JP2016039250A - 基板処理装置、クリーニング用治具、基板処理装置のパーティクルの除去方法及び記憶媒体 - Google Patents

基板処理装置、クリーニング用治具、基板処理装置のパーティクルの除去方法及び記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2016039250A
JP2016039250A JP2014161590A JP2014161590A JP2016039250A JP 2016039250 A JP2016039250 A JP 2016039250A JP 2014161590 A JP2014161590 A JP 2014161590A JP 2014161590 A JP2014161590 A JP 2014161590A JP 2016039250 A JP2016039250 A JP 2016039250A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
suction
substrate
cleaning jig
processing apparatus
substrate processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014161590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6135617B2 (ja
Inventor
健太郎 狩野
Kentaro Kano
健太郎 狩野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2014161590A priority Critical patent/JP6135617B2/ja
Publication of JP2016039250A publication Critical patent/JP2016039250A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6135617B2 publication Critical patent/JP6135617B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

【課題】塗布、現像装置内のパーティクルを効率よく除去して、クリーニング作業の時間を短縮する技術を提供する。【解決手段】塗布、現像装置内のパーティクル100を除去するにあたって、塗布、現像装置内でクリーニング用治具1を搬送アームA3により支持した状態で、搬送アームA3に設けた第1の吸着口52Aから吸引を行い、クリーニング用治具1の表面に設けた第1〜第3の吸引孔20〜22の周囲の雰囲気を吸引するようにしている。従って塗布、現像装置内において、パーティクル100を能動的に吸引することができるためパーティクル100の除去効率が上がり、クリーニング作業の時間を短くすることができる。また捕集される、パーティクル100の数に従って、吸引時間変更するようにすることで、更にクリーニング作業の時間を短くすることができる。【選択図】 図7

Description

本発明は、基板処理装置内のパーティクルの除去を行う技術分野に関する。
近年半導体デバイスにおいて、半導体パターンの微細化が進んでいる。そのため基板例えば半導体ウエハの置かれる雰囲気中のパーティクルサイズやパーティクルの個数の許容値が厳しくなっている。また近年ではパーティクル検査機の進歩により、微細な粒径の検出が可能となっており、例えば50nm程度のパーティクルの除去が求められている。そのため半導体製造装置では、装置の立ち上げ時やメンテナンスの終了後に装置内の部材に付着しているパーティクルや雰囲気に含まれるパーティクルを除去及び抑制するために、クリーニング作業を行っている。
このクリーニング作業では、まず半導体製造装置を開放しエンジニアが内部を拭き上げる、拭き上げ作業を行う。そして顧客による目視チェックの後、半導体製造装置を閉め、装置内の駆動機構を駆動させて内部のパーティクルを巻き上げながら、装置の内部に清浄なベアウエハを繰り返し搬送することにより、舞い上がったパーティクルをウエハに付着させて回収するエージング搬送作業が行われる。このエージング作業により、拭き上げ作業で捕集されていなかったパーティクルが、基板処理装置内に形成されるダウンフローに捕捉されて除去され、さらに拭き上げ作業では除去できないような微小なパーティクルや駆動部に入り込んだパーティクルが雰囲気中に舞い上がりベアウエハによって捕集される。そしてその後、検査用のベアウエハを搬送して、パーティクルチェックを行い、十分に清浄度が高まった後、製品ウエハの処理が開始される。しかしながらこのようなクリーニング作業は、工数が多く長い時間がかかる問題があり、結果として半導体製造装置の稼働率を低下させる一因となっている。
特許文献1には、エージング作業の際に表面に凹凸を設けたウエハを搬送し、基板搬送装置内におけるウエハの載置される載置部において、当該ウエハを載置台表面を擦るように移動させて、凹凸により載置台表面の異物を擦り取る技術が記載されている。しかしながら基板処理装置内の雰囲気中に舞い上がったパーティクルを効率よく捕集することはできず、本発明の課題を解決するものではない。
また特許文献2には、耐熱性樹脂からなるクリーニング層を設けたクリーニング部材が記載されているが、クリーニング部材による二次的な汚染を避けて稼働率の低下を防ぐ技術であり、本発明の課題を解決するものではない。
特開2009−141384号公報 特開2007−67781号公報
本発明はこのような事情の下になされたものであり、その目的は、基板処理装置内のパーティクルを効率よく除去して、クリーニング作業の時間を短縮する技術を提供することにある。
本発明の基板処理装置は、半導体製造用の基板が各々載置部に載置され、基板に対して処理を行う処理モジュールを含む複数のモジュールと、
前記基板を保持部材により保持して前記複数のモジュール間を搬送する基板搬送機構と、
前記保持部材に保持されるように構成された板状体と、この板状体に形成され、雰囲気を吸引するための吸引孔と、前記板状体に設けられた接続口と、前記吸引孔に吸引された気流を前記接続口から流出させるための流路と、を含むクリーニング用治具と、
前記クリーニング用治具を支持するための支持部に設けられ、前記接続口が接続される真空吸着用の吸着口と、を備えたことを特徴とする。
本発明のクリーニング用治具は、基板搬送機構に設けられた基板の保持部材に保持されるように構成された板状体と、
この板状体に形成され、雰囲気を吸引するための吸引孔と、
前記板状体に設けられ、当該板状体が載置される支持部に設けられた吸着口に接続される接続口と、
前記吸引孔に吸引された気流を前記接続口から流出させるための流路と、を備えたことを特徴とする。
本発明のパーティクルの除去方法は、半導体製造用の基板が各々載置部に載置され、基板に対して処理を行う処理モジュールを含む複数のモジュールを備えた基板処理装置内の雰囲気のパーティクルを除去する方法において、
基板搬送機構の保持部材に保持されるように構成された板状体と、この板状体に形成され、雰囲気を吸引するための吸引孔と、前記板状体に設けられた接続口と、前記吸引孔に吸引された気流を前記接続口から流出させるための流路と、を含むクリーニング用治具を用い、
前記基板処理装置内の支持部に設けられた真空吸着用の吸着口とクリーニング用治具の接続口との位置が互いに対応するように、当該クリーニング用治具を前記支持部に載置する工程と、
前記真空吸着用の吸着口、前記接続口及び前記流路を介して前記吸引孔から前記雰囲気を吸引する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明の記憶媒体は、半導体製造用の基板が各々載置部に載置され、基板に対して処理を行う処理モジュールを含む複数のモジュールと、前記基板を保持部材により保持して前記複数のモジュール間を搬送する基板搬送機構と、を備えた基板処理装置に用いられるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
コンピュータプログラムは、上述の基板処理装置のパーティクルの除去方法を実行するようにステップ群が組まれていることを特徴とする。
本発明は、基板処理装置内のパーティクルを除去するにあたって、吸引孔を有する板状体からなるクリーニング用治具を支持部に支持した状態で、支持部に設けられた吸着口にクリーニング用治具を接続して、吸引孔から周囲の雰囲気を吸引するようにしている。従って基板処理装置内において、パーティクルを能動的に捕集することができるためパーティクルの除去効率が上がり、クリーニング作業の時間を短くすることができる。
塗布、現像装置を示す斜視図である。 塗布、現像装置を示す縦断面図である。 塗布現像装置を示す平面図である。 搬送領域に設けられた搬送アームの構成を示す斜視図である。 搬送アーム及び保持爪の構成を示す斜視図である。 搬送アームの構成及び流路を示す平面図である。 クリーニング用治具の表面側及び裏面側を模式的に示す平面図である。 クリーニング用治具の内部の流路を模式的に示す平面図である。 クリーニング用治具の表面側及び裏面側における第1のグループの吸引孔の配置を示す平面図である。 クリーニング用治具の表面側及び裏面側における第2のグループの吸引孔の配置を示す平面図である。 クリーニング用治具の表面側及び裏面側における第3のグループの吸引孔の配置を示す平面図である。 塗布、現像装置におけるクリーニング治具の搬入からクリーニング終了までの工程を示すフロー図である。 搬送アームに支持されたクリーニング用治具を用いたクリーニング方法を説明する説明図である。 搬送アームに支持されたクリーニング用治具を用いたクリーニング方法を説明する説明図である。 クリーニング用治具を用いた温調モジュールのクリーニング方法を説明する説明図である。 クリーニング用治具を用いた加熱モジュールのクリーニング方法を説明する説明図である。 真空吸着用の吸着口の他の例を示す断面図である。
[第1の実施の形態]
本発明の基板処理装置を、塗布、現像装置に適用した実施形態について説明するが、まず塗布、現像装置の構成について図1〜図3を参照して説明する。この塗布、現像装置は、キャリアブロックB1と、処理ブロックB2と、インターフェイスブロックB3と、を直線状に接続して構成されている。インターフェイスブロックB3には、更に露光ステーションB4が接続されている。
キャリアブロックB1は、製品用の基板である例えば直径300mmのウエハWを複数枚収納する搬送容器であるキャリアC(例えばFOUP)から装置内に搬入出する役割を有し、キャリアCの載置ステージ91と、蓋部92と、蓋部92を介してキャリアCからウエハWを搬送するための搬送アーム93と、を備えている。
処理ブロックB2はウエハWに液処理を行うための第1〜第6の単位ブロックD1〜D6が下から順に積層されて構成され、各単位ブロックD1〜D6は、概ね同じ構成である。図1において各単位ブロックD1〜D6に付したアルファベット文字は、処理種別を表示しており、BCTは反射防止膜形成処理、COTはウエハWにレジストを供給してレジスト膜を形成するレジスト膜形成処理、DEVは現像処理を表している。
図3では、代表して単位ブロックD3の構成を示すと、単位ブロックD3には、キャリアブロックB1側からインターフェイスブロックB3へ向かう直線状の搬送領域R3を移動するメインアームA3と、塗布膜形成装置である液処理モジュール5(5a〜5e)を備えた塗布ユニット80と、ウエハWを加熱するための載置部である加熱プレートと、ウエハWを冷却するための冷却プレートを備えた加熱−冷却モジュール6(6a〜6f)を積層した棚ユニットU1〜U6と、を備えている。
搬送領域R3のキャリアブロックB1側には、互いに積層された複数のモジュールにより構成されている棚ユニットU7が設けられている。搬送アーム93とメインアームA3との間のウエハWの受け渡しは、棚ユニットU7の受け渡しモジュールTRSと搬送アーム94とを介して行なわれる。受け渡しモジュールTRSはウエハWを受け渡すための載置部である受け渡しステージを備えている。
インターフェイスブロックB3は、処理ブロックB2と露光ステーションB4との間でウエハWの受け渡しを行うためのものであり複数の処理モジュールが互いに積層された棚ユニットU8、U9、U10を備えている。なお図中95、96は夫々棚ユニットU8、U9間、棚ユニットU9、U10間でウエハWの受け渡しをするための搬送アームであり、図中97は、棚ユニットU10と露光ステーションB4との間でウエハWの受け渡しをするための搬送アームである。メインアームA1〜A6、搬送アーム93〜97は基板搬送機構に相当する。
棚ユニットU7、U8、U9、U10に設けられているモジュールの具体例を挙げると、単位ブロックD1〜D6との間でのウエハWを受け渡す際に用いられる既述の受け渡しモジュールTRS、ウエハWの温度調整を行う温調モジュールCPL、複数枚のウエハWを一時的に保管するバッファモジュールBU、ウエハWの表面を疎水化する疎水化処理モジュールADHなどがある。説明を簡単にするため、前記疎水化処理モジュールADH、温調モジュールCPL、バッファモジュールBUについての図示は省略してある。疎水化処理モジュールADH及び温調モジュールCPLにおいてウエハWを載置するステージは載置部に相当する。
塗布、現像装置の天井部には図2に示すようにFFU(Fan Filter Unit)99が設けられている。FFU99はキャリアブロックB1を構成する筐体内に清浄空気の下降流を形成し、ウエハWへのパーティクルなどの付着を抑えるために設けられている。他ブロックB2、B3においても雰囲気内に清浄気体の下降気流を形成する機構が設けられているが、説明は省略する。清浄気体としては、ULPA(Ultra Low Penetration Air)フィルタやHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタを通過させた、清浄空気あるいは窒素ガスなどの不活性ガスが挙げられる。
続いて搬送アームの構成について図3中に示した搬送領域R3に設けられた搬送アームA3を例に説明する。図4は搬送アームA3と、搬送アームA3により製品ウエハWが受け渡されるモジュール群の斜視図を示しており、図5は、搬送アームA3を示す。
搬送アームA3は、上下に重なるように設けられた2枚の保持部材(フォーク)2を備えている。2枚の保持部材2は夫々進退機構41を介して、基台42に設置されており、各保持部材2は、互いに独立して基台42に沿って進退する。基台42は回転機構43により、昇降台44に鉛直軸周りに回転自在に設置されており、昇降台44は、上下方向に伸びるフレーム45に囲まれるように設けられている。フレーム45の内部には、図示しない昇降機構が設けられており、昇降台44は、昇降機構によって、フレーム45に沿って(Z方向に)昇降する。
加熱−冷却モジュール6の下方に設けられた筐体60には、横方向(Y方向)に伸びるガイドレール46が設けられている。フレーム45は当該ガイドレール46に接続され、図示しない移動機構により、ガイドレール46に沿ってY方向に移動自在に構成されている。このように構成されることで、各保持部材2は、X、Y、Zの各方向に移動自在、かつ鉛直軸周りに回転自在に構成され、塗布ユニット80、加熱−冷却モジュール6、棚ユニットU7及び棚ユニットU8にアクセスして、ウエハWを受け渡すことができる。
次いで保持部材2の構成について説明する。保持部材2は、図5、図6に示すように概ねC字型に形成されたC字型部分40を備えると共にC字型部分40の内周側には、4本の第1〜第4の保持爪50(50A〜50D)が製品ウエハWの周縁下面を周方向に4箇所保持する位置に設けられている。これら第1〜第4の保持爪50A〜50Dは、図5に示すように、先端部の上面側にパッドにより構成された夫々第1〜第4の吸着口52A〜52Dが設けられ、第1〜第4の吸着口52A〜52Dには、図6に示すように第1〜第4の保持爪50A〜50Dの内部を伸びるガス流路55A〜55Dの一端側が開口している。ガス流路55A〜55Dの他端側は、第1〜第4の保持爪50A〜50Dの基端側にて外部に伸び出している。
第1〜第4の保持爪50A〜50Dの内、C字型部分40の基端側における図6を正面に見て右側の第1の保持爪50Aを除いた3本の第2〜第4の保持爪50B〜50Dに設けられた各ガス流路55B〜55Dは、C字型部分40の基部へと引き回された後、合流され、ガス吸引路54を介して、吸引機構である吸引ポンプ60に接続されている。また第2の保持爪50Bから伸びるガス流路55Bには、バルブ65が設けられ、第3の保持爪50Cから伸びるガス流路55Cには、バルブ66が設けられている。ガス吸引路54には、C字型部分40側から、圧力センサ61、バルブ62、パーティクルモニタ63、及び排気フィルタ64が設けられている。パーティクルモニタ63は、例えば高速赤外線センサを備えており、赤外線がガス吸引路54を横切った後、受光されるように構成されている。例えば直径20μm以上の大きさのパーティクルがガス吸引路54を流れ、赤外線を横切るように通過すると、受光する赤外線が遮断される。そしてこの遮断回数をカウントすることにより、パーティクルの数を計数する。
第1の保持爪50Aから伸びるガス流路55Aは、流量センサ71、バルブ67を介して、ガス流路55Aの接続先をガス吸引路54と、N(窒素)ガス供給路56の一端側との間で切り替える流路切替機構をなす三方弁72が設けられている。Nガス供給路56の他端側にはNガス供給源70が接続されており、Nガス供給路56には下流側からバルブ73とエアーフィルタ74とが設けられている。この実施の形態においては、第1の保持爪50A,ガス流路55A、ガス吸引路54、圧力センサ61、バルブ62、排気フィルタ64及び吸引ポンプ60は、ガス吸引機構を構成する。
図2及び図3に戻って、塗布、現像装置及び露光ステーションB4からなるシステムのウエハWの搬送経路の概略について簡単に説明する。ウエハWは、キャリアC→搬送アーム93→棚ユニットU7の受け渡しモジュールTRS→搬送アーム94→棚ユニットU7の受け渡しモジュールTRS→単位ブロックD1(D2)→単位ブロックD3(D4)→インターフェイスブロックB3→露光ステーションB4→インターフェイスブロックB3→単位ブロックD5(D6)→棚ユニットU7の受け渡しモジュールTRS→搬送アーム93→キャリアCの順で流れていく。
塗布、現像装置は、図3に示すように制御部90を備えている。制御部90は、プログラム格納部を有しており、プログラム格納部には、ウエハの搬送レシピ、各処理モジュールの処理レシピ及びクリーニング作業におけるシーケンスが実施されるように命令が組まれたプログラムが格納される。なおこの明細書では、搬送レシピ、処理などのレシピはプログラムとして扱うものとする。また制御部90はメモリを備えており、クリーニング作業におけるクリーニング用治具の搬送スケジュールが記憶されている。プログラムは、例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、ハードディスク、MO(光磁気ディスク)、メモリーカードなどの記憶媒体により格納されて制御部90にインストールされる。
続いて塗布、現像装置の内部のパーティクルを捕集するためのクリーニング用治具1について図7〜図11を参照しながら説明する。クリーニング用治具1は、例えば樹脂やセラミックなどにより、直径300mm、厚さ3〜5mmの円板状に形成された板状体10が用いられている。図7(a)、(b)は夫々クリーニング用治具1(板状体10)の一面側である表面側(クリーニング用治具1が保持部材2に保持されたときに上面側となる面)、裏面側(クリーニング用治具1が保持部材2に保持される側の面)を示す平面図である。図7に示すように板状体10には、その表面側及び裏面側を含む板面に第1のグループ〜第3のグループの吸引孔20〜22が形成されている。第1のグループ〜第3のグループの吸引孔20〜22は、各々例えば口径0.2mmの円形に開口するように穿設されているが、図中では、第1のグループ〜第3のグループの吸引孔20〜22を区別するため、第1のグループの吸引孔20を○、第2のグループの吸引孔21を△、第3のグループの吸引孔22を●により模式的に示している。
第1のグループの吸引孔20は、クリーニング用治具1の表面側において、クリーニング用治具1と同心円となる異なる3つの円周上に配置されており、第1のグループの吸引孔20は、クリーニング用治具1の中心に近い円周から順に、夫々2つ、3つ、6つずつ、周方向に等間隔に配置されている。第1のグループの吸引孔20はクリーニング用治具1を厚さ方向に貫通するように形成されており、クリーニング用治具1の裏面側にも、表面側と対応した位置に第1のグループの吸引孔20が形成されている。
第2のグループの吸引孔21はクリーニング用治具1の裏面側における、クリーニング用治具1の中心から最も遠い円周を除いた2つの円周上において、隣り合う第1のグループの吸引孔20の間の円弧を等分する位置に配置されている。また第3のグループの吸引孔22はクリーニング用治具1の表面側における、クリーニング用治具1の中心から最も遠い円周上において、隣り合う第1のグループの吸引孔20の間の円弧を等分する位置に配置されている。
クリーニング用治具1の裏面(基板搬送機構の保持部材に保持される側の面)には、保持部材2に設けられた第1〜第4の吸着口52A〜52Dのうちの第1〜第3の吸着口52A〜52Cの配置と対応するように、第1〜第3の接続口31〜33が設けられている。従ってこの例では、クリーニング用治具1を保持部材により保持すると、C字型部分40の後方寄りに設けられた第1及び第2の吸着口52A、52BとC字型部分40の前方寄りに設けられた片方の第3の吸着口52Cとが、クリーニング用治具1の第1〜第3の接続口31〜33と夫々重なり合うことになる。
図8を参照して、クリーニング用治具1の内部の流路について説明する。クリーニング用治具1の内部には、第1のグループの吸引孔20と第1の接続口31とが連通するように流路23が形成され、第2のグループの吸引孔21と第2の接続口32とが連通するように流路24が形成され、第3のグループの吸引孔22と第3の接続口33とが連通するように流路25が形成されている。即ち、第1〜第3のグループの吸引孔21〜23に各々開口する3系統の流路23〜25は、互に独立している。図8は、第1〜第3のグループの吸引孔21〜23、各流路23〜25及び第1〜第3の接続口31〜33の配置を模式的に示したものであり、板状体10の表面、内部、下面を透視して、各部位の水平方向のレイアウトだけを表現した図である。
以下の説明では、第1のグループの吸引孔20、第1の接続口31、両者を結ぶ流路23を第1の組、第2のグループの吸引孔21、第2の接続口32、両者を結ぶ流路24を第2の組、第3のグループの吸引孔22、第3の接続口33、両者を結ぶ流路25を第3の組と夫々呼ぶことにする。図8に示されているように、第1の組の流路23、第2の組の流路24及び第3の組の流路25の中の2つの流路が交差しているが、例えば板状体10を3枚の板状部材を重ね合わせて構成し、重ね合わせ部分に溝を形成して2つの流路をいわば2階建てとし、流路の交差部分は上下で交差するように構成することができる。
第1のグループの吸引孔20は、クリーニング用治具1の表面側及び裏面側において、全面に分散するように配置されているため、第1の接続口31にガス吸引機構を接続して吸引すると、図9(a),(b)に示すようにクリーニング用治具1の表面側及び裏面側において全面に亘って吸引される。また第2のグループの吸引孔21は、クリーニング用治具1の裏面側において、中央部に集中して設けられている。そのため、第2の接続口32にガス吸引機構を接続して吸引すると、図10(a),(b)に示すようにクリーニング用治具1の裏面側における中央部から吸引される。さらに第3のグループの吸引孔22は、クリーニング用治具1の表面側における周縁部に設けられているため、第3の接続口33にガス吸引機構を接続して吸引すると、図11(a),(b)に示すようにクリーニング用治具1の表面側における周縁部から吸引される。
次いで上述の、塗布、現像装置の立ち上げ時、あるいはメンテナンス終了後において、被処理基板である製品ウエハWの処理の開始前に行われる一連の前処理工程について説明する。まず塗布、現像装置のカバーを開放して内部の拭き上げや、エアブロー及びエアバキュームを行い、各処理モジュールにおける大きな汚れや付着物を取り除く、拭き上げ作業を行う。次いで塗布、現像装置のカバーを閉じFFU99及び図示しないフィルタユニットを駆動して、塗布、現像装置の内部に清浄気体のダウンフローを形成する。拭き上げ作業が終了した後、例えば目視により確認を行い十分に大きな汚れや付着物が除去されているかを確認する。
その後クリーニング用治具1を用いて塗布、現像装置内のパーティクルの除去を行う。クリーニング用治具1により、塗布、現像装置内の雰囲気中のパーティクルを除去する手法としては種々の手法があるが、そのうちの一つのフローを図12に例示すると共に、各ステップについて説明する。まずクリーニング用治具1を1枚収納したキャリアCを載置ステージ91に載置する。そして制御部90におけるモード選択部にてクリーニングモードを選択すると、クリーニング用のプログラム(ソフトウェア)が起動する。先ずキャリアC内のクリーニング用治具1が、搬送アーム92により取り出され(ステップS1)、例えば製品ウエハWと同様の経路で塗布、現像装置内を搬送されクリーニング作業を行う。
この時クリーニング処理を行っているクリーニング用治具1を支持した処理モジュールや基板搬送機構を除いた各処理モジュール内の駆動部や搬送アーム93〜97などの基板搬送機構などの各駆動部を一斉に連続動作させておく。これにより駆動部に付着しているパーティクルが雰囲気中に放出される。この時駆動部の動作速度は、製品ウエハWを搬送、処理するときの駆動部の動作速度より速くなるようにレシピが設定されたり、駆動部の動作が連続して所定回数繰り返されるようにレシピが設定される。製品ウエハWを搬送、処理するときよりも駆動部に対して、パーティクルを発生しやすい過酷な状況を事前に作り出し、パーティクルを雰囲気中に飛散させることで、クリーニング用治具1によりパーティクルが捕集しやすくなる。
続いて、クリーニング用治具1を用いた搬送領域R3や各処理モジュールの具体的なパーティクルの捕集方法について説明する。まず搬送アームA3に支持されたクリーニング用治具1によるパーティクルの捕集について説明する。例えば処理ブロックB2における搬送領域R3においては、搬送アームA3は棚ユニットU7の受け渡しモジュールTRSに載置されている。クリーニング用治具1を下方から掬い上げると、クリーニング用治具1に設けられた第1〜第3の接続口31〜33と、搬送アームA3側の第1〜第3の吸着口52A〜52Cとが重なり合い、第4の吸着口52Dがクリーニング用治具1の第1〜第3の吸引孔20〜22と外れた表面に位置する。この時バルブ62が「開」、バルブ65、66が「閉」の状態となっており、三方弁72はガス流路55AとNガス供給管56とが接続される位置に設定されている。従ってクリーニング用治具1は、第4の吸着口52Dから吸引されて搬送アームA3に吸着保持された状態となる。
その後、Nガス供給路56側のバルブ73及びガス流路55Aのバルブ67を開き、クリーニング用治具1にガス流路55Aを介して、Nガスが供給される。第1の接続口31から供給されるNガスは、図8に示したように第1の流路23を流れてクリーニング用治具1の表面及び裏面の全体に分散して配置された第1のグループの吸引孔20から吐出される(ステップS2)。なお、クリーニング用治具1内にNガスが流入するが、クリーニング用治具1は、第4の吸着口52Dにて吸着されているため、位置ずれをする虞がない。前述のように搬送領域R3においては、例えば搬送アームA3の駆動部を予め駆動して、パーティクル100を飛散させている。またNガスがクリーニング用治具1の表面側及び裏面側の全体から吐出され、吐出されたNガスにより搬送領域R3の底面に沈降しているパーティクル100が巻き上がり、雰囲気中に飛散する。
更にその後、ガス流路55Aのバルブ67を閉じると共に、三方弁72をガス吸引路54とガス流路55Aを接続するように切り替える。この時バルブ65、66は閉じられており、バルブ62を開くとするとガス流路55Aがガス吸引路54と接続されるため、クリーニング用治具1の表面及び裏面の全面に亘って、クリーニング用治具1の周囲の雰囲気が吸引される(ステップS3)。図13及び図14は、この様子を示している。そのためNガスにより巻き上げられたパーティクル100は、雰囲気と共にクリーニング用治具1の表面及び裏面の各面の概ね全体に分散して設けた第1のグループの吸引孔20から吸引される。そして吸引されたパーティクル100は、ガス吸引路54の下流側に設けたパーティクルモニタ63により、例えば単位流量あたりのパーティクル数が計数され、更に下流に設けられた排気フィルタ64により捕集されて除去される。
次いで、搬送アームA3に保持しているクリーニング用治具1を処理モジュール内に搬入して処理モジュール内の雰囲気の吸引を行うステップS4に移るが、その前に既述のパーティクルモニタ63にて計数した単位流量あたりのパーティクル数が予め設定した許容値内に収まっているか否かを判断してもよい。なおこの判断ステップは図12には記載されていない。そしてパーティクル数が予め設定した許容値内に収まっている場合には、ステップS4に移り、パーティクル数が予め設定した許容値内に収まっていない場合には、クリーニング用治具1を保持している搬送アームA3を再度、当該搬送アームA3が移動してきた経路を移動しながらエアーの吐出、雰囲気の吸引を行うようにしてもよい。
パーティクルの除去処理が行われる処理モジュールの例として、ウエハの温度調整を行うための温調モジュールと加熱モジュールとを挙げて説明する。温調モジュールは、例えばレジスト塗布前にウエハWの温度を温調プレート8により設定温度に調整するモジュールや加熱処理後にウエハWを冷却する冷却モジュールなどが含まれる。
温調モジュールは温調プレート8を備えている。温調プレート8は、その内部に、図示しない冷却配管が設けられており、例えば冷却水などの冷媒が通流されることにより、温調プレート8に載置されたウエハWが温調されるように構成されている。例えば温調モジュールにおいては、前述した搬送アームA3に保持したクリーニング用治具1により、温調モジュール内の雰囲気中のパーティクルの除去に加えて、温調プレート8に載置されたクリーニング用治具1を搬送アームA3で受け取った後、温調プレート8の表面のパーティクルの除去を行う。
図15に示すように搬送アームA3により、温調プレート8から、クリーニング用治具1を受け取ると、クリーニング用治具1に設けられた第1〜第3の接続口31〜33と、搬送アームA3側の第1〜第3の吸着口52A〜Cとが重なり合い、第4の吸着口52Dにより吸着されて保持される。そして、クリーニング用治具1をわずかに上昇させて、クリーニング用治具1の下面と温調プレート8の上面とが隙間を介して対向するように配置した後、バルブ65を開く。この時バルブ66、67は閉じている。すると吸着口52Bから吸引され、図15に示すようにクリーニング用治具1の裏面側の中心部付近に設けられた第2のグループの吸引孔21から吸引される。
従って図15に示すように雰囲気の空気がクリーニング用治具1と温調プレート8との隙間を温調プレート8の中心側に向かって流れて、クリーニング用治具1の中心部から吸引される気流が形成される。この気流により、温調プレート8の表面に付着しているパーティクル100が離脱し、クリーニング用治具1に吸引されて除去される。そして温調モジュールにおいても、パーティクルの吸引を行うと共にパーティクルの計数を行う。パーティクルの数は、パーティクルの吸引動作中に計数したパーティクル数に基づいて評価してもよく、あるいは、一定時間パーティクルの除去を行った後、吸引動作を継続しながらパーティクル数を測定し、その計数値に基づいて評価してもよい。
続いて加熱モジュールにおけるパーティクルの捕集方法の説明をする。加熱モジュールは、図16に示すようにウエハWが載置される載置部である載置ステージ7を備えている。載置ステージ7は内部に図示しないヒータが設けられた加熱板として構成されており、載置ステージ7に載置されたウエハWが加熱される。載置ステージ7の表面には、搬送アームA3との間でウエハWを受け渡すための図示しない昇降ピンが載置ステージの表面から突没するように設けられている。
ウエハWを例えば加熱モジュールのような載置ステージ7に載置するときに、ウエハWを載置する際に起こる気流によって、載置ステージ7上に付着していたパーティクル100が巻き上がり、ウエハWの周縁部に付着する場合がある。そこで前述した搬送アームA3に保持したクリーニング用治具1により、温調モジュール内の雰囲気中のパーティクルの除去に加えて、一旦クリーニング用治具1を載置ステージ7に載置した後、搬送アームA3により、クリーニング用治具1を受け取る。この時クリーニング用治具1は第1〜第3の吸着口52A〜52Cと、第1〜第3の接続口31〜33が接続され、第4の吸着口52Dにより吸着保持される。
その後バルブ66を開き第3の吸着口52Cから吸引を行う。この時バルブ65、67は閉じている。従ってクリーニング用治具1の表面側における周縁部に設けられた第3グループの吸引孔22から吸引されて、図16に示すようにクリーニング用治具1の表面側における周縁部付近を漂い、クリーニング用治具1の周縁部に付着しようとするパーティクル100は、第3のグループの吸引孔22から吸引される。そして同様にパーティクルの吸引を行うと共にパーティクルの計数を行う。パーティクルの数は、パーティクルの吸引動作中に計数したパーティクル数に基づいて評価してもよく、あるいは、一定時間パーティクルの除去を行った後、吸引動作を継続しながらパーティクル数を測定し、その計数値に基づいて評価してもよい。
そして各処理モジュールにて、パーティクルの捕集を行い、パーティクルの計数を行った後、ステップS5にて、計測されたパーティクル数が、処理モジュールにおける目標とする清浄度に到達しているか、例えば計測されたパーティクル数が第1の許容値以下であるか否かを判断する。ここで十分にパーティクルが除去されておらず、第1の許容値以下ではない場合には、ステップS6に進む。
ステップS6において、計測されたパーティクル数が多くはない場合、例えば第1の許容値を超えているが、第2の許容値(第1の許容値よりも大きい値である)以下である場合には、ステップS4に戻り、当該処理モジュールにおいて、パーティクルの吸引及びパーティクルの計数が繰り返される。計測されたパーティクル数が、第2の許容値を超えている場合には、ステップS7に進み、第1のグループの吸引孔20から、エアーを吹きだして、処理モジュール内のパーティクルの巻き上げを行い、パーティクルを吸引しやすくする。その後ステップS4に戻り、当該処理モジュールにおいて、パーティクルの捕集及びパーティクルの計数を行う。
そして、ステップS4〜ステップS7を繰り返し、ステップS4にて計測されたパーティクル数が第1の許容値以下となった後、即ち処理モジュールが目標とする清浄度に達した後、ステップS5を介してステップS8に進み、後続の処理モジュールに搬入されて、同様にパーティクルの除去が行われる。このようにすべての処理モジュールにて、パーティクルの捕集を繰り返し、すべての処理モジュールにてパーティクルの捕集を終えると、クリーニング用治具1は、キャリアCに戻される。そして製品ウエハWを収納したキャリアCを載置ステージ91に載置し、製品ウエハWの処理を開始する。
上述の実施の形態によれば塗布、現像装置内のパーティクル100を除去するにあたって、塗布、現像装置内でクリーニング用治具1を支持部、例えば基板搬送機構の保持部材やモジュールの載置部に支持した状態で、クリーニング用治具1の表面に設けた第1〜第3のグループの吸引孔20〜22の周囲の雰囲気を吸引するようにしている。従って塗布、現像装置内において、パーティクル100を能動的に吸引することができるためパーティクル100の除去効率が上がり、クリーニング作業の時間を短くすることができる。
さらにこのクリーニング用治具1を搬送して、塗布、現像装置内のパーティクル100の除去を行うにあたって、塗布、現像装置内のパーティクル100の密度のモニターを行い、パーティクルの数に従って、吸引時間を変更するようにしている。そのため、クリーニング作業の時間を短くすることができる。
また加熱−冷却モジュール6にて、クリーニング用治具1を用いてパーティクルの捕集を行う場合に、クリーニング用治具1をガスの吸引や吐出により空冷して、加熱−冷却モジュール6内に温度差を形成することができる。そのため熱泳動により、パーティクルが吸引されるためパーティクルの捕集効率が高くなる効果がある。さらに空冷されたクリーニング用治具1を加熱ステージに載置することにより、加熱ステージの降温時間を短縮することができる。そしてクリーニング用治具1が昇温した場合にも、ガスの供給あるいは吸引を行うことにより空冷することができるため、続く処理モジュールに速やかに搬送できるため、クリーニング作業の時間を短くすることができる利点がある。
[第2の実施形態]
本発明の第2の実施形態は、第1の実施形態において、パーティクルモニタ63にてパーティクルを計数することに代えて、パーティクルモニタ型ウエハを用いた例である。例えばウエハ型の基板に流路と通風機構を設け流路を通過するパーティクルを赤外線センサで計数する。そして例えばパーティクルの測定結果をリアルタイムでパーティクルモニタ型ウエハに設けたメモリにパーティクルの計数値の時系列データを格納する。
そして、例えば専用のキャリアCにより塗布、現像装置内にパーティクルモニタ型ウエハを搬入して搬送アームの搬送経路を搬送しながら、また処理モジュールに搬入された状態で、リアルタイムでパーティクルモニタ型ウエハに設けたメモリにパーティクルの計数値の時系列データを格納する。そして専用のキャリアCに戻った時に当該キャリアCに設けられているデータ読み取り部によりメモリ内のデータが読み取られて制御部90に送信され、制御部90にてデータが解析される。その解析の結果パーティクルの計数値が多い個所、例えば特定の処理モジュールや搬送経路の一部を割出し、その個所について再度クリーニング用治具1を例えばキャリアCから取り出して同様にして吸引作用を行う。あるいは吸引作用の前にエアーの吹き出しを行うようにしてもよい。なおメモリ内の時系列データについお手は、パーティクルモニタ型ウエハの搬入経路を予めきめておけば、経過時間とセンサの位置とが対応付けられることから上述のように解析することができる。
[第3の実施形態]
第1の実施形態では、搬送アームA3に対するクリーニング用治具1の向きは、当該搬送アームA3に保持されて吸引動作が行われるときには常に一定であったが、本発明の第3の実施形態は、搬送アームA3に対するクリーニング用治具1の向きが、使用する吸引孔のグループが異なると変わることになる例である。即ち、クリーニング用治具1の例えば3つの接続口31〜33の配置が搬送アームA3の4つの吸着口のうちの3つの吸着口52に対応していない例である。この場合には、クリーニング用治具1を保持したときには、一つの接続口と、既述の吸着口55Aのように吸引路とエア吐出路との切替えが可能な一つの吸着口とが重なり合うが、残りの2つの接続口は吸着口に重なり合わない。このような例においては、クリーニング用治具1を搬送アームA3に保持させて、第1のグループの吸引孔による吸引動作を終えて他のグループの吸引孔を活用する場合には、当該グループの吸引孔に対応する接続口が搬送アームA3の吸着口55Aと重なるように、当該クリーニング用治具1の向きを、回転ステージを有する位置合わせモジュールを用いて設定すればよい。
以下に本発明の変形例を列挙する。
例えば、処理モジュールの載置部に吸着口を設けパーティクル100の除去を行ってもよい。例えば図17に示すように載置ステージ7に、ウエハWに加熱処理を行う際にウエハWの反りを防ぐために周縁部を吸着する吸着口84を設け、この吸着口84と、クリーニング治具1の第3の接続口33と接続して、パーティクルの吸引を行うようにしても同様の効果が得られる。なお図17中の85はバルブ、86は三方弁、87は吸引機構、88はエアー供給部である。この場合には、クリーニング用治具1を支持する支持部として載置部である載置ステージ7が相当する。
またクリーニング用治具1の複数の組の各接続口31〜33に対応する各吸着口は、搬送アームA3の保持部材と例えば処理モジュールの載置部とに分散して設けられていてもよい。この場合には、例えば第1の接続口31と重なる吸着口が搬送アームA3に設けられ、第2の接続口32と重なる吸着口が載置部に設けられるといった構成となる。
さらに処理ブロック以外の、キャリアブロックB1やインターフェイスブロックB3の各アーム、あるいは、棚ユニットU7〜U10を上下する搬送アームにより、クリーニング用治具1を支持して、吸引を行うようにしてもよい。
さらにクリーニング用治具1に設ける吸引孔、流路、接続口の組は1組であってもよい。さらにクリーニング用治具1は、吸引孔からガスを吐出するように構成されていなくてもよい。
また本発明の基板処理装置は、塗布、現像装置に限らず、絶縁膜の前駆体を含む薬液を用いて成膜する装置、複数の洗浄モジュールを備えた基板洗浄装置などに適用してもよい。さらには、ウエハの検査を行うウエハプローバに用いてもよい。本願明細書においては、ウエハの検査についてもウエハの処理に含むものとする。
またクリーニング用治具1を用いて、塗布、現像装置内部のパーティクルの除去を行うにあたって、複数のクリーニング用治具1を塗布、現像装置に搬入して、行ってもよい。例えば25枚のクリーニング用治具をキャリアCに収納して載置ステージ91に載置する。そして搬送アーム92によりクリーニング用治具1を順に取出し、塗布、現像装置に搬入して、クリーニング用治具1を各々上述した工程に従って搬送して、各処理モジュール及び搬送領域におけるパーティクルの捕集を行うようにしてもよい。
またパーティクル計測部は、クリーニング用治具1に設けられていてもよい。
さらにクリーニング用治具に設けられる吸引孔及び接続口は、板状体10の板面に形成されていなくてもよく、例えば吸引用のノズルや接続用のコネクタを設けてもよい。
例えば1枚目に取り出されるクリーニング用治具1は、1枚目に処理が行われる製品ウエハWと同様の順序で搬送され、各処理モジュールに順次搬入されて、各処理モジュール内のパーティクルの捕集を行う。単位ブロックD3を例に説明すると、1枚目のクリーニング用治具1は例えば液処理モジュール5a、及び加熱−冷却モジュール6aに順に搬入されて各処理モジュールにおいてパーティクルの捕集を行う。
次いで2枚目のクリーニング用治具1は液処理モジュール5b及び加熱‐冷却モジュール6bに順に搬入されて、各処理モジュールにおいてパーティクルの捕集を行う。そして5枚目のクリーニング用治具1は液処理モジュール5a及び加熱‐冷却モジュール6eに順に搬入されて、各処理モジュールにてパーティクルの捕集を行う。このようにして塗布、現像装置内のすべての処理モジュールにクリーニング用治具1を搬入してパーティクルの除去を行う。このような場合には、複数のクリーニング用治具1により複数の処理モジュール内のパーティクルを同時に捕集し、モニターすることができるため、より効率よくパーティクルの捕集を行うことができる。
1 クリーニング用治具
5 液処理装置
6 加熱−冷却装置
7 載置ステージ
8 温調プレート
20 第1の吸引孔
21 第2の吸引孔
22 第3の吸引孔
31 第1の接続口
32 第2の接続口
33 第3の接続口
50A〜50D 保持爪
54 ガス吸引路
55A〜55D ガス流路
56 Nガス供給路
60 吸引ポンプ
63 パーティクルモニタ
70 Nガス供給源

Claims (22)

  1. 半導体製造用の基板が各々載置部に載置され、基板に対して処理を行う処理モジュールを含む複数のモジュールと、
    前記基板を保持部材により保持して前記複数のモジュール間を搬送する基板搬送機構と、
    前記保持部材に保持されるように構成された板状体と、この板状体に形成され、雰囲気を吸引するための吸引孔と、前記板状体に設けられた接続口と、前記吸引孔に吸引された気流を前記接続口から流出させるための流路と、を含むクリーニング用治具と、
    前記クリーニング用治具を支持するための支持部に設けられ、前記接続口が接続される真空吸着用の吸着口と、を備えたことを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記支持部は、前記基板搬送機構の保持部材であり、
    前記真空吸着用の吸着口は、前記基板を真空吸着するための吸着口であることを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
  3. 前記支持部は、前記モジュールの載置部を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の基板処理装置。
  4. 前記クリーニング用治具の前記吸引孔と流路と接続口との組が独立して複数組設けられ、各組の接続口は互いに板状体の板面に沿った方向において異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  5. 前記複数組に含まれる一の組の吸引孔及び他の組の吸引孔は板面の一方の面及び他方の面に夫々形成されていることを特徴とする請求項4に記載の基板処理装置。
  6. 前記支持部は、前記基板搬送機構の保持部材であり、
    前記保持部材には、前記基板を真空吸着するための吸着口を含み、各々前記クリーニング用治具の各組の接続口に対応した位置に複数の吸着口が設けられ、
    前記複数の吸着口の間で吸引機構に接続される吸着口を選択できるように構成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の基板処理装置。
  7. 前記複数の組の各接続口に対応する各吸着口は、複数の支持部に分散して設けられ、
    各支持部にクリーニング用治具を載置したときに、クリーニング用治具にて使用される前記吸引孔と流路と接続口との組が支持部間で異なることを特徴とする
    請求項4または5記載の基板処理装置。
  8. 前記吸着口に連通する吸引路にパーティクルを計測する計測部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  9. 前記支持部の吸着口の下流側の流路を、当該吸着口から吸引するための流路と、当該吸着口より気体を吐出するための流路との間で切替えるための機構を備えたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の基板処理装置。
  10. 基板搬送機構に設けられた基板の保持部材に保持されるように構成された板状体と、
    この板状体に形成され、雰囲気を吸引するための吸引孔と、
    前記板状体に設けられ、当該板状体が載置される支持部に設けられた吸着口に接続される接続口と、
    前記吸引孔に吸引された気流を前記接続口から流出させるための流路と、を備えたことを特徴とするクリーニング用治具。
  11. 前記吸引孔と流路と接続口との組が独立して複数組設けられ、各組の接続口は互いに板状体の板面に沿った方向において異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項10記載のクリーニング用治具。
  12. 前記複数組に含まれる一の組の吸引孔及び他の組の吸引孔は板面の一方の面及び他方の面に夫々形成されていることを特徴とする請求項11に記載のクリーニング用治具。
  13. 半導体製造用の基板が各々載置部に載置され、基板に対して処理を行う処理モジュールを含む複数のモジュールを備えた基板処理装置内の雰囲気のパーティクルを除去する方法において、
    基板搬送機構の保持部材に保持されるように構成された板状体と、この板状体に形成され、雰囲気を吸引するための吸引孔と、前記板状体に設けられた接続口と、前記吸引孔に吸引された気流を前記接続口から流出させるための流路と、を含むクリーニング用治具を用い、
    前記基板処理装置内の支持部に設けられた真空吸着用の吸着口とクリーニング用治具の接続口との位置が互いに対応するように、当該クリーニング用治具を前記支持部に載置する工程と、
    前記真空吸着用の吸着口、前記接続口及び前記流路を介して前記吸引孔から前記雰囲気を吸引する工程と、を含むことを特徴とする基板処理装置のパーティクルの除去方法。
  14. 前記支持部は、前記基板搬送機構の保持部材であり、
    前記真空吸着用の吸着口は、前記基板を真空吸着するための吸着口であることを特徴とする請求項13記載の基板処理装置のパーティクルの除去方法。
  15. 前記支持部は、前記モジュールの載置部を含むことを特徴とする請求項13または14記載の基板処理装置のパーティクルの除去方法。
  16. 前記クリーニング用治具の吸引孔と流路と接続口との組が独立して複数組設けられ、前記接続口は互いに板状体の板面に沿った方向において異なる位置に設けられ、
    前記基板搬送機構の保持部材には、前記基板を真空吸着するための吸着口を含み、各々前記クリーニング用治具の各組の接続口に対応した位置に複数の吸着口が設けられ、
    前記クリーニング用治具を前記基板搬送機構の保持部材に保持し、前記複数の吸着口の間で吸引機構に接続される吸着口を選択する工程を行うことを特徴とする請求項13ないし15のいずれか一項に記載の基板処理装置のパーティクルの除去方法。
  17. 前記クリーニング用治具の吸引孔と流路と接続口との組が独立して複数組設けられ、前記接続口は互いに板状体の板面に沿った方向において異なる位置に設けられ、
    複数の支持部の各吸着口に前記複数組の各々の接続口が順次接続されるように前記クリーニング用治具を前記複数の支持部に順次支持させる工程を行うことを特徴とする請求項13ないし15のいずれか一項に記載の基板処理装置のパーティクルの除去方法。
  18. 前記吸引孔から前記雰囲気を吸引する工程の後、前記吸着口に連通する吸引路に設けられたパーティクル計測部によりパーティクルを計測する工程を行うことを特徴とする請求項13ないし17のいずれか一項に記載の基板処理装置のパーティクルの除去方法。
  19. 前記吸引孔から前記雰囲気を吸引する工程の後、パーティクル計測部を備えた治具を前記基板搬送機構により搬送してパーティクルを計測する工程を行うことを特徴とする請求項13ないし17のいずれか一項に記載の基板処理装置のパーティクルの除去方法。
  20. 前記パーティクルを計測する工程を行った結果、計測値が許容値から外れていた時に、前記吸引孔から前記雰囲気を吸引する工程を再度行うことを特徴とする請求項18または19に記載の基板処理装置のパーティクルの除去方法。
  21. 前記支持部の吸着口の下流側の流路を、当該吸着口から吸引するための流路から当該吸着口から気体を吐出するための流路に切替え、当該吸着口、前記クリーニング用治具内の流路及び吸引孔を介して気体を前記クリーニング用治具の外部へ吐出する工程を含むことを特徴とする請求項13ないし20のいずれか一項に記載の基板処理装置のパーティクルの除去方法。
  22. 半導体製造用の基板が各々載置部に載置され、基板に対して処理を行う処理モジュールを含む複数のモジュールと、前記基板を保持部材により保持して前記複数のモジュール間を搬送する基板搬送機構と、を備えた基板処理装置に用いられるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
    コンピュータプログラムは、請求項13ないし21のいずれか一項に記載の基板処理装置のパーティクルの除去方法を実行するようにステップ群が組まれていることを特徴とする記憶媒体。
JP2014161590A 2014-08-07 2014-08-07 基板処理装置、クリーニング用治具、基板処理装置のパーティクルの除去方法及び記憶媒体 Active JP6135617B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014161590A JP6135617B2 (ja) 2014-08-07 2014-08-07 基板処理装置、クリーニング用治具、基板処理装置のパーティクルの除去方法及び記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014161590A JP6135617B2 (ja) 2014-08-07 2014-08-07 基板処理装置、クリーニング用治具、基板処理装置のパーティクルの除去方法及び記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016039250A true JP2016039250A (ja) 2016-03-22
JP6135617B2 JP6135617B2 (ja) 2017-05-31

Family

ID=55530095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014161590A Active JP6135617B2 (ja) 2014-08-07 2014-08-07 基板処理装置、クリーニング用治具、基板処理装置のパーティクルの除去方法及び記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6135617B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109935540A (zh) * 2019-03-12 2019-06-25 上海至纯洁净系统科技股份有限公司 一种具有加热功能的夹取器及湿法槽式清洗设备
CN110277339A (zh) * 2018-03-15 2019-09-24 昕芙旎雅有限公司 Efem以及efem的气体置换方法
US20210165319A1 (en) * 2019-12-03 2021-06-03 Canon Kabushiki Kaisha Conveyance apparatus, lithography apparatus, and article manufacturing method
JP7497150B2 (ja) 2019-12-03 2024-06-10 キヤノン株式会社 搬送装置、リソグラフィ装置及び物品の製造方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09283418A (ja) * 1996-04-09 1997-10-31 Canon Inc 半導体露光装置
JPH11224895A (ja) * 1997-12-04 1999-08-17 Sony Corp パーティクル除去用円板治具及びこれを用いたパーティクル管理方法
JP2004119488A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Tokyo Electron Ltd 真空吸着装置、基板搬送装置及び基板処理装置
JP2008277480A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Tokyo Electron Ltd 基板搬送処理方法及び基板搬送処理装置
JP2010153737A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Hitachi High-Technologies Corp 真空処理装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09283418A (ja) * 1996-04-09 1997-10-31 Canon Inc 半導体露光装置
JPH11224895A (ja) * 1997-12-04 1999-08-17 Sony Corp パーティクル除去用円板治具及びこれを用いたパーティクル管理方法
JP2004119488A (ja) * 2002-09-24 2004-04-15 Tokyo Electron Ltd 真空吸着装置、基板搬送装置及び基板処理装置
JP2008277480A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Tokyo Electron Ltd 基板搬送処理方法及び基板搬送処理装置
JP2010153737A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Hitachi High-Technologies Corp 真空処理装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110277339A (zh) * 2018-03-15 2019-09-24 昕芙旎雅有限公司 Efem以及efem的气体置换方法
CN110277339B (zh) * 2018-03-15 2023-11-28 昕芙旎雅有限公司 Efem以及efem的气体置换方法
CN109935540A (zh) * 2019-03-12 2019-06-25 上海至纯洁净系统科技股份有限公司 一种具有加热功能的夹取器及湿法槽式清洗设备
US20210165319A1 (en) * 2019-12-03 2021-06-03 Canon Kabushiki Kaisha Conveyance apparatus, lithography apparatus, and article manufacturing method
US11698584B2 (en) * 2019-12-03 2023-07-11 Canon Kabushiki Kaisha Conveyance apparatus, lithography apparatus, and article manufacturing method
JP7497150B2 (ja) 2019-12-03 2024-06-10 キヤノン株式会社 搬送装置、リソグラフィ装置及び物品の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6135617B2 (ja) 2017-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10283380B2 (en) Substrate processing apparatus
TWI613717B (zh) 基板處理系統、基板處理方法、程式及電腦記憶媒體
TWI512876B (zh) 剝離裝置、剝離系統、剝離方法及非暫態電腦可讀取之記憶媒體
JP2012151312A (ja) 基板反転装置、基板反転方法、剥離システム、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP4973893B2 (ja) 基板処理装置及び基板処理装置での整備方法
JP6061484B2 (ja) 基板洗浄装置およびそれを備えた基板処理装置
JP2013219328A (ja) 剥離装置、剥離システム、剥離方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP6135617B2 (ja) 基板処理装置、クリーニング用治具、基板処理装置のパーティクルの除去方法及び記憶媒体
JP5913053B2 (ja) 剥離装置、剥離システム、剥離方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP5314057B2 (ja) 剥離システム、剥離方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP4298238B2 (ja) 基板処理装置および基板処理システム
JP5830440B2 (ja) 剥離システム、剥離方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP4855142B2 (ja) 処理システム,搬送アームのクリーニング方法及び記録媒体
WO2012176629A1 (ja) 剥離システム、剥離方法、及びコンピュータ記憶媒体
JP5702263B2 (ja) 基板処理システム、基板搬送方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
TW201639019A (zh) 基板處理裝置及基板處理方法
TW202002143A (zh) 用於基板搬送系統的教導裝置及教導方法
TW202306003A (zh) 液處理裝置
KR101053992B1 (ko) 기판 처리 장치
KR102316618B1 (ko) 버퍼 유닛 및 이를 포함하는 기판 처리 장치
JP5717803B2 (ja) 剥離システム、剥離方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP3878441B2 (ja) 基板処理装置
JP2014003237A (ja) 剥離システム、剥離方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
CN209766371U (zh) 基板清洗装置
JP5552559B2 (ja) 剥離システム、剥離方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160701

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170323

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170410

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6135617

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250