JP2016046757A - 画像検出装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】不必要な排紙を抑制しながらも適切な数のパッチを検出することができる画像検出装置を提供する。【解決手段】補正用チャートは、直線状に配置された複数のパッチからなるパッチ列を用紙幅方向に複数列並べて構成されている。画像検出装置2は、補正用チャートが形成された用紙を搬送する用紙搬送部50と、1列相当のパッチ列について測色を行い当該パッチ列に含まれる各パッチの色情報を測色データとして出力する測色部70とを有している。制御部100は、再搬送経路により用紙を循環させながら、測色部70により測色を行うパッチ列を切り換える切換制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、画像検出装置及び画像形成装置に関する。
従来より、画像形成装置のカラー特性等を補正する目的で、色や濃度の異なる多数のパッチが配置された補正用チャートを光学的に検出する画像検出装置が知られている。この画像検出装置は、その機能が画像形成装置の内部ユニットとして組み込まれることもあれば、画像形成装置とは別体で画像形成装置本体に組み付けて使用されることもある。
例えば特許文献1には、カラー特性の補正機能を備えたカラー画像形成装置が開示されている。このカラー画像形成装置では、用紙表面と用紙裏面とで補正の程度が異なることからそれぞれの面に補正用チャートを設け、用紙の定着履歴に応じた補正データをそれぞれ生成することとしている。また、表面側の補正用チャートと裏面側の補正用チャートとを用紙平面上の重なる位置、すなわち、表面側のパッチの真裏に裏面側のカラーパッチを形成した場合には、カラーセンサにより検知される情報に、裏面の画像(パッチ)の情報が含まれてしまう。このため、補正精度が低下するという問題がある。そこで、このカラー画像形成装置では、用紙の表面と裏面とで重ならない位置に補正用チャートをそれぞれ形成することとしている。そして、裏面の補正用チャートの検出時には、カラーセンサを移動させることとしている。この特許文献1において、補正用チャートは、複数のパッチを用紙の搬送方向に沿って直線状に配置したパッチ列で構成されている。
特開2008−8967号公報
しかしながら、特許文献1に開示された手法では、表面と裏面とで2つ分のパッチ列しか検出することができない。また、表面に形成されるパッチ列と裏面に形成されるパッチ列とは同じ種類のものであるため、実質的には、1列分のパッチしか検出していないこととなる。近年では、画像形成装置の高画質化が求められており、例えば数百から1600色程度に対応する個数のパッチを検出することが重要となる。このような膨大の数のパッチを一列に形成した場合には、膨大の数の用紙を必要とし、不必要な排紙を増やすこととなり好ましくない。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、不必要な排紙を抑制しながらも適切な数のパッチを検出することができる画像検出装置及び画像形成装置を提供することにある。
かかる課題を解決するために、第1の発明は、複数のパッチが直線状に配置されたパッチ列を用紙搬送方向と交差する方向に複数列並べた補正用チャートが形成された用紙を搬送する用紙搬送部と、用紙搬送部によって搬送される用紙と向き合うように配置されて、補正用チャートをなす複数のパッチ列のうちの一部のパッチ列について測色を行い当該一部のパッチ列に含まれる各パッチの色情報を測色データとして出力する測色部と、用紙搬送部及び測色部を制御する制御部と、を有する画像検出装置を提供する。この場合、用紙搬送部は、測色部を通過した用紙を測色部に循環させる再搬送経路を有し、制御部は、再搬送経路により用紙を循環させながら、測色部により測色を行うパッチ列を切り換える切換制御を行う。
ここで、第1の発明は、用紙搬送部によって搬送される用紙と向き合うように配置されて、当該用紙の読み取りを行い補正用チャートに関する画像を読取データとして出力する画像読取部をさらに有していてもよい。この場合、制御部は、測色部から出力される測色データに基づいて、画像読取部の出力特性を補正する補正データを生成することが好ましい。
また、第1の発明において、用紙搬送部は、循環枚数に応じた1枚以上の用紙を連ねて循環させることが好ましい。制御部は、循環枚数分の用紙を循環させる度に、切換制御を行うことが望ましい。
また、第1の発明において、用紙搬送部は、循環枚数分の用紙を循環させる際にそれぞれの用紙について表裏を反転させる動作をさらに行うことが好ましい。
また、第1の発明において、切換制御は、用紙搬送方向と交差する方向に測色部及び用紙の少なくとも一方を移動させることにより、測色部により測色を行うパッチ列をその並び方向に沿って順次切り換える制御であることが好ましい。
また、第1の発明において、循環枚数分の用紙には、用紙搬送方向に平行する複数のパッチ列からなる補正用チャートがそれぞれ形成されていることが好ましい。この場合、制御部は、循環枚数分の用紙を循環させる度に、測色部及び用紙の少なくとも一方を間欠的に移動させることが好ましい。
また、第1の発明において、制御部は、循環枚数分の用紙を循環させる場合には、最終の用紙と、1枚目の用紙との間の通紙間隔を制御することが好ましい。
また、第1の発明において、循環枚数分の用紙のうち1枚以上の用紙には、用紙搬送方向に対して傾斜する複数のパッチ列から構成された補正用チャートが形成されていることが好ましい。この場合、制御部は、傾斜したパッチ列に沿って測色部を連続的に移動させ、測色を行うパッチ列を順次移行させることが望ましい。
また、第2の発明は、複数のパッチが直線状に配置されたパッチ列を用紙搬送方向と交差する方向に複数列並べた補正用チャートを用紙に形成する画像形成装置本体と、画像形成装置本体から補正用チャートが形成された用紙が供給される画像検出装置と、画像形成装置本体及び画像検出装置を制御する制御部と、を有する画像形成装置を提供する。この画像検出装置は、補正用チャートが形成された用紙を搬送する用紙搬送部と、用紙搬送部によって搬送される用紙と向き合うように配置されて、補正用チャートをなす複数のパッチ列のうちの一部のパッチ列について測色を行い当該一部のパッチ列に含まれる各パッチの色情報を測色データとして出力する測色部と、を有している。また、用紙搬送部は、測色部を通過した用紙を測色部に循環させる再搬送経路を有している。そして、制御部は、再搬送経路により用紙を循環させながら、測色部により測色を行うパッチ列を切り換える切換制御を行う。
ここで、第2の発明において、用紙搬送部によって搬送される用紙と向き合うように配置されて、当該用紙の読み取りを行い補正用チャートに関する画像を読取データとして出力する画像読取部をさらに有することが好ましい。そして、制御部は、測色部から出力される測色データに基づいて、画像読取部の出力特性を補正することが望ましい。
また、第2の発明において、制御部は、画像読取部から出力される読取データに基づいて各パッチの色情報をそれぞれ特定し、当該特定結果に基づいて画像形成装置本体の色特性を補正することが好ましい。
また、第2の発明において、制御部は、パッチに対応する画像領域を切り出すと当該画像領域に含まれる色情報を平均化して、各パッチの色情報を特定することが好ましい。
また、第2の発明において、画像読取部は、再搬送経路により用紙を循環させる度に、用紙の読み取りを行うことが好ましい。制御部は、循環数に応じて得られた複数の読取データを平均化して、各パッチの色情報を特定することが望ましい。
また、第2の発明において、制御部は、画像読取部から出力される読取データに基づいて、測色対象となるパッチ列と測色部との間の位置ずれを補正することが好ましい。
本発明によれば、1枚あたりの用紙に多数のパッチ列を形成することができるので、不必要な排紙を抑制することができる。また、用紙を循環させながら切換制御を行うことで、1枚の用紙上に存在する各パッチ列の測色を順次行うことができる。これにより、不必要な排紙を抑制しながらも適切な数のパッチを検出することができる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成を模式的に示す説明図 補正用チャートの一例を示す説明図 測色部の移動態様を示す説明図 1枚単位で用紙を循環させた場合での測色処理の態様を示す説明図 測色部の往復動作を示す説明図 2枚単位で用紙を循環させる場合での測色処理の態様を示す説明図 用紙の両面にパッチ列がそれぞれ形成された用紙を2枚単位で循環させた場合での測色処理の態様を示す説明図 2枚の用紙を連ねて循環させる場合での測色処理の態様を示す説明図 3枚単位で用紙を循環させる場合での測色処理の態様を示す説明図 3枚単位で用紙を循環させる場合での測色処理の態様を示す説明図
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成を模式的に示す説明図である。画像形成装置は、画像形成装置本体1と、画像検出装置2と、制御部100とで構成されている。
この画像形成装置本体1は、例えば電子写真方式の画像形成装置本体1であり、複数の感光体ドラムを一本の中間転写ベルトに対面させて縦方向に配列することによりフルカラーの画像を形成する、いわゆる、タンデム型のカラー画像形成装置である。この画像形成装置本体1は、原稿読取装置SC、4組の画像形成部10Y、10M、10C、10K及び定着装置30を主体に構成されている。
原稿読取装置SCは、走査露光装置の光学系により原稿の画像を走査露光し、その反射光をラインイメージセンサーにより読み取り、これにより、画像信号を得る。この画像信号は、A/D変換、シェーディング補正、圧縮等の処理が施された後、画像データとして制御部100に入力される。なお、制御部100に入力される画像データとしては、原稿読取装置SCで読み取ったものに限らず、例えば、画像形成装置に接続されたパーソナルコンピューターや他の画像形成装置から受信したものや、半導体メモリといった可搬性の記録媒体から読み込んだものであってもよい。
4組の画像形成部10Y、10M、10C、10Kは、イエロー(Y)の画像を形成する画像形成部10Y、マゼンダ(M)の画像を形成する画像形成部10M、シアン(C)の画像を形成する画像形成部10C及びブラック(K)の画像を形成する画像形成部10Kで構成されている。個々の画像形成部10Y、10M、10C、10Kは、感光体ドラム11Y、11M、11C、10K及びその周辺に配置された帯電部、光書込部、現像装置及びドラムクリーナーで構成されている。
感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kは、帯電部によりその表面が一様に帯電させられており、光書込部による走査露光により、感光体ドラム11Y、11M、11C、11Kに潜像が形成される。現像装置は、トナーで現像することによって感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上の潜像を顕像化する。これにより、感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上には、イエロー、マゼンダ、シアン及びブラックのいずれかに対応する所定色の画像(トナー画像)が形成される。感光体ドラム11Y、11M、11C、11K上に形成された画像は、1次転写ローラーにより、回転する中間転写ベルト15上の所定位置へと逐次転写される。
中間転写ベルト15上に転写された画像は、2次転写ローラー16により、後述する用紙搬送部20により所定のタイミングで搬送される用紙Pに対して転写される。この2次転写ローラー16は中間転写ベルト15と圧接して配置されることにより転写ニップを形成している。
用紙搬送部20は、給紙ユニット21から給紙された用紙Pを搬送経路に従って搬送する。給紙ユニット21において、用紙Pは用紙トレイに積載されており、当該用紙トレイに積載された用紙Pは、用紙給紙部22により取り込まれ、搬送経路へと送り出される。搬送経路には、用紙Pを搬送する複数の用紙搬送手段が設けられている。個々の搬送手段は、互いに圧接された一対のローラーによって構成されており、駆動手段である電動モーターを通じて少なくとも一方のローラーが回転駆動する。なお、搬送手段は、一対のローラーで構成する以外にも、ベルト同士の組み合わせや、ベルト及びローラーの組み合わせといったように、一対の回転部材からなる構成を広く採用することができる。
定着装置30は、画像が転写された用紙Pに定着処理を施す装置である。定着装置30は、例えば、互いに圧接されて定着ニップを形成する一対の定着ローラーと、当該定着部材の一方又は双方を加熱するヒーターとで構成されている。この定着装置30は、一対の定着ローラーによる加圧と当該定着ローラーの有する熱との作用を通じて、転写された画像を用紙Pに定着させる。定着装置30により定着処理が施された用紙Pは、排紙ローラー23により機外へと排出される。
用紙Pの裏面にも画像形成を行う場合、用紙表面に対する画像形成を終えた用紙Pは、切換ゲート24により、再給紙搬送経路に搬送される。再給紙搬送経路では、搬送された用紙Pの後端が反転ローラーにより挟持された後、逆送することによって用紙Pの表裏が反転させられる。表裏が反転された用紙Pは、複数の搬送ローラーによって搬送され、他方の面に対する画像形成に供するために、転写位置よりも上流側の搬送経路に合流させられる。
操作パネル45は、ディスプレイ上に表示される情報に従い情報の入力を行うことが可能なタッチパネル方式の入力部である。ユーザーは、操作パネル45に対する操作を通じて、用紙Pに関する情報、画像の濃度や倍率、給紙元となる用紙トレイなどを設定することができ、当該情報は、制御部100によって取得される。また、操作パネル45は、制御部100に制御されることにより、当該操作パネル45を介してユーザーに種々の情報を表示する表示部としても機能する。
画像検出装置2は、画像形成装置本体1の下流に配置されている。この画像検出装置2は、画像形成装置本体1から供給される用紙Pを受け取ると、この用紙Pに形成された補正用チャートを検出する。補正用チャートの検出結果は、画像形成装置本体1の制御部100へと出力される。
図2は、補正用チャート120の一例を示す説明図である。なお、図2において、各パッチ121に現れる色彩についての記載は省略されている。補正用チャート120は、直線状に配置された複数のパッチ121からなるパッチ列125を、用紙搬送方向と交差する方向(以下「用紙幅方向」という)に複数列並べて構成されている。単一のパッチ列125に含まれる複数のパッチ121の配置方向は、用紙搬送方向と対応している。
補正用チャート120を構成する個々のパッチ121は、画像形成装置本体1の要素色のうちすべての有彩色を一定比率で重ね、各有彩色の濃度を段階的に変化させたものである。例えば、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)がプリンターの要素色の場合、各パッチ121は、無彩色であるブラック(K)を除き、有彩色であるシアン(C)、マゼンタ(M)及びイエロー(Y)の濃度が0%〜100%の範囲でそれぞれ組み合わされたものとなる。
画像検出装置2は、用紙搬送部50と、画像読取部60と、測色部70とを有している。
用紙搬送部50は、画像形成装置本体1から給紙された用紙Pを搬送する。この用紙搬送部50は、画像形成装置本体1から受け取った用紙Pを搬送して機外へ排出するための第1の搬送経路R10と、用紙Pを第1の搬送経路R10の所定位置まで循環させる第2の搬送経路R20とを有している。第2の搬送経路R20には、第1の搬送経路R10において画像読取部60を通過した用紙Pを第2の搬送経路R20へと搬送する第1の分岐経路R21と、第1の搬送経路R10において測色部70を通過した用紙Pを再搬送経路R2へと搬送する第2の分岐経路R22とが接続している。
第1の分岐経路R21と第1の搬送経路R10との分岐位置には、図示しない切換ゲートが設けられており、切換ゲートの切り換えに応じて、第1の搬送経路R10を搬送される用紙Pが第1の分岐経路R21へと導かれる。この第1の分岐経路R21及び第2の搬送経路R20により、画像読取部60を通過した用紙Pを画像読取部60に循環させる再搬送経路が構成される。
また、第2の分岐経路R22と第1の搬送経路R10との分岐位置には、図示しない切換ゲートが設けられており、切換ゲートの切り換えに応じて、第1の搬送経路R10を搬送される用紙Pが第2の分岐経路R22へと導かれる。この第2の分岐経路R22及び第2の搬送経路R20により、測色部70を通過した用紙Pを画像読取部60及び測色部70に循環させる再搬送経路が構成される。
また、第2の搬送経路R20には、循環させる用紙Pの表裏を反転させるためのスイッチバック用経路R23が接続されている。
これらの搬送経路R10,R20〜R23には、用紙Pを搬送する複数の用紙搬送手段が設けられている。個々の搬送手段は、互いに圧接された一対のローラーによって構成されており、駆動手段である電動モーターを通じて少なくとも一方のローラーが回転駆動する。なお、搬送手段は、一対のローラーで構成する以外にも、ベルト同士の組み合わせや、ベルト及びローラーの組み合わせといったように、一対の回転部材からなる構成を広く採用することができる。
画像読取部60は、第1の搬送経路R10を搬送される用紙Pと向き合うように配設されており、用紙Pに形成された補正用チャート120を読み取る。画像読取部60は、読取位置を通過する用紙Pに光を照射する光源と、1画素毎に光電変換する複数の撮像素子を用紙幅方向に一次元状に並べて配置したラインイメージセンサーとを主体に構成される。画像読取部60の読取範囲は、画像形成装置本体1から供給され得る用紙Pの最大幅をカバーするように設定されている。画像読取部60は、読取位置を通過する用紙Pの搬送動作に合わせて、用紙幅方向に延在する1ライン分の画像の読み取り動作を繰り返し行うことで、用紙Pに形成された補正用チャート120を2次元画像として読み取る(読取処理)。読み取られた補正用チャート120に対応する画像は、読取データとして生成され、制御部100に出力される。
測色部70は、第1の搬送経路R10を搬送される用紙Pと向き合うように配設されており、第1の搬送経路R10において画像読取部60よりも下流側に配置されている。測色部70は、補正用チャート120に含まれる各パッチ121について色情報を測定するものである。測色部70による測色範囲(視野角)は、画像読取部60の読取範囲よりも狭く、本実施形態では、パッチ121の幅(用紙幅方向の大きさ)よりも狭く設定されている。測色部70は、一定の視野角の範囲に限定して測色を行うことで、当該画像読取部60よりも高い精度で色情報を再現することができる。測色部70は、測定位置を通過する用紙Pの搬送動作に合わせて、補正用チャート120に含まれる各パッチ121について測色を繰り返し行う。各パッチ121の測色結果は、所定の表色系で表現した数値データ(測色データ)として生成され、制御部100に出力される。なお、補正用チャート120を構成する各パッチ121は、測色部70による計測精度を高めるため、用紙搬送方向に沿って横長となる矩形状を有している。
図3は、測色部70の移動態様を模式的に示す説明図である。また、本実施形態の特徴の1つとして、測色部70には、電動モーターといった駆動部75が設けられている。この駆動部75には、ギヤなどの動力伝達部76を介して測色部70が接続されており、駆動部75が駆動すると、駆動部75の動力が動力伝達部76により伝達され、測色部70を用紙幅方向に沿って移動させることができる。測色部70の移動制御は、制御部100により行われる。
制御部100は、画像形成装置の動作を制御する。制御部100としては、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピュータを用いることができる。この制御部100は、画像形成装置本体1による画像形成動作を制御するとともに、画像検出装置2による検出動作を制御する。
本実施形態との関係において、制御部100は、キャリブレーションを実行する場合には、画像形成装置本体1を制御して補正用チャート120を用紙Pに形成する。補正用チャート120を形成する用紙Pの枚数は、検出対象となる色の数に応じて決定される。
補正用チャート120が形成された用紙Pは、画像形成装置本体1から排出され、画像検出装置2に供給される。用紙Pが第1の搬送経路R1を進行し、用紙Pが所定の搬送位置(読取位置)に到達すると、画像読取部60による読取処理が行われる。この読取処理により補正用チャート120に対応する画像が読取データとして生成され、当該読取データが制御部100に出力される。
同様に、用紙Pが所定の搬送位置(計測位置)に到達すると、測色部70による測色処理が行われる。上述したように、測色部70による測色範囲は、1つのパッチ121の幅よりも狭いため、用紙Pが第1の搬送経路R10を1回通過しただけでは、1つのパッチ列125についてしか測色を実施することができない。
そこで、本実施形態では、用紙Pが測色部70を通過すると、制御部100は、第2の分岐経路R22及び第2の搬送経路R20を介して用紙Pを循環させる。そして、2巡目の用紙Pが第1の搬送経路R10を通過する際に、測色部70は、先に測色を行ったパッチ列125とは異なるパッチ列125について測色を実施する。そして、用紙Pに形成されたパッチ列125の数に合わせて用紙Pを循環させることで、1枚の用紙Pに形成された全てのパッチ列125について測色を行うことが可能となる。すなわち、制御部100は、用紙Pを循環させながら、測色部70が測色を行うパッチ列125を切り換える切換制御を行うこととしている。このような測色処理により測色データが取得され、当該測色データが制御部100に出力される。
以下、1枚単位で用紙Pを循環させる搬送形態を想定し、測色処理の具体的な態様について説明する。ここで、図4は、1枚単位で用紙Pを循環させた場合での測色処理の態様を模式的に示す説明図である。同図に示す例において、補正用チャート120は、用紙搬送方向に平行となる4つのパッチ列125a〜125dから構成され、4つのパッチ列125a〜125dが用紙片面に形成されている。個々のパッチ列125a〜125dは、用紙搬送方向に並ぶ6つのパッチ121より構成されている。
まず、制御部100は、測色部70を所定の初期位置へとセットさせる。この初期位置は、用紙Pに形成される補正用チャート120のうち任意のパッチ列125a〜125dの位置と対応している。同図に示す例では、初期位置は、4つのパッチ列125a〜125dのうち最も端に位置する1列目のパッチ列125aの位置とされている。
制御部100は、第1の搬送経路R10により用紙Pを搬送する(1巡目の搬送)。この搬送動作に伴い用紙Pが測色部70を通過すると、測色部70は、その下方を通過する1列目のパッチ列125aについて測色を行う。これにより、1列目のパッチ列125aに含まれる6つのパッチ121に関する測色データ(色情報)が生成される。
つぎに、制御部100は、第2の分岐経路R22、第2の搬送経路R20を介して第1の搬送経路R10へと用紙Pを循環させる。また、制御部100は、駆動部75を制御して、隣り合うパッチ列125の間隔に応じて測色部70を移動させる。これにより、測色部70は、先に測色を行った1列目のパッチ列125aの一つ隣に位置する2列目のパッチ列125bと対応する位置へと移動する。
そして、制御部100は、第1の搬送経路R10により用紙Pを再度搬送する(2巡目の搬送)。この搬送動作に伴い用紙Pが測色部70を通過すると、測色部70は、その下方を通過する2列目のパッチ列125bについて測色を行う。これにより、2列目のパッチ列125bに含まれる6つのパッチ121に関する測色データ(色情報)が生成される。
また、制御部100は、残りの2つのパッチ列125c,125dに対応して用紙Pの循環と測色部70の移動とを行い、それぞれのパッチ列125c,125dについて測色を行う。そして、1枚の用紙Pに係る全てのパッチ列125a〜125dについて測色が完了すると、当該用紙Pは循環されることなく、機外へと排出される。
そして、画像形成装置本体1から補正用チャート120が形成された用紙Pが新たに供給される場合には、上記の処理が繰り返される。この場合、制御部100は、新たに供給される用紙Pに応じて、測色部70を初期位置にセットして、上記の処理を繰り返してもよい。また、制御部100は、最後に測色を行った4列目のパッチ列125dの位置を起点に、測色部70を往復動作させ、新たな用紙Pについて測色処理を実行してもよい。
ここで、図5は、往復動作を伴う測色処理の手法を示す説明図である。画像検出装置2に対して2枚目の用紙Pが新たに供給される場合、制御部100は、測色部70を初期位置に戻さず、先の1枚目の用紙Pに係る最終の測色位置(4つのパッチ列125a〜125dのうち4列目のパッチ列125dの位置)のままとする。そして、制御部100は、4つのパッチ列125a〜125dに対応して用紙Pの循環と測色部70の移動とを行い、4列目のパッチ列125dから1列目のパッチ列125aにかけて順次測色を行う。そして、1枚の用紙Pに係る全てのパッチ列125a〜125dについて測色が完了すると、当該用紙Pは機外へと排出される。このように、2枚の用紙Pについて、測色部70を往復移動させながら測色を行ってもよい。
このような読取処理・測色処理が実施されると、制御部100は、読取データに基づいて、補正用チャート120に含まれる各パッチ121の色情報をそれぞれ特定する。そして、制御部100は、読取データから得た各パッチ121の色情報と、各パッチ121について予め定められる目標色情報とに基づいて、色特性の誤差を補正する第1の補正データを生成する。そして、制御部100は、第1の補正データに基づいてキャリブレーションを実施し、画像形成装置本体1により形成される画像の色特性を補正する。
さらに、制御部100は、測色データに基づいて、画像読取部60の出力特性を補正する。制御部100は、測色データに含まれる各パッチ121の色情報と、読取データから得た各パッチ121の色情報とを比較して、画像読取部60から出力される読取データを補正する第2の補正データを作成する。制御部100は、第2の補正データが作成されると、それ以降は、画像読取部60からの読取データを第2の補正データにて補正する。そして、制御部100は、補正後の読取データに基づいて、各パッチ121の色情報を特定する。第2の補正データによる補正が実施されると、補正用チャート120に関する各パッチ121について、読取データから得た色情報と、測色データから得られる色情報とが対応した彩色となる。
ここで、キャリブレーション、或いは、画像読取部60の読取データ補正を行うにあたり、読取データから各パッチ121の色情報を得る場合には、次に示す手法で行うことができる。
(第1の手法)
制御部100は、パッチ121に対応する画像領域を切り出し、この画像領域に含まれる色情報を平均化して、色情報を特定することができる。これにより、読取データから信頼性よく色情報を特定することができる。
(第2の手法)
上述のように、測色処理に伴い、用紙Pの循環動作が実行される。画像読取部60による読取処理は、1巡目の搬送時に実施されれば足りるが、2巡目以降の搬送時に読取処理を行ってもよい。読取処理を繰り返し行い、読取データを複数回得ることで、複数回分の読取データを平均化して、各パッチの色情報を得ることができる。これにより、読取データから信頼性よく色情報を特定することができる。
このように本実施形態に係る画像形成装置は、画像形成装置本体1と、画像検出装置2と、制御部100とを有している。この画像検出装置2は、補正用チャート120が形成された用紙Pを搬送する用紙搬送部50と、1列相当のパッチ列125について測色を行い当該パッチ列125に含まれる各パッチ121の色情報を測色データとして出力する測色部70とを有している。そして、制御部100は、再搬送経路により用紙Pを循環させながら、測色部70により測色を行うパッチ列を切り換える切換制御を行うこととしている。
この構成によれば、1枚あたりの用紙Pに多数のパッチ列を形成することができるので、不必要な排紙を抑制することができる。また、用紙Pを循環させながら切換制御を行うことで、用紙P上の各パッチ列125についての測色を順次行うことができる。これにより、不必要な排紙を抑制しながらも適切な数のパッチ121を検出することができる。
また、本実施形態において、制御部100は、測色部70から出力される測色データに基づいて、画像読取部60の出力特性を補正している。
この構成によれば、色情報の再現性が高い測色データを利用することで、画像読取部60の出力特性を適切に補正することができる。これにより、画像読取部60から出力される測色データについて、色情報の再現性の向上を図ることができる。
また、本実施形態における切換制御は、用紙幅方向に測色部70を移動させることにより、測色部70により測色を行うパッチ列125をその並び方向に沿って順次切り換えるものである。この場合、制御部100は、用紙Pを循環させる度に、測色部70を間欠的に移動させることとしている。
この構成によれば、測色部70がパッチ列に沿って順次移動することで、用紙Pに形成された各パッチ列についての測色を実施することができる。
なお、パッチ列の切り換えは、測色部70の移動にて実現するのみならず、用紙Pの移動にて実現してもよく、測色部70及び用紙Pの双方の移動にて実現してもよい。
また、本実施形態では、図5に示すように、測色部70を往復動作させて測色処理を行うことができるので、新たな用紙Pについての測色処理を行う際に、測色部70を初期位置へと大きく移動させる必要がない。これにより、スループットの向上を図ることができる。
(第2の実施形態)
以下、第2の実施形態に係る測色処理について説明する。この第2の実施形態に係る測色処理が第1の実施形態のそれと相違する点は、2枚以上の用紙Pを連ねて循環させることである。第1の実施形態と重複する点についての説明は省略し、以下、相違点を中心に説明を行う。
画像検出装置2では、1枚の用紙Pを単独で循環させるのみならず、2枚以上の用紙Pを連ねたまま循環させることができる。循環させることができる用紙Pの枚数(循環枚数)は、装置構成に依存して1枚以上の値を採りうる。以下、図6を参照し、2枚単位で用紙P1,P2を循環させる場合での測色処理の態様を説明する。同図に示す例において、補正用チャート120は、用紙搬送方向に平行となる4つのパッチ列125a〜125dから構成され、4つのパッチ列125a〜125dが用紙片面に形成されている。個々のパッチ列125a〜125dは、用紙搬送方向に並ぶ6つのパッチ121より構成されている。
まず、制御部100は、測色部70を所定の初期位置へとセットさせる。
制御部100は、第1の搬送経路R10により、2枚の用紙P1,P2をそれぞれ搬送する(1巡目の搬送)。この際、2枚の用紙P1,P2の間には一定の紙間が確保されている。1枚目の用紙P1が測色部70を通過すると、測色部70は、その下方を通過する1列目のパッチ列125aについて測色を行う。同様に、2枚目の用紙P2が測色部70を通過すると、測色部70は、その下方を通過する1列目のパッチ列125aについて測色を行う。これにより、2枚の用紙P1,P2について、1列目のパッチ列125aに含まれる6つのパッチ121に関する測色データ(色情報)がそれぞれ生成される。
つぎに、制御部100は、第2の分岐経路R22、第2の搬送経路R20を介して第1の搬送経路R10へと2枚の用紙P1,P2を循環させる。また、制御部100は、駆動部75を制御して、隣り合うパッチ列125の間隔に応じて測色部70を移動させる。これにより、測色部70は、1列目のパッチ列125aの一つ隣に位置する2列目のパッチ列125bと対応する位置へと移動する。
そして、制御部100は、第1の搬送経路R10により2枚の用紙P1,P2を再度搬送する(2巡目の搬送)。1枚目の用紙P1が測色部70を通過すると、測色部70は、その下方を通過する2列目のパッチ列125bについて測色を行う。同様に、2枚目の用紙P2が測色部70を通過すると、測色部70は、その下方を通過する2列目のパッチ列125bについて測色を行う。これにより、2枚の用紙P1,P2について、2列目のパッチ列125bに含まれる6つのパッチ121に関する測色データ(色情報)がそれぞれ生成される。
また、制御部100は、残りの2つのパッチ列125c,125dに対応して用紙P1,P2の循環と測色部70の移動とを行い、それぞれのパッチ列125c,125dについて測色を行う。そして、2枚の用紙Pに係る全てのパッチ列125a〜125dについて測色が完了すると、当該用紙P1,P2は機外へと排出される。
このように第2の実施形態において、用紙搬送部50は、循環枚数に応じた2枚の用紙P1,2を連ねて循環させる構成となっている。そして、制御部100は、循環枚数分の用紙Pを循環させる度に、切換制御を行うこととしている。
この構成によれば、第1の実施形態と同様、不必要な排紙を抑制しながらも数多くのパッチ121を効率的に検出することができる。また、循環枚数分の用紙P1,P2を連続的に循環させているので、1枚単位で用紙Pを循環させるケースと比較して、処理時間の短縮を図ることができる。
なお、本実施形態では、循環枚数が2枚の例を示したが、3枚以上の場合でも同様である。
また、測色部70を間欠的に移動させているため、測色部70を停止させる際に測色部70に振動が発生する。この振動発生期間に測色を行うと、測色制度が低下する。そこで、制御部100は、循環枚数分の用紙Pを循環させる場合には、最終の用紙P2と、1枚目の用紙P1との間の通紙間隔を制御することとしている。これにより、最終の用紙P2が搬送されてから1枚目の用紙P1が搬送されるまでの期間を調整することができ、振動発生期間を吸収することができる。
(第3の実施形態)
以下、第3の実施形態に係る測色処理について説明する。この第3の実施形態に係る測色処理が第1の実施形態又は第2の実施形態のそれと相違する点は、補正用チャート120が表裏に分割して形成された用紙Pを2枚以上連ねて循環させていることである。第2の実施形態と重複する点についての説明は省略し、以下、相違点を中心に説明を行う。
上述した第2の実施形態では、補正用チャート120は、用紙Pの片面にのみ形成されているが、用紙Pの表面と裏面とにそれぞれ分割して形成されていてもよい。以下、図7を参照し、両面にパッチ列125がそれぞれ形成された用紙P1,P2を2枚単位で循環させた場合での測色処理の態様を説明する。同図に示す例において、補正用チャート120は、用紙搬送方向に平行となる4つのパッチ列125a〜125dから構成され、用紙Pの表面に2つのパッチ列125a,125cが形成され、用紙Pの裏面に2つのパッチ列125b,125dが形成される。
第2の実施形態と同様、2枚の用紙P1,P2について1巡目の搬送が行われると、用紙P1,P2の表面1列目のパッチ列125aに含まれる6つのパッチ121に関する測色データ(色情報)がそれぞれ生成される。制御部100は、2枚の用紙P1,P2を第2の分岐経路R22へと搬送し、反転・循環を行う。具体的には、制御部100は、用紙1枚毎に、スイッチバック用経路R23へと用紙P1,P2を搬送し、スイッチバックさせて第2の搬送経路R20へと搬送する。これにより、用紙P1,P2の反転を行う。2枚の用紙P1,P2についての反転が完了すると、制御部100は、第2の搬送経路R20を介して第1の搬送経路R10へと2枚の用紙P1,P2を循環させる。
また、制御部100は、駆動部75を制御して、用紙平面上において隣り合うパッチ列125の間隔に応じて測色部70を移動させる。これにより、測色部70は、裏面側の1列目のパッチ列125bと対応する位置へと移動することとなる。
そして、制御部100は、第1の搬送経路R10により用紙Pを再度搬送する。この搬送動作に伴い、1枚目の用紙P1が測色部70を通過すると、測色部70は、その下方を通過する裏面1列目のパッチ列125bについて測色を行う。同様に、2枚目の用紙P2が測色部70を通過すると、測色部70は、その下方を通過する裏面1列目のパッチ列125bについて測色を行う。これにより、用紙P1,P2の裏面側の位置する1列目のパッチ列125bに含まれる6つのパッチ121に関する測色データ(色情報)がそれぞれ生成される。
また、制御部100は、残りの2つのパッチ列125c,125dに対応して用紙P1,P2の反転・循環と測色部70の移動とを行い、それぞれのパッチ列125c,125dについて測色を行う。そして、2枚の用紙Pに係る両面全てのパッチ列125a〜125dについて測色が完了すると、当該用紙P1,P2は機外へと排出される。
このように本実施形態において、用紙搬送部50は、循環枚数分の用紙P1,P2を循環させる際には、それぞれの用紙P1,P2について表裏を反転させる動作をさらに行うこととしている。
この構成によれば、用紙Pの表裏にパッチ列125を形成した場合であっても、表裏のパッチ列125をそれぞれ測色することができる。これにより、不必要な排紙を抑制しながらも数多くのパッチ121を効率的に検出することができる。
なお、第3の手法では、用紙P1,P2を循環させる度に、用紙P1,P2の表裏を反転させている。しかしながら、用紙P1,P2の表面側に形成された全てのパッチ列125について測色を行った後に、用紙P1,P2の反転を行い、その後、用紙P1,P2の裏面側に形成された全てのパッチ列125について測色を行うものであってもよい。この場合、裏面側に形成されたパッチ列125について測色を行う際には、上述のように測色部70を往復動作させてもよい。
(第4の実施形態)
以下、第4の実施形態に係る測色処理について説明する。この第4の実施形態に係る測色処理が第2の実施形態のそれと相違する点は、傾斜させたパッチ列125にて測色を行うことである。第1の実施形態と重複する点についての説明は省略し、以下、相違点を中心に説明を行う。
上述した各実施形態では、各パッチ列125を用紙搬送方向と平行に形成し、測色対象となるパッチ列125を切り換える度に測色部70を間欠的に移動させている。しかしながら、本実施形態では、用紙搬送方向に対して傾斜するように各パッチ列125を形成する。以下、図8を参照し、2枚の用紙P1,P2を連ねて循環させる場合での測色処理の態様を説明する。同図に示す例において、1枚目の用紙P1には、1列目から4列目までの4つのパッチ列125a〜125dが形成されており、個々のパッチ列125a〜125dは、用紙搬送方向に対して傾斜して形成されている。一方、2枚目の用紙P2には、1枚目の用紙P1とは異なり、1列目のパッチ列125aを除く、2列目から4列目までの3つのパッチ列125b〜125dが形成されており、個々のパッチ列125b〜125dは、用紙搬送方向に対して傾斜して形成されている。また、1枚目の用紙P1と2枚目の用紙P2とを用紙搬送時の紙間で並べて配置した場合、1枚目の用紙P1の1列目のパッチ列125aと、2枚目の用紙P2の2列目のパッチ列125bとは直線状に並ぶような位置関係に設定されている。この関係については、他のパッチ列125b〜125dについても同様である。
2枚の用紙P1,P2について1巡目の搬送を行う場合には、制御部100は、測色部70を所定の初期位置へとセットする。そして、制御部100は、2枚の用紙P1,P2の搬送に合わせて、測色部70の移動を開始し、これを一定の速度で移動させる。1枚目の用紙P1が通過する際には、測色部70は1列目のパッチ列125aに沿って移動し、つぎに、2枚目の用紙P2が通過する際には、測色部70は2列目のパッチ列125bに沿って移動する。
つぎに、2枚の用紙P1,P2について2巡目の搬送を行う場合には、制御部100は、測色部70を1枚目の用紙Pの2列目のパッチ列125bの位置にセットする。そして、制御部100は、2枚目の用紙P1,P2の搬送に合わせ、上述の動作を繰り返す。
上述した第1から第3の実施形態によれば、パッチ列125の切り換えに伴い測色部70を間欠的に移動させている。そのため、測色部70の停止時に振動が発生し、この振動が収束した後に測色を実施しなければ、測色性能に影響が生じてしまう。この点、パッチ列125を傾斜して形成し、このパッチ列125の傾斜に合わせて測色部70を移動させている。このため、1枚目のパッチ列125aについて測色を終了した際には、2枚目のパッチ列125bと対応する位置に測色部70が移動しているので、測色部70の停止や再開を行うことなく、2枚目のパッチ列125bについて測色を開始することができる。これにより、測色部70の急激な移動に起因する振動などの不都合を抑制することができる。
(第5の実施形態)
以下、第5の実施形態に係る測色処理について説明する。この第5の実施形態に係る測色処理が第4の実施形態のそれと相違する点は、傾斜させたパッチ列125を最終の用紙Pのみに設定したことである。第5の実施形態と重複する点についての説明は省略し、以下、相違点を中心に説明を行う。
第4の実施形態では、各用紙P1,P2に形成されるパッチ列は全て傾斜して設けられている関係上、2枚目以降の用紙P2では、パッチ列125の数を順次減少させなければならない。このため、少ない用紙Pにて測色処理を行うことができるという画像検出装置2のメリットが薄れてしまう。
そこで、本実施形態では、連続して循環する複数の用紙Pのうち最終の用紙Pについてのみ、パッチ列125を傾斜させることとしている。以下、図9を参照し、3枚単位で用紙P1〜P3を循環させる場合での測色処理の態様を説明する。同図に示す例では、3枚の用紙P1〜P3を循環させる場合を想定し、3枚目の用紙P3についてのみ傾斜させた3つのパッチ列125a〜125cが形成されている。
3枚の用紙P1〜P3について1巡目の搬送を行う場合には、制御部100は、測色部70を所定の初期位置へとセットしたままとする。そして、1枚目の用紙P1、2枚目の用紙P2がそれぞれ搬送されると、測色部70は、1枚目の用紙P1及び2枚目の用紙P2について、1列目のパッチ列125aについての測色をそれぞれ行う。つぎに、制御部100は、2枚目の用紙P2が測色部70を通過し、3枚目の用紙P3が測色部70に到達するまでの間に、測色部70の移動を開始する。そして、制御部100は、3枚目の1列目のパッチ列125aの傾斜と対応するように、測色部70を一定の速度で移動させる。この3枚目の用紙Pが搬送されると、測色部70は、3枚目の用紙P3の1列目のパッチ列125aの測色を行う。
つぎに、3枚の用紙P1〜P3について2巡目の搬送を行う場合には、制御部100は、測色部70の移動を停止させる。そして、制御部100は、1枚目〜3枚目の用紙P1〜P3の搬送に合わせ、上述の動作を繰り返す。
なお、図9に示す手法では、最終の用紙P3について形成されるパッチ列125の数が他の用紙P1,P2と比較して少なくなる。そこで、図10に示すように、用紙Pを循環させる枚数を奇数枚(例えば3枚の用紙P1〜P3)として、隣り合う用紙Pで傾斜が交互になるようにパッチ列125a〜125dを形成することができる。この場合、先行する用紙Pに形成されるパッチ列の後端125a〜125dと、これに続く用紙Pに形成されるパッチ列125a〜125dの先端とが位置的に対応するように設定される。
このような形態では、制御部100は、1枚目の用紙P1及び2枚目の用紙P2についても、パッチ列125の傾斜に合わせて、測色部70を一定の速度で継続的に移動させる制御を行うことなる。
このように、第4及び第5の実施形態によれば、循環枚数分の用紙Pのうち1枚以上の用紙Pには、用紙搬送方向に対して傾斜する複数のパッチ列125a〜125dから構成された補正用チャート120が形成されている。そして、傾斜したパッチ列125に沿って測色部70を連続的に移動させることで、測色を行うパッチ列を順次移行させることとしている。
この構成によれば、パッチ列125の測色を行う過程で測色部70を連続的に移動させることで、パッチ列を順次移行させている。これにより、パッチ列125の切換時に伴う測色部70の停止を抑制することができる。その結果、測色部70の移動・停止による振動の発生を抑制することができる。
(第6の実施形態)
測色部70による測色処理は、用紙Pを搬送しながら実施される。しかしながら、搬送精度によっては、用紙Pの搬送位置が用紙幅方向にずれ、測色部70とパッチ列125との位置精度が低下する場合がある。そこで、制御部100は、1巡目の用紙搬送時における読取データを参照し、用紙Pの搬送位置を検出する。用紙Pの搬送位置にずれが生じている場合には、制御部100は、用紙Pを循環させるとともに、用紙Pの搬送位置のずれ応じて測色部70を移動させる。これにより、2巡目に搬送される用紙Pでは、パッチ列125の位置と測色部70の位置との一致が確保される。
以上、本発明の実施形態にかかる画像形成装置について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、その発明の範囲内において種々の変形が可能であることはいうまでもない。例えば、上述した実施形態では、画像検出装置が画像形成装置本体に接続された構成であるが、この画像形成装置は、画像形成装置本体の内部にユニットとして含まれるものであってもよい。
また、本実施形態において、測色部の視野角(測定範囲)は、1列相当のパッチ列の幅に対応しているが、補正用チャートをなす複数のパッチ列のうちの一部のパッチ列について測色を行うものであればよく、複数列相当のパッチ列を測色するものであってもよい。
また、本実施形態では、画像検出装置は画像形成装置の一部を構成するものであるが、この画像検出装置も本発明の一部として機能する。この場合、画像検出装置は、その処理を実現する制御部を単独で備えることができる。
1 画像形成装置本体
10Y,10M,10C,10K 画像形成部
11Y,11M,11C,11K 感光体ドラム
15 中間転写ベルト
16 二次転写ローラー
20 用紙搬送部
21 給紙ユニット
22 用紙給紙部
23 排紙ローラー
24 切換ゲート
30 定着装置
2 画像検出装置
50 用紙搬送部
60 画像読取部
70 測色部
75 駆動部
76 動力伝達部
100 制御部

Claims (20)

  1. 複数のパッチが直線状に配置されたパッチ列を用紙搬送方向と交差する方向に複数列並べた補正用チャートが形成された用紙を搬送する用紙搬送部と、
    前記用紙搬送部によって搬送される用紙と向き合うように配置されて、前記補正用チャートをなす複数のパッチ列のうちの一部のパッチ列について測色を行い当該一部のパッチ列に含まれる各パッチの色情報を測色データとして出力する測色部と、
    前記用紙搬送部及び前記測色部を制御する制御部と、を有し、
    前記用紙搬送部は、前記測色部を通過した前記用紙を前記測色部に循環させる再搬送経路を有し、
    前記制御部は、前記再搬送経路により用紙を循環させながら、前記測色部により測色を行うパッチ列を切り換える切換制御を行うことを特徴とする画像検出装置。
  2. 前記用紙搬送部によって搬送される用紙と向き合うように配置されて、当該用紙の読み取りを行い前記補正用チャートに関する画像を読取データとして出力する画像読取部をさらに有し、
    前記制御部は、前記測色部から出力される測色データに基づいて、前記画像読取部の出力特性を補正することを特徴とする請求項1に記載された画像検出装置。
  3. 前記用紙搬送部は、循環枚数に応じた1枚以上の用紙を連ねて循環させるものであり、
    前記制御部は、循環枚数分の用紙を循環させる度に、前記切換制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載された画像検出装置。
  4. 前記用紙搬送部は、循環枚数分の用紙を循環させる際にそれぞれの用紙について表裏を反転させる動作をさらに行うことを特徴とする請求項3に記載された画像検出装置。
  5. 前記切換制御は、前記用紙搬送方向と交差する方向に前記測色部及び用紙の少なくとも一方を移動させることにより、前記測色部により測色を行うパッチ列をその並び方向に沿って順次切り換える制御であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載された画像検出装置。
  6. 循環枚数分の用紙には、用紙搬送方向に平行する複数のパッチ列からなる補正用チャートがそれぞれ形成されており、
    前記制御部は、循環枚数分の用紙を循環させる度に、前記測色部及び用紙の少なくとも一方を間欠的に移動させることを特徴とする請求項5に記載された画像検出装置。
  7. 前記制御部は、循環枚数分の用紙を循環させる場合には、最終の用紙と、1枚目の用紙との間の通紙間隔を制御することを特徴とする請求項6に記載された画像検出装置。
  8. 循環枚数分の用紙のうち1枚以上の用紙には、用紙搬送方向に対して傾斜する複数のパッチ列から構成された補正用チャートが形成されており、
    前記制御部は、傾斜したパッチ列に沿って前記測色部を連続的に移動させ、測色を行うパッチ列を順次移行させることを特徴とする請求項5に記載された画像検出装置。
  9. 複数のパッチが直線状に配置されたパッチ列を用紙搬送方向と交差する方向に複数列並べた補正用チャートを用紙に形成する画像形成装置本体と、
    前記画像形成装置本体から前記補正用チャートが形成された用紙が供給される画像検出装置と、
    前記画像形成装置本体及び前記画像検出装置を制御する制御部と、を有し、
    前記画像検出装置は、
    前記補正用チャートが形成された用紙を搬送する用紙搬送部と、
    前記用紙搬送部によって搬送される用紙と向き合うように配置されて、前記補正用チャートをなす複数のパッチ列のうちの一部のパッチ列について測色を行い当該一部のパッチ列に含まれる各パッチの色情報を測色データとして出力する測色部と、を有し、
    前記用紙搬送部は、前記測色部を通過した前記用紙を前記測色部に循環させる再搬送経路を有し、
    前記制御部は、前記再搬送経路により用紙を循環させながら、前記測色部により測色を行うパッチ列を切り換える切換制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記用紙搬送部によって搬送される用紙と向き合うように配置されて、当該用紙の読み取りを行い前記補正用チャートに関する画像を読取データとして出力する画像読取部をさらに有し、
    前記制御部は、前記測色部から出力される測色データに基づいて、前記画像読取部の出力特性を補正することを特徴とする請求項9に記載された画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記画像読取部から出力される読取データに基づいて各パッチの色情報をそれぞれ特定し、当該特定結果に基づいて前記画像形成装置本体の色特性を補正することを特徴とする請求項10に記載された画像形成装置。
  12. 前記制御部は、前記パッチに対応する画像領域を切り出すと当該画像領域に含まれる色情報を平均化して、各パッチの色情報を特定することを特徴とする請求項10又は11に記載された画像形成装置。
  13. 前記画像読取部は、前記再搬送経路により用紙を循環させる度に、前記用紙の読み取りを行い、
    前記制御部は、循環数に応じて得られた複数の読取データを平均化して、各パッチの色情報を特定することを特徴とする請求項10から12のいずれかに記載された画像形成装置。
  14. 前記制御部は、前記画像読取部から出力される読取データに基づいて、測色対象となるパッチ列と前記測色部との間の位置ずれを補正することを特徴とする請求項10から13のいずれかに記載された画像形成装置。
  15. 前記用紙搬送部は、循環枚数に応じた1枚以上の用紙を連ねて循環させるものであり、
    前記制御部は、循環枚数分の用紙を循環させる度に、前記切換制御を行うことを特徴とする請求項9から14のいずれかに記載された画像形成装置。
  16. 前記用紙搬送部は、循環枚数分の用紙を循環させる際にそれぞれの用紙について表裏を反転させる動作をさらに行うことを特徴とする請求項15に記載された画像形成装置。
  17. 前記切換制御は、前記用紙搬送方向と交差する方向に前記測色部及び用紙の少なくとも一方を移動させることにより、前記測色部により測色を行うパッチ列をその並び方向に沿って順次切り換える制御であることを特徴とする請求項9から16のいずれかに記載された画像形成装置。
  18. 循環枚数分の用紙には、用紙搬送方向に平行する複数のパッチ列からなる補正用チャートがそれぞれ形成されており、
    前記制御部は、循環枚数分の用紙を循環させる度に、前記測色部及び用紙の少なくとも一方を間欠的に移動させることを特徴とする請求項17に記載された画像形成装置。
  19. 前記制御部は、循環枚数分の用紙を循環させる場合には、最終の用紙と、1枚目の用紙との間の通紙間隔を制御することを特徴とする請求項18に記載された画像形成装置。
  20. 循環枚数分の用紙のうち1枚以上の用紙には、用紙搬送方向に対して傾斜する複数のパッチ列から構成された補正用チャートが形成されており、
    前記制御部は、傾斜したパッチ列に沿って前記測色部を連続的に移動させ、測色を行うパッチ列を順次移行させることを特徴とする請求項17に記載された画像形成装置。
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