JP2016046995A - 電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一方のリレーが接続状態で溶着している場合であっても、他のリレーを溶着させることなく、コンデンサの強制放電を完了することができる電源装置を提供すること。【解決手段】バッテリ10の負極と平滑コンデンサ13の陰極とを接続または切断する負極側リレー11aと、バッテリ10の正極と平滑コンデンサ13の陽極とを接続または切断する正極側リレー11bと、平滑コンデンサ13に蓄積された電荷を放電させる強制放電を実行する強制放電実行部31と、強制放電が実行されていることを条件として正極側リレー11bが接続状態で溶着しているか否かを判断する溶着判断部32と、正極側リレー11bが接続状態で溶着していると溶着判断部32により判断されたことを条件として、インバータ14に流入する入力電流の上限値を上限電流値に低下させた後に、負極側リレー11aを切断状態にする制御部30と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置に関し、詳しくは、当該電源装置を構成するコンデンサに対する強制放電を実行する電源装置に関する。
ハイブリッド車両等のように、電源装置が設けられた車両は、イグニッションスイッチ(以下、「IG」という)がオフにされた後に、電源装置を構成するコンデンサに蓄積された電荷を放電させる強制放電を実行するようになっている。
電源装置は、バッテリの正極とコンデンサの陽極との間に設けられた正極側リレーと、バッテリの負極とコンデンサの陰極との間に設けられた負極側リレーとを有している。これらリレーの少なくとも一方が接続状態で溶着している場合には、強制放電が正常に行われないことがある。
このため、特許文献1では、強制放電を実行しているときに、正極側リレーまたは負極側リレーに接続状態での溶着が検出された場合、コンデンサの強制放電を停止するようになっている。
特開2013−132129号公報
リレーの接続状態に関わらずコンデンサの電荷を放電させる必要がある場合、特許文献1の電源装置において、正極側リレーが接続状態で溶着していると判断された場合であっても、負極側リレーを切断状態にすることで強制放電を完了することができる。しかしながら、強制放電を実行しているときに正極側リレーが接続状態で溶着していると判断され、負極側リレーに電流が流れている状態で負極側リレーを切断状態にすると、負極側リレーにアーク放電が生じ、負極側リレーを溶着させてしまうことがある。
そこで、本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、一方のリレーが接続状態で溶着している場合であっても、他のリレーを溶着させることなく、コンデンサの強制放電を完了することができる電源装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する電源装置の発明の一態様は、第1電極及び第2電極を有するバッテリと、第1電極及び第2電極を有するコンデンサと、コンデンサと並列に接続されたインバータ回路と、バッテリの第1電極とコンデンサの第1電極とを接続する接続状態及びバッテリの第1電極とコンデンサの第1電極とを切断する切断状態のいずれか一方の状態をとる第1リレーと、バッテリの第2電極とコンデンサの第2電極とを接続する接続状態及びバッテリの第2電極とコンデンサの第2電極とを切断する切断状態のいずれか一方の状態をとる第2リレーと、コンデンサに蓄積された電荷を放電させる強制放電を実行する強制放電実行部と、強制放電が実行されていることを条件として、第1リレーが接続状態で溶着しているか否かを判断する溶着判断部と、を備えた電源装置であって、第1リレーが接続状態で溶着していると溶着判断部によって判断されたことを条件として、インバータ回路の入力電流の上限値を低下させ、第2リレーを切断状態にさせる制御部を備えるものである。
このように本発明の一態様によれば、一方のリレーが接続状態で溶着している場合であっても、他のリレーを溶着させることなく、コンデンサの強制放電を完了することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る電源装置を搭載した車両の要部を示す構成図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る電源装置によって実行される第2リレー溶着検出処理を示すフローチャートである。 図3は、本発明の実施の形態に係る電源装置によって実行される第1リレー溶着検出処理を示すフローチャートである。 図4は、本発明の実施の形態に係る電源装置によって実行される第1リレー溶着検出処理の正極側リレーが溶着していない状態におけるタイミングチャートである。 図5は、従来のリレー溶着検出処理の正極側リレーが溶着していない状態におけるタイミングチャートである。 図6は、本発明の実施の形態に係る電源装置によって実行される第1リレー溶着検出処理の正極側リレーが接続状態で溶着している状態におけるタイミングチャートである。 図7は、本発明の実施の形態に係る電源装置の他の態様によって実行される第1リレー溶着検出処理の正極側リレーが接続状態で溶着している状態におけるタイミングチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1に示すように、本発明の実施の形態に係る電源装置を搭載した車両1は、モータと内燃機関型のエンジンとを駆動源とするハイブリッド車両を構成する。
車両1は、バッテリ10と、負極側リレー11aと、正極側リレー11bと、プリチャージ回路12と、平滑コンデンサ13と、インバータ回路としてのインバータ14と、モータジェネレータ15と、ECU(Electronic Control Unit)16とを含んで構成される。
バッテリ10は、二次電池によって構成され、直流の電源を構成する。本実施の形態において、バッテリ10は、第1電極として正極を有し、第2電極として負極を有する。平滑コンデンサ13は、第1電極として陽極を有し、第2電極として陰極を有する。平滑コンデンサ13は、陽極が正極線PLに接続され、陰極が負極線NLに接続され、正極線PLと負極線NLとの間に生じた直流電力の電圧を平滑化するようになっている。
負極側リレー11aは、ECU16の制御に応じて、バッテリ10の負極と平滑コンデンサ13の陰極とを接続する接続状態及びバッテリ10の負極と平滑コンデンサ13の陰極とを切断する切断状態のいずれか一方の状態をとるようになっている。
例えば、負極側リレー11aは、モータジェネレータ15が運転状態にあるときは、接続状態をとるようにECU16によって制御される。本実施の形態において、負極側リレー11aは、本発明における第2リレーを構成する。
正極側リレー11bは、ECU16の制御に応じて、バッテリ10の正極と平滑コンデンサ13の陽極とを接続する接続状態及びバッテリ10の正極と平滑コンデンサ13の陽極とを切断する切断状態のいずれか一方の状態をとるようになっている。
例えば、正極側リレー11bは、モータジェネレータ15が運転状態にあるときは、接続状態をとるようにECU16によって制御される。本実施の形態において、正極側リレー11bは、本発明における第1リレーを構成する。
プリチャージ回路12は、プリチャージリレー12aと、プリチャージリレー12aと直列に接続された抵抗Rpとによって構成されている。プリチャージリレー12aは、ECU16の制御に応じて、プリチャージ回路12を正極側リレー11bに並列に接続する接続状態及びプリチャージ回路12を正極側リレー11bから電気的に切断する切断状態のいずれか一方の状態をとるようになっている。
例えば、プリチャージリレー12aは、モータジェネレータ15が作動する前に接続状態をとり、正極側リレー11bが接続状態をとった後に切断状態をとるようにECU16によって制御される。
モータジェネレータ15は、U相、V相及びW相の3相の交流電力により駆動する三相交流モータによって構成される。例えば、モータジェネレータ15は、回転磁界を形成するステータと、複数の永久磁石が埋め込まれてステータの内部に配置されたロータとを有している。
ステータは、ステータコア及びステータコアに巻き掛けられたU相、V相及びW相の三相コイルを有している。ここで、ステータの三相コイルに三相交流電力が供給されると、ステータによって回転磁界が形成され、この回転磁界にロータに埋め込まれた永久磁石が引かれることにより、ロータが回転駆動される。このロータの回転駆動力により、車両1が駆動される。このように、モータジェネレータ15は、電動機として機能するようになっている。
また、ロータに埋め込まれた永久磁石が回転すると、回転磁界が形成され、この回転磁界によりステータの三相コイルに誘導電流が流れることにより、三相コイルの両端に電力が発生する。このように、モータジェネレータ15は、発電機としても機能するようになっている。
インバータ14は、平滑コンデンサ13によって電圧が平滑化された直流電力を交流電力に変換する電力変換回路を構成する。インバータ14は、スイッチング素子Q3〜Q8と、ダイオードD3〜D8とを含んで構成される。
本実施の形態において、各スイッチング素子Q3〜Q8は、コレクタ、ゲート、エミッタの3端子を有するIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)によって構成されている。
スイッチング素子Q3は、コレクタが正極線PLに接続され、エミッタがモータジェネレータ15のU相の入力端子に接続され、ゲートがECU16に接続されている。スイッチング素子Q4は、ソースがスイッチング素子Q3のエミッタに接続され、エミッタが負極線NLに接続され、ゲートがECU16に接続されている。
ダイオードD3は、カソードがスイッチング素子Q3のソースに接続され、アノードがスイッチング素子Q3のエミッタに接続されている。すなわち、ダイオードD3と、スイッチング素子Q3とは、U相の上アームを構成する。
ダイオードD4は、カソードがスイッチング素子Q4のソースに接続され、アノードがスイッチング素子Q4のエミッタに接続されている。すなわち、ダイオードD4と、スイッチング素子Q4とは、U相の下アームを構成する。
スイッチング素子Q5は、コレクタが正極線PLに接続され、エミッタがモータジェネレータ15のV相の入力端子に接続され、ゲートがECU16に接続されている。スイッチング素子Q6は、ソースがスイッチング素子Q5のエミッタに接続され、エミッタが負極線NLに接続され、ゲートがECU16に接続されている。
ダイオードD5は、カソードがスイッチング素子Q5のソースに接続され、アノードがスイッチング素子Q5のエミッタに接続されている。すなわち、ダイオードD5と、スイッチング素子Q5とは、V相の上アームを構成する。
ダイオードD6は、カソードがスイッチング素子Q6のソースに接続され、アノードがスイッチング素子Q6のエミッタに接続されている。すなわち、ダイオードD6と、スイッチング素子Q6とは、V相の下アームを構成する。
スイッチング素子Q7は、コレクタが正極線PLに接続され、エミッタがモータジェネレータ15のW相の入力端子に接続され、ゲートがECU16に接続されている。スイッチング素子Q8は、ソースがスイッチング素子Q7のエミッタに接続され、エミッタが負極線NLに接続され、ゲートがECU16に接続されている。
ダイオードD7は、カソードがスイッチング素子Q7のソースに接続され、アノードがスイッチング素子Q7のエミッタに接続されている。すなわち、ダイオードD7と、スイッチング素子Q7とは、W相の上アームを構成する。
ダイオードD8は、カソードがスイッチング素子Q8のソースに接続され、アノードがスイッチング素子Q8のエミッタに接続されている。すなわち、ダイオードD8と、スイッチング素子Q8とは、W相の下アームを構成する。
各スイッチング素子Q3〜Q8の各ゲートは、ECU16によりデューティ比が制御された制御信号によって、モータジェネレータ15のU相、V相及びW相の各相に流れる電流の向きと量が120度の位相差をもって連続的に変化する交流となるように制御される。この結果、モータジェネレータ15のステータが回転磁界を形成し、モータジェネレータ15のロータが回転させられる。
ECU16は、各スイッチング素子Q3〜Q8への制御信号によって、インバータ14に流入する入力電流を制御できるようになっている。すなわち、ECU16は、インバータ14に流入する入力電流の上限値を制御できるようになっている。
ECU16は、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、フラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
ECU16のROMには、各種定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをECU16として機能させるためのプログラムが記憶されている。すなわち、ECU16において、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することにより、当該コンピュータユニットは、ECU16として機能する。
ECU16の入力ポートには、IG17と、平滑コンデンサ13の陽極と陰極との間の電圧を検出する電圧センサ18とを含む各種センサ類が接続されている。また、ECU16の出力ポートには、負極側リレー11aと、正極側リレー11bと、プリチャージリレー12aと、スイッチング素子Q3〜Q8とを含む各種制御対象類が接続されている。
ECU16は、各種センサ類から得られる情報に基づいて、各種制御対象類を制御するようになっている。本実施の形態において、ECU16は、上述したように、負極側リレー11a、正極側リレー11b、プリチャージ回路12及びスイッチング素子Q3〜Q8を制御する制御部30を構成する。
また、ECU16は、平滑コンデンサ13に蓄積された電荷を放電させる強制放電を実行する強制放電実行部31を構成する。詳細には、ECU16は、IG17がオフにされたことを条件として、正極側リレー11bを切断状態にするように制御し、スイッチング素子Q3〜Q8の何れかをオン状態にすることで、インバータ14のスイッチング損失及びモータジェネレータ15に対する通電による損失を生じさせることによって、強制放電を実行するようになっている。
また、ECU16は、IG17がオンにされたことを条件として、プリチャージリレー12aを接続状態にするように制御し、電圧センサ18によって検出された電圧に基づいて、負極側リレー11aが溶着しているか否かを判断するようになっている。
詳細には、ECU16は、電圧センサ18によって検出された電圧が実質的に0である場合には、負極側リレー11aが接続状態で溶着していないと判断し、電圧センサ18によって検出された電圧とバッテリ10の出力電圧とが実質的に等しい場合には、負極側リレー11aが接続状態で溶着していると判断するようになっている。ECU16は、負極側リレー11aが接続状態で溶着していると判断した場合には、インストルメントパネルに設けられた表示装置等によって警報を発するようになっている。
ここで、実質的に等しいとは、完全に一致しているわけではないが、等しいとみなしてよい状態のことで、例えば、2つの値の差が予め定められた所定の閾値以下であれば、実質的に等しいとする。所定の閾値は、予め定められた適合値である。
ECU16は、負極側リレー11aが接続状態で溶着していないと判断した場合には、負極側リレー11aを接続状態にするように制御し、電圧センサ18によって検出された電圧がバッテリ10の出力電圧と実質的に等しくなるのを待ち、正極側リレー11bを接続状態にするように制御し、プリチャージリレー12aを切断状態にするように制御するようになっている。
ECU16は、負極側リレー11aを接続状態にしてから予め定められた所定の時間Tが経過しても、電圧センサ18によって検出された電圧がバッテリ10の出力電圧と実質的に等しくならない場合、負極側リレー11aが切断状態で溶着していると判断するようになっている。ECU16は、負極側リレー11aが切断状態で溶着していると判断した場合には、インストルメントパネルに設けられた表示装置等によって警報を発するようになっている。ここで、所定の時間Tは、予め定められた適合値である。
また、ECU16は、強制放電を実行していることを条件として、正極側リレー11bが接続状態で溶着しているか否かを判断する溶着判断部32を構成する。具体的には、ECU16は、強制放電を実行してから、電圧センサ18によって検出された電圧が予め定められた閾値THを規定時間Tr以上にわたって上回っていることを条件として、正極側リレー11bが接続状態で溶着していると判断するようになっている。ここで、閾値THは、バッテリ10の出力電圧未満及び0以上に予め定められた適合値であり、規定時間Trも予め定められた適合値である。
ECU16は、正極側リレー11bが接続状態で溶着していると判断した場合には、インバータ14に流入する入力電流の上限値を予め定められた上限電流値まで低下させるように各スイッチング素子Q3〜Q8への制御信号を制御し、負極側リレー11aを切断状態にするように制御し、強制放電を続けるようになっている。ここで、上限電流値は、負極側リレー11aを切断状態にしてもアーク放電が発生しないように予め定められた適合値である。
また、ECU16は、正極側リレー11bが接続状態で溶着していないと判断した場合には、強制放電が完了した後に、負極側リレー11aを切断状態にするように制御するようになっている。ここで、ECU16は、電圧センサ18によって検出された電圧が実質的に0になったときに、強制放電が完了したと判断するようになっている。
以上のように構成された本発明の実施の形態に係る電源装置の第2リレー溶着検出処理について図2を参照して説明する。なお、以下に説明する第2リレー溶着検出処理は、IG17がオンされたときに実行される。
まず、ECU16は、プリチャージリレー12aを接続状態にするように制御する(ステップS1)。次いで、ECU16は、負極側リレー11aが接続状態で溶着しているか否かを判断する(ステップS2)。
ここで、負極側リレー11aが接続状態で溶着していないと判断した場合には、ECU16は、負極側リレー11aを接続状態にするように制御し(ステップS3)、タイマカウントを開始し(ステップS4)、電圧センサ18によって検出された電圧、すなわち、平滑コンデンサ13の両極間の電圧とバッテリ10の出力電圧とが等しいか否かを判断する(ステップS5)。ここで、等しいとは、前述した実質的に等しいことであり、完全に一致している状態だけでなく、2つの値の差が前述の所定の閾値以下である状態も含んでいる。
電圧センサ18によって検出された電圧とバッテリ10の出力電圧とが等しいと判断した場合には、ECU16は、正極側リレー11bを接続状態にするように制御し(ステップS6)、プリチャージリレー12aを切断状態にするように制御し(ステップS7)、第2リレー溶着検出処理を終了する。
ステップS5において、電圧センサ18によって検出された電圧とバッテリ10の出力電圧とが等しくないと判断した場合には、ECU16は、タイマカウントの値から負極側リレー11aを接続状態にしてから時間Tが経過したか否かを判断する(ステップS8)。時間Tが経過していないと判断した場合には、ECU16は、ステップS5に戻って電圧センサ18によって検出された電圧とバッテリ10の出力電圧とが等しくなるのを待つ。
一方、時間Tが経過したと判断した場合には、ECU16は、負極側リレー11aが切断状態で溶着していると判断し、インストルメントパネルに設けられた表示装置等によって警報を発し(ステップS9)、第2リレー溶着検出処理を終了する。
ステップS2において、負極側リレー11aが接続状態で溶着していると判断した場合には、ECU16は、インストルメントパネルに設けられた表示装置等によって警報を発し(ステップS7)、第2リレー溶着検出処理を終了する。
以下、本発明の実施の形態に係る電源装置の第1リレー溶着検出処理について図3を参照して説明する。なお、以下に説明する第1リレー溶着検出処理は、IG17がオフされたときに実行される。
まず、ECU16は、正極側リレー11bを切断状態にするように制御し(ステップS11)、強制放電を実行する(ステップS12)。強制放電を実行しているときに、ECU16は、正極側リレー11bが接続状態で溶着しているか否かを判断する(ステップS13)。
ここで、正極側リレー11bが接続状態で溶着していると判断した場合には、ECU16は、インバータ14に流入する入力電流の上限値を前述の上限電流値まで低下させ(ステップS14)、負極側リレー11aを切断状態にするように制御し(ステップS15)、強制放電を続けさせる。次いで、ECU16は、強制放電が完了するのを待ち(ステップS16)、強制放電が完了すると、第1リレー溶着検出処理を終了する。
ステップS13において、正極側リレー11bが接続状態で溶着していないと判断した場合には、ECU16は、強制放電が完了するのを待ち(ステップS17)、強制放電が完了すると、負極側リレー11aを切断状態にするように制御し(ステップS18)、第1リレー溶着検出処理を終了する。
以上のように説明した第1リレー溶着検出処理の作用について、図4ないし図6を参照して説明する。図4及び図5は、正極側リレー11bの状態、負極側リレー11aの状態、強制放電の実行状態及び平滑コンデンサ13の陽極と陰極との間の電圧(以下、単に「コンデンサ電圧」ともいう)のタイミングチャートを示している。図6は、正極側リレー11bの状態、負極側リレー11aの状態、強制放電の実行状態、コンデンサ電圧及びインバータ14に流入する入力電流のタイミングチャートを示している。
図4は、正極側リレー11bが溶着していない状態におけるタイミングチャートを示している。時刻t1において、正極側リレー11bが切断状態になり、時刻t2において、強制放電が実行され、時刻t2から時刻t3にかけて、コンデンサ電圧は、実質的に0まで減少し、時刻t3において、強制放電が完了する。その後、時刻t4において、負極側リレー11aは、電流が流れていない状態で切断状態になる。
図5は、正極側リレー11bが接続状態で溶着している状態で、上述した従来の動作を実行した場合のタイミングチャートを示している。時刻t11において、正極側リレー11bが切断状態になるように制御されるが、正極側リレー11bは、接続状態で溶着しているため、接続状態のままとなる。
時刻t12において、強制放電が実行されるが、正極側リレー11bが接続状態のままであるため、コンデンサ電圧は減少しない。時刻t13において、負極側リレー11aが切断状態になり、時刻t13から時刻t14にかけて、コンデンサ電圧は、実質的に0まで減少し、時刻t14において、強制放電が完了する。
しかしながら、時刻t13において、負極側リレー11aは、電流が流れている状態で切断状態になるため、負極側リレー11aでアーク放電が生じ、負極側リレー11aが溶着してしまうことがある。
図6は、正極側リレー11bが接続状態で溶着している状態で、本実施の形態の第1リレー溶着検出処理を実行した場合のタイミングチャートを示している。時刻t21において、正極側リレー11bが切断状態になるように制御されるが、正極側リレー11bは、接続状態で溶着しているため、接続状態のままとなっている。
時刻t22において、強制放電が実行されるが、正極側リレー11bが接続状態のままであるため、コンデンサ電圧は減少しない。時刻t23において、コンデンサ電圧が低下していないことが検出され、正極側リレー11bが接続状態で溶着していると判断され、時刻t24において、インバータ14に流入する入力電流の上限値が前述の上限電流値に低下される。
そして、時刻t25において、負極側リレー11aが切断状態にされ、時刻t25から時刻t26にかけて、コンデンサ電圧は、実質的に0まで減少し、時刻t26において、強制放電が完了する。このように、時刻t24において、負極側リレー11aは、流れる電流の上限値が上限電流値である状態で切断状態になるため、アーク放電を生じさせない。
このように、上述の実施の形態では、強制放電を実行しているときに正極側リレー11bが接続状態で溶着していると判断したことを条件として、インバータ14に流入する入力電流の上限値を上限電流値に低下させた後に、負極側リレー11aを切断状態にする制御部30を備える。
これにより、負極側リレー11aに流れる電流の上限値が上限電流値である状態で負極側リレー11aが切断状態にされ、アーク放電を生じさせずに負極側リレー11aを切断状態にすることができるため、正極側リレー11bが接続状態で溶着している場合であっても、負極側リレー11aを溶着させることなく、平滑コンデンサ13の強制放電を完了させることができる。
なお、本実施の形態において、ECU16は、正極側リレー11bが接続状態で溶着していると判断した場合に、インバータ14に流入する電流の上限値を上限電流値に制限してから、負極側リレー11aを切断状態にして、強制放電を終了させるものとして説明した。
しかしながら、本実施の形態において、ECU16は、負極側リレー11aを切断状態にしてから予め定められた時間Td経過後に、インバータ14に流入する電流の上限値を通常の値に戻すようにしてもよい。ここで、時間Tdは、予め定められた適合値である。
このように構成した本実施の形態の他の態様の作用について、図7を参照して説明する。図7は、正極側リレー11bの状態、負極側リレー11aの状態、強制放電の実行状態、コンデンサ電圧及びインバータ14への入力電流のタイミングチャートを示している。
図7は、正極側リレー11bが溶着している状態におけるタイミングチャートを示している。時刻t31において、正極側リレー11bが切断状態になるように制御されるが、正極側リレー11bは、接続状態で溶着しているため、接続状態のままとなっている。時刻t32から強制放電が実行されるが、正極側リレー11bが接続状態のままであるため、コンデンサ電圧は減少しない。時刻t33において、コンデンサ電圧が低下していないことが検出され、正極側リレー11bが接続状態で溶着していると判断され、時刻t34において、インバータ14に流入する入力電流の上限値が前述の上限電流値に制限される。
そして、時刻t35において、負極側リレー11aが切断状態にされ、負極側リレー11aが切断状態にされてから時間Td経過後の時刻t36においてインバータ14への入力電流が通常の値に戻される。時刻t35から時刻t36にかけて、コンデンサ電圧は減少し、時刻t36から時刻t37にかけて、さらに速度を上げてコンデンサ電圧は減少し、実質的に0まで減少し、時刻t37において強制放電が完了する。
このように、時刻t34において、負極側リレー11aは、流れる電流の上限値が上限電流値である状態で切断状態になるため、アーク放電を生じさせない。
また、時刻t35から時刻t37にわたって、強制放電が実行されるが、時刻t36でインバータ14へ流入する入力電流が通常の強制放電実行時の値に戻されるため、強制放電が速やかに進み、強制放電を早く終了させることができる。
このように、上述の実施の形態の他の態様では、負極側リレー11aを切断状態にしてから時間Td経過後にインバータ14に流入する入力電流の上限値を通常の値に戻している。
これにより、負極側リレー11aを切断状態にしてから時間Td経過後からは通常の強制放電と同じ速さで平滑コンデンサ13を放電させることができ、正極側リレー11bが接続状態で溶着している場合であっても、負極側リレー11aを溶着させることなく、平滑コンデンサ13の強制放電を早期に完了させることができる。
また、本実施の形態において、プリチャージ回路12を正極側リレー11bと並列に接続し、バッテリ10が、第1電極として正極を有し、第2電極として負極を有し、平滑コンデンサ13が、第1電極として陽極を有し、第2電極として陰極を有することにより、正極側リレー11bが、本発明における第1リレーを構成し、負極側リレー11aが、本発明における第2リレーを構成する例について説明した。
この構成により、本実施の形態は、正極側リレー11bが接続状態で溶着している場合であっても、負極側リレー11aを溶着させることなく、平滑コンデンサ13の強制放電を完了するといった効果を得ることができるものとなった。
これに対し、本実施の形態は、プリチャージ回路12を正極側リレー11bと並列に接続するのに代えて、プリチャージ回路12を負極側リレー11aと並列に接続し、バッテリ10が、第1電極として負極を有し、第2電極として正極を有し、平滑コンデンサ13が、第1電極として陰極を有し、第2電極として陽極を有するようにすることにより、負極側リレー11aが、本発明における第1リレーを構成し、正極側リレー11bが、本発明における第2リレーを構成することができる。
このような構成において、ECU16が負極側リレー11aと正極側リレー11bとを入れ替えて制御することにより、本実施の形態は、負極側リレー11aが接続状態で溶着している場合であっても、正極側リレー11bを溶着させることなく、平滑コンデンサ13の強制放電を完了することができるようになる。
以上、本発明の実施の形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正及び等価物が特許請求の範囲に記載された請求項に含まれることが意図されている。
1 車両
10 バッテリ
11a 負極側リレー(第2リレー)
11b 正極側リレー(第1リレー)
13 平滑コンデンサ(コンデンサ)
14 インバータ(インバータ回路)
18 電圧センサ
30 制御部
31 強制放電実行部
32 溶着判断部

Claims (2)

  1. 第1電極及び第2電極を有するバッテリと、
    第1電極及び第2電極を有するコンデンサと、
    前記コンデンサと並列に接続されたインバータ回路と、
    前記バッテリの第1電極と前記コンデンサの第1電極とを接続する接続状態及び前記バッテリの第1電極と前記コンデンサの第1電極とを切断する切断状態のいずれか一方の状態をとる第1リレーと、
    前記バッテリの第2電極と前記コンデンサの第2電極とを接続する接続状態及び前記バッテリの第2電極と前記コンデンサの第2電極とを切断する切断状態のいずれか一方の状態をとる第2リレーと、
    前記コンデンサに蓄積された電荷を放電させる強制放電を実行する強制放電実行部と、
    前記強制放電が実行されていることを条件として、前記第1リレーが接続状態で溶着しているか否かを判断する溶着判断部と、を備えた電源装置であって、
    前記第1リレーが接続状態で溶着していると前記溶着判断部によって判断されたことを条件として、前記インバータ回路の入力電流の上限値を低下させ、前記第2リレーを切断状態にさせる制御部を備えた電源装置。
  2. 前記制御部は、前記第2リレーを切断状態にさせたことを条件として、前記インバータ回路の入力電流の上限値を通常の前記強制放電時の値に戻す請求項1に記載の電源装置。
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