JP2016033786A - 光学的情報読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】設定作業やメンテナンス作業で確認できると便利な情報を画像として表示する光学的情報読取装置を提供する。【解決手段】デコード部53は撮像素子31により取得された画像データをデコードし、演算部63がデコード部53におけるコードのデコードのしやすさ、デコードの安定度、デコードの余裕度またはピクセル・パー・セルを示すマッチングレベルを演算する。さらに、UI管理部66および表示部55の画像表示装置は、マッチングレベルと、撮像素子31により取得された画像データと、コードを複数回撮像することで得られた複数の画像データについてデコードすることにより得られたデコードの平均成功率(読み取り成功率)とのうち少なくとも1つを画像として表示する。【選択図】図5

Description

本発明は情報を光学的に読み取る光学的情報読取装置のうち、固定式の光学的情報読取装置に関する。
光学的情報読取装置には、操作者が手持ちでコードを読み取るハンディタイプの光学的情報読取装置と、装置を固定しコードが付された対象物を動かす固定式の光学的情報読取装置とがある。バーコードやQRコード(登録商標)などの2次元コードを読み取る2次元コードリーダ(以下、リーダと称す。)は広く普及している。このようなリーダの一例が特許文献1に記載されている。
特開2011−76519号公報
一般に固定式のリーダにはディスプレイが設けられておらず、2次元コードのデコードに成功したか否かを示すOK/ERR(エラー)をI/O端子を介して外部機器に出力していた。あるいは、OKであれば緑色の発光素子を点灯し、エラーであれば赤色の発光素子を点灯するといった簡易な表示部しかリーダには設けられていなかった。そのため、特許文献1が示すように、リーダに通信ケーブルを介して接続されたコンピュータ(PC)がリーダの設定を行う必要があった。生産ラインを搬送されるワークの2次元コードを読み取るために、生産ラインにリーダが設置されることもある。そのようなリーダの周囲には十分なスペースがなく、PCを接続することも困難である。よって、リーダの設定作業やメンテナンス作業はユーザにとって簡単ではなかった。そのため、リーダ単体で設定作業やメンテナンス作業を実行できれば便利であろう。なお、PCでの設定作業をすべてリーダで実行するようにすることは、リーダの大型化を招くだろう。よって、設定作業やメンテナンス作業で確認できると便利な情報、たとえば、2次元コードを撮像して得られた画像や、リーダとワークとの距離を調整するために役立つマッチングレベルなどを表示する画像表示装置があれば、ユーザにとって便利であろう。
そこで、本発明は、設定作業やメンテナンス作業で確認できると便利な情報を画像として表示する固定式の光学的情報読取装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、たとえば、
ワークに設けられたコードを撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により取得された画像データをデコードするデコード手段と、
前記デコード手段における前記コードのデコードのしやすさ、デコードの安定度、デコードの余裕度またはピクセル・パー・セルを示すマッチングレベルを演算する演算手段と、
前記マッチングレベルと、前記撮像手段により取得された画像データと、前記コードを複数回撮像することで得られた複数の画像データについてデコードすることにより得られたデコードの平均成功率とのうち少なくとも1つを画像として表示する画像表示手段と、
前記撮像手段の撮像条件と前記デコード手段における画像処理条件とを含む読取条件を制御する読取条件制御手段と、
を有する固定式の光学的情報読取装置であって、
前記固定式光学的情報読取装置に設けられた指示部からの指示により、前記読取条件制御手段が前記コードの読み取りに適した前記読取条件を探索する処理であるチューニングを行うことができ、
前記チューニングを終了すると、前記画像表示手段は、前記マッチングレベルと、前記撮像手段により取得された画像データと、前記コードを複数回撮像することで得られた複数の画像データについてデコードすることにより得られたデコードの平均成功率とのうち少なくとも1つを表示することを特徴とする固定式の光学的情報読取装置が提供される。
本発明によれば、設定作業やメンテナンス作業で確認できると便利な情報を画像として表示する光学的情報読取装置が提供される。
光学的情報読取装置を示す図 光学的情報読取装置の構造を示す図 画像表示装置の支持構造を示す図 光学的情報読取装置の表示および操作パネルを示す図 光学的情報読取装置の電気的な構成を示す図 光学的情報読取装置に接続されるコンピュータを示す図 光学的情報読取装置の状態遷移図 UI画像を示す図 動作モードごとのUI画像を示す図 メニューの遷移を示す図 画像の縮小方法を示す図 画像の縮小方法を示す図
以下に本発明の一実施形態を示す。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念および下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
図1はリーダシステム(光学的情報読取装置)の一例を示す図である。ライン1は検査対象物であるワーク2を搬送する搬送ベルトなどである。リーダ3は2次元コードを読み取ってデコードする2次元コードリーダである。なお、リーダ3自体も狭義の光学的情報読取装置である。プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC5)はライン1やリーダ3を制御する制御装置である。コンピュータ4はリーダ3に対して動作条件などを設定したり、リーダ3からデコード結果などを取得して表示したりする情報処理装置である。
<リーダ3の構造>
図2(A)はリーダ3の斜視図であり、図2(B)は主要部品の展開図である。リーダ3の形状は略直方体であるため、筐体外面は6つの面を有している。図2(B)が示すようにフロントケース10には4つの開口が設けられている。上面側の開口にはホルダー13と、ホルダー13によって支持される画像表示装置14と、画像表示装置14をカバーするように配置される表示パネル15と、メインシート16が設けられる。フロントケース10の前面側の開口には透光性を有する窓部11と、フロントカバー12とが設けられる。窓部11の一部には偏光フィルム等が設けられていてもよい。フロントケース10の後面側の開口から、リフレクタ17と照明基板18とが挿入され、リアケース19によってふたをされる。リアケース19には、メイン基板21と、メイン基板21に固定された光学系50およびAF機構51が設けられている。リフレクタ17は、照明基板18に設けられた発光素子からの光を効率よく前方に照射するための構造部品である。リフレクタ17には、照明用の発光素子からの光を前方に集光して照射するためのコーン型の集光部176〜179と、ポインタ用の発光素子からの光を前方に集光して照射するためのコーン型の集光部175とが設けられている。これらには集光効率を高めるために金メッキ等が施されている。フロントケース10の下面側に開口にはコネクタホルダ20が取り付けられる。コネクタホルダ20には2本の通信ケーブルが接続されており、それぞれコンピュータ4とPLC5とに接続される。コネクタホルダ20にはコネクタ基板が取り付けられている。
図3(A)〜図3(C)はホルダー13の周辺の構造を説明するための図である。図3(A)や図3(B)が示すようにホルダー13は画像表示装置14を支持する支持部材である。照明基板18は、ホルダー13に対して直交した方向に延在し、ホルダー13に係合してホルダー13を支持する。つまり、ホルダー13はフロントケース10の上面に対して平行に設けられており、照明基板18はフロントケース10の前面と平行に設けられており、両者は直交している。なお、ホルダー13の下面側には溝131が設けられており、溝131に照明基板18の端部が嵌合することで、ホルダー13を照明基板18に対してしっかりと固定してもよい。このようなホルダー13を採用することで画像表示装置14を取り付ける回路基板を不要とすることができる。
図3(A)や図3(C)が示すように、照明基板18には、画像表示装置14の表示面と同じ側に押圧面が存在する押しボタン型のスイッチ24、25が配置されていてもよい。ホルダー13と一体に構成された押圧部材22、23によって、それぞれスイッチ24、25が押圧され、それぞれの接点が閉じるように構成されていてもよい。スイッチ24、25の押圧方向と、ホルダー13を指示する照明基板18の長さ方向とが一致しているため、スイッチ24、25を押圧してもホルダー13が撓みにくい。押圧部材22はホルダー13の主体から延びる弾性の腕部39aによって支持されている。同様に、押圧部材23はホルダー13の主体から延びる弾性の腕部39bによって支持されている。押し下げられた押圧部材22、23は腕部39a、39bの弾性によって元の位置に復帰する。腕部39a、39bはホルダー13と一体構成型されているため、ばね等の復帰用の追加部材を省略できる利点がある。
図3(A)や図3(B)が示すように、照明基板18には、撮像素子31に対応して設けられる光学系モジュール(光学系50やAF機構51など)を実装するための円形の開口部33が設けられている。開口部33の周囲には照明用の4つの発光素子26〜29が設けられている。図3(A)が示すように、照明基板18とホルダー13との係合部の付近にはインジケータとして機能する1つまたは複数の発光素子32が設けられている。発光素子32の光がフロントケース10の上面から外部に出力されるように、ホルダー13に導光用の開口部34が設けられている。つまり、2つのスイッチ24、25の間にインジケータが配置されている。図3(C)が示すように開口部34の四方は遮光壁36a〜36dで囲まれているため、インジケータの光が画像表示装置14の方へ漏れにくくなっている。ホルダー13には画像表示装置14を収容するための収容溝37が設けられている。また収容溝37の底部には画像表示装置14の信号ケーブルを通すための穴部38が設けられている。
図3(B)が示すようにメイン基板21には撮像素子31が配置されている。図3(B)が示すように照明基板18にはポインタ用の光を出力する発光素子35が配置されている。上述したようにリフレクタ17には、発光素子35用の集光部175に加え、発光素子26〜29用の集光部176〜179が設けられている。集光部175〜179はコーン型の形状であり、コーンの頂上側の開口から光が入射し、底面側から出射する。
図4はメインシート16を示す図である。メインシート16の中央部には画像表示装置14の表示面40が設けられている。メインシート16の下部にはセレクトキー42、インジケータ44、エンターキー43が設けられている。セレクトキー42は、上述したスイッチ24と押圧部材22によって構成されている。エンターキー43は、上述したスイッチ25と押圧部材23によって構成されている。インジケータ44は、2つの発光素子32によって構成されており、たとえば、2次元コードの読み取りが成功すると緑色の発光素子が点灯し、2次元コードの読み取りが失敗すると赤色の発光素子が点灯する。なお、画像表示装置14は撮像素子31によって取得した画像(静止画または動画)に加え、セレクトキー42とエンターキー43の割り当てをユーザに示唆する画像(図4のSELとMENU(ただしENTと表示されることもある))を表示してもよい。
<制御ユニット>
図5はリーダ3の電子的な構成を示すブロック図である。リーダ3のカメラ部(撮像手段)は、撮像素子31、光学系50、AF機構51、照明部52などを有している。撮像素子31は光学系50を通して結像した2次元コードの画像を電気的な信号に変換するCCDやCMOS等のイメージセンサである。AF機構51は光学系50のうち合焦用のレンズの位置や屈折率を調整する機構である。AF機構51と光学系50は、図3(B)において撮像素子31と開口部33との間に配置される。AF機構51と光学系50は一体化されて光学系モジュールを構成していてもよい。
照明部52は1つ以上の発光素子を有し、2次元コードを照明するユニットである。照明部52は、たとえば、照明用の発光素子26〜29やポインタ用の発光素子35を有している。ポインタの光は光学系50の光軸の目安となり、ユーザはポインタの位置を参照してワーク2を正しい位置に設置してもよい。
デコード部53は撮像素子31によって取得された2次元コードの画像データ72をデコードしてデコード結果71を記憶部70に書き込むユニットである。通信部54はPLC5やコンピュータ4と通信するユニットである。通信部54は、たとえば、PLC5と通信するI/O部、RS232Cなどのシリアル通信部、無線LANや有線LANなどのネットワーク通信部などを備えていてもよい。
表示部55は画像表示装置14やインジケータ用の発光素子32を備えている。表示部55は、たとえば、2次元コードのデコード結果71である文字列、読み取り成功率(複数回読み取り処理を実行したときの平均読み取り成功率)、マッチングレベル(読み取りのしやすさを示す読取余裕度)、PPC(2次元コードを構成する1つのセルが画像データにおいていくつの画素に相当するかを示す値:ピクセル・パー・セル)などを表示してもよい。入力部56はスイッチなどの入力操作を受け付けるユニットであり、セレクトキー42やエンターキー43を備えている。
制御ユニット60はリーダ3の各部を統括的に制御するユニットである。制御ユニット60は様々な機能を搭載しているが、これらは論理回路により実現されてもよいし、ソフトウエアを実行することによって実現されてもよい。オートフォーカス制御部(AF制御部)61はAF機構51を制御するユニットである。撮像制御部62は照明部52の照明光の光量を制御したり、撮像素子31の露光時間(シャッタースピード)を制御したりするユニットである。
演算部63は様々な演算処理を実行する。たとえば、演算部63はデコード結果や画像データなどを用いて、読み取り成功率やマッチングレベル、PPCを演算する。もちろんこれらの演算は、デコード部53など、演算部63以外のユニットで実行されてもよい。設定部64は通信部54のIPアドレスなどを設定するユニットである。
チューニング部65は、読取条件制御手段であり、露光時間や照明光量、ゲインなどの撮像条件やデコード部53における画像処理条件(フィルタの係数など)を制御するユニットである。ライン1を搬送されるワーク2に対する外光の影響などで適切な撮像条件や画像処理条件は変化する。よって、チューニング部65は、より適切な読取条件を探索して、AF制御部61や撮像制御部62、デコード部53を設定する。
UI管理部66は、画像表示装置14に画像データを表示したり、入力部56からのユーザ指示を受け付けたり、インジケータの点灯を制御したりするユニットである。画像調整部67は撮像素子31により取得された画像データを調整するユニットである。たとえば、画像調整部67は画像データの縦横サイズを縮小する画像縮小手段として機能する。また、画像調整部67は画像データを所定間隔で間引くかまたは元画像の中心領域の画素データを残し、元画像の周辺領域の画素データを廃棄することで縮小を実行してもよい。
記憶部70は、メモリなどの記憶装置であり、デコード部53によって取得されたデコード結果71、撮像素子31によって取得された画像データ72、コンピュータ4などの設定装置によってリーダ3に設定されたデータや設定部64により設定されたデータである設定データ73などを記憶する。
図6はコンピュータ4の機能を示すブロック図である。リーダ3を小型化すると、リーダ3の表示部55や入力部56だけではリーダ3のすべての機能を設定することが難しくなる。そこで、一部の設定データ73についてはコンピュータ4で作成してリーダ3に転送してもよい。CPU80は記憶部90に記憶されているプログラムに基づきコンピュータ4が備えている各部を制御するユニットである。演算部81の一機能であるUI制御部83はリーダ3の撮像条件などを設定するためのユーザインタフェースやリーダ3が出力するデコード結果71、画像データ72などを表示するためのユーザインタフェースを生成し、表示部84に表示させる。演算部81は様々な演算を実行するユニットである。通信部86はリーダ3の通信部54と有線または無線で接続し、デコード結果71や画像データ72を受信したり、設定部82で生成された設定データ73を送信したりする。記憶部90は、メモリやハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)などである。
<動作モード>
リーダ3には、たとえば、3つの動作モードが設けられてもよい。テストモード(チューニングモード)は、リーダ3をライン1に設置したときに実行されるモードであり、リーダ3の読み取り条件などのチューニングを実行するモードである。運用モードはライン1を搬送されるワーク2の2次元コードを読み取ってデコードし、デコード結果をPLC5やコンピュータ4に出力するモードである。メンテナンスモードは、リーダ3がライン1に設置され、運用が開始された後で、定期的または不定期にリーダ3の状態を確認するためのモードである。
図7はリーダ3の状態遷移の一部を示す図である。スタンバイ状態S1においてエンターキー43が押し下げられたことを検知すると状態S2に遷移し、UI管理部66が画像表示装置14にメニューを表示する。状態S2ではチューニングモードに遷移するか、それとも他のモードに遷移するかを選択できる。状態S2でエンターキー43が押し下げられたことを検知すると状態S3に遷移し、UI管理部66が撮像制御部62の撮影の実行と照明の開始を指示する。UI管理機能は撮像素子31によって取得された画像データ72を画像表示装置14に表示させる。画像データ72は静止画であってもよいし、動画であってもよい。画像データ72を動画とすることで、いわゆるライブビューを実現できる。動画は、定期的またはワーク2の動きを検知したときに静止画を更新することで実現されてもよい。ライブビューによってユーザはワーク2が正しい位置に配置されているかどうかを確認できる。たとえば、2次元コードの全体が表示されていなければ、全体が表示されるようにライン1上でのワーク2の位置をずらしたり、ワーク2とリーダ3との間の距離を調整したりしてもよい。これにより容易に正しい位置にワーク2やリーダ3を配置できるようになろう。状態3においてエンターキー43が押し下げられたことを検知すると状態S4に遷移し、UI管理部66はチューニング部65にチューニングの開始を指示する。チューニング部65はAF制御部61に合焦を指示するとともに、撮像制御部62に露光時間、照明光量、ゲインなどを調整させたり、デコード部53にフィルタ係数などを調整させたりする。なお、チューニング部65は、予め読取条件の組み合わせを複数個用意しておき、各セットについて順番にテストし、デコード結果が最良となるセットを運用モードで使用するセットとして決定してもよい。このときに演算部63は読み取り成功率やマッチングレベルを算出し、チューニング部65に提供してもよい。チューニング部65は、読み取り成功率やマッチングレベルが最大となるように、撮像制御部62やデコード部53を制御し、読み取り条件を適切に調整する。なお、チューニング中においてUI管理部66は上述したライブビューを提供してもよい。ユーザはライブビューを見ることで、チューニングが適切に行われているかどうかや、チューニングの進行状況を把握しやすくなる。UI管理部66はチューニング部65がチューニングを完了したことを通知されると、状態S5に遷移する。状態S5でUI管理部66は演算部63に読み取りテストを実行させ、読み取り成功率やマッチングレベルなどのデコード結果を算出させ、画像表示装置14に表示させる。ユーザは読み取りテストのデコード結果を確認することでチューニングが適切に実行されたかを容易に確認できるようになる。なお、UI管理部66はエンターキー43の押し下げを検知すると、デコード結果の表示に切り替えて、ライブビューの表示を実行してもよい。UI管理部66はエンターキー43の押し下げを検知するたびに、これらを交互に切り替えてもよい。UI管理部66は状態S3ないし状態S5においてセレクトキー42の押し下げを検知すると、状態S2に遷移する。これによりチューニングが終了する。なお、状態S2においてセレクトキー42が押し下げを検知すると、UI管理部66は他のメニューを表示してもよい。他のメニューとしては、メンテナンスモードのメニューや運用モードのメニューなどである。
<ディスプレイの表示例>
図8は画像表示装置14に表示されるUI画像の一例を示している。図9は図8に示したUI画像がどの動作モードで表示されるかを示している。UI画像100Aはテストモード、運用モードおよびメンテナンスモードで表示可能であり、2次元コードをデコードして得られた文字列101とマッチングレベル102とを含む。なお、各キーが何の動作に割り当てられているかを示すガイダンスアイコンも画面の下側に表示されてもよい。マッチングレベルに代えて、他の読み取り安定指標(読み取り成功率やPPC)が表示されてもよい。このように読み取り安定指標と、2次元コードから復元された文字列とを表示させることで、文字列を把握できるだけでなく、どの程度余裕をもって2次元コードを読み取れているかについてもユーザが容易に把握できるようになる。
UI画像100Bはテストモード、運用モードおよびメンテナンスモードで表示可能であり、2次元コードを撮像して得られた画像データ103を含む。メンテナンスモードやテストモードでは、2次元コードが光学系の視野内に収まっているかどうかをユーザは容易に確認できる。またユーザはワーク2またはリーダ3の位置を変更し、2次元コードが光学系の視野内に収まるようにすることができる。また、2次元コードが汚れているかどうかや、2次元コードがピンボケしていないかどうかなど、何が原因で読み取りエラーが発生しているかをユーザは把握しやすくなる。
UI画像100Cは運用モードで表示可能であり、2次元コードをデコードして得られたマッチングレベル102に加えて、統計情報を含む。統計情報は、たとえば、読み取りに成功したワークまたは2次元コードの数(OK数104)と、読み取りに失敗したワークまたは2次元コードの数(ERR数105)である。演算部63はデコード部53から取得したデコード結果に基づき、OK数とERR数をカウントし、UI管理部66に渡す。UI管理部66はOK数104、ERR数105およびマッチングレベル102を含むUI画像100Cを作成して画像表示装置14に表示させる。これによりユーザは一日当たりのワークの生産状態を把握したり、リアルタイムで読み取りの可否を把握したりしやすくなる。
UI画像100Dはテストモードおよびメンテナンスモードで表示可能であり、通信部54の入力端子の状態を示す入力状態情報106と、出力端子の状態を示す出力状態情報107とを含む。UI管理部66が通信部54から入力端子の状態と出力端子の状態を示す情報を取得し、UI画像100Dを作成する。この例では、2つの入力端子の状態と、3つの出力端子の状態とが含まれている。番号は端子に付与されている識別番号である。これによりユーザはリーダ3とPLC5とが正しく接続されているかどうかを把握しやすくなる。
UI画像100Eはテストモードおよびメンテナンスモードで表示可能であり、通信部54のネットワークインタフェースの状態を示す状態情報108と、シリアル通信インタフェースの状態を示す状態情報109とを含む。これによりユーザはリーダ3がPLC5やコンピュータ4と正しく接続できているかどうかを把握しやすくなる。
<他のメニュー>
図7を用いて説明したように状態S2でセレクトキー42の押し下げを検知すると、UI管理部66は状態S6に進む。図10は状態S6についてより詳しく示した図である。ここでは、状態S6を状態S7ないし状態S11として説明する。状態S7は読み取りテストを実行可能な状態である。状態S7でUI管理部66はエンターキー43の押し下げを検知すると、演算部63に読み取りテストの実行を指示し、デコードで結果を取得してUI画像100Aなどを表示する。状態S7でUI管理部66はセレクトキー42の押し下げを検知すると、状態S8に遷移する。状態S8でUI管理部66はエンターキー43の押し下げを検知すると、演算部63に2次元コードの1回読み取りを実行させ、インジケータにOKまたはNGを表示させる。状態S8でUI管理部66はセレクトキー42の押し下げを検知すると、状態S9に遷移する。状態S9でUI管理部66はエンターキー43の押し下げを検知すると、設定部64に設定の変更を実行させる。設定部64は、入力部56からの指示に基づきシリアル通信の設定を初期化したり、ポインタの発光素子の点灯/非点灯を切り替えたり、画像表示装置14の表示画像の上下を反転させたりする。リーダ3の取り付け位置に依存して、インジケータ側を表示画像の上としたほうがユーザにとってみやすいのか、それとも下とするかはとしたほうがユーザにとってみやすいのかは異なる。よって、表示画像の上下の反転機能は有効であろう。状態S9でUI管理部66はセレクトキー42の押し下げを検知すると、状態S10に遷移する。状態S10でUI管理部66はエンターキー43の押し下げを検知すると、設定部64が作成した設定データ73を読み出し、画像表示装置14に表示させる。たとえば、IPアドレス、サブネットマスク、MACアドレス、シリアル通信プロトコル、リーダ3の型式などの情報が表示される。状態S10でUI管理部66はセレクトキー42の押し下げを検知すると、状態S11に遷移する。状態S11でUI管理部66はエンターキー43の押し下げを検知すると、メニューの表示を終了し、スタンバイ状態である状態S1に遷移する。
<画像データの縮小/間引き>
上述したように画像調整部67は撮像素子31により取得された画像データの縦横サイズを縮小することで表示処理の負担を軽減している。たとえば、撮像素子31により取得された画像データ(撮像画像と称す。)のサイズは1280×1024画素とすると、画像表示装置14に表示可能なサイズは96×32画素であったりする。よって、大幅な縮小が必要となる。なお、画像の縮小は静止画だけでなく、ライブビューの動画にも適用される。
(1)単純縮小
単純縮小とは、撮像画像のサイズを表示画像のサイズまで単純に圧縮する手法である。後述する間引きは行わないため、演算負荷が高い。
(2)間引き縮小
図11が示すように撮像画像110を、中心の表示領域111とその周辺の非表示領域(周辺領域)とに分け、表示領域111の画像を表示サイズまで単純に圧縮することが考えられる。この場合、周辺の非表示領域の画素はすべて廃棄される。ただし、これでは、2次元コードの全体が表示領域111に収まらないことがある。よって、さらなる縮小処理が必要となることがある。
たとえば、2次元コードの全体が収まるように表示領域111の画像を切り出し、ある一定の間引き率で画素を間引くことで、表示領域111の画像のサイズを表示画像のサイズまで圧縮してもよい。つまり所定間隔で画素が間引かれる。
●間引き手法その1
たとえば、8×8個の画素群112のうち、左上の3×3個の画素群113を残し、残りの画素を間引く。これを表示領域111の画像の全体に適用し、各3×3個の画素群113を連結して96×32個の画素からなる表示画像114を作成する。
●間引き手法その2
図12が示すように、たとえば、8×8個の画素群112のうち、左上の3×3個の画素群113を残し、残った3×3個の画素群113の平均値を求めるとともに、残りの画素を間引く。これを表示領域111の画像の全体に適用し、平均値の画素115を連結して96×32個の画素からなる表示画像を作成する。なお、重みづけ平均処理によって1つの画素を生成してもよい。ここでは左上を残しているが、8×8個の画素群112のうちどの部分を3×3個の画素群113として切り出すかは任意であり、右上であってもよいし、中央であってもよい。
これらの間引き処理に加え、画像調整部67は、階調削減を適用してもよい。たとえば、撮像画像の階調が8ビット階調であれば、表示画像の階調を4ビット階調に削減する。8ビットのうちたとえば上位4ビットを残し、下位4ビットを削除する。
<まとめ>
本実施形態によれば、デコード部53は撮像素子31により取得された画像データをデコードし、演算部63がデコード部53におけるコードのデコードのしやすさ、デコードの安定度、デコードの余裕度またはピクセル・パー・セルを示すマッチングレベルを演算する。さらに、UI管理部66および画像表示装置14は、マッチングレベルと、撮像素子31により取得された画像データと、コードを複数回撮像することで得られた複数の画像データについてデコードすることにより得られたデコードの平均成功率(読み取り成功率)とのうち少なくとも1つを画像として表示する。マッチングレベルや読み取り成功率は、リーダ3の設定作業やメンテナンス作業で確認できると便利な情報であり、リーダ3はこれを表示する。よって、ユーザはリーダ3のみでも設定作業やメンテナンス作業を実行できるようになる。とりわけ、マッチングレベルは、余裕をもって2次元コードを読み取れたのか、それともほとんど余裕がなく読み取れたのかを把握するために役立つであろう。これは、たとえば、2次元コードの誤り訂正が必要なかった場合にマッチングレベルは高くなり、多数の誤り訂正が必要であればマッチングレベルは低くなるからである。また、2次元コードの画像データを表示することで、ワークに設けられた複数の2次元コードのうちどの2次元コードが読み取られたかをユーザが容易に判断できるであろう。
チューニング部65は、撮像素子31の撮像条件とデコード部53における画像処理条件とを含む読取条件を制御する。図7や図8を用いて説明したように、チューニング部65がコードの読み取りに適した読取条件を探索する処理であるチューニングを開始すると、画像表示装置14は、チューニングの進行状況として、撮像素子31により取得された画像データに基づくライブビューの動画と、チューニングの結果である、デコード部53により画像データをデコードすることにより得られた文字列、マッチングレベルおよび読み取り成功率のうちの少なくとも1つを表示してもよい。ユーザはライブビューの動画を確認することでワーク2の位置が正しいかどうかを判断できるであろう。また、正しく文字列がデコードされたとしても、マッチングレベルや読み取り成功率を確認することで、ワーク2やリーダ3の位置の設定をより適切に変更しやすくなる。従来のように読み取り成功したか否かをインジケータで示すだけでは、読み取りの安定度がどの程度であるかを把握できない。たとえば、ちょっとしたワーク2の高さのバラツキなどで読み取りに失敗してしまう恐れもあろう。よって、マッチングレベルや読み取り成功率を提示することで、ユーザは、精度よく、リーダ3を設定できるようになろう。
リーダ3は、チューニングを実行する設定モード(テストモード・チューニングモード)と、ラインを搬送される複数のワーク2についてそれぞれデコードを実行する運用モードと、読取条件を修正するメンテナンスモードとをさらに有していてもよい。図8や図9を用いて説明したように、UI管理部66と画像表示装置14は、設定モードにおいて、画像データについてデコードすることにより得られた文字列と、マッチングレベルと、ライブビューの動画と、光学的情報読取装置と外部機器とが通信するための入出力端子の通信状態もしくは当該入出力端子への外部機器(例:コンピュータ4やPLC5)の接続状態とのうち少なくとも1つを切り替えながら表示してもよい。つまり、これらの情報はすべてが同時に表示されてもよいし、一部だけが表示されてもよい。一部だけが表示される場合、これらの情報を順番に切り替えて表示することで、小さな画像表示装置であってもすべての情報を確認できるようになる。UI管理部66と画像表示装置14は、運用モードにおいて、画像データについてデコードすることにより得られた文字列と、マッチングレベルと、ライブビューの動画と、読み取り成功功率とのうち少なくとも1つを切り替えながら表示してもよい。また、UI管理部66と画像表示装置14は、メンテナンスモードにおいて、画像データについてデコードすることにより得られた文字列と、マッチングレベルと、ライブビューの動画と、光学的情報読取装置と外部機器とが通信するための入出力端子の通信状態もしくは当該入出力端子への外部機器の接続状態とのうち少なくとも1つを切り替えながら表示してもよい。これらの情報もすべてが同時に表示されてもよいし、一部だけが表示されてもよい。
図7を用いて説明したように、入力部56のエンターキー43は、ユーザからの指示が入力される指示部として機能する。UI管理部66と画像表示装置14は指示部に入力された指示に応じて表示内容を切り替えてもよい。図7に示したように、マッチングレベルと読み取り成功率とを表示する画面と、ライブビュー動画を表示する画面とを簡単な操作で切り替えることが可能となる。
画像調整部67は撮像素子31により取得された画像データの縦横サイズを縮小してもよい。UI管理部66と画像表示装置14は画像調整部67によって縮小された画像データを静止画または動画として表示してもよい。これにより画像処理の負担が大幅に軽減される。つまり制御ユニットを安価な部品で構成することが可能となる。また、画像の表示も高速化されよう。
図11および図12を用いて説明したように、画像調整部67は、画像データを所定間隔で間引くかまたは画像データの中心領域の画素データを残し、画像データの周辺領域の画素データを廃棄することで画像データを縮小してもよい。これにより、画像の品質をあまり低下させずに、画像データの縮小を達成できよう。
UI管理部66と画像表示装置14は、デコード部53により画像データについてデコードすることにより得られた文字列のうちASCIIコード以外の文字列(例:漢字やひらがな、カタカナなどの2バイト系文字列など)については代替記号(例:■など)に置換して表示してもよい。画像表示装置14に表示される文字列はリーダ3の設定が正しいかどうかを簡便に判断できれば十分であるためである。代替記号を用いることで表示内容が簡素化され、ユーザに煩わしい印象を与えないようになろう。
図7に示したように、UI管理部66と画像表示装置14は、マッチングレベルと読み取り成功率とを横並びで表示してもよい。これにより2つの情報を同時に把握することが可能となる。
画像表示装置14は、テストモードにおいてチューニングが完了するとマッチングレベルと読み取り成功率とを表示してもよい。これによりチューニングが正常に完了したかどうかをユーザが容易に判断できるようになろう。
デコード部53が1つの画像データに基づいてデコードに成功したかまたは失敗したかを示すインジケータをさらに有していてもよい。とりわけ、ライン1を搬送される複数のワーク2についてそれぞれデコードを実行する運用モードにおいて、UI管理部66と画像表示装置14は、ライブビューの動画を表示し、インジケータは、撮像素子31がワーク2のコードを1回撮像するごとにデコード部53がデコードに成功したかまたは失敗したかを示してもよい。ライブビューの動画を表示するときは、2次元コードの画像を大きく表示することが可能となる。これは、読み取りの成否(OKやERR)を画像として表示してしまうと、ライブビューの動画の縦横サイズを小さくしなければならなくなってしまうからである。また、読み取りの成否を画像表示装置14に表示しなくても、インジケータによってユーザが確認できるようになる。
また、ライン1を搬送される複数のワーク2についてそれぞれデコードを実行する運用モードにおいて、UI管理部66と画像表示装置14は、マッチングレベルを表示し、インジケータは、撮像素子31がワーク2のコードを1回撮像するごとにデコード部53がデコードに成功したかまたは失敗したかを示してもよい。これによりユーザは運用モードにおいて搬送される製造ばらつきのある複数のワーク2に対してもどの程度の読み取りの余裕度があるかを容易に把握できるであろう。さらに、表示の切り替え指示が入力されると、UI管理部66と画像表示装置14は、画像データをデコードすることにより得られた文字列やライブビューの動画を表示するように切り替えてもよい。これによりユーザはマッチングレベルだけでなく、文字列や2次元コードの動画を運用モードにおいても確認しやすくなろう。
図2や図3を用いて説明したように、画像表示装置14をホルダー13で支持している。さらに、ホルダー13に対して直交した方向に延在し、ホルダー13に係合してホルダー13を支持する照明基板18を採用している。これにより、画像表示装置14を実装するための基板を省略できる。また、照明基板18に、画像表示装置14の表示面と同じ側に押圧面が存在する押しボタン型のスイッチ24、25を実装している。よって、スイッチ24、25が押圧されてもよい、その応力は照明基板18の長手方向に働くことになる。照明基板18の長手方向は強度が高いため、この応力に対しても有利である。
図3や図4を用いて説明したように、表示項目または設定項目を選択する選択キーとしてセレクトキー42を採用し、セレクトキー42によって選択された項目を確定する確定キーとしてエンターキー43を表示パネル面に配置している。とりわけ、セレクトキー42とエンターキー43とが画像表示装置14の長手側の2つの辺のうち照明基板18に近い辺側に設けられている。よって、セレクトキー42とエンターキー43が押圧されても、表示パネル面は撓みにくい。
セレクトキー42とエンターキー43との間にはデコード部53が1つの画像データに基づいてデコードに成功したかまたは失敗したかを示すインジケータ44が設けられてもよい。インジケータ44の発光素子32は照明基板18に実装されている。これにより効率よく実装スペースを利用できる。図3を用いて説明したように、ホルダー13には遮光壁36a〜36dが設けられているため、インジケータ44の発光素子32の光が画像表示装置14側に漏れにくい。
リーダ3には、チューニング部65にチューニングの開始を指示する指示手段としてセレクトキー42とエンターキー43が設けられている。よって、リーダ3だけでチューニングを実施できるようになる。これによりコンピュータ4などをリーダ3に接続してコンピュータ4からチューニングを指示するといった手間を省けるようになる。
図2ではリーダ3を構成する複数の筐体外面のうち、画像表示装置14は第一面に設けられ、ワーク2に設けられたコードを照明する光源が第一面に隣接した面に設けられている。しかし、ワーク2に設けられたコードを照明する光源が第一面に対して反対側の面である第二面に設けられてもよい。これは、ワーク2の上方にリーダ3を設置したときに画像表示装置14の表示内容をユーザは見やすくなる。また、ユーザが画像表示装置14の表示内容を見るときに、照明用の光源からの光が目に入りにくくなるといった利点がある。
画像表示装置14は白背景に黒文字を表示してもよいし、黒背景に白文字を表示してもよい。とりわけ、後者の場合、ユーザはインジケータの点灯に気付きやすくなるであろう。
上述したように設定データ73の少なくとも一部は画像表示装置14に表示される。しかし、コンピュータ4が設定データ73をリーダ3から読み出して記憶部90に書き込み、さらに表示部84に表示してもよい。リーダ3の画像表示装置14と比べて、コンピュータ4の表示部84は画面サイズが大きいため、より多くの設定データをユーザが確認できるようになる。また、リーダ3での表示を補助的な表示とすることで、リーダ3を小型化しやすくなる。
図2ないし図4に示したように表示部55と入力部56は同一の面に設けられ、光学系や照明系とはそれとは異なる面に設けられてもよい。これは、ワーク2の側面に2次元コードが存在し、ワーク2の側面に光軸があたるようにリーダ3を設置したときに、表示部55の表示をユーザが確認しやすくなるとともに、入力部56に対する操作もしやすくなる利点がある。なお、図2が示すように、表示部55と入力部56が設けられた面(上面)に対して反対側の面(底面)に通信用のコネクタが配置されている。これは通信ケーブルによって表示部55の視認や入力部56への入力操作が邪魔されにくくなるといった利点がある。
1…ライン、2…ワーク、3…照明装置、4…カメラ、5…画像処理装置、6…入力部、7…表示部

Claims (17)

  1. ワークに設けられたコードを撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得された画像データをデコードするデコード手段と、
    前記デコード手段における前記コードのデコードのしやすさ、デコードの安定度、デコードの余裕度またはピクセル・パー・セルを示すマッチングレベルを演算する演算手段と、
    前記マッチングレベルと、前記撮像手段により取得された画像データと、前記コードを複数回撮像することで得られた複数の画像データについてデコードすることにより得られたデコードの平均成功率とのうち少なくとも1つを画像として表示する画像表示手段と、
    前記撮像手段の撮像条件と前記デコード手段における画像処理条件とを含む読取条件を制御する読取条件制御手段と、
    を有する固定式の光学的情報読取装置であって、
    前記固定式光学的情報読取装置に設けられた指示部からの指示により、前記読取条件制御手段が前記コードの読み取りに適した前記読取条件を探索する処理であるチューニングを行うことができ、
    前記チューニングを終了すると、前記画像表示手段は、前記マッチングレベルと、前記撮像手段により取得された画像データと、前記コードを複数回撮像することで得られた複数の画像データについてデコードすることにより得られたデコードの平均成功率とのうち少なくとも1つを表示することを特徴とする固定式の光学的情報読取装置。
  2. 前記チューニングを開始すると、前記画像表示手段は、前記チューニングの進行状況として、前記撮像手段により取得された画像データに基づくライブビューの動画と、前記チューニングの結果である、前記デコード手段により前記画像データについてデコードすることにより得られた文字列、前記マッチングレベルおよび前記平均成功率のうちの少なくとも1つを表示することを特徴とする請求項1に記載の固定式の光学的情報読取装置。
  3. 前記チューニングを実行する設定モードと、ラインを搬送される複数のワークについてそれぞれデコードを実行する運用モードと、前記読取条件を修正するメンテナンスモードとをさらに有し、
    前記画像表示手段は、
    前記設定モードにおいて、前記画像データについてデコードすることにより得られた文字列と、前記マッチングレベルと、前記ライブビューの動画と、前記光学的情報読取装置と外部機器とが通信するための入出力端子の通信状態もしくは当該入出力端子への前記外部機器の接続状態とを表示し、
    前記運用モードにおいて、前記画像データについてデコードすることにより得られた文字列と、前記マッチングレベルと、前記ライブビューの動画と、前記平均成功率とを表示し、
    前記メンテナンスモードにおいて、前記画像データについてデコードすることにより得られた文字列と、前記マッチングレベルと、前記ライブビューの動画と、前記光学的情報読取装置と外部機器とが通信するための入出力端子の通信状態もしくは当該入出力端子への前記外部機器の接続状態とを表示することを特徴とする請求項1または2に記載の固定式の光学的情報読取装置。
  4. 前記画像表示手段は前記指示部に入力された指示に応じて表示内容を切り替えることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の固定式の光学的情報読取装置。
  5. 前記撮像手段により取得された画像データの縦横サイズを縮小する画像縮小手段をさらに有し、
    前記画像表示手段は前記画像縮小手段によって縮小された画像データを静止画または動画として表示することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の固定式の光学的情報読取装置。
  6. 前記画像縮小手段は、前記画像データを所定間隔で間引くかまたは前記画像データの中心領域の画素データを残し、前記画像データの周辺領域の画素データを廃棄することで前記画像データを縮小することを特徴とする請求項5に記載の固定式の光学的情報読取装置。
  7. 前記画像表示手段は、前記デコード手段により前記画像データについてデコードすることにより得られた文字列のうちASCIIコード以外の文字列については代替記号に置換して表示することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の光学的情報読取装置。
  8. 前記画像表示手段は、前記マッチングレベルと前記平均成功率とを横並びで表示することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の固定式の光学的情報読取装置。
  9. 前記画像表示手段は、前記設定モードにおいてチューニングが完了すると前記マッチングレベルと前記平均成功率とを表示することを特徴とする請求項3に記載の固定式の光学的情報読取装置。
  10. 前記デコード手段が1つの画像データに基づいてデコードに成功したかまたは失敗したかを示すインジケータをさらに有することを特徴とする請求項2ないし9のいずれか1項に記載の固定式の光学的情報読取装置。
  11. ラインを搬送される複数のワークについてそれぞれデコードを実行する運用モードにおいて、
    前記画像表示手段は、前記ライブビューの動画を表示し、
    前記インジケータは、前記撮像手段が前記ワークのコードを1回撮像するごとに前記デコード手段がデコードに成功したかまたは失敗したかを示すことを特徴とする請求項10に記載の固定式の光学的情報読取装置。
  12. ラインを搬送される複数のワークについてそれぞれデコードを実行する運用モードにおいて、
    前記画像表示手段は、前記マッチングレベルを表示し、
    前記インジケータは、前記撮像手段が前記ワークのコードを1回撮像するごとに前記デコード手段がデコードに成功したかまたは失敗したかを示し、
    表示の切り替え指示が入力されると、前記画像表示手段は、前記ライブビューの動画または前記画像データについてデコードすることにより得られた文字列を表示することを特徴とする請求項10に記載の固定式の光学的情報読取装置。
  13. 前記画像表示手段を支持する支持部材と、
    前記支持部材に対して直交した方向に延在し、前記支持部材に係合して前記支持部材を支持する基板と、
    前記基板に配置され、前記画像表示手段の表示面と同じ側に押圧面が存在する押しボタン型のスイッチと
    を有することを特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の固定式の光学的情報読取装置。
  14. 前記スイッチとして表示項目または設定項目を選択する選択キーと前記選択キーによって選択された項目を確定する確定キーとをさらに有し、
    前記選択キーと前記確定キーとが前記画像表示手段の長手側の2つの辺のうち前記基板に近い辺側に設けられていることを特徴とする請求項13に記載の固定式の光学的情報読取装置。
  15. 前記選択キーと前記確定キーとの間には前記デコード手段が1つの画像データに基づいてデコードに成功したかまたは失敗したかを示すインジケータが設けられており、当該インジケータは前記基板に実装されていることを特徴とする請求項14に記載の固定式の光学的情報読取装置。
  16. 前記読取条件制御手段に前記チューニングの開始を指示する指示手段をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の固定式の光学的情報読取装置。
  17. 前記光学的情報読取装置を構成する複数の筐体外面のうち、前記画像表示手段は第一面に設けられ、前記ワークに設けられたコードを照明する光源が前記第一面に対して反対側の面である第二面に設けられていることを特徴とする請求項1ないし16のいずれか1項に記載の固定式の光学的情報読取装置。
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