JP2016037782A - 建具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の障子と、上方に突出し前記障子が支持されるとともに案内されるレールが見込み方向に並べて複数配置された合成樹脂製の下枠と、を有し、複数の前記レールのうちの見込み方向に隣り合う2つの前記レール間に、各々の前記レールと対向する2つの下枠突部対向壁を備えた難燃性または不燃性の下枠突部間補強材が前記下枠の長手方向に沿って設けられている。
【選択図】図4
Description
このような建具によれば、下枠突部間補強材には、レールとの間に加熱発泡材が設けられているので、加熱された際に加熱発泡材が発泡することにより、レールおよび下枠突部間補強材の溶融を抑制することが可能である。
このような建具によれば、下枠突部間補強材は、レールに沿う方向において風止部材を挟んでその両側にそれぞれ設けられているので、見込み方向に隣り合う2つの障子が対向する召し合せ部の下における気密性を確保しつつ、レールの溶融を抑制することが可能である。
このような建具によれば、下枠突部間補強材には、レールおよび上方突枠部との間に加熱発泡材が設けられているので、加熱された際に加熱発泡材が発泡することにより、レール、上方突枠部および下枠突部間補強材の溶融を抑制することが可能である。
このような建具によれば、下枠突部間補強材は、少なくとも前記風止部材より戸先側に設けられているので、障子の戸尻側の部位の下における気密性を確保しつつ、少なくとも障子の下に位置するレールの溶融を抑制することが可能である。
このような建具によれば、レールにおいて障子の下に位置する部位と対向する位置に加熱発泡材が設けられているので、レールの全長に亘って加熱発泡材を設ける場合より、加熱発泡材の量を少なくすることが可能である。また、レールにおいて障子の下に位置する部位と対向する位置に加熱発泡材が設けられているので、加熱された際には少なくとも障子とレールとの間にて加熱発泡材が発泡して、レールおよび下枠突部間補強材の溶融を抑制する。このため、効率よく加熱発泡材を使用してレールおよび下枠突部間補強材の溶融を抑制することが可能である。
このような建具によれば、下枠突部間補強材が有する、2つの下枠突部対向壁の上端部を繋ぐ上板部は、障子がレールに支持された状態で障子の下方に設けられているので、たとえレールが溶融して障子が降下したとしても、下枠突部間補強材の上板部に障子が載置される。このため、障子が上板部に載置された後には、障子の更なる降下を防止することが可能である。また、上板部は、障子がレールに支持された状態で、障子の下方に間隔を隔てて設けられているので、レールに支持された状態では障子は下枠突部間補強材の上板部と干渉することなく、滑らかに移動することが可能である。
このような建具によれば、たとえ下枠が溶融されたとしても下枠突部間補強材は下枠補強材に支持されるので、下枠突部間補強材が脱落することはなく、また下枠突部間補強材を下枠上に配置させておくことが可能である。
本実施形態の建具は、図1に示すように、内障子3および外障子4を備えた引違い窓用の建具1である。
枠体10は、躯体2に固定され、下枠11に設けられた下枠補強材13の下に位置して下枠11が下方から鉄製のブラケット15に支持されている。
11 下枠、11b 中下枠中空部、13 下枠補強材、14 熱膨張性黒鉛、
16 風止部材、17 レール間補強材、 112 内レール(レール)、
113 外レール(レール)、114 上方突枠部、172 内レール対向壁、
173 外レール対向壁、174 上板部、19 下枠突部間補強材、
192 内レール対向壁、193 下枠突部対向壁、194 上板部
Claims (9)
- 複数の障子と、
上方に突出し前記障子が支持されるとともに案内されるレールが見込み方向に並べて複数配置された合成樹脂製の下枠と、を有し、
複数の前記レールのうちの見込み方向に隣り合う2つの前記レール間に、各々の前記レールと対向する2つの下枠突部対向壁を備えた難燃性または不燃性の下枠突部間補強材が前記下枠の長手方向に沿って設けられていることを特徴とする建具。 - 請求項1に記載の建具であって、
前記下枠突部間補強材には、前記レールと前記下枠突部対向壁との間に、加熱されて発泡する加熱発泡材が各々設けられていることを特徴とする建具。 - 請求項1または請求項2に記載の建具であって、
前記下枠を有する枠体により形成される開口を、前記障子が閉塞した状態で、各々の前記レールに支持された前記障子が対向する召し合せ部の下に風止部材が設けられており、
前記下枠突部間補強材は、前記レールに沿う方向において前記風止部材を挟んでその両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする建具。 - 合成樹脂製の下枠と、前記下枠上に設けられる障子とを有する建具であって、
前記下枠は、上方に突出し前記障子が長手方向に沿って案内されるレール、および、上方に突出し長手方向に沿って連なり前記レールと見込み方向に並べて設けられた上方突枠部を有し、
前記レールと前記上方突枠部との間に、前記レールおよび前記上方突枠部の各々と対向する2つの下枠突部対向壁を備えた難燃性または不燃性の下枠突部間補強材が前記下枠の長手方向に沿って設けられていることを特徴とする建具。 - 請求項4に記載の建具であって、
前記下枠突部間補強材には、前記レールおよび前記上方突枠部と前記下枠突部対向壁との間に、加熱されて発泡する加熱発泡材が各々設けられていることを特徴とする建具。 - 請求項4または請求項5に記載の建具であって、
前記下枠を有する枠体により形成される開口を、前記障子が閉塞した状態で、前記障子の戸尻側の部位の下に風止部材が設けられており、
前記下枠突部間補強材は、少なくとも前記風止部材より戸先側に設けられていることを特徴とする建具。 - 請求項2または請求項5に記載の建具であって、
前記加熱発泡材は、前記下枠を有する枠体により形成される開口を、前記障子が閉塞した状態で、前記レールにおいて前記障子の下に位置する部位と対向する位置に設けられていることを特徴とする建具。 - 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の建具であって、
前記下枠突部間補強材は、2つの前記下枠突部対向壁の上端部を繋ぐ上板部を有し、
前記上板部は、前記障子が前記レールに支持された状態で、前記障子の下方に間隔を隔てて設けられていることを特徴とする建具。 - 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の建具であって、
前記下枠には、前記レールより下に長手方向に沿って下枠中空部が設けられており、
前記下枠中空部には、難燃性または不燃性の下枠補強材が設けられており、
前記下枠突部間補強材は、前記下枠補強材と連結されていることを特徴とする建具。
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---|---|---|---|---|
JP2018204338A (ja) * | 2017-06-06 | 2018-12-27 | Ykk Ap株式会社 | 下枠構造及び建具 |
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JP2012122304A (ja) * | 2010-12-10 | 2012-06-28 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | サッシ |
WO2014038855A1 (en) * | 2012-09-04 | 2014-03-13 | Lg Hausys, Ltd. | Insulation and strength reinforcement structure for sliding window |
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JP2023006248A (ja) * | 2021-06-30 | 2023-01-18 | アルメタックス株式会社 | 嵌め殺し窓の固定構造 |
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---|---|
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