JP2016030944A - 建設機械 - Google Patents

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敬介 今岡
Keisuke Imaoka
敬介 今岡
正和 尾▲崎▼
Masakazu Ozaki
正和 尾▲崎▼
茂樹 蔵本
Shigeki Kuramoto
茂樹 蔵本
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

【課題】キャブに乗降するための乗降手段を支持する部分にかかるモーメントを低減することが可能な建設機械の提供。【解決手段】解体機1は、アッパーフレーム4と、アッパーフレーム4の上方に配置されるキャブ5と、キャブ5を昇降可能に支持するキャブ昇降装置6と、スペーサ7と、階段11,12を備える。スペーサ7は、キャブ5をかさ上げするために、アッパーフレーム4のベース43とキャブ昇降装置6との間に挿入される。階段11は、キャブ5の側面下側に接続されて支持されてキャブ5とともに昇降する。階段12は、アッパーフレーム4のベース43に接続されて支持される。【選択図】図3

Description

本発明は、キャブへの乗降手段を備える建設機械に関する。
従来、建設機械の分野では、キャブ(運転室)からの良好な作業視界を確保すべく、様々な技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載の作業機では、走行体に立設するタワー上端に旋回体が設けられ、当該旋回体の長手方向一方側に突出する突出部にキャブが設けられている。
特開2004−149321号公報
他方、本願の発明者は、キャブを昇降可能に支持する昇降装置の下側にスペーサを挿入し、キャブをかさ上げすることを想起した。これによれば、タワーを備える上記特許文献1の作業機に比べて、安価な構成でキャブからの良好な作業視界を確保することが可能である。
ただし、キャブ昇降装置の下側にスペーサを挿入すると、キャブが最も下がった状態であっても当該キャブは比較的高い場所に位置するため、当該キャブへの乗降が不便になる場合がある。
これに対して、本願の発明者は、キャブに乗降するための乗降手段を設けることを新たに想起した。
しかし、キャブへの乗降手段はそれなりに重量を有するため、当該乗降手段を支持する部分に比較的大きなモーメントがかかる可能性がある。
そこで本発明は、キャブに乗降するための乗降手段を支持する部分にかかるモーメントを低減することが可能な建設機械を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、建設機械であって、アッパーフレームと、前記アッパーフレームの上方に配置されるキャブと、前記キャブを昇降可能に支持するキャブ昇降装置と、前記キャブをかさ上げするために、前記アッパーフレームと前記キャブ昇降装置との間に挿入されるスペーサと、前記キャブに乗降するために前記キャブの側方に設けられる乗降手段とを備え、前記乗降手段は、前記キャブに支持されて前記キャブとともに昇降する第1乗降部と、前記アッパーフレームに支持される第2乗降部とを有することを特徴とする建設機械を提供している。
また、前記第1乗降部及び第2乗降部は、それぞれ、第1階段及び第2階段で構成されており、前記建設機械の幅方向において、前記第2階段の踏み面は、第1階段の踏み面よりも内側に延伸するように構成されるのが好ましい。
また、前記第2階段の一番下の踏み面の下側には、前記一番下の踏み面と上下方向に重なる足掛部が設けられるのが好ましい。
また、前記第1階段と前記第2階段との少なくとも一方には、手摺りが設けられているのが好ましい。
また、前記スペーサには、手摺りが設けられているのが好ましい。
請求項1記載の建設機械によれば、第1乗降部がキャブに支持され、第2乗降部がアッパーフレームに支持されるので、乗降手段を支持する部分にかかるモーメントが2箇所に分散される。そのため、乗降手段を1箇所で支持する場合に比べて、当該乗降手段を支持する部分にかかるモーメントを低減することが可能である。
請求項2記載の建設機械によれば、第2階段の踏み面が第1階段の踏み面よりも内側に延伸するため、第2階段の乗降性が向上する。
請求項3記載の建設機械によれば、第2階段の一番下の踏み面と上下方向に重なる足掛部を利用して第2階段の一番下の踏み面に容易に到達することが可能である。
請求項4記載の建設機械によれば、キャブへの乗降をより安全に行うことが可能である。
請求項5記載の建設機械によれば、スペーサの手摺りを利用してより安全にキャブへ乗降することが可能である。
本発明の実施形態による解体機を示す側面図。 解体機のアッパーフレームを示す斜視図。 キャブが上部に持ち上げられた状態の解体機を示す側面図。 解体機を左後方から見た斜視図。 解体機を示す正面図。
<1.実施形態>
本発明の実施形態による建設機械について図1乃至図5に基づき説明する。以下、建設機械の一例として、垂直式エレベータキャブを備える解体機1を例にとって説明する。なお、説明の都合上、各図面では必要に応じて前後方向や左右方向を適宜定義している。
図1に示すように、解体機1は、クローラ式の下部走行体2と上部旋回体3とを備えて構成される。
上部旋回体3は、下部走行体2上に搭載されており、旋回装置を介して旋回することが可能である。具体的には、図1に示すように、上部旋回体3は、アッパーフレーム4と、キャブ5と、キャブ昇降装置6と、スペーサ7とを備えて構成される。なお、実際には、アタッチメントやクランプアーム(押さえ具)等も取り付けられるが、ここでは、図示及び説明を省略する。
図2に示すように、アッパーフレーム4は、センターセクション41とベース43とを備えて構成される。
センターセクション41は、旋回装置に支持されるセンターセクション底板411と、センターセクション底板411に立設された左右2枚のセンターセクション縦板412,413とを有する。
ベース43は、左側のセンターセクション縦板412に溶接される部材である。具体的には、ベース43は、上板431と、下板432と、前後に対向する2枚の縦板433,434とを備え、中空箱状に構成されている。
図2に示すように、ベース43の左側側面には、内部にバッテリー等の収容対象物を収容できるように縦板が設けられていない。これにより、ベース43の左側側面は、収容対象物を扱うための開口部として機能する。
ただし、図1及び図4に示すように、解体機1の使用時には、ベース43の左側側面(開口部)は専用のカバー43Cがボルトにより取り付けられている。
再び図1を参照する。キャブ5は、アッパーフレーム4の上方に配置される。ここでは、キャブ5は、図1(最下位置)及び図3(最上位置)に示すように、垂直方向に昇降(上下移動)することが可能な垂直式エレベータキャブとして構成されている。
キャブ昇降装置6は、キャブ5を支持した状態で垂直方向に昇降させるための装置である。
スペーサ7は、キャブ5をかさ上げするために、アッパーフレーム4のベース43とキャブ昇降装置6との間に挿入される部材である。このスペーサ7が挿入されることによって、キャブ昇降装置6がスペーサ7の高さ分だけかさ上げされるため、結果としてキャブ5もかさ上げされる。
このように、本実施形態では、スペーサ7がアッパーフレーム4のベース43とキャブ昇降装置6との間に挿入されるので、キャブ昇降装置6がスペーサ7の高さ分だけかさ上げされる。その結果、キャブ5をより高い位置に持ち上げることができ、作業者に良好な作業視界を提供することが可能である。
ただし、上述したように、スペーサ7が挿入されると、キャブ5が最も下がった状態であってもキャブ5は比較的高い場所に位置するため、キャブ5への乗降が困難になる場合がある。
そこで、本実施形態では、図1、図3、図4及び図5に示すように、解体機1には、キャブ5への乗降手段として階段11,12がキャブ5の側方に設けられている。
階段11は、キャブ5の側面下部51に接続されて支持されている。図3に示すように、階段11は、キャブ5の側面下部51に接続されるため、キャブ5の昇降に追従して昇降する。
一方、階段12は、図5に示すように、取付部44を介してベース43の前側の縦板433に接続されて支持されている。具体的には、取付部44は、平面視略直角三角形状の板441及び取付板442,443等から構成される。そして、階段12に取付部44が取り付けられ、取付部44が縦板433にボルト留めされることにより、階段12が縦板433に接続される。なお、階段12は、キャブ5には接続されていないため、キャブ5の昇降には追従しない。
このように、本実施形態では、階段11がキャブ5の側面下部51に接続されて支持される一方、階段12がアッパーフレーム4のベース43を構成する前側の縦板433に接続されて支持される。すなわち、乗降手段は、2つの階段11,12に分割されている。そのため、乗降手段を支持する部分にかかるモーメントが2箇所に分散され、当該乗降手段を1箇所で支持する場合に比べて、当該乗降手段を支持する部分にかかるモーメントを低減することが可能である。
また、本実施形態では、図4及び図5に示すように、解体機1の幅方向(左右方向)において、階段12の踏み面12B,121は、階段11の踏み面11Bよりも距離Dだけ内側に延伸するように構成されている。そのため、階段12の乗降性が向上している。
また、本実施形態では、階段11,12には、図4に示すように、それぞれ、手摺り11A,12Aが設けられている。そのため、作業者は、手摺り11A,12Aを利用してより安全にキャブ5へ乗降することが可能である。
また、本実施形態では、図4に示すように、階段12の一番下の踏み面121の下側には、一番下の踏み面121と上下方向に重なる足掛部13が設けられている。そのため、階段12の一番下の踏み面121が比較的高い位置に存在する場合であっても、足掛部13を利用して一番下の踏み面121に容易に到達することが可能である。
また、本実施形態では、図4に示すように、スペーサ7にも手摺り7Aが設けられている。具体的には、手摺り7Aは、上端がスペーサ7に接続されており、下端がアッパーフレーム4に接続されている。そのため、手摺り12Aに加え、スペーサ7の手摺り7Aを利用してより安全にキャブ5へ乗降することが可能である。
<2.変形例>
本発明による建設機械は上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載した範囲で種々の変形や改良が可能である。
例えば、上記実施形態では、本発明を解体機1に適用する場合を例示したが、これに限定されず、本発明をキャブへの乗降手段を備えるその他の建設機械に適用するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、乗降手段として2つの階段11,12を採用したが、これに限定されず、例えば、2つのスロープを採用するようにしてもよい。この場合も、一方のスロープがキャブに支持され、他方のスロープがアッパーフレームに支持されれば、上記実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
以上のように本発明にかかる建設機械は、例えば、キャブへの乗降手段を有する解体機等に適用可能である。
1 解体機、2 下部走行体、3 上部旋回体、4 アッパーフレーム、5 キャブ、
6 キャブ昇降装置、7 スペーサ、11,12 階段、13 足掛部、
41 センターセクション、43 ベース、51 側面下部、121 踏み面、
411 センターセクション底板、412,413 センターセクション縦板、
431 上板、432 下板、433,434 縦板

Claims (5)

  1. 建設機械であって、
    アッパーフレームと、
    前記アッパーフレームの上方に配置されるキャブと、
    前記キャブを昇降可能に支持するキャブ昇降装置と、
    前記キャブをかさ上げするために、前記アッパーフレームと前記キャブ昇降装置との間に挿入されるスペーサと、
    前記キャブに乗降するために前記キャブの側方に設けられる乗降手段と、
    を備え、
    前記乗降手段は、前記キャブに支持されて前記キャブとともに昇降する第1乗降部と、前記アッパーフレームに支持される第2乗降部とを有することを特徴とする建設機械。
  2. 請求項1に記載の建設機械において、
    前記第1乗降部及び第2乗降部は、それぞれ、第1階段及び第2階段で構成されており、
    前記建設機械の幅方向において、前記第2階段の踏み面は、第1階段の踏み面よりも内側に延伸するように構成されることを特徴とする建設機械。
  3. 請求項2に記載の建設機械において、
    前記第2階段の一番下の踏み面の下側には、前記一番下の踏み面と上下方向に重なる足掛部が設けられることを特徴とする建設機械。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の建設機械において、
    前記第1階段と前記第2階段との少なくとも一方には、手摺りが設けられていることを特徴とする建設機械。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の建設機械において、
    前記スペーサには、手摺りが設けられていることを特徴とする建設機械。
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