JP2016029985A - 遊技設備の換気装置 - Google Patents
遊技設備の換気装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016029985A JP2016029985A JP2014152288A JP2014152288A JP2016029985A JP 2016029985 A JP2016029985 A JP 2016029985A JP 2014152288 A JP2014152288 A JP 2014152288A JP 2014152288 A JP2014152288 A JP 2014152288A JP 2016029985 A JP2016029985 A JP 2016029985A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower
- distribution board
- receiving box
- ventilator
- side connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
Abstract
【課題】 複数の遊技機が列設された島において、タバコの煙が隣側へ流れないように確実に分煙でき、しかもその煙を迅速に遊技者の周囲から排煙でき、さらに空調機が吹き出す空気が遊技者に直接当たらないようにして遊技場内を温度差の少ない快適な環境にできる低コストの換気装置を提供する。【解決手段】 遊技場の島1の遊技機2間に設けられる分煙ボード4の上部に側面から吸気して上端から排気する空気清浄機42を取り付け、分煙ボード4の後端に縦フレーム43を固着し、同縦フレーム43を挿入して分煙ボード4を取り外し可能に装着する受けボックス3を島1の遊技機2間に固定し、同受けボックス3に空気清浄機42へ給電する電源線のコネクターを設け、同コネクターと前記空気清浄機42の電源線に有するコネクターとを脱着可能に接続する。【選択図】 図1
Description
本発明は、遊技場の島に設けられる換気装置に関する。
従来、複数の遊技機が列設された遊技場の島において、遊技機間の境界位置にタバコの煙が隣側へ流れないようにする分煙ボードを取り付けたものが知られている(例えば特許文献1参照)。しかし、天井の空調機まで距離があるから、その吸い込み口に煙が直ぐに吸い込まれずに長く滞留することがあり、喫煙しない遊技者が不快に感じることがあった。
この問題に対し、煙を遊技者の周囲から迅速に排煙する技術が特許文献2で提案されている。この技術は、遊技機間の境界位置に吸気口と排気口を開口し、吸気口から吸引した煙を含む空気を浄化して排気口から排出する空気浄化ユニットを遊技機間の位置に内蔵している。しかしながら、境界位置全てに空気浄化ユニットを設ける必要があり、コストがかかっていた。また、タバコから出た煙は吸気口に吸引されるまで隣側へ流れることがあり、分煙は不十分であった。
一方、空調機の吹き出し口も天井にあるから、その吹き出し口から出た下向きの流れで汚れた空気が遊技者に吹き付けられる状態となっていた。また、冷房時に冷風が直接当たることで寒く感じて温度を低く設定できず、同じ遊技場内で寒い場所と暑い場所が発生することがあった。
本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、タバコの煙が隣側へ流れないように確実に分煙でき、しかもその煙を迅速に遊技者の周囲から排煙でき、さらに空調機が吹き出す空気が遊技者に直接当たらないようにして遊技場内を温度差の少ない快適な環境にできる低コストの換気装置を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) 遊技場の島の遊技機間に設けられる分煙ボードの上部に側面から吸気して上端から排気する送風機を取り付け、分煙ボードの後端に縦フレームを固着し、同縦フレームを挿入して分煙ボードを取り外し可能に装着する浅い受けボックスを島の遊技機間に固定し、同受けボックスに送風機へ給電する電源線の受けボックス側コネクターを設け、同受けボックス側コネクターと前記送風機の電源線に有する送風機側コネクターとを脱着可能に接続した、遊技設備の換気装置
2) 受けボックス側コネクターと対向する縦フレームの位置に送風機側コネクターを固着した、前記1)記載の遊技設備の換気装置
3) 縦フレームの下端を載せるスライド台を受けボックス内の下部に設けた、前記1)又は2)記載の遊技設備の換気装置
4) 遊技場の島の遊技機間に設けられる分煙ボードの上部に側面から吸気して上端から排気する送風機を取り付け、分煙ボードの後端に縦フレームを固着し、同縦フレーム及び送風機を含む分煙ボード全体を収納する奥行きの長い受けボックスを島の遊技機間に固定し、同受けボックスに送風機へ給電する電源線の受けボックス側コネクターを設け、同受けボックス側コネクターと前記送風機の電源線に有する送風機側コネクターとを脱着可能に接続した、遊技設備の換気装置
5) 送風機の電源線が、分煙ボードを引き出した状態で送風機側コネクターが受けボックス側コネクターに届く長さである、前記4)記載の遊技設備の換気装置
6) 縦フレームに送風機側コネクターを固着し、同送風機側コネクターと受けボックス側コネクターとを別体の電源線を介して接続した、前記4)記載の遊技設備の換気装置
7) 縦フレームの下端をスライド可能に支持するガイドレールを受けボックス内の下部に設けた、前記4)〜6)いずれか記載の遊技設備の換気装置
8) 分煙ボードの一部を切り欠き、同切欠き部に送風機を取り付けた、前記1)〜7)いずれか記載の遊技設備の換気装置
9) 送風機を分煙ボードの側面に取り付けた、前記1)〜7)いずれか記載の遊技設備の換気装置
10) 2体の送風機を対向させて分煙ボードに取り付けた、前記1)〜9)いずれか記載の遊技設備の換気装置
11) 受けボックスに装着した分煙ボードを取り外し不能に施錠する施錠手段を設けた、前記1)〜10)いずれか記載の遊技設備の換気装置
12) 遊技機の説明書又は薄物のファイルを挟むホルダー又は飲料容器を載せる折り畳み可能な容器受けを分煙ボードの側面に設けた、前記1)〜11)いずれか記載の遊技設備の換気装置
13) 送風機が吹き出す空気に帯電イオン・オゾン・除菌剤又は消臭剤の粒子を送り込む除菌消臭剤送り込み装置を設けた、前記1)〜12)いずれか記載の遊技設備の換気装置
にある。
1) 遊技場の島の遊技機間に設けられる分煙ボードの上部に側面から吸気して上端から排気する送風機を取り付け、分煙ボードの後端に縦フレームを固着し、同縦フレームを挿入して分煙ボードを取り外し可能に装着する浅い受けボックスを島の遊技機間に固定し、同受けボックスに送風機へ給電する電源線の受けボックス側コネクターを設け、同受けボックス側コネクターと前記送風機の電源線に有する送風機側コネクターとを脱着可能に接続した、遊技設備の換気装置
2) 受けボックス側コネクターと対向する縦フレームの位置に送風機側コネクターを固着した、前記1)記載の遊技設備の換気装置
3) 縦フレームの下端を載せるスライド台を受けボックス内の下部に設けた、前記1)又は2)記載の遊技設備の換気装置
4) 遊技場の島の遊技機間に設けられる分煙ボードの上部に側面から吸気して上端から排気する送風機を取り付け、分煙ボードの後端に縦フレームを固着し、同縦フレーム及び送風機を含む分煙ボード全体を収納する奥行きの長い受けボックスを島の遊技機間に固定し、同受けボックスに送風機へ給電する電源線の受けボックス側コネクターを設け、同受けボックス側コネクターと前記送風機の電源線に有する送風機側コネクターとを脱着可能に接続した、遊技設備の換気装置
5) 送風機の電源線が、分煙ボードを引き出した状態で送風機側コネクターが受けボックス側コネクターに届く長さである、前記4)記載の遊技設備の換気装置
6) 縦フレームに送風機側コネクターを固着し、同送風機側コネクターと受けボックス側コネクターとを別体の電源線を介して接続した、前記4)記載の遊技設備の換気装置
7) 縦フレームの下端をスライド可能に支持するガイドレールを受けボックス内の下部に設けた、前記4)〜6)いずれか記載の遊技設備の換気装置
8) 分煙ボードの一部を切り欠き、同切欠き部に送風機を取り付けた、前記1)〜7)いずれか記載の遊技設備の換気装置
9) 送風機を分煙ボードの側面に取り付けた、前記1)〜7)いずれか記載の遊技設備の換気装置
10) 2体の送風機を対向させて分煙ボードに取り付けた、前記1)〜9)いずれか記載の遊技設備の換気装置
11) 受けボックスに装着した分煙ボードを取り外し不能に施錠する施錠手段を設けた、前記1)〜10)いずれか記載の遊技設備の換気装置
12) 遊技機の説明書又は薄物のファイルを挟むホルダー又は飲料容器を載せる折り畳み可能な容器受けを分煙ボードの側面に設けた、前記1)〜11)いずれか記載の遊技設備の換気装置
13) 送風機が吹き出す空気に帯電イオン・オゾン・除菌剤又は消臭剤の粒子を送り込む除菌消臭剤送り込み装置を設けた、前記1)〜12)いずれか記載の遊技設備の換気装置
にある。
本発明の前記1)及び4)記載の構成によれば、遊技者が喫煙して煙が出ると、その煙は分煙ボードで分煙され、直ぐに送風機が側面から吸気して上方へ排気する。したがって、煙が隣側へ流れないように分煙ボードで確実に分煙でき、しかもその煙が滞留することなく迅速に遊技者の周囲から排煙させることができる。また、従来技術の空気浄化ユニットと比較して簡易な構造で、低コストで実施できる。また、送風機が上方へ排気することで天井の空調機から吹き出した空気が島の周囲に迂回するように下方へ流れて循環するようになり、その空気の循環で場所による温度差がなくなり、しかも空調機から吹き出した空気が遊技者に直接当たることがなくなって快適な環境となる。また、遊技機の整備や新台への入れ替え時に、前記1)記載の構成では分煙ボードを受けボックスから取り外し、前記4)記載の構成では分煙ボードを受けボックスに収納することで、分煙ボードが邪魔にならないように且つ遊技機を傷つけないようにして作業できる。
本発明の前記2)記載の構成によれば、分煙ボードを受けボックスに装着するとコネクター同士も同時に接続され、コネクター同士の別途の接続作業が不要となる。
本発明の前記3)記載の構成によれば、分煙ボードをスライド台に載せて押すことで、受けボックスへの装着が容易に且つ正確に行える。
本発明の前記5)及び6)記載の構成によれば、分煙ボードを引き出して使用する場合は電源線が緊張し、分煙ボードを受けボックスに収納した場合は電源線が下方へ弛むようになり、電源線を繋いだまま分煙ボードの出し入れが可能となる。
本発明の前記7)記載の構成によれば、分煙ボードをガイドレールに載せてスライドさせることで、分煙ボードの収納及び引き出しが円滑に行える。
本発明の前記8)記載の構成によれば、分煙ボード全体の厚みを薄くできる。
本発明の前記9)記載の構成によれば、分煙ボードを加工することなく取り付けることができ、安価に実施できる。
本発明の前記10)記載の構成によれば、分煙ボードの両側の煙をより強力に排煙できる。
本発明の前記11)記載の構成によれば、遊技者による分煙ボードの無断引き抜きを防止できる。
本発明の前記12)記載の構成によれば、遊技の方法が分からない場合などは、ホルダーから説明書を手に取って見ながら遊技することができ、通り掛かりの店員や隣の遊技者に尋ねたりする必要がない。また、飲料を飲みながら遊技する場合は、容器受けを展開して飲料容器を保持させることで、従来のようにテーブルに置いていた飲料容器を誤って倒したり落としたりして中身をこぼす心配がない。
本発明の前記13)記載の構成によれば、送風機が吹き出す空気に帯電イオン・オゾン・除菌剤又は消臭剤の粒子を送り込むことで、島の送風機と天井の空調機による空気の循環で遊技場内をより快適な環境にできる。
以下、本発明を実施するための形態を実施例と図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明は以下の実施例に限定されるものではなく、様々な組み合わせや変形が可能である。
図1〜7に本実施例の換気装置を示す。図中、1は島、2は遊技機、3は受けボックス、4は分煙ボードである。
受けボックス3は、分煙ボード4の後部を挿入する収納部31と、給電線32aのコネクター32と、コネクター32への給電をON/OFFする電源スイッチ33と、分煙ボード4の施錠手段34と、分煙ボード4を載せて収納部31に配置させるスライド台35とで構成され、遊技機2間の各境界位置それぞれに固定されている。
コネクター32は、収納部31の上部に固着され、例えば直流12Vが給電される。電源スイッチ33は、作業者が遊技機2の正面側から手を伸ばして操作できるように収納部31に取り付けられ、普段は常にONにされる。
施錠手段34は、錠穴34d付きの錠本体34aに施錠片34cを備えた回転軸34bが設けられた構造で、これが収納部31の上方位置に回転可能に内蔵されている。錠34eで錠本体34aを回転させると施錠片34cが分煙ボード4の上部と係合し、分煙ボード4を取り外し不能に固定できるようになっている。この施錠手段34は遊技者による分煙ボード4の無断引き抜きを防止するためのものである。
スライド台35は断面凹状で、両側面に略L字状の溝35aが形成され、図5(a),(b)に示すように、収納部31の左右内面に設けた突起31aに前記溝35aを係合して収納部31の底面を前後にスライド及び脱着できるようになっている。
分煙ボード4は、ボード本体41と、ボード本体41の上部に取り付けた空気清浄機42と、ボード本体41の後端に固着して受けボックス3の収納部31に挿入する縦フレーム43とで構成されている。
ボード本体41は、透明又は半透明のプラスチック製で、側端部に取っ手41aが形成され、上部には空気清浄機42を取り付けるための切欠き部41bが形成されている。
空気清浄機42は、送風機42aと、一対のカバー42b,42cと、フィルター42dと、フィルター受け42eとを備え、ボード本体41の切欠き部41bに取り付けられている。一方のカバー42bは側面に吸気口42b1が設けられ、上面に排気口42b2が設けられている。他方のカバー42cは上面に排気口42c1が設けられ、側面はフィルター42dの交換用として吸気口を有する押え蓋42fが設けられ、押え蓋42fを閉じることで裏面の押え凸起42gがフィルター42dをフィルター受け42eに押し付けて保持するようになっている。図中、42hは閉めた押え蓋42fを固定する固定ネジである。空気清浄機42の電源線42iは、ボード本体41の上端部に沿って配線され、配線カバー44で被覆されている。
縦フレーム43は、上端に施錠手段34の施錠片34cが係止する係合溝43aが形成され、下端にはスライド台35と嵌合できる形状の突起43bが形成されている。受けボックス3側のコネクター32と対向する背面の位置には、電源線42iの先端に有するコネクター42jが固着され、縦フレーム43を受けボックス3の収納部31に挿入した際にコネクター32と接続されるようになっている。
本実施例では、図5(c)に示すように、受けボックス3から引き出したスライド台35に分煙ボード4の突起43bを嵌合し、図6(a)に示すように、分煙ボード4を前方へ押して縦フレーム43を収納部31に挿入する。このとき、空気清浄機42側のコネクター42jが受けボックス3側のコネクター32に同時に接続されて空気清浄機42に通電され、図1に示すように、側面から吸気して上端から排気するように動作する。空気清浄機42の裏面側の吸気は、図4に示すように、カバー42bの吸気口を通過した後、空気清浄機42の正面側(吸気側)へ回り込んでフィルター42dに流れる。その後、図6(b)に示すように、錠34eで錠本体34aを回転させて施錠片34cを縦フレーム43の係合溝43aに係合し、分煙ボード4を取り外し不能に施錠する。
遊技者が喫煙して煙が出ると、その煙は分煙ボード4で分煙され、隣側へ流れることはない。そして、その煙は直ぐに空気清浄機42によって吸気され、フィルター42dで浄化されて上方へ排気される。したがって、煙が隣側へ流れないように確実に分煙でき、しかもその煙を滞留させることなく迅速に遊技者の周囲から排煙できるものとなっている。さらに、従来技術の空気浄化ユニットと比較して簡易な構造であり、低コストで実施できるものとなっている。
また、図7に示すように、島1の空気清浄機42が空気を上方向へ吹き出すことで、天井の空調機Aの吹き出し口から出た空気は下へ降りられなくなり、島1のない大きな通路まで天井に沿って横方向へ流れて降下する。その降下した空気は島1と島1の間の遊技者がいる通路の床に流れ、それが島1の空気清浄機42に吸い込まれて上方向へ吹き出し、循環するような大きな流れが発生する。したがって、島1の空気清浄機42で遊技場全体の空気が攪拌されて場所による温度差がなくなり、空調機Aの温度設定値を従来より冷房時2〜3℃高め(暖房時は2〜3℃低め)にしても冷暖房効果を十分に出すことができ、省エネルギーとなる。また、空調機Aから出た空気は横方向へ流れて遊技者に直接吹き付けられることがなくなり、快適な環境となる。
遊技機2の整備や新台への入れ替え時は、錠34eで錠本体34aを回転させて施錠を解除し、分煙ボード4を受けボックス3から引き抜いて取り外す。同時にコネクター32,42jも外れて空気清浄機42が停止する。これによって、分煙ボード4が邪魔にならないようにして作業できる。フィルター42dの交換は、固定ネジ42hを緩めて押え蓋42fを開けることで容易に行える。
図8に示すのは、空気清浄機42の様々な取り付け例である。図8(a)に示すのは、空気清浄機42をボード本体41の片面に直接取り付けた例で、切欠き部41bは形成していない。図8(b)に示すのは、空気清浄機42をボード本体41の両面に取り付けた例で、分煙ボード4の両側の煙をより強力に排煙できるようにしている。ボード本体41に切欠き部41bは形成していない。図8(c)に示すのは、図8(b)と同様に空気清浄機42をボード本体41の両面に取り付けた例であるが、ボード本体41を切り欠いて取り付けており、分煙ボード4全体の厚みを薄くできるようにしている。その他、符号、構成、作用効果は実施例と同じである。
図9〜11に示すのは、実施例の受けボックス3の他の例である。この例では、収納部31が分煙ボード4とほぼ同じ奥行きを有しており、未使用時に分煙ボード4全体を受けボックス3に収納できる構造となっている。電源スイッチ33は、収納部31の上面で且つ作業者の手が届く距離に設けられている。収納部31の底面はスライド台35に代えてスライド可能なガイドレール36が設けられ、その前後端には前壁36aと後壁36bが形成されている。
分煙ボード4は前記実施例と同じものが用いられ、その縦フレーム43の突起43bをガイドレール36に嵌合してスライドできるようになっている。収納時は、図10(a)に示すように、突起43bが静止状態のガイドレール36上を摺動しながら分煙ボード4がスライドし、突起43bが後壁36bに接触すると、図10(b)に示すように、ガイドレール36が収納部31の底面を摺動しながら分煙ボード4がさらにスライドする。
空気清浄機42側のコネクター42jと受けボックス3側のコネクター32とは別体の電源線45で接続している。図中、45aはコネクターである。これによって、分煙ボード4を引き出して使用する場合は電源線45がやや揺るんだ状態に緊張し、分煙ボード4を受けボックス3に収納した場合は電源線45が下方へ弛むようになっている。その他、符号、構成、作用効果は実施例と同じである。
図12に示すのは、実施例の分煙ボード4の他の例で、遊技機2の説明書M(その他遊技に関する書面や広告等の薄物のファイル)を挟むホルダー5と飲料容器Dを載せる折り畳み可能な容器受け6をボード本体41の側面に設けている。これによって、遊技の方法が分からない場合などは、ホルダー5から説明書Mを手に取って見ながら遊技することができ、通り掛かりの店員や隣の遊技者に尋ねたりする必要がない。また、飲料を飲みながら遊技する場合は、容器受け6を展開して飲料容器Dを保持させることで、従来のようにテーブルに置いていた飲料容器Dを誤って倒したり落としたりして中身をこぼす心配がない。その他、符号、構成、作用効果は実施例と同じである。
図13に示すのは、マイナスイオン発生器9を設けた例である。マイナスイオン発生器9は、その吹出口9aが送風機42aの排気口42kと連通するように取り付けられており、送風機42aから排気される浄化済みの空気にマイナスに帯電したイオンが放出され、島1の空気清浄機42と天井の空調機Aによる空気の循環で遊技場内をより快適な環境にできるようになっている。図中、9bは電源線である。その他、プラズマ放電によるイオン発生器や帯電微粒子水発生装置、オゾン・除菌剤・消臭剤等の粒子を送り込む装置などの公知の機器を使用することができる。その他、符号、構成、作用効果は実施例と同じである。
本発明の技術は、複数の遊技機やメダル貸し機が列設された島に利用される。
1 島
2 遊技機
3 受けボックス
31 収納部
31a 突起
32 コネクター
32a 給電線
33 電源スイッチ
34 施錠手段
34a 錠本体
34b 回転軸
34c 施錠片
34d 錠穴
34e 錠
35 スライド台
35a 溝
36 ガイドレール
36a 前壁
36b 後壁
4 分煙ボード
41 ボード本体
41a 取っ手
41b 切欠き部
42 空気清浄機
42a 送風機
42b カバー
42b1 吸気口
42b2 排気口
42c カバー
42c1 排気口
42d フィルター
42e フィルター受け
42f 押え蓋
42g 押え凸起
42h 固定ネジ
42i 電源線
42j コネクター
42k 排気口
43 縦フレーム
43a 係合溝
43b 突起
44 配線カバー
45 電源線
45a コネクター
5 ホルダー
6 容器受け
9 マイナスイオン発生器
9a 吹出口
9b 電源線
A 空調機
D 飲料容器
M 遊技機の説明書
2 遊技機
3 受けボックス
31 収納部
31a 突起
32 コネクター
32a 給電線
33 電源スイッチ
34 施錠手段
34a 錠本体
34b 回転軸
34c 施錠片
34d 錠穴
34e 錠
35 スライド台
35a 溝
36 ガイドレール
36a 前壁
36b 後壁
4 分煙ボード
41 ボード本体
41a 取っ手
41b 切欠き部
42 空気清浄機
42a 送風機
42b カバー
42b1 吸気口
42b2 排気口
42c カバー
42c1 排気口
42d フィルター
42e フィルター受け
42f 押え蓋
42g 押え凸起
42h 固定ネジ
42i 電源線
42j コネクター
42k 排気口
43 縦フレーム
43a 係合溝
43b 突起
44 配線カバー
45 電源線
45a コネクター
5 ホルダー
6 容器受け
9 マイナスイオン発生器
9a 吹出口
9b 電源線
A 空調機
D 飲料容器
M 遊技機の説明書
Claims (13)
- 遊技場の島の遊技機間に設けられる分煙ボードの上部に側面から吸気して上端から排気する送風機を取り付け、分煙ボードの後端に縦フレームを固着し、同縦フレームを挿入して分煙ボードを取り外し可能に装着する浅い受けボックスを島の遊技機間に固定し、同受けボックスに送風機へ給電する電源線の受けボックス側コネクターを設け、同受けボックス側コネクターと前記送風機の電源線に有する送風機側コネクターとを脱着可能に接続した、遊技設備の換気装置。
- 受けボックス側コネクターと対向する縦フレームの位置に送風機側コネクターを固着した、請求項1記載の遊技設備の換気装置。
- 縦フレームの下端を載せるスライド台を受けボックス内の下部に設けた、請求項1又は2記載の遊技設備の換気装置。
- 遊技場の島の遊技機間に設けられる分煙ボードの上部に側面から吸気して上端から排気する送風機を取り付け、分煙ボードの後端に縦フレームを固着し、同縦フレーム及び送風機を含む分煙ボード全体を収納する奥行きの長い受けボックスを島の遊技機間に固定し、同受けボックスに送風機へ給電する電源線の受けボックス側コネクターを設け、同受けボックス側コネクターと前記送風機の電源線に有する送風機側コネクターとを脱着可能に接続した、遊技設備の換気装置。
- 送風機の電源線が、分煙ボードを引き出した状態で送風機側コネクターが受けボックス側コネクターに届く長さである、請求項4記載の遊技設備の換気装置。
- 縦フレームに送風機側コネクターを固着し、同送風機側コネクターと受けボックス側コネクターとを別体の電源線を介して接続した、請求項4記載の遊技設備の換気装置。
- 縦フレームの下端をスライド可能に支持するガイドレールを受けボックス内の下部に設けた、請求項4〜6いずれか記載の遊技設備の換気装置。
- 分煙ボードの一部を切り欠き、同切欠き部に送風機を取り付けた、請求項1〜7いずれか記載の遊技設備の換気装置。
- 送風機を分煙ボードの側面に取り付けた、請求項1〜7いずれか記載の遊技設備の換気装置。
- 2体の送風機を対向させて分煙ボードに取り付けた、請求項1〜9いずれか記載の遊技設備の換気装置。
- 受けボックスに装着した分煙ボードを取り外し不能に施錠する施錠手段を設けた、請求項1〜10いずれか記載の遊技設備の換気装置。
- 遊技機の説明書又は薄物のファイルを挟むホルダー又は飲料容器を載せる折り畳み可能な容器受けを分煙ボードの側面に設けた、請求項1〜11いずれか記載の遊技設備の換気装置。
- 送風機が吹き出す空気に帯電イオン・オゾン・除菌剤又は消臭剤の粒子を送り込む除菌消臭剤送り込み装置を設けた、請求項1〜12いずれか記載の遊技設備の換気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014152288A JP2016029985A (ja) | 2014-07-25 | 2014-07-25 | 遊技設備の換気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014152288A JP2016029985A (ja) | 2014-07-25 | 2014-07-25 | 遊技設備の換気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016029985A true JP2016029985A (ja) | 2016-03-07 |
Family
ID=55440751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014152288A Pending JP2016029985A (ja) | 2014-07-25 | 2014-07-25 | 遊技設備の換気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016029985A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017000676A (ja) * | 2015-06-16 | 2017-01-05 | 株式会社北電子 | 遊技場用分煙装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008043705A (ja) * | 2006-08-15 | 2008-02-28 | Hideki Sano | 遊戯環境対策手段 |
JP2009172368A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-08-06 | Sun Corp | 表示装置 |
JP2013022084A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-02-04 | Ergo Japan:Kk | 仕切り体 |
-
2014
- 2014-07-25 JP JP2014152288A patent/JP2016029985A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008043705A (ja) * | 2006-08-15 | 2008-02-28 | Hideki Sano | 遊戯環境対策手段 |
JP2009172368A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-08-06 | Sun Corp | 表示装置 |
JP2013022084A (ja) * | 2011-07-15 | 2013-02-04 | Ergo Japan:Kk | 仕切り体 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017000676A (ja) * | 2015-06-16 | 2017-01-05 | 株式会社北電子 | 遊技場用分煙装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2017209678A (ja) | 空気清浄機 | |
CN103301496A (zh) | 除臭装置以及具有除臭装置的存放装置 | |
JP6087876B2 (ja) | 遊技場の空気浄化装置 | |
KR20180044568A (ko) | 가습겸용 공기청정기 | |
KR101212682B1 (ko) | 공기청정기 | |
JP2018091612A (ja) | 空気清浄装置 | |
JP2017072320A (ja) | 送風装置 | |
JP2016029985A (ja) | 遊技設備の換気装置 | |
JP6312782B1 (ja) | 空気清浄装置 | |
JP6344711B2 (ja) | 収納構造及びこれに用いられる送風装置 | |
KR20120071990A (ko) | 공기청정기 | |
KR20150103909A (ko) | 공기조화장치 | |
JP6087885B2 (ja) | 遊技場の空気清浄装置 | |
JP2004245569A (ja) | 冷凍機内蔵型ショーケース | |
JP5025206B2 (ja) | 遊技場用エアカーテン装置 | |
JP2007111416A (ja) | 遊技設備 | |
KR101166204B1 (ko) | 공기청정기 | |
TWI575195B (zh) | 送風裝置 | |
JP3113706U (ja) | 空気吹出装置 | |
JP2010101513A (ja) | 空気調和機 | |
JP2004065722A (ja) | 煙吸引装置付遊技機 | |
JP2008080059A (ja) | 遊技場用エアカーテン装置 | |
JP5113247B2 (ja) | 遊技施設用汚染空気浄化システム | |
JP2006150043A (ja) | 遊技媒体貸出機 | |
JP6146240B2 (ja) | 送風装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160523 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170106 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20170704 |