JP2016031715A - 投票支援装置、投票システム及び投票支援方法 - Google Patents

投票支援装置、投票システム及び投票支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】投票者を支援する確かな情報を提供する。
【解決手段】投票支援装置1は、集計部5が、所定の期間において結果が確定した確定レースのレース結果を取得し、レース結果に基づいて的中番号と、的中番号の的中回数に応じた評価ポイントと、を集計し、的中番号と評価ポイントとを対応付けたポイント集計情報3aを生成して記憶部3に記憶する。あたり目検出部7は、賭式ごとに、ポイント集計情報に基づいて、賭式のあたり目に対応する的中番号を評価ポイントに応じて評価する。そして、評価結果に基づいて的中番号からあたり目を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、投票支援装置、投票システム及び投票支援方法に関する。
競馬、競輪、競艇等の公営競技における楽しみの一面には、競技の勝者を予想して投票券を購入することにある。近年では、インターネット投票等、投票券の購入方法の多様化によって競技に詳しくない層の参加も増えており、このような初心者が手軽に投票券を購入できるように支援する技術が知られている。
例えば、オッズ(予想配当率)を参考にして投票券を購入する場合、賭式別に表示されるオッズでは、人気の高いものが初心者にはわかりにくい。そこで、全式別のオッズを人気の高い順に並べる表示システムが知られている(例えば、特許文献1)。
また、数レース終了時点で的中番号(あたり目)の偏りを確認し、あたり目を利用して以降のレースの投票券を購入するあたり目投票もある。あたり目投票を手軽に行うため、同一の購入条件を複数レースにわたって指定できる装置が知られている(例えば、特許文献2)。
さらに、より手軽な投票方法として、投票者が購入要求を行うと、コンピュータが投票対象番号や枠番号を自動的に選択して投票券を発券する方法がある。
特開2013−114487号公報 特開平11−86064号公報
しかしながら、従来の投票を支援する技術は、公営競技の楽しみを維持しつつ、投票券を気軽に購入したいという投票者の要求を満たすには十分ではなかった。
例えば、オッズは投票締め切りまで変動するものであり、特に締め切り直前に投票券を購入する人が多いため、締め切り直前で大きく変わることがある。このため、オッズを参考にする場合は、締め切り前の早い段階で確かな情報を得ることが難しかった。一方、的中番号はレース終了後にわかるが、的中番号に明らかな偏りがなければあたり目を見つけ出すことは容易ではない。特に、賭式の中には、的中番号が複数存在する等、レース結果から投票者が的中番号の偏りを見つけ出すことが難しいものもあり、確かな情報を得ることは難しかった。
また、コンピュータによるランダムな番号の選択には公営競技の楽しみである競技の勝者の予想という要素が含まれない。
1つの側面では、本願発明は、投票を支援する確かな情報を提供する投票支援装置、投票システム及び投票支援方法にある。
1つの側面では、本願発明は、予想の要素が組み込まれた投票券の購入を気軽に行うことができる投票支援装置、投票システム及び投票支援方法にある。
上記目的を達成するために、以下に示すような投票支援装置が提供される。投票支援装置は、所定の期間において結果が確定した確定レースのレース結果を取得し、レース結果に基づいて的中番号と、的中番号の的中回数に応じた評価ポイントと、を集計し、的中番号と評価ポイントとを対応付けたポイント集計情報を生成して記憶部に記憶する集計部と、賭式ごとに、ポイント集計情報に基づいて賭式のあたり目に対応する的中番号を評価ポイントに応じて評価し、評価結果に基づいて的中番号からあたり目を検出するあたり目検出部と、を有する。
1態様によれば、確定レースの的中番号を集計し、各的中番号の評価に基づいてあたり目を選択するので、投票を支援する確かな情報を投票者に提供することができる。また、このあたり目を用いたあたり目投票は、競技の勝者の予想という公営競技の楽しみを実現する。
第1の実施形態の投票支援装置の構成を示したブロック図である。 第2の実施形態のトータリゼータシステムの構成例を示した図である。 第2の実施形態の投票支援装置のハードウェア構成を示した図である。 第2の実施形態の投票券発券装置のハードウェア構成を示した図である。 第2の実施形態のトータリゼータシステムの機能ブロック図である。 第2の実施形態のあたり目検出処理の流れを示した図である。 第2の実施形態のあたり目投票カードの一例を示した図である。 第2の実施形態の投票券発券装置の発券処理手順を示したフローチャートである。 複勝式のレース結果履歴を示した図である。 複勝式のポイント集計情報の一例を示した図である。 複勝式のポイント集計情報の他の一例を示した図である。 単勝式のレース結果履歴を示した図である。 単勝式のポイント集計情報の一例を示した図である。 レース結果履歴(偏りなし)を示した図である。 レース結果履歴(偏りなし)における複勝式のポイント集計情報の一例を示した図である。 レース結果履歴(偏りなし)における単勝式のポイント集計情報の一例を示した図である。 式別が単勝の場合の選択あたり目投票画面の一例を示した図である。 式別が2連複の場合の選択あたり目投票画面の一例を示した図である。 式別が2連単の場合の選択あたり目投票画面の一例を示した図である。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。
なお、本実施の形態では、競馬を例にして説明を行うが、他の競技(競輪・競艇他)でも同様に適用が可能である。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態の投票支援装置の構成を示したブロック図である。
投票支援装置1は、記憶部3と、集計部5と、あたり目検出部7と、を有し、公営競技における投票者の投票券購入を支援する。
記憶部3は、集計部5が生成したポイント集計情報3aを記憶する。ポイント集計情報3aは、的中番号と、的中番号を評価した評価ポイントとが対応付けられた情報である。
集計部5は、所定期間において結果が確定した確定レースにおけるレース結果を取得する。所定の期間として、例えば、投票対象のレースが行われる当日とし、当日に行われるレースのレース結果をレースが終了するごとに取得する。集計部5は、取得したレース結果に基づいて的中番号と、的中番号の的中回数に応じた評価ポイントと、を集計する。そして、的中番号と評価ポイントとを対応付けたポイント集計情報3aを生成し、記憶部3に記憶する。
ここで、的中番号は賭式に応じて決まり、例えば、競馬の場合、賭式が単勝では1着の投票番号、複勝では、8頭以上の出走の場合、1着から3着までの投票番号が的中番号になる。なお、6頭または7頭の出走の場合は、1着から2着までの投票番号が的中番号になる。集計部5は、ポイント集計情報3aを賭式別に用意し、各賭式に対応する的中番号と、その評価ポイントとを集計して生成してもよい。例えば、賭式の「単勝」に対応し、1着の投票対象番号と評価ポイントとを集計する。「複勝」に対応し、1着から3着までの投票対象番号と評価ポイントとを集計する。また、ポイント集計情報3aを、対象賭式すべてに対応する所定の着順について、着順ごとに的中番号と評価ポイントとを集計して生成してもよい。例えば、1着と2着と3着それぞれに、投票対象番号と評価ポイントとを集計する。あたり目を検出する際には、賭式が単勝の場合は、「1着」に対応する的中番号を参照する。複勝の場合は、「1着」と「2着」と「3着」に対応する的中番号を参照する。
あたり目検出部7は、ポイント集計情報3aに基づき、指定された賭式のあたり目に対応する的中番号を評価ポイントによって評価し、評価結果に基づいてあたり目を検出する。例えば、賭式別にポイント集計情報3aが設定されていて、指定された賭式が単勝であるときは、単勝に対応するポイント集計情報3aに基づき、評価の高い的中番号を検出してあたり目とする。また、着順別にポイント集計情報3aが設定されていて、指定された賭式が単勝であるときは、1着に対応するポイント集計情報に基づき、評価結果の高い的中番号を検出してあたり目とする。
このような構成の投票支援装置1の動作について説明する。
投票支援装置1には、例えば、投票システム全体を管理する管理装置からレース結果が送信される。集計部5は、所定の期間において結果が確定した確定レースのレース結果を、レースが終了するごとに、あるいは数レース分まとめて取得する。集計部5は、取得したレース結果に基づいて的中番号と、的中番号が的中した的中回数に応じた評価ポイントを集計して、ポイント集計情報3aを生成する。あたり目検出部7は、ポイント集計情報3aに基づき、賭式ごとのあたり目に対応する的中番号を評価ポイントで評価し、あたり目を検出する。
なお、あたり目検出部7は、例えば、投票券発券装置や管理装置等、他装置からあたり目要求があれば、あたり目の情報を要求元に送信する。あたり目検出部7は、あたり目検出処理を、あたり目要求を受けたときに行うとしてもよいし、予め検出しておくとしてもよい。
こうして決定されたあたり目が、投票券の購入を考える投票者に提供されることによって、投票者はあたり目に基づいて投票券を気軽に購入することができる。あたり目は、オッズと異なり、レース終了後次のレースまで確定しており、あたり目を確定情報に基づいて検出することができる。また、評価ポイントに基づいてあたり目を検出するため、人があたり目を検出する場合と比較し、見落としなく正確、かつ迅速に情報を得ることができる。従って、投票者に対して確かな情報を早期に提供することができる。なお、投票支援装置1は、投票券発券装置を介してこのあたり目の投票券を発券するようにしてもよいし、あたり目を通知するのみとしてもよい。
また、このようなあたり目を用いれば、手軽さに加え、予想して投票を行うという公営競技の楽しみである予想の要素が組み込まれた投票が可能となる。
[第2の実施形態]
次に、第2の実施形態として、投票支援装置を公営競技のトータリゼータシステムに適用した場合について説明する。
(1)トータリゼータシステムのシステム構成例
まず、トータリゼータシステムのシステム構成例について説明する。図2は、第2の実施形態のトータリゼータシステムの構成例を示した図である。
トータリゼータシステムは、投票券の発券、オッズの表示と集計、配当金の計算、投票券の払戻等を管理する投票システムである。図2に示したトータリゼータシステムは、投票支援装置10と、投票券発券装置30と、ホストコンピュータ50と、投票所管理端末70と、がネットワーク90を介して接続する構成を有する。
投票支援装置10は、図1に示した投票支援装置1の一実施形態であり、ホストコンピュータ50からレース結果を取得し、レース結果を集計してあたり目を検出し、投票券発券装置30からのあたり目要求に応じてあたり目を通知して、投票者の投票支援を行う。
投票券発券装置30は、投票者が操作して投票券を購入するための装置であって、投票カード投入口301と、硬貨出入口302と、投票券出入口303と、紙幣出入口304と、ディスプレイ305と、タッチパネル306と、を備えている。ここでの説明は省略するが、払戻機能を備えていてもよい。
投票カード投入口301は、投票者が投票したい内容を記載した投票申し込みマークカード(以下、投票カードとする)の投入口であり、返却する投票カードの排出口である。硬貨出入口302は、硬貨の投入口であり、返却する硬貨または釣銭の排出口でもある。投票券出入口303は、発券された投票券の排出口でもある。紙幣出入口304は、紙幣の投入口であり、返却する紙幣または釣銭の排出口でもある。
ディスプレイ305は、タッチパネル306の下層に配置されており、操作案内、レース案内、投票カードの投票等の情報を表示する。タッチパネル306は、透過型のタッチパネルであり、各種の入力や投票内容の修正等の際に操作される。ディスプレイ305により表示された情報は、タッチパネル306を透過して、投票者から視認可能である。投票者は、ディスプレイ305により表示された情報を見ながら、タッチパネル306に対するタッチ操作を行うことができる。
ホストコンピュータ50は、システム全体を管理する管理装置であり、投票券発券装置30とネットワーク90を介して通信を行う。投票券発券装置30に対し、投票券発券装置30が行う投票券の発券や投票券の払戻等を管理するとともに、オッズの計算、配当金の計算等を行う。また、ホストコンピュータ50は、投票支援装置10に対し、ネットワーク90を介してレース結果を送信する。
投票所管理端末70は、投票所ごとに設置され、投票所内の投票券発券装置30の管理や、投票所内に設置されたオッズや配当等を表示する表示装置の管理等を行う。
ネットワーク90は、例えば、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット等のネットワーク、あるいは、それらが混在するネットワークである。
次に、投票支援装置10及び投票券発券装置30のハードウェア構成について図3、4を用いて説明する。
図3は、第2の実施形態の投票支援装置のハードウェア構成を示した図である。
投票支援装置10は、制御部110と、ディスプレイ121と、キーボード122と、を備える。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)111、RAM(Random Access Memory)112、HDD(Hard Disk Drive)113、通信インタフェース114、グラフィック処理ユニット115、入出力インタフェース116を有し、各々がバス117を介して接続されている。なお、制御部110は、コンピュータの一例でもある。
CPU111は、投票支援装置10の全体動作を制御する。RAM112には、CPU111に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM112には、CPU111による処理に必要な各種データが格納される。HDD113は、OSやアプリケーションプログラムを格納する。
通信インタフェース114は、ネットワーク90に接続され、例えば、ホストコンピュータ50や投票券発券装置30との間でデータの送受信を行う。
グラフィック処理ユニット115には、ディスプレイ121が接続されている。グラフィック処理ユニット115は、CPU111の制御の下に、各種の情報をディスプレイ121の画面に表示させる。
入出力インタフェース116には、キーボード122が接続されている。入出力インタフェース116は、キーボード122から送られてくる信号をCPU111に送信する。
次に、投票券発券装置30について説明する。図4は、第2の実施形態の投票券発券装置のハードウェア構成を示した図である。
投票券発券装置30は、制御部310と、ディスプレイ305と、タッチパネル306と、投票カード読取ユニット321と、紙幣還流ユニット322と、硬貨還流ユニット323と、投票券印刷ユニット324と、を備える。
制御部310を構成するCPU311、RAM312、HDD313、通信インタフェース314、グラフィック処理ユニット315は、図3に示した投票支援装置10の制御部110のCPU111、RAM112、HDD113、通信インタフェース114、グラフィック処理ユニット115と同様であるので、説明は省略する。
入出力インタフェース316には、タッチパネル306、投票カード読取ユニット321、紙幣還流ユニット322、硬貨還流ユニット323、投票券印刷ユニット324が接続されている。また、入出力インタフェース316は、可搬型記録ユニット326に対する情報の書き込み及び読み出しが可能な可搬型記録媒体インタフェースと接続可能になっている。入出力インタフェース316は、タッチパネル306、投票カード読取ユニット321、紙幣還流ユニット322、硬貨還流ユニット323、投票券印刷ユニット324、可搬型記録媒体インタフェースから送られてくる信号を、バス317を介してCPU311に送信する。また、入出力インタフェース316は、CPU311から送られてくる制御信号を、バス317を介して対応するユニットへ送信する。
投票カード読取ユニット321は、投票カードから投票内容を読み取るユニットである。紙幣還流ユニット322は、紙幣の受け入れ、紙幣の真贋の鑑別、紙幣の収納、紙幣の返却、釣銭の排出を行う。硬貨還流ユニット323は、硬貨の受け入れ、硬貨の真贋の鑑別、硬貨の収納、硬貨の返却、釣銭の排出を行う。投票券印刷ユニット324は、投票内容を印刷して投票券を発行する。
以上のようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
なお、ホストコンピュータ50及び投票所管理端末70は、投票支援装置10の制御部110及び投票券発券装置30の制御部310と同様のハードウェア構成を備え、同様の処理機能を有するので、説明は省略する。
次に、あたり目検出処理を実現するトータリゼータシステムのソフトウェア構成について説明する。
図5は、第2の実施形態のトータリゼータシステムの機能ブロック図である。図5は、トータリゼータシステムの投票支援装置10と、投票券発券装置30及びホストコンピュータ50のあたり目投票処理に関連する部分と、を示している。
投票支援装置10は、通信部13と、記憶部14と、ポイント集計部15と、あたり目検出部16と、支援情報生成部17と、を有する。
通信部13は、ネットワーク90を介してホストコンピュータ50と、投票券発券装置30との間でデータ交換を行う。通信部13は、ホストコンピュータ50から受信したレース結果を記憶部14のレース結果履歴21に順次保存する。また通信部13は、投票券発券装置30から受信した情報を支援情報生成部17へ出力し、支援情報生成部17から取得した応答を投票券発券装置30に送信する。
記憶部14は、レース結果履歴21、ポイント集計情報22及びあたり目情報23を記憶する。レース結果履歴21は、通信部13がホストコンピュータ50から取得したレース結果を順次保存した履歴情報である。ポイント集計情報22は、ポイント集計部15が生成する的中番号の評価情報である。あたり目情報23は、あたり目検出部16が検出した賭式ごとのあたり目の情報である。
ポイント集計部15は、レース結果履歴21に基づき、的中番号と、的中番号の的中回数に応じた評価ポイントと、を集計する。的中番号は賭式ごとに異なるため、ポイント集計部15は、賭式別の的中番号(以下、式別的中番号とする)を検出し、この式別的中番号がレース結果履歴21に出現した的中回数を算出して評価ポイントを算出する。評価ポイントは、例えば、式別的中番号がレース結果履歴21に検出されるごとに1を加算して算出する。また、着順によって重み付けを行って評価ポイントを算出するとしてもよい。例えば、この式別的中番号が1着で検出されたときは+3、2着であれば+2、3着であれば+1として算出する。ポイント集計部15は、式別的中番号と評価ポイントとを対応付けたポイント集計情報22を記憶部14に記憶する。
あたり目検出部16は、ポイント集計情報22に基づき、指定された賭式のあたり目を検出する。第1の実施形態のあたり目検出部7では、賭式が指定されてからあたり目を検出するとしたが、第2の実施形態のあたり目検出部16は、ポイント集計情報22の更新時に、更新したポイント集計情報22に基づいて賭式別にあたり目を検出する。具体的には、賭式ごとに、式別的中番号をその評価ポイントで評価し、評価結果の最も高いものをあたり目とする。評価結果が同じ複数のあたり目候補が検出されたときは全てをあたり目とする。そして、検出したあたり目を賭式に対応付けたあたり目情報23を記憶部14に記憶しておく。
支援情報生成部17は、通信部13を介して投票券発券装置30から賭式とモードを指定した要求を取得し、要求に応じて投票を支援する支援情報を生成し、投票券発券装置30へ送信する。詳細は後述するが、いずれのモードであっても、指定された賭式に基づき、あたり目情報23から該当する賭式のあたり目を抽出して投票券発券装置30へ送信する。あたり目が複数ある場合は、複数のあたり目から無作為に1つを選択する。
投票券発券装置30は、通信部33と、カード読取部34と、発券制御部35と、を有し、投票者の指示に従って投票券を発券する。
通信部33は、ネットワーク90を介してホストコンピュータ50と、投票支援装置10との間でデータ交換を行う。通信部33は、発券制御部35に従ってホストコンピュータ50からオッズや配当等の情報を取得し、投票支援装置10からは投票者が指定した賭式のあたり目を取得する。
カード読取部34は、投票カード読取ユニット321が読み取った読取情報を発券制御部35へ出力する。投票カードには、投票対象の会場、レース番号、賭式、金額、買い方等が投票者によって記入されている。
発券制御部35は、カード読取部34から取得した読取情報に基づき、投票券の発券処理を行う。買い方は、あたり目投票を「お任せ」または「選択」の何れで行うかを指定する項目である。「お任せ」で処理を行う場合を第1モードとし、「選択」で処理を行う場合を第2モードとして説明する。
第1モードでは、投票者によって指定された賭式のあたり目を投票支援装置10から取得し、取得したあたり目を用いてあたり目投票券を発券する。第2モードでは、少なくとも、投票者によって指定された賭式のあたり目と、ポイント集計情報22の指定された賭式に対応する情報と、を投票支援装置10から取得し、投票者に提示する。このとき、レース結果履歴21の賭式に対応する情報も投票支援装置10から取得し、投票者に提示するとしてもよい。そして、投票者が選択した番号を用いてあたり目投票券を発券する。
ホストコンピュータ50は、通信部53と、レース管理部54と、を有する。
通信部53は、ネットワーク90を介して投票支援装置10と、投票券発券装置30との間でデータ交換を行う。また、ネットワーク90を介して各地のレースに関連するレース情報を取得する。レース情報には、レース前の投票券の購入状況に関する情報や、レース結果に関する情報等、レースに関連する情報が含まれる。
レース管理部54は、レース情報を取得し、オッズの算出や配当金の算出を行う。また、レース結果を取得したときは、通信部53を介してレース結果を投票支援装置10に送信する。
第2の実施形態のトータリゼータシステムは、上記の構成を備え、あたり目投票を含む投票支援処理を行う。なお、以下において、あたり目検出の対象となる所定の期間は当日であり、ホストコンピュータ50から投票支援装置10に、当日のレースが終了するごとにレース結果が送られてくるとする。
(2)あたり目検出処理
上記の構成のトータリゼータシステムによるあたり目検出処理について図6を用いて説明する。図6は、第2の実施形態のあたり目検出処理の流れを示した図である。
ホストコンピュータ50は、レースnが終了し、レースnの結果が確定したら、通信部53を介してこのレースのレース結果n(55a)を投票支援装置10に送信する(53a)。なお、投票支援装置10からの要求に応じてホストコンピュータ50から投票支援装置10にレース結果が送信されるとしてもよい。
投票支援装置10では、通信部13が、受信処理13aによって取得したレース結果をレース結果履歴21に追加して更新する。更新後の情報を、レース結果履歴21aとする。ポイント集計部15は、更新したレース結果履歴21aに基づいて集計処理15aを行ってポイント集計情報22aを生成し、記憶部14に記憶する。あたり目検出部16は、更新されたポイント集計情報22aに基づいて賭式別にあたり目を検出し、あたり目情報23aを生成して記憶部14に記憶する。このように、投票支援装置10では、レース終了直後にホストコンピュータ50から送られてきたレース結果n(55a)を取得後、すぐに集計処理15aとあたり目検出処理16aを行い、情報を更新する。
次のレースの終了時、ホストコンピュータ50によって次のレースのレース結果n+1(55b)のレース結果送信53bが行われる。投票支援装置10は、通信部13が、受信処理13bによって取得したレース結果n+1(55b)を用いて、レース結果履歴21aをレース結果履歴21bに更新する。ポイント集計部15は、レース結果履歴21bに基づいて集計処理15bを行って、ポイント集計情報22bを生成する。あたり目検出部16は、あたり目の検出処理16bを行い、あたり目情報23aをあたり目情報23bに更新する。
投票支援装置10では、このような処理をレース終了ごとに繰りかえす。従って、ポイント集計情報22及びあたり目情報23は、レース終了時に迅速に更新され、次のレース終了までその値が保持される。
一方、投票券発券装置30では、不定期にあたり目投票が行われる。投票券発券装置30によるあたり目投票券発券処理35aによって、要求が投票支援装置10に送られてくる。支援情報生成部17は、要求に基づいて支援情報生成処理17aを行い、あたり目情報23aから抽出した指定賭式のあたり目231を投票券発券装置30に送信する。
投票券発券装置30では、レース終了の直後から次のレース終了までの間、確かなあたり目情報を受け取ることができる。従って、オッズと比較して、投票者は、確かな情報を次のレース開始前の早い時期に取得することができる。
(3)あたり目投票券発券処理
次に、投票支援装置10によるあたり目投票券発券処理について説明する。あたり目投票は、投票券発券装置30が投票者の記入したあたり目投票カードを読み取り、読み取った情報に基づいて処理を行う。なお、以下の説明では、賭式の種別を単に式別と表記する。
図7は、第2の実施形態のあたり目投票カードの一例を示した図である。
あたり目投票カード340は、マークシート方式で記入するカードであり、あたり目買い方の指定341と、投票券を購入したい場名342、レース番号343、式別344及び金額345の項目がある。
あたり目買い方の指定341は、投票券発券装置30があたり目投票を管理する2つのモードである第1モード「お任せ」と、第2モード「選択」のいずれで投票券を購入するかを指定する項目である。第1モードでは、投票支援装置10で検出したあたり目を用いて投票券を発券する。第2モードでは、投票支援装置10で検出したあたり目と、ポイント集計情報22に基づく選択画面をディスプレイ305に表示して投票者にあたり目を提示し、選択は投票者に行わせる。
場名342は投票対象のレースが行われる場、レース番号343は投票対象のレースの番号、式別344は投票の式別及び金額345は投票金額をそれぞれ指定する。
投票券発券装置30の発券処理について図8を用いて説明する。図8は、第2の実施形態の投票券発券装置の発券処理手順を示したフローチャートである。
投票券発券装置30では、紙幣出入口304、硬貨出入口302から購入代金が入金され、投票カード投入口301に投票内容を指示したあたり目投票カード340が投入されて、処理を開始する。
[ステップS01] 発券制御部35は、紙幣還流ユニット322、硬貨還流ユニット323を介して入金を検知し、入金受付を行う。検知された入金金額等の情報を一時記憶領域に保存しておく。
[ステップS02] カード読取部34は、投票カード読取ユニット321を動作させ、あたり目投票カード340の内容を読み取る。カード読取部34が読み取った情報は、発券制御部35へ通知する。
[ステップS03] 発券制御部35は、投票支援装置10からあたり目を取得する。このとき、あたり目買い方の指定341に基づいて、第1モードであれば、指定式別のあたり目を、第2モードであれば、指定式別のあたり目とポイント集計情報とを投票支援装置10に要求する。また、要求時には、場名342も付加する。
ここで、投票支援装置10側の処理について説明する。
投票支援装置10では、通信部13を介して要求を受信すると、支援情報生成部17は、指定された場名、指定式別に該当するあたり目をあたり目情報23から抽出する。第1モードであれば、通信部13を介してあたり目を投票券発券装置30に送信し、処理を終了する。第2モードであれば、指定式別に対応するポイント集計情報をポイント集計情報22から抽出し、あたり目ととともに投票券発券装置30に送信する。このとき、支援情報生成部17は、抽出したポイント集計情報全体を送信するのではなく、評価ポイントに基づいて、評価ポイントが所定の閾値より高い的中番号に対応する情報を抽出して送信するとしてもよい。
投票券発券装置30の処理に戻って説明する。
[ステップS04] 発券制御部35は、投票支援装置10より指定式別のあたり目を取得する。発券制御部35は、あたり目買い方の指定341に基づき、指定が「お任せ」であるか否かを判定する。「お任せ」であるときは、処理をステップS07に進める。「お任せ」でないときは、処理をステップS05に進める。
[ステップS05] 発券制御部35は、「お任せ」ではないので、投票支援装置10に対し、「場名、式別」を指定してレース結果を要求する。支援情報生成部17によって指定された場名、式別の当日分の確定レースのレース結果が送信され、発券制御部35は要求したレース結果を取得する。
[ステップS06] 発券制御部35は、ステップS05で取得した当日分の指定式別のレース結果と、ステップS04で取得したあたり目と、に基づき、投票番号の入力を促す選択画面を表示する。選択画面の詳細は後述する。そして、投票者による選択が入力されたときは、入力受付処理を行い、投票者の選択したあたり目を特定する。
[ステップS07] 発券制御部35は、「お任せ」の場合はステップS04で取得したあたり目、「選択」の場合はステップS06で取得したあたり目を投票番号とし、投票内容を確認するための投票画面を表示する。投票画面には、投票番号と、場名、レース名、式別、金額等の確認情報を表示する。
[ステップS08] 発券制御部35は、投票者によって確認がされたときは、ステップS07で示した投票内容に基づく投票券を発券する。投票券は、投票券印刷ユニット324で印刷され、投票券出入口303より排出される。発券制御部35は、投票者が投票券を受取ったことを検出し、処理をステップS09に進める。
[ステップS09] 発券制御部35は、発券した投票券に応じた金額をステップS01で受け付けた入金金額から引き、残金を算出する。残金があるか否かを判定し、残金があるときは、ステップS02に戻って次の指示を待つ。残金がないときは、処理を終了する。
以上の処理手順が実行されることにより、投票券発券装置30では、あたり目投票カード340に基づくあたり目投票を実行する。
なお、上記の説明では、あたり目投票カード340に基づいてあたり目投票を行うとしたが、本発明はこれに限定されない。あたり目投票カード340に記載された情報と同様の情報を投票券発券装置30で取得できればよく、ディスプレイ305に内容を表示し、タッチパネル306で指定を入力してもよいし、ネットワーク90を介して外部から取得してもよい。
(4)実施例
次に、上記の構成のトータリゼータシステムによるあたり目投票処理について実施例を用いて説明する。以下の説明では、公営競技として競馬の例を用いて説明する。競馬の場合の投票対象は出走馬(以下、単に馬とする)であり、それぞれの馬には、投票対象番号として馬番号が設定されている。また、1または複数の馬に対し、「枠」が割り当てられており、投票者は馬番号または枠番号を用いて投票を行う。
ここで、以下の説明で用いる競馬の一般的な投票手続きについて説明する。
「単勝」とは、1着になる馬を1つ選択し、その馬番号に投票する賭式である。
「複勝」とは、3着までに入る馬を1つ選択し、その馬番号に投票する賭式である。着順は関係ない。
「2枠複」とは、1着と2着になる馬を選択し、その馬に割り当てられた枠番の組み合わせに投票する賭式である。着順は関係ない。
「2連複」とは、1着と2着になる馬を選択し、その馬番号の組み合わせに投票する賭式である。着順は関係ない。
「2連単」とは、1着と2着となる馬を着順通りに予想し、1着の馬番号と2着の馬番号とに投票する賭式である。
「ワイド」とは、3着までに入る2頭の馬を選択し、その馬の馬番号の組み合わせに投票する賭式である。着順は関係ない。
「3連複」とは、1着、2着、3着となる馬を選択し、その馬番号の組み合わせに投票する賭式である。着順は関係ない。
「3連単」とは、1着、2着、3着となる馬を着順通りに予想し、1着の馬番号と2着の馬番号と3着の馬番号とに投票する賭式である。
以上の賭式は、第1賭式と第2賭式の2種類に分類することができる。第1賭式は、「複勝式」であり、複数の出走対象から所定の着順内に入る投票対象番号を選択して投票する賭式である。着順は関係ない。上記の例では、「複勝」、「2枠複」、「2連複」、「ワイド」、「3連複」がこれに該当する。第2賭式は「単勝式」であり、複数の出走対象から所定の着順内に入る投票対象番号を着順ごとに選択して投票する賭式である。着順まで的中しなければならない。上記の例では、「単勝」、「2連単」、「3連単」がこれに該当する。
「複勝式」では、所定の着順内に入れば的中番号となるので、的中回数は所定の着順内に入った回数になる。例えば、「2連複」では、1着に入っても2着に入っても、いずれかに入るたびに的中回数が増加する。
一方、「単勝式」では、順位まで問題となるので、的中回数は着順ごとに集計する。例えば、「2連単」では、1着に入った的中回数と、2着に入った的中回数とを別々に集計する。
以下では、「複勝式」と「単勝式」のそれぞれの場合について、ポイント集計情報の生成処理について説明する。
まず、「複勝式」について説明する。図9は、複勝式のレース結果履歴を示した図である。なお、「単勝」は、「単勝式」に分類されるが、処理は「複勝式」と同様に行うことができるので、便宜的に「複勝式」とともに説明する。
複勝式レース結果履歴211には、各レース211aにおける式別のレース結果が記録されている。それぞれ単勝211b、複勝211c、2枠複211d、2連複211e、3連複211f及びワイド211gにおける的中番号が記録されている。
レース211aの「1R」は第1レースを表し、行方向に第1レースのレース結果が並ぶ。例えば、第1レースにおける式別的中番号は、単勝211bが「1」、複勝211cが「1、6、8」、2枠複211dが「1−6」、2連複211eが「1−6」、3連複211fが「1−6−8」、ワイド211gが「1−6、1−8、6−8」になる。
複勝式レース結果履歴211には、各レースが終了するごとに、対応する行のレース結果が追加される。
ポイント集計部15は、式別に的中番号とその的中回数を集計し、ポイント集計情報22を生成する。
ポイント集計情報について図10、11を用いて説明する。
図10は、複勝式のポイント集計情報の一例を示した図である。(A)は単勝ポイント集計情報、(B)は複勝ポイント集計情報を示している。
図10(A)の単勝ポイント集計情報221は、図9に示した複勝式レース結果履歴211の単勝211bの第6レースまで終了した時点に生成されるポイント集計情報である。
的中番号221aは、第1〜6レースまでに検出された的中番号を示し、的中レース221bは的中番号が検出されたレース番号を示し、的中回数221cは第1〜6レースまでに的中番号が的中した回数を示している。なお、以下では、的中回数=評価ポイントとして説明する。
単勝ポイント集計情報221は、的中番号221aが「1」の的中回数221cが「4」であり、最も評価の高いことを示している。なお、的中レース221bは、あたり目検出時に用いない場合は、設けなくてもよい。
図10(B)の複勝ポイント集計情報222は、図9に示した複勝式レース結果履歴211の複勝211cの第6レースまで終了した時点に生成されるポイント集計情報である。
的中番号222aは、第1〜6レースまでに検出された的中番号を示し、的中レース222bは的中番号が検出されたレース番号を示し、的中回数222cは第1〜6レースまでに的中番号が的中した回数を示している。
図11は、複勝式のポイント集計情報の他の一例を示した図である。
図11に示した2連複ポイント集計情報223は、図9に示した複勝式レース結果履歴211の2連複211eの第6レースまで終了した時点に生成されるポイント集計情報である。
的中番号223aは、第1〜6レースまでに検出された的中番号を示し、的中レース223bは的中番号が検出されたレース番号を示し、的中回数223cは第1〜6レースまでに的中番号が的中した回数を示している。図9に示した複勝式レース結果履歴211の2連複211eの第1レースの結果「1−6」は、1と6の組が的中番号であることを示す。2連複では着順は関係ないため、それぞれの馬番号について、馬番号1が2着以内に入った的中回数と、馬番号6が2着以内に入った的中回数とを集計する。
以下、2枠複211d、3連複211f及びワイド211gについても同様にしてポイント集計情報を生成する。2枠複211dは、レース結果に基づき、的中番号のそれぞれの枠番号と、この枠番号の馬が2着以内に入った的中回数とを集計する。3連複211fは、的中番号のそれぞれの馬番号と、この馬番号が3着以内に入った的中回数とを集計する。ワイド211gは、的中番号のそれぞれの馬番号と、この馬番号が3着以内に入った的中回数とを集計する。なお、例えば、ワイド211gの第1レースでは、的中番号が「1−6」、「1−8」、「6−8」であるが、これは「1、6、8」から2つを選択した組み合わせであるので、馬番号1、6、8についてそれぞれ的中回数1回と計算する。
あたり目検出部16では、このような式別のポイント集計情報に基づいて、式別にあたり目を検出する。
例えば、単勝の場合は、図10(A)に示した単勝ポイント集計情報221に基づき、評価ポイントの最も高い1の的中番号をあたり目とする。この例では、的中回数が最も多い的中番号「1」があたり目になる。検出したあたり目は、式別「単勝」に対応付けてあたり目情報23に登録する。
複勝の場合は、図10(B)に示した複勝ポイント集計情報222に基づき、評価ポイントの最も高い1の的中番号をあたり目とする。この例では、的中回数の最も多い「1」があたり目になる。検出したあたり目は、式別「複勝」に対応付けてあたり目情報23に登録する。
2連複の場合は、図11に示した2連複ポイント集計情報223に基づき、的中回数の多い順に2つの的中番号をあたり目として検出する。この例では、「1」と「2」があたり目になる。検出したあたり目は、式別「2連複」に対応付けてあたり目情報23に登録する。
また、2枠複、3連複及びワイドについても同様にしてそれぞれのポイント集計情報からあたり目を検出する。2枠複では、的中回数の多い順に2つの的中番号をあたり目として検出する。3連複では、的中回数の多い順に3つの的中番号をあたり目として検出する。ワイドでは、的中回数の多い順に2つの的中番号をあたり目として検出する。
次に、「単勝式」について説明する。図12は、単勝式のレース結果履歴を示した図である。
単勝式レース結果履歴212には、各レース212aにおける式別のレース結果が記録されている。それぞれ2連単212b、3連単212cにおける的中番号である。表構成は、図9に示した複勝式と同様である。
それぞれのレース結果は、着順を含み、例えば、2連単212bの第1レースの結果「1−6」は、1着が馬番号「1」、2着が馬番号「6」であることを示す。3連単212cも同様である。単勝式レース結果履歴212には、各レースが終了するごとに、対応する行のレース結果が追加される。
ポイント集計部15が生成するポイント集計情報について、図13を用いて説明する。
図13は、単勝式のポイント集計情報の一例を示した図である。
図13に示した2連単ポイント集計情報224は、図12に示した単勝式レース結果履歴212の2連単212bの第6レースまで終了した時点に生成されるポイント集計情報である。
2連単ポイント集計情報224では、2連単212bの着順ごとにポイント集計情報を生成する。図の例では、1着集計情報224aと、2着集計情報224bとを生成する。例えば、1着集計情報224aは、2連単212bの1着に対応する馬番号を的中番号とし、的中番号と的中回数とを集計する。1着集計情報224aの表を構成する的中レース、的中回数は、図10、11に示した複勝式の場合と同様であるので説明は省略する。同様に、2着集計情報224bは、2連単212bの2着に対応する馬番号を的中番号とし、的中番号と的中回数とを集計したものである。
3連単ポイント情報についても同様にして3連単ポイント集計情報を生成する。3連単ポイント集計情報は、1着集計情報、2着集計情報及び3着集計情報から成る。
あたり目検出部16では、このような式別のポイント集計情報に基づいて、式別にあたり目を検出する。
例えば、2連単の場合は、図13に示した2連単ポイント集計情報224に基づき、1着集計情報224aから1着に対応するあたり目を検出し、2着集計情報224bから2着に対応するあたり目を検出する。すなわち、1着については、1着集計情報224aにおいて的中回数が最も多い的中番号「1」が1着あたり目になる。2着についても同様にして、2着集計情報から的中番号「2」を2着あたり目として検出する。あたり目は、1着と2着を着順に並べた「1−2」になる。検出したあたり目は、式別「2連単」に対応付けてあたり目情報23に登録する。
3連単についても同様に、1着集計情報、2着集計情報、3着集計情報からそれぞれ1着あたり目、2着あたり目、3着あたり目を検出し、これを着順に並べ、あたり目とする。
このように、式別の特徴に応じてあたり目を検出することにより、単に、レース結果を見て投票者があたり目を判断する場合と比べて、より確かなあたり目を得ることができる。
なお、上記のレース結果履歴では、的中番号に偏りがあったが、レース結果によっては的中番号に偏りがないこともある。以下、レース結果に的中番号の偏りがない場合におけるあたり目検出処理について説明する。
図14は、レース結果履歴(偏りなし)を示した図である。表の構成は、図9に示した複勝式レース結果履歴211と、図12に示した単勝式レース結果履歴212とを結合した構成と同様である。
レース結果履歴(偏りなし)213には、レース213aにおける式別のレース結果が記録されている。それぞれ単勝213b、複勝213c、2枠複213d、2連複213e、3連複213f、ワイド213g、2連単213h及び3連単213iにおける的中番号が記録されている。
ポイント集計部15では、レース結果履歴(偏りなし)213に基づいて、式別のポイント集計情報を生成する。式別のポイント集計情報について図15、16を用いて説明する。
図15は、レース結果履歴(偏りなし)における複勝式のポイント集計情報の一例を示した図である。(A)は単勝ポイント集計情報、(B)は複勝ポイント集計情報を示している。
図15(A)の単勝ポイント集計情報225は、図14に示したレース結果履歴(偏りなし)213の単勝213bの第4レースまで終了した時点に生成されるポイント集計情報である。(B)の複勝ポイント集計情報226は、図14に示したレース結果履歴(偏りなし)213の複勝213cの第4レースまで終了した時点に生成されるポイント集計情報である。それぞれの表構成は、図10に示した単勝ポイント集計情報221、複勝ポイント集計情報222と同様である。
図15から明らかなように、単勝ポイント集計情報225において検出された的中番号の的中回数はすべて「1」であり、的中回数に偏りはない。同様に、複勝ポイント集計情報226において検出された的中番号の的中回数はすべて「1」であり、的中回数に偏りはない。
図16は、レース結果履歴(偏りなし)における単勝式のポイント集計情報の一例を示した図である。表構成は、図13に示した2連単ポイント集計情報224と同様である。
2連単ポイント集計情報227は、図14に示したレース結果履歴(偏りなし)213の2連単213hの第4レースまで終了した時点に生成されるポイント集計情報である。
図16から明らかなように、2連単ポイント集計情報227において検出された的中番号の的中回数は1着集計情報及び2着集計情報においてすべて「1」であり、的中回数に偏りはない。
なお、レース結果履歴(偏りなし)213の他の式別である2枠複213d、2連複213e、3連複213f、ワイド213g及び3連単213iについて生成するポイント集計情報についても同様であり、的中回数に偏りはない。
あたり目検出部16では、このような単勝ポイント集計情報225、複勝ポイント集計情報226、2連単ポイント集計情報227に基づいて、あたり目を検出する。
式別が単勝の場合は、図15に示した単勝ポイント集計情報225に基づいて、最も的中回数の多い的中番号をあたり目として検出する。しかしながら、検出された的中番号の的中回数はすべて「1」であり、的中回数からあたり目を検出することができない。このような場合は、的中回数が最も多い「1」の的中番号から無作為に1つを選択し、あたり目とする。例えば、的中番号「1、4、7、10」をあたり目情報23に登録し、あたり目要求に対して無作為に「10」を選択し、あたり目「10」を応答する。
同様に、図15に示した複勝ポイント集計情報226において検出された的中番号は、的中回数に基づいて1つを選択することができない。そこで、あたり目要求に対して検出された的中番号から無作為に1つを選択する。
式別が2枠複、2連複、ワイドの場合も同様に、最も高い的中回数が同じである的中番号が複数検出されたときは、あたり目要求に対してその的中番号から無作為に2つを選択する。式別が3連複の場合も同様であり、最も高い的中回数が同じである的中番号が複数検出されたときは、あたり目要求に対してその的中番号から無作為に3つを選択する。
式別が2連単の場合は、図16に示した2連単ポイント集計情報227に基づいて、1着集計情報227aと2着集計情報227bとからそれぞれ的中回数の最も高い的中番号を選択し、あたり目とする。しかしながら、この例では、1着集計情報227a及び2着集計情報227bのいずれも的中回数に基づいて的中番号を選択することができないので、あたり目要求に対してそれぞれから無作為に1つの的中番号を選択し、これらを着順に並べてあたり目とする。なお、1着集計情報227aまたは2着集計情報227bのいずれかで的中回数に基づいて1つの的中番号が選択できるときは、可能な方では的中回数に基づいて的中番号を選択する。式別が3連単の場合も同様に、1着、2着、3着それぞれについて的中回数の最も高い的中番号を選択し、あたり目とする。的中回数で選択できない着順は、最高位の的中回数の的中番号から1つを無作為に選択する。
いずれも、検出したあたり目は、あたり目情報23に登録する。
このように投票支援装置10が、レース結果に基づいて、あたり目を検出することによって、投票者は容易にあたり目投票を行うことができる。
なお、例えば、レース結果を参照する所定の期間を投票対象レースが行われる当日とした場合、投票対象レースが1レースであるときは参照する当日のレース結果がなく、レース結果に基づいてあたり目を検出することができない。また、投票対象レースのレース番号が小さい場合、例えば、当日の3R目では、参照するレース結果の数が少なく、的中番号に隔たりが生じにくい。このように、レース結果がない、もしくはレース結果の数が少ない場合には、所定の期間の前、例えば、前日に行われたレース結果をホストコンピュータ50から取得し、ポイント集計情報22を生成するとしてもよい。
次に、このようなあたり目を利用する投票券発券装置30側の動作について説明する。
投票券発券装置30では、読み込んだあたり目投票カード340のあたり目買い方の指定341が「お任せ」であったときは、投票支援装置10から取得したあたり目を用いて投票券を発券する。例えば、式別344に「単勝」が記入され、図10に示した単勝ポイント集計情報221に基づいて検出された単勝のあたり目が「1」であるときは、確認のため、ディスプレイ305に、場名、レース番号、購入金額、とともに、式別「単勝」と、投票番号「1」を表示する。投票券発券装置30は、タッチパネル306を介して投票者の確認を受け付けた後、投票券を発券する。
一方、投票券発券装置30では、あたり目買い方の指定341が「選択」であったときは、投票支援装置10から、あたり目に加えて、該当する式別のポイント集計情報と、レース結果履歴と、を取得する。レース結果履歴は、ホストコンピュータ50から取得するとしてもよい。そして、投票券発券装置30は、取得した情報に基づいて、選択画面をディスプレイ305に表示する。選択画面の表示について図17、18、19を用いて説明する。
図17は、式別が単勝の場合の選択あたり目投票画面の一例を示した図である。
選択あたり目投票画面(単勝)350には、発券制御部35によって、投票者による指定情報351と、レース結果履歴352と、あたり目情報353と、が表示されている。
指定情報351は、カード読取部34があたり目投票カード340から読み取った情報に基づいて表示される。選択あたり目投票画面(単勝)350では、あたり目投票カード340に基づく投票種別「あたり目投票」と、場名342に基づく場所「A場」と、式別「単勝」と、金額345に基づく金額「1,000円」とが表示される。
レース結果履歴352は、発券制御部35によって投票支援装置10またはホストコンピュータ50から取得した単勝のレース結果に基づいて表示される。選択あたり目投票画面(単勝)350では、図9に示したレース結果履歴211の単勝211bに基づく画面が表示されている。
あたり目情報353は、発券制御部35によって投票支援装置10から取得したあたり目と、ポイント集計情報に基づいて表示される。選択あたり目投票画面(単勝)350では、図10に示した単勝ポイント集計情報221に基づいて検出したあたり目が集計1位に表示されている。また、単勝ポイント集計情報221において検出された的中番号221aに基づき、集計2位と3位が表示されている。
投票者は、このような選択あたり目投票画面(単勝)350を確認し、レース結果履歴352のあたり目情報353に基づき、あたり目を選択し、投票を行うことができる。
図18は、式別が2連複の場合の選択あたり目投票画面の一例を示した図である。
選択あたり目投票画面(2連複)360には、発券制御部35によって、投票者による指定情報361と、レース結果履歴362と、あたり目情報363と、が表示されている。
指定情報361は、式別が異なる他は指定情報351と同様であるので、説明は省略する。
レース結果履歴362は、発券制御部35が取得した2連複のレース結果に基づいて表示される。選択あたり目投票画面(2連複)360では、図9に示したレース結果履歴211の2連複211eに基づく画面が表示されている。
あたり目情報363は、発券制御部35によって投票支援装置10から取得したあたり目と、ポイント集計情報に基づいて表示される。選択あたり目投票画面(2連複)360では、図11に示した2連複ポイント集計情報223に基づいて検出したあたり目が集計1位に表示されている。また、2連複ポイント集計情報223において検出された的中番号223aと、その的中回数223cとに基づき、選択した的中番号が集計2位に表示されている。
図19は、式別が2連単の場合の選択あたり目投票画面の一例を示した図である。
選択あたり目投票画面(2連単)370には、発券制御部35によって、投票者による指定情報371と、レース結果履歴372と、あたり目情報373と、が表示されている。
指定情報371は、式別が異なる他は指定情報351と同様であるので、説明は省略する。
レース結果履歴372は、発券制御部35が取得した2連複のレース結果に基づいて表示される。選択あたり目投票画面(2連単)370では、図12に示した単勝式レース結果履歴212の2連単212bに基づく画面が表示されている。
あたり目情報373は、発券制御部35によって投票支援装置10から取得したあたり目と、ポイント集計情報に基づいて表示される。選択あたり目投票画面(2連単)370では、図13に示した2連単ポイント集計情報224に基づいて検出したあたり目が集計1位に表示されている。また、2連単ポイント集計情報224において検出された1着集計情報224aと、2着集計情報224bとに基づき、それぞれから選択した的中番号が集計2位に表示されている。
このように、投票者があたり目投票カード340のあたり目買い方の指定341を「選択」とすれば、ディスプレイ305には、図17、18、19に示したような式別に応じた選択あたり目投票画面が表示される。投票券発券装置30は、投票者が画面を確認し、例えば、集計1位の番号をタッチすれば、タッチした番号を投票番号とする投票券の確認画面を表示する。そして、投票者の確認を受け付けると、この投票券を発券する。また、レース結果に基づいて自分であたり目を決定したい投票者が、レース結果に表示された番号をタッチしたときは、投票券発券装置30は同様の処理を行い、タッチされた番号の投票券を発券する。
なお、集計2位以下のあたり目の検出は、式別のポイント集計情報を取得した投票券発券装置30で行ってもよいし、要求があった時に投票支援装置10の支援情報生成部17が検出して投票券発券装置30へ送信するとしてもよい。
本願発明によれば、例えば、初心者等、手軽に投票を行いたい投票者は、あたり目買い方の指定341に「お任せ」を記入すれば、自動的にあたり目投票を行うことができる。一方、経験者等、最終的には自分で投票番号を決めたい投票者は、あたり目買い方の指定341に「選択」を記入すれば、投票支援装置10が集計したあたり目情報を参考にしながら、自分の判断で投票を行うことができる。いずれの投票も従来の投票カードによる投票と同じように実現することが可能であり、初心者及び経験者のいずれも気軽にあたり目投票を楽しむことができる。
また、あたり目の予想は、レース結果に基づいて投票支援装置10が行うため、見落としなく正確に集計ができるばかりでなく、レース終了後すぐに確かな情報を提供することができる。
このように、正確、スピーディー、手軽さに加え、予想して勝つという公営競技の楽しみを味わえる投票が提供できることで、予想から投票までの時間短縮とファン層の拡大に貢献することができる。これに伴って、運営側には、投票数(売上)の拡大が見込めるという効果が得られる。
なお、上記の構成は一例であり、発明の主旨を保っての適宜変更については本発明の範囲に含まれる。投票支援装置10が行う処理機能は、投票券発券装置30、ホストコンピュータ50、投票所管理端末70のいずれかで行われるとしてもよい。また、投票券の購入を投票券発券装置30ではなく、例えば、ユーザのパーソナルコンピュータや携帯電話機よりネットワーク90経由で行うとしてもよい。
上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、投票支援装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記憶装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリ等がある。磁気記憶装置には、HDD、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ等がある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)等がある。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROM等の可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムにしたがった処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムにしたがった処理を実行することもできる。また、コンピュータは、ネットワークを介して接続されたサーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムにしたがった処理を実行することもできる。
また、上記の処理機能の少なくとも一部を、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)等の電子回路で実現することもできる。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせてもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能である。
1 投票支援装置
3 記憶部
3a ポイント集計情報
5 集計部
7 あたり目検出部
10 投票支援装置
13 通信部
14 記憶部
15 ポイント集計部
16 あたり目検出部
17 支援情報生成部
21 レース結果履歴
22 ポイント集計情報
23 あたり目情報
30 投票券発券装置
33 通信部
34 カード読取部
35 発券制御部
50 ホストコンピュータ
53 通信部
54 レース管理部
70 投票所管理端末
90 ネットワーク
301 投票カード投入口
302 硬貨出入口
303 投票券出入口
304 紙幣出入口
305 ディスプレイ
306 タッチパネル

Claims (10)

  1. 所定の期間において結果が確定した確定レースのレース結果を取得し、前記レース結果に基づいて的中番号と、前記的中番号の的中回数に応じた評価ポイントと、を集計し、前記的中番号と前記評価ポイントとを対応付けたポイント集計情報を生成して記憶部に記憶する集計部と、
    賭式ごとに、前記ポイント集計情報に基づいて前記賭式のあたり目に対応する前記的中番号を前記評価ポイントに応じて評価し、評価結果に基づいて前記的中番号からあたり目を検出するあたり目検出部と、
    を有する投票支援装置。
  2. 前記集計部は、
    前記賭式ごとに、着順が前記賭式のあたり目に対応する投票対象番号を式別的中番号として、前記式別的中番号と、前記式別的中番号の前記賭式における的中回数に応じた前記評価ポイントとを集計する、
    請求項1記載の投票支援装置。
  3. 前記集計部は、
    前記賭式が、前記賭式に応じて決まる所定の着順内に入る前記投票対象番号を着順は問わずに選択する第1賭式であるときは、前記所定の着順内に入った前記投票対象番号を前記式別的中番号とし、前記投票対象番号が前記所定の着順内に入った回数を前記的中回数として前記評価ポイントを集計し、
    前記あたり目検出部は、
    前記評価結果が高い順に前記賭式に応じた数の前記式別的中番号を選択し、選択した前記式別的中番号の組み合わせを前記あたり目とする、
    請求項2記載の投票支援装置。
  4. 前記集計部は、
    前記賭式が、前記賭式に応じて決まる所定の着順内に入る前記投票対象番号を着順を指定して選択する第2賭式であるときは、前記所定の着順内の着順ごとに前記式別的中番号と前記評価ポイントとを集計し、
    前記あたり目検出部は、
    前記着順ごとに前記評価結果が最も高い前記式別的中番号を選択し、前記着順ごとに選択した前記式別的中番号を前記着順に従って並べて前記あたり目とする、
    請求項2記載の投票支援装置。
  5. 前記あたり目検出部は、
    前記評価結果が同じあたり目候補が複数検出されたときは、前記複数のあたり目候補から無作為に1つを選択し、前記あたり目とする、
    請求項1乃至4の何れか1項に記載の投票支援装置。
  6. 前記あたり目に基づくあたり目投票券を自動的に発券する第1モードと、前記あたり目を投票者が選択して前記あたり目投票券を発券する第2モードと、を有する投票券発券装置から前記賭式と、前記第1モードまたは前記第2モードのいずれかの指定と、を取得し、
    前記第1モードが指定されていたときは、前記賭式に対応する前記あたり目を選択して前記あたり目を前記投票券発券装置に出力し、
    前記第2モードが指定されていたときは、前記賭式に対応する前記あたり目と、前記賭式に対応する前記ポイント集計情報と、を投票券発券装置に出力する支援情報生成部、
    を有する、
    請求項1乃至5の何れか1項に記載の投票支援装置。
  7. 前記集計部は、
    前記所定の期間の最初に行われる第1レースまたは前記第1レース以降の予め決められた数のレースの結果が確定されるまでは、前記第1レースの前に行われたレースにおける前記レース結果を取得して、前記ポイント集計情報を生成する、
    請求項1乃至6の何れか1項に記載の投票支援装置。
  8. レースを管理する管理装置と、投票券を発券する投票券発券装置と、投票を支援する投票支援装置と、がネットワークを介して接続する投票システムにおいて、
    前記投票支援装置が、
    所定の期間において結果が確定した確定レースのレース結果を前記管理装置から取得し、前記レース結果に基づいて的中番号と、前記的中番号の的中回数に応じた評価ポイントと、を集計し、前記的中番号と前記評価ポイントとを対応付けたポイント集計情報を生成して記憶部に記憶する集計部と、
    賭式ごとに、前記ポイント集計情報に基づいて前記賭式のあたり目に対応する前記的中番号を前記評価ポイントに応じて評価し、評価結果に基づいて前記的中番号からあたり目を検出するあたり目検出部と、を有し、
    前記投票券発券装置が、
    前記投票者による前記賭式を指定したあたり目投票依頼に基づき、前記投票券発券装置から前記賭式に対応する前記あたり目を取得し、前記あたり目に基づいて投票券を発券する発券制御部、を有する、
    投票システム。
  9. 前記投票券発券装置は、前記あたり目に基づくあたり目投票券を自動的に発券する第1モードと、前記あたり目を投票者が選択して前記あたり目投票券を発券する第2モードと、を有し、
    前記投票支援装置は、前記第1モードが指定されていたときは、前記賭式に対応する前記あたり目を選択して前記あたり目を前記投票券発券装置に出力し、前記第2モードが指定されていたときは、前記賭式に対応する前記あたり目と、前記賭式に対応する前記ポイント集計情報と、を投票券発券装置に出力する支援情報生成部を有し、
    前記投票券発券装置の前記発券制御部は、前記投票者が前記第1モードを選択したときは、前記第1モードと前記賭式とを指定して前記投票支援装置に出力し、取得した前記あたり目を用いて前記あたり目投票券を発券し、前記投票者が前記第2モードを選択したときは、前記第2モードと前記賭式とを指定して前記投票支援装置に出力し、取得した前記あたり目と、前記ポイント集計情報とに基づく選択画面を前記投票者に提示し、選択された投票番号を前記あたり目として前記あたり目投票券を発券する、
    請求項8記載の投票システム。
  10. 投票支援装置が、
    所定の期間において結果が確定した確定レースのレース結果を取得し、
    前記レース結果に基づいて的中番号と、前記的中番号の的中回数に応じた評価ポイントと、を集計し、
    前記的中番号と前記評価ポイントとを対応付けたポイント集計情報を生成して記憶部に記憶し、
    賭式ごとに、前記ポイント集計情報に基づいて前記賭式のあたり目に対応する前記的中番号を前記評価ポイントに応じて評価し、
    評価結果に基づいて前記的中番号からあたり目を検出する、
    投票支援方法。
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