JP2016030487A - 車両の防眩装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、直射日光や対向車のハイビームなど高輝度の光がウィンドウに入射されるときでも、車両運転に適した視界が確保される車両の防眩装置を提供する。【解決手段】本発明は、車体に設けられたウィンドウ3と、ウィンドウの、車室内から車外を見た視界を撮像する撮像部11と、撮像部で撮像した画像のうち、所定の輝度値以上を含む画像領域を検出する高輝度領域検出部23と、高輝度領域検出部で検出した高輝度領域と対応するウィンドウの領域を遮光する遮光部Bと、撮像部で撮像した画像から、遮光で遮られた視界を補完する画像を切り出す補完画像形成部25と、視界の遮られたウィンドウ領域に、補完画像形成部の補完画像を所定の輝度値を下回る輝度で映出する画像映出部Aを具備する。同構成により、高輝度となるウィンドウ面の領域が遮光されるとともに、遮光した領域には、補完する画像が映し出され、眩しさを抑えた景色となる【選択図】図3
Description
本発明は、良好なウィンドウの視界を確保可能とした車両の防眩装置に関する。
自動車の運転者は、フロントウィンドウから入射する日光の直射(日中)や対向車からのハイビームの入射(夜間)を受けると、幻惑されやすい。そこで、自動車では、サンバイザーを用いて防眩し、幻惑を防ぐことが行われている。しかし、サンバイザーは操作が面倒なうえ、視界の確保が十分ない。
そのため、特許文献1にも開示されているようにフロントウィンドウのウィンドウ面に、遮光用の液晶フィルムを設けて、直射日光が入射すると、液晶フィルムの偏光機能を用いて遮光する技術が提案されている。
そのため、特許文献1にも開示されているようにフロントウィンドウのウィンドウ面に、遮光用の液晶フィルムを設けて、直射日光が入射すると、液晶フィルムの偏光機能を用いて遮光する技術が提案されている。
ところが、運転者の視界は、この遮光によって妨げられやすい。このため、運転者に十分な視界を提供するのが難しい。
そこで、本発明の目的は、直射日光や対向車のハイビームなど高輝度の光がウィンドウに入射されるときでも、車両運転に適した視界が確保される車両の防眩装置を提供する。
そこで、本発明の目的は、直射日光や対向車のハイビームなど高輝度の光がウィンドウに入射されるときでも、車両運転に適した視界が確保される車両の防眩装置を提供する。
本発明の態様は、車体に設けられたウィンドウと、ウィンドウの、車室内から車外を見た視界を撮像する撮像部と、撮像部で撮像した画像のうち、所定の輝度値以上を含む画像領域を検出する高輝度領域検出部と、高輝度領域検出部で検出した高輝度領域と対応するウィンドウの領域を遮光する遮光部と、撮像部で撮像した画像から、遮光で遮られた視界を補完する画像を切り出す補完画像形成部と、視界の遮られたウィンドウ領域に、補完画像形成部の補完画像を所定の輝度値を下回る輝度で映出する画像映出部を具備したことにある。
本発明によれば、運転者を幻惑するような高輝度の光がウィンドウに入射すると、遮光部により、高輝度となるウィンドウ面の領域が遮光され、高輝度の入射光を断つ。と共に、この遮光したウィンドウ面の領域には、補完画像形成部により、遮光した領域を補完する画像、すなわちウィンドウから見える景色の一部をなす画像が映し出される。補完する画像は、輝度が抑えられて映出されるため、運転者から見えるウィンドウの視界は、眩しさを抑えた景色となる。
それ故、直射日光や対向車のハイビームなど輝度の高い光がウィンドウに入射されるときでも、ウィンドウから見る景色、遮光されたウィンドウ領域に映し出される景色から、ウィンドウの視界が確保される。これにより、運転に適したウィンドウの視界を十分に確保することができる。
以下、本発明を図1から図5に示す一実施形態にもとづいて説明する。
図1は本発明を適用した車両の防眩装置の外観、図2は同防眩装置の断面、図3は同防眩装置の各部構成をそれぞれ示している。
まず、車両の主な構造を説明すると、図1,2中1は車体、3は同車体1の前部に設けられたフロントウィンドウ(本願のウィンドウに相当)、5は同フロントウィンドウ3の内面の車幅方向中央上段に取り付けられたルームミラー、7はステアリングホイール、9はフロントシートを示している。
図1は本発明を適用した車両の防眩装置の外観、図2は同防眩装置の断面、図3は同防眩装置の各部構成をそれぞれ示している。
まず、車両の主な構造を説明すると、図1,2中1は車体、3は同車体1の前部に設けられたフロントウィンドウ(本願のウィンドウに相当)、5は同フロントウィンドウ3の内面の車幅方向中央上段に取り付けられたルームミラー、7はステアリングホイール、9はフロントシートを示している。
11は、撮像部であるところのカメラである。このカメラ11は、例えばルームミラー5のウィンドウ取付座部5a(台座部)の内部に収められている。カメラ11の画像入射部をなすレンズ11a(図1)は、フロントウィンドウ3の内面(車室内)に臨んでいる。同レンズ11aは、フロントウィンドウ3全体の視界を捉える広角レンズから形成されている。このレンズ11aにより、フロントウィンドウ3の前方の景色、すなわち車室内からフロントウィンドウ3を通して車外を見たときの視界全体が撮像される。
フロントウィンドウ3は、遮光機能、画像映出機能の付いた透明なウィンドウで構成されている。通常、フロントウィンドウ3は、図3に示されるように二枚のガラス板13a,13b間に透明な樹脂層14を挟み込んだだけのパネルで構成されるが、遮光機能、画像映出機能の付いたフロントウィンドウ3は、さらに図3に示されるように樹脂層14に、透明な画像表示用液晶フィルムA(本願の画像映出部に相当)、透明な遮光用液晶フィルムB(本願の遮光部に相当)を挟み込んだ透明なパネルで構成されている。
さらに述べれば、画像表示用液晶フィルムAは、フロントウィンドウ3の全体を占める部分が、例えば上部、中部、下部といった具合に上下で複数(3個所)に分れた、カラー画像表示が可能な液晶フィルム部A1〜A3をもつ。また遮光用液晶フィルムBも、フロントウィンドウ3の全体を占める部分が、画像表示用液晶フィルムAと対応して、例えば上部、中部、下部といった具合に上下で分れた、液晶偏向が可能な液晶フィルム部B1〜B3をもつ。ちなみに、液晶フィルム部B1〜B3は、電圧が印加されると、液晶の偏向により、偏光、すなわち遮光が行われ、フロントウィンドウ3の視界を遮るものである。
なお、レンズ11aと向きあうフロントウィンドウ部分については、液晶フィルムA,Bは無い(カメラ11の撮像のため)。
こうしたカメラ11、画像表示用液晶フィルムA、透明な遮光用液晶フィルムBは、図2に示されるように車体1に搭載された防眩駆動ユニット15に接続されている。
防眩駆動ユニット15は、カメラ11で撮像した画像に基づき、画像表示用液晶フィルムA、透明な遮光用液晶フィルムBを駆動する。すなわち、この防眩駆動ユニット15は、カメラ11で撮像した画像から高輝度の領域を検出し、この高輝度領域と対応するウィンドウ領域に対し遮光を施し、この遮光した部分に、遮られた視界を補完する画像を低輝度で映し出す機能を有する。同防眩駆動ユニット15の各部の構成が図3に示されている。
こうしたカメラ11、画像表示用液晶フィルムA、透明な遮光用液晶フィルムBは、図2に示されるように車体1に搭載された防眩駆動ユニット15に接続されている。
防眩駆動ユニット15は、カメラ11で撮像した画像に基づき、画像表示用液晶フィルムA、透明な遮光用液晶フィルムBを駆動する。すなわち、この防眩駆動ユニット15は、カメラ11で撮像した画像から高輝度の領域を検出し、この高輝度領域と対応するウィンドウ領域に対し遮光を施し、この遮光した部分に、遮られた視界を補完する画像を低輝度で映し出す機能を有する。同防眩駆動ユニット15の各部の構成が図3に示されている。
この防眩駆動ユニット15は、カメラ11で撮像したフロントウィンドウ3の視界の全景色を、例えば所定時間毎、取り込むウィンドウ画像取込部17(以下、単に取込部という)や、取込部17で取り込まれた画像のうち、所定の輝度値以上を含む画像領域を検出、ここでは液晶フィルム部A1〜A3,B1〜B3のどのゾーンに高輝度領域が有るのかを検出する高輝度ゾーン検出部23(本願の高輝度領域検出部に相当)や、補完画像を設定する補完画像設定部25(本願の補完画像形成部に相当)を有している。
ちなみに、19は、液晶フィルム部A1〜A3の液晶を駆動し、入力画像を液晶フィルム部A1〜A3に映し出すための、画像表示用液晶フィルム用の液晶駆動部であり、21は、液晶フィルム部B1〜B3の液晶を偏向駆動し、液晶フィルム部B1〜B3を偏光(遮光)させるための、遮光用液晶フィルム用の偏向駆動部である。
このうち偏向駆動部21は、高輝度領域の有るフロンドウィンドウ領域を遮光するため、3つの液晶フィルム部B1〜B3のうち、高輝度領域の有る液晶フィルム部B1〜B3だけを偏向駆動する機能(遮光機能)を有している。
このうち偏向駆動部21は、高輝度領域の有るフロンドウィンドウ領域を遮光するため、3つの液晶フィルム部B1〜B3のうち、高輝度領域の有る液晶フィルム部B1〜B3だけを偏向駆動する機能(遮光機能)を有している。
補完画像設定部25は、取込部17に取り込んだ画像から、上記液晶フィルム部B1〜B3で遮られたフロントウィンドウ3の視界を補完する画像を切り出す機能を有している。つまり、補完画像設定部25は、液晶フィルム部B1〜B3で遮られたフロントウィンドウ領域に対応した景色を、取り込んだ画像から切り出す。
また液晶駆動部19は、上記液晶フィルム部B1〜B3の偏向駆動で遮られたフロントウィンドウ3の視界を補完するため、視界を遮っている液晶フィルム部B1〜B3と対応する液晶フィルム部A1〜A3を駆動し、切り出された景色の画像を、所定の輝度値を下回る(所定輝度値未満)の輝度に変更しながら、視界を遮っている液晶フィルム部B1〜B3と対応する液晶フィルム部A1〜A3から映し出す機能を有している。つまり、視界の遮られたフロントウィンドウ領域に、補完のため切り出された画像を低輝度で映し出す。
また液晶駆動部19は、上記液晶フィルム部B1〜B3の偏向駆動で遮られたフロントウィンドウ3の視界を補完するため、視界を遮っている液晶フィルム部B1〜B3と対応する液晶フィルム部A1〜A3を駆動し、切り出された景色の画像を、所定の輝度値を下回る(所定輝度値未満)の輝度に変更しながら、視界を遮っている液晶フィルム部B1〜B3と対応する液晶フィルム部A1〜A3から映し出す機能を有している。つまり、視界の遮られたフロントウィンドウ領域に、補完のため切り出された画像を低輝度で映し出す。
この防眩駆動ユニット15の各部は、図4に示されるフローチャートにより制御され、フロントウィンドウ3の眩しさが抑えられるようにしている。
この点を図4のフローチャートを参照して説明すると、今、例えば自動車の走行中、図5のように運転者がフロントウィンドウ3から見る視界の上段に太陽Sが現れ、日光の直射により、運転者が眩しいと感じる状態になる、とする。ちなみに、フロントウィンドウ3の液晶フィルム部A1〜A3および液晶フィルム部B1〜B3は、いずれも透明状態である。
この点を図4のフローチャートを参照して説明すると、今、例えば自動車の走行中、図5のように運転者がフロントウィンドウ3から見る視界の上段に太陽Sが現れ、日光の直射により、運転者が眩しいと感じる状態になる、とする。ちなみに、フロントウィンドウ3の液晶フィルム部A1〜A3および液晶フィルム部B1〜B3は、いずれも透明状態である。
このとき、図4に示すフローチャートのステップS1のようにカメラ11は、フロントウィンドウ3の視界を撮像している。そして、同画像が取込部17に取り込まれる。
すると、続くステップS3にて、高輝度ゾーン検出部23により、取り込んだフロントウィンドウ3の視界の景色の中に、所定の輝度値以上の部位が有るか否かを検出する。
このとき、フロントウィンドウ3の上段部分には、太陽Sが有るから、取り込んだ画像のうち、太陽Sの有る画像部分が、所定の輝度値以上を含む画像として検出される。ついで、ステップS5へ進み、検出結果に基づき、高輝度を含む領域を特定する。ここでは、フロントウィンドウ3の上段部分の領域と特定される。
すると、続くステップS3にて、高輝度ゾーン検出部23により、取り込んだフロントウィンドウ3の視界の景色の中に、所定の輝度値以上の部位が有るか否かを検出する。
このとき、フロントウィンドウ3の上段部分には、太陽Sが有るから、取り込んだ画像のうち、太陽Sの有る画像部分が、所定の輝度値以上を含む画像として検出される。ついで、ステップS5へ進み、検出結果に基づき、高輝度を含む領域を特定する。ここでは、フロントウィンドウ3の上段部分の領域と特定される。
続くステップS7では、偏向駆動部21により、この特定したフロントウィンドウ3の上段部分と対応したウィンドウ領域に有る液晶フィルム部B1を偏向駆動する。すると、液晶フィルム部B1は偏光され、太陽Sの有るフロントウィンドウ3の上段領域を遮光する。これにより、眩しさを感じさせる、高輝度の入射光を断つ。
ステップS9では、補完画像設定部25により、液晶フィルム部B1の遮光によって遮られた視界を補完するため、取り込んだ画像から、高輝度領域に有る景色を切り出す。ここではフロントウィンドウ3の上段部分と対応した部位、具体的には液晶フィルム部A1相当の領域の景色を切り出す。そして、ステップS11にて、切り出した景色の画像の輝度を、所定輝度値未満まで低下させ、眩しさを感じさせない補完画像を設定する。
ステップS9では、補完画像設定部25により、液晶フィルム部B1の遮光によって遮られた視界を補完するため、取り込んだ画像から、高輝度領域に有る景色を切り出す。ここではフロントウィンドウ3の上段部分と対応した部位、具体的には液晶フィルム部A1相当の領域の景色を切り出す。そして、ステップS11にて、切り出した景色の画像の輝度を、所定輝度値未満まで低下させ、眩しさを感じさせない補完画像を設定する。
続くステップS13にて、液晶駆動部19により、補完画像を、偏光した液晶フィルム部B1の領域と対応した液晶フィルム部A1の領域に映し出す。すなわち、遮光されたフロントウィンドウ領域に、同ウィンドウ領域から見える景色と同じ景色が、眩しさを抑えた画像、すなわち輝度を低下させた画像で映し出される。
つまり、図5に示されるようにフロントウィンドウ3から見える景色の一部である、高輝度を含む上部分だけが、一点鎖線のように輝度を抑えた景色の画像δの表示に置き換わる。これにより、運転者から見えるフロントウィンドウ3の視界は、眩しさを抑えた景色となる。
つまり、図5に示されるようにフロントウィンドウ3から見える景色の一部である、高輝度を含む上部分だけが、一点鎖線のように輝度を抑えた景色の画像δの表示に置き換わる。これにより、運転者から見えるフロントウィンドウ3の視界は、眩しさを抑えた景色となる。
高輝度の部位が無くなると、ステップS3からステップS15へ至り、液晶フィルム部A1〜A3および液晶フィルム部B1〜B3を元の透明な状態に戻し、通常のフロントウィンドウ3の視界に戻る。
ここでは、直射日光を一例に挙げたが、夜間走行での対向車のハイビームなど、輝度の高い光がフロントウィンドウ3に入射されるときにも対応する。
ここでは、直射日光を一例に挙げたが、夜間走行での対向車のハイビームなど、輝度の高い光がフロントウィンドウ3に入射されるときにも対応する。
それ故、高輝度の光がフロントウィンドウ3に入射されるときでも、運転に適したウィンドウ視界を十分に確保することができる。しかも、遮光や画像表示は、フロントウィンドウ3のウィンドウ面に、画像表示用液晶フィルム、遮光用液晶フィルムといった二種類の液晶フィルムA,Bを設けるだけでよく、簡単な構造で、フロントウィンドウ領域の遮光や補完画像の映出が実現できる。
なお、上述した一実施形態における各構成およびそれの組合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能であることはいうまでもない。また本発明は、一実施形態によって限定されることはなく、「特許請求の範囲」によってのみ限定されることはいうまでもない。例えば上述した一実施形態では、二種類の液晶フィルムを用いて、遮光したり、遮光した景色を補う補完画像を映し出すようにしたが、これに限らず、一枚のフィルムを用いても、他の構造を用いて、遮光したり補完画像を映し出たりしてもよい。また上述の一実施形態では、ウィンドウ領域を上下に3つ(複数)に分けて、ウィンドウ上段やウィンドウ中段やウィンドウ下段から入射する高輝度光に対処したが、これに限らず、ウィンドウ領域をマトリックス状に多数、細分化して、高輝度の有る部位だけに局所的に遮光を施したり、同遮光した領域に補完画像を映し出すようにしてもよい。カメラも、ルームミラーの台座部でなく、他の車体の部位に配置して、ウィンドウの視界を撮像するようにしてもよい。むろん、フロントウィンドウの防眩でなく、他のウィンドウの防眩に用いてもよい。
3 フロントウィンドウ(ウィンドウ)
11 カメラ(撮像部)
23 高輝度ゾーン検出部(高輝度領域検出部)
25 補完画像設定部(補完画像形成部)
A 画像表示用液晶フィルム(画像映出部)
B 遮光用液晶フィルム(遮光部)
11 カメラ(撮像部)
23 高輝度ゾーン検出部(高輝度領域検出部)
25 補完画像設定部(補完画像形成部)
A 画像表示用液晶フィルム(画像映出部)
B 遮光用液晶フィルム(遮光部)
Claims (2)
- 車体に設けられたウィンドウと、
前記ウィンドウの、車室内から車外を見た視界を撮像する撮像部と、
前記撮像部で撮像した画像のうち、所定の輝度値以上を含む画像領域を検出する高輝度領域検出部と、
前記高輝度領域検出部で検出した高輝度領域と対応する前記ウィンドウの領域を遮光する遮光部と、
前記撮像部で撮像した画像から、前記遮光により遮られた視界を補完する画像を切り出す補完画像形成部と、
前記視界の遮られたウィンドウ領域に、前記補完画像形成部の補完画像を所定の輝度値を下回る輝度で映出する画像映出部と
を具備したことを特徴とする車両の防眩装置。 - 前記遮光部は、前記ウィンドウのウィンドウ面に配置された遮光可能な遮光用液晶フィルムを有し、
前記画像映出部は、前記ウィンドウのウィンドウ面に配置された透明な画像表示用液晶フィルムを有する
ことを特徴とする請求項1に記載の車両の防眩装置。
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JP2014153003A JP2016030487A (ja) | 2014-07-28 | 2014-07-28 | 車両の防眩装置 |
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ID=55441147
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016008002A (ja) * | 2014-06-26 | 2016-01-18 | 三菱電機株式会社 | 表示装置 |
KR101746812B1 (ko) | 2015-04-20 | 2017-06-15 | 동국대학교 산학협력단 | 눈부심 방지 장치 및 방법 |
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-
2014
- 2014-07-28 JP JP2014153003A patent/JP2016030487A/ja active Pending
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