JP2016046159A - 燃料電池システム及びその制御方法 - Google Patents

燃料電池システム及びその制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016046159A
JP2016046159A JP2014170728A JP2014170728A JP2016046159A JP 2016046159 A JP2016046159 A JP 2016046159A JP 2014170728 A JP2014170728 A JP 2014170728A JP 2014170728 A JP2014170728 A JP 2014170728A JP 2016046159 A JP2016046159 A JP 2016046159A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
diluter
hydrogen
fuel cell
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014170728A
Other languages
English (en)
Inventor
伊藤 直樹
Naoki Ito
直樹 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2014170728A priority Critical patent/JP2016046159A/ja
Publication of JP2016046159A publication Critical patent/JP2016046159A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】希釈器を大型化することなく水素ガスを十分に希釈する。
【解決手段】燃料電池システムAは、燃料電池スタック10と、アノードオフガス通路36と、アノードオフガス通路に連結された希釈器60と、アノードオフガス通路と希釈器との間に配置され、アノードオフガス通路を間欠的に希釈器に連通するパージ制御弁38と、希釈器に希釈ガス供給路64を介して連結された希釈ガス供給器65と、希釈器内に配置された水素吸蔵合金68と、を備える。希釈器内においてアノードオフガスが希釈ガスと合流する前に水素吸蔵合金に接触すると共に希釈ガスがアノードオフガスと合流する前に水素吸蔵合金に接触するように、アノードオフガス及び希釈ガスが希釈器に導入される。
【選択図】図1

Description

本発明は燃料電池システム及びその制御方法に関する。
水素ガスと酸素ガスとの電気化学反応により電力を発生する燃料電池スタックと、燃料電池スタック内に形成された水素ガス通路の出口に連結されたアノードオフガス通路と、燃料電池スタック内に形成された空気通路の出口に連結されたカソードオフガス通路と、アノードオフガス通路及びカソードオフガス通路にそれぞれ連結され、アノードオフガス中に含まれる水素ガスをカソードオフガスにより希釈するための希釈器と、アノードオフガス通路と希釈器との間に配置され、アノードオフガス通路を間欠的に希釈器に連通するパージ制御弁と、を備えた燃料電池システムが公知である(例えば特許文献1参照)。この燃料電池システムでは、パージ制御弁の閉弁中に燃料電池スタックからアノードオフガス通路にアノードオフガスが順次送り込まれて蓄えられ、次いでパージ制御弁が開弁されるとこのアノードオフガスがアノードオフガス通路から希釈器に送り込まれる。
特開2008−235051号公報
特許文献1において、アノードオフガス通路内に蓄えられるアノードオフガス中の水素ガス濃度は、燃料電池スタックの運転状態に応じて変動する。このため、アノードオフガス通路から希釈器に送り込まれるアノードオフガス中の水素ガス濃度がかなり高い場合もある。水素は空気との混合体において4から74%程度の広い濃度範囲で爆発しうるので、大気中に放出する前に水素ガスを十分に希釈する必要がある。ところが、高濃度の水素ガスが希釈器に送り込まれると、この水素ガスを十分に希釈するのに必要なカソードオフガスが不足するおそれがあり、すなわち水素ガスを十分に希釈できないおそれがある。この点、希釈器の容積を大きくすれば希釈器内に多量のカソードオフガスを存在させることができるので、水素ガスを十分に希釈できると考えられる。しかしながら、大容積の希釈器を設置するための空間を確保するのは容易ではない。
本発明の一観点によれば、水素ガスと酸素ガスとの電気化学反応により電力を発生する燃料電池スタックと、前記燃料電池スタック内に形成された水素ガス通路の出口に連結されたアノードオフガス通路と、前記アノードオフガス通路に連結され、アノードオフガス中に含まれる水素ガスを希釈ガスにより希釈するための希釈器と、前記アノードオフガス通路と前記希釈器との間に配置され、前記アノードオフガス通路を間欠的に前記希釈器に連通するパージ制御弁と、前記希釈器に希釈ガス供給路を介して連結され、前記希釈器に前記希釈ガスを供給するための希釈ガス供給器と、前記希釈器内に配置された水素吸蔵合金と、を備え、前記希釈器内において前記アノードオフガスが前記希釈ガスと合流する前に前記水素吸蔵合金に接触すると共に前記希釈ガスが前記アノードオフガスと合流する前に前記水素吸蔵合金に接触するように、前記アノードオフガス及び前記希釈ガスが前記希釈器に導入される、燃料電池システムが提供される。
本発明の別の観点によれば、水素ガスと酸素ガスとの電気化学反応により電力を発生する燃料電池スタックと、前記燃料電池スタック内に形成された水素ガス通路の出口に連結されたアノードオフガス通路と、前記アノードオフガス通路に連結され、アノードオフガス中に含まれる水素ガスを希釈ガスにより希釈するための希釈器と、前記アノードオフガス通路と前記希釈器との間に配置され、前記アノードオフガス通路を間欠的に前記希釈器に連通するパージ制御弁と、前記希釈器に希釈ガス供給路を介して連結され、前記希釈器に前記希釈ガスを供給する希釈ガス供給器と、前記希釈器内に配置された水素吸蔵合金と、を備えた燃料電池システムの制御方法であって、前記希釈器内において前記アノードオフガスを前記希釈ガスと合流する前に前記水素吸蔵合金に接触させると共に前記希釈ガスを前記アノードオフガスと合流する前に前記水素吸蔵合金に接触させる、燃料電池システムの制御方法が提供される。
希釈器を大型化することなく水素ガスを十分に希釈することができる。
燃料電池システムの全体図である。 パージ制御弁の開閉動作及び水素ガス濃度CHを説明するタイムチャートである。 パージ時間dtpの一例を示す線図である。 希釈ガス量QDの一例を示す線図である。 燃料電池システム制御を実行するルーチンを示すフローチャートである。 希釈ガス供給器の別の実施例を示す燃料電池システムの全体図である。 図6に示される実施例におけるパージ制御弁の開閉動作及び希釈ガス量QDを説明するタイムチャートである。 図6に示される実施例における燃料電池システム制御を実行するルーチンを示すフローチャートである。 希釈ガス供給器の更に別の実施例を示す燃料電池システムの全体図である。 希釈ガス供給器の更に別の実施例を示す燃料電池システムの全体図である。
図1を参照すると、燃料電池システムAは燃料電池スタック10を備える。燃料電池スタック10は積層方向に互いに積層された複数の燃料電池単セルを備える。各燃料電池単セルは膜電極接合体20を含む。膜電極接合体20は膜状の電解質と、電解質の一側に形成されたアノード極と、電解質の他側に形成されたカソード極とを備える。
燃料電池単セルのアノード極及びカソード極はそれぞれ直列に電気的に接続され、燃料電池スタック10の電極を構成する。燃料電池スタック10の電極はDC/DCコンバータ11を介してインバータ12に電気的に接続され、インバータ12はモータジェネレータ13に電気的に接続される。また、燃料電池システムAは蓄電器14を備えており、この蓄電器14はDC/DCコンバータ15を介して上述のインバータ12に電気的に接続される。DC/DCコンバータ11は燃料電池スタック10からの電圧を高めてインバータ12に送るためのものであり、インバータ12はDC/DCコンバータ11又は蓄電器14からの直流電流を交流電流に変換するためのものである。DC/DCコンバータ15は燃料電池スタック10又はモータジェネレータ13から蓄電器14への電圧を低くし、又は蓄電器14からモータジェネレータ13への電圧を高くするためのものである。なお、図1に示される燃料電池システムAでは蓄電器14はバッテリから構成される。
また、燃料電池単セル内には、アノード極に水素ガスを供給するための水素ガス流通路と、カソード極に酸素ガスないし酸素を供給する空気流通路と、燃料電池単セルに冷却水を供給するための冷却水流通路とがそれぞれ形成される。複数の燃料電池単セルの水素ガス流通路、空気流通路、及び冷却水流通路をそれぞれ直列又は並列に接続することにより、燃料電池スタック10には水素ガス通路30、空気通路40、及び冷却水通路50がそれぞれ形成される。
水素ガス通路30の入口には水素ガス供給路31が連結され、水素ガス供給路31は水素ガス源32に連結される。本発明による実施例では水素ガス源32は水素タンクから形成される。水素ガス供給路31内には上流側から順に、電磁式の遮断弁33と、水素ガス供給路31内の水素ガスの圧力を調整するレギュレータ34と、水素ガス源32からの水素ガスを燃料電池スタック10に供給するための水素ガス供給器、例えば水素ガスインジェクタ35と、が配置される。図示しない別の実施例では、複数の水素ガスインジェクタが設けられ、これら水素ガスインジェクタは水素ガス供給路31内に互いに並列に配置される。一方、水素ガス通路30の出口にはアノードオフガス通路36が連結され、アノードオフガス通路36内には一定の容積を有するバッファタンク37が配置される。このアノードオフガス通路36は電磁式のパージ制御弁38に連結される。遮断弁33が開弁されかつ水素ガスインジェクタ35が開弁されると、水素タンク32内の水素ガスが水素ガス供給路31を介して燃料電池スタック10内の水素ガス通路30内に供給される。このとき水素ガス通路30から流出するガス、すなわちアノードオフガスはアノードオフガス通路36内及びバッファタンク37内に流入する。パージ制御弁38が閉弁されているときにはアノードオフガスはアノードオフガス通路36内及びバッファタンク37内に蓄えられる。このアノードオフガスには水素ガスの他、窒素ガス、水蒸気などの不純分が含まれる。
また、空気通路40の入口には空気供給路41が連結され、空気供給路41は空気源42に連結される。本発明による実施例では空気源42は大気から形成される。空気供給路41内には上流側から順に、エアクリーナ43と、空気を圧送する空気供給器ないしコンプレッサ44と、コンプレッサ44から燃料電池スタック10に送られる空気を冷却するためのインタークーラ45と、が配置される。一方、空気通路40の出口にはカソードオフガス通路46が連結される。コンプレッサ44が駆動されると、空気が空気供給路41を介して燃料電池スタック10内の空気通路40内に供給される。このとき空気通路40から流出するガス、すなわちカソードオフガスはカソードオフガス通路46内に流入する。カソードオフガス通路46内にはカソードオフガス通路46内を流れるカソードオフガスの量を制御するカソードオフガス制御弁47が配置される。
更に図1を参照すると、冷却水通路50の入口には冷却水循環路51の一端が連結され、冷却水循環路51の出口には冷却水循環路51の他端が連結される。冷却水循環路51内には冷却水を圧送する冷却水ポンプ(図示しない)と、ラジエータ(図示しない)とが配置される。冷却水ポンプが駆動されると、冷却水ポンプから吐出された冷却水は冷却水循環路51を介して燃料電池スタック10内の冷却水通路50内に流入し、次いで冷却水通路50を通って冷却水循環路51内に流入し、ラジエータを介して冷却水ポンプに戻る。
図1に示される燃料電池システムAは更に、アノードオフガス中に含まれる水素ガスを希釈ガスにより希釈するための希釈器60を備える。この希釈器60はアノードオフガス流入部61と希釈ガス流入部62とを有する。アノードオフガス流入部61にはアノードオフガス供給路63を介して上述のパージ制御弁38が連結される。なお、アノードオフガス流入部61は希釈器60内に延長された管の形をなしている。一方、希釈ガス流入部62には希釈ガス供給路64を介して希釈ガス供給器65が連結される。図1に示される燃料電池システムAでは、希釈ガス供給器65はコンプレッサ44、空気供給路41、空気通路40、及びカソードオフガス通路46から構成され、カソードオフガス通路46が希釈ガス供給路64に連結される。すなわち、図1に示される燃料電池システムAでは、希釈ガスが燃料電池スタック10から排出されるカソードオフガスから構成される。更に、希釈器60には単一の流出部66が設けられており、この流出部66には排出路67が連結される。図1に示される燃料電池システムAでは、希釈ガス流入部62と流出部66とがほぼ対面するように位置決めされており、希釈ガス流入部62と流出部66と結ぶ直線に対し直交するようにアノードオフガスが希釈器60内に流入する。
パージ制御弁38が開弁されると、アノードオフガス通路36が希釈器60に連通され、したがってアノードオフガス通路36内及びバッファタンク37内に蓄えられているアノードオフガスがアノードオフガス供給路63を介して希釈器60内に送り込まれる。また、コンプレッサ44が作動されると、このときカソードオフガス通路46内に流入するカソードオフガスが希釈ガスとして希釈器60内に供給される。その結果、アノードオフガスと希釈ガスとが合流し、したがって希釈ガスによりアノードオフガスに含まれている水素ガスが希釈される。希釈された水素ガスは排出路67を介して大気に排出される。
希釈器60内には水素吸蔵合金68が配置される。この水素吸蔵合金68は、希釈器60内の水素ガス濃度が高くなると水素ガスを吸蔵し、希釈器60内の水素濃度が低くなると吸蔵している水素ガスを放出する性質を有する。図1に示されるように、水素吸蔵合金68は希釈器60内において、アノードオフガス流入部61と希釈ガス流入部62との両方に隣接するように配置される。また、アノードオフガス流入部61と希釈ガス流入部62とは互いに離間している。その結果、希釈器60内においてアノードオフガスが希釈ガスと合流する前に水素吸蔵合金68に接触し、希釈ガスがアノードオフガスと合流する前に水素吸蔵合金68に接触するように、アノードオフガス及び希釈ガスが希釈器60に導入される。
更に、希釈器60には、水素吸蔵合金68内に吸蔵されている水素ガスの量である水素ガス吸蔵量を検出する水素ガス吸蔵量検出器69が取り付けられる。一般に、水素吸蔵合金内に水素ガスが吸蔵されると水素吸蔵合金の格子が膨張して水素吸蔵合金に歪みが生じ、水素ガス吸蔵量が多くなるにつれてこの歪みが大きくなる。そこで、一例では、水素ガス吸蔵量検出器69は水素吸蔵合金68の歪み量を歪みセンサにより検出し、それにより水素ガス吸蔵量を検出している。また、一般に、水素吸蔵合金内に水素ガスが吸蔵されると熱が発生し、水素吸蔵合金から水素ガスが放出されると熱が吸収される。そこで、別の例では、水素吸蔵合金68から発生する熱量及び水素吸蔵合金68に吸収される熱量を温度センサにより検出し、発生熱量及び吸収熱量を積算することにより水素ガス吸蔵量を検出している。
電子制御ユニット70はデジタルコンピュータからなり、双方向性バス71によって互いに接続されたROM(リードオンリメモリ)72、RAM(ランダムアクセスメモリ)73、CPU(マイクロプロセッサ)74、入力ポート75及び出力ポート76を具備する。上述した水素ガス吸蔵量検出器69の出力信号は対応するAD変換器77を介して入力ポート75に入力される。一方、出力ポート76は対応する駆動回路78を介してDC/DCコンバータ11、インバータ12、モータジェネレータ13、DC/DCコンバータ15、遮断弁33、レギュレータ34、水素ガスインジェクタ35、パージ制御弁38、コンプレッサ44、及びカソードオフガス制御弁47に電気的に接続される。
燃料電池スタック10の作動時には、遮断弁33及び水素ガスインジェクタ35が開弁され、水素ガスが燃料電池スタック10に供給される。また、コンプレッサ44が駆動され、空気が燃料電池スタック10に供給される。その結果、燃料電池スタック10において電気化学反応(H→2H+2e,(1/2)O+2H+2e→HO)が起こり、電気エネルギが発生される。この発生された電気エネルギはモータジェネレータ13に送られる。その結果、モータジェネレータ13が車両駆動用の電気モータとして作動され、車両が駆動される。一方、例えば車両制動時にはモータジェネレータ13が回生装置として作動し、このとき回生された電気エネルギは蓄電器14に蓄えられる。
この場合、コンプレッサ44から燃料電池スタック10に供給される空気量は、燃料電池スタック10での発生電気エネルギ量を要求電気エネルギ量にするのに必要な空気量に過剰分を加算したものに設定される。その結果、燃料電池スタック10からカソードオフガスが継続的に流出し、このカソードオフガスは希釈ガスとして希釈器60に継続的に供給される。
一方、燃料電池スタック10の作動時において、パージ制御弁38は間欠的に開弁される。すなわち、図2に示されるように、パージ制御弁38はインターバルINTが経過するごとにパージ時間dtpだけ開弁される。その結果、アノードオフガス通路36が希釈器60に間欠的に連通され、アノードオフガス通路36内及びバッファタンク37内のアノードオフガスが希釈器60に間欠的に供給される。このとき希釈器60に供給されたアノードオフガス中の水素ガスは希釈ガスにより希釈され、希釈されたガスは排出路67を介して大気に排出される。このようにして、不純分を含むアノードオフガスが燃料電池システムA外に排出され、したがって不純分により燃料電池スタック10の発電性能が低下するのが阻止される。
図2において、破線は、希釈器60内に水素吸蔵合金が配置されていない場合の、希釈器60から排出されるガス中の水素ガス濃度CHを示している。この場合、パージ制御弁38が開弁されると水素ガス濃度CHは急激に上昇する。このため、水素ガス濃度CHを限界濃度(例えば4%)以下に維持するために、多量の希釈ガスが必要となる。希釈ガスを増量するためには、コンプレッサ44から燃料電池スタック10に供給される空気量を増量すればよい。ところが燃料電池スタック10に過度に多量の空気が供給されると、カソード極が過度に乾燥し、燃料電池スタック10の発電能力が低下するおそれがある。あるいは、過度に多量の空気を供給すべくコンプレッサ44を駆動するのに必要なエネルギ量が過度に多くなってしまう。
これに対し、図1に示される燃料電池システムAでは、希釈器60内に水素吸蔵合金68が配置されている。その結果、パージ制御弁38が開弁されたときに希釈器60に供給されたアノードオフガス中の水素ガスの一部が水素吸蔵合金68内に吸蔵される。したがって、図2に実線で示されるように、パージ制御弁38が開弁されたときの水素ガス濃度CHの上昇が抑制される。このため、水素ガス濃度CHを限界濃度以下に維持するために必要な希釈ガス量を抑制することができる。
ここで、水素吸蔵合金の水素ガス吸蔵速度は水素吸蔵合金に接触するガス中の水素ガス濃度が高くなるにつれて高くなる。図1に示される燃料電池システムAでは、上述したように、希釈器60内においてアノードオフガスは希釈ガスと合流する前に水素吸蔵合金68に接触する。すなわち、アノードオフガスは希釈ガスにより希釈される前に、水素吸蔵合金68に接触する。その結果、希釈器60において水素ガスが水素吸蔵合金68に良好に吸蔵される。したがって、水素ガス濃度CHが更に抑制される。すなわち、希釈器60を大型化することなく水素ガスを十分に希釈することができる。
次いで、パージ制御弁38が閉弁されると、希釈器60へのアノードオフガスの供給が停止され、水素吸蔵合金68には希釈ガスのみが接触する。その結果、水素吸蔵合金68の表面に接触する希釈ガス中の水素濃度(ほぼゼロ)と、希釈ガスが接触する水素吸蔵合金68の表面の水素濃度との差により、水素吸蔵合金68に吸蔵されている水素ガスが水素吸蔵合金68から放出される。この場合、水素吸蔵合金68からは水素ガスが少しずつ放出されるので、多量の希釈ガスを要しない。
上述したように、図1に示される燃料電池システムAでは、パージ制御弁38から供給された水素ガスの一部が水素吸蔵合金68に吸蔵されることにより、水素ガス濃度CHが抑制される。ところが、水素吸蔵合金68の水素ガス吸蔵能力には限界があり、水素吸蔵合金68の水素ガス吸蔵量が多くなるにつれて水素吸蔵合金68に新たに吸蔵される水素ガスの量が少なくなる。したがって、水素吸蔵合金68の水素ガス吸蔵量が多いときには、パージ制御弁38が開弁されても、パージ制御弁38から供給されるアノードオフガス中の水素ガスを良好に水素吸蔵合金68内に吸蔵することができないおそれがある。この場合、希釈器60から排出されるガス中の水素ガス濃度CHが一時的に高くなるおそれがある。
そこで図1に示される燃料電池システムAでは、水素吸蔵合金68の水素ガス吸蔵量QHSを検出し、水素ガス吸蔵量QHSが多いときには水素ガス吸蔵量QHSが少ないときに比べて、単位時間当たりに希釈器60に供給されるアノードオフガス量が少なくなるように、パージ制御弁38の開閉動作が制御される。具体的には、図3に示されるように、水素ガス吸蔵量QHSが多いときには水素ガス吸蔵量QHSが少ないときに比べて、パージ時間dtpが短く設定される。すなわち、図3に示される例では、水素ガス吸蔵量QHSが第1のしきい量QHS1よりも多いときにはパージ時間dtpはゼロに設定され、すなわちパージ制御弁38は閉弁状態に保持される。また、パージ時間dtpは、水素ガス吸蔵量QHSが第1のしきい量QHS1よりも少なく第2のしきい量QHS2(<QHS1)よりも多いときには水素ガス吸蔵量QHSが少なくなるにつれて長く設定され、水素ガス吸蔵量QHSが第2のしきい量QHS2よりも少ないときには比較的長い一定値に設定される。このようにすると、水素ガス吸蔵量QHSが多いときに水素ガス濃度CHが過度に高くなるのが抑制され、水素ガス吸蔵量QHSが少ないときにパージ制御弁38からのアノードオフガスの放出作用が確実に行われる。
したがって、概念的に表現すると、検出された水素ガス吸蔵量QHSに基づいてパージ制御弁38の開閉動作がパージ制御器により制御されるということになる。
一方、水素吸蔵合金68の水素ガス吸蔵量QHSが多いときには、水素ガス吸蔵量QHSをできるだけ速やかに減少させ、それにより水素吸蔵合金68の水素ガス吸蔵能力を回復するのが好ましい。この点、希釈ガス量を増大させると、水素吸蔵合金68からの水素ガスの放出速度が高められる。そこで図1に示される燃料電池システムAでは、水素ガス吸蔵量QHSが多いときには水素ガス吸蔵量QHSが少ないときに比べて、希釈ガス量が増大される。具体的には、図4に示されるように、希釈ガス量QDは、水素ガス吸蔵量QHSが第1のしきい量QHS1よりも多いときには比較的多い一定量QDLに設定され、水素ガス吸蔵量QHSが第2のしきい量QHS2よりも少ないときには比較的少ない一定値QDSに設定され、水素ガス吸蔵量QHSが第1のしきい量QHS1よりも少なく第2のしきい量QHS2よりも多いときには中間的な一定量QDM(QDS<QDM<QDL)に設定される。このようにすると、水素ガス吸蔵量QHSが多いときに水素吸蔵合金68の水素ガス吸蔵能力が速やかに回復されると共に、水素ガス吸蔵量QHSが少ないときに過剰の希釈ガスが供給されるのが阻止される。なお、図1に示される燃料電池システムAにおける希釈ガス量QDの制御は、燃料電池スタック10に供給される空気量を、燃料電池スタック10での発生電気エネルギ量を要求電気エネルギ量にするのに必要な空気量以上に保持しながら、コンプレッサ44から吐出される空気量を制御することにより行われる。
したがって、概念的に表現すると、検出された水素ガス吸蔵量QHSに基づいて希釈ガス供給器65から希釈器60に供給される希釈ガスの量が希釈ガス制御器により制御されるということになる。
図5は上述した燃料電池システム制御を実行するルーチンを示している。このルーチンはあらかじめ定められた設定時間ごとの割り込みによって実行される。
図5を参照すると、ステップ100では水素ガス吸蔵量検出器69により検出された水素ガス吸蔵量QHSが読み込まれる。続くステップ101では希釈ガス量QDが図4のマップから算出される。続くステップ102では希釈器60に供給される希釈ガス量がQDとなるようにコンプレッサ44が制御される。続くステップ103では、パージ制御弁38の前回の開弁動作からインターバルINTが経過したか否かが判別される。インターバルINTが経過していないときには処理サイクルを終了する。インターバルINTが経過したときには次いでステップ104に進み、パージ時間dtpが図3のマップから算出される。続くステップ105ではパージ制御弁38がパージ時間dtpだけ開弁するように制御される。
上述した実施例では、単位時間当たりに希釈器60に供給されるアノードオフガス量を制御するために、パージ時間dtpが制御される。図示しない別の実施例では、単位時間当たりに希釈器60に供給されるアノードオフガス量を制御するために、インターバルINTが制御される。具体的には、水素ガス吸蔵量QHSが多いときには水素ガス吸蔵量QHSが少ないときに比べて、インターバルINTが長く設定される。
図6は希釈ガス供給器65の別の実施例を示している。図1に示される実施例との相違点を説明すると、図6に示される実施例では、希釈ガス供給路64から希釈器バイパス通路80が分岐しており、この希釈器バイパス通路80は希釈器60を迂回して排出路67に連結される。また、希釈ガス供給路64から希釈器60内に供給される希釈ガスの量及び希釈器バイパス通路80内に供給される希釈ガスの量を制御する希釈器バイパス制御弁81が設けられる。図6に示される実施例では、希釈器バイパス制御弁81は希釈器バイパス通路80の入口に配置された、電磁式の三方弁から構成される。この場合、希釈器バイパス通路80内に供給される希釈ガスの量が減少されると希釈器60に供給される希釈ガスの量が増大され、希釈器バイパス通路80内に供給される希釈ガスの量が増大されると希釈器60に供給される希釈ガスの量が減少される。
図1に示される実施例では、燃料電池スタック10が作動されている限り、燃料電池スタック10から流出するカソードオフガスが希釈ガスとして継続的に希釈器60に供給される。ところが、上述したように、水素吸蔵合金の水素ガス吸蔵速度は水素吸蔵合金に接触するガス中の水素ガス濃度が高くなるにつれて高くなる。したがって、パージ制御弁38が開弁されて水素ガスが希釈器60に供給されるときに希釈器60に供給される希釈ガスの量が少なければ、水素吸蔵合金68の水素ガス吸蔵速度が更に高められ、すなわち水素ガスが水素吸蔵合金68により確実に吸蔵される。
そこで図6に示される実施例では、パージ制御弁38が開弁されているとき、すなわちパージ制御弁38からアノードオフガスが希釈器60に供給されているときに、希釈器60に供給される希釈ガス量を一時的に減少させるようにしている。すなわち、図7に示されるように、パージ制御弁38が開弁されると希釈器60に供給される希釈ガス量QDが減少され、パージ制御弁38が閉弁されると希釈ガス量QDの減少作用が終了される。図7に示される例では、希釈ガス量QDがゼロまで減少され、すなわち希釈器60への希釈ガスの供給が一時的に停止される。このようにすると、水素吸蔵合金68の水素ガス吸蔵速度がより高められ、水素ガス濃度CHをより確実に低く維持することができる。
仮に水素ガスが水素吸蔵合金68により良好に吸蔵されず排出路67内に排出されたとしても、この水素ガスは希釈器バイパス通路80から排出路67内に流入する希釈ガスによって希釈される。
図7に示される例では、パージ制御弁38の開弁タイミングと、希釈ガス量QDの減少作用の開始タイミングとがほぼ一致しており、パージ制御弁38の閉弁タイミングと、希釈ガス量QDの減少作用の終了タイミングとがほぼ一致している。すなわち、希釈ガス量QDの減少制御がパージ制御弁38の開弁制御に同期して行われる。図示しない別の実施例では、開弁タイミングと開始タイミングとは互いにオフセットされており、閉弁タイミングと終了タイミングとは互いにオフセットされている。すなわち、希釈ガス量QDの減少制御がパージ制御弁38の開弁制御に対し非同期に行われる。
また、図6に示される実施例では、パージ制御弁38の閉弁時に、図4に示されるマップにより算出された希釈ガス量QDになるように、希釈器60に供給される希釈ガス量が制御される。この場合の希釈ガス量の制御は、希釈器バイパス制御弁81及びコンプレッサ44の一方又は両方を制御することにより行われる。
図8は図6に示される実施例における燃料電池システム制御を実行するルーチンを示している。図5のルーチンとの相違点を説明すると、ステップ102では、希釈器60に供給される希釈ガス量がQDとなるように、希釈器バイパス制御弁81及びコンプレッサ44の一方又は両方が制御される。また、ステップ104に続いてステップ105aに進み、パージ制御弁38がパージ時間dtpだけ開弁するように制御されると共に、パージ制御弁38の開弁中に希釈器60への希釈ガス量QDが減少される。
図9は希釈ガス供給器65の更に別の実施例を示している。図1に示される実施例又は図6に示される実施例との相違点を説明すると、図9に示される実施例では、コンプレッサ44下流の空気供給路41と、カソードオフガス制御弁47下流のカソードオフガス通路46とがスタックバイパス通路90を介して互いに連結される。また、燃料電池スタック10に供給される空気量及びスタックバイパス通路90内に供給される空気量をそれぞれ制御するスタックバイパス制御弁91が設けられる。図9に示される実施例では、スタックバイパス制御弁91はスタックバイパス通路90の入口に配置された、電磁式の三方弁から構成される。その上で、図9に示される実施例では、希釈ガス供給器65は、コンプレッサ44、空気供給路41、空気通路40、カソードオフガス通路46、スタックバイパス通路90、及びスタックバイパス制御弁91から構成され、カソードオフガス通路46が希釈ガス供給路64に連結される。すなわち、燃料電池スタック10からカソードオフガス通路46内に流入するカソードオフガスと、スタックバイパス通路90内に送り込まれた空気との一方又は両方から希釈ガスが構成される。更に、図9に示される実施例では、希釈ガス量を制御するために、コンプレッサ44から吐出される空気量及びスタックバイパス制御弁91によりスタックバイパス通路90内に送り込まれる空気量の一方又は両方が制御される。図示しない別の実施例では、カソードオフガス通路46が希釈ガス供給路64から分離され、スタックバイパス通路90が希釈ガス供給路64に連結される。
図10は希釈ガス供給器65の更に別の実施例を示している。図1に示される実施例又は図6に示される実施例との相違点を説明すると、図10に示される実施例では、希釈ガス供給器65は追加のコンプレッサ44aから構成され、追加のコンプレッサ44aの出口が希釈ガス供給路64に連結される。追加のコンプレッサ44aの入口は大気に連結される。すなわち、図10に示される実施例では、希釈ガスが追加のコンプレッサ44aから吐出された空気から構成される。この場合、追加のコンプレッサ44aが作動されると、追加のコンプレッサ44aから吐出された空気が希釈ガスとして希釈器60内に供給される。また、図10に示される実施例では、希釈ガス量を制御するために、追加のコンプレッサ44aから吐出される空気量が制御される。
これまで述べてきた本発明による実施例では、水素ガス供給路31とアノードオフガス通路36とが互いに分離されており、したがって燃料電池スタック10には水素タンク32からの水素ガスのみが供給される。図示しない別の実施例では、バッファタンク37が気液分離器から構成され、気液分離器の液体排出路が希釈器60に連結される。一方、気液分離器の気体排出路は水素循環ポンプを介して、水素ガスインジェクタ35上流の水素ガス供給路31に連結される。その結果、水素ガスを含むアノードオフガスの気体成分が気体排出路を介して水素ガス供給路31に送られる。この場合、燃料電池スタック10には水素タンク32からの水素ガスと、水素ガス戻し通路からの水素ガスとが供給されることになる。
A 燃料電池システム
10 燃料電池スタック
36 アノードオフガス通路
38 パージ制御弁
46 カソードオフガス通路
60 希釈器
64 希釈ガス供給路
65 希釈ガス供給器
68 水素吸蔵合金

Claims (8)

  1. 水素ガスと酸素ガスとの電気化学反応により電力を発生する燃料電池スタックと、
    前記燃料電池スタック内に形成された水素ガス通路の出口に連結されたアノードオフガス通路と、
    前記アノードオフガス通路に連結され、アノードオフガス中に含まれる水素ガスを希釈ガスにより希釈するための希釈器と、
    前記アノードオフガス通路と前記希釈器との間に配置され、前記アノードオフガス通路を間欠的に前記希釈器に連通するパージ制御弁と、
    前記希釈器に希釈ガス供給路を介して連結され、前記希釈器に前記希釈ガスを供給するための希釈ガス供給器と、
    前記希釈器内に配置された水素吸蔵合金と、
    を備え、
    前記希釈器内において前記アノードオフガスが前記希釈ガスと合流する前に前記水素吸蔵合金に接触すると共に前記希釈ガスが前記アノードオフガスと合流する前に前記水素吸蔵合金に接触するように、前記アノードオフガス及び前記希釈ガスが前記希釈器に導入される、
    燃料電池システム。
  2. 前記水素吸蔵合金に吸蔵されている水素ガスの量を検出する検出器と、検出された水素ガスの量に基づいて前記パージ制御弁の開閉動作を制御するパージ制御器と、を更に備えた、請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記水素吸蔵合金に吸蔵されている水素ガスの量を検出する検出器と、検出された水素ガスの量に基づいて前記希釈ガス供給器から前記希釈器に供給される前記希釈ガスの量を制御する希釈ガス制御器と、を更に備えた、請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記希釈ガス供給路から分岐した希釈器バイパス通路と、前記希釈ガス供給路から前記希釈器内に供給される希釈ガスの量及び前記希釈器バイパス通路内に供給される希釈ガスの量を制御する希釈器バイパス制御弁と、を更に備え、前記希釈器内に供給される前記希釈ガスの量を制御するために前記希釈器バイパス制御弁が制御される、請求項1から3までのいずれか一項に記載の燃料電池システム。
  5. 水素ガスと酸素ガスとの電気化学反応により電力を発生する燃料電池スタックと、
    前記燃料電池スタック内に形成された水素ガス通路の出口に連結されたアノードオフガス通路と、
    前記アノードオフガス通路に連結され、アノードオフガス中に含まれる水素ガスを希釈ガスにより希釈するための希釈器と、
    前記アノードオフガス通路と前記希釈器との間に配置され、前記アノードオフガス通路を間欠的に前記希釈器に連通するパージ制御弁と、
    前記希釈器に希釈ガス供給路を介して連結され、前記希釈器に前記希釈ガスを供給する希釈ガス供給器と、
    前記希釈器内に配置された水素吸蔵合金と、
    を備えた燃料電池システムの制御方法であって、
    前記希釈器内において前記アノードオフガスを前記希釈ガスと合流する前に前記水素吸蔵合金に接触させると共に前記希釈ガスを前記アノードオフガスと合流する前に前記水素吸蔵合金に接触させる、
    燃料電池システムの制御方法。
  6. 前記水素吸蔵合金に吸蔵されている水素ガスの量を検出器により検出し、検出された水素ガスの量に基づいて前記パージ制御弁の開閉動作をパージ制御器により制御する、請求項5に記載の燃料電池システムの制御方法。
  7. 前記水素吸蔵合金に吸蔵されている水素ガスの量を検出器により検出し、検出された水素ガスの量に基づいて前記希釈ガス供給器から前記希釈器に供給される前記希釈ガスの量を希釈ガス制御器により制御する、請求項5又は6に記載の燃料電池システムの制御方法。
  8. 前記燃料電池システムが、前記希釈ガス供給路から分岐した希釈器バイパス通路と、前記希釈ガス供給路から前記希釈器内に供給される希釈ガスの量及び前記希釈器バイパス通路内に供給される希釈ガスの量を制御する希釈器バイパス制御弁と、を更に備えており、前記希釈器内に供給される前記希釈ガスの量を制御するために前記希釈器バイパス制御弁を制御する、請求項5から7までのいずれか一項に記載の燃料電池システムの制御方法。
JP2014170728A 2014-08-25 2014-08-25 燃料電池システム及びその制御方法 Pending JP2016046159A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014170728A JP2016046159A (ja) 2014-08-25 2014-08-25 燃料電池システム及びその制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014170728A JP2016046159A (ja) 2014-08-25 2014-08-25 燃料電池システム及びその制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016046159A true JP2016046159A (ja) 2016-04-04

Family

ID=55636520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014170728A Pending JP2016046159A (ja) 2014-08-25 2014-08-25 燃料電池システム及びその制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016046159A (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005011654A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Daihatsu Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2005056702A (ja) * 2003-08-05 2005-03-03 Daihatsu Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2006302678A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP2006331877A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP2006344388A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Honda Motor Co Ltd 燃料電池の排出ガス処理装置および排出ガス処理システム
JP2008016217A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
US20080075991A1 (en) * 2006-09-25 2008-03-27 Laven Arne Monitoring and control of fuel cell purge to emit non-flammable exhaust streams
JP2012129000A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタックの膜含水量測定方法及びその制御方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005011654A (ja) * 2003-06-18 2005-01-13 Daihatsu Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2005056702A (ja) * 2003-08-05 2005-03-03 Daihatsu Motor Co Ltd 燃料電池システム
JP2006302678A (ja) * 2005-04-21 2006-11-02 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP2006331877A (ja) * 2005-05-26 2006-12-07 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
JP2006344388A (ja) * 2005-06-07 2006-12-21 Honda Motor Co Ltd 燃料電池の排出ガス処理装置および排出ガス処理システム
JP2008016217A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Toyota Motor Corp 燃料電池システム
US20080075991A1 (en) * 2006-09-25 2008-03-27 Laven Arne Monitoring and control of fuel cell purge to emit non-flammable exhaust streams
JP2012129000A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Honda Motor Co Ltd 燃料電池スタックの膜含水量測定方法及びその制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6168028B2 (ja) 燃料電池システム
JP6332120B2 (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
CN105378993B (zh) 用于关闭包含燃料电池堆叠的系统的方法以及包括燃料电池堆叠的系统
JP6299684B2 (ja) 燃料電池システム
JP2016122541A (ja) 燃料電池システムの起動方法
JP2007184196A (ja) 燃料電池システム
WO2016051951A1 (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP5858138B2 (ja) 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法
JP6409691B2 (ja) 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法
JP6555169B2 (ja) 燃料電池システムの制御方法
JP2005032652A (ja) 燃料電池システム
JP2010282783A (ja) 燃料電池システム
JP6972997B2 (ja) 燃料電池システム
JP2016110835A (ja) 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法
JP2016225061A (ja) 燃料電池システム
JP2016046159A (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP2019164891A (ja) 燃料電池システム及び燃料電池システムの制御方法
JP2013134866A (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池システムの制御方法
JP2005129243A (ja) 燃料電池システムおよび燃料電池の運転方法
JP6958052B2 (ja) 燃料電池システム
JP2008196596A (ja) 電磁弁
JP2016054056A (ja) 燃料電池システム及びその制御方法
JP2015170440A (ja) 燃料電池システム
JP2015170447A (ja) 燃料電池システム
JP2010272253A (ja) 燃料電池システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170620

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180109