JP2016024865A - 微生物燃料電池用電極モジュール及び微生物燃料電池 - Google Patents

微生物燃料電池用電極モジュール及び微生物燃料電池 Download PDF

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良和 石井
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輝行 谷口
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Abstract

【課題】取扱い性に優れており、得られる微生物燃料電池の電気エネルギーの回収効率を高めることができる微生物燃料電池用電極モジュールを提供する。
【解決手段】本発明に係る微生物燃料電池用電極モジュール11は、第1のアノード1Aと、第1の絶縁体2Aと、第1のカソード3Aと、カソード槽4と、第2のカソード3Bと、第2の絶縁体2Bと、第2のアノード1Bと、保持部材5とを備え、第1のアノード1Aと、第1の絶縁体2Aと、第1のカソード3Aと、カソード槽4と、第2のカソード3Bと、第2の絶縁体2Bと、第2のアノード1Bとが、この順で並んで互いに接触するように積層されて、積層体を構成しており、保持部材5は、上記積層体を一体化させて保持している。
【選択図】図1

Description

本発明は、微生物燃料電池に用いられる微生物燃料電池用電極モジュールに関する。また、本発明は、上記微生物燃料電池用電極モジュールを用いた微生物燃料電池に関する。
近年、廃水等の有機性廃棄物を分解する際にエネルギーを回収する方法として、燃料電池のしくみを利用した微生物燃料電池が注目されている。微生物燃料電池では、排水及び廃棄物等に含まれる有機性物質を分解する際に微生物が放出した電子を電極により回収することによって、直接的に電気エネルギーを回収することが可能である。
上記微生物燃料電池は、アノード(負電極)と、非導電膜と、カソード(正電極)とを備えており、かつアノードとカソードとが導線で負荷回路に接続されている。上記微生物燃料電池を使用する際には、アノードに接するように、嫌気性下で生育可能な微生物及び有機性物質を含む液を流す。アノードでは、微生物の代謝により有機性物質から電子(e)が生成される。アノードとカソードとを導線で負荷回路と接続し、閉回路を形成すると、アノードとカソードとの間に電位差が生じ、電位差と負荷回路に流れた電流との積の分、電力エネルギーを得ることができる。
上記微生物燃料電池の一例が、下記の特許文献1に開示されている。特許文献1では、固定部材と、イオン透過性隔膜/カソード(正電極)と、中空外殻フレームと、カソード(正電極)/イオン透過性隔膜と、固定部材とが一体化されて、密閉型中空カセットが構成されている。この密閉型中空カセットと距離を隔てて、アノード(負電極)が配置されている。
WO2010/049936A1
特許文献1では、アノードとカソードとの距離が大きく離れる。このため、アノードで発生する水素イオンがカソードに供給される速度が遅い。このため、微生物燃料電池の電気エネルギーの回収効率が低い。
また、特許文献1では、上記密閉型中空カセットと上記アノードとを別々に取り付ける作業が必要である。微生物燃料電池を安価にかつ大量に作製するために、より簡略化された電極モジュールの開発が望まれる。
本発明の目的は、取扱い性に優れており、得られる微生物燃料電池の電気エネルギーの回収効率を高めることができる微生物燃料電池用電極モジュールを提供することである。また、本発明は、上記微生物燃料電池用電極モジュールを用いた微生物燃料電池を提供することである。
本発明の広い局面によれば、第1のアノードと、第1の絶縁体と、第1のカソードと、カソード槽と、第2のカソードと、第2の絶縁体と、第2のアノードと、保持部材とを備え、前記第1のアノードと、前記第1の絶縁体と、前記第1のカソードと、前記カソード槽と、前記第2のカソードと、前記第2の絶縁体と、前記第2のアノードとが、この順で並んで互いに接触するように積層されて、積層体を構成しており、前記第1のアノードの前記第1の絶縁体側とは反対の表面が、有機性物質を含む液との接触面であり、前記第2のアノードの前記第2の絶縁体側とは反対の表面が、有機性物質を含む液との接触面であり、前記カソード槽は、酸化剤が流れる流路を内部に有し、前記保持部材は、前記積層体を一体化させて保持している、微生物燃料電池用電極モジュールが提供される。
前記第1のアノード及び前記第2のアノードの材料がそれぞれ、炭素繊維、カーボンフォーム、ポーラスカーボン、炭素繊維が加工されたトウ、カーボンペーパー、カーボンフェルト、カーボンクロス、粒状活性炭、又は導電性を有する樹脂により被覆された金属であることが好ましい。
前記第1の絶縁体及び前記第2の絶縁体の材料がそれぞれ、イオン透過性膜、樹脂により形成された織布、又は樹脂により形成された不織布であることが好ましい。
前記第1のカソード及び前記第2のカソードがそれぞれ、エアカソードであることが好ましい。前記酸化剤が酸素を含む気体であることが好ましい。
本発明に係る微生物燃料電池用電極モジュールのある特定の局面では、前記保持部材が、前記積層体の外周縁の少なくとも一部の領域を保持している。
本発明に係る微生物燃料電池用電極モジュールのある特定の局面では、前記保持部材が、第1の保持部と第2の保持部とを有し、前記第1の保持部と前記第2の保持部とを組み合せることで、前記保持部材が、前記積層体を一体化させて保持している。
本発明に係る微生物燃料電池用電極モジュールのある特定の局面では、前記微生物燃料電池用電極モジュールは、前記第1の保持部と前記第2の保持部とが組み合わされた状態で、前記第1の保持部と第2の保持部とを固定している固定部材をさらに備える。
本発明に係る微生物燃料電池用電極モジュールのある特定の局面では、前記第1のアノード、前記第1の絶縁体、前記第2の絶縁体及び前記第2のアノードからなる群から選択された少なくとも1種の外周縁の少なくとも一部の領域が、前記第1のカソード、前記カソード槽及び前記第2のカソードの外周端よりも側方に延びる延長部であり、前記延長部が、前記保持部材により保持されている。
本発明に係る微生物燃料電池用電極モジュールのある特定の局面では、前記第1のアノード、前記第1の絶縁体、前記第2の絶縁体及び前記第2のアノードからなる群から選択された少なくとも1種のうち延長部を構成している部材が、引き伸ばされた状態で、前記延長部が、前記保持部材により保持されている。
本発明に係る微生物燃料電池用電極モジュールのある特定の局面では、前記第1のアノード及び前記第2のアノードの外周縁の少なくとも一部の領域が、前記第1のカソード、前記カソード槽及び前記第2のカソードの外周端よりも側方に延びる延長部であり、前記第1の絶縁体及び前記第2の絶縁体の内の少なくとも一方の外周縁の少なくとも一部の領域が、前記第1のカソード、前記カソード槽及び前記第2のカソードの外周端よりも側方に延びる延長部であり、前記延長部において、前記第1のアノードと前記第2のアノードとの間に、前記第1の絶縁体及び前記第2の絶縁体の内の少なくとも一方が配置されており、前記延長部が、前記保持部材により保持されている。
本発明の広い局面によれば、上述した微生物燃料電池用電極モジュールと、前記アノードと前記カソードとを接続している導線とを備える、微生物燃料電池が提供される。
本発明に係る微生物燃料電池用電極モジュールでは、第1のアノードと第1の絶縁体と第1のカソードとカソード槽と第2のカソードと第2の絶縁体と第2のアノードとが、この順で並んで互いに接触するように積層されて、積層体を構成しており、上記第1のアノード及び上記第2のアノードの外側の表面が有機性物質を含む液との接触面であり、上記カソード槽は、酸化剤が流れる流路を内部に有し、保持部材が、上記積層体を一体化させて保持しているので、取扱い性に優れており、得られる微生物燃料電池の電気エネルギーの回収効率を高めることができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る微生物燃料電池用電極モジュールを模式的に示す断面図である。 図2は、図1に示す微生物燃料電池用電極モジュールの斜視図である。 図3は、図1に示す微生物燃料電池用電極モジュールの分解斜視図である。 図4は、本発明の第2の実施形態に係る微生物燃料電池用電極モジュールを模式的に示す断面図である。 図5は、本発明の第3の実施形態に係る微生物燃料電池用電極モジュールを模式的に示す斜視図である。 図6は、図1に示す微生物燃料電池用電極モジュールを用いた微生物燃料電池を模式的に示す断面図である。
以下、本発明を詳細に説明する。
(微生物燃料電池用電極モジュール)
本発明に係る微生物燃料電池用電極モジュール(以下、電極モジュールと略記することがある)は、微生物燃料電池に用いられる。本発明に係る電極モジュールは、第1のアノードと、第1の絶縁体と、第1のカソードと、カソード槽と、第2のカソードと、第2の絶縁体と、第2のアノードと、保持部材とを備える。本発明に係る電極モジュールでは、上記第1のアノードと、上記第1の絶縁体と、上記第1のカソードと、上記カソード槽と、上記第2のカソードと、上記第2の絶縁体と、上記第2のアノードとが、この順で並んで互いに接触するように積層されて、積層体を構成している。上記第1のアノードの上記第1の絶縁体側とは反対の表面(外側の表面)が、有機性物質を含む液との接触面である。上記第2のアノードの上記第2の絶縁体側とは反対の表面(外側の表面)が、有機性物質を含む液との接触面である。上記カソード槽は、酸化剤が流れる流路を内部に有する。本発明に係る電極モジュールでは、上記保持部材は、上記積層体を一体化させて保持している。
本発明に係る微生物燃料電池用電極モジュールでは、上記の構成が採用されているので、取扱い性に優れており、得られる微生物燃料電池の電気エネルギーの回収効率を高めることができる。
上記保持部材によって、上記積層体が一体化されて保持されていることにより、積層体を1つの部材として取り扱うことができ、微生物燃料電池において電極モジュールの取り付けが容易になる。また、第1のアノードと第1の絶縁体と第1のカソードとカソード槽と第2のカソードと第2の絶縁体と第2のアノードとが、この順で並んで互いに接触するように積層されているので、アノードとカソードとの距離が近く、アノードで発生する水素イオンがカソードに供給される速度が速くなる。このため、微生物燃料電池の電気エネルギーの回収効率が高くなる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る微生物燃料電池用電極モジュールを模式的に示す断面図である。図2は、図1に示す微生物燃料電池用電極モジュールの斜視図である。図1は、図2におけるI−I線に沿う断面図である。図3は、図1に示す微生物燃料電池用電極モジュールの分解斜視図である。
図1,2に示す電極モジュール11は、第1のアノード1A(図1では積層部分の実線部)と、第1の絶縁体2A(図1では積層部分の破線部)と、第1のカソード3Aと、カソード槽4と、第2のカソード3Bと、第2の絶縁体2B(図1では積層部分の破線部)と、第2のアノード1B(図1では積層部分の実線部)と、保持部材5を備える。第1のアノード1Aと、第1の絶縁体2Aと、第1のカソード3Aと、カソード槽4と、第2のカソード3Bと、第2の絶縁体2Bと、第2のアノード1Bとが、この順で並んで互いに接触するように積層されて、積層体を構成している。第1のアノード1Aと第1の絶縁体2Aとが互いに面接触している。第1の絶縁体2Aと第1のカソード3Aとが互いに面接触している。第1のカソード3Aとカソード槽4とが互いに面接触している。カソード槽4と第2のカソード3Bとが互いに面接触している。第2のカソード3Bと第2の絶縁体2Bとが互いに面接触している。第2の絶縁体2Bと第2のアノード1Bとが互いに面接触している。
第1のアノード1Aの第1の絶縁体2A側とは反対の表面は、有機性物質を含む液との接触面である。第2のアノード1Bの第2の絶縁体2B側とは反対の表面は、有機性物質を含む液との接触面である。
カソード槽4は、酸化剤が流れる流路を内部に有する(内部流路は、カソード槽4の図1に示されている部分よりも奥の部分)。本実施形態では、カソード槽4は、酸化剤が流れる流路を内部に有する枠状部材である(枠状部材は、カソード槽4の図1の斜線部分)。但し、カソード槽4の内部流路に酸化剤を導入するために、カソード槽4の一端(上端)は開口している。上記酸化剤を含む物質としては、酸化剤を含む液体、酸素及び空気等が挙げられる。微生物燃料電池の取扱性を高め、電気エネルギー回収効率を高める観点からは、上記酸化剤は、気体であることが好ましく、酸素を含む気体であることが好ましい。コストを低減する観点から、上記酸化剤を含む物質は、空気であることが好ましい。
第1のアノード1Aと、第1の絶縁体2Aと、第1のカソード3Aと、カソード槽4と、第2のカソード3Bと、第2の絶縁体2Bと、第2のアノード1Bとはそれぞれ、矩形である。第1のアノードと、第1の絶縁体と、第1のカソードと、カソード槽と、第2のカソードと、第2の絶縁体と、第2のアノードとの形状は特に限定されない。
第1のアノード1A、第1の絶縁体2A、第2の絶縁体2B及び第2のアノード1Bのそれぞれは、第1のカソード3A、カソード槽4及び第2のカソード3Bのそれぞれよりも大きい。従って、第1のアノード1A、第1の絶縁体2A、第2の絶縁体2B及び第2のアノード1Bのそれぞれの外周縁の少なくとも一部の領域は、第1のカソード3A、カソード槽4及び第2のカソード3Bのそれぞれの外周端よりも側方に延びる延長部Xを有する。延長部Xにおいて、第1のアノード1Aと第2のアノード1Bとの間に、第1の絶縁体2A及び第2の絶縁体2Bが配置されている。延長部Xは、第1のアノード1A、第1の絶縁体2A、第2の絶縁体2B及び第2のアノード1Bのそれぞれの外周縁の一部において設けられており、具体的には、3つの辺の外周縁に設けられており、1つの辺の外周縁には設けられていない。なお、酸化剤をカソード槽4の内部流路に導入することが可能であれば、第1のアノード1A、第1の絶縁体2A、第2の絶縁体2B及び第2のアノード1Bのそれぞれの4つの辺の外周縁に、延長部Xが設けられていてもよい。環状の延長部Xの一部に開口が設けられていてもよい。
保持部材5は、底部(下端部)と、底部の両端から立ち上がった2つの側部とを有する。保持部材5は、枠状部材である。2つの側部の下端において、2つの側部は底部により連結されている。保持部材5では、2つの側部の上端において、2つの側部は連結されていない。
保持部材5は、上記積層体を一体化させて保持している。保持部材5は、第1の保持部5Aと、第2の保持部5Bとを有する。第1の保持部5Aと第2の保持部5Bとを組み合わせることで、保持部材5が、上記積層体を一体化させて保持している。第1の保持部5Aは、第2の保持部5B側に凸部を有する。第2の保持部5Bは、第1の保持部5A側に凹部を有する。第1の保持部5Aの凸部と、第2の保持部5Bの凹部とが嵌合されることで、第1の保持部5Aと第2の保持部5Bとが組み合わされる。なお、嵌合の形態は特に限定されない。
電極モジュール11では、延長部Xが保持部材5により保持されている。なお、図1では、延長部Xは、図示の便宜上、黒く塗り潰されている。延長部Xにおいて、第1のアノード1Aと第2のアノード1Bとの間に、第1の絶縁体2A及び第2の絶縁体2Bが配置されている。第1のアノード1Aと第2のアノード1Bとの間に、第1の絶縁体2A及び第2の絶縁体2Bが配置された状態で、延長部Xが保持部材5により保持されている。
図4に、本発明の第2の実施形態に係る微生物燃料電池用電極モジュールを模式的に断面図で示す。
図4は、図1に対応した図である。図4に示す電極モジュール11Xは、保持部材5Xにおいて、第1の保持部5XA及び第2の保持部5XBの外周面に凹部が設けられている。第1の保持部5XA及び第2の保持部5XBは、外周面に凹部が設けられていることを除いては、第1の保持部5A及び第2の保持部5Bと同様に構成されている。保持部材5の外周縁が、クリップである固定部材6により固定されている。固定部材6の内周先端は、第1の保持部5XA及び第2の保持部5XBの外周面に設けられた凹部に挿入されている。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る微生物燃料電池用電極モジュールを模式的に示す断面図である。
図5は、図2に対応した図である。図5に示す電極モジュール11Yは、1つの保持部材5Yが用いられている。保持部材5Yは、底部(下端部)と、底部の両端から立ち上がった2つの側部とを有する。保持部材5Yは、枠状部材である。2つの側部の下端において、2つの側部は底部により連結されている。保持部材5Yでは、2つの側部の上端において、2つの側部は連結されていない。1つの保持部材5Yは内周面に、上記積層体の外周縁が挿入される凹部を有する。保持部材5Yの上端から上記積層体が挿入され、保持部材5Yの内周面の凹部に、上記積層体の外周縁が挿入されている。
第1のアノード、第1の絶縁体、第2の絶縁体及び第2のアノードからなる群から選択された少なくとも1種の外周縁の少なくとも一部の領域が、第1のカソード、カソード槽及び第2のカソードの外周端よりも側方に延びる延長部を構成していることが好ましい。延長部を構成している部材は、第1のアノードであってもよく、第1の絶縁体であってもよく、第2の絶縁体であってもよく、第2のアノードであってもよく、これらの2種以上の部材であってもよい。
保持状態を良好に維持できることから、延長部を構成している部材は、第1のアノードと第2のアノードとを含むことが好ましい。第1のアノード及び第2のアノードの外周縁の少なくとも一部の領域が、第1のカソード、カソード槽及び第2のカソードの外周端よりも側方に延びる延長部であることが好ましい。保持状態を良好に維持できることから、延長部を構成している部材は、第1のアノードと第2のアノードとを含み、かつ第1の絶縁体及び第2の絶縁体の内の少なくとも一方を含むことが好ましい。第1のアノード及び第2のアノードの外周縁の少なくとも一部の領域が、第1のカソード、カソード槽及び第2のカソードの外周端よりも側方に延びる延長部であり、かつ、第1の絶縁体及び第2の絶縁体の内の少なくとも一方が、第1のカソード、カソード槽及び第2のカソードの外周端よりも側方に延びる延長部であることが好ましい。保持状態を良好に維持できることから、延長部において、第1のアノードと第2のアノードとの間に、第1の絶縁体及び第2の絶縁体の内の少なくとも一方が配置されていることが好ましい。保持状態を良好に維持できることから、延長部において、第1のアノードと第2のアノードとの間に、第1の絶縁体と第2の絶縁体とが配置されていることが好ましい。
積層体の形状を良好にし、各部材の接触面及び間隔を高精度に制御する観点からは、第1のアノード、第1の絶縁体、第2の絶縁体及び第2のアノードからなる群から選択された少なくとも1種のうち延長部を構成している部材が、引き伸ばされた状態で、延長部が、保持部材により保持されていることが好ましい。
保持部材による保持方法としては、内面に凹部を有する枠状の保持部材内に積層体を挿入する方法、第1の保持部と第2の保持部とを組み合せる方法等が挙げられる。第1の保持部と第2の保持部とを組み合せる方法では、凸部又は雄部と凹部又は雌部とを嵌合させる方法、接着剤を用いる方法、固定部材で固定する方法及び熱融着する方法等が挙げられる。上記積層体における少なくとも一部の部材の外周縁を保持部材で保持することで、保持部材による反応阻害の影響が小さくなり、電気エネルギーの回収効率を効果的に高めることができる。
電極モジュールは、第1の保持部と第2の保持部とが組み合わされた状態で、第1の保持部と第2の保持部とを固定している固定部材をさらに備えていてもよい。固定部材としては、紐、クリップ、クランプ及びテープ等が挙げられる。
アノード(第1のアノード及び第2のアノード)は、微生物担体でもある。微生物を効果的に担持可能であるように、また有機性物質を含む液を通過可能であるように、上記微生物担体は、孔を有していてもよく、多孔質体であってもよい。
上記微生物担体及び上記アノードは、導電性を有し、導電性材料により形成されている。微生物を担持しやすく、導電性に優れており、電気を効率的に回収することができることから、上記微生物担体及び上記アノードは、炭素繊維、カーボンフォーム、ポーラスカーボン、炭素繊維が加工されたトウ、カーボンペーパー、カーボンフェルト、カーボンクロス、粒状活性炭又は導電性を有する樹脂により被覆された金属であることが好ましい。炭素系の担体においては、材料は炭素質及び黒鉛質のいずれかに限定されず、2種以上の材料が併用されてもよい。上記導電性を有する樹脂は、特に限定されない。上記導電性を有する樹脂の表面抵抗値は、好ましくは5Ω/□以上、好ましくは5kΩ/□以下である。表面抵抗値が5kΩ/□以下である場合、導電性が高いため、効率よく電気エネルギーを取り出すことができる。表面抵抗値が5Ω/□以上であれば、バインダー樹脂に多量に導電性粒子を配合する必要がない。この場合、相対的にバインダー樹脂の比率が高くなるため、被覆されている導電性樹脂の耐久性が高くなり、使用中に導電性樹脂が剥離し難くなる。上記微生物担体は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記微生物担体及び上記アノードの材料である導電性材料としては、炭素繊維や、チタン、ステンレス及びアルミニウムなどの各種の導電性金属が挙げられる。上記微生物担体を構成する導電性材料は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記アノード全体の形状(外形)は、シート状であることが好ましい。
上記アノードの厚みは、好ましくは50μm以上、より好ましくは100μm以上、好ましくは500mm以下、より好ましくは200mm以下である。上記アノードの厚みが上記下限以上であると、微生物をより一層効果的に担持可能である。上記アノードの厚みが上記上限以下であると、内部抵抗が低くなり、効率的に電気を回収できる。
第1の絶縁体と第2の絶縁体とは1つの部材であってもよく、例えば袋状であってもよい。第1の絶縁体及び第2の絶縁体である袋状の絶縁体内に、第1のカソードとカソード槽と第2のカソードとが配置されていてもよい。
絶縁体(第1の絶縁体及び第2の絶縁体)の材料がそれぞれ、イオン透過性膜、樹脂により形成された織布、又は樹脂により形成された不織布であることが好ましい。
カソード(第1のカソード及び第2のカソード)の材料としては、上記アノードに用いることができる上述した導電性材料等が挙げられる。
上記カソードにおいて、空気との接触面に、撥水層が設けられていることが好ましい。上記撥水層は、上記導電性基材に、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等のフッ素樹脂を塗布することにより形成されていてもよい。
上記カソードにおいて、表面に触媒部が配置されていてもよい。上記カソードにおいて、酸化剤との接触面とは反対側に、触媒部が配置されていてもよい。上記触媒部は、例えば、酸素還元触媒とバインダーとを含む。
上記酸素還元触媒としては、白金等の貴金属触媒、鉄系触媒、マンガン系触媒及びカーボンアロイ系触媒等が挙げられる。上記白金等の貴金属触媒を用いる場合には、酸素還元性能がより一層高くなる。上記鉄系触媒、上記マンガン系触媒及び上記カーボンアロイ系触媒を用いる場合には、コストがより一層低くなる。上記酸素還元触媒は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記バインダーとしては、オレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、メチルセルロース樹脂、エチルセルロース樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノール樹脂、フッ素樹脂及びポリビニルブチラール樹脂等が挙げられる。上記バインダーは、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記有機性物質を含む液としては特に限定されないが、廃水、廃液、し尿、食品廃棄物、その他の有機性廃棄物及び汚泥等が挙げられる。上記微生物燃料電池は、エネルギーを回収可能な廃液処理装置として好適に用いられる。
上記微生物としては、嫌気性微生物及び好気性微生物が挙げられる。微生物は、嫌気性微生物であることが好ましい。嫌気性微生物は、嫌気性下で生育可能である。微生物は、好気性微生物であってもよい。
上記微生物としては、微生物の細胞膜内で電子伝達系を終結しない微生物が望ましく、細胞膜外で電子をアノードで捕捉しやすく、アノードへの電子伝達を触媒する微生物を利用することが望ましい。上記微生物として、硫黄S(0)還元菌、三価鉄Fe(III)還元菌、二酸化マンガンMnO還元菌、脱塩素菌などが好ましく用いられる。上記微生物として、例えばDesulfuromonas sp.、Desulfitobacterium sp.、Geobivrio thiophilus sp.、Clostridium thiosulfatireducens sp.、Thermoterrabacterium ferrireducens sp.、Geothrix sp.、Geobacter sp.、Geoglobus sp.、Shewanella putrefaciens sp.などが特に好ましく用いられる。これらの微生物は、有機性物質中において主要な微生物ではないことが多い。このため、アノードにこれらの微生物を植菌し、アノードにこれらの微生物を担持させてもよい。
また、微生物燃料電池の使用開始時には微生物反応室内にこれらの微生物の増殖に適当な培地を供給することが望ましい。さらに、上記アノードの電位を高く維持することにより、上記アノードでのこれらの微生物の増殖を促すことがより望ましい。これらの微生物(群)を前培養もしくは微生物反応室内で培養するための方法として、スラリー状の硫黄、三価鉄、二酸化マンガンなどを電子受容体とする培地が各種報告されている。例えば、Ancylobacter/Spirosoma培地、Desulfuromonas培地、Fe(III) Lactate Nutrient培地などが好ましく用いられる。
(微生物燃料電池)
上記微生物燃料電池用電極モジュールを用いて、微生物燃料電池を得ることができる。
本発明に係る微生物燃料電池は、微生物燃料電池用電極モジュールと、上記アノードと上記カソードとを接続している導線とを備える。
図6は、図1に示す微生物燃料電池用電極モジュールを用いた微生物燃料電池の一例を模式的に示す断面図である。
図6に示す微生物燃料電池21は、電極モジュール11と、有機性物質を含む液22と、導線とを備える。導線は、図示しない位置に配置されている。有機性物質を含む液22は、容器23内に配置されている。
アノード1A,1Bは、有機性物質を含む液22内に配置されており、有機性物質を含む液22の液面よりも下方に位置しており、有機性物質を含む液22内に浸漬している。アノード1A,1Bの全体が、有機性物質を含む液22内に配置されていることが好ましい。
図6では、電極モジュール11は、カソード槽4の酸化剤が流れる内部流路がある部分の断面が示されている。カソード槽4には、空気などの酸化剤をカソード槽4内に取り入れるための空気取り入れ部24が連結されている。微生物燃料電池21では、カソード槽4の内部の流路に、酸化剤が流れる。カソード槽4の内部の流路は、例えば空気室である。
微生物燃料電池21では、アノード1A,1Bに接触しながら、アノード1A,1Bの表面上を、有機性物質を含む液22が流れる。
容器23は、有機性物質を含む液22の流入口23aと、有機性物質を含む液22の流出口23bとを有する。容器23内で、有機性物質を含む液22が流入口23a側から流出口23b側に流れる。容器23内において、有機性物質を含む液22の液面上に、容器23は内部空間(空隙)を有する。容器23内の内部空間には、ガスが配置されている。容器23内の内部空間に配置されたガスは、一般的には、酸素を含む空気である。但し、内部空間に、酸素を含まないガスが置換されていてもよい。
上記導線は、図示しない位置において、アノード1A,1Bとカソード3A,3Bとを接続している。上記導線は、図示しない外部回路に接続されている。アノード1A,1Bとカソード3A,3Bとが上記導線を介して負荷回路に接続されていることによって、アノード1A,1Bとカソード3A,3Bとの間に電位差が生じる。上記導線を通して負荷回路に流れる電気エネルギーは、回収することができる。
1A…第1のアノード
1B…第2のアノード
2A…第1の絶縁体
2B…第2の絶縁体
3A…第1のカソード
3B…第2のカソード
4…カソード槽
5,5X,5Y…保持部材
5A,5XA…第1の保持部
5B,5XB…第2の保持部
6…固定部材
11,11X,11Y…電極モジュール
X…延長部
21…微生物燃料電池
22…有機性物質を含む液
23…容器
23a…流入口
23b…流出口
24…空気取り入れ部

Claims (12)

  1. 第1のアノードと、第1の絶縁体と、第1のカソードと、カソード槽と、第2のカソードと、第2の絶縁体と、第2のアノードと、保持部材とを備え、
    前記第1のアノードと、前記第1の絶縁体と、前記第1のカソードと、前記カソード槽と、前記第2のカソードと、前記第2の絶縁体と、前記第2のアノードとが、この順で並んで互いに接触するように積層されて、積層体を構成しており、
    前記第1のアノードの前記第1の絶縁体側とは反対の表面が、有機性物質を含む液との接触面であり、
    前記第2のアノードの前記第2の絶縁体側とは反対の表面が、有機性物質を含む液との接触面であり、
    前記カソード槽は、酸化剤が流れる流路を内部に有し、
    前記保持部材は、前記積層体を一体化させて保持している、微生物燃料電池用電極モジュール。
  2. 前記第1のアノード及び前記第2のアノードの材料がそれぞれ、炭素繊維、カーボンフォーム、ポーラスカーボン、炭素繊維が加工されたトウ、カーボンペーパー、カーボンフェルト、カーボンクロス、粒状活性炭、又は導電性を有する樹脂により被覆された金属である、請求項1に記載の微生物燃料電池用電極モジュール。
  3. 前記第1の絶縁体及び前記第2の絶縁体の材料がそれぞれ、イオン透過性膜、樹脂により形成された織布、又は樹脂により形成された不織布である、請求項1又は2に記載の微生物燃料電池用電極モジュール。
  4. 前記第1のカソード及び前記第2のカソードがそれぞれ、エアカソードである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の微生物燃料電池用電極モジュール。
  5. 前記酸化剤が酸素を含む気体である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の微生物燃料電池用電極モジュール。
  6. 前記保持部材が、前記積層体の外周縁の少なくとも一部の領域を保持している、請求項1〜5のいずれか1項に記載の微生物燃料電池用電極モジュール。
  7. 前記保持部材が、第1の保持部と第2の保持部とを有し、
    前記第1の保持部と前記第2の保持部とを組み合せることで、前記保持部材が、前記積層体を一体化させて保持している、請求項1〜6のいずれか1項に記載の微生物燃料電池用電極モジュール。
  8. 前記第1の保持部と前記第2の保持部とが組み合わされた状態で、前記第1の保持部と前記第2の保持部とを固定している固定部材をさらに備える、請求項7に記載の微生物燃料電池用電極モジュール。
  9. 前記第1のアノード、前記第1の絶縁体、前記第2の絶縁体及び前記第2のアノードからなる群から選択された少なくとも1種の外周縁の少なくとも一部の領域が、前記第1のカソード、前記カソード槽及び前記第2のカソードの外周端よりも側方に延びる延長部であり、
    前記延長部が、前記保持部材により保持されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の微生物燃料電池用電極モジュール。
  10. 前記第1のアノード、前記第1の絶縁体、前記第2の絶縁体及び前記第2のアノードからなる群から選択された少なくとも1種のうち延長部を構成している部材が、引き伸ばされた状態で、前記延長部が、前記保持部材により保持されている、請求項9に記載の微生物燃料電池用電極モジュール。
  11. 前記第1のアノード及び前記第2のアノードの外周縁の少なくとも一部の領域が、前記第1のカソード、前記カソード槽及び前記第2のカソードの外周端よりも側方に延びる延長部であり、
    前記第1の絶縁体及び前記第2の絶縁体の内の少なくとも一方の外周縁の少なくとも一部の領域が、前記第1のカソード、前記カソード槽及び前記第2のカソードの外周端よりも側方に延びる延長部であり、
    前記延長部において、前記第1のアノードと前記第2のアノードとの間に、前記第1の絶縁体及び前記第2の絶縁体の内の少なくとも一方が配置されており、
    前記延長部が、前記保持部材により保持されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の微生物燃料電池用電極モジュール。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の微生物燃料電池用電極モジュールと、
    前記アノードと前記カソードとを接続している導線とを備える、微生物燃料電池。
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