JP2016027692A - 管理システム、通信端末、通信システム、情報送信方法、及びプログラム - Google Patents

管理システム、通信端末、通信システム、情報送信方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信システムにおいて、通信中の通信端末に対する通信の開始の要求が受け付けられたときに、要求元の識別情報を管理しておくことで、要求元へ、待ち順などの待機に関する情報を通知することもできる。しかしながら、上記の識別情報を管理する場合に、情報の入力の操作等で、通信の開始を待機させる側の負荷が増大する。【解決手段】管理システム50は、端末10bbと端末10aaとの間の通信の開始の要求を受け付けたときに、端末10bbとの通信の開始を待機している端末10の通信IDとして、端末10aaの通信IDを追加して管理する。【選択図】図7

Description

本発明は、通信端末が所定の通信端末との通信の開始を待機するときに、待機に関する情報を管理する発明に関する。
近年、経費や時間を削減する要請等に伴い、インターネットや専用線等の通信ネットワークを介して、テレビ会議や通話等を行うための通信システムが普及している。通信システムを構成する各通信端末は、他の通信端末との間で通信を開始すると、画像データや音データを送受信する。
通信システムは、遠隔間でのコミュニケーションを実現することから、様々な状況で使用されるようになっている。一例として、医師が遠隔地の患者を診療する目的で、遠隔医療用の通信システムが用いられる。患者は、通信システムを用いることで、病院へ足を運ぶことなく、テレビ会議による健康相談や治療後の報告ができるようになる。また、患者と医師とのテレビ会議、それに続く患者と薬剤師とのテレビ会議によって、診療から、処方された薬の説明までの一連の処理を、通信システムにより実現することもできる。
ところで、例えば、薬剤師が他の患者への応対で忙しいような場合、新たな患者が受け付けを済ませても、薬剤師は新たな患者の応対ができず、待機してもらうことがある。この様な場合に、患者は、薬局から離れていると、待機の状況を把握できなくなる。そこで、薬局で患者を受付ける毎に薬局の受付端末に患者のID番号を入力し、このID番号をデータベース内に記録しておくことで、患者の携帯端末のブラウザにおいて待ち順番を公開する方法が開示されている(特許文献1参照)。
通信システムにおいて、通信中の通信端末に対する通信の開始の要求が受け付けられたときに、要求元の識別情報を管理しておくことで、要求元へ、待ち順などの待機に関する情報を通知することもできる。しかしながら、上記の識別情報を管理する場合に、情報の入力の操作等で、通信の開始を待機させる側の負荷が増大するという課題が生じる。
請求項1に係る管理システムは、第1の通信先との通信の開始を待機している通信先の識別情報を管理する待機情報管理手段と、前記第1の通信先と第2の通信先との間の通信の開始の要求を受け付ける開始要求受付手段と、前記待機情報管理手段において管理される識別情報として、前記第2の通信先の識別情報を追加する追加手段と、前記待機情報管理手段において管理されている前記通信先の識別情報に基づいて、待機に関する情報を、前記第2の通信先の通信端末へ送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
本発明によると、通信の開始を待機させる第1の通信先側の負荷を増大させることなく、通信の開始の要求元へ、待機に関する情報を送信できるようになるという効果を奏する。
図1は、通信システムの概略図である。 図2は、通信端末の外観図である。 図3は、通信端末のハードウェア構成図である。 図4は、通信管理システム、中継装置、プログラム提供システム、又はメンテナンスシステムのハードウェア構成図である。 図5は、通信システムを構成する各端末、装置及びシステムの機能ブロック図である。 図6は、通信管理システムが管理する各テーブルの一例を示す概念図である。 図7は、通信システムにおけるコンテンツデータ及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。 図8は、新たな通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。 図9は、宛先情報テーブルの一例を示す概念図である。 図10は、宛先リストの表示例を示す図である。 図11は、新たな通信の開始を要求する処理を示したシーケンス図である。 図12は、ディスプレイの表示例を示す図である。 図13は、新たな通信の宛先を選択する処理を示したシーケンス図である。 図14は、待機リストの表示例を示す図である。 図15は、第2の実施形態の宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。 図16は、新たな通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。 図17は、新たな通信の宛先を選択する処理を示したシーケンス図である。
<<<第1の実施形態>>>
以下に図面を参照して、第1の実施の形態を詳細に説明する。
<<通信システム1の全体構成>>
図1は、第1の実施の形態にかかる通信システム1の概略図である。通信システム1には、通信管理システムを介して一方の通信端末から他方の通信端末に一方向でコンテンツデータを通信するデータ提供システムや、通信管理システムを介して複数の通信端末間で情報や感情等を相互に伝達するコミュニケーションシステムが含まれる。このコミュニケーションシステムは、コミュニケーション管理システム(「通信管理システム」に相当)を介して複数のコミュニケーション端末(「通信端末」に相当)間で情報や感情等を相互に伝達するためのシステムであり、テレビ会議システムやテレビ電話システム、音会議システム、音電話システム、PC(Personal Computer)画面共有システム等が例として挙げられる。
通信システム1では、コミュニケーションシステムの一例としてのテレビ会議システム、コミュニケーション管理システムの一例としてのテレビ会議管理システム、及びコミュニケーション端末の一例としてのテレビ会議端末を想定した上で、通信システム1、通信管理システム50、及び通信端末10について説明する。
図1に示す通信システム1は、複数の通信端末(10aa,10ab,…)、各通信端末(10aa,10ab,…)用のディスプレイ(120aa,120ab,…)、複数の中継装置(30a,30b,30c,30d,30e)、及び通信管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100によって構築されている。なお、以下では、「通信端末」を単に「端末」として表し、「通信管理システム」を単に「管理システム」として表す。
なお、通信システム1では、端末(10aa,10ab,…)のうち任意の端末を示す場合には「端末10」を用い、ディスプレイ(120aa,120ab,…)のうち任意のディスプレイを示す場合には「ディスプレイ120」を用い、中継装置(30a,30b,30c,30d,30e)のうち任意の中継装置を示す場合には「中継装置30」を用いる。
端末10は、他の装置との間で、各種情報を送受信する。端末10は、例えば、他の端末10との間でセッションを確立し、確立したセッションにおいて、音データおよび画像データを含むコンテンツデータの送受信による通話を行う。これにより、通信システム1において、複数の端末10間のテレビ会議が実現される。
以下、「画像データおよび音データ」を「コンテンツデータ」として表す。なお、端末10間で通信されるデータは、実施の形態に限定されるものではなく、他の例としては、コンテンツデータは、テキストデータであってもよく、また、他の例としては、コンテンツデータは、音データ、画像データに加えてテキストデータを含むものであってもよい。また、画像データは、動画であってもよく、静止画であってもよい。また、画像データは、動画と静止画の両方を含んでいてもよい。
管理システム50は、端末10及び中継装置30を一元的に管理する。管理システム50は、端末10間でコンテンツデータを送信するセッションを確立することにより、端末10間における通話等によるテレビ会議を実現する。
また、図1に示されている複数のルータ(70a,70b,70c,70d)は、コンテンツデータの最適な経路の選択を行う。なお、通信システム1では、ルータ(70a,70b,70c,70d)のうち任意のルータを示す場合には「ルータ70」を用いる。中継装置30は、複数の端末10の間で、コンテンツデータの中継を行う。
プログラム提供システム90は、端末10に各種機能又は各種手段を実現させるための端末用プログラムが記憶された、HD204(Hard Disc)を備えており、端末10に、端末用プログラムを送信することができる。また、プログラム提供システム90のHD204には、中継装置30に各種機能又は各種手段を実現させるための中継装置用プログラムも記憶されており、中継装置30に、中継装置用プログラムを送信することができる。更に、プログラム提供システム90のHD204には、管理システム50に各種機能又は各種手段を実現させるための通信管理用プログラムも記憶されており、管理システム50に、通信管理用プログラムを送信することができる。
メンテナンスシステム100は、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、又は保守を行うためのコンピュータである。例えば、メンテナンスシステム100が国内に設置され、端末10、中継装置30、管理システム50、又はプログラム提供システム90が国外に設置されている場合、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介して遠隔的に、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つの維持、管理、保守等のメンテナンスを行う。また、メンテナンスシステム100は、通信ネットワーク2を介さずに、端末10、中継装置30、管理システム50、及びプログラム提供システム90のうちの少なくとも1つにおける機種番号、製造番号、販売先、保守点検、又は故障履歴の管理等のメンテナンスを行う。
また、端末(10aa,10ab,10ac,10a…)、中継装置30a、及びルータ70aは、所定の拠点A内でLAN2aによって通信可能に接続されている。拠点Aは、例えば、離島などの遠隔地におけるテレビ会議用の拠点である。端末(10ba,10bb,10bc,10b…)、中継装置30b、及びルータ70bは、所定の拠点B内でLAN2bによって通信可能に接続されている。拠点Bは、例えば、薬局である。
一方、端末(10ca,10cb,10cc,10c…)、中継装置30c、及びルータ70cは、所定の拠点C内でLAN2cによって通信可能に接続されている。拠点Cは、例えば、病院である。端末(10da,10db,10dc,10d…)、中継装置30d、及びルータ70dは、所定の拠点D内でLAN2dによって通信可能に接続されている。拠点Dは、例えば、離島などの遠隔地におけるテレビ会議用の拠点である。各拠点の端末10は、それぞれルータ(70a,70b,70c,70d)からインターネット2iを介して通信可能に接続されている。
また、管理システム50、及びプログラム提供システム90は、インターネット2iを介して、端末10、及び中継装置30と通信可能に接続されている。管理システム50、及びプログラム提供システム90は、拠点(A,B,C,D)のいずれかに設置されていてもよいし、これら以外の地域に設置されていてもよい。
また、中継装置30eは、インターネット2iを介して端末10と通信可能に接続されている。
なお、通信システム1では、LAN2a、LAN2b、インターネット2i、LAN2c、及びLAN2dによって、通信システム1の通信ネットワーク2が構築されている。この通信ネットワーク2には、有線だけでなく無線による通信が行われる箇所があってもよい。
また、図1において、各端末10、各中継装置30、管理システム50、各ルータ70、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100の下に示されている4組の数字は、一般的なIPv4におけるIPアドレスを簡易的に示している。例えば、端末10aaのIPアドレスは「1.2.1.3」である。また、IPv4ではなく、IPv6を用いてもよいが、説明を簡略化するため、IPv4を用いて説明する。
<<通信システム1のハードウェア構成>>
次に、通信システム1のハードウェア構成を説明する。図2は、端末10の外観図である。以下、端末10の長手方向をX軸方向、水平面内でX軸方向に直交する方向をY軸方向、X軸方向及びY軸方向に直交する方向(鉛直方向)をZ軸方向として説明する。
図2に示されているように、端末10は、筐体1100、アーム1200、及びカメラハウジング1300を備えている。このうち、筐体1100の前側壁面1110には、複数の吸気孔によって形成された吸気面が設けられており、筐体1100の後側壁面1120には、複数の排気孔が形成された排気面1121が設けられている。これにより、筐体1100に内蔵された冷却ファンの駆動によって、吸気面を介して端末10の後方の外気を取り込み、排気面1121を介して端末10の後方へ排気することができる。筐体1100の右側壁面1130には、収音用孔1131が形成され、後述する内蔵型のマイク114によって音、物音、雑音等の音が収音可能となっている。
筐体1100の右側壁面1130側には、操作パネル1150が形成されている。この操作パネル1150には、後述の複数の操作ボタン(108a〜108e)、後述の電源スイッチ109、及び後述のアラームランプ119が設けられていると共に、後述の内蔵型のスピーカ115からの出力音を通すための複数の音出力孔によって形成された音出面1151が形成されている。また、筐体1100の左側壁面1140側には、アーム1200及びカメラハウジング1300を収容するための凹部としての収容部1160が形成されている。筐体1100の右側壁面1130には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にケーブルを接続するための複数の接続口(1132a〜1132c)が設けられている。一方、筐体1100の左側壁面1140には、後述の外部機器接続I/F118に対して電気的にディスプレイ120用のケーブル120cを接続するための接続口が設けられている。
なお、以下では、操作ボタン(108a〜108e)のうち任意の操作ボタンを示す場合には「操作ボタン108」を用い、接続口(1132a〜1132c)のうち任意の接続口を示す場合には「接続口1132」を用いて説明する。
次に、アーム1200は、トルクヒンジ1210を介して筐体1100に取り付けられており、アーム1200が筐体1100に対して、135度のチルト角θ1の範囲で、上下方向に回転可能に構成されている。図2は、チルト角θ1が90度の状態を示している。
カメラハウジング1300には、後述の内蔵型のカメラ112が設けられており、利用者、書類、及び部屋等を撮像することができる。また、カメラハウジング1300には、トルクヒンジ1310が形成されている。カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介して、アーム1200に取り付けられている。そして、カメラハウジング1300は、トルクヒンジ1310を介してアーム1200に取り付けられており、カメラハウジング1300がアーム1200に対して、図2で示されている状態を0度として±180度のパン角θ2の範囲で、且つ、±45度のチルト角θ3の範囲で、上下左右方向に回転可能に構成されている。
なお、他の例としては、端末10は、一般の汎用コンピュータあるいは携帯電話端末等であってもよい(図1の端末(10ac,10cc)参照)。端末10として用いるコンピュータに、マイクやカメラが備わっていない場合には、外付けのマイクおよびカメラをコンピュータに接続させることとする。また、端末10が携帯電話端末等である場合には、無線LANや携帯電話回線などによる無線通信により、端末10とインターネット2iとを接続しても良い。また、端末10として汎用コンピュータを用いる場合には、当該コンピュータに後述する端末10の処理を実行するためのアプリケーションをインストールしておくこととする。
なお、中継装置30、管理システム50、プログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、それぞれ一般のサーバ・コンピュータの外観と同じであるため、外観の説明を省略する。
図3は、通信システム1に係る端末10のハードウェア構成図である。図3に示されているように、端末10は、端末10全体の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)101、端末用プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)102、CPU101のワークエリアとして使用されるRAM(Random Access Memory)103、画像データや音データ等の各種データを記憶するフラッシュメモリ104、CPU101の制御にしたがってフラッシュメモリ104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するSSD(Solid State Drive)105、フラッシュメモリ等の記録メディア106に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ107、端末10の宛先を選択する場合などに操作される操作ボタン108、端末10の電源のON/OFFを切り換えるための電源スイッチ109、後述の通信ネットワーク2を利用してデータ通信をするためのネットワークI/F(Interface)111を備えている。
また、端末10は、CPU101の制御に従って被写体を撮像して画像データを得る内蔵型のカメラ112、このカメラ112の駆動を制御する撮像素子I/F113、音を入力する内蔵型のマイク114、音を出力する内蔵型のスピーカ115、CPU101の制御に従ってマイク114及びスピーカ115との間で音信号の入出力を処理する音入出力I/F116、CPU101の制御に従って外付けのディスプレイ120に画像データを通信するディスプレイI/F117、各種の外部機器を接続するための外部機器接続I/F118、端末10の各種機能の異常を知らせるアラームランプ119、及び上記各構成要素を図3に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン110を備えている。
ディスプレイ120は、被写体の画像や操作用アイコン等を表示する液晶や有機ELによって構成された表示部である。また、ディスプレイ120は、ケーブル120cによってディスプレイI/F117に接続される。このケーブル120cは、アナログRGB(VGA)信号用のケーブルであってもよいし、コンポーネントビデオ用のケーブルであってもよいし、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)やDVI(Digital Video Interactive)信号用のケーブルであってもよい。
カメラ112は、レンズや、光を電荷に変換して被写体の画像(映像)を電子化する固体撮像素子を含み、固体撮像素子として、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)や、CCD(Charge Coupled Device)等が用いられる。
外部機器接続I/F118には、筐体1100の接続口1132に差し込まれたUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等によって、外付けカメラ、外付けマイク、及び外付けスピーカ等の外部機器がそれぞれ電気的に接続可能である。外付けカメラが接続された場合には、CPU101の制御に従って、内蔵型のカメラ112に優先して、外付けカメラが駆動する。同じく、外付けマイクが接続された場合や、外付けスピーカが接続された場合には、CPU101の制御に従って、それぞれが内蔵型のマイク114や内蔵型のスピーカ115に優先して、外付けマイクや外付けスピーカが駆動する。
なお、記録メディア106は、端末10に対して着脱自在な構成となっている。また、CPU101の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う不揮発性メモリであれば、フラッシュメモリ104に限らず、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)等を用いてもよい。
更に、上記端末用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルによって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(記録メディア106等)に記録されて流通されるようにしてもよい。また、上記端末用プログラムは、フラッシュメモリ104ではなくROM102に記憶させるようにしてもよい。
図4は、通信システム1に係る管理システム50のハードウェア構成図である。管理システム50は、管理システム50全体の動作を制御するCPU201、通信管理用プログラムを記憶したROM202、CPU201のワークエリアとして使用されるRAM203、各種データを記憶するHD(Hard Disk)204、CPU201の制御にしたがってHD204に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御するHDD(Hard Disk Drive)205、フラッシュメモリ等の記録メディア206に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御するメディアドライブ207、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示するディスプレイ208、後述の通信ネットワーク2を利用してデータ通信をするためのネットワークI/F209、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えたキーボード211、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行うマウス212、着脱可能な記録媒体の一例としてのCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)213に対するデータの読み出し又は書き込みを制御するCD−ROMドライブ214、及び、上記各構成要素を図4に示されているように電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等のバスライン210を備えている。
なお、上記通信管理用プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
また、中継装置30、プログラム提供システム90、メンテナンスシステム100は、上記管理システム50と同様のハードウェア構成を有しているため、その説明を省略する。但し、中継装置30、プログラム提供システム90、メンテナンスシステム100の各ROM202には、それぞれ、中継装置30、プログラム提供システム90、メンテナンスシステム100を制御するための中継装置用プログラム、プログラム提供システム用プログラム、メンテナンス用プログラムが記録されている。この場合も、各プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルで、上記記録メディア206やCD−ROM213等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して流通させるようにしてもよい。
<<通信システム1の機能構成>>
次に、通信システム1の機能構成について説明する。図5は、通信システム1を構成する各端末、装置及びシステムの機能ブロック図である。図5では、端末10、中継装置30、及び管理システム50が、通信ネットワーク2を介してデータ通信することができるように接続されている。また、図1に示されているプログラム提供システム90、及びメンテナンスシステム100は、テレビ会議の通信において直接関係ないため、図5では省略されている。
<端末の機能構成>
端末10は、送受信部11、操作入力受付部12、撮像部14、音入出力部15、表示制御部16、記憶・読出処理部19、及び宛先リスト作成部20を有している。これら各部は、図3に示されている各構成要素のいずれかが、ROM102に記憶されているプログラムに従ったCPU101からの命令によって動作することで実現される機能である。また、端末10は、RAM103によって構築される揮発性記憶部1100、及びフラッシュメモリ104によって構築される不揮発性記憶部1000を有している。
<端末の各機能部>
次に、端末10の各部を説明する。端末10の送受信部11は、ネットワークI/F111によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
操作入力受付部12は、操作ボタン108、及び電源スイッチ109によって実現され、利用者による各種入力を受け付ける。例えば、利用者が、電源スイッチ109をONにすると、操作入力受付部12が電源ONを受け付けて、電源をONにする。
撮像部14は、CPU101からの命令、並びにカメラ112、及び撮像素子I/F113によって実現され、被写体を撮像して、この撮像して得た画像データを出力する。音入出力部15は、音入出力I/F116によって実現され、マイク114によって利用者の音が音信号に変換された後、この音信号に係る音データを入力する。また、音入出力部15は、CPU101からの命令、並びに音入出力I/F116によって実現され、音データに係る音信号をスピーカ115に出力し、スピーカ115から音を出力させる。
表示制御部16は、ディスプレイI/F117によって実現され、外付けのディスプレイ120に対して画像データを送信するための制御を行う。
また、記憶・読出処理部19は、CPU101からの命令、並びに一例として図3に示すSSD105によって実行され、不揮発性記憶部1000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部1000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。更に、記憶・読出処理部19は、揮発性記憶部1100に各種データを記憶したり、揮発性記憶部1100に記憶された各種データを読み出す処理も行う。この揮発性記憶部1100には、宛先端末との通話を行う際に受信されるコンテンツデータが、受信される度に上書き記憶される。このうち、上書きされる前の画像データによってディスプレイ120に画像が表示され、上書きされる前の音データによってスピーカ115から音が出力される。
宛先リスト作成部20は、管理システム50から受信した、後述の宛先リスト情報及び後述の各宛先候補としての端末10の状態情報に基づいて、図10に示されているような宛先候補の状態がアイコンで示された宛先リストの作成及び更新を行う。
(中継装置の機能構成)
次に、中継装置30の機能構成について説明する。中継装置30は、送受信部31、及び記憶・読出処理部39を有している。これら各部は、図4に示されている各構成要素のいずれかが、ROM202に記憶されているプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能である。また、中継装置30は、HD204により構築され、中継装置30の電源をOFFにしても各種データや情報の記憶が維持される不揮発性記憶部3000を有している。
<中継装置の各機能部>
次に、中継装置30の各機能構成について詳細に説明する。なお、以下では、中継装置30の各部を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、中継装置30の各部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
中継装置30の送受信部31は、ネットワークI/F209によって実現され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置、又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。また、記憶・読出処理部39は、CPU201からの命令、並びに一例として図3に示すHDD205によって実行され、不揮発性記憶部3000に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部3000に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<管理システムの機能構成>
次に、管理システム50の機能構成について説明する。管理システム50は、送受信部51、状態管理部53、待機情報管理部58、及び記憶・読出処理部59を有している。これら各部は、各構成要素のいずれかが、ROM202に記憶されているプログラムに従ったCPU201からの命令によって動作することで実現される機能である。また、管理システム50は、HD204により構築され、管理システム50の電源をOFFにしても各種データや情報の記憶が維持される不揮発性記憶部5000を有している。更に、管理システム50は、RAM203によって構築される揮発性記憶部5100を有している。
なお、通信システム1における通信IDおよび中継装置IDは、それぞれ通信先としての端末10、及び中継装置30等を一意に識別するために使われる言語、文字、記号、又は各種のしるし等の識別情報を示す。なお、通信IDは、通信先の端末10の識別情報であっても、その端末10の利用者の識別情報やアカウントであっても良いが、以下、通信IDが端末10、中継装置30等の識別情報である場合について、説明を続ける。また、通信ID、及び中継装置IDは、上記言語、文字、記号、及び各種のしるしのうち、少なくとも2つが組み合わされた識別情報であってもよい。
(端末管理テーブル)
また、不揮発性記憶部5000には、図6(A)に示されているような端末管理テーブルによって端末管理DB5003が構築されている。なお、図6(A)は、端末管理テーブルを示す概念図である。この端末管理テーブルでは、各端末10の通信ID毎に、宛先名(端末名)、各端末10の稼動状態、及び端末10のIPアドレスが関連付けられて管理される。ここで、稼動状態としては、電源がオンされ、通信が可能または通信中の状態であるONラインと、電源がオンされていないなど、通信が可能でない状態であるOFFラインとがある。また、ONラインには他の端末10と通信可能である稼働状態と、他の端末10と通信中である稼働状態とが含まれる。
(宛先リスト管理テーブル)
更に、不揮発性記憶部5000には、図6(B)に示されているような宛先リスト管理テーブルによって宛先リスト管理DB5004が構築されている。なお、図6(B)は、宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。この宛先リスト管理テーブルでは、端末10間でコンテンツデータを送信するセッションにおいて、通信の開始要求元を識別するための通信IDに対して、指定可能な通信の宛先候補を識別するための通信IDが関連付けられて管理される。
(待機情報管理テーブル)
更に、不揮発性記憶部5000には、図6(C)に示されているような待機情報管理テーブルによって待機情報管理DB5010が構築されている。なお、図6(C)は、待機情報管理テーブルを示す概念図である。この待機情報管理テーブルでは、例えば、薬剤師等の端末10の通信IDに対して、この通信IDで識別される通信先との通信を待機している患者等の待機端末の通信ID、待機端末の取り次ぎを行った医師等の取次端末の通信ID、及びこの待機端末の待機を管理システム50が受け付けた受付時刻が関連付けられて管理される。
(管理システムの各機能部)
次に、管理システム50の各機能部について詳細に説明する。なお、以下では、管理システム50の各部を説明するにあたって、図4に示されている各構成要素のうち、管理システム50の各部を実現させるための主な構成要素との関係も説明する。
送受信部51は、ネットワークI/F209によって実行され、通信ネットワーク2を介して他の端末、装置又はシステムと各種データ(または情報)の送受信を行う。
状態管理部53は、CPU201からの命令に従って、図6(A)に示される端末管理テーブルで管理される稼動状態を管理する。
待機情報管理部58は、CPU201からの命令に従って、待機情報管理DB5010に、各種情報を記憶させたり、待機情報管理DB5010から各種情報を読み出す処理を実行する。
また、記憶・読出処理部59は、CPU201からの命令、並びに一例としてHDD205によって実行され、不揮発性記憶部5000あるいは揮発性記憶部5100に各種データを記憶したり、不揮発性記憶部5000あるいは揮発性記憶部5100に記憶された各種データを読み出す処理を行う。
<<通信システム1の処理・動作>>
以上が、通信システム1の構成及び機能の説明であり、続いて、通信システム1における処理方法を説明する。まずは、図7を用いて、通信システム1における処理・動作の概要を説明する。図7は、通信システムにおけるコンテンツデータ、及び各種管理情報の送受信の状態を示した概念図である。
図7に示されているように、通信システム1では、端末10と管理システム50との間で、各種の管理情報を送受信するための管理情報用セッションseiが確立される。また、端末10間では、管理システム50による制御に基づいて、中継装置30を介して、コンテンツデータ(画像データ及び音データ)を送受信するためのセッションが確立される。ここでは、これらのセッションをまとめて、コンテンツデータ用セッションsedとして示している。すなわち、コンテンツデータ用セッションsedは、テレビ会議に用いられるセッションである。
管理システム50の待機情報管理DB5010(待機情報管理手段の一例)は、薬剤師の端末10bb(第1の通信先の一例)との通信の開始を待機している患者の端末10(待機端末)の通信ID(通信先の識別情報の一例)を管理する。管理システム50の送受信部51(開始要求受付手段の一例)は、端末10bbと患者の端末10aa(第2の通信先の一例)との間の通信の開始の要求を受け付ける。ここで、端末10bbが他の端末10との間で通信しているときには、待機情報管理部58(追加手段の一例)は、待機情報管理DB5010において管理されている待機端末の通信IDとして、端末10aaの通信IDを追加する。また、送受信部51(送信手段の一例)は、待機情報管理DB5010において管理されている待機端末の識別情報に基づいて、待機情報(待機に関する情報の一例)を、端末10aaへ送信する。このように、管理システム50側で、待機端末の通信IDを追加して管理することで、通信の開始を待機させる端末10bb側での入力処理等の負荷を増大させることなく、端末10aaへ、待機に関する情報を送信できるようになる。
上記の待機情報は、待機情報管理DB5010において、端末10bbに対応する待機端末の通信IDの数、あるいは、この数に基づいて算出される時間を含んでいても良い。これにより、管理システム50は、端末10aaへ待機端末の数、待ち人数、あるいは待ち時間等を通知することが可能となる。
上記の通信IDは、通信先の端末10の識別情報であっても、その端末10の利用者の識別情報であっても良い。これにより、様々な形態で通信システム1を利用することが可能となる。
端末10aa(患者:AA端末)の新たな通信先として端末10bb(薬局:BB端末)の選択が端末10cc(病院:CC端末)において受け付けられたことを契機として、管理システム50の送受信部51は、上記の通信の開始の要求を受け付ける。これにより、端末10ccは、端末10aaの新たな通信の宛先を端末10bbへ取り次ぐことが可能となる。
端末10aaの送受信部11(受信手段の一例)は、管理システム50から待ち人数及び待ち時間などを含む待機情報を受信する。端末10aaの表示制御部16(出力手段の一例)は、ディスプレイ120aaへ、待機情報を出力する。これにより、端末10aaの利用者は、待機情報を把握することができるようになる。
続いて、図8を用いて、端末(10aa,10cc)間で中継装置30eを介してコンテンツデータ(画像データおよび音データ)を送信するコンテンツデータ用セッションsedが確立しているときに、新たな通信の開始を準備する準備段階の処理を説明する。図8は、新たな通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。
この処理を開始する時点で、端末10ccの利用者である医師は、端末10aaの利用者である患者との間のテレビ会議により、診察を行っている。医師は、患者に処方する薬の処方箋を作成すると、端末10ccの操作ボタン108を押下して、患者側の端末10aaの次の通信の宛先候補となる薬局側の端末10のリストを要求する。この操作に応じて、操作入力受付部12は、宛先リストの要求を受け付ける(ステップS101)。
続いて、送受信部11は、通信ネットワーク2を介して管理システム50へ、宛先リストを要求する旨が示された宛先リスト要求情報を送信する(ステップS102)。この宛先リスト要求情報には、自端末10ccの通信ID「01cc」が含まれている。
管理システム50の送受信部51が、この宛先リスト要求情報を受信すると、記憶・読出処理部59は、宛先リスト要求した要求元端末(端末10cc)の通信ID「01cc」を検索キーとして、宛先リスト管理テーブル(図6(B)参照)を検索し、要求元端末(端末10cc)において指定することができる宛先候補の通信ID(「01bb」、「01bd」等)を読み出す(ステップS103)。
また、記憶・読出処理部59は、ステップS103で読み出された各宛先候補の通信ID(「01bb」等)を検索キーとして、端末管理テーブル(図6(A)参照)を検索し、対応する稼動状態及び宛先名を読み出す(ステップS104)。
管理システム50の記憶・読出処理部59は、ステップS103で読み出された宛先候補のうち、稼働状態が「ONライン(通信中)」である端末10の通信ID(「01bb」等)を検索キーとして、待機情報管理テーブル(図6(C)参照)を検索し、対応する待機端末の通信IDを読み出す(ステップS105)。続いて、待機情報管理部58は、宛先候補の通信ID毎に、ステップS104で読み出された対応する待機端末の通信IDの数(待機端末数)を特定する(ステップS106)。さらに、ステップS106の処理の一環として、特定された待機端末数に基づいて、宛先候補毎に待機時間を算出する。待機時間の算出方法は特に限定されないが、特定された通信IDの数に所定の時間(例えば、7分)を掛ける方法が挙げられる。
送受信部51は、宛先候補の通信IDと、対応する宛先候補の宛先名を含む宛先リスト情報を、通信ネットワーク2を介して宛先リストの要求元端末(端末10cc)に送信する(ステップS107)。また、ステップS107の処理の一環として、ステップS103乃至ステップS105で読み出された宛先候補の各情報、および、ステップS106で特定された待機端末数、及び算出された待機時間等を含む宛先情報テーブルを、宛先リストの要求元端末(端末10cc)に送信する。図9は、宛先情報テーブルの一例を示す概念図である。図9のように、宛先情報テーブルでは、宛先リストの要求元端末の通信IDと、要求元端末に対応する宛先候補の通信IDと、宛先候補の状態情報、宛先候補との通信の開始を待機している待機端末数と、待機時間とが関連付けられている。
要求元端末(端末10cc)の宛先リスト作成部20は、管理システム50から送信された宛先情報テーブルに基づいて、宛先候補としての端末10の稼動状態、待機端末数、待機時間を反映させた宛先リストを作成する。そして、表示制御部16は、ディスプレイ120ccに、宛先リストを表示する(ステップS108)。
図10は、宛先リストの表示例を示す図である。図10に示されているように、宛先リストは、宛先リスト枠1100−1と、宛先候補の通信ID1100−2と、宛先名1100−3と、宛先候補の稼働情報を反映させたアイコン1100−4a〜1100−4c、待機端末数に対応する待ち人数1100−5、待機時間に対応する待ち時間1100−6等を含む。
なお、宛先リスト作成部20は、宛先候補の稼動状態が「ONライン(通信可能)」である場合には、この宛先候補に対し、通話可能アイコン1100−4aを割り当てる。また、宛先リスト作成部20は、宛先候補の稼動状態が「ONライン(通信中)」である場合には、この宛先候補に対し、通話中アイコン1100−4bを割り当てる。また、宛先リスト作成部20は、宛先候補の稼動状態が「OFFライン」である場合には、この宛先候補に対し、OFFラインアイコン1100−4cを割り当てる。
端末10ccは、宛先リスト枠1100−1に表示されている宛先候補のうち、稼働状態が「ONライン(通信可能又は通信中)」である少なくとも1つの宛先候補を選択して、端末10aaの次の通信の宛先を選択することができる。
続いて、図11を用いて、新たな通信の開始を要求する処理について説明する。図11は、新たな通信の開始を要求する処理を示したシーケンス図である。なお、この処理において、端末10ccの利用者である医師は、端末10aaの利用者である患者の新たな通話先として、薬局側の端末10を選択し、患者側と薬局側との間の取り次ぎを行う。
端末10ccの利用者である医師は、ステップS108で表示された宛先リスト(図10参照)の中から、操作ボタン108の操作により、「オンライン(通信可能又は通信中)」の宛先を選択する。この場合、医師は宛先側の薬局で取扱っている薬に応じて宛先を選択できるだけでなく、待ち時間の短い宛先を選択することもできる。上記の操作に応じて、操作入力受付部12は、端末10aaの次の通信の宛先の選択を受け付ける(ステップS121)。以下、次の通信の宛先として端末10bbが選択された場合について、説明を続ける。
続いて、端末10ccの送受信部11は、端末(10aa,10cc)間の通信を終了して、端末(10aa,10bb)間の通信を開始させることにより、端末10aaの通信の宛先の取り次ぎを行う旨を示した取次情報を管理システム50へ送信する(ステップS122)。この取次情報には、取次要求元の端末10ccの通信ID「01cc」、新たな通信の開始要求元となる端末10aaの通信ID「01aa」、及び新たな通信の宛先となる端末10bbの通信ID「01bb」が含まれている。
管理システム50の送受信部51が、上記の取次情報を受信すると、取次情報に含まれている、新たな通信の宛先の端末10bbの通信ID「01bb」を、新たな通信の開始要求元の端末10aaへ送信する(ステップS123)。
続いて、管理システム50は、医師側の端末10ccと患者側の端末10aaとの間のコンテンツデータ用セッションsedを終了させる制御を実行する。この制御には、端末管理テーブル(図6(A)参照)において、端末(10aa,10cc)の通信ID「01aa,01cc」に関連付けられて管理されている稼働状態を、「ONライン(通信中)」から、「ONライン(通信可能)」に変更する処理が含まれる。また、この制御には、送受信部51が、端末(10aa,10cc)間でコンテンツデータを中継していた中継装置30へ、端末(10aa,10cc)間のコンテンツデータの中継の停止を要求する処理が含まれる。なお、通信システム1の各端末、システム、装置は、上記の処理に替えて、あるいは上記の処理に加えて、セッションを終了させるための公知の処理を実行しても良い。
端末(10aa,10cc)間のコンテンツデータ用セッションsedから、端末10aaが退出すると、端末10aaの送受信部11は、ステップS123で受信した取次情報に基づいて、端末10bbとの間の通信の開始を要求する旨を示した開始要求情報を管理システム50へ送信する(ステップS125)。この開始要求情報には、通信の開始要求元の端末10aaの通信ID「01aa」、及び、宛先の端末10bbの通信ID「01bb」が含まれている。
管理システム50の送受信部51が、端末10aaからの通信の開始要求を受信したときに、宛先の端末10bbが他の端末10と通信中である場合について説明を続ける。なお、宛先の端末10bbが通信中であるか否かは、端末管理テーブル図6(A)において、端末10bbの通信ID「01bb」に関連付けられて管理されている稼働状態が、「ONライン(通信中)」であるか否かに基づいて判断することができる。
管理システム50の待機情報管理部58は、待機情報管理テーブル(図6(C)参照)において、宛先の端末10bbの通信ID「01bb」、開始要求元の端末10aaの通信ID「01aa」、取次要求元の端末10ccの通信ID「01cc」、及び、管理システム50が待機を受け付けた受付時刻を関連付けたフィールドを追加して記憶させることにより、待機情報管理テーブルを更新する(ステップS126)。なお、取次要求元の通信IDは、ステップS122において端末10ccから送られてきた取次情報に基づいて特定することができる。
続いて、待機情報管理部58は、宛先の端末10bbの通信ID「01bb」を検索キーとして、更新された待機情報管理テーブルを検索し、対応する待機端末の通信IDの数(待機端末数)を特定する(ステップS127)。さらに、ステップS127の処理の一環として、特定された待機端末の通信IDの数に基づいて、待機時間を算出する。待機時間の算出方法は特に限定されないが、特定された通信IDの数に所定の時間(例えば、7分)を掛ける方法が挙げられる。
送受信部51は、ステップS127で特定された待機端末数、及び算出された待機時間を含む待機情報を、開始要求元の端末10aaへ送信する(ステップS128)。開始要求元の端末10aaの送受信部11が待機情報を受信すると、表示制御部16は、待機端末数、待機時間をディスプレイ120aaに表示する(ステップS129)。なお、図12(A)は、ステップS129におけるディスプレイ120aaの表示例を示す図である。これにより、端末10aaの利用者である患者は、薬剤師の端末との通信の開始までの待機時間及び待機端末数(人数)を把握することができる。上記実施形態により、端末(10aa,10bb)との間のコンテンツデータ用セッションsedを開始することなく、端末10aaへ待機時間等を通知できるようになるので、コンテンツデータの送信に伴う通信ネットワーク2の負荷は軽減される。
続いて、図13を用いて、端末10bbの利用者である薬剤師が、あるテレビ会議を終えたてから、次の患者とテレビ会議を行うときの処理について説明する。図13は、新たな通信の宛先を選択する処理を示したシーケンス図である。
端末10bbの利用者である薬剤師は、端末10bbの操作ボタン108を押下して、自端末10bbとの通信を待機している患者の端末10の候補のリストを要求する。この操作に応じて、操作入力受付部12は、宛先リストの要求を受け付ける(ステップS141)。続いて、送受信部11は、通信ネットワーク2を介して管理システム50へ、待機している端末10のリストを要求する旨が示された待機リスト要求情報を送信する(ステップS142)。この宛先リスト要求情報には、自端末10bbの通信ID「01bb」が含まれている。
管理システム50の送受信部51が待機リスト要求情報を受信すると、待機情報管理部58は、リストの要求元である端末10bbの通信ID「01bb」を検索キーとして、待機情報管理テーブル(図6(C)参照)を検索し、対応する待機端末及び取次端末の各通信ID、並びに受付時刻を読み出す(ステップS143)。また、ステップS143の処理の一環として、記憶・読出処理部59は、上記の読み出された待機端末及び取次端末の各通信IDを検索キーとして端末管理テーブル(図6(A)参照)を検索し、対応する各宛先名(端末名)を読み出す。
送受信部51は、上記ステップS143で読み出された待機端末の通信ID、待機端末及び取次端末の宛先名、並びに、待機を受け付けた受付時刻を含む待機リスト情報を要求元の端末(端末10bb)に送信する(ステップS144)。
要求元の端末10bbの宛先リスト作成部20は、管理システム50から送信された待機リスト情報に基づいて、待機端末の通信ID、待機端末及び取次端末の宛先名を、受付時刻を早い順に並べることにより、待機リストを作成する。そして、表示制御部16は、ディスプレイ120bbに、待機リストを表示する(ステップS145)。
図14は、待機リストの表示例を示す図である。図14に示されているように、待機リストは、待機リスト枠1200−1に待機端末の通信ID1200−2と、待機端末名1200−3と、取次端末名1200−4がそれぞれ記されたボタン1200−5を含む。
端末10bbの利用者は、待機リスト枠1200−1に表示されている待機端末のうち、例えば、受付時刻が最も早い待機端末(端末10af)、を次の通信先として選択する。上記の操作に応じて、操作入力受付部12は、端末10bbの次の通信先の選択を受け付ける(ステップS146)。
続いて、端末10bbの送受信部11は、次の通信先の選択を受け付けた旨を示す選択情報を管理システム50へ送信する(ステップS147)。この選択情報には、ステップS146で受け付けられた端末10afの通信ID「01af」と、自端末10bbの通信ID「01bb」と、が含まれている。
続いて、管理システム50は、選択情報に応じて、薬剤師側の端末10bbと選択された患者側の端末10afとの間のコンテンツデータ用セッションsedを開始させる制御を実行する(ステップS148)。この制御には、端末管理テーブル(図6(A)参照)において、端末(10af,10bb)の通信ID「01af,01bb」に関連付けられて管理されている稼働状態を、状態管理部53が、「ONライン(通信可能)」から、「ONライン(通信中)」に変更する処理が含まれる。また、上記の制御には、送受信部51が、中継装置30へ、端末(10af,10bb)間でのコンテンツデータの中継の開始を要求する処理が含まれる。なお、通信システム1の各端末、システム、装置は、上記の処理に替えて、あるいは上記の処理に加えて、セッションを開始させるための公知の処理を実行することができる。これにより、端末(10bb,10af)間のコンテンツデータ用セッションsedが確立される。
続いて、管理システム50の待機情報管理部58は、待機情報管理テーブル(図6(C)参照)において、新たな通信を開始した各端末(10bb,10af)の各通信ID(「01bb」,「01af」)が記録されたフィールドを削除する(ステップS149)。これにより、端末(10bb,10af)間の通信が完了して、端末10bbが新たな通信を開始するときには、更新された待機リスト情報に基づいて、新たな通信先を選択できるようになる(ステップS141乃至ステップS146参照)。
待機情報管理部58は、更新された待機情報管理テーブルにおいて、宛先の端末10bbの通信ID「01bb」を検索キーとして、待機情報管理テーブルを検索し、対応する待機端末の通信IDおよび受付時刻を読み出す(ステップS150)。
続いて、待機情報管理部58は、ステップS150で読み出された各待機端末の通信ID及び受付時刻に基づいて、待機端末毎に待機時間を算出する(ステップS151)。各待機端末の待機時間を算出する方法は特に限定されないが、待機端末を受付時刻の早い順に並べたときの待機端末毎の受付順に、所定の時間(例えば、7分)を掛ける方法が挙げられる。
送受信部51は、ステップS150で読み出された各通信IDによって識別される各待機端末10(例えば、端末(10ag,10aa)へ、受付順、およびステップS151で算出された待機時間を含む待機情報を送信する(ステップS152−1,S152−2)。各端末(10ag,10aa)の送受信部11が待機情報を受信すると、表示制御部16は、受付順、待機時間をディスプレイ120aaに出力する制御を行う(ステップS153)。なお、図12(B)は、ステップS153におけるディスプレイ120aaの表示例を示す図である。表示画面の更新により、端末10aaの利用者である患者は、薬剤師の端末10bbとの通信の開始までの待ち時間が短縮されたことを把握することができる。
<<<第2の実施形態>>>
続いて、本発明の第2の実施形態について、第1の実施形態と異なる点を説明する。図15は、第2の実施形態の宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。図15の宛先リスト管理テーブルでは、患者側の端末10aaの通信ID「01aa」に関連付けられて、医師側の端末(10ca,10cb等)及び薬局側の端末(10ba,10bb等)の通信IDが管理されている。すなわち、患者側の端末10では、通信の宛先として、医師側の端末10のみではなく、薬剤師側の端末10を指定することができる。
図16は、新たな通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。図16に示したように、第2の実施形態では、宛先リスト要求受付処理(ステップS101)および宛先リスト作成および表示処理(ステップS108)を、医師側の端末10ccの各手段に代えて、患者側の端末10aaにおける対応する各手段で実行することになる。
図17は、新たな通信の宛先を選択する処理を示したシーケンス図である。図17に示したように、第2の実施形態では、宛先選択受付処理(ステップS121)を、医師側の端末10ccの各手段に代えて、患者側の端末10aaにおける対応する手段で実行することになる。また、端末10aaの送受信部11は、ステップS121で選択された宛先に基づいて、端末10bbとの間の通信の開始を要求する旨を示した開始要求情報を管理システム50へ送信する(ステップS125)。以後、通信システム1の各システム、端末、及び装置は、第1の実施形態と同様の処理を行う。上記の処理により、患者側の端末10aaは、医師側の端末10ccの取り次ぎがなくても、薬剤師側の端末10bbを宛先とする通信の開始の要求ができるようになる。
<<通信システム1の補足>>
上記各実施の形態における管理システム50、及びプログラム提供システム90は、単一のコンピュータによって構築されてもよいし、各部(機能又は手段)を分割して任意に割り当てられた複数のコンピュータによって構築されていてもよい。また、プログラム提供システム90が単一のコンピュータによって構築されている場合には、プログラム提供システム90によって送信されるプログラムは、複数のモジュールに分けて送信されるようにしてもよいし、分けないで送信されるようにしてもよい。更に、プログラム提供システム90が複数のコンピュータによって構築されている場合には、複数のモジュールが分けられた状態で、各コンピュータから送信されるようにしてもよい。
また、上記通信システム1の端末用プログラム、中継装置用プログラム、及び通信管理用プログラムが記憶された記録媒体、並びに、これらプログラムが記憶されたHD204、及びこのHD204を備えたプログラム提供システム90は、いずれもプログラム製品(Program Product)として、国内又は国外へ、上記端末用プログラム、中継装置用プログラム、及び通信管理用プログラムが利用者等に提供される場合に用いられる。
更に、上記通信システム1では、図6(A)に示されている端末管理テーブルにおいて端末のIPアドレスを管理することとしたが、これに限るものではなく、通信ネットワーク2上で端末10を特定するための端末特定情報であれば、FQDN(Fully Qualified Domain Name)を管理してもよい。この場合、周知のDNS(Domain Name System)サーバによって、FQDNに対応するIPアドレスが取得されることになる。
通信システム1において、「テレビ会議」は、「ビデオ会議」と置き換え可能な用語として用いられている。
また、上記通信システム1では、通信システム1の一例として、テレビ会議システムの場合について説明したが、これに限るものではなく、カーナビゲーションシステムであってもよい。この場合、例えば、端末10の一方が自動車に搭載されたカーナビゲーション装置に相当し、端末10の他方が、カーナビゲーションを管理する管理センターの管理端末若しくは管理サーバ、又は他の自動車に搭載されているカーナビゲーション装置に相当する。
更に、通信システム1は、音会議システム、又はPC(Personal Computer)画面共有システムであっても良い。また、通信システム1は、IP(Internet Protocol)電話や、インターネット電話、携帯電話の通信システムであってもよい。この場合、例えば、端末10は携帯電話機などの電話機に相当する。
また、上記実施形態では、コンテンツデータの一例として、画像データ及び音データについて説明したが、これに限るものではなく、触覚(touch)データであってもよい。この場合、一方の端末側でユーザが接触した感覚が、他方の端末側に伝達される。更に、コンテンツデータは、嗅覚(smell)データであってもよい。この場合、一方の端末側の匂い(臭い)が、他の端末側に伝達される。また、コンテンツデータは、画像データ、音データ、触覚データ、及び嗅覚データのうち、少なくとも1つのデータであればよい。また、コンテンツデータは、脈拍音、鼓動等の体内で発生する音データ、心電図の波形、体温の変化を示す画像データあるいは座標データ等の体内の情報を示すデータであっても良い。
また、上記実施形態では、通信システム1によってテレビ会議をする場合について説明したが、これに限るものではなく、打ち合わせ、家族間や友人間等の一般的な会話、又は、一方向での情報の提示に使用されても構わない。
10 通信端末
11 送受信部
12 操作入力受付部
14 撮像部
15 音入出力部
16 表示制御部
19 記憶・読出処理部
20 宛先リスト作成部
30 中継装置
50 通信管理システム
51 送受信部
53 状態管理部
58 待機情報管理部
59 記憶・読出処理部
5000 不揮発性記憶部
5003 端末管理DB
5004 宛先リスト管理DB
5010 待機情報管理DB
特開2008−4060号公報

Claims (10)

  1. 第1の通信先との通信の開始を待機している通信先の識別情報を管理する待機情報管理手段と、
    前記第1の通信先と第2の通信先との間の通信の開始の要求を受け付ける開始要求受付手段と、
    前記待機情報管理手段において管理される識別情報として、前記第2の通信先の識別情報を追加する追加手段と、
    前記待機情報管理手段において管理されている前記通信先の識別情報に基づいて、待機に関する情報を、前記第2の通信先の通信端末へ送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする管理システム。
  2. 前記待機に関する情報は、前記待機情報管理手段において管理される前記通信先の識別情報の数、または、該数に基づいて算出される時間を含むことを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記通信先の識別情報は、前記通信先の通信端末の識別情報、又は、該通信端末の利用者の識別情報であることを特徴とする請求項1又は2に記載の管理システム。
  4. 前記開始要求受付手段は、第3の通信先の通信端末において、前記第2の通信先の新たな通信の宛先として前記第1の通信先の選択が受け付けられたことを契機として、前記通信の開始の要求を受け付けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の管理システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の管理システムから、前記待機に関する情報を受信する受信手段と、
    前記待機に関する情報を出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする通信端末。
  6. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の管理システムと、
    請求項5に記載の通信端末と、
    を有することを特徴とする通信システム。
  7. 第1の通信先との通信の開始を待機している通信先の識別情報を管理する待機情報管理手段を有する管理システムに、
    前記第1の通信先と第2の通信先との間の通信の開始の要求を受け付ける処理と、
    前記待機情報管理手段において管理される識別情報として、前記第2の通信先の識別情報を追加する処理と、
    前記待機情報管理手段において管理されている前記通信先の識別情報に基づいて、待機に関する情報を、前記第2の通信先の通信端末へ送信する処理と、
    を実行させることを特徴とする情報送信方法。
  8. 前記第2の通信先の通信端末に、
    前記管理システムから、前記待機に関する情報を受信する処理と、
    前記待機に関する情報を出力する処理と、
    を実行させることを特徴とする請求項7に記載の情報送信方法。
  9. 前記管理システムに、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の各手段を実現させることを特徴とするプログラム。
  10. 前記通信端末に、請求項5に記載の各手段を実現させることを特徴とするプログラム。
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