JP2006331877A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の燃料電池スタックを有する燃料電池システムにおいても、該システムから大気放出されるガスを、該ガス中の水素濃度を所定の許容値内に低下させた上で、大気放出させる。
【解決手段】 複数の燃料電池スタック10A,10Bを有しこれら燃料電池スタック10A,10Bのそれぞれのアノードオフガス通路である排出配管15A,15Bにそれぞれパージ弁19A,19Bを設けてなる燃料電池システムであって、大気放出されるオフガス中の水素濃度を低下させるように、各パージ弁19A,19Bの開閉タイミングを制御する制御部27を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の燃料電池スタックを備えた燃料電池システムに関し、特に、アノードオフガスの大気放出に関する。
燃料電池システムにおいて、システム全体の発電量を増やすことを目的として複数の燃料電池スタックを設ける技術が開示されている(例えば特許文献1参照。)。この燃料電池システムでは、各燃料電池スタックのそれぞれのアノードオフガスを合流部で合流させて排出させるようになっている。
特開2002−358991号公報
上記のように複数の燃料電池スタックのそれぞれのアノードオフガスを合流部で合流させて大気放出させたり、あるいは近接位置から大気放出させたりすると、複数の燃料電池スタックからの放出タイミングによっては、アノードオフガス中の水素濃度が、例えば水素可燃限界の下限値を超えた状態で、大気放出されてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、複数の燃料電池スタックを有する燃料電池システムにおいて、水素濃度を十分に低下させて大気放出可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の燃料電池システムは、複数の燃料電池スタックと、各燃料電池スタックに接続されたアノードオフガス通路と、前記各燃料電池スタックから排出されたアノードオフガスの大気放出を許可又は禁止するパージ弁と、アノードオフガスを前記燃料電池スタックに戻すためのアノードオフガス循環通路と、前記パージ弁の開閉を制御する制御手段と、を備えると共に、各アノードオフガス通路を合流またはそれぞれの大気放出端を近接させてなる燃料電池システムにおいて、前記制御手段は、前記各アノードオフガス通路を通じて大気放出されるガス中の水素濃度が所定の許容値を超えないように、前記パージ弁の開閉状態を制御することを特徴としている。
例えば、前記パージ弁は、前記各アノードオフガス通路に配設されており、前記制御手段は、前記各アノードオフガス通路を通じて大気放出されるガス中の水素濃度が所定の許容値を超えないように、前記各パージ弁の開閉タイミングを制御する。
以上の構成によれば、複数の燃料電池スタックからアノードオフガスが同時に大気放出される場合に起こりうる、水素濃度が所定の許容値を超えた状態での大気放出が抑制される。所定の許容値とは、例えば水素可燃限界の下限値(2%〜4%の水素濃度)をいう。
前記制御手段は、前記各アノードオフガス通路を通じて大気放出されるガスの放出タイミングを互いにずらすように、前記各パージ弁の開閉タイミングを制御してもよい。
この構成によれば、各アノードオフガス通路の通路長,通路径,及びパージ弁の配設箇所等が同一でない場合においても、大気放出されるガス中の水素濃度を所定の許容値内に制御することが可能となる。
また、前記制御手段は、前記各アノードオフガス通路を流れるガス中の水素濃度に基づいて、前記各パージ弁の開閉タイミングを制御してもよい。
この構成によれば、燃料電池スタックの運転状態に対応させて、言い換えれば、燃料電池スタックでの水素消費量の変動に対応させて、大気放出されるガス中の水素濃度を所定の許容値内に制御することが可能となる。
前記制御手段は、前記各アノードオフガス通路を通じて大気放出されるガス中の水素濃度の時系列的なピークを互いにずらすように、前記各パージ弁の開閉タイミングを制御してもよい。
この構成によれば、複数の燃料電池スタックからアノードオフガスを同時に大気放出させざるを得ない場合においても、大気放出されるガス中の水素濃度を所定の許容値内に制御することが可能となる。
前記制御手段は、前記各パージ弁の開閉タイミングを非同期としてもよい。
この構成には、各パージ弁の開保持時間や開閉周期は一定であるが、開閉タイミングのみが互いにずれている場合はもとより、あるパージ弁を開保持している間に、他のパージ弁を短周期で間欠的に開閉させる場合も含まれる。
前記制御手段は、前記各パージ弁の開弁タイミングを互いにずらしてもよい。
この構成によれば、各アノードオフガス通路の通路長,通路径,及びパージ弁の配設箇所等が同一である場合においては、各パージ弁の開動作を所定周期で行う、という簡便な制御にて、大気放出されるガス中の水素濃度を所定の許容値内に制御することが可能となる。
少なくとも一部の前記パージ弁よりも下流側に、前記アノードオフガス通路を流れるガス中の水素濃度を低下させる濃度低下装置が設けられていてもよい。
この構成によれば、大気放出される水素濃度を濃度低下装置によって予め低下させておくことができる。
また、本発明の他の燃料電池システムは、複数の燃料電池スタックと、各燃料電池スタックに接続されたアノードオフガス通路と、各アノードオフガス通路に配設されて前記各燃料電池スタックから排出されたアノードオフガスの大気放出を許可又は禁止するパージ弁と、前記アノードオフガスを前記燃料電池スタックに戻すためのアノードオフガス循環通路と、前記パージ弁の開閉を制御する制御手段とを備えると共に、前記各アノードオフガス通路を合流部で合流させてなる燃料電池システムであって、前記合流部に、前記各アノードオフガス通路を通じて大気放出されるガス中の水素濃度を低下させる濃度低下装置が設けられていることを特徴としている。
例えば、前記パージ弁は、前記各アノードオフガス通路に配設されており、前記制御手段は、前記各パージ弁の開閉タイミングを制御する。
この構成によれば、合流部で合流させられて大気放出されるアノードオフガス中の水素濃度を濃度低下装置によって予め低下させておくことができる。
この場合、前記各アノードオフガス通路は、互いのアノードオフガスを衝突させるように前記濃度低下装置に接続されていてもよい。
この構成によれば、各アノードオフガス通路から濃度低下装置にアノードオフガスを導入させる際に、アノードオフガス同士が衝突して乱流を生じ、濃度低下装置内の他のガスと良好に混合することになり、大気放出時の水素濃度が低下させられることになる。
また、前記濃度低下装置には、外気および前記燃料電池スタックから排出されたカソードオフガスの少なくともいずれか一方が導入されてもよい。
この構成によれば、濃度低下装置に導入されたアノードオフガスは、外気およびカソードオフガスの少なくともいずれか一方によって希釈されることになり、その水素濃度は低下させられることになる。
さらに、前記濃度低下装置には、混合促進用の回転体を設けてもよい。
この構成によれば、濃度低下装置に導入されたアノードオフガスは、濃度低下装置内の他のガスと良好に混合することになり、その水素濃度は確実に低下させられることになる。
また、本発明のさらに他の燃料電池システムは、複数の燃料電池スタックと、各燃料電池スタックに接続されたアノードオフガス通路と、前記各燃料電池スタックから排出されたアノードオフガスの大気放出を許可又は禁止するパージ弁と、前記アノードオフガスを前記燃料電池スタックに戻すためのアノードオフガス循環通路と、前記パージ弁の開閉を制御する制御手段と、を備えてなる燃料電池システムであって、前記アノードオフガスに他のガスを混入させることで、前記各アノードオフガス通路を通じて大気放出されるガス中の水素濃度を低下させる濃度低下装置と、前記パージ弁が開故障したときに、前記濃度低下装置に対する前記他のガスの混入量を通常時よりも増加させる混入量制御手段と、を備えることを特徴としている。
例えば、前記パージ弁は、前記各アノードオフガス通路に配設されており、前記混入量制御手段は、少なくとも一部の前記パージ弁が開故障したときに、前記濃度低下装置に対する前記他のガスの混入量を通常時よりも増加させる。
この構成によれば、少なくともいずれかのパージ弁が開故障した場合には、混入量制御手段が濃度低下装置に対する他のガスの混入量を通常時よりも増加させることになるため、大気放出されるガスの水素濃度が低下させられることになる。
前記他のガスは、少なくとも一部の前記燃料電池スタックのカソードオフガス、あるいは、システム外から供給される二次空気であってもよい。
パージ弁の開故障に対して、大気放出されるガス中の水素濃度を低減するべく燃料電池スタックへのカソードガス供給量を増加させた場合には、電力消費によって発電効率の低下を来たしてしまうところ、上記構成によれば、当該燃料電池システムより排出されるカソードオフガス、あるいは、当該燃料電池システムの外部より排出される二次空気を再利用することにより、発電効率の低下が抑制される。
本発明によれば、複数の燃料電池スタックを有する燃料電池システムにおいても、該システムから大気放出されるガスを、該ガス中の水素濃度を所定の許容値内に低下させた上で、大気放出させることができる。
次に本発明を実施するための好適な第1実施形態を、図1〜図7を参照しながら説明する。この第1実施形態は、燃料電池車両等の移動体に搭載する燃料電池システムであるが、本発明の一形態に過ぎず、その他の燃料電池システムにも適用可能である。
図1に第1実施形態の燃料電池システムのシステム構成図を示す。この図に示すように、当該燃料電池システムは、燃料電池スタック10Aを有する第1システム11Aおよび燃料電池スタック10Bを有する第2システム11Bの複数具体的には二つのシステムで構成されている。
各燃料電池スタック10A,10Bは、図1においては説明の便宜上概略的に示しているが、実際には、水素ガス、空気、冷却水の流路を有するセパレータと、電解質膜をアノード電極およびカソード電極で挟持して構成されるMEA(Membrane Electrode Assembly)とを有し、MEAを一対のセパレータで挟み込んで構成されるセルを複数積層したスタック構造を備えている。
一方の第1システム11Aにおいて、燃料電池スタック10Aには、アノード電極に燃料ガスである水素ガス(アノードガス)を供給する水素供給源13Aが水素供給配管14Aを介して入口側に接続されており、アノード電極からのアノードオフガスを排出させるアノードオフガス通路を構成する排出配管15Aが出口側に接続されている。この排出配管15Aには水素供給配管14Aに戻る戻り配管(アノードオフガス循環通路)16Aが接続されている。
排出配管15Aの戻り配管16Aへの接続位置と燃料電池スタック10Aとの間に水素ポンプ18Aが設けられており、排出配管15Aの戻り配管16Aへの接続位置よりも下流側に排出配管15Aを開閉可能な、言い換えれば、アノードオフガスの大気放出を許可又は禁止するパージ弁19Aが設けられている。水素ポンプ18Aは、パージ弁19Aを閉じた状態で、燃料電池スタック10Aに供給されたが発電に供しなかった残存水素を利用するため、戻り配管16Aを介して再び水素供給配管14Aに戻す。
また、この第1システム11Aにおいて、燃料電池スタック10Aには、カソード電極に酸化ガスである空気(カソードガス)を供給するエアポンプ21Aがエア供給配管22Aを介して入口側に接続されており、カソード電極からのカソードオフガス(他のガス)を排出させる排出配管23Aが出口側に接続されている。この排出配管23Aは、燃料系の排出配管15Aのパージ弁19Aよりも下流側に接続されており、アノードオフガスにカソードオフガスを混入させて水素濃度を低下させる。
同様に、他方の第2システム11Bにおいて、燃料電池スタック10Bには、アノード電極に水素ガスを供給する水素供給源13Bが水素供給配管14Bを介して入口側に接続されており、アノード電極からのアノードオフガスを排出させるアノードオフガス通路を構成する排出配管15Bが出口側に接続されている。この排出配管15Bには水素供給配管14Bに戻る戻り配管16Bが接続されている。
排出配管15Bの戻り配管16Bへの接続位置と燃料電池スタック10Bとの間に水素ポンプ18Bが設けられており、排出配管15Bの戻り配管16Bへの接続位置よりも下流側に排出配管15Bを開閉可能な、言い換えれば、アノードオフガスの大気放出を許可又は禁止するパージ弁19Bが設けられている。
また、この第2システム11Bにおいて、燃料電池スタック10Bには、カソード電極に空気を供給するエアポンプ21Bがエア供給配管22Bを介して入口側に接続されており、カソード電極からのカソードオフガス(他のガス)を排出させる排出配管23Bが出口側に接続されている。この排出配管23Bは、燃料系の排出配管15Bのパージ弁19Bよりも下流側に接続されており、アノードオフガスにカソードオフガスを混入させて水素濃度を低下させる。
そして、両システム11A,11Bのアノードオフガス通路を構成する排出配管15A,15Bは最も下流側位置が濃度低下装置(合流部)25で合流させられており、その結果、各排出配管15A,15Bの濃度低下装置25よりも上流側にそれぞれパージ弁19A,19Bが設けられている。なお、各燃料電池スタック10A,10Bからの排出ガスは、最終的には濃度低下装置25で集合させられた直後に大気放出される。
上記した燃料電池システムの両システム11A,11Bを制御する制御部(制御手段)27は、ECU等の公知のコンピュータシステムであり、複数のコンピュータの相互通信によって構成されていてもよい。これらコンピュータは、内蔵ROM等に格納されているソフトウェアプログラムを順次実行することにより、水素ポンプ18A,18Bやエアポンプ21A,21Bの駆動量を決定する制御信号およびパージ弁19A,19Bの開閉を制御する制御信号を出力する。
そして、第1実施形態では、制御部27が、各パージ弁19A,19Bの開閉タイミングを、濃度低下装置25より大気放出されるガス中の水素濃度を所定の許容値(例えば、水素可燃限界の下限値)以下に低下させるように制御する。
具体的に、制御部27は、パージ弁19Aの開弁で排出配管15Aを介して濃度低下装置25に導入されるアノードオフガスの水素濃度が濃度低下装置25においてピークをむかえるタイミングと、パージ弁19Bの開弁で排出配管15Bを介して濃度低下装置25に導入されるアノードオフガスの水素濃度が濃度低下装置25においてピークをむかえるタイミングとが重ならず、互いにずれるように、各パージ弁19A,19Bの開弁のタイミングを制御する。
つまり、濃度低下装置25における各アノードオフガス中の水素濃度の時系列的なピークのタイミングを各システム11A,11Bで異ならせる。この場合、濃度低下装置25に水素濃度センサを設け、アノードオフガス中に含まれる水素濃度に基づいて、例えば前のパージ弁19Aの開弁によって濃度低下装置25に導入されたアノードオフガスの濃度がピーク値よりも下がったことを検出したタイミングに基づいて、次のパージ弁19Bの開弁を行うようにしても良い。
例えば、各燃料電池スタック10A,10Bから排出されて濃度低下装置25に導入されたアノードオフガス中の水素濃度のピーク値がタイミング的に一致すると、図2に破線で示すように濃度低下装置25から大気放出されるオフガス中の水素濃度が大幅に増加するが、図3に示すように各燃料電池スタック10A,10Bから排出されて濃度低下装置25に導入されたアノードオフガス中の水素濃度の少なくともピーク値がタイミング的にずれていれば、図2に実線で示すように濃度低下装置25から大気放出されるオフガス中の水素濃度は低くなるのである。
ここで、例えば各パージ弁19A,19Bから濃度低下装置25までの距離と配管径が等しい場合、各パージ弁19A,19Bの開弁タイミングを一致させると、図2に破線で示すように、濃度低下装置25から大気放出されるオフガス中の水素濃度は却って高くなるが、制御部27が、図4に示すように各パージ弁19A,19Bの開弁タイミングを一致させないように互いにずらす(異ならせる)ことで、図2に実線で示すように濃度低下装置25から大気放出されるオフガス中の水素濃度を低くできる。
なお、制御部27は、各パージ弁19A,19Bの開閉タイミングを制御する際に、各パージ弁19A,19Bの開弁および閉弁の両タイミングを非同期としても良い。
例えば図5に示すように、パージ弁19A,19Bの一方の開弁から閉弁までの開弁時間をアノードオフガスのパージに十分な時間とするのに対し、他方の開弁から閉弁までの開弁時間を短くして周期的な開閉を繰り返すようにしても良い。このように制御しても、水素濃度の大きなピークの発生は回避することができ、濃度低下装置25から大気放出されるオフガス中の水素濃度は低くできる。
また、制御部27は、図6に示すように、パージ弁19A,19Bの少なくともいずれかが開状態のまま閉じない故障いわゆる開故障したか否か、つまり濃度低下装置25に濃度の高い水素が漏れる水素漏れの発生の有無を監視している(ステップS1)。かかる開故障による水素漏れは、例えば戻り配管16A,16Bに配設された圧力センサ(図示略)にて圧力の異常低下を検知した場合や、燃料電池スタック10A,10Bでの発電量の異常低下を検知したこと等によって判定される。
そして、このような開故障が生じていない場合には、エアポンプ21A,21Bによる空気の供給量を通常時の状態つまり各システム11A,11Bの燃料電池スタック10A,10Bの発電に必要な量だけ空気を供給することになる一方(ステップS2)、ステップS1で上記のような開故障が生じた場合には、漏れを生じたパージ弁19A,19Bと同じシステムにあるエアポンプ21A,21Bの空気あるいはすべてのシステム11A,11Bにあるエアポンプ21A,21Bの空気の供給量(濃度低下装置への混入量)を通常時よりも増加させる(ステップS3)。
これにより、濃度低下装置25に対する燃料電池スタック10A,10Bの少なくとも一部からのカソードオフガスの混入量、つまり水素希釈空気の供給量が通常時よりも増加させられることになり、大気放出されるオフガス中の水素濃度を強制的に低下させることができる。以上説明したとおり、本実施形態の制御部27は、混入量制御手段としても機能する。
なお、濃度低下装置25に導入するアノードオフガス以外の他のガスとして、上記したカソードオフガスではなく、当該燃料電池システムとは別のシステムから排出された二次空気を導入するようにしても良い。
なお、上記したように各システム11A,11Bで、カソードオフガス側の排出配管23Aをアノードオフガス側の排出配管15Aに接続させ、排出配管23Bを排出配管15Bに接続させた後にこれらの排出配管15A,15B同士を合流させるのではなく、図7に示すように、すべてのシステム11A,11Bで排出配管15A,15B同士を接続させるとともに排出配管23A,23B同士を接続させた後に、これらを合流させる構成の燃料電池システムにも適用可能である。
また、濃度低下装置25を設けずに排出配管15A,15Bの大気放出端が互いに近接配置されるデュアルエキゾーストパイプ構造でオフガスを大気放出させる構成の燃料電池システムに適用可能である。
さらに、濃度低下装置25の位置に、所定の内容積を有する希釈器や容積室、酸化触媒等のアノードオフガス中の水素濃度を低下させる濃度低下装置を設けても良い。
以上に述べた第1実施形態によれば、制御部27が、各排出配管15A,15Bにそれぞれ設けられたパージ弁19A,19Bの開閉タイミングを、各パージ弁19A,19Bを介して濃度低下装置25に導入されるアノードオフガス中の水素濃度の時系列的なピークが互いにずれるように制御することで、合流してまたは近接位置から大気放出させられるオフガス中の水素濃度は低下する。
したがって、複数の燃料電池スタック10A,10Bを有する燃料電池システムにおいても、大気放出されるオフガス中の水素濃度を所定の許容値以下にまで十分に低下させた上で、大気放出させることができる。また、水素濃度を十分に希釈するための内容積を濃度低下装置25に持たせておく必要もなくなるので、濃度低下装置25を小型化することができる。
加えて、パージ弁19A,19Bの少なくともいずれか一方が開故障したときに、制御部27が、アノードオフガスにその水素濃度を低下させるために混入される他のガスである、カソードオフガスの供給量を通常時よりも増加させることになるため、かかる故障時においても、大気放出されるオフガス中の水素濃度を低下させることができる。
次に本発明を実施するための好適な第2実施形態を、図8〜図12を参照しながら第1実施形態との相違部分を中心に説明する。
図8に第2実施形態の燃料電池システムのシステム構成図を示す。この図に示すように、当該燃料電池システムは、第1実施形態と同様に、複数具体的には二つの燃料電池スタック30A,30Bを有する二つのシステム31A,31Bで構成されている。
一方の第1システム31Aにおいて、燃料電池スタック30Aには、アノード電極32Aに燃料ガスである水素ガス(アノードガス)を供給する水素供給装置33Aが水素供給配管34Aを介して入口側に接続されており、アノード電極32Aからのアノードオフガスを排出させるアノードオフガス通路を構成する排出配管35Aが出口側に接続されている。
ここで、排出配管35Aには戻り配管36Aが接続されており、この戻り配管36Aは、燃料電池スタック30Aに供給されたが発電に供しなかった残存水素を利用するため、再び水素供給配管34Aに戻す。排出配管35Aには、その戻り配管36Aへの接続位置よりも下流側に排出配管35Aを開閉可能な、言い換えれば、アノードオフガスの大気放出を許可又は禁止するパージ弁37Aが設けられており、パージ弁37Aよりも下流側に水素希釈装置38Aが設けられている。
また、この第1システム31Aにおいて、燃料電池スタック30Aには、カソード電極40Aに酸化ガスである空気(カソードガス)を供給するエア供給装置41Aがエア供給配管42Aを介して入口側に接続されており、カソード電極40Aからのカソードオフガス(他のガス)を排出させる排出配管44Aが出口側に接続されている。この排出配管44Aから分岐配管45Aが分岐しており、この分岐配管45Aが水素希釈装置38Aに接続されている。
水素希釈装置38Aは、アノードオフガスにカソードオフガスを混入させて水素濃度を低下させる。排出配管44Aには、その分岐配管45Aの分岐位置よりも下流側にマフラー46Aが設けられており、マフラー46Aよりも下流側に排出配管35Aの水素希釈装置38Aよりも下流側が合流している。
同様に、他方の第2システム31Bにおいて、燃料電池スタック30Bには、アノード電極32Bに水素ガスを供給する水素供給装置33Bが水素供給配管34Bを介して入口側に接続されており、アノード電極32Bからのアノードオフガスを排出させるアノードオフガス通路を構成する排出配管35Bが出口側に接続されている。ここで、排出配管35Bには戻り配管36Bが接続されており、この戻り配管36Bは水素供給配管34Bに接続されている。
排出配管35Bには、その戻り配管36Bへの接続位置よりも下流側に排出配管35Bを開閉可能な、言い換えれば、アノードオフガスの大気放出を許可又は禁止するパージ弁37Bが設けられており、パージ弁37Bよりも下流側に水素希釈装置38Bが設けられている。
また、この第2システム31Bにおいて、燃料電池スタック30Bには、カソード電極40Bに空気を供給するエア供給装置41Bがエア供給配管42Bを介して入口側に接続されており、カソード電極40Bからのカソードオフガス(他のガス)を排出させる排出配管44Bが出口側に接続されている。この排出配管44Bから分岐配管45Bが分岐しており、この分岐配管45Bが水素希釈装置38Bに接続されている。
水素希釈装置38Bは、アノードオフガスにカソードオフガスを混入させて水素濃度を低下させる。排出配管44Bには、その分岐配管45Bの分岐位置よりも下流側にマフラー46Bが設けられており、マフラー46Bよりも下流側に排出配管35Bの水素希釈装置38Bよりも下流側が合流している。
各システム31A,31Bのそれぞれのアノードオフガス通路の下流側を構成する排出配管44A,44Bが、アノードオフガス中の水素濃度を低下させる共通の濃度低下装置(合流部)50で合流させられている。
この濃度低下装置50は、図9に示すように排出配管44A,44Bがともに一側に接続されるとともに、逆側に大気への出口51を有する拡散室52を内側に有しており、排出配管44A,44Bからこの拡散室52に放出されることでアノードオフガスを含むガスは拡散室52内の空気に拡散されてその水素濃度が低下させられる。
この構成によれば、排出配管44A,44Bの合流位置に設けられた、アノードオフガス中の水素濃度を低下させる濃度低下装置50によって、合流させられて大気放出させられるオフガス中の水素濃度を低下させることになる。
したがって、複数の燃料電池スタック30A,30Bを有する燃料電池システムにおいても、大気放出されるオフガス中の水素濃度を所定の許容値以下にまで十分に低下させた上で、大気放出させることができる。
なお、このような濃度低下装置50を設ける場合であっても、第1実施形態と同様の開弁制御をパージ弁37A,37Bに対して行うことができる。その場合、濃度低下装置50の希釈限界を超えないように、各パージ弁37A,37Bの開閉タイミングを制御する。
なお、上記した濃度低下装置50は、以下のような変更が可能である。
図10に示すように、拡散室52における排出配管44A,44Bと出口51とを結ぶ方向とは異なる方向に外気を導入する導入口55を設ける。これにより、排出配管44A,44Bから放出され拡散室52で空気に拡散されて出口51からアノードオフガスを含むガスが空気とともに放出されると、導入口55から新たな外気が拡散室52に導入されることになる。
よって、アノードオフガスを含むガスの水素濃度をさらに確実に低下させることができる。なお、外気ではなくカソードオフガスを導入口55から導入するようにしても良い。さらには、外気およびカソードオフガスの両方を導入口55から導入するようにしても良い。
また、図11に示すように、アノードオフガス通路を構成する排出配管44A,44Bを、互いのアノードオフガスを含むガスを衝突させるように濃度低下装置50に接続させても良い。つまり、排出配管44Aの延長線と排出配管44Bの延長線とが交差するように配置するのである。
このようにすれば、濃度低下装置50にアノードオフガスを含むガスを導入させる際に、アノードオフガスを含むガス同士が衝突して乱流を生じ、濃度低下装置50内の他のガスと良好に混合することになり、その水素濃度が低下させられることになる。この場合も、上記した導入口55を設けることが可能である。
さらに、図12に示すように、濃度低下装置50に、排気配管44A,44Bから排出されるアノードオフガスを含むガスの排気で回転させられる羽根車(回転体)57および外気を導入させる導入口60を設けても良い。アノードオフガスを含むガスの排気で回転させられると羽根車57は拡散室52内のアノードオフガスを含むガスと空気とのミキシングを促進して良好に混合させることになり、その水素濃度を低下させることになる。
この例では、中央のボス58から二枚の羽根59を半径方向に延出させた羽根車57を用いており、斜め外側から羽根車57に向けて排気配管44A,44Bのアノードオフガスを含むガスを排出させるようにしている。また、排気配管44A,44Bを上下に段違いに配置することによって羽根車57に向けてアノードオフガスを含むガスを導風し易くしている。
本発明の第1実施形態に係る燃料電池システムのシステム構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る燃料電池システムの排気水素濃度の変化を実線で、従来を破線で示すタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係る燃料電池システムの濃度低下装置での各パージ弁の開弁による水素濃度の変化を示すタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係る燃料電池システムの各パージ弁の開閉のタイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係る燃料電池システムの各パージ弁の開閉のタイミングの別の例を示すタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態に係る燃料電池システムのパージ弁の異常検出、異常非検出時および異常検出時の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係る燃料電池システムの別のシステム構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料電池システムのシステム構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料電池システムの濃度低下装置を示すもので、(a)は平断面図、(b)は背面図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料電池システムの濃度低下装置の別の例を示すもので、(a)は平断面図、(b)は背面図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料電池システムの濃度低下装置のさらに別の例を示すもので、(a)は平断面図、(b)は背面図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料電池システムの濃度低下装置のさらに別の例を示すもので、(a)は平断面図、(b)は背面図である。
符号の説明
10A,10B,30A,30B…燃料電池スタック、15A,15B,35A,35B,44A,44B…排出配管(アノードオフガス通路)、19A,19B,37A,37B…パージ弁、27…制御部(制御手段、混入量制御手段)、50…濃度低下装置(合流部)、57…羽根車(回転体)

Claims (15)

  1. 複数の燃料電池スタックと、各燃料電池スタックに接続されたアノードオフガス通路と、前記各燃料電池スタックから排出されたアノードオフガスの大気放出を許可又は禁止するパージ弁と、アノードオフガスを前記燃料電池スタックに戻すためのアノードオフガス循環通路と、前記パージ弁の開閉を制御する制御手段と、を備えると共に、各アノードオフガス通路を合流またはそれぞれの大気放出端を近接させてなる燃料電池システムにおいて、
    前記制御手段は、前記各アノードオフガス通路を通じて大気放出されるガス中の水素濃度が所定の許容値を超えないように、前記パージ弁の開閉状態を制御することを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記パージ弁は、前記各アノードオフガス通路に配設されたものであり、
    前記制御手段は、前記各アノードオフガス通路を通じて大気放出されるガス中の水素濃度が所定の許容値を超えないように、前記各パージ弁の開閉タイミングを制御することを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記制御手段は、前記各アノードオフガス通路を通じて大気放出されるガスの放出タイミングを互いにずらすように、前記各パージ弁の開閉タイミングを制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記制御手段は、前記各アノードオフガス通路を流れるガス中の水素濃度に基づいて、前記各パージ弁の開閉タイミングを制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
  5. 前記制御手段は、前記各アノードオフガス通路を通じて大気放出されるガス中の水素濃度の時系列的なピークを互いにずらすように、前記各パージ弁の開閉タイミングを制御することを特徴とする請求項1又は2記載の燃料電池システム。
  6. 前記制御手段は、前記各パージ弁の開閉タイミングを非同期とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
  7. 前記制御手段は、前記各パージ弁の開弁タイミングを互いにずらすことを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池システム。
  8. 少なくとも一部の前記パージ弁よりも下流側に、前記アノードオフガス通路を流れるガス中の水素濃度を低下させる濃度低下装置が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の燃料電池システム。
  9. 複数の燃料電池スタックと、各燃料電池スタックに接続されたアノードオフガス通路と、各アノードオフガス通路に配設されて前記各燃料電池スタックから排出されたアノードオフガスの大気放出を許可又は禁止するパージ弁と、前記アノードオフガスを前記燃料電池スタックに戻すためのアノードオフガス循環通路と、前記各パージ弁の開閉タイミングを制御する制御手段と、を備えると共に、前記各アノードオフガス通路を合流部で合流させてなる燃料電池システムであって、
    前記合流部に、前記各アノードオフガス通路を通じて大気放出されるガス中の水素濃度を低下させる濃度低下装置が設けられていることを特徴とする燃料電池システム。
  10. 前記各アノードオフガス通路は、互いのアノードオフガスを衝突させるように前記濃度低下装置に接続されていることを特徴とする請求項9に記載の燃料電池システム。
  11. 前記濃度低下装置には、外気および前記燃料電池スタックから排出されたカソードオフガスの少なくともいずれか一方が導入されることを特徴とする請求項9又は10に記載の燃料電池システム。
  12. 前記濃度低下装置には、混合促進用の回転体が設けられていることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の燃料電池システム。
  13. 複数の燃料電池スタックと、各燃料電池スタックに接続されたアノードオフガス通路と、各アノードオフガス通路に配設されて前記各燃料電池スタックから排出されたアノードオフガスの大気放出を許可又は禁止するパージ弁と、前記アノードオフガスを前記燃料電池スタックに戻すためのアノードオフガス循環通路と、前記各パージ弁の開閉タイミングを制御する制御手段と、を備えてなる燃料電池システムであって、
    前記アノードオフガスに他のガスを混入させることで、前記各アノードオフガス通路を通じて大気放出されるガス中の水素濃度を低下させる濃度低下装置と、
    少なくとも一部の前記パージ弁が開故障したときに、前記濃度低下装置に対する前記他のガスの混入量を通常時よりも増加させる混入量制御手段と、を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  14. 前記他のガスは、少なくとも一部の前記燃料電池スタックのカソードオフガスであることを特徴とする請求項13に記載の燃料電池システム。
  15. 前記他のガスは、システム外から供給される二次空気であることを特徴とする請求項13に記載の燃料電池システム。


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