JP2016043941A - 包装箱 - Google Patents

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基司 三島
Motoji Mishima
基司 三島
郁 横山
Iku Yokoyama
郁 横山
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【課題】開封し易い包装箱を提供する。【解決手段】前後板1、両側板、底板、蓋板7、差し込み片10及びフラップ片12からなり、差し込み片を後板の内側に差し込んで封緘する包装箱である。その蓋板と差し込み片との連接部の折り目線r1を蓋板側凸の円弧状とする。差し込み片を後板の内側に差し入れると、差し込み片と後板との間に指掛け空隙Sを形成する。その空隙を介し折り目線r1から成る縁に指先を掛けて蓋片を引き上げれば、容易に開封することができる。折り目線r1はその両端を後板に沿う直線状部、その中央部を蓋板側に向かって凸の円弧状とすれば、蓋板の先端縁の両端部が後板に当接して差し込み片の嵌り強度が増すと共に蓋上面も見栄えの良いものとなる。後板の先端縁に吊り下げ片11が連接されても、その吊り下げ片が邪魔になることなく、空隙Sを介して前記縁に指先を容易に引っ掛けて蓋板を起こすことができる。【選択図】図2

Description

この発明は、蓋板によって封止(封緘)する四角状包装箱に関するものである。
この種の四角状包装箱の一例を、この発明の一実施形態を示す図1、図2を参照して説明すると、前板1、後板3、両側板2、2、底板5、6及び蓋板7を有し、蓋板7の先端縁に差し込み片10が設けられ、両側板2、2の先端縁にフラップ片12、12をそれぞれ設けたブランクからなるものがある。
このブランクは、前板1、一対の側板2、2及び後板3を各折り目線rを介し折り曲げて、継代片4を側板2に貼り付けることにより枠状周壁を形成し、対向する底板5、6同士及び隣接する底板5、6を折り目線rを介し内側に折り曲げるとともに底板5、6の1組ずつを貼り合わせた後、噛み合わせて底面を閉して、上面開放の包装箱を構成する。
その後、箱内に商品を収納し、まず、対のフラップ片12、12を内側水平方向へ折り曲げ、続いて、蓋板7を同様に内側水平方向へ(後板3に向かって)折り曲げるとともに、差し込み片10を折り目線r1を介し折り曲げるとともに後板3の内側に差し入れて封緘する(特許文献1、請求項1、図1〜図3参照)。
この包装箱の開封は、蓋板7と差し込み片10の折り目線r1から成る縁に指先を掛け、その指でもって蓋板7を起こすことによって行う(本願図4参照)。
特開2003−165529号公報
上記従来の包装箱は、蓋板7と差し込み片10の折り目線r1は真っ直ぐであるため(折り目線r参照)、封緘時においては、その折り目線から成る縁は、後板3の内面にピッタリ沿った(当接した)状態となる。
このため、開封時、その折り目線から成る縁に指先を掛けづらく、子供や老人にとっては煩わしいものとなっている。特に、後板3の先端縁に吊り下げ片が連接されたものであると(本願図1、図2(a)の符号11参照)、その吊り下げ片が邪魔になって、蓋板7と差し込み片10の折り目線から成る縁に指先を掛け難く、その煩わしさは増す。
この発明は、以上の実状の下、上記蓋板7を開け易くすることを課題とする。
上記課題を達成するため、この発明は、上記蓋板7から差し込み片10への折り目線r1を蓋板7側に向かって凸の円弧状としたのである。
その折り目線r1が蓋板7に向かって凸の円弧状であると、上記差し込み片10を差し入れた際、差し込み片10と後板3との間に前記凸の円弧状折り目線r1による空隙が形成される。
このため、その空隙に指先を引っかけて蓋板7を引き上げて開けることができる。
この発明の具体的な構成としては、前板、後板、両側板、底板及び前板に折り目線を介して連接された蓋板を有し、前記蓋板の先端縁に折り目線を介して差し込み片が設けられ、蓋板を折り目線を介し後板側に折り曲げ、さらに、差し込み片を、折り目線を介し折り曲げるとともに後板の内側に差し入れて封緘する四角状包装箱において、前記蓋板の先端縁の折り目線を蓋板側に向かって凸の円弧状とし、差し込み片を後板の内側に差し入れると、差し込み片と後板との間に指掛け空隙が形成される構成を採用することができる。
この構成において、上記蓋板の先端縁の折り目線を、その両端を後板に沿う直線状部、その中央部を蓋板側に向かって凸の円弧状とすれば、蓋板の先端縁の両端部が後板に当接して差し込み片の嵌り(差し込み)強度が増すと共に蓋上面も見栄えの良いものとなる。
また、後板の先端縁に吊り下げ片が連接されたものであると、その吊り下げ片が邪魔になって、蓋板と差し込み片の折り目線から成る縁に指先を掛け難いが、上記空隙のあることによってそのようなことがなく、その空隙を介して前記縁に指先を容易に引っ掛けて蓋板を起こすことができる。
この発明は、以上のように構成したので、開封が容易な包装箱となる。
この発明に係る包装箱の一実施形態のブランクの平面図 同実施形態の組立説明用斜視図であり、(a)は組立完了時、(b)は蓋の封緘前時 図2(a)の平面図 同実施形態の作用説明用断面図 他の実施形態のブランクの平面図 同実施形態の組立完了時の平面図
この発明に係わる四角状包装箱の一実施形態を図1〜図4に示し、この包装箱Pは、図1に示すボール紙製ブランクから形成される。このブランクは、前板1、側板2、後板3及び側板2が直線状折り目線rを介して順々に連設され、前板1に継代片4が直線状折り目線rを介して連設されている。
前板1及び後板3の下端には底板5が、各側壁2の下端には底板6がそれぞれ直線状折り目線rを介して連設され、前板1の上端縁には蓋板7が直線状折り目線rを介して連接され、さらに、その蓋板7の先端縁から円弧状折り目線r1を介して差し込み片10が連接されている。後板3の上端縁には吊り下げ片11が直線状折り目線rを介して連接されている。その吊り下げ片11には適宜な位置に吊り下げ用孔13を形成することができ(図2a参照)、また、広告や効能等を適宜に記載して看板としての機能を発揮させることもできる。この吊り下げ片11は省略し得る。
また、側板2、2にはその先端縁からフラップ片12、12がそれぞれ直線状折り目線rを介して連設されている。なお、図中、細線は折り目線r、r1、太線は切り目線(切断線)を示す。
上記蓋板7と差し込み片10との連接部をなす(蓋板7先端縁の)円弧状折り目線r1は蓋板7側に向かって(図1において右側)凸となっている。このため、この折り目線r1を介し、蓋板7に対して差し込み片10を内側(蓋板7側)に折り曲げると、差し込み片10は円弧状折り目線r1によって内側凸状に反った状態となる(図2(a)、図3参照)。この反りによって、差し込み片10と後板3との間に指掛け空隙Sが形成される。
この実施形態の包装箱Pは以上の構成であり、図1に示すブランクを組み立てて商品を包装するには、従来と同様に、図2に示すように、前板1、一対の側板2、2及び後板3を各折り目線rを介し内側に折り曲げて、継代片4を後板3に貼り付けることにより枠状周壁を形成し、対向する底板5、6同士及び隣接する底板5、6を周知の方法によって折り目線rを介し内側に折り曲げるとともに底板5、6の1組ずつを貼り合わせた後、噛み合わせて底面を閉止する(図2(b)の状態)。
その後、包装箱P内に商品を収納し、まず、フラップ12、12を内側に折り曲げ、続いて、蓋板7を折り目線rを介して閉じ、そのとき、差し込み片10を、後板3の内側に差し入れて封緘する(図2(a)の状態)。
この封緘状態において、差し込み片10と後板3との間に指掛け空隙Sが形成される(図3、図4参照)。このため、図4鎖線に示すように、その空隙Sに指先を掛けて蓋片7を引き上げれば、容易に開封することができる。
図5〜図6は他の実施形態を示し、この実施形態の包装箱Pは、上記実施形態において、蓋板7と差し込み片10との連接用(蓋板7先端縁の)折り目線r1の凸状部分を折り目線の全長ではなく、その適宜な長さLの中央部分とし、両端部を直線状としたものである。その凸状部分は折り目線r1の中央線に対して対称とすることが好ましく、その凸状部分の長さLは、実線や鎖線で示すように、指先が引っ掛り得る空隙Sの左右長さを考慮して適宜に決定すれば良いが、例えば、前板1の幅が102mmの場合、50mm、80mm等とする。凸状の突出長さtも、指先を引っ掛け得る空隙Sの幅を考慮して適宜に決定すれば良いが、例えば、同場合、2.5mmとする。この突出長さtは上記包装箱Pにおいても、同様に、例えば、前板1の幅が102mmの場合、2.5mm等と適宜に決定する。折り目線r1は、一端が直線状、その他の部分が円弧状でも良い(直線部分は一端部のみでも良い)。
この実施形態の包装箱Pも上記包装箱Pと同様にして組み立て、箱P内に商品を収納し、差し込み片10を、後板3の内側に差し入れて封緘する(図6の状態)。この封緘状態においても、同様に、差し込み片10と後板3との間に指掛け空隙Sが形成されるため、その空隙Sに指先を掛けて蓋片7を引き上げれば、容易に開封することができる。
また、この包装箱Pは、蓋板7の先端縁の両端部が後板3に当接しているため、差し込み片7の嵌り強度が増すと共に蓋上面も見栄えの良いものとなっている。
上記各実施形態は、符号「1」の板を前板としたが、図示の符号「2」、「3」の板を前板とする包装箱においてもこの発明を採用し得ることは勿論であり、その際、蓋板7、差し込み片10はその前板とした板2、3に連接することとなる。
また、この発明に係る四角状包装箱の材料は、ボール紙に限らず、プラスチック板、ダンボール紙等の種々のものを採用できる。プラスチック製の場合、前板1、側板2、後板3及び底板5、6を一体成形の有底枠状周壁からなる四角箱とし、蓋板7を折り曲げ線rを介して連接した包装箱とし得る。すなわち、前板1、側板2、後板3及び底板5、6の相互間の連接部に折り目線rを有さず、蓋板7の先端縁の折り目線r1を蓋板7側に向かって凸の円弧状とした包装箱もこの発明には含まれる。
、P 包装箱
S 空隙
r 直線状折り目線
r1 円弧状折り目線
1 前板
2 側板
3 後板
4 継代片
5、6 底板
7 蓋板
10 差し込み片
11 吊り下げ片
12 フラップ片

Claims (3)

  1. 前板(1)、後板(3)、両側板(2、2)、底板(5、6)及び前記前板(1)に折り目線(r)を介して連接された蓋板(7)を有し、前記蓋板(7)の先端縁に折り目線(r1)を介して差し込み片(10)が設けられ、前記蓋板(7)を前記折り目線(r)を介し後板(3)側に折り曲げ、さらに、前記差し込み片(10)を、前記折り目線(r1)を介し折り曲げるとともに前記後板(3)の内側に差し入れて封緘する四角状包装箱(P1、P2)であって、
    上記蓋板(7)の先端縁の折り目線(r1)を前記蓋板(7)側に向かって凸の円弧状として、前記差し込み片(10)を上記後板(3)の内側に差し入れると、差し込み片(10)と前記後板(3)との間に指掛け空隙(S)が形成されることを特徴とする四角状包装箱。
  2. 上記蓋板(7)の先端縁の折り目線(r1)を、その両端部を上記後板(3)に沿う直線状、その中央部を上記蓋板(7)側に向かって凸の円弧状としたことを特徴とする請求項1に記載の四角状包装箱。
  3. 上記後板(3)の先端縁に吊り下げ片(11)を連接したことを特徴とする請求項1又は2に記載の四角状包装箱。
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