JP2016046395A - 半導体スイッチ - Google Patents

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淳 石丸
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Abstract

【課題】 高調波歪を低減できる半導体スイッチを提供する。
【解決手段】 半導体スイッチ10は、半導体基板31と、半導体基板31に設けられた絶縁膜32と、絶縁膜32上に設けられた半導体層33と、半導体層33に設けられた半導体スイッチ回路SW1乃至SW8と、半導体基板31が設けられた側と反対側の絶縁膜32上に設けられ、前記半導体スイッチ回路SW1乃至SW8と端子RF1乃至RF8とを接続する第1の配線RW0乃至RW8と、前記第1の配線RW0乃至RW8の側面に設けられ、前記半導体基板31の電位より高くなるよう電源に接続した第1導電体101と、を具備する。
【選択図】 図1

Description

本実施形態は、半導体スイッチに関する。
携帯機器などには、アンテナを送信用または受信用に切り替えるための高周波スイッチが用いられている。従来、この高周波スイッチとして、絶縁ゲート電界効果トランジスタ(MOSトランジスタ)を有する半導体スイッチが用いられている。
半導体スイッチは、半導体基板に絶縁膜を介して半導体層が設けられたSOI(Silicon on Insulator)基板に設けることが有効である。高抵抗の半導体基板を用いることにより、高周波回路と半導体基板との寄生容量が低減され、半導体スイッチの高速化が図られる。
然しながら、SOI基板上に設けられた半導体スイッチにおいては、高周波信号によって高調波歪が発生するという問題がある。
特開平08−316420号公報 特開2008−227084号公報
本実施形態の課題は高調波歪を低減できる半導体スイッチを提供することにある。
一つの実施形態によれば、半導体スイッチは、半導体スイッチ10は、半導体基板と、前記半導体基板に設けられた絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられた半導体層と、前記半導体層に設けられた半導体スイッチ回路と、前記半導体基板が設けられた側と反対側の前記絶縁膜上に設けられ、前記半導体スイッチ回路と端子とを接続する第1の配線と、前記第1の配線の側面に設けられ、前記半導体基板の電位より高くなるよう電源に接続した第1導電体と、を具備する
実施形態1に係る半導体スイッチを示す回路図。 実施形態1に係る半導体スイッチが設けられた半導体チップを示す図。 実施形態1に係る半導体スイッチが設けられるSOI基板を示す断面図。 実施形態1に係る半導体スイッチの要部を示す図。 実施形態1に係る半導体スイッチにおける電気力線を説明する図。 実施形態1に係る半導体スイッチの要部の形成方法を順に示す断面図。 実施形態1に係る半導体スイッチの変形例を示す図。 実施形態1に係る半導体スイッチの別の要部を示す断面図。 実施形態2に係る半導体スイッチの要部を示す図。 実施形態2に係る半導体スイッチの要部の形成方法を順に示す断面図。 実施形態2に係る半導体スイッチの別の要部を示す図。 実施形態3に係る半導体スイッチの要部を示す図。 実施形態3に係る半導体スイッチの別の要部を示す図。 実施形態3に係る半導体スイッチの別の要部を示す断面図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
本実施形態に係る半導体スイッチについて図1乃至図4を用いて説明する。図1は本実施形態の半導体スイッチを示す回路図である。図2は、半導体スイッチが設けられた半導体チップを示す平面図である。図3は半導体スイッチが設けられるSOI(Silicon On Insulator)基板を示す断面図である。図4は半導体スイッチの高周波配線の横に設けられたバイアスラインを示す図で、図4(a)はその平面図、図4(b)は図4(a)のA−A線に沿って切断し矢印方向に眺めた断面図である。
本実施形態の半導体スイッチは、例えば携帯機器などの送信用または受信用にアンテナの切り替えを行う高周波スイッチで、1入力(出力)端子(共通端子)と複数の出力(入力)端子(個別端子)を有する双方向スイッチである。
始めに、半導体スイッチの概要を説明する。
図1乃至図4に示すように、本実施形態の半導体スイッチ100はSOI(Silicon On Insulator)基板30に設けられる。半導体スイッチ部(SW1乃至SW8)(半導体スイッチ回路)はそれぞれ、アンテナ端子11と高周波端子(RF1乃至RF8)との間に設けられる。半導体スイッチ部(SW1乃至SW8)は、アンテナ端子11及び高周波端子(RF1乃至RF8)に高周波配線(RW0乃至RW8)によって接続されている。
バイアスライン(第1導電体)101は高周波配線(RW0乃至RW8)の横に設けられており、特に高周波配線RW0においてはその両横に設けられている。更に、バイアスライン101は、高周波端子RF1乃至RF8のパッドの横および接地端子GNDのパッドの横にも設けられている。バイアスライン101は、シリコン基板31に対して正にバイアスされている。
ところで、SOI基板30では、シリコン基板31とシリコン酸化膜32の界面近傍に電荷(電子)が蓄積され易い。高周波配線RW0乃至RW8に高周波信号が流れると、その電荷は高周波信号起因の電界により加速されて移動する。高周波信号には、電荷の移動に起因する高調波歪が発生する。
本実施形態においては、バイアスライン101は、クーロン力により界面近傍の電荷を引き寄せる。従って電荷の移動は、高周波配線RW0乃至RW8に高周波信号が流れる場合でも抑制される。
また、シリコン酸化膜32に接するシリコン基板31の第2部分31bは、第1部分31aに対しより高い不純物濃度を有し、かつより高いアクセプタ濃度を有している。したがって第2部分31bのアクセプタは界面近傍の電荷を中和し、その電荷の密度を低減することができる。
従って、両者の効果により、高調波歪を低減することができる。多くのポートを有し、高周波配線の総距離が長い半導体スイッチほど、高周波信号の歪防止効果が高くなる。
次に、半導体スイッチ100の詳細を説明する。
図1に示すように、半導体スイッチ100には、例えばアンテナ端子(共通端子)11と、8つの高周波端子(個別端子)RF1、RF2、RF3、RF4、RF5、RF6、RF7、RF8が設けられている。アンテナ端子11からノードN1、N2、N3を順に経由してノードN4に到るメインの高周波配線RW0が設けられている。
高周波配線RW1は、半導体スイッチ部SW1を経由してノードN1と高周波端子RF1とを接続する。同様に、高周波配線RW2乃至RW8はそれぞれ、半導体スイッチ部SW2乃至SW8を経由して、ノードN1と高周波端子RF2乃至RF8とをそれぞれ接続する。
高周波信号は、例えば700MHz以上の周波数と、20dBm以上の電力を有し、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)方式で変調されている。
以下、主に高周波配線RW1に関して説明するが、高周波配線RW2乃至RW8についても同様である。
高周波配線RW1は、半導体スイッチ部SW1を経由してノードN1と高周波端子RF1を接続する。半導体スイッチ部SW1は、ノードN1と高周波端子RF1との間に、直列接続された複数のMOSトランジスタ(以後、スルートランジスタという)T1を有し、高周波端子RF1と接地端子GNDとの間に、直列接続された複数のMOSトランジスタ(以後、シャントトランジスタという)S1を有している。
各スルートランジスタT1のゲート端子には、スイッチング動作を安定させる目的(発振防止等)の抵抗R1が接続されている。抵抗R1は高周波信号がバイアス/制御信号回路21に漏洩しない程度の高い抵抗値を有している。各シャントトランジスタS1のゲート端子にも、高周波信号漏えい防止用の抵抗R2が接続されている。抵抗R1、R2は、例えば100kΩ以上の抵抗である。
各スルートランジスタT1のゲート端子には、制御信号Cont1が印加される。各シャントトランジスタS1のゲート端子には、制御信号Cont1を反転した反転制御信号Cont1/が印加される。従って、スルートランジスタT1とシャントトランジスタS1は相補的に導通状態または非導通状態になる。
例えば、アンテナ端子11と高周波端子RF1の間を導通状態とするには、スルートランジスタT1を導通状態にし、シャントトランジスタS1を非導通状態にする。同時にスルートランジスT2乃至T8を全て非導通状態にし、シャントトランジスタS2乃至S8を全て導通状態にする。
バイアスライン101は、シリコン基板31の電位より高い電位を有している。具体的には、バイアスライン101はシリコン基板31に対して正にバイアスされている。バイアスライン101は、正の電源46に接続されている。
図2は、半導体チップの平面を示しており、各ユニットや配線の概略の配置を示している。ただし、各ユニットや配線の大きさ、太さは図面に示すものに限定されない。半導体チップ110の平面における一方には、アンテナ端子11、高周波端子RF1乃至RF8、接地端子G1乃至G4、スルートランジスタT1部乃至T8部、およびシャントトランジスタS1部乃至S8部が配置されている。
接地端子G1の両側に配置されたシャントトランジスタS1部、S2部は、接地端子G1に共通接続されている。接地端子G2、G3、G4についても同様であり、その説明は省略する。
半導体チップ110の平面における他方には、バイアスライン101に印加される電圧、制御信号Cont1乃至Cont8および反転制御信号Cont1/乃至Cont8/を生成し、半導体スイッチ部SW1乃至SW8を制御するためのバイアス/制御信号回路21が配置されている。
図2におけるハッチングを施した第1および第2の領域111、112は、バイアスライン101が設けられている領域を示している。これら領域に、バイアスライン101が後述する形状や間隔をもって設けられている。半導体チップ110においては、バイアスライン101の第1の領域111は、高周波配線RW0乃至RW8に沿って設けられる。バイアスライン101の第2の領域112は、高周波端子RF1、RF2のパッド、および接地端子G1のパッドに沿って設けられる。第1の領域111は、例えば直線状であり、第2の領域112は、例えばコ字状である。
即ち、バイアスライン101は、高周波配線RW0乃至RW8に対し、間隔をあけて設けられている。
第1の領域111に設けられたバイアスライン101と第2の領域112に設けられたバイアスライン101は、配線113で電気的に接続されている。なお図2に示す配線113は電気的な接続を示しており、実際の配線の太さを示すものではない。第2の領域112は、高周波端子RF3乃至RF8のパッドおよび接地端子G2乃至G4のパッドに沿っても同様に設けられている。
図3は半導体スイッチが設けられるSOI(Silicon On Insulator)基板を示す断面図である。SOI基板30は、第1の比抵抗ρ1を有するp型のシリコン基板(半導体基板)31と、シリコン基板31上に設けられたシリコン酸化膜(絶縁膜)32と、シリコン酸化膜32の上に設けられ、第1の抵抗ρ1より低い第2の比抵抗ρ2を有するp型のシリコン層(半導体層)33を有している。
シリコン基板31は支持基板なので、能動層であるシリコン層33に対する寄生容量を低減するために第1の抵抗ρ1は第2の比抵抗ρ2より高い方が望ましい。
シリコン基板31は、第1の比抵抗ρ1を有する第1部分31aと、第1部分31a上に設けられ、第1部分31aより高濃度の不純物を含有する第2部分31bとを有している。第2部分31bは、シリコン酸化膜32と接している。第2部分31bの厚さは、例えば0.5乃至1μm程度である。
第1の比抵抗ρ1は、例えば1kΩ・cm以上である。第2の比抵抗ρ2は、例えば10Ω・cm程度である。シリコン酸化膜32の厚さT1は、例えば1乃至2μm程度である。シリコン層33の厚さは、例えば0.1乃至1μm程度である。
シリコン酸化膜32は、BOX(Buried Oxide)層とも呼ばれている。シリコン層33は、SOI層とも呼ばれている。
第2部分31bの不純物は、例えばアクセプタとなるボロン(B)である。アクセプタは、正孔を発生する。シリコン酸化膜32とシリコン基板31の界面近傍に蓄積された電荷(電子)は正孔により中和される。従って、界面近傍の電荷密度が低減する。
図4(a)は、高周波配線42(RW0乃至RW8)とバイアスライン101(121)との位置関係を示している。また図4(b)はバイアスライン101とシリコン基板中の電荷との関係を説明するための図である。ここでは、高周波配線42と第1の領域111に設けられるバイアスライン101とを用いて本実施形態の作用、効果を説明するが、第2の領域112に設けられるバイアスライン101と高周波端子RF1、RF2のパッドや接地端子G1のパッドとの間にも同様の作用、効果がある事は言うまでもない。
図4(b)ではシリコン酸化膜32の上に、層間絶縁膜41が設けられている。層間絶縁膜41はシリコン層33の一部を除去した部分に形成されたものである。層間絶縁膜41上に高周波配線42が設けられている。バイアスライン101は、層間絶縁膜41上であって、高周波配線42の横に設けられている。高周波配線42の延在する方向(第1の方向)をX方向とし、X方向に直交する方向をY方向とする。
バイアスライン101は、高周波配線42と同一平面上に設けられており、高周波配線42と間隔をあけて設けられている。なお、図2では配線の位置関係を図示しているのみであって、高周波配線42に対するバイアスライン101の配線の方向までは図示していない。
バイアスライン101は、長さL1、幅W1を有する短冊状の複数の配線(線状体)121を有している。配線121は高周波配線42の側面から間隔をあけて設けられ、X方向に対して所定の角度θ1(0°≦θ1≦90°)をなす方向(第2の方向)、ここではY方向(θ1=90°)に延在している。複数の配線121は、X方向に所定の間隔P1で配列されている。
配線121はそれぞれ、一端が引出配線122に共通接続され、他端が開放されている。引出配線122は電源46に接続されている。電源46は配線121に正の電圧を印加する。
図5は、高周波信号により生じる電気力線を示す図ある。図5に示すように、本実施例では、電源46は高周波帯におけるインピーダンスが十分に低いので、バイアスライン101は高周波的にはローインピーダンスと見なせる。その結果、高周波配線42とバイアスライン101の間に高周波信号による電気力線301が生じる。電気力線301は、高周波配線42とバイアスライン101との距離が短いためにその間に集中し、界面に平行な成分を多く有している。
バイアスライン101はシリコン基板31に対して正にバイアスされているため、クーロン力によってシリコン酸化膜32とシリコン基板31の界面の電荷を引き寄せる。
従って電気力線301が多く存在する領域と、バイアスライン101によって移動が抑制される界面電荷302が存在する領域とが重なりあうので、バイアスラインによって必ずしも移動が抑制されない界面電荷が電気力線によって移動する確率は小さくなる。これにより、界面の電荷の移動による高調波歪を低減することができる。
バイアスライン101は、高周波的にローインピーダンス状態にあると、高周波的にハイインピーダンス状態にある場合より、界面の電荷の移動を抑制する効果が高まる。界面の電荷の移動か抑制されることにより、高周波配線42の高周波損失が低減する。
バイアスライン101が短冊状の複数の配線121で構成されているのは、高周波配線42との間の寄生容量を低減させるためである。寄生容量が大きすぎると、寄生容量を介してバイアスライン101にも高周波電流が流れ、電荷の移動を抑制する効果が減じられるためである。
目的の効果が得られる範囲内で、配線121の長さL1と幅W1、所定の角度θ1、および所定の間隔P1を適宜定めればよい。また、所定の角度θ1に特に制限はない。所定の間隔P1は一定でなくても構わない。
次に、バイアスライン101の形成方法について説明する。図6はバイアスライン101の形成工程を順に示す断面図である。
図6(a)に示すように、シリコン層33が除去されて露出したシリコン酸化膜32上に、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)法により、層間絶縁膜41となるTEOS(Tetra Ethel Ortho Silicate)膜47を形成する。TEOS膜47上に導電膜48、例えば金属膜をスパッタリング(Sputtering)法により形成する。
図6(b)に示すように、導電膜48上に、フォトリソグラフィ法により高周波配線42および配線121に対応するパターンを有するレジスト膜49を形成する。
図6(c)に示すように、レジスト膜49をマスクとして、例えばRIE(Reactive Ion Etching)法により導電膜48をエッチングする。エッチングされなかった導電膜48が、図4に示す高周波配線42および配線121になる。
なお、SOI基板30は、SIMOX(Separation by Implantation of Oxygen)方式または張り合わせ方式により得られる。第2部分31bの高濃度のアクセプタはシリコン酸化膜32を介したイオン注入法により得られる。
以上説明したように、本実施形態の半導体スイッチ100では、高周波配線42の横にシリコン基板31に対して正にバイアスされたバイアスライン101が設けられている。バイアスライン101は、高周波的にローインピーダンス状態にある。
その結果、高周波配線42とバイアスライン101の間に電気力線が界面に平行に集中する。シリコン基板31とシリコン酸化膜32の界面に誘起される電荷は、バイアスライン101に引き寄せられるので、高周波配線42に流れる高周波信号による電荷の移動が抑制される。
従って、第2部分31bの高濃度アクセプタによる界面電荷密度の低減と相まって、高周波信号に歪が生じるのを防止することができる。更に、高周波配線42の電力損失を低減することができる。
なお、シリコン基板31の第2部分31bに高濃度アクセプタが含有されていなくても、バイアスライン101による界面の電荷の移動を抑制する効果を得ることは可能である。
ここでは、配線121がY方向(θ1=90°)に延在する場合について説明したが、延在する方向はX方向(θ1=0°)でも構わない。図7は実施形態1の変形例であって、X方向に延在する複数の配線を有するバイアスラインを示しており、図7(a)はその平面図、図7(b)は図7(a)のA−A線に沿って切断し矢印方向に眺めた断面図である。
図7に示すように、バイアスライン101は、X方向に延在し、長さL2、幅W2を有する複数の配線123を有している。複数の配線123は、Y方向に所定の間隔P2で配列されている。
配線123の一端は引出配線124に共通接続されている。配線123の他端は開放されている。引出配線124は電源46に直接接続されている。
電源46は配線123に正の電圧を印加する。シリコン酸化膜32とシリコン基板31の界面に生じた電荷は、配線123の下方に引き寄せられ、自由な移動が制限される。
配線123の長さL2と幅W2、および所定の間隔P2は、目的の効果が得られる範囲内で適宜定めればよい。
導電膜48の材料は、特に限定されない。導電膜48は、高融点金属、高融点金属のシリサイド、不純物が添加されたポリシリコンなどを利用できる。
また、配線121、123は、絶縁膜にトレンチを形成し、トレンチに導電膜を埋め込むダマシン法によって形成することもできる。
配線121、123が短冊状あるいはライン状である場合について説明したが、配線121、123の形状は特に限定されない。配線121、123には、別の形状、例えばS字状、ジクザグ状、格子状などが利用できる。
また、バイアスライン101はスルートランジスタT1乃至T8やシャントトランジスタS1乃至S8のチャネル層、またはゲート配線と同じ材料で設けてもよい。
図8はゲート配線と同じ材料からなるバイアスラインの断面を示している。バイアスラインは、図7に示すX方向に延びるバイアスライン101と同じである。
図8に示すように、スルートランジスタT1は、シリコン層33を島状に加工することで得られた領域に設けられた一対のソース・ドレイン層50と、ソース・ドレイン層50の間でシリコン層33上に設けられたゲート絶縁膜51と、ゲート絶縁膜51上に設けられたゲート電極52を有している。
ゲート絶縁膜51下方のシリコン層33がチャネル層53である。複数のスルートランジスタT1は、ソース・ドレイン層50を共用するように直列接続されている。
シリコン層33の島状加工により露出したシリコン酸化膜32上に、スルートランジスタT1を覆うように層間絶縁膜55が設けられている。層間絶縁膜55の上に形成されたゲート配線材料膜、例えば不純物が添加されたポリシリコン膜を加工することにより、ゲート配線56が設けられている。ゲート配線56には、ゲート電極52が抵抗R1(図示せず)を介して共通接続されている。
層間絶縁膜55の上には、高周波配線42およびバイアスライン101が設けられている。高周波配線42およびバイアスライン101は、ゲート配線56と同じ材料を用いて、ゲート配線56と同時に形成される。
従って、高周波配線42およびバイアスライン101はゲート配線56と同じ平面上に配置されている。
ゲート配線56、高周波配線42およびバイアスライン101は、フォトリソグラフィ法およびRIE法により同時に形成される。
第2部分31bとシリコン酸化膜32が接している場合について説明したが、第2部分31bとシリコン酸化膜32の間に別の層、例えば改質層を設けることも可能である。
改質層は、例えば結晶欠陥を含むシリコンからなる。改質層の結晶欠陥に界面の電荷がトラップされる確率が高くなるので、界面近傍の電荷の移動がさらに抑制される。
改質層は、例えば以下のようにして形成できる。シリコン酸化膜を透過する波長のパルスレーザビームが第2部分31bとシリコン酸化膜32の界面近傍にシリコン酸化膜32側から照射される。
第2部分31bはレーザ光を吸収して局所的に融解、凝固するので、第2部分31bの一部が改質層になる。なお、シリコン層33は薄いので、シリコン層33におけるレーザ光の吸収の影響は無視できる。
または、シリコン酸化膜およびシリコンを透過する波長を有する高繰り返し短パルスレーザビームを照射し界面近傍に回折限界レベルまで集光する。レーザビームは、集光点付近の極めて局所的な領域で時間的・空間的に圧縮されて非常に高いピークパワー密度となる。
シリコンに対して透過性を示していたレーザビームは、その集光過程においてピークパワー密度がある閾値を超えると局所的に非常に高い吸収特性を示すようになる。界面近傍の焦点付近でのみこの閾値を超えるようコントロールすることで、シリコン層33にダメージを与えることなく、第2部分31bの一部が改質層になる。
なお、改質層はSOI基板30の全面に設ける必要はない。高周波配線42の下方の必要な領域にのみ設ければよい。
他の例として、シリコン酸化膜32とシリコン層33の間に、別のシリコン層、例えば不純物濃度が異なる層、導電型が異なる層などが設けられていてもよい。半導体スイッチ部SW1乃至SW8を接合型電界効果トランジスタなどとすることができる。
(実施形態2)
本実施形態に係る半導体スイッチについて図9を用いて説明する。図9は本実施形態の半導体スイッチのバイアスラインを示す図で、図9(a)はその平面図、図9(b)は図9(a)のA−A線に沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図である。
本実施形態において、上記実施形態1と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。本実施形態が実施形態1と異なる点は、図4に示すバイアスライン101に加えてシリコン酸化膜を貫通する複数の柱状体を有することにある。
即ち、図9に示すように、本実施形態の半導体スイッチは、高周波配線42の横に設けられた複数の配線121と、シリコン酸化膜32を貫通してシリコン基板31に接する複数のビア(柱状体)71とを有している。配線121とビア71は電気的に接続されていない。
ビア71は、シリコン基板31の第1の比抵抗ρ1より高い第3の比抵抗ρ3を有している。第3の比抵抗ρ3は、例えば1×10Ω・cm乃至1×10Ω・cm程度である。
ビア71は、例えば多量のドナー不純物および多量のアクセプタ不純物の両方が添加されたポリシリコン膜である。ドナー不純物濃度とアクセプタ不純物濃度をほぼ等しくすると、ドナーとアクセプタは互いに補償し合い、高い第3の比抵抗ρ3を有するポリシリコンが得られる(不純物補償効果)。
複数のビア71は、平面視で高周波配線42が延在するX方向に対して所定の角度θ2をなす方向(第3の方向)で、斜めに配列されている。ビア71はY方向には所定の間隔P3で配列されている。斜めに配列された一群のビア71をビア群72と称する。ビア群72は、X方向に所定の間隔P4で配列されている。
ビア群72の一側のビア71は、高周波配線42のエッジより外側に配置され、平面視で配線121と部分的にオーバラップしている。ビア群72の他側のビア71は、高周波配線42の下方に配置され、平面視で、高周波配線42にオーバラップしている。配線121とビア71はオーバラップしていなくてもよい。
本実施形態において、ビア71はシリコン基板31に接しているので、ビア71の下にはシリコン酸化膜32は存在しない。従って、シリコン酸化膜32とシリコン基板31との界面は存在しないので、界面近傍に蓄積される電荷も存在しない。その結果、界面近傍に蓄積される電荷の総量を低減することができる。
ポリシリコンは多くの結晶欠陥を含んでいる。従って、ビア71の下を通過する電荷は結晶欠陥にトラップされる確率が高くなる。その結果、界面近傍に蓄積される電荷の総量をさらに低減することができる。
次に、ビア71の形成方法について説明する。図10はビア71の形成工程を順に示す断面図である。
図10(a)に示すように、シリコン層33が除去されて露出したシリコン酸化膜32の上にフォトリソグラフィ法によりビア71に対応する開口75aを有するレジスト膜75を形成する。
図10(b)に示すように、レジスト膜75をマスクとして、例えばフッ素系のガスを用いたRIE法によりシリコン酸化膜32をエッチングし、シリコン酸化膜32を貫通するトレンチ76を形成する。
図10(c)に示すように、レジスト膜75を除去した後、シリコン酸化膜32上にトレンチ76を満たすように、例えばCVD法により不純物を添加したポリシリコン膜77を形成する。
図10(d)に示すように、シリコン酸化膜32が露出するまで、例えばCMP(Chemical Mechanical Polishing)法によりポリシリコン膜77を除去する。残ったポリシリコン膜77が、ビア71になる。
バイアスライン101は、高周波的にローインピーダンス状態にある。高周波配線42とバイアスライン101の間に電気力線を界面に平行に集中させることで、界面の電荷の移動を抑制する効果が高められる。ビア71とシリコン基板31の界面には電荷が発生しないので、界面の総電荷量が減少する。ビア71は界面の電荷をトラップするので、界面の電荷の移動が抑制される。
以上説明したように、本実施形態では、バイアスライン101とビア71の相乗効果により、界面の総電荷量を減少させ、界面の電荷の移動を抑制している。従って、より高調波歪の低減および高周波損失の低減を図ることができる。
図7に示すバイアスライン101にビア71を組み合わせてもよい。図11は、ビア71と、配線123を有するバイアスライン101を示す図で、図11(a)はその平面図、図11(b)は図11(a)のA−A線に沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図である。ビア群72の一側のビア71は、平面視で配線123と部分的にオーバラップしている。
(実施形態3)
本実施形態に係る半導体スイッチについて図12を用いて説明する。図12は本実施形態の半導体スイッチの要部を示す図で、図12(a)はその平面図、図12(b)は図12(a)のA−A線に沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図である。
本実施形態において、上記実施形態2と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。本実施形態が実施形態2と異なる点は、バイアスライン101とビア71を電気的に接続したことにある。
即ち、図12に示すように、本実施形態の半導体スイッチでは、バイアスライン101は、シリコン酸化膜32の上であって高周波配線42の斜め下方に設けられた複数の配線126を有している。配線126は、例えば金属膜である。配線126は、X方向に対して所定の角度θ1をなす方向に延在している。高周波配線42と配線126は、異なる平面上に設けられている。高周波配線42と配線126は、平面視でオーバラップしていない。シリコン酸化膜32を貫通してシリコン基板31に接する複数のビア71が設けられている。ビア71は、配線126の下に配置され、配線126に接している。
配線126はそれぞれ、一端が引出配線127に共通接続され、他端が開放されている。引出配線127は電源46に直接接続されている。配線126とビア71は電気的に接続されている。電源46は配線126およびビア71に正の電圧を印加する。
ビア71にバイアスライン101の配線126を介して正の電圧を印加できるので、界面の電荷はビア71に引き寄せられ、界面の電荷の移動を抑制する効果をより高めることが可能である。従って、高調波歪および高周波損失を大幅に低減可能である。
以上説明したように、本実施例では、バイアスライン101およびビア71の両方に正の電圧を印加しているので、高調波歪および高周波損失を大幅に低減できる。
X方向に延在する配線を有するバイアスラインとビアを電気的に接続してもよい。図13は、X方向に延在し、ビア71に電気的に接続された配線を有するバイアスラインを示す図で、図13(a)はその平面図、図13(b)は図13(a)のA−A線に沿って切断し、矢印方向に眺めた断面図である。
図13に示すように、バイアスライン101は、シリコン酸化膜32の上であって高周波配線42の斜め下方に設けられた複数の配線128を有している。配線128は、X方向に延在している。ビア71は、配線128の下に配置され、配線128に接している。
配線128はそれぞれ、一端が引出配線129に共通接続され、他端が開放されている。引出配線129は電源46に直接接続されている。配線128とビア71は電気的に接続されている。電源46は配線128およびビア71に正の電圧を印加する。
バイアスライン101がシリコン酸化膜32上に設けられた金属膜である場合について説明したが、バイアスライン101をスルートランジスタT1乃至T8、シャントトランジスタS1乃至S8のチャネル層と同じ材料で構成することもできる。
図14はチャネル層と同じ材料で構成されたバイアスラインを示す断面図である。バイアスラインは、図13に示すバイアスライン101である。
図14に示すように、バイアスライン101は、シリコン層33の島状加工のときに、シリコン層33を短冊状に加工することで得られる。高周波配線42は層間絶縁膜57の上に設けられている。
従って、バイアスライン101はチャネル層53と同じ材料で構成され、チャネル層53と同一平面上に配置されている。バイアスライン101は、高周波配線42の斜め下方、且つ平面視で高周波配線42とオーバラップしないように配置されている。
シリコン層33を島状に加工する工程およびシリコン層33を短冊状に加工する工程は、フォトリソグラフィ法およびRIE法により同時に行うことができる。
以上、いくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
(付記1) 前記線状体は短冊状であり、平面視で前記第1の配線が延在する第1の方向に対して所定の角度をなす第2の方向に延在し、前記第1の方向に所定の間隔で配列されている請求項5に記載の半導体スイッチ。
(付記2) 前記線状体は短冊状であり、平面視で前記第1の配線が延在する第1の方向延在し、前記第1の方向に直交する方向に所定の間隔で配列されている請求項5に記載の半導体スイッチ。
(付記3) 前記柱状体は、前記第1の配線が延在する第1の方向に対して所定の角度をなす第3の方向に第1の所定の間隔で配列され、前記第1の所定の間隔で配列された柱状体のグループが前記第1の方向に第2の所定の間隔で配列されている請求項2に記載の半導体スイッチ。
(付記4) 前記半導体スイッチ回路は電界効果トランジスタを有し、前記第1導電体は前記電界効果トランジスタのゲート配線と同じ材料で構成されている請求項1に記載の半導体スイッチ。
(付記5) 前記半導体スイッチ回路は電界効果トランジスタを有し、前記第1導電体は前記電界効果トランジスタのチャネル層と同じ材料で構成されている請求項1に記載の半導体スイッチ。
(付記6) 前記第1導電体の電位は、前記第1の配線を通過する信号の周波数帯において、実質的に基準電位に等しい請求項1に記載の半導体スイッチ。
11 アンテナ端子
30 SOI基板
31 シリコン基板
31a 第1部分
31b 第2部分
32 シリコン酸化膜
33 シリコン層
41、55、57 層間絶縁膜
42 高周波配線
45 抵抗
46 電源
47 TEOS膜
48 導電膜
49、75 レジスト膜
50 ソース・ドレイン層
51 ゲート絶縁膜
52 ゲート電極
53 チャネル層
56 ゲート配線
71 ビア
72 ビア群
75a 開口
76 トレンチ
77 ポリシリコン膜
100 半導体スイッチ
101 バイアスライン
110 半導体チップ
111 第1の領域
112 第2の領域
113、121、123、126、128 配線
122、124、127、129 引出配線
301 電気力線
302 界面電荷
R1、R2 抵抗
N1〜N4 ノード
RF1〜RF8 高周波端子
RW0〜RW8 高周波配線
SW1〜SW8 半導体スイッチ部
T1〜T8 スルートランジスタ
S1〜S8 シャントトランジスタ
Cont1〜Cont8 制御信号
Cont1/〜Cont8/ 反転制御信号

Claims (5)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板に設けられた絶縁膜と、
    前記絶縁膜上に設けられた半導体層と、
    前記半導体層に設けられた半導体スイッチ回路と、
    前記半導体基板が設けられた側と反対側の前記絶縁膜上に設けられ、前記半導体スイッチ回路と端子とを接続する第1の配線と、
    前記第1の配線の側面に設けられ、前記半導体基板の電位より高くなるよう電源に接続した第1導電体と、
    を具備することを特徴とする半導体スイッチ。
  2. 少なくとも前記第1導電体と前記半導体基板の間に、前記絶縁膜を貫通して前記半導体基板に接する柱状体を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体スイッチ。
  3. 前記柱状体は、前記半導体基板より高い比抵抗を有することを特徴とする請求項2に記載の半導体スイッチ。
  4. 前記第1導電体と前記柱状体は、電気的に接続されていることを特徴とする請求項3に記載の半導体スイッチ。
  5. 前記第1導電体は、線状体を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体スイッチ。
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