JP5841702B2 - 包装用箱及びその展開シート - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、薬剤や化粧品などを封入した瓶などを収容する包装用箱及びその展開シートに関し、特に、開封後に再閉鎖可能な蓋部の構造に関する。
従来、上記包装用箱を開封には、例えば、ジッパー(破断部)を取り除いて開封し、再封の際は、開閉可能な蓋部の一辺に予め設けておいたフラップを、他片の切込みに差し入れる手法(例えば、下記特許文献1参照)が紹介されている。
左右フラップの前縁と箱開口部の前縁との隙間に、蓋部先端の差込片を挿し入れて封鎖状態を維持するタイプにあっては、先端に差込み片を抜き差しすることによって、何度も開封が可能となる(例えば、下記特許文献2参照)。
特許第4303990号公報 実用新案登録第3177477号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の手法にあっては、再封の際に一々他片の切込みにフラップを挿し入れるという煩雑な作業が伴うという問題があり、前記特許文献2に記載の手法にあっては、内容器を自動充填する際に、封止片の先端から延出する前記差込片が邪魔となり、特殊な充填機に掛けない限り自動充填が困難であるという問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、特殊な充填機に掛けることなく自動充填を行う事が出来、且つ煩雑な再封作業を伴うことなく何度も蓋の開閉を行うことができる包装用箱及びその展開シートの提供を目的とする。
上記課題を解決すべく為された本発明による包装用箱は、四方を封じる側部とそれらの端縁に囲まれる開口部を封じる蓋部及び底部を具備する一連の展開シートを組み立ててなり、前記側部は、左右側面と前後側面を備え、前記蓋部は、後側面の端縁から延出する後封止片に、前側面の端縁から延出する前封止部を貼着してなり、前記左右側面は、その端縁から延出し開口部に向けて折る左右フラップを備え、前記前側面は、その上部に前記前封止片を分断する開封用破断線を備え、前記後封止片は、その端縁から延出し裏側へ折り重なる舌片を備え、前記舌片に、前記封止片側の差込部とその先端側の糊代部を備え、前記糊代部のみを前記後封止片の裏面に貼着することを特徴とする。
前記開封用破断線については、その両端部に前記前側面と前封止片との境界線に沿う開封線を備えると共に、その中間部に前記前側面の中央に向けて膨出する突入部を備え、前記差込片における前記差込部と糊代部の境界部に指先が掛かる切欠部を備える構造を採っても良い。
尚、ここで、前記開封用破断線とは、当該包装用容器を開封する際に、開口部を形成すべく側部の上縁の一部に断続的に切込みを入れる等して他の部分よりも脆弱にした線である。
上記課題を解決すべく為された本発明による包装用箱用展開シートは、四方を封じる側部とそれらの端縁に囲まれる開口部を封じる蓋部及び底部を具備する一連の展開シートであって、前記側部は、左右側面と前後側面を備え、前記前側面は、当該前側面の端縁から延出する前封止部を備えると共に、当該前側面の上部に前記前封止片を分断する開封用破断線を備え、前記後側面は、その端縁から延出する後封止片を備え、前記左右側面は、その端縁から延出し開口部に向けて折る左右フラップを備え、前記後封止片は、その端縁から延出し裏側へ折り重なる舌片を備え、前記舌片に、前記封止片側の差込部とその先端側の糊代部を備えることを特徴とする。
前記開封用破断線は、その両端部に前記前側面と前封止片との境界線に沿う開封線を備えると共に、その中間部に前記前側面の中央に向けて膨出する突入部を備え、前記舌片における前記差込部と糊代部の境界部に指先が掛かる切欠部を備える構造を採っても良い。
本発明による包装用箱及びその展開シートによれば、再封の際に一々他片の切込みにフラップを挿し入れるという煩雑な作業を伴うことなく、封止片の先端から延出する差込部を開口部に差し入れさえすれば、左右側面の端縁から延出する左右フラップと相俟って確実に再封鎖を行うことができ、何度も蓋の開閉を行うことができる。
また、前記差込部は、内容物の充填時においては、前記舌片として封止片と一体化しているため、内容器を自動充填する際に、封止片の先端から延出する前記差込部が邪魔となり、特殊な充填機に掛けない限り自動充填が困難であるという問題も解消される。
本発明による包装用箱の一例を示す斜視図である。 本発明による包装用箱の開封及び再封鎖の過程の一例を示す断面図である。 本発明による包装用箱の開封及び再封鎖の過程の一例を示す正面図である。 本発明による包装用箱の封鎖過程の一例を示す平面図である。 本発明による包装用箱の仕掛シートの組み立て過程の一例を示す平面図である。 本発明による包装用箱の展開シートの一例を示す正面図、平面図、及び背面図である。 本発明による包装用箱の展開シートの一例を示す右側面図及び左側面図である。 本発明による包装用箱の一例を示す六面図である。
以下、本発明による包装用箱の実施の形態を、その展開シートの実施の形態と共に、詳細に説明する。
図1に示す包装用箱は、四方を封じる側部とそれらの端縁に囲まれる開口部を封じる蓋部及び底部を具備する一連の展開シートを組み立ててなる。
当該例において、前記側部は長方形状の4つの側面からなり、前記蓋部及び底部は、前封止片1a,1b及び後封止片2a,2bからなる。
<展開シート>
図6及び図7に示す展開シートは、四方を封じる後側面3、左側面4、前側面5、及び右側面6を順に連設し、更に、後側面3の側縁に沿って右側面6の側縁部裏面に貼着する糊代7を延設したものである。
前記前側面5は、その上部及び下部に、前記蓋部及び底部各々の前封止片1a,1bを分断する開封用破断線8a,8bを備えると共に、当該前側面5の上下端縁からそれぞれ前記前封止片1a,1bを延出する。
前記開封用破断線8a,8bは、それぞれ左右両端部に、前記前側面5と前封止片1a,1bとの境界線に沿う開封線x,xを備えると共に、その中間部に、左右開封線x,xの内側端部に続いて前記前側面5の中央に向けて指先サイズで方形状に膨出する突入部yを備える。
前記後側面3は、その上下端縁から前記後封止片2a,2b延出する。
前記後側面3の上位端縁から延出する後封止片2aは、その端縁から延出し裏側へ折り重なる舌片9を備え、当該舌片9は、前記後封止片2a側の差込部9aとその先端側の糊代部9bを備える。
前記差込部9aと前記糊代部9bの境界は、間欠的に切込みが連続する抜出用破断線10で仕切り、当該抜出用破断線10は、前記後封止片2aの先端縁から差込片として再封鎖を維持できる十分な深さを前記差込部9aの内部に向けて確保した上で、前記差込部9aと前記糊代部9bの境界と平行に設ける。
また、当該抜出用破断線10の切断によって抜き出された差込部9aの前記開口部への差し入れを容易にすべく、前記抜出用破断線10の左右側端部は、前記糊代部9bに向かって先細りとなる様に切り込む。
前記抜出用破断線10の中央部にあっては、指先が掛かる楕円状又は方形状の切欠部11を備えることが望ましい。
前記左右側面4,6は、その上下端縁から延出し開口部に向けて折る左右フラップ12L,12R,13L,13Rを備える。
各フラップ12L,12R,13L,13Rは、略台形状を呈し、前記前側面5及び後側面3の幅に対して、各々略半分に至る長さとする。
<組み立て>
前記展開シートは、相隣接する前記糊代7と後側面3との境界を挟んで直角に屈曲させて前記右側面6の側縁部裏面に前記糊代7を貼着し、前記舌片9の糊代部9bのみを後封止片2aの裏面に貼着することによって、充填機に装填する際の前成形を施した偏平状態の仕掛シート14に形成する(図5(B)参照)。
当該仕掛シート14は、充填機において、相隣接する前記糊代7、後側面3、左側面4、前側面5、右側面6各々の境界を直角に屈曲させる態様で偏平状態から立体状態に展開されて直方体状の箱本体15を形作る。その後、当該箱本体15には、その開口部から内容物が充填される(図4参照)。
内容物の充填を終えた箱本体15は、前記左側面4及び右側面6の端縁から延出する左右フラップ12L,12R,13L,13Rを開口部に向けて略直角に折ると共に、前記後側面3の上下端縁から延出する後封止片2a,2b、及び前記前側面5の端縁から延出する前封止片1a,1bを、前記左右フラップ12L,12R,13L,13Rの上に向けて略直角に折り重ね、前記後封止片2a,2bの表面に、前記前封止部1a,1bの先端部を貼着して箱本体15を封鎖する(図4参照)。
<開封>
上記の如く封鎖された包装用箱は、前記前側面5の上端部に設けられた前記突入部yを指先で押し入れ、更に、引き上げることによって、前記前側面5と上位の前記前封止片1aとの境界に設けた開封用破断線8aを分断し、当該前封止片1a諸共に後封止片2aが後方へ起立することで開封される。
<再封鎖>
再封鎖は、上位の前記後封止片2aの裏面側へ折り重ねられている前記舌片9の前記切欠部11から前記差込部9aの先端に指先を掛けて前記抜出用破断線10を破断し、引き出された前記差込部9aを箱本体15の開口部へ差し入れることによって完了する。
当該例では、前記差込部9aと後封止部2aとの境界の両端部に切込み16を備えると共に、前記左右フラップ12L,12Rの基部前縁に、前記切込み16に掛かる干渉部17を備える結果、一端差し入れた差込部9aが、前記前側面5との隙間から容易に抜け出ない様にロックされる。
x 開封線,y 突入部,
1a,1b 前封止片,
2a,2b 後封止片,
3 後側面,4 左側面,5 前側面,6 右側面,7 糊代,
8a 開封用破断線(上),8b 開封用破断線(下),
9 舌片,9a 差込部,9b 糊代部,
10 抜出用破断線,11 切欠部,
12L,12R フラップ(上),13L,13R フラップ(下),
14 仕掛シート,15 箱本体,
16 切込み,17 干渉部,

Claims (4)

  1. 四方を封じる側部とそれらの端縁に囲まれる開口部を封じる蓋部及び底部を具備する一連の展開シートからなり
    前記側部は、左右側面と前後側面を備え、
    前記蓋部は、後側面の端縁から延出する後封止片に、前側面の端縁から延出する前封止片が貼着されてなり、
    左右側面は、その端縁から延出し開口部に向けて折られている左右フラップを備え、
    前記前側面は、その上部に前記前封止片を分断する開封用破断線を備え、
    前記後封止片は、その端縁から延出し裏側へ折り重ねられている舌片を備え、
    前記舌片に、前記後封止片側の差込部とその先端側の糊代部を備え、
    前記糊代部のみが前記後封止片の裏面に貼着されていることを特徴とする包装用箱。
  2. 前記開封用破断線は、その両端部に前記前側面と前封止片との境界線に沿う開封線を備えると共に、その中間部に前記前側面の中央に向けて膨出している突入部を備え、
    前記舌片における前記差込部と糊代部の境界部に指先が掛かる切欠部を備えることを特徴とする前記請求項1に記載の包装用箱。
  3. 四方を封じる側部とそれらの端縁に囲まれる開口部を封じる蓋部及び底部を具備する一連の展開シートであって、
    前記側部は、左右側面と前後側面を備え、
    前記前側面は、当該前側面の端縁から延出する前封止片を備えると共に、当該前側面の上部に前記前封止片を分断する開封用破断線を備え、
    前記後側面は、その端縁から延出する後封止片を備え、
    前記左右側面は、その端縁から延出し開口部に向けて折られる左右フラップを備え、
    前記後封止片は、その端縁から延出し裏側へ折り重ねられる舌片を備え、
    前記舌片に、前記後封止片側の差込部とその先端側の糊代部を備えることを特徴とする包装用箱用展開シート。
  4. 前記開封用破断線は、その両端部に前記前側面と前封止片との境界線に沿う開封線を備えると共に、その中間部に前記前側面の中央に向けて膨出している突入部を備え、
    前記舌片における前記差込部と糊代部の境界部に指先が掛かる切欠部を備えることを特徴とする前記請求項3に記載の包装用箱用展開シート。



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