JP2016033545A - 画像形成装置 - Google Patents

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拓也 須藤
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Abstract

【課題】装置を大型化することなく、安価でシートを冷却することのできる画像形成装置を提供する。【解決手段】ファン30及びファン30の風を排出トレイ21へ排出されるシートに導くダクト31を有する冷却装置40により、排出トレイ21に排出されるシートSを冷却する。そして、ダクト31の、シートの排出方向と直交する幅方向の中央部に対応する位置に、ファン30からの風の一部を増速させてシートに吹き付ける中央ダクト34を画成する。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特にトナー画像が定着されたシートを冷却する構成に関する。
従来の、複写機やプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、画像形成手段としての画像形成部で形成したトナー像をシートに転写した後、シートを定着手段としての定着装置において加熱することにより、トナー像をシートに定着するのが一般的である。そして、定着装置で熱定着されたシートを、シート排出手段としての排出ローラ対によりシート積載手段としての積載トレイに排出する。
ここで、積載トレイに排出されるシートは、定着装置による加熱により熱を帯びているため、トナーが十分に固まっていない場合がある。そして、このように熱を帯びたシートが積載トレイに積載される場合、固まっていないトナーによってシート同士が貼り付く場合がある。
また、例えばトナー像形成面が下向きでシートが排出される場合、先に排出されたシートの裏面となる上面に、排出されたシートのトナーが付着して裏面が汚れる場合がある。一方、トナー像形成面が上向きでシートが排出される場合には、排出されたシートの裏面に、先に排出されたシートのトナーが付着して裏面が汚れる場合がある。
そこで、従来、このような排出されたシート同士の貼り付き及びシートの裏面の汚れを防ぐため、積載トレイに排出されるシートに冷却風を吹き付けて冷却する冷却手段を備えた画像形成装置がある(特許文献1参照)。
特開2006−256707号公報
しかし、このような冷却手段を備えた従来の画像形成装置において、冷却風を吹き付けた場合、排出されるシートの排出方向と直交する幅方向の両側端部分は外気に触れて放熱が促進されるが、幅方向の中央部分は側端部分に比べて放熱しづらい。
また、シートの排出方向上流側端部であるシートの後端部も、シートの排出方向下流側端部であるシートの先端部分に比べて定着装置を通過してから、次のシートが排出されるまでの時間が短いため十分な放熱を行うことができない。したがって、排出されるシートにおいて、シートの中央後端部分が最も放熱しにくい部分となることから、シート中央後端部分でシート同士の貼り付きや、裏面汚れが発生する場合がある。
なお、このようなシート同士の貼りつき等を防ぐためには、冷却手段として冷却能力が高い送風手段を用いる必要があるが、送風手段は一般的に冷却能力が上がるほど、サイズが大きくなり、かつ高価になる。また、送風手段のサイズが大きくなると、画像形成装置が大型化する。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、装置を大型化することなく、安価でシートを冷却することのできる画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、画像形成装置において、シートにトナー像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によりシートに形成されたトナー像を加熱してシートに定着させる定着手段と、トナー画像が定着されたシートを排出する排出手段と、排出されたシートを積載する積載部と、ファン及び前記ファンからの風を導いて前記積載部へ排出されるシートに吹き付けるためのダクトを有し、前記積載部に排出されるシートを冷却する冷却手段と、を備え、前記ダクトに前記ファンからの風の一部を増速させてシートに吹き付ける増速手段を設けたことを特徴とするものである。
本発明のように、ダクトの、シートの幅方向の中央部に対応する位置に画成された、入り口の断面積よりも出口の断面積の方が狭い送風路によりシートの幅方向の中央部を冷却することにより、装置を大型化することなく、安価でシートを冷却することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるフルカラーレーザプリンタの概略構成を示す図。 上記フルカラーレーザプリンタに設けられた冷却装置の構成を説明する図。 上記冷却装置のダクトの構成を説明する図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例であるフルカラーレーザプリンタの概略構成を示す図である。図1において、100はフルカラーレーザプリンタ、100Aはフルカラーレーザプリンタ本体(以下、プリンタ本体という)である。この装置本体であるプリンタ本体100Aには、記録用紙、プラスチックシート、布等のシートに画像を形成する画像形成手段である画像形成部100B、画像形成部100Bにシートを給送するシート給送装置13等が設けられている。
画像形成部100Bは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4色のトナー画像を形成するプロセスカートリッジ7(7a〜7d)を備えている。このプロセスカートリッジ7は、不図示の駆動手段により時計方向に回転駆動される像担持体である感光体ドラム1(1a〜1d)を備えている。また、プロセスカートリッジ7は、現像ローラ24(24a〜24d)及び現像剤塗布ローラ25(25a〜25d)を有し、静電潜像にトナーを付着させてトナー像として顕像化する現像ユニット4(4a〜4d)を備えている。さらに、プロセスカートリッジ7は、感光体ドラム表面を均一に帯電する導電性ローラである帯電ローラ2(2a〜2d)と、クリーニングブレード8(8a〜8d)を有するクリーナ5(5a〜5d)等を備え、プリンタ本体100Aに着脱可能に装着される。
また、画像形成部100Bは、プロセスカートリッジ7の鉛直上方に配置され、画像情報に基づいてレーザ光を照射し、感光体ドラム1上に静電潜像を形成するスキャナユニット3を備えている。なお、本実施の形態において、感光体ドラム1は、金属製シリンダ等の中空の円筒部材の外周面に有機光導伝体層(OPC)を塗布して構成されている。
また、図1において、71は中間転写ベルトユニットであり、この中間転写ベルトユニット71は、無端状の中間転写ベルト70と、中間転写ベルト70の内側に感光体ドラム1と対向して配設された1次転写ローラ74(74a〜74d)を備えている。中間転写ベルト70は、駆動ローラである2次転写対向ローラ72及びテンションローラ73に張架されると共に全ての感光体ドラム1に当接しながら矢印F方向に回転する。
ここで、1次転写ローラ74は、中間転写ベルト70を感光体ドラム1に向けて押圧し、中間転写ベルト70と感光体ドラム1とが当接する1次転写部を形成すると共に、不図示のバイアス印加手段により中間転写ベルト70に転写バイアスを印加する。そして、この1次転写ローラ74によって中間転写ベルト70に1次転写バイアスを印加することにより、感光体ドラム上の各色トナー像が順次中間転写ベルト70に転写され、これにより中間転写ベルト上にはフルカラー画像が形成される。
また、中間転写ベルト70の外周面側において2次転写対向ローラ72に対向する位置には、中間転写ベルト70を介して2次転写対向ローラ72に圧接し、2次転写部15を形成する2次転写ローラ16が配設されている。そして、2次転写ローラ16には、不図示の2次転写バイアス印加手段としての2次転写バイアス電源(高圧電源)から、トナーの正規の帯電極性とは逆極性のバイアスが印加される。これによって、中間転写ベルト70上のトナー像がシートSに転写(2次転写)される。
シート給送装置13は、プリンタ本体100Aに着脱自在に装着されたシート支持部である給紙カセット11と、給紙カセット11に収納されたシートSを給送する給送ローラ9等を有している。そして、給紙カセット11に収納されたシートSを給送する際は、シートSに圧接している状態の給送ローラ9を回転させてシートSを送り出す。
次に、このように構成されたフルカラーレーザプリンタ100の画像形成動作について説明する。プリンタ本体100Aに接続された不図示の画像読み取り装置、或いはパーソナルコンピュータ等のホスト機器等から画像信号がスキャナユニット3に入力されると、スキャナユニット3から、画像信号に対応したレーザ光が感光体ドラム上に照射される。このとき感光体ドラム1は、帯電ローラ2により表面が予め所定の極性・電位に一様に帯電されており、スキャナユニット3からレーザ光が照射されることによって表面に静電潜像が形成される。この後、この静電潜像を現像ユニット4により現像し、可視化する。
次に、感光体ドラム1上に形成された静電潜像に対して、現像ユニット4によるトナー現像が行われ、感光体ドラム上にトナー像が形成される。この後、中間転写ベルト70に対し、1次転写ローラ74により所定の加圧力及び静電的負荷バイアスが与えられることにより、中間転写ベルト70上にY、M、C及びBkのトナー像が順次転写される。この結果、最終的にはフルカラーのトナー像が中間転写ベルト70上に形成される。なお、感光体ドラム1上に僅かに残った転写残トナーはクリーナ5により回収され、再び次の画像形成に備える。
また、このトナー画像形成動作に並行して給紙カセット11に収容されたシートSは給送ローラ9により送り出された後、分離ローラ対23により1枚ずつ分離されてレジストレーションローラ17に搬送される。レジストレーションローラ17に搬送されたシートSは、レジストレーションローラ17によりタイミングを合わされた後、2次転写部15に搬送される。そして、2次転写部15において、2次転写ローラ16に正極性のバイアスを印加することにより、搬送されたシートSに、中間転写ベルト70上の4色のトナー像が2次転写される。なお、トナー像が2次転写された後、中間転写ベルト70に残ったトナーは、ベルトクリーナ22によって除去される。
次に、トナー像転写後のシートSは、定着手段としての定着部80に搬送される。定着部80は、円筒状の定着フィルム81と、不図示の発熱手段である内部ヒータが接着され、定着フィルム81をガイドするフィルムガイド部材83とを備えている。また、定着部80は、定着フィルム81を挟み、フィルムガイド部材83と所定の圧接力をもって所定幅の定着ニップ部Nを形成する加圧ローラ82を備えている。
なお、シートが搬送されてくる前に、不図示の駆動手段により加圧ローラ82が回転駆動されて円筒状の定着フィルム81が回転し、フィルムガイド部材83の内部ヒータにより加熱される。この後、定着ニップ部Nが所定の温度に立ち上がった状態において、未定着トナー画像が形成されたシートSが、定着ニップ部Nに画像先端が上側、即ち定着フィルム面に対向する向きで導入される。これにより、定着ニップ部Nにおいて、画像面が定着フィルム81の外面に密着した状態で定着フィルム81と一緒に挟持搬送されていく過程においてシートSが加熱され、シートS上の未定着トナー画像が加熱定着される。
次に、定着部80において、フルカラーのトナー像が永久画像として定着されたシートSは、この後、排出部としての排出ローラ対20によりプリンタ本体100Aの上面に設けられている積載部としての排出トレイ21に排出される。
ところで、排出トレイ21の下方には、排出トレイ21に排出されるシートSの画像形成面を冷却風により冷却するための冷却手段である冷却装置40が配置されている。この冷却装置40は、図2に示すように、送風手段としてのファン30及び送風路としてのダクト31を備えている。なお、ダクト31は、冷却風が漏れないように略密閉構造になっている。
また、プリンタ本体100Aの側壁面のファン30に臨む位置には図1に示すように外気を取り入れる空気取り入れ口41が形成されており、この空気取り入れ口41には多数の穴が開けられている不図示のルーバーが設けられている。そして、シートを排出する際、ファン30が駆動されると、ファン30により空気取り入れ口41及びルーバーから外気が吸い込まれ、吸い込まれた外気は、ファン30から図2の矢印Yで示すように吹き出し口32に向かって吹き出される。
ここで、本実施の形態において、冷却装置40は、定着部80を通り、排出ローラ対20から排出されるシートSの下面、つまりトナー像定着面に向かって冷却風を吹き付けるようにしている。このため、ファン30から吹き出された外気をシートSに吹き付けるためのダクト31の吹き出し方向下流側は、上方に向かって湾曲している。これにより、ダクト31を通過してきた外気は、ダクト31の吹き出し口32から、シートの下面に向かって吹き出される。
なお、吹き出し口32は、シートの排出方向と直交する幅方向全域に外気(冷却風)を吹き付けることができるような幅を有している。そして、このように外気をシートSの下面に向かって吹き出すことにより、シートを冷却することができ、排出トレイ21上でシートS同士が貼り付いたり、裏面汚れが発生したりするのを防止することができる。
ところで、本実施の形態において図3に示すように、吹き出し口32近傍のダクト31の吹き出し方向と直交する方向の中央部には、中央流路を形成する中央ダクト34が設けられている。そして、外気は、この中央ダクト34を通過する外気と、中央ダクト34の側方に設けられた側部流路を通過する外気に分かれて吹き出し口32から吹き出される。
なお、この中央ダクト34は、排出ローラ対20によって排出されるシートSの幅方向の中央部に対応する位置に設けられている。そして、このような位置に中央ダクト34を設けることにより、中央ダクト34からの冷却風によりシートSの中央部を冷却することができる。
図3において、35、36は、空気流路を構成するダクト31を仕切ると共に、対向して設けられ、中央ダクト34を形成する一対の仕切り部材であるガイド部材である。ガイド部材35,36は、それぞれ吹き出し方向と平行な吹き出し口側の直線部分35a,36aを備えている。また、ガイド部材35,36は、それぞれガイド部材35,36の幅方向の間隔が吹き出し方向上流側に行く程、広くなるように折曲された折曲部分35b,36bを備えている。
そして、このようなガイド部材35,36によって中央ダクト34を形成することにより、中央ダクト34の吹き出し方向下流側の幅は、吹き出し方向上流側の幅よりも短くなる。これにより、中央ダクト34の入り口34aにおける冷却風の風速よりも、中央ダクト34の出口34bにおける冷却風の風速の方が速くなる。
なお、本実施の形態において、このようにファン30からの冷却風の一部を増速させて吹き出し口32からシートに吹き付ける増速ダクトである中央ダクト34の入り口34aの幅dを45mm、中央ダクト34の出口34bの幅cを26mmとしている。また、ガイド部材35,36の折曲部分35b,36bの距離eを32mmとしている。これにより、中央ダクト34の断面積は、吹き出し口32に向かって小さくなる。なお、このような中央ダクト34を設けた場合、ダクト31の、中央ダクト34の両側部分は、吹き付け方向上流側の入り口の断面積よりも吹き付け方向下流側の出口の断面積の方が広くなる。
そして、このような中央ダクト34において、中央ダクト34の出口34bにおける風速は、入り口34aにおける風速が、中央ダクト34の側方を通過する冷却風の風速と同じ、1.6m/sであるのに対し、1.9m/sとなる。このように、中央ダクト34を吹き出し口32に向かって断面積が小さくなるように構成することにより、中央ダクト34から吹き出される冷却風の風速が、中央ダクト34の両側部分、すなわちダクト31の両端部分から吹き出される冷却風に比べて速くなる。
以上説明したように、本実施の形態においては、ダクト31の、シートの幅方向の中央部に対応する位置に入り口34aの断面積よりも出口34bの断面積の方が狭い中央ダクト34を画成している。そして、このような中央ダクト34によってファン30からの風の一部を増速させて最も蓄熱された部分であるシートSの幅方向の中央部を冷却することにより、サイズの大きいファン30を使用することなく、シートSを冷却することができる。この結果、フルカラーレーザプリンタ(画像形成装置)100の大型化を防ぐことができ、安価で、シートSを冷却することができる。
なお、本実施の形態において、ガイド部材35,36は、直線部分35a,36aと、折曲部分35b,36bを備えた形状としたが、本発明は、これに限らない。吹き出し口32に向かって中央ダクト34の断面積が小さくなるならば、例えば板状のガイド部材を吹き出し口32に向かって傾斜させながら配置するようにしても良い。
20…排出ローラ対、21…排出トレイ、30…ファン、31…ダクト、32…吹き出し口、34…中央ダクト、34a…中央ダクトの入り口、34b…中央ダクトの出口、35,36…ガイド部材、40…冷却装置、80…定着部、81…定着フィルム、82…加圧ローラ、83…フィルムガイド部材、100…フルカラーレーザプリンタ、S…シート

Claims (9)

  1. シートにトナー像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によりシートに形成されたトナー像を加熱してシートに定着させる定着手段と、
    トナー画像が定着されたシートを排出する排出手段と、
    排出されたシートを積載する積載部と、
    ファン及び前記ファンからの風を導いて前記積載部へ排出されるシートに吹き付けるためのダクトを有し、前記積載部に排出されるシートを冷却する冷却手段と、を備え、
    前記ダクトに前記ファンからの風の一部を増速させてシートに吹き付ける増速手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記増速手段は、前記ダクトの、前記積載部へ排出されるシートの排出方向と直交する幅方向の中央部に対応する位置に画成され、吹き付け方向上流側の入り口の断面積よりも吹き付け方向下流側の出口の断面積の方が狭い増速ダクトであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記増速ダクトを前記ダクトの吹き付け方向と直交する方向の中央部に画成したことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 幅方向における中央部において前記ダクトから吹き出される風の風速が、前記増速ダクトによって増速されることによって、前記幅方向における両端部分から吹き出される風に比べて速いことを特徴とする請求項2又は3記載の画像形成装置。
  5. 前記増速ダクトは、吹き付け方向と平行に対向して設けられ、前記ダクトを仕切る一対の仕切り部材により画成されることを特徴とする請求項2乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記一対の仕切り部材の吹き付け方向と直交する方向の間隔は、吹き付け方向下流側に向かうほど狭くなることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 前記ダクトの、幅方向の両側部分は、吹き付け方向上流側の入り口の断面積よりも吹き付け方向下流側の出口の断面積の方が広いことを特徴とする請求項2乃至6の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. シートにトナー像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によりシートに形成されたトナー像を加熱してシートに定着させる定着手段と、
    トナー画像が定着されたシートを排出する排出手段と、
    排出されたシートを積載する積載部と、
    ファンと、
    ファンからの風を導いて前記積載部へ排出されるシートに吹き付けるためのダクトと、を有し、
    シートの排出方向と直交する幅方向における中央部において前記ダクトから吹き出される風の風速が、前記幅方向における両端部分から吹き出される風に比べて速いことを特徴とする画像形成装置。
  9. トナー像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によりシートに形成されたトナー像を加熱してシートに定着させる定着手段と、
    トナー画像が定着されたシートを排出する排出手段と、
    排出されたシートを積載する積載部と、
    ファンと、
    前記ファンからの風を導いて前記積載部へ排出されるシートに吹き付けるためのダクトと、を有し、
    前記ダクトは、前記積載部へ排出されるシートの排出方向と直交する幅方向の中央部に対応する位置に吹き付け方向における下流側の出口が設けられ、吹き付け方向上流側の断面積よりも吹き付け方向下流側の断面積の方が狭い中央流路と、前記積載部へ排出されるシートの前記幅方向の両側部に対応する位置に吹き付け方向における下流側の出口が設けられ、吹き付け方向上流側の断面積よりも吹き付け方向下流側の断面積の方が広い側部流路と、を含むことを特徴とする画像形成装置。
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