端が開口された筒状に形成され、上端側に飲料ポッドを載置可能なポッド載置部が設けられ、外周部に外側に向けて張り出して飲料カップの開口縁部に載置可能なフランジが設けられたポッド保持体と、
    両端が開口された筒状に形成され、下端側が前記ポッド保持体の上端側に回動支点により回動可能に連結され、前記ポッド保持体の上端側に嵌合されて前記ポッド載置部に載置された前記飲料ポッドの周縁部を保持する保持位置と、前記飲料ポッドの周縁部の保持を解除する保持解除位置とに回動可能な注湯用筒体と、
    を有し、
    前記注湯用筒体を前記保持位置に回動させた場合にその保持位置で前記注湯用筒体と前記ポッド保持体とをロックするロック機構を備えることを特徴とする飲料抽出器。
  2. 前記ポッド保持体の下端側に、前記保持位置に回動した前記注湯用筒体により保持された前記飲料ポッドから離反する下方に位置し、中央部に形成された孔に向けて斜め下方向きに傾斜する底面部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の飲料抽出器。
  3. 前記注湯用筒体の前記回動支点側の下端側外周部に、内側に向けて下向きに傾斜する傾斜部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の飲料抽出器。
  4. 前記ポッド保持体の前記回動支点と反対側の上端側に、内側に向けて屈曲したポッド抑え部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の飲料抽出器。
  5. 前記注湯用筒体の上端側に着脱可能に取付けられ、取付けた状態で押圧されることにより前記注湯用筒体内の圧力を上昇させる可撓性を有する蓋体を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の飲料抽出器。
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