JP2015063190A - 自動防眩装置 - Google Patents

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中島 和彦
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Abstract

【課題】光源の位置を正確に把握し必要な部分のみ防眩することが可能な自動防眩装置を得ることを目的とする。
【解決手段】ウィンドシールドガラス又はウィンドシールドガラスのキャビン内側の上部側に設けられ、車外から入射される光を遮る遮光手段と、ウィンドシールドガラスのキャビン内側の上部側に設けられ、車両前方の光源の位置を検出する光源位置検出手段と、車両のキャビン内の車両用シートより車両前方に設けられ、乗員の目の位置を検出する目位置検出手段と、検出結果に基づいて光源の位置と乗員の目の位置を特定し、光源光の方向上に乗員の目が位置すると判断した場合は遮光手段の遮光可能な範囲のうち乗員の目に対し光源光が入射する範囲を遮光するために必要な範囲のみを遮光するよう遮光手段を閉止し、光源光の方向上に乗員の目が位置していないと判断した場合は遮光手段を格納する制御手段と、を備えた自動防眩装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動防眩装置に関する。
下記特許文献1には、前方を撮影する第1カメラと乗員を撮影する第2カメラとキャビン内に設けられた遮光装置と遮光装置を制御する遮光装置制御手段とを備えた防眩制御装置の構成が開示されている。具体的には、第1カメラは車両前方にレンズを向けた状態で車両に設けられている。これにより、車両が走行している道路及び空を含む風景が第1カメラにより撮影され、撮影された画像の地平線より上の領域に太陽等の光源があればその光源は高輝度画素として検出される。また、第2カメラは乗員側にレンズを向けた状態で設けられている。これにより、乗員の顔が撮影され、撮影された画像から乗員の目の位置が検出される。遮光装置は、サンバイザとサンバイザを駆動するモータとを備えており信号を受けてサンバイザを回動させる。遮光装置制御手段は、第1カメラ及び第2カメラからの検出結果に基づいて光源からの光(以下、「光源光」と称する。)が乗員に入射しないよう遮光装置へ信号を送る。
上記構成によれば、第1カメラにより光源が検出されると、その検出結果から遮光装置制御手段は乗員へ光源光が入射していると判断し遮光装置へ作動するよう信号を送る。この信号によりサンバイザは遮光位置まで移動させられる。さらに、第2カメラにより乗員の目の位置が車両前方を向いていないと検出されると、その検出結果から遮光制御装置は光源光によりまぶしさを感じて乗員が視線を逸らしていると判断し、さらにサンバイザを作動させるように追加信号を遮光装置へ送る。これにより、サンバイザはさらに移動される。
特開2008−189253号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成による場合、第1カメラにより光源を検出することで遮光装置を作動させる。すなわち、光源の有無を検出して遮光装置を作動させるため、乗員の目に対し光源光が入射する範囲のみならず入射しない範囲まで一体的に遮光される。また、光源光が実際には乗員の目に入射しない状況においても遮光装置が作動する可能性がある。つまり、不要な防眩制御を行ってしまうことで乗員の視界を遮ってしまうという懸念がある。
本発明は上記問題を考慮し、光源の位置を正確に把握し必要な部分のみ防眩することが可能な自動防眩装置を得ることを目的とする。
請求項1記載の発明に係る自動防眩装置は、ウィンドシールドガラス又はウィンドシールドガラスのキャビン内側の上部側に設けられ、車外から入射される光を遮る遮光手段と、ウィンドシールドガラスのキャビン内側の上部側に設けられ、車両前方の光源の位置を検出する光源位置検出手段と、前記車両のキャビン内の車両用シートより車両前方に設けられ、乗員の目の位置を検出する目位置検出手段と、検出結果に基づいて前記光源の位置と前記乗員の目の位置を特定し、前記光源からの光の方向上に前記乗員の目が位置すると判断した場合は前記遮光手段の遮光可能な範囲のうち前記乗員の目に対し前記光源からの光が入射する範囲を遮光するために必要な範囲のみを遮光するよう前記遮光手段を閉止し、前記光源からの光の方向上に前記乗員の目が位置していないと判断した場合は前記遮光手段を格納する制御手段と、を備えている。
請求項2記載の発明に係る自動防眩装置は、請求項1記載の自動防眩装置において、前記制御手段は前記光源位置検出手段に設けられた前記車両前方側へ向けられた第1カメラにより撮影された画像から前記光源の位置を特定すると共に、前記乗員視線検出手段に設けられた前記乗員側へ向けられた第2カメラにより撮影された画像から前記乗員の目の位置を特定する。
請求項1記載の本発明によれば、光源位置検出手段により検出された光源の画像及び乗員視線検出装置により検出された乗員の顔の画像に基づいて、制御手段により光源の位置と乗員の目の位置が特定される。この光源光の方向上に乗員の目が位置すると判断した場合は、遮光手段の遮光可能な範囲のうち乗員の目の位置に対し入射光を遮る範囲を演算し、その範囲を遮光するために必要な範囲のみ遮光するよう遮光手段へ駆動信号を出力する。遮光手段はその駆動信号に基づいて乗員に対する遮光を自動で行う。また、入射光の入射方向上に乗員の目が位置していないと判断した場合は遮光手段を格納するように遮光手段へ駆動信号を出力し、遮光手段はその駆動信号に基づいて所定位置へ格納される。
請求項2記載の本発明によれば、光源位置検出手段は、第1カメラで車両前方を撮影し、光源を含む車両前方の様子を撮影した画像を制御手段へと送る。制御手段はこの画像に写された光源を示す高輝度画素の位置を検出しこの検出結果に基づいて光源光の入射方向の上下角度及び左右角度を特定する。また、乗員視線検知手段は第2カメラで乗員を撮影し、乗員の顔を撮影した画像を制御手段へと送る。制御手段はこの画像に写された乗員の目の位置を特定する。この光源位置検出手段及び乗員視線検出手段は共にカメラを使用することで、安定して対象物の位置を検出することが可能となる。また、光源位置検出手段及び乗員視線検出手段のコストを抑制することが可能となる。
請求項1記載の本発明に係る自動防眩装置は、光源の位置を正確に把握し必要な部分のみ防眩することが可能な自動防眩装置を得ることができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る自動防眩装置は、安定して対象物を検出できると共にコストを抑制することが可能となるという優れた効果を有する。
第1実施形態に係る自動防眩装置を示す側面図である。 第1実施形態に係る自動防眩装置の光源特定手段で撮影された画像の一例である。 車両幅方向における光源光の入射方向と乗員との関係を示す平面図である。 第1実施形態に係る自動防眩装置の遮光装置がフロントウィンドシールドガラス内側に設けられた状態を示す概略斜視図である。 (A)は第2実施形態に係る遮光装置の作動状態を示す概略斜視図であり、(B)は第2実施形態に係る遮光装置の左右独立作動状態を示す概略斜視図である。 (A)は第2実施形態に係る遮光装置がフロントウィンドシールドガラス内側に設けられ、この遮光装置の車両幅方向外側のサンバイザを伸長させた状態を示す概略斜視図であり、(B)は第2実施形態に係る遮光装置がフロントウィンドシールドガラス内側に設けられ、この遮光装置の車両幅方向内側のサンバイザを伸長させた状態を示す概略斜視図である。 第3実施形態に係る遮光装置がフロントウィンドシールドガラス内側に設けられた状態を示す概略斜視図である。
(第1実施形態)
以下、図1〜図4用いて、本発明に係る自動防眩装置の第1実施形態について説明する。なお、図面に適宜示される矢印FRは車両前方を示し、矢印OUTは車両左方(車両幅方向一側)を示し、矢印UPは上方を示す。
図1には、自動防眩装置10の全体の構造が示されている。車両11のキャビン12の上方には、天井の内装材であるルーフライニング14が設けられている。このルーフライニング14の車両前側かつルーフライニング14とルーフパネル16との間には、装置収容部18が設けられている。装置収容部18には、車外から乗員20へと入射される光を遮る遮光手段としてのサンバイザ22と、サンバイザ22をフロントウィンドシールドガラス24に沿って車両上下方向でスライドさせるサンバイザ制御装置26とが設けられている。
また、光源位置検出手段を構成する第1カメラ28は、装置収容部18内に設けられている。この第1カメラ28はレンズが車両前方に向った状態で取り付けられており、フロントウィンドシールドガラス24を介した車両前方の様子が撮影可能とされている。
キャビン12の前側にはインストルメントパネル30が設けられている。このインストルメントパネル30には、乗員視線検出手段を構成する第2カメラ32が取り付けられている。第2カメラ32は、レンズが乗員20の顔34に向った状態で取り付けられており、乗員20の顔34が撮影可能とされている。
図2に示されるように、第1カメラ28で撮影される画像には、車両が走行している道路及び空等が写される。また、第1カメラ28には予め車両上下方向と車両幅方向とに複数の罫線36が設定されており、撮影する画像にこの罫線36も反映される。
第1カメラ28と第2カメラ32とサンバイザ制御装置26は、いずれも制御装置としての入射方向演算装置38へ図示しない配線により接続されている。したがって、車両前方側の画像信号が第1カメラ28から入射方向演算装置38へ送られ、乗員20の顔34の画像信号が第2カメラ32から入射方向演算装置38へと送られる。また、入射方向演算装置38からサンバイザ制御装置26へと駆動信号が送られる。
また、入射方向演算装置38には、第1カメラ28の画像上の罫線36の各罫線上に光源42が位置した場合における光源光の車両前後方向に対するそれぞれの上下角度θAがあらかじめ入力されている。同様に、光源光の車両前後方向に対するそれぞれの左右角度θBもあらかじめ入力されている。したがって、罫線36に対する高輝度画素の位置を検出することで入射方向演算装置38は光源光の入射方向の上下角度θA及び左右角度θBが特定することができる。なお、光源光の入射方向の上下角度θAとは、図1に示されるように車両側面視で乗員20の目40から光源42を結ぶ仮想線44と水平線Hとが成す車両上下方向での角度をいう。また、光源光の入射方向の左右角度θBとは、図3に示されるように車両平面視で乗員20の目40の中央部から光源42を結ぶ仮想線44と車両進行方向Dとが成す車両幅方向の角度をいう。
また、入射方向演算装置38は、第2カメラ32で撮影された乗員20の顔34の画像より乗員20の目40を検出し、その目40の位置を特定することができる。
(第1実施形態の作用・効果)
次に、第1実施形態の作用並びに効果を説明する。
自動防眩装置10が作動状態にあるとき、第1カメラ28により車両前方が随時撮影される。図2に示されるように、この撮影された画像には罫線36が含まれると共に、画像中に光源42が存在する場合は画像における光源42の箇所は高輝度画素として撮影される。この撮影された画像は入射方向演算装置38へと送られる。
また、自動防眩装置10が作動状態にあるときは第2カメラ32により乗員20側が随時撮影される。この乗員20の顔34が含まれた画像は入射方向演算装置38へと送られる。
入射方向演算装置38では、あらかじめ入力された罫線36上における光源光の車両前後方向に対する上下角度θA及び車両前後方向に対する左右角度θBのデータに基づき、第1カメラ28で検出された光源光の車両前後方向に対する上下角度θA及び車両前後方向に対する左右角度θBが特定される。すなわち、罫線36が設定されていることで、簡単な構成でコストを抑制して容易にかつ素早く光源光の車両前後方向に対する上下角度θA及び車両前後方向に対する左右角度θBを特定することが可能となる。
また、入射方向演算装置38では、第2カメラ32の検出結果から乗員20の目40の位置が特定される。そして、入射方向演算装置38は特定された光源42の位置と乗員20の目40の位置とを結ぶ仮想線44を演算する。この仮想線44は、光源光の方向上に乗員20の目40が位置することを表しており、換言すると乗員20が眩しさを感じる光源光の入射方向を表している。したがって、仮想線44を遮ることで乗員20が感じる眩しさを低減させることができる。ここで入射方向演算装置38は、第1カメラ28及び第2カメラ32での検出結果に基づいて入射光の入射方向上に乗員20の目が位置するとき、すなわち光源42の位置と乗員20の目40の位置とを結ぶ仮想線44が導き出された場合は「遮光が必要」と判断し、演算された仮想線44とサンバイザ22の可動範囲とが重なる部位を特定する。そして、その部位をサンバイザ22により遮光させるべく入射方向演算装置38はサンバイザ制御装置26へサンバイザ22を作動させるよう作動信号を送る。
サンバイザ制御装置26は、入射方向演算装置38からの作動信号により、図4に示されるようにサンバイザ22をフロントウィンドシールドガラス24に沿って車両下方側へスライドさせる。仮想線44とサンバイザ22の可動範囲とが重なる部位までサンバイザ22がスライドすると、サンバイザ制御装置26の作動が停止する。これによって、乗員20の前方の視界を確保しつつ実際に乗員20がまぶしさを感じる部位にのみ防眩を行うことができる。
また、入射方向演算装置38は、第1カメラ28及び第2カメラ32での検出結果に基づいて入射光の入射方向上に乗員20の目が位置していないと判断した場合には「遮光が不要」と判断し、サンバイザ22をルーフライニング14内へ格納するようにサンバイザ制御装置26へ駆動信号を送る。
サンバイザ制御装置26は、入射方向演算装置38からの駆動信号により、サンバイザ22をフロントウィンドシールドガラス24に沿って車両上方側へスライドさせ、ルーフライニング14内へ格納させる。これによって、乗員20の前方の視界を最大限に確保することができる。
このように、本実施形態に係る自動防眩装置10では、光源42の位置を把握し、その光源42の位置から乗員20の目40に対し入射する光源光のみを遮光することかできる。これにより、光源42の位置を正確に把握し必要な部分のみ防眩することができる。
また、光源位置検出手段及び乗員視線検出手段は共にカメラを使用することから、安定して対象物の位置を検出することが可能になると共に、光源位置検出手段及び乗員視線検出手段のコストを抑制することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、図6を用いて、本発明の第2実施形態に係る自動防眩装置78について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図5(A)(B)に示されるように、この第2実施形態に係る自動防眩装置78では、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、遮光手段としてサンバイザ22に替えて左右独立サンバイザ46を用いた点に特徴がある。
左右独立サンバイザ46は、図5(A)に示されるように、2つのスクリーンユニット48から構成されている。具体的には、左右独立サンバイザ46はスクリーンユニット48を車両幅方向で並列に配置させた構成とされており、それぞれ独立して作動させることができる。
このスクリーンユニット48は格納時に巻き取りローラ50へ巻きつけられているスクリーン52と、スクリーン52の車両前方に取付けられ伸縮可能とされたアーム54と、巻き取りローラ50の上方に設けられ図示しないアクチュエータが収容されている動力機構部56とを有している。また、スクリーンユニット48の単体の幅方向の大きさは、前述の第1実施例のサンバイザ22の略半分程とされている。
スクリーン52は、遮光性を有する柔軟な素材(一例として布やビニール素材等)により略矩形状に形成されている。このスクリーン52の一方の端部は巻き取りローラ50の外周面に固定されており、巻き取りローラ50を回転させることでスクリーン52を巻き取られる。巻き取りローラ50には巻き取り方向へ回転するよう付勢する付勢手段(不図示)が取り付けられており、これによって常にスクリーン52は巻き取られるよう付勢されている。
スクリーン52の他方の端末には、車両幅方向に延びる横枠58が取り付けられている。この横枠58の車両幅方向における端部60の近傍には半円状に形成された軸着片62がそれぞれ設けられており、その中央に軸着孔64が設けられている。
スクリーン52の車両前方側に設けられるアーム54は、軸着片62の軸着孔64を通る回動軸66を介して横枠58に取付けられている。このアーム54には、アーム54の長手方向中央部に車両幅方向に屈曲可能とされた間接部68が設けられており、さらにアーム54の回動軸66が取り付けられる端部と反対側の端部には、略L字状に形成された屈曲部70が設けられている。屈曲部70は、巻き取りローラ50の上部に設けられる動力機構部56内に配置されており、アクチュエータと接続されている。アクチュエータが回動することにより屈曲部70が回動しそれに伴ってアーム54がフロントウィンドシールドガラス24の内側に沿ってパンダグラフ状に伸縮可能とされている。
アクチュエータの作動によりアーム54が車両下方側へと伸びると、スクリーン52はこれに付随して巻き取りローラ50から引き出されてフロントウィンドシールドガラス24の内側面に沿って車両下方側へと展開される。また、アクチュエータの作動によりアーム54が車両上方側へと縮むと、スクリーン52は巻き取りローラ50の付勢手段の付勢力により徐々に巻き取りローラ50に巻き取られて格納される。つまり、アクチュエータの作動によりスクリーン52の展開度合を任意に変更することができる。
(第2実施形態の作用・効果)
次に、第2実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態に係る自動防眩装置78においても、光源位置検出手段及び乗員位置検出手段が設けられているので前述した第1実施形態と同様の作用及び効果が基本的には得られる。つまり、光源42の位置を正確に把握し必要な部分のみ防眩することができる。
上記構成によれば、左右独立サンバイザ46は各スクリーンユニット48を独立させて作動させることが可能であるため、図5(B)に示されるように一方のスクリーンユニット48は展開状態とし他方のスクリーンユニット48は格納状態とすることも可能となる。したがって、図6(A)に示されるように、光源42が乗員20に対し左側にある場合、光源42と乗員20の目40とを結ぶ仮想線44は乗員20に対し左側に演算される。この仮想線44と左右独立サンバイザ46の可動範囲とが重なる部位が、左右独立サンバイザ46のうち左側のスクリーンユニット48の可動範囲内であるときは、左側のスクリーンユニット48のみを車両下方側へ展開させることで乗員20が眩しさを感じる部分のみを遮光することが可能となる。
また、図6(B)に示されるように、光源42が乗員20に対し右側にある場合、光源42と乗員20の目40とを結ぶ仮想線44は乗員20に対し右側に演算される。この仮想線44と左右独立サンバイザ46の可動範囲とが重なる部位が、左右独立サンバイザ46のうち右側のスクリーンユニット48の可動範囲内であるときは、右側のスクリーンユニット48のみを車両下方側へ展開させることで乗員20が眩しさを感じる部分のみを遮光することが可能となる。
したがって、左右独立サンバイザ46のうち仮想線44と交わる側のスクリーンユニット48のみを作動させることで、乗員20の視界を必要以上に遮らずに眩しさを感じる部位のみを遮光することが可能となる。
(第3実施形態)
次に、図7を用いて、本発明の第3実施形態に係る自動防眩装置80について説明する。なお、前述した第1実施形態等と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図7に示されるように、この第3実施形態に係る自動防眩装置80では、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、遮光手段としてサンバイザ22に替えて液晶防眩装置72を用いた点に特徴がある。
液晶防眩装置72は、フロントウィンドシールドガラス24の上部に設けられた液晶フィルタ74を有している。この液晶フィルタ74は、通常時は略透明とされているが、入射方向演算装置38からの信号により濃色に変化する。なお、液晶フィルタ74は全体をいくつかの区画によって分けられており、それぞれの区画ごとで濃色に変化させることができる。
(第3実施形態の作用・効果)
次に、第3実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態に係る自動防眩装置80においても、光源位置検出手段及び乗員位置検出手段が設けられているので前述した第1実施形態と同様の作用及び効果が基本的には得られる。つまり、光源42の位置を正確に把握し必要な部分のみ防眩することができる。
上記構成によれば、液晶防眩装置72は乗員20が眩しさを感じる箇所のみを濃色に変化させてそれ以外の箇所は略透明の状態にすることが可能となる。したがって、図7に示されるように、液晶フィルタ74に対して光源42と乗員20の目40とを結ぶ仮想線44が通過する部位を入射方向演算装置38が演算し、その演算結果に基づいて当該部位に該当する区画76のみを濃色に変化させるよう入射方向演算装置38が液晶フィルタ74へ信号を送る。この信号によって液晶フィルタ74は区画76のみを濃色へ変化させ、それ以外の箇所は略透明の状態に維持される。これにより、乗員20の視界を必要以上に遮らずに乗員20が眩しさを感じる部位のみを減光もしくは遮光させることが可能となる。
なお、上記第1実施形態〜第3実施形態では、光源位置検出手段は第1カメラ28により撮影された画像に基づいて光源42の位置を検出する構成とされているが、これに限らず、第1カメラ28と各種センサを組み合わせた構成とされてもよい。すなわち、入射方向演算装置38の第1カメラ28で検出された光源42の位置に、傾斜センサ等からの車両11の状態の検出結果を加味して光源42と乗員20の目を結ぶ仮想線44を演算するようにしてもよい。この構成により、光源42のより精度の良い位置を検出することが可能となる。
また、上記第1実施形態〜第3実施形態では、光源位置検出手段を構成する第1カメラ28は車両前方のいわゆる可視光線を撮影するカメラとされているが、これに限らず、赤外線を認識するカメラや紫外線を認識するカメラにより構成されていてもよい。すなわち、赤外線を認識するカメラで撮影された画像は遠景まではっきりと映る画像となる。また、紫外線を認識するカメラで撮影された画像は紫外線を発する光源42以外は暗く映る。したがって、それぞれの画像では光源42の位置の検出がより容易となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
10 自動防眩装置
12 キャビン
20 乗員
22 遮光手段(サンバイザ)
24 ウィンドシールドガラス(フロントウィンドシールド)
28 光源位置検出手段(第1カメラ)
32 目位置検出手段(第2カメラ)
40 目
42 光源

Claims (2)

  1. ウィンドシールドガラス又はウィンドシールドガラスのキャビン内側の上部側に設けられ、車外から入射される光を遮る遮光手段と、
    ウィンドシールドガラスのキャビン内側の上部側に設けられ、車両前方の光源の位置を検出する光源位置検出手段と、
    前記車両のキャビン内の車両用シートより車両前方に設けられ、乗員の目の位置を検出する目位置検出手段と、
    検出結果に基づいて前記光源の位置と前記乗員の目の位置を特定し、前記光源からの光の方向上に前記乗員の目が位置すると判断した場合は前記遮光手段の遮光可能な範囲のうち前記乗員の目に対し前記光源からの光が入射する範囲を遮光するために必要な範囲のみを遮光するよう前記遮光手段を閉止し、前記光源からの光の方向上に前記乗員の目が位置していないと判断した場合は前記遮光手段を格納する制御手段と、
    を備えた自動防眩装置。
  2. 前記制御手段は前記光源位置検出手段に設けられた前記車両前方側へ向けられた第1カメラにより撮影された画像から前記光源の位置を特定すると共に、前記乗員視線検出手段に設けられた前記乗員側へ向けられた第2カメラにより撮影された画像から前記乗員の目の位置を特定する、
    請求項1記載の自動防眩装置。
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