JP2016038170A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来と同様にドレン水の飛散を抑制し、従来よりも筐体の省サイズ化可能又は同一の筐体サイズで室内熱交換器の拡大による性能向上が可能で且つ作業性の良い空気調和機の室内機を得る。【解決手段】内外接続線16によって室外機と接続される空気調和機の室内機100であって、筐体1と、筐体1の内部に設けられた室内熱交換器2と、室内熱交換器2の側端の少なくとも一部を覆うドレンカバー10と、ドレンカバー10よりも筐体1の前面側に、内外接続線16が接続される端子台ユニット15とを備え、ドレンカバー10は、内外接続線16を端子台ユニット15に接続するように案内する配線ガイド10aを有する。【選択図】図10

Description

本発明は、空気調和機の室内機に関する。
従来から、室内熱交換器の両側端のうち室外機と接続する側の一側端の外側に露出する配管部と、室外機に接続される接続配管部とにおいて発生するドレン水を回収する構造を有する空気調和装置(室内機)が知られている。このような空気調和装置として、例えば従来、筐体と、この筐体に固定される熱交換器(室内熱交換器)と、この熱交換器の右側端部の熱交換器配管群よりも右側に設けられる電磁弁と、この電磁弁の右側に設けられる電気品ユニットと、この電磁弁の正面側に設けられるドレンカバーと、ドレンカバーの下方に設けられるドレンパンとを備えたものがあった(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のドレンカバーは、筐体の内部において発生し筐体の前面側へ飛散するドレン水を受け、受けたドレン水をドレンパンに案内するように機能する。
特開2001−90986号公報(第3頁、第4頁、図2、図3)
しかしながら、特許文献1に記載の空気調和装置のドレンカバーは、ドレン水の飛散を抑制するために、室内熱交換器の能力帯によって変わる多種な配管に関わらず取付可能(共有可能)にする必要がある。すなわち、室内熱交換器の能力帯の大きな配管に合わせてドレンカバーの形状を決定する必要がある。
ここで、室内熱交換器の能力帯の大きな配管に合わせてドレンカバーを大きくすると、内外接続線や室内機ユニット内のリード線の取り回しスペースが減少したり、リード線の取り回し作業が困難になるという課題があった。また、室内熱交換器の能力帯の大きな配管に合わせてドレンカバーを大きくすると、筐体(室内機)が大きくなるという課題があった。
本発明は、上述のような課題を背景としてなされたものであり、従来と同様にドレン水の飛散を抑制し、従来よりも筐体の省サイズ化可能又は同一の筐体サイズで室内熱交換器の拡大による性能向上が可能で且つ作業性の良い空気調和機の室内機を得ることを目的とする。
本発明に係る空気調和機の室内機は、内外接続線によって室外機と接続される空気調和機の室内機であって、筐体と、前記筐体の内部に設けられた室内熱交換器と、前記室内熱交換器の側端の少なくとも一部を覆うドレンカバーと、前記ドレンカバーよりも前記筐体の前面側に、前記内外接続線が接続される端子台ユニットとを備え、前記ドレンカバーは、前記内外接続線を前記端子台ユニットに接続するように案内する配線ガイドを有するものである。
本発明によれば、ドレン水の飛散を抑制するドレンカバーの前方に端子台ユニットを設けているため、従来と同様にドレン水の飛散を抑制し、従来よりも筐体の省サイズ化可能又は同一の筐体サイズで室内熱交換器の拡大による性能向上が可能な空気調和機の室内機を得ることができる。また、本発明によれば、内外接続線を端子台ユニットに接続するように案内する配線ガイドを設けているため、従来よりも作業性が良くなる。
本発明の実施の形態1に係る室内機100全体の斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る室内機100全体の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る室内機100全体の縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る室内機100の室内熱交換器2及び接続パイプ9を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る室内機100のドレンカバー10の全体斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る室内機100の配線カバー11の全体斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る室内機100のドレンカバー10を室内熱交換器2に組み付けた状態の全体斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る室内機100のドレンカバー10、配線カバー11、及び端子台ユニット15を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る室内機100の配線カバー11をドレンカバー10に取り付けた状態を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る室内機100の配線カバー11及び端子台ユニット15をドレンカバー10に取り付けた状態を示す図である。 図10において内外接続線16を配線した状態を示す図で、配線カバー11を半透明にして内部が見えるようにした図である。 図10において内外接続線16を配線した状態を示す図である。 図7において端子台ユニット15を取り付けて内外接続線16を配線して半透明の側面意匠パネル1bを合わせた(組み付けた)状態を示す図である。 図12において半透明の側面意匠パネル1bを合わせた(組み付けた)状態を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る室内機100の室内熱交換器2の前方に電気品箱4を合わせた(組み付けた)状態を示す図である。
以下、本発明における空気調和機の室内機100について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一又はこれに相当するものであり、このことは明細書の全文において共通することとする。さらに、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、これらの記載に限定されるものではない。
図1は本発明の実施の形態1に係る室内機100全体の斜視図である。図2は本発明の実施の形態1に係る室内機100全体の分解斜視図である。図3は本発明の実施の形態1に係る室内機100全体の縦断面図である。
図1に示されるように、室内機100は、例えば、空調対象空間(例えば室内)の壁面に据え付けられる壁掛け型の室内機である。室内機100の外郭は筐体1で構成されている。筐体1の内部には、室内機100を構成する各種部品が設けられる。
なお、以後の説明において「筐体1の前面側」とは、室内機100が取り付けられる取付面とは反対側の方向を指すものとする。また、以後の説明において「筐体1の背面側」とは、室内機100が取り付けられる取付面の方向を指すものとする。
図2に示されるように、室内機100は、背面意匠パネル1aと、側面意匠パネル1bと、前面意匠パネル1cと、室内熱交換器2と、送風ファン3と、電気品箱4と、ドレンパン5と、フィルタユニット6とを備える。
背面意匠パネル1aは、筐体1の背面を構成する部材である。側面意匠パネル1bは、筐体1の側面及び底面を構成する部材であり、例えばネジを用いて背面意匠パネル1aに固定される。側面意匠パネル1bは、筐体1の前面の一部、筐体1の底面、及び筐体1の側面を構成する部材である。なお、側面意匠パネル1bは、一体として構成されていてもよいし、分割して構成されていてもよい。前面意匠パネル1cは、筐体1の前面を構成する部材であり、例えば連結構造を用いて側面意匠パネル1bに固定される。前面意匠パネル1cは、開閉自在であり、取り外し可能に構成されている。
図3に示されるように、筐体1の上部には吸入口1Aが設けられる。吸入口1Aは、室内機100の外部の空気を室内機100の内部に導くための開口である。筐体1の下部には吹出口1Bが設けられる。吹出口1Bは、筐体1の内部の空気を筐体1の外部に導くための開口である。
室内熱交換器2は、暖房運転時において凝縮器として機能し、冷房運転時において蒸発器として機能する熱交換器であり、筐体1の内部に設けられている。送風ファン3は、吸入口1A及び吹出口1B並びに室内熱交換器2を通る空気流を生成するための送風手段であり、筐体1の内部に設けられている。電気品箱4は、室内機100の運転を行うために必要な各種電気品を収納する部材であり、筐体1の内部に設けられている。
ドレンパン5は、例えば、室内機100の運転中に生じるドレン水を受ける部材である。ドレンパン5は、筐体1の側面視において、室内熱交換器2よりも下方に設けられている。フィルタユニット6は、空調対象空間の塵埃を回収するフィルタを有している。
上下風向調整板8は、回動自在に構成される部材であり、筐体1の内部から外部に排出される空気の上下の風向を調整するものである。接続パイプ9は、例えば、室内機100と室外機(図示省略)とを接続する管であり、例えば中空形状である。接続パイプ9は、室内機100の内部で発生したドレンを室外機側へ流す管を有し、筐体1の背面側下部に設けられている。
以下に、空気調和機の室内機100の運転について説明する。
送風ファン3が回転されると、空気は、吸入口1Aを通過して筐体1の内部に流入し、室内熱交換器2において熱交換する。暖房運転時においては、室内熱交換器2は凝縮器として機能するため、室内熱交換器2において熱交換された空気は暖気となり、吹出口1Bを通って室内へ送出される。冷房運転時においては、室内熱交換器2は蒸発器として機能するため、室内熱交換器2において熱交換された空気は冷気となり、吹出口1Bを通って室内へ送出される。なお、室内熱交換器2において熱交換された空気が吹出口1Bから吹き出される吹出方向は、上下風向調整板8によって調整される。
図4は本発明の実施の形態1に係る室内機100の室内熱交換器2及び接続パイプ9を示す図である。図4に示されるように、室内熱交換器2の右側端には領域Aが位置している。ここで領域Aとは、例えば、室内熱交換器2から突出した配管類が設けられる領域、接続パイプ9のうち室内機100側の接続部が設けられる領域、及び電磁弁が設けられる領域である。すなわち、領域Aはドレン水が発生しやすい領域である。このようにドレン水が発生しやすい領域にドレンカバー10(後述する)が設けられる。
なお、「室内熱交換器2の右側端」とは、図4の紙面右側に位置する室内熱交換器2の側端を指すものとする。また、「室内熱交換器2の左側端」とは、図4の紙面左側に位置する室内熱交換器2の側端を指すものとする。
また、図4においては、室内熱交換器2の右側端を領域Aであると仮定して説明したが、これに限定されない。例えば、室内熱交換器2の左側端を領域Aとしてもよい。この場合には、室内熱交換器2の左側端にドレンカバー10が設けられることになる。
図5は本発明の実施の形態1に係る室内機100のドレンカバー10の全体斜視図であり、左右の図はドレンカバー10を異なる方向から見た図である。図6は本発明の実施の形態1に係る室内機100の配線カバー11の全体斜視図であり、左右の図は配線カバー11を異なる方向から見た図である。
図5に示されるドレンカバー10は、室内機100内において発生するドレン水が筐体1の前面側等に飛散することを抑制する部材である。ドレンカバー10は、領域Aにおいて発生したドレン水を受け、受けたドレン水をドレンパン5に導くように機能する。ドレンカバー10は、室内熱交換器2の側端の少なくとも一部を覆うように設けられ、配線ガイド10aを有する。
配線ガイド10aは、内外接続線16(図11)を案内するための部位であり、例えば凹形状の溝部10a1が設けられている。溝部10a1は内外接続線16を収納するための溝部である。図中の点線は、内外接続線16が配線ガイド10aに設けられる場所の一例を示す仮想線である(仮想線L)。
図6に示される配線カバー11は、底部11aと、立ち上がり部11bとを有する部材であり、例えば凹形状で構成されている。配線カバー11は、ドレンカバー10の凹形状の配線ガイド10aの開口部を覆うものである。底部11aは、配線カバー11の凹形状の底部を構成する部位である。立ち上がり部11bは、底部11aの幅方向(短手方向)の両端から立ち上がる部位である。
図7は本発明の実施の形態1に係る室内機100のドレンカバー10を室内熱交換器2に組み付けた状態の全体斜視図である。図8は本発明の実施の形態1に係る室内機100のドレンカバー10、配線カバー11、及び端子台ユニット15を示す図である。図9は本発明の実施の形態1に係る室内機100の配線カバー11をドレンカバー10に取り付けた状態を示す図である。図10は本発明の実施の形態1に係る室内機100の配線カバー11及び端子台ユニット15をドレンカバー10に取り付けた状態を示す図である。
図7,図8に示されるように、室内熱交換器2の側端(図4の領域A)にはドレンカバー10が設けられている。ドレンカバー10は、室内熱交換器2の側方及び前方に位置している。室内機100が取り付けられた状態において、配線ガイド10aは筐体1の前面側に向かうにつれて上方に傾斜している。すなわち、配線ガイド10aが内外接続線16を案内する方向は、筐体1の前面側で且つ筐体1の上面側となっている。また、室内機100が取り付けられた状態において、配線ガイド10aは側端から外方に向かって開放している。図8に示されるように、端子台ユニット15は接続部15aを有する。接続部15aは、内外接続線16(図11)が接続される部位である。
図8に示される配線カバー11をドレンカバー10に取り付けることで、ドレンカバー10と配線カバー11との位置関係は図9に示されるようになる。このように、配線カバー11を配線ガイド10aに取り付けることで、挿入空間20、第1開口部20a、及び第2開口部20bが設けられる。挿入空間20は、配線ガイド10aの内面側及び配線カバー11の内面側に設けられ、内外接続線16を通す空間である。第1開口部20a及び第2開口部20bの詳細については後述する。
図8に示される配線カバー11及び端子台ユニット15をドレンカバー10に取り付けることで、ドレンカバー10と配線カバー11との位置関係、ドレンカバー10と端子台ユニット15との位置関係は、図10に示されるようになる。このとき、端子台ユニット15はドレンカバー10の前方に設けられている。また、端子台ユニット15は、配線ガイド10aの上方に位置している。また、接続部15aは第2開口部20bの前方且つ上方に設けられている。また、接続部15aは、筐体1の正面視において、配線ガイド10aの直上に設けられている。具体的には、筐体1の正面視において、第2開口部20bの直上に接続部15aが設けられている。すなわち、接続部15aと第1開口部20aとが同一直線上に設けられている。このため、作業者は、第2開口部20bを介して挿入空間20の外部に導出された内外接続線16の端部16aを左右方向(室内熱交換器2の幅方向)に折り曲げないで接続部15aに接続することができる。したがって、作業性が良くなる。
なお、以上の説明においては、配線ガイド10aが凹形状の溝部10a1を有する例について説明したが、これに限定されない。例えば、配線ガイド10aが凹形状の溝部10a1を有さず筒形状で構成される場合には、配線カバー11を省略してもよい。このようにしても、挿入空間20、第1開口部20a(図11)、及び第2開口部20bを形成することができる。
図11は図10において内外接続線16を配線した状態を示す図で、配線カバー11を半透明にして内部が見えるようにした図である。図12は図10において内外接続線16を配線した状態を示す図である。なお、図11は、配線状態を明確にするために配線カバー11を半透明で表している点で図12と相違する。
図11,図12に示されるように、配線ガイド10a及び配線カバー11は内外接続線16の周囲を囲むように設けられている。内外接続線16は、室内機100と室外機とを電気的に接続する信号線である。内外接続線16のうち室内機100側の端部である端部16aは接続部15aに接続されている。第1開口部20aは、挿入空間20の外部に位置する内外接続線16を挿入空間20の内部に導入するための開口部である。第2開口部20bは、挿入空間20の内部に位置する内外接続線16を挿入空間20の外部に導出するための開口部である。第2開口部20bは第1開口部20aよりも筐体1の前面側に位置している。
図13は図7において端子台ユニット15を取り付けて内外接続線16を配線して半透明の側面意匠パネル1bを合わせた(組み付けた)状態を示す図である。図14は図12において半透明の側面意匠パネル1bを合わせた(組み付けた)状態を示す図である。図15は本発明の実施の形態1に係る室内機100の室内熱交換器2の前方に電気品箱4を合わせた(組み付けた)状態を示す図である。なお、図13,図14においては、側面意匠パネル1bの内部の部材が見えるように側面意匠パネル1bを半透明で表している。
図13は、配線カバー11がドレンカバー10に組み付けられていない状態で、側面意匠パネル1bを合わせている。図14は、配線カバー11がドレンカバー10に組み付けられた状態で、側面意匠パネル1bを合わせている。図13に示される状態においては、ドレンカバー10が配線カバー11によって覆われていないため、内外接続線16が、側面意匠パネル1bとの隙間などの意図せぬ所に入ってしまう可能性がある。これに対して、図14に示される状態においては、ドレンカバー10が配線カバー11によって覆われているため、内外接続線16が、側面意匠パネル1bとの隙間などの意図せぬ所に入ってしまう可能性を低減できる。
以下に、室内機100の構成部品の取付手順について説明する。
まず、作業者は、室内熱交換器2の側端にドレンカバー10を取り付け、ドレンカバー10に端子台ユニット15及び配線カバー11を取り付ける。次に、作業者は、ドレンカバー10及び配線カバー11の下方において内外接続線16を把持した状態で、第1開口部20aを介して挿入空間20の内部に内外接続線16を挿入する。
次に、作業者は、第2開口部20bを介して挿入空間20の内部を確認しながら、内外接続線16に対して前方で且つ上方に向かう力を加えていく。そうすると、内外接続線16の端部16aが第2開口部20bを介して挿入空間20から導出される。内外接続線16の端部16aが第2開口部20bを介して挿入空間20から導出されると、作業者は、内外接続線16を上方に折り曲げて接続部15aに端部16aを導く。こうして、接続部15aと内外接続線16の端部16aとが接続される。
なお、以上の説明においては、筐体1にドレンカバー10を取り付けた後に、ドレンカバー10に配線カバー11を取り付ける例について説明したが、これに限定されない。例えば、ドレンカバー10に配線カバー11を取り付けた状態で、筐体1にドレンカバー10を取り付けてもよい。内外接続線16を配線するとき、筐体1にドレンカバー10が取り付けられており、ドレンカバー10に配線カバー11が取り付けられた状態となっていればよい。また、端子台ユニット15と配線カバー11の取付順序は特に限定されるものではない。すなわち、端子台ユニット15が取り付けられた後に配線カバー11が取り付けられるようにしてもよいし、配線カバー11が取り付けられた後に端子台ユニット15が取り付けられるようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態1に係る空気調和機の室内機100によれば、ドレン水の飛散を抑制するドレンカバー10の前方に端子台ユニット15を設けているため、従来と同様にドレン水の飛散を抑制し、従来よりも筐体1の省サイズ化可能又は同一の筐体サイズで室内熱交換器2の拡大による性能向上が可能な空気調和機の室内機100を得ることができる。また、特に、ドレンカバー10の前方に空隙が設けられているような場合においては、当該空隙を有効に活用することができる。また、端子台ユニット15と一体化していた為に幅(深さ)を要していた電気品箱4のサイズを縮小することができる。また、内外接続線16を端子台ユニット15に接続するように案内する配線ガイド10aを設けているため、従来よりもリード線の接続や配線作業が容易で且つ確実に行うことができ作業性が良くなる。
また、本実施の形態1に係る空気調和機の室内機100によれば、配線ガイド10aの溝部10a1を覆う配線カバー11を有する。このため、配線カバー11は、配線ガイド10aとともに内外接続線16の通り道を確保することができ、側面意匠パネル1bとの隙間等の意図しない箇所に内外接続線16が入る可能性を低減でき、作業性が向上する。なお、配線ガイド10aが、溝部10a1を有しない筒形状で構成される場合においても同様の効果を奏する。
また、本実施の形態1に係る空気調和機の室内機100によれば、筐体1の正面視において、配線ガイド10aの直上に接続部15aが設けられている。具体的には、筐体1の正面視において、第2開口部20bの直上に接続部15aが設けられている。すなわち、接続部15aと第1開口部20aとが同一直線上に設けられている。このため、作業者は、第2開口部20bを介して挿入空間20の外部に導出された内外接続線16の端部16aを左右方向(室内熱交換器2の幅方向)に折り曲げないで接続部15aに接続することができる。したがって、作業性が良くなる。
また、本実施の形態1に係る空気調和機の室内機100によれば、配線ガイド10aは筐体1の前面側に向かうにつれて上面側に傾斜している。このため、作業者は、内外接続線16を端子台ユニット15の接続部15aに容易に導くことができる。
なお、端子台ユニット15を構成する部品の一部を室内熱交換器2の前方に設けるようにしてもよい。具体的には例えば、図15に示されるように、室内熱交換器2の前方に電気品箱4を設け、端子台ユニット15と電気品箱4とをリード線を介して接続してもよい。
これにより、従来においては筐体1の側面に設けられていた電気品箱4のスペースを有効活用することができる。したがって例えば、従来の室内機において電気品箱4が占めていた筐体1の長手方向のスペース分だけ室内熱交換器2を左右方向(長手方向)に長くして室内熱交換器2の熱交換率を向上させることができる。また例えば、従来の室内機において電気品箱4が占めていたスペースを必要としなくなるため、筐体1の(長手方向の)幅を小さくすることができ室内機100をコンパクト化することができる。電気品箱4は、例えば、リード線を介して端子台ユニット15に接続される。
また、ラインでは、筐体1の背面側を下にした状態で生産するが、リード線の配線等を筐体1の前面側で対応することができるため、作業性が向上する。ここで、市場において、室内熱交換器2の前方に電気品箱4を設けた場合には、電気品箱4と対向する壁際に室内機100を据え付けた場合に比べ、サービス時は壁がすぐ脇にあるために作業し辛くなって作業性を損なう可能性を低減できる。これにより、製品組み立て及びサービス作業時において、リード線の配線等を行いやすくなるため、作業性が向上する。
1 筐体、1A 吸入口、1B 吹出口、1a 背面意匠パネル、1b 側面意匠パネル、1c 前面意匠パネル、2 室内熱交換器、3 送風ファン、4 電気品箱、5 ドレンパン、6 フィルタユニット、8 上下風向調整板、9 接続パイプ、10 ドレンカバー、10a 配線ガイド、10a1 溝部、11 配線カバー、11a 底部、11b 立ち上がり部、15 端子台ユニット、15a 接続部、16 内外接続線、16a 端部、20 挿入空間、20a 第1開口部、20b 第2開口部、100 室内機、A 領域、L 仮想線。

Claims (7)

  1. 内外接続線によって室外機と接続される空気調和機の室内機であって、
    筐体と、
    前記筐体の内部に設けられた室内熱交換器と、
    前記室内熱交換器の側端の少なくとも一部を覆うドレンカバーと、
    前記ドレンカバーよりも前記筐体の前面側に、前記内外接続線が接続される端子台ユニットとを備え、
    前記ドレンカバーは、
    前記内外接続線を前記端子台ユニットに接続するように案内する配線ガイドを有する
    ことを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記端子台ユニットは、前記内外接続線と接続される接続部を有し、
    前記接続部は、前記筐体の正面視において、前記配線ガイドの直上に設けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記配線ガイドは、
    前記筐体の前面側に向かうにつれて上方に傾斜する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記配線ガイドは、前記側端から外方に向かって開口し前記内外接続線が収納される溝部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記配線ガイドを覆う配線カバーを備え、
    前記配線ガイドが前記配線カバーで覆われた状態において、前記配線ガイドの内面側及び前記配線カバーの内面側には挿入空間が設けられ、
    前記挿入空間よりも前記筐体の背面側において前記挿入空間の内部と前記挿入空間の外部とを連通する第1開口部と、
    前記挿入空間よりも前記筐体の前面側において前記挿入空間の内部と前記挿入空間の外部とを連通する第2開口部とが設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記配線ガイドは筒形状であり、
    前記配線ガイドの内面側には挿入空間が設けられ、
    前記挿入空間よりも前記筐体の背面側において前記挿入空間の内部と前記挿入空間の外部とを連通する第1開口部と、
    前記挿入空間よりも前記筐体の前面側において前記挿入空間の内部と前記挿入空間の外部とを連通する第2開口部とが設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の空気調和機の室内機。
  7. 前記室内熱交換器よりも前方に設けられる電気品箱を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の空気調和機の室内機。
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