JP5007818B2 - 車輌用防眩装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車輌のフロントガラスから入射する太陽の直射光を、遮光パターンを生成することによって遮光し車輌のドライバーが眩惑されるのを防止するため車輌用防眩装置に関する。
従来、車輌にはフロントガラス上部を通過して車内へ入射しようとする太陽の直射光を遮るための遮光手段としてサンバイザが設けられている。そして、例えば朝日や夕日に向って車輌が走行しているような場合、運転席や助手席の乗員は、眩しさを感じたときにサンバイザを下方へ降下させてフロントガラス上部を覆うことで、太陽の直射光を遮ることができるようになっている。
一方、サンバイザを下方へ降下させている状態では前方視界が狭くなることから、不使用時にはサンバイザを上方へ格納する必要がある。このため、車輌の乗員は必要に応じてサンバイザを手動で上下させる必要がある。しかし、このような操作は煩わしいばかりでなく、特に、運転中にこのような操作を運転者が行うことは好ましくない。そこで、太陽光の入射状態を検出するなどして、フロントガラス上部を自動的に遮光する車輌用防眩装置が種々提案されている。
例えば、特許文献1(特開2005−35384号公報)には、車輌姿勢検出手段4が、車輌の姿勢及び向きを検出し、光源位置検出手段5が、乗員に眩惑を与える光3の光源1の位置を検出し、眼球位置検出手段6が、乗員2の眼球9の位置を検出する。そして、システム制御手段8が、車輌の姿勢と向き、光源1の位置、及び乗員2の眼球9の位置に従って、光3を遮光するフロントガラス13上の位置及び範囲を算出し、遮光部材7を制御して算出した位置及び範囲におけるフロントガラス13の透過光量を調整することにより光3を遮光する。これにより、最小の遮光範囲で十分な遮光性能を実現し、不必要な領域まで遮光されることを防止することができるので、乗員の前方視界領域を最大限広く確保することができる車輌用自動遮光装置が開示されている。
また、特許文献2(特開2007−153135号公報)には、運転者前上方に透過型ディスプレイ23を配置し、その透過型ディスプレイ23に、2つの減光部30L、30Rを形成する。それらの減光部30L、30Rは、運転者の左右の目40L、40Rと太陽とを結ぶ直線上に位置させ、且つ、瞳孔よりもやや大きい程度の大きさと移動体用防眩装置が開示されている。このようにすると、太陽光Sは減光部30L、30Rにより減光させられるが、太陽に比べれば極めて近い位置に存在する見たい物体9を見る際の視線41L、41Rは、減光部30L、30Rによって遮られないので、その物体9を見ることができる。
特開2005−35384号公報 特開2007−153135号公報
特許文献1は光源の位置とドライバーの眼球の位置を検出してそれらを結ぶ直線とフロントガラスとの交点に遮光パターンを表示するものである。ところが、ドライバーにとっては、注視している車輌外前方の手前にあるフロントガラスに遮光パターンを表示すると、1つのパターンが左右に2つにぶれて見えるため、かえってドライバーの注意をそらすという問題があった。そしてて、ドライバーが遮光パターンに気をとられて、遮光パターンに焦点を合わせると、車輌外前方の状況に対する把握がおろそかになってしまう、という問題があった。
また、特許文献2は人間の目が2つであることを考慮して遮光パターンを2つに分けて、遮光パターン全体としての領域を狭くするものであるが、2つのそれぞれの遮光パターンが左右に2つにぶれて見えて、結局上記と同様の問題が発生してしまう。
上記のような問題点を解決するために、請求項1に係る発明は、車輌のフロントガラスから入射する光源からの直射光を遮光する車輌用防眩装置であって、該フロントガラス面上に設けられ所定領域を不透明状態とすることによって光源からの直射光を遮光する遮光パターン表示部と、光源の位置を検出する光源位置検出部と、車輌のドライバーの2つの眼球位置を検出する眼球位置検出部と、該光源位置検出部と該眼球位置検出部からの検出信号を受けて該遮光パターン表示部を制御する制御処理部と、を有し、光源位置と一方の眼球位置とを結ぶ第1直線と該フロントガラス面との交点である第1交点と、光源位置ともう一方の眼球位置とを結ぶ第2直線と該フロントガラス面との交点である第2交点と、該フロントガラス面内における該第1交点と該第2交点とを結ぶ第3直線とを求めて、さらに該第3直線から該フロントガラスの曲率分補正を行った曲線を求め、曲線を含む所定幅のスリット形状で、該フロントガラスの水平方向全面に遮光パターンを表示するように制御することを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、車輌のフロントガラスから入射する光源からの直射光を遮光する車輌用防眩装置であって、該フロントガラス面上に設けられ所定領域を不透明状態とすることによって光源からの直射光を遮光する遮光パターン表示部と、光源の位置を検出する光源位置検出部と、車輌のドライバーの2つの眼球位置を検出する眼球位置検出部と、車輌の車速を検出する車速検出部と、該光源位置検出部と該眼球位置検出部と該車速検出部からの検出信号を受けて該遮光パターン表示部を制御する制御処理部と、を有し、光源位置と一方の眼球位置とを結ぶ第1直線と該フロントガラス面との交点である第1交点と、光源位置ともう一方の眼球位置とを結ぶ第2直線と該フロントガラス面との交点である第2交点と、該フロントガラス面内における該第1交点と該第2交点とを結ぶ第3直線とを求めて、さらに該第3直線から該フロントガラスの曲率分補正を行った曲線を求め、曲線を含む所定幅のスリット形状で、該フロントガラスの水平方向に遮光パターンを表示するとともに、車速に応じて該遮光パターンの水平方向の長さを変化させるように制御することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の車輌用防眩装置において、該曲線から上下方向に離れるにつれて該遮光パターンの濃度を淡くすることを特徴とする。
本発明の請求項1に係る車輌用防眩装置によれば、所定幅のスリット形状でフロントガラスの水平方向全面に遮光パターンを表示するものであり、人間の視野角を超えた遮光パターンとなっているので、遮光パターンがぶれて見えるということがなくなり、ドライバーが注意をそらす、ということを抑制できる。そして、ドライバーが遮光パターンに気をとられて、車輌外前方の状況に対する把握がおろそかになってしまうという問題を解消することができる。
また、本発明の請求項2に係る車輌用防眩装置によれば、車速が速いときには、ドライバー席ではない側の席(助手席)の前のフロントガラスには遮光パターンPがかからないようになるので、助手席の同乗者が遮光パターンPによって視界を妨げられ不快に感じることがない。
また、本発明の請求項3に係る車輌用防眩装置によれば、遮光パターンがグラデーションを有しているので、車輌の急加速、急減速に応じて遮光パターンがフロントガラス上で上下したとしても、ドライバーが遮光パターンの動きに気づきにくく、遮光パターンによってドライバーの注意がそらされる、ということを防止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施の形態に係る車輌用防眩装置が搭載された車輌の様子を示す図であり、図2は本発明の実施の形態に係る車輌用防眩装置のブロック構成を示す図である。図1及び図2において、100は車輌、200はECU(制御処理部)、210は光源位置検出部、220は眼球位置検出部、400は遮光パターン表示部をそれぞれ示している。
本実施形態では車輌100の運転席は車輌100の右側に配置されているものについて説明するが、本発明はこのような運転席のレイアウトに限定されるものではない。
光源位置検出部210は、車輌100の前方の画像を撮影しつつ、ドライバーの眩惑の原因となる太陽などの光源の位置(太陽の方角及び高度)を検出するものである。なお、このような光源位置検出部210に代えて、車輌100の現在位置、進行方向、現在時刻などの情報を取得する検出手段を設けておき、これらの情報から、太陽の位置(太陽の方角及び高度)を計算する構成を設けることによっても本発明を実現することができる。
眼球位置検出部220は、本実施形態においては車輌100内の運転席におけるドライバーの画像データを取得する例えばCCDカメラなどの画像撮像部と、この画像撮像部を解析することによってドライバーの眼球の位置を認識する画像認識部とから構成されており、ドライバーの眼球位置検出を可能とするものである。
ECU(制御処理部)200は、エレクトロニックコントロールユニットであり、CPUとCPU上で動作するプログラムを保持するROMとCPUのワークエリアであるRAMなどからなる汎用の情報処理機構である。ECU(制御処理部)200は、光源位置検出部210や眼球位置検出部220からの検出信号を受けて、所定のプログラムに基づく計算を実行し、遮光パターン表示部400を制御する。このECU(制御処理部)200は、車輌100における他の制御を兼ねるものであってもよい。
遮光パターン表示部400は、車輌100のフロントガラス面上一面に設けられる調光シートから構成されるものである。この調光シートは、印加される電圧に応じて光透過率を変化するフイルム状のパネルであり、車輌100のフロントガラス内側全面に設けられている。このような調光シートは、概略、2枚の透明電極と、この2枚の透明電極間に液晶材料やエレクトロクロミック材料を封入することで実現可能である。
調光シートは、常時には透明状態(光透過率: 高)を維持しており、不図示の調光シート駆動回路によって電圧が印加されることによって不透明状態(光透過率: 低)を成す。すなわち、調光シートが透明状態(非遮光状態)から不透明状態へ変化することで、太陽の直射光を遮断する遮光状態を形成する。
また、遮光パターン表示部400をなす調光シートは、分割された区画毎に、電圧の印加・非印加の駆動することができるようになっており、必要とするパターン形状の透明状態/不透明状態を変化させることができるようになっている。
次に、以上のように構成される車輌用防眩装置の駆動制御について説明する。図3は本発明の実施の形態に係る車輌用防眩装置の制御処理のフローチャートを示す図である。なお、このような制御処理のフローは、十分に短い間隔で実行されるものである。
図3において、ステップS100で車輌用防眩装置の制御処理が開始されると、次にステップ101に進み、光源位置検出部210で車輌100前方の画像を撮影する。
続くステップS102では、車輌100ドライバーの運転に支障を及ぼす光源ありか否かが判定される。ステップS102における判定の結果がYESであるときにはステップS103に進み、ステップS102における判定の結果がNOであるときにはステップS108に進む。
ステップS103においては、光源位置検出部210を用いて光源の位置を検出する。
ステップS104では、眼球位置検出部220の画像撮像部でドライバーの顔の画像を撮影し、続くステップS105で、眼球位置検出部220の画像認識部によりドライバーの眼球の位置を検出する。
次に、ステップS106では、上記のステップS103で取得された光源の位置と、ステップS105で取得されたドライバーの眼球の位置とに基づいて、フロントガラス上の遮光パターン表示部400で表示する遮光パターンの位置及びパターン形状を算出する。
ステップS106における遮光パターンの位置及びパターン形状の具体的な算出方法について説明する。図4は本発明の実施の形態に係る車輌用防眩装置における遮光パターンの位置及びパターン形状の算出方法を説明する図であり、図5は車輌100のフロントガラス部を車輌外正面からみた図である。
図4及び図5示すように、ECU(制御処理部)200は、取得された光源位置Oとドライバーの一方の眼球位置Aとを結ぶ直線O−Aを求め、さらにこの直線O−Aと該フロントガラス面との交点A’を求める。
さらにECU(制御処理部)200は、取得された光源位置Oとドライバーのもう一方の眼球位置Bとを結ぶ直線O−Bを求め、さらにこの直線O−Bと該フロントガラス面との交点B’を求める。
以上のようにして得られた交点A’と交点B’を結ぶフロントガラス面内の曲線C−C’を求める。曲線C−C’はまず交点A’と交点B’を結ぶ直線C−C’を算出する。自動車のフロントガラスはそのデザイン上、湾曲されている場合がほとんどであり、直線状のフロントガラスを採用している自動車は稀である。車種毎に湾曲している部分の曲率をメモリなどの記憶手段に記憶しておき算出された直線C−C’を、この記憶手段から読み出した曲率分だけ補正する。もちろん、補正せずに直線C−C’で以下の処理を曲線C−C’と同様に進めることもできる。
本発明では、上記のような曲線C−C’(或いは、直線C−C’)を含む位置に遮光パターンPを位置させると共に、曲線C−C’がちょうど中心を通る所定幅のスリット形状を遮光パターンPの形状とする。また、遮光パターンPはフロントガラスを水平方向の全面にわたるようにして設けられる。
以上のような構成によれば、所定幅のスリット形状でフロントガラスの水平方向全面に遮光パターンPを表示するものであり、人間の視野角を超えた遮光パターンとなっているので、遮光パターンPがぶれて見えるということがなくなり、ドライバーが注意をそらす、ということを抑制できる。そして、ドライバーが遮光パターンPに気をとられて、車輌外前方の状況に対する把握がおろそかになってしまうという問題を解消することができる。
上記のような遮光パターンの位置及びパターン形状の算出方法によれば、ドライバーが顔を傾けているような状態では、遮光パターンPも傾斜するように表示されることとなる。このような状況を示すのが図6及び図7である。図6はドライバーの顔が傾いている状態における遮光パターンの位置及びパターン形状の算出方法を説明する図であり、図7はこのときの車輌100のフロントガラス部を車輌外正面からみた図である。以下、再びフローチャートに戻る。
ステップS107では、遮光パターン表示部400の調光シート駆動回路を駆動することによって、算出された位置・パターン形状の区画を不透明状態に変化させ、フロントガラス上に遮光パターンを表示する。
ステップS109では、車輌用防眩装置の制御処理のフローを終了する。
ステップS102の判定の結果がNOであるとき進むステップS108では、遮光パターン表示部400における遮光パターンを消去し、ステップS109に進み処理を終了する。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。図8は本発明の他の実施の形態に係る車輌用防眩装置のブロック構成を示す図である。なお、他の実施形態の車輌用防眩装置が搭載された車輌の様子は図1と同様である。
他の実施形態について説明においては、先の実施形態にさらに、車輌100の車速を検出する車速検出部230が設けられており、この車速検出部230で検出された信号がECU(制御処理部)200に入力される構成となっている。そして、遮光パターンPの位置・形状の算出のために車輌100の車速が加味されるようになっている。
他の実施形態における遮光パターンPの位置・形状の算出方法について説明する。図9は本発明の他の実施の形態に係る車輌用防眩装置における遮光パターンの位置及びパターン形状の算出方法を説明する図である。
他の実施形態でも、図9に示すように、ECU(制御処理部)200は、取得された光源位置Oとドライバーの一方の眼球位置Aとを結ぶ直線O−Aを求め、さらにこの直線O−Aと該フロントガラス面との交点A’を求める。
さらにECU(制御処理部)200は、取得された光源位置Oとドライバーのもう一方の眼球位置Bとを結ぶ直線O−Bを求め、さらにこの直線O−Bと該フロントガラス面との交点B’を求める。
以上のようにして得られた交点A’と交点B’を結ぶフロントガラス面内の曲線C−C’を求める。この直線C−C’を含む位置に遮光パターンPを位置させると共に、曲線C−C’がちょうど中心を通る所定幅のスリット形状を遮光パターンPの形状とする。
他の実施形態では、車速が所定の速度より低い場合には、遮光パターンPはフロントガラスを水平方向にわたるようにして設け、車速が所定の速度以上となった場合には、車速に応じて遮光パターンPの水平方向の長さを変化させるように制御する
より具体的には、車速が所定の速度以上となった場合には、図9に示すように、ドライバー席ではない側の席(助手席)の前のフロントガラスには遮光パターンPがかからないようにして、遮光パターンPの水平方向の長さを短くする。さらに、所定の速度よりも車速が速くなればなるほど、遮光パターンPの水平方向の長さを短くするように制御する。
車速に応じて、遮光パターンPの水平方向の長さを短くしても、ドライバーの視野角は車速が速くなればなるほど狭くなるので、遮光パターンPのぶれをドライバーが感じることはなく、遮光パターンPがドライバーの注意をそらす、ということを抑制できる。そして、ドライバーが遮光パターンPに気をとられて、車輌外前方の状況に対する把握がおろそかになってしまうという問題を解消することができる。さらに、車速が速いときには、ドライバー席ではない側の席(助手席)の前のフロントガラスには遮光パターンPがかからないようになるので、助手席の同乗者が遮光パターンPによって視界を妨げられ不快に感じることがない。
次に、本発明の他の実施形態の形態について説明する。本実施形態は最初に説明した実施形態と、その次に示した実施形態の双方に適用することができるものである。先のいずれの実施形態においても、遮光パターンPは一様に不透明状態となるものであったが、本実施形態では、遮光パターンPの不透明状態にグラデーションをもたらせるようにしている。図10は本発明の他の実施の形態に係る車輌用防眩装置が搭載された車輌の様子を示す図である。
本実施形態ではフロントガラス面内の曲線C−C’に近い部分では遮光パターンPの不透明状態の濃度を濃くし、曲線C−C’から上下方向に離れるにつれて不透明状態の濃度を淡くするようにしている。このようなグラデーションをもった遮光パターンPによれば、車輌100の急加速、急減速に応じて遮光パターンPがフロントガラス上で上下したとしても、ドライバーが遮光パターンPの動きに気づきにくく、遮光パターンPによってドライバーの注意がそらされる、ということを防止することが可能となる。
本発明の実施の形態に係る車輌用防眩装置が搭載された車輌の様子を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車輌用防眩装置のブロック構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る車輌用防眩装置の制御処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態に係る車輌用防眩装置における遮光パターンの位置及びパターン形状の算出方法を説明する図である。 車輌100のフロントガラス部を車輌外正面からみた図である。 本発明の実施の形態に係る車輌用防眩装置における遮光パターンの位置及びパターン形状の算出方法を説明する図である。 車輌100のフロントガラス部を車輌外正面からみた図である。 本発明の他の実施の形態に係る車輌用防眩装置のブロック構成を示す図である。 本発明の他の実施の形態に係る車輌用防眩装置における遮光パターンの位置及びパターン形状の算出方法を説明する図である。 本発明の他の実施の形態に係る車輌用防眩装置が搭載された車輌の様子を示す図である。
符号の説明
100・・・車輌、200・・・ECU(制御処理部)、210・・・光源位置検出部、220・・・眼球位置検出部、230・・・車速検出部、400・・・遮光パターン表示部

Claims (3)

  1. 車輌のフロントガラスから入射する光源からの直射光を遮光する車輌用防眩装置であって、
    該フロントガラス面上に設けられ所定領域を不透明状態とすることによって光源からの直射光を遮光する遮光パターン表示部と、
    光源の位置を検出する光源位置検出部と、
    車輌のドライバーの2つの眼球位置を検出する眼球位置検出部と、
    該光源位置検出部と該眼球位置検出部からの検出信号を受けて該遮光パターン表示部を制御する制御処理部と、を有し、
    光源位置と一方の眼球位置とを結ぶ第1直線と該フロントガラス面との交点である第1交点と、光源位置ともう一方の眼球位置とを結ぶ第2直線と該フロントガラス面との交点である第2交点と、該フロントガラス面内における該第1交点と該第2交点とを結ぶ第3直線とを求めて、
    さらに該第3直線から該フロントガラスの曲率分補正を行った曲線を求め、曲線を含む所定幅のスリット形状で、該フロントガラスの水平方向全面に遮光パターンを表示するように制御することを特徴とする車輌用防眩装置。
  2. 車輌のフロントガラスから入射する光源からの直射光を遮光する車輌用防眩装置であって、
    該フロントガラス面上に設けられ所定領域を不透明状態とすることによって光源からの直射光を遮光する遮光パターン表示部と、
    光源の位置を検出する光源位置検出部と、
    車輌のドライバーの2つの眼球位置を検出する眼球位置検出部と、
    車輌の車速を検出する車速検出部と、
    該光源位置検出部と該眼球位置検出部と該車速検出部からの検出信号を受けて該遮光パターン表示部を制御する制御処理部と、を有し、
    光源位置と一方の眼球位置とを結ぶ第1直線と該フロントガラス面との交点である第1交点と、光源位置ともう一方の眼球位置とを結ぶ第2直線と該フロントガラス面との交点である第2交点と、該フロントガラス面内における該第1交点と該第2交点とを結ぶ第3直線とを求めて、
    さらに該第3直線から該フロントガラスの曲率分補正を行った曲線を求め、曲線を含む所定幅のスリット形状で、該フロントガラスの水平方向に遮光パターンを表示するとともに、車速に応じて該遮光パターンの水平方向の長さを変化させるように制御することを特徴とする車輌用防眩装置。
  3. 曲線から上下方向に離れるにつれて該遮光パターンの濃度を淡くすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車輌用防眩装置。
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