JP2016038299A - 検知器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用時に作業者によって電源スイッチがONされずにセンサ部による外部環境の変化を検知する動作が行われていない状態で、作業者が作業を行うことを防止することができる検知器を提供する。【解決手段】未使用時にホルダ2に載置可能に構成され、使用時にホルダ2から取外される、検知器1であって、外部環境の変化を検知するセンサ部を備え、所定条件を満たしたときに、センサ部が外部環境の変化を検知する動作を開始する。【選択図】図1

Description

本発明は、検知器の技術に関する。
従来、外部環境の変化を検知するセンサ部を備える検知器に関する技術は公知となっている(特許文献1参照)。前記ガス検知器のセンサ部は、例えば、酸素センサ、COセンサ、メタンセンサ、または、都市ガスセンサ等のガスセンサで構成される。
また、前記検知器には、未使用時にホルダに載置可能に構成され、使用時にホルダから取外される構成のものがある。前記検知器は、ホルダに載置された状態で検知器の動作に要する電力が電池部に充電され、ホルダから取外されて作業者に装着された状態で使用される。
特開2001−250177号公報
しかしながら、前記検知器では、作業者によって電源スイッチがONされると、電池部からセンサ部に電力が供給されて、センサ部が外部環境の変化を検知する動作を開始する。
つまり、前記検知器では、電源スイッチがONされないと、電池部からセンサ部に電力が供給されず、センサ部が外部環境の変化を検知する動作が開始されない。
このため、前記検知器では、使用時に作業者によって電源スイッチがONされずにセンサ部による外部環境の変化を検知する動作が開始されていない状態で、作業者による作業が行われてしまう場合があるという問題があった。
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、使用時に作業者によって電源スイッチがONされずにセンサ部による外部環境の変化を検知する動作が行われていない状態で、作業者が作業を行うことを防止することができる検知器を提供することを課題とする。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、本願に開示する検知器においては、未使用時にホルダに載置可能に構成され、使用時に前記ホルダから取外される、検知器であって、外部環境の変化を検知するセンサ部を備え、所定条件を満たしたときに、前記センサ部が外部環境の変化を検知する動作を開始するものである。
本願に開示する検知器においては、前記所定条件は、前記検知器が作業者に装着されたこと、とされるものである。
本願に開示する検知器においては、前記所定条件は、さらに、前記検知器が前記ホルダから取外されてから所定時間経過したこと、とされるものである。
本願に開示する検知器においては、前記検知器が前記ホルダから取外されてから前記所定条件を満たすまで、前記所定条件を満たしたときにおける前記センサ部が外部環境の変化を検知する動作とは異なるパターンで、予備的に、前記センサ部が外部環境の変化を検知するものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、本発明によれば、使用時に作業者によって電源スイッチがONされずにセンサ部による外部環境の変化を検知する動作が行われていない状態で、作業者が作業を行うことを防止することができる。
本発明の実施形態に係る検知器とホルダとを示す斜視図。 同じく検知器を示す正面図。 同じく検知器を示す側面図。 同じく検知器を示すブロック図。 同じく検知器の動作を示すフロー図。 同じく検知器の動作を示すフロー図。 同じく検知器の動作を示すフロー図。 同じく検知器の動作を示すフロー図。
次に、図1から図8に記載の検知器1について説明する。
検知器1は、作業者に携帯された状態で、周辺大気中における所定の被検知ガスの検知を行う。
図1に示すように、検知器1は、ホルダ2に載置可能に構成される。検知器1は、ホルダ2に載置された状態で検知器1の動作に要する電力が充電される。検知器1は、未使用時にホルダ2に載置され、使用時にホルダ2から取外される。検知器1は、作業者に装着された状態で使用される。
図1から図4に示すように、検知器1は、制御部10と、センサ部11と、表示部12と、報知部13と、電源スイッチ14と、電源表示部15と、装着部16と、電池部17と、充電端子18と、を備える。
検知器1の制御部10は、検知器1(センサ部11、報知部13、電源スイッチ14、電源表示部15、装着部16、および、電池部17)の各種動作を制御する。制御部10は、時計部(例えばリアルタイムクロック)を備える。
検知器1のセンサ部11は、外部環境の変化を検知する。センサ部11は、電池部17から電力が供給されると外部環境の変化を検知する動作を開始し、電池部17からの電力の供給が停止されると外部環境の変化を検知する動作を停止する。センサ部11は、例えば、被検知ガス(被検知ガスの濃度)を検知するガスセンサであり、酸素センサ、COセンサ、または、都市ガスセンサ等で構成される。センサ部11では、例えば、公知の半導体式センサ素子や接触燃焼式センサ素子等が使用できる。
検知器1の表示部12は、センサ部11が検知した被検知ガスの種類および被検知ガスの濃度等の各種の情報を表示する。
検知器1の報知部13は、検知器1または作業環境等に関する各種の状態を作業者に報知するものであり、例えば、センサ部11が検知した被検知ガスの濃度が所定値以上であるときに、報知動作を行う。報知部13は、例えば、警報音または警報メッセージ等の音声、または、警報ランプによる光を発すること等によって報知動作を行う。
検知器1では、作業者によって電源スイッチ14がON(ON操作)されると、検知状態(通常検知状態)として電池部17からセンサ部11に電力が供給されて、センサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する。検知状態では、センサ部11は連続して外部環境の変化を検知する。作業者によって電源スイッチ14がOFF(OFF操作)され、また、検知器1がホルダ2に載置されると、停止状態として電池部17からの電源の供給が停止されて、センサ部11が外部環境の変化を検知する動作を停止する。
検知器1の電源表示部15は、電源スイッチ14がONまたはOFFされたことを作業者が認識できるように表示する。電源表示部15は、例えば電源ランプで構成され、電源スイッチ14がONされると点灯(連続点灯)し、電源スイッチ14がOFFされると消灯する。また、検知器1は、電源表示部15を備えずに、電源スイッチ14がONまたはOFFされたことを、表示部12に表示する構成とすることもできる。
検知器1の装着部16は、検知器1を作業者(作業者の衣類)に装着するためのものであり、検知器1の背部に配置される。装着部16は、クリップ状に構成されて、作業者の衣類を挟み込むようにして、検知器1が作業者に装着された状態を保持する。
検知器1の電池部17は、充電式電池(二次電池)であり、検知器1の動作に要する電力が蓄電される。
ホルダ2は、座部20と、電力供給端子21と、を備える。
座部20は、検知器1がホルダ2に載置されたときに嵌合するような凹状に形成される。
電力供給端子21は、検知器1がホルダ2に載置(ホルダ2の座部20に配置)された状態で、検知器1の充電端子18と当接するように座部20に配置される。
検知器1は、ホルダ2に載置されたときに検知器1の充電端子18とホルダ2の電力供給端子21とが接触した状態となり、検知器1の充電端子18およびホルダ2の電力供給端子21を介してホルダ2から電力が供給されて、検知器1の電池部17に電力に充電される。
検知器1は、ホルダ2から取外されたことを検知する。検知器1は、ホルダ2から取外されたときに、例えば、検知器1の充電端子18とホルダ2の電力供給端子21とが接触しなくなってホルダ2から電力が供給されなくなったことを制御部10が検知することによって、検知器1がホルダ2から取外されたことを検知する。また、検知器1は、ホルダ2から取外されたことを検知するスイッチまたはセンサ等を備えて構成することもできる。
なお、検知器1とホルダ2とは、検知器1がホルダ2に載置されたときに、各種の情報が送受信される構成とすることもできる。また、検知器1とホルダ2とは、電池部17を交換式の一次電池で構成し、検知器1をホルダ2に載置したときに、検知器1の電池部17に充電されない構成とすることもできる。
次に、検知器1におけるセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する一連の動作、すなわち検知器1がホルダ2から取外された後の動作について、図5から図8を用いて説明する。
図5に示すように、検知器1では、まず、電源スイッチ14がON操作されたか否かについて、制御部10が判断する(ステップS1)。
電源スイッチ14がON操作された、と制御部10が判断しない場合、ステップS2に移行する。
電源スイッチ14がON操作された、と制御部10が判断した場合、ステップS3に移行する。
次に、検知器1では、所定条件を満たすか否かについて、制御部10が判断する(ステップS2)。
所定条件を満たす、と制御部10が判断しない場合、ステップS1に移行する。
所定条件を満たす、と制御部10が判断した場合、ステップS3に移行する。
次に、検知器1では、検知状態として、センサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する(ステップS3)。
このとき、制御部10からの指示(指示信号)によって、電源表示部15が点灯し、電池部17から電力が供給されてセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する。
このようにして、検知器1では、センサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する。
以上のように、所定条件を満たしたときにセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する、検知器1では、使用時に作業者によって電源スイッチ14がONされなくても、所定条件を満たしたときにセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する。
したがって、検知器1によれば、使用時に作業者によって電源スイッチ14がONされずにセンサ部11による外部環境の変化を検知する動作が行われていない状態で、作業者が作業を行うことを防止することができる。またこのため、検知器1によれば、例えば、人体に有害なガス等が発生し得る環境下での使用者の安全性を高めることができる。
検知器1は、ステップS1において電源スイッチ14がON操作されても検知状態とならない(センサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始しない)ように、または、ステップS2において所定条件を満たすと制御部10が判断しても検知状態とならないように、スイッチ等の操作具で予め設定することもできる。
前記電源スイッチ14がON操作されても検知状態とならないように設定されているとき、検知器1におけるセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する一連の動作は、ステップS2から始められる。
検知器1では、ステップS3において、報知部13による報知動作を所定時間行った後に、センサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する構成とすることもできる。
このとき、報知部13は、時間の経過とともに、発する報知音(音声または警報音)が次第に大きくなるように構成することもできる。また、報知部13は、時間の経過とともに、短音から長音(例えば「ピピピ」から「ピーピーピー」)、または、長音から短音のように、発する報知音のパターンが変更される構成とすることもできる。
報知部13による報知動作中に電源スイッチ14がON操作されると、報知部13による報知が中止されて、センサ部11が外部環境の変化を検知する動作を直ちに開始する。
以上のように、報知部13による報知動作を所定時間行った後に、センサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する、検知器1では、作業者によって電源スイッチ14がONされず、所定条件を満たしてセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する前に、報知部13による報知動作が行われる。
したがって、検知器1によれば、使用時に作業者によって電源スイッチ14がONされずにセンサ部11による外部環境の変化を検知する動作が行われていない状態で、作業者が作業を行うことを確実に防止することができる。
また、検知器1では、所定条件を、検知器1が作業者に装着されたこと、とすることができる。
このとき、作業者の衣類を挟み込むときに行われる装着部16が広げられる動作を制御部10が検知することによって、検知器1が作業者に装着されたことが検知される構成とすることができる。
またこのとき、加速度センサまたはモーションセンサ等の傾きを検知するものを備え、検知器1がホルダ2から取外されて(持出されて)傾いたことや、装着時における検知器1の傾き等を加速度センサ等が検知することによって、検知器1が作業者に装着されたことが検知される構成とすることもできる。
またこのとき、フォトセンサ(光センサ)等の光の明暗を検知するものを備え、検知器1が例えばポケットや袋物等に収納されて検知器1の周囲が暗い状態となったことをフォトセンサが検知することによって、検知器1が作業者に装着されたことが検知される構成とすることもできる。
ここで、「作業者に装着」とは、作業者の衣服、ベルト、帽子、または、ヘルメット等に検知器1が直接装着されることの他に、作業者の衣服のポケットに検知器1が収納されること、作業者が身に着けている鞄等の袋物やケース等に検知器1が収納されること、または、検知器1が作業者に持たれた状態が継続すること等についても含む。
以上のように、所定条件は検知器1が作業者に装着されたこととされる、検知器1では、使用時に作業者によって電源スイッチ14がONされなくても、検知器1が作業者に装着されたときにセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する。
したがって、検知器1によれば、使用時に作業者によって電源スイッチ14がONされずにセンサ部11による外部環境の変化を検知する動作が行われていない状態で、作業者が作業を行うことを確実に防止することができる。
また、検知器1によれば、検知器1が作業者に装着されたときにセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始することから、検知器1がホルダ2から取外されてから検知器1が使用されるまで(検知器1が装着されるまで)に、無駄な電力消費を抑制することができる。
また、検知器1では、所定条件を、検知器1がホルダ2から取外されてから所定時間を経過したこと、とすることができる。
このとき、検知器1では、検知器1がホルダ2から取外されたことを制御部10が検知した後、予め設定される所定時間を経過したと制御部10が判断することによって、検知器1がホルダ2から取外されてから所定時間を経過したことが検知される。
検知器1は、所定時間を、検知器1がホルダ2から取外されてから、例えば、10分後または30分後等のように、任意の時間に予め設定することができるように構成される。
以上のように、所定条件は検知器1がホルダ2から取外されてから所定時間を経過したこととされる、検知器1では、使用時に作業者によって電源スイッチ14がONされなくても、検知器1がホルダ2から取外されてから所定時間を経過したときにセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する。
したがって、検知器1によれば、使用時に作業者によって電源スイッチ14がONされずにセンサ部11による外部環境の変化を検知する動作が行われていない状態で、作業者が作業を行うことを確実に防止することができる。
また、検知器1によれば、検知器1がホルダ2から取外されてから所定時間を経過したときにセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始することから、検知器1がホルダ2から取外されてから検知器1が使用されるまで(所定時間が経過するまで)に、無駄な電力消費を抑制することができる。
また、検知器1では、所定条件を、検知時間になったこと、とすることができる。
このとき、検知器1では、予め設定される検知時間になったと制御部10が判断することによって、検知時間になったことが検知される。
検知器1は、検知時間を、例えば、作業開始時間に合わせて、月曜日から金曜日のAM8:30または毎日PM13:00等のように、任意の時間に予め設定することができるように構成される。
以上のように、所定条件が検知時間になったこととされる、検知器1では、使用時(例えば、作業開始時間)に作業者によって電源スイッチ14がONされなくても、検知時間になったときにセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する。
したがって、検知器1によれば、使用時に作業者によって電源スイッチ14がONされずにセンサ部11による外部環境の変化を検知する動作が行われていない状態で、作業者が作業を行うことを確実に防止することができる。また、検知器1によれば、検知時間になったときにセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始することから、例えば、作業開始時間が定まっている場合において、検知時間を作業開始時間に設定することにより、好適に用いることができる。
検知器1は、ホルダ2に載置されている状態で検知時間になった場合には、検知状態とならないように、スイッチ等の操作具で予め設定することもできる。このようにすることによって、必要なとき(ホルダ2に載置されていないとき)のみに検知状態とすることができ、無駄な電力消費を抑制することができる。
検知器1では、所定条件を、前述した具体例のような複数個の条件を組合わせて、複数個の条件のうちいずれか一つの条件を満たすこと、または、複数個の条件を満たすこと、とすることもできる。
所定条件を複数個の条件を組合わされたものとする場合の、ステップS2における一連の動作について、以下に説明する。
図6に示すように、検知器1では、まず、検知器1が作業者に装着されたか否かについて、制御部10が判断する(ステップS21)。
検知器1が作業者に装着された、と制御部10が判断しない場合、ステップS22に移行する。
検知器1が作業者に装着された、と制御部10が判断した場合、ステップS3に移行する。
次に、検知器1がホルダ2から取外されてから所定時間経過したか否かについて、制御部10が判断する(ステップS22)。
検知器1がホルダ2から取外されてから所定時間経過した、と制御部10が判断しない場合、ステップS21に移行する。
検知器1がホルダ2から取外されてから所定時間経過した、と制御部10が判断した場合、ステップS3に移行する。
また、図7に示すように、検知器1では、ステップS22において検知器1がホルダ2から取外されてから所定時間経過したと制御部10が判断しない場合、ステップS23に移行し、検知時間になったか否かについて、制御部10が判断する(ステップS23)こともできる。
検知時間になった、と制御部10が判断しない場合、ステップS21に移行する。
検知時間になった、と制御部10が判断した場合、ステップS3に移行する。
以上のように、所定条件が複数個の条件が組合わされるものとされる、検知器1では、使用時に作業者によって電源スイッチ14がONされなくても、種々の状況に応じてセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する。
また以上のように、所定条件は、検知器1が作業者に装着されたこと、および、検知器1がホルダ2から取外されてから所定時間経過したこと、を少なくとも含むとされる、検知器1では、使用時に作業者によって電源スイッチ14がONされなくても、検知器1が作業者に装着されたとき、または、検知器1がホルダ2から取外されてから所定時間を経過したときに、センサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する。また以上のように、所定条件は、検知器1が作業者に装着されたこと、検知器1がホルダ2から取外されてから所定時間経過したこと、および、検知時間になったこと、を少なくとも含むとされる、検知器1では、使用時に作業者によって電源スイッチ14がONされなくても、検知器1が作業者に装着されたとき、検知器1がホルダ2から取外されてから所定時間を経過したとき、または、検知時間になったときに、センサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する。
したがって、検知器1によれば、使用時に作業者によって電源スイッチ14がONされずにセンサ部11による外部環境の変化を検知する動作が行われていない状態で、作業者が作業を行うことを確実に防止することができる。
検知器1は、ステップS21において検知器1が作業者に装着されたと制御部10が判断しても検知状態とならない(センサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始しない)ように、ステップS22において検知器1がホルダ2から取外されてから所定時間経過したと制御部10が判断しても検知状態とならないように、または、ステップS23において検知時間になったと制御部10が判断しても検知状態とならないように、スイッチ等の操作具で予め設定することもできる。
図8に示すように、検知器1では、ステップS2において所定条件を満たすと制御部10が判断しない場合(所定条件を満たしていないとき)、ステップS4に移行し、予備検知状態とする(ステップS4)こともできる。予備検知状態では、所定条件を満たしたときにおけるセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作(通常検知状態におけるセンサ部11の連続して外部環境を検知する動作)とは異なるパターンで、予備的に、センサ部11が外部環境の変化を検知する。ここで、「予備的にセンサ部11が外部環境の変化を検知する」とは、検知器1がホルダ2から取外されてから所定条件を満たすまで、所定条件を満たしたときにおけるセンサ部11の動作と比べて消費電力が少なるように、センサ11が外部環境の変化を検知することを示す。予備検知状態では、所定条件を満たしたときにおけるセンサ部11の動作と比べて費電力が少なるように、センサ部11は、所定時間、間欠的または断続的に外部環境の変化を検知する。予備検知状態では、例えば、検知器1がホルダ2から取外されてから5分経過後にセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する。そして、検知器1がホルダ2から取外されてから電源スイッチ14がONされるまでまたは所定条件を満たすまで、前記センサ部11が外部環境の変化を検知する動作を10分間継続し、その後、センサ部11が外部環境の変化を検知する動作を5分間停止することを、所定時間繰返し行う。
予備検知状態とした後、ステップS1に移行する。
検知器1では、予備検知状態において、例えば、検知器1がホルダ2から取外された直後に、センサ部11が間欠的または断続的にセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始する構成とすることもできる。また、検知器1では、予備検知状態中に(センサ部11が間欠的または断続的に外部環境の変化を検知しているときに)、センサ部11が検知した被検知ガスの濃度が所定値以上である場合、電源スイッチ14がONされた場合、または、所定条件を満たす場合、にステップ3に移行する構成とすることもできる。
以上のように、検知器1がホルダ2から取外されてから所定条件を満たすまで、所定条件を満たしたときにおけるセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作とは異なるパターンで、予備的に、センサ部11が外部環境の変化を検知する(予備検知状態とされる)、検知器1では、検知器1がホルダ2から取外されてから、作業者によって電源スイッチ14がONされず、且つ、所定条件を満たしていないときでも、予備検知状態としてセンサ部11による外部環境の変化を検知する動作が行われる。
したがって、検知器1によれば、所定の条件を満たしていないときでも、作業者が作業を行っている状態で、センサ部11による外部環境の変化の検知を予備的に行うことができる。
検知器1では、予備検知状態において、制御部10からの指示によって、電池部17からセンサ部11への電力の供給と停止とが間欠的または断続的に行われる。予備検知状態においては、制御部10からの指示によって電池部17から電力が供給されてセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を開始することと、制御部10からの指示によって電池部17からの電力の供給が停止されてセンサ部11が外部環境の変化を検知する動作を停止することとが、間欠的または断続的に行われる。
以上のように、予備検知状態において電池部17からセンサ部11への電力の供給と停止とが間欠的または断続的に行われる、検知器1では、センサ部11への電力の供給と停止とが間欠的または断続的に行われて、センサ部11が間欠的または断続的に外部環境の変化を検知する。
したがって、検知器1によれば、検知状態となるまで(所定条件を満たすまで、または、電源スイッチ14がONされるまで)、無駄な電力消費を抑制しつつセンサ部11による外部環境の変化の検知を予備的に行うことができる。またこのため、検知器1によれば、ホルダ2から取外されてから検知状態となるまでについても、例えば、人体に有害なガス等が発生し得る環境下での使用者の安全性を高めることができる。
検知器1では、予備検知状態において、検知状態と異なるパターンで電源表示部15が点灯する構成とされる。
例えば、予備検知状態においては、電源表示部15が点灯しない(消灯した状態が継続する)構成、または、電源スイッチ14がONされたときに電源表示部15が点滅点灯する構成とされる。
以上のように、予備検知状態において検知状態と異なるパターンで電源表示部15が点灯する、検知器1では、予備検知状態において、作業者が電源表示部15を見たときに、電源スイッチ14がONされている、または、所定条件を満たしている、と誤って作業者に認識されることを防止することができる。
検知器1では、予備検知状態において、報知部13による報知動作(予備検知状態であることを知らせる報知動作)が行われる構成とすることもできる。
このとき、報知部13は、所定間隔毎(例えば、1分毎)に、報知動作を行う構成とすることもできる。また、報知部13は、時間の経過とともに、発する報知音(音声または警報音)が次第に大きくなるように構成することもできる。また、報知部13は、時間の経過とともに、短音から長音、または、長音から短音のように、発する報知音のパターンが変更される構成とすることもできる。
以上のように、予備検知状態において報知部13による報知動作が行われる、検知器1では、予備検知状態においてセンサ部11が動作していることを作業者が認識したときに、電源スイッチ14がONされている、または、所定条件を満たしている、と誤って作業者に認識されることを防止することができる。
検知器1は、ステップS2において所定条件を満たすと制御部10が判断しても、予備検知状態とならない(センサ部11が間欠的または断続的に外部環境の変化を検知する動作を開始しない)ように、スイッチ等の操作具で予め設定することもできる。
このとき、ステップS2において所定条件を満たすと制御部10が判断した場合、ステップS1に移行する(図1参照)。
1 検知器
2 ホルダ
10 制御部
11 センサ部
12 表示部
13 報知部
14 電源スイッチ
15 電源表示部
16 装着部
17 電池部
18 充電端子
20 座部
21 電力供給端子

Claims (4)

  1. 未使用時にホルダに載置可能に構成され、使用時に前記ホルダから取外される、検知器であって、
    外部環境の変化を検知するセンサ部を備え、
    所定条件を満たしたときに、前記センサ部が外部環境の変化を検知する動作を開始する、
    検知器。
  2. 前記所定条件は、前記検知器が作業者に装着されたこと、とされる、
    請求項1に記載の検知器。
  3. 前記所定条件は、さらに、前記検知器が前記ホルダから取外されてから所定時間経過したこと、とされる、
    請求項2に記載の検知器。
  4. 前記検知器が前記ホルダから取外されてから前記所定条件を満たすまで、前記所定条件を満たしたときにおける前記センサ部が外部環境の変化を検知する動作とは異なるパターンで、予備的に、前記センサ部が外部環境の変化を検知する、
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の検知器。
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