JP6734648B2 - 包装箱 - Google Patents

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本発明は、封緘すると蓋板が開封不能にロックされる包装箱に関するものである。
従来から蓋板が開封不能にロックされる包装箱がしばしば利用されている。このような開封不能にロックされた包装箱を開封する手段として様々な形態のものが提案されているが、一般な開封手段としては、蓋板に2本の切断線(ミシン目やジッパー等)を設けこの切断線に沿って蓋板の一部を帯状(以下、「帯状部分」という。)に取り除くことにより、蓋板上に開口部を形成させたり、蓋板本体を開閉自在にしたりするものがある。
しかしながら、複数の切断線(ミシン目やジッパー等)が蓋板を縦断するように形成されていると、見た目が大きく損なわれるという問題がある。
このような問題に対して、直方体状の包装箱において、開封用の切断線が形成されている内蓋板を前板の上端から形成させ、この内蓋板を覆い切断線が外部から見えないようにする外蓋板を後板の上端から形成させた容器(包装箱)がある(例えば、特許文献1参照。)。
この容器では、切断線(ミシン目状切線)が形成された内蓋板が外蓋板によって完全に覆われるものの、開封手段として、内蓋板上に形成された切断線(ミシン目状切線)が後板まで延長されていてその切断線で囲まれた部分が容器内に押し込まれる押込片となっており(特許文献1の図2,3,4,6参照。)、切断線(ミシン目状切線)を完全には隠すことができていない。
これに対して内蓋板上の切断線を完全に覆い隠す外蓋板が設けられた包装箱としては、内蓋板の切断線間の帯状部分に接着剤等が塗布されて、外蓋板の裏面と貼着させることで開封不能に封緘されていると共に、開封時には内蓋板の切断線を直接切断するのではなく、内蓋板に貼着された外蓋板を上方へと引き上げることによって、外蓋板と一体となった内蓋板の帯状部分が切断・分離されて開封される包装箱がある(例えば、特許文献2及び3参照。)。
しかしながら、このような包装箱は、接着剤で一体となった外蓋板を上方へと引き上げることでその下に位置する内蓋板の切断線間の帯状部分を取り除こうとするものであり、接着剤を塗布して貼着させる工程が別途必要となる上に、開封するために切断される帯状部分に正確に接着剤を塗布して貼着させないと、内蓋板の帯状部分を取り除く際にうまく切断・分離することができない場合があり、例えば帯状部分からはみ出した位置に接着剤が塗布されて外蓋板と貼着されていると、内蓋板の切断線の無い部分を強引に引き裂くようにしなければ開封することができないのである。
実開平1−47669号公報 実開昭50−57838号公報 実開昭56−153425号公報
本発明は前記の問題に鑑み、簡便に製造でき、確実に開封不能にロックできると共に容易に開封でき、蓋板(内蓋板)の開封用に設けられた切断線が外部から見えず意匠性や密閉性に優れた包装箱を提供することを課題とする。
本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意検討した結果、蓋板の開封用の切断線が外部から見えないように、開封用の切断線を有する内蓋板と、その切断線を覆い隠す外蓋板とを設け、これらを貼着せずに開封不能な状態にすると共に、容易に開封することができるようにするには、直方体状の包装箱を、前板、左右の側板、後板、底板、後板の上端から連設されている内蓋板、前板の上端から連設されていて内蓋板に上方から重ねる外蓋板とから構成させ、内蓋板には、開封時に切断されて内蓋板の一部を帯状に取り除くための1組の切断線を後板側の端部から側板側の端部又は後板と反対側の端部まで形成させ、外蓋板の前板と反対側の端部中央から連設された差込み片には、外蓋板側に位置する両側部から一対のスリットと中央部に切り込み部とを形成させ、差込み片が挿入され差込み片の一対のスリットと開封不能に係止される差込み部を、内蓋板と後板との境界部に沿って切断線の後板側の端部間に亘って形成させると共に、差込み片の切り込み部に挿入されると先端が外部に向けて突出する開封用引上げ片を、切断線の後板側の端部間であって内蓋板の後板側の端部中央から突設させれば、外蓋板から連設され両側部に一対のスリットがある差込み片を内蓋板の後板側に形成された差込み部に差し込むだけで、外蓋板の差込み片のスリットと内蓋板の差込み部とが係止されて、接着剤等を使用することなく簡便に開封不能にロックすることができ、またこの外蓋板の差込み片の中央部の切り込み部から、内蓋板の切断線間に形成されている開封用引上げ片を突出させ開封時にこの開封用引上げ片を上方へと引き上げるようにすることで、内蓋板の切断線間の帯状部分を直接的に切断・分離することができ、さらに差込み部の一部を構成している切断線間の帯状部分が切断・分離されることで、差込み部が大きく開口した状態となるから、開封不能にロックされていた差込み片と差込み部との係止が自然に解除され、簡便且つ確実に開封できることを究明して本発明を完成させたのである。
即ち本発明は、前板、左右の側板、後板、底板、後板の上端から連設されている内蓋板、前板の上端から連設されていて内蓋板に上方から重ねる外蓋板とからなる直方体状の包装箱であって、
内蓋板には、開封時に切断されて内蓋板の一部を帯状に取り除くための1組の切断線が後板側の端部から側板側の端部又は後板と反対側の端部まで形成されていて、外蓋板の前板と反対側の端部中央から連設された差込み片には、外蓋板側に位置する両側部から一対のスリットと中央部に切り込み部とが形成されており、
差込み片が挿入され差込み片の一対のスリットと開封不能に係止される差込み部が、内蓋板と後板との境界部に沿って切断線の後板側の端部間に亘って形成されていると共に、差込み片の切り込み部に挿入されると先端が外部に向けて突出する開封用引上げ片が、切断線の後板側の端部間であって内蓋板の後板側の端部中央から突設されていることを特徴とする包装箱である。
本発明に係る包装箱は、前板、左右の側板、後板、底板、後板の上端から連設されている内蓋板、前板の上端から連設されていて内蓋板に上方から重ねる外蓋板とからなる直方体状の包装箱であって、内蓋板には、開封時に切断されて内蓋板の一部を帯状に取り除くための1組の切断線が後板側の端部から側板側の端部又は後板と反対側の端部まで形成されていて、外蓋板の前板と反対側の端部中央から連設された差込み片には、外蓋板側に位置する両側部から一対のスリットと中央部に切り込み部とが形成されており、差込み片が挿入され差込み片の一対のスリットと開封不能に係止される差込み部が、内蓋板と後板との境界部に沿って切断線の後板側の端部間に亘って形成されていると共に、差込み片の切り込み部に挿入されると先端が外部に向けて突出する開封用引上げ片が、切断線の後板側の端部間であって内蓋板の後板側の端部中央から突設されているから、外蓋板に連設され両側部に一対のスリットがある差込み片を内蓋板の後板側に形成された差込み部に差し込むだけで、外蓋板の差込み片のスリットと内蓋板の差込み部とを係止させることによって、接着剤等を使用することなく簡便に開封不能にすることができ、またこの外蓋板の差込み片の中央部の切り込み部から、内蓋板の切断線間に形成されている開封用引上げ片を突出させ開封時にこの開封用引上げ片を上方へと引き上げることによって、内蓋板の切断線間の帯状部分を直接的に切断・分離することができ、さらに差込み部の一部を構成している切断線間の帯状部分が切断・分離されることで、差込み部が大きく開口した状態となるから、開封不能にロックされていた差込み片と差込み部との係止が自然に解除され、簡便且つ確実に開封できるのである。
本発明に係る包装箱の一実施例を示す斜視図である。 図1に示す包装箱において、内蓋板を折り曲げた状態を示す斜視図である。 図2に示す包装箱を上方から見た平面図である。 図2に示す包装箱において、外蓋板の差込み片を差し込んで開封不能にロックした状態を示す斜視図である。 図4に示す包装箱を上方から見た拡大平面図である。 図1に示す包装箱の展開図である。
以下、図面を用いて本発明に係る包装箱について詳細に説明する。
1は本発明に係る包装箱の前板、2は左右の側板、3は後板、4は底板である。また本発明に係る包装箱は直方体状の包装箱であり、このような包装箱はのりしろ部を有していてこれらを貼着することで組み立てられるが、本発明に係る包装箱ではこののりしろ部の形成位置は特に限定されないので、各図においてのりしろ部が省略されている。
5は後板3の上端から連設されている内蓋板であり、内蓋板5には、開封時に切断されて内蓋板5の一部を帯状に取り除くための1組の切断線5aが後板3側の端部から側板2側の端部又は後板3と反対側の端部まで形成されている。なおこの1組の切断線5aは、必ずしも平行である必要はない。すなわち、開封時に切断・分離される切断線5a,5a間の帯状部分は長方形状である必要はなく、包装箱のデザインに応じて様々な形状を適宜選択することができる。
6は前板1の上端から連設されていて内蓋板5に上方から重ねる外蓋板である。内蓋板5と外蓋板6とは必ずしも同形である必要はなく、内蓋板5と外蓋板6とで、包装箱の上方開口部を完全に覆うものであればよく、また外蓋板6は内蓋板5の切断線5aを外部から見えないように覆うことができれば、比較的小形であってもよい。
7は外蓋板6の前板1と反対側の端部中央から連設された差込み片であり、この差込み片7には外蓋板6側に位置する両側部から一対のスリット7aと中央部に切り込み部7bとが形成されている。
8は差込み片7が挿入され差込み片7の一対のスリット7aと開封不能に係止される差込み部であり、この差込み部8は、内蓋板5と後板3との境界部に沿って切断線5aの後板3側の端部5aa,5aa間に亘って形成されている。すなわち差込み部8は図3,5,6に示した内蓋板5と後板3との境界部に形成されている。また9は差込み片7の切り込み部7bに挿入されると先端が外部に向けて突出する開封用引上げ片であり、この開封用引上げ片9は、切断線5aの後板3側の端部5aa,5aa間であって内蓋板5の後板3側の端部中央から突設されている。
このような本発明に係る包装箱を封緘するには、先ず本発明に係る包装箱に内容物を入れて、図2のように内蓋板5を折り曲げる。このように内蓋板5を折り曲げることによって、差込み部8が図3のごとく形成される。
この状態から図4及び図5のごとく、外蓋板6を折り曲げて差込み片7の切り込み部7bに、内蓋板5の開封用引上げ片9が挿入されるようにしながら、差込み片7を内蓋板5の差込み部8に差し込むのである。このようにすることで、図5のごとく差込み片7の一対のスリット7aが差込み部8の両端部に係止され、接着剤等を使用することなく簡便に開封不能にロックすることができるのである。
次に開封する場合には、外蓋板6の差込み片7の切り込み部7bに挿入されていて先端が外部に向けて突出している開封用引上げ片5cを指でつまみ、上方に引き上げれば、開封用引上げ片9が切断線5aの後板3側の端部5aa,5aa間に位置することから、直接的に切断線5a,5a間の帯状部分を持ち上げるようにして切断・分離することができる。さらに差込み部8の一部を構成している切断線5a,5a間の帯状部分が切断・分離されることで、差込み部8が大きく開口した状態となるから、開封不能にロックされていた差込み片7と差込み部8との係止が自然に解除され、簡便且つ確実に開封できるのである。
1 前板
2 側板
3 後板
4 底板
5 内蓋板
5a 切断線
5aa 切断線の後板側の端部
6 外蓋板
7 差込み片
7a スリット
7b 切り込み部
8 差込み部
9 開封用引上げ片

Claims (1)

  1. 前板(1)、左右の側板(2)、後板(3)、底板(4)、該後板(3)の上端から連設されている内蓋板(5)、該前板(1)の上端から連設されていて該内蓋板(5)に上方から重ねる外蓋板(6)とからなる直方体状の包装箱であって、
    該内蓋板(5)には、開封時に切断されて該内蓋板(5)の一部を帯状に取り除くための1組の切断線(5a)が後板(3)側の端部から側板(2)側の端部又は該後板(3)と反対側の端部まで形成されていて、該外蓋板(6)の該前板(1)と反対側の端部中央から連設された差込み片(7)には、該外蓋板(6)側に位置する両側部から一対のスリット(7a)と中央部に切り込み部(7b)とが形成されており、
    該差込み片(7)が挿入され該差込み片(7)の一対のスリット(7a)と開封不能に係止される差込み部(8)が、該内蓋板(5)と該後板(3)との境界部に沿って該切断線(5a)の後板(3)側の端部(5aa,5aa)間に亘って形成されていると共に、該差込み片(7)の切り込み部(7b)に挿入されると先端が外部に向けて突出する開封用引上げ片(9)が、該切断線(5a)の後板(3)側の端部(5aa,5aa)間であって該内蓋板(5)の後板(3)側の端部中央から突設されていることを特徴とする包装箱。
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