JP6254884B2 - 微生物燃料電池 - Google Patents

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Description

本発明は、微生物燃料電池に関し、詳しくは、電解槽を備える槽ユニットと、電極を備える電極ユニットとを備える微生物燃料電池に関する。
微生物燃料電池は、廃水中に含まれる有機物の化学エネルギーを微生物の触媒作用(代謝反応又は生物化学的変換)によって電気エネルギーに変換しつつ、その有機物を酸化分解処理する装置である。
例えば特許文献1には、電解槽の内部の密閉された内部空間に、嫌気性微生物が付着した負電極を保持すると共に有機性基質を滞留させて負電極を浸漬し、この電解槽の内部空間内に、外殻の少なくとも一部分がイオン透過性イオン移動層で形成され且つ内側に正電極が封入又は結合されたイオン移動層カセットを差し込むことで、微生物燃料電池を構成することが開示されている。この微生物燃料電池では、イオン移動層カセットには、イオン移動層カセット内にガスを供給するための通気管及びイオン移動層カセット内からガスを排出するための通気管が接続されている。これらの通気管は、イオン移動層カセットから電解槽の外部へ引き出されている。この通気管を通じてイオン移動層カセット内に、燃料である酸素が供給される。
特開2009−93861号公報
しかし、微生物燃料電池へ酸素などの酸化性ガスを供給するにあたって、特許文献1に記載の技術のように給気用の通気管と排気用の通気管という二種類の配管を電解槽の内部から電解槽の外部へ引き出すと、複雑な配管設計が必要となってしまう。また微生物燃料電池へ酸素を供給するために要するコストが大きいため、使用上の制約が多くなってしまう。一方、空気の自然拡散効果のみを利用して微生物燃料電池へ酸素を供給すると、特に微生物燃料電池が大型化した場合、微生物燃料電池へ酸素を充分に供給することが困難となる。
本発明は、上記の事由に鑑みてなされたものであり、微生物燃料電池へ酸化性ガスを供給するための配管構成を簡略化すると共に酸化性ガスの高い利用効率を確保することができる微生物燃料電池を提供することを目的とする。
本発明に係る微生物燃料電池は、電解槽と、前記電解槽の内部と前記電解槽の外部とを連通させる連通口とを備える槽ユニットと、気相室と、前記気相室内のガスと接触可能に構成されている正極と、微生物を保持する負極と、前記正極と前記負極との間に介在するイオン移動層と、前記気相室の内部と前記気相室の外部を連通させる第一通気口と、前記第一通気口とは異なる位置にあり前記気相室の内部と前記気相室の外部を連通させる第二通気口とを備える電極ユニットと、を備え、前記電極ユニットが前記槽ユニットに、前記気相室が前記第二通気口を介して前記連通口に連通するように取着されている。
本発明に係る微生物燃料電池では、前記連通口に第一コネクタが設けられていると共に前記第二通気口に第二コネクタが設けられ、前記電極ユニットが前記槽ユニットに着脱可能であると共に前記第二コネクタが前記第一コネクタに着脱可能であり、前記第一コネクタと前記第二コネクタの各々が、前記第二コネクタが前記第一コネクタに取着されることで開くと共に前記第二コネクタが前記第一コネクタから脱離されることで閉じるように構成された自動開閉弁を備えることが好ましい。
本発明によれば、微生物燃料電池へ酸化性ガスを供給するための配管構成を簡略化することができると共に、酸化性ガスの高い利用効率を確保することができる。
図1Aは本発明の第一の実施形態に係る微生物燃料電池を示す断面図、図1Bは図1Aに示される微生物燃料電池のX−X断面図である。 図2Aは本発明の第二の実施形態に係る微生物燃料電池を示す断面図、図2Bは図2Aに示される微生物燃料電池のX−X断面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係る微生物燃料電池1は、槽ユニット20と電極ユニット30とを備える。槽ユニット20は、電解槽22と、電解槽22の内部と電解槽22の外部とを連通させる連通口23とを備える。電極ユニット30は、気相室32内のガスと接触可能に構成されている正極33と、微生物を保持する負極34と、正極33と負極34との間に介在するイオン移動層35と、気相室32の内部と気相室32の外部を連通させる第一通気口36と、第一通気口36とは異なる位置にあり気相室32の内部と気相室32の外部を連通させる第二通気口37とを備える。正極33、負極34及びイオン移動層35は、電解槽22の内部に配置されている。電極ユニット30が槽ユニット20に、気相室32が第二通気口37を介して連通口23に連通するように取着されている。
このため、本実施形態では、燃料である酸素などの酸化性ガスが、電解槽22の外部から連通口23を通じて微生物燃料電池1へ供給され得る。酸化性ガスは、連通口23及び第二通気口37を介して気相室32に供給されて、微生物燃料電池発電に利用される。気相室32内に供給された酸化性ガスは、気相室32内で拡散してから第一通気口36を通じて気相室32の外部へ排出されるため、酸化性ガスが微生物燃料電池発電に効率よく利用される。更に、微生物燃料電池1へ酸化性ガスを供給するための機構が簡略化される。
従って、微生物燃料電池1へ酸化性ガスを供給するための配管構成を簡略化することができると共に、酸化性ガスの高い利用効率を確保することができる。
本実施形態に係る微生物燃料電池1では、連通口23に第一コネクタ21が設けられていると共に第二通気口37に第二コネクタ31が設けられることが好ましい。電極ユニット30が槽ユニット20に着脱可能であると共に第二コネクタ31が第一コネクタ21に着脱可能であることも好ましい。第一コネクタ21と第二コネクタ31の各々が、自動開閉弁を備えることも好ましい。各自動開閉弁は、第二コネクタ31が第一コネクタ21に取着されることで開くと共に第二コネクタ31が第一コネクタ21から脱離されることで閉じるように構成されていることも好ましい。この場合、電極ユニット30を槽ユニット20から脱離させて電極ユニット30をメンテナンスすることができ、このため電極ユニット30のメンテナンスが容易となる。更に、電解槽22に電解液4が保持された状態で、電極ユニット30を槽ユニット20に取着し或いは電極ユニット30を槽ユニット20から脱離しても、第二通気口37から気相室32内に電解液4が流入することがなく、電解槽22中の電解液4が連通口23から漏出することもない。更に、微生物燃料電池1へ酸化性ガスを供給するための機構が電極ユニット30の着脱を妨げることがないため、電極ユニット30の着脱が容易である。
以下、本発明の第一の実施形態について、更に詳しく説明する。
図1A及び図1Bに、第一の実施形態に係る微生物燃料電池1を示す。第一の実施形態では、槽ユニット20が、上述の通り電解槽22と連通口23とを備える。第一の実施形態では、連通口23は電解槽22の底部を貫通することで、電解槽22の内部と電解槽22の外部とを連通させている。連通口23内には、第一コネクタ21が設けられている。電解槽22には、電解槽22の内部にそれぞれ連通する流入管24及び流出管25が接続されている。
電極ユニット30は、上述の通り、気相室32と、正極33と、負極34と、イオン移動層35と、第一通気口36と、第二通気口37とを備える。
第一の実施形態では、電極ユニット30は中空の筐体38を備える。この筐体38の内部の空間が気相室32である。第二通気口37は筐体38の底部を貫通することで、筐体38の外部と筐体38内部の気相室32とを連通させている。第一通気口36は、筐体38の上部を貫通することで、筐体38の外部と筐体38内部の気相室32とを連通させている。第二通気口37内には、第二コネクタ31が設けられている。
第一の実施形態の電極ユニット30では、正極33、イオン移動層35及び負極34が、この順番に積層している。これにより、正極33、イオン移動層35及び負極34が、膜・電極複合体39(MEA)を構成している。
負極34の材質は、例えばアルミニウム、銅、ステンレス、ニッケル、チタンなどの導電性金属、又はカーボンペーパー、カーボンフェルトなどの炭素材料である。負極34はその厚さ方向に連続する空間(空隙)を有していてもよい。例えば負極34は、多孔質または織布状の、内部に空隙を有する導電体シートであってもよい。負極34は、厚さ方向に貫通する複数の貫通穴を有する金属板であってもよい。
負極34には、微生物が保持されている。例えば負極34の、イオン移動層35とは反対側を向く面上に、微生物が保持されている。例えば負極34の面上に微生物を含むバイオフィルムが固定されることで、負極34に微生物が保持される。バイオフィルムとは、一般に、微生物集団と、微生物集団が生産する菌体外重合体物質(extracellular polymeric substance、EPS)とを含む三次元構造体のことをいう。尚、微生物が、バイオフィルムによらずに負極34に保持されていてもよい。
負極34に保持される微生物は、嫌気性微生物であって、例えば細胞外電子伝達機構を有する電気生産細菌である。具体的には、微生物として、例えばGeobacter属細菌、Shewanella属細菌、Aeromonas属細菌、Geothrix属細菌、及びSaccharomyces属細菌が、挙げられる。
負極34は、微生物と共にメディエータ(電子伝達メディエータ分子)を保持していもよい。この場合、微生物と負極34との間の電子の移動を、負極34が保持するメディエータが媒介することで、微生物から負極34への電子の移動効率が向上する。負極34がメディエータを保持する代わりに、或いは負極34がメディエータを保持すると共に、電解液4がメディエータを含有してもよい。この場合も、微生物と負極34との間の電子の移動を電解液4中のメディエータが媒介することで、微生物から負極34への電子の移動効率が向上する。負極34が保持するメディエータ及び電解液4が含有するメディエータとしては、例えばニュートラルレッド(3−アミノ−7−ジメチルアミノ−2−メチルフェナジニウムクロリド)、アントラキノン−2,6−ジスルホン酸二ナトリウム(AQDS)、チオニン、フェリシアン化カリウム、及びメチルビオロゲンが挙げられる。
イオン移動層35は、例えばイオン交換膜、固体電解質膜、ガラス繊維膜、又は合成繊維膜からなる。イオン移動層35は、例えばプロトン伝導性を有する適宜のイオン交換膜からなる。イオン移動層35の例として、Nafion(デュポン社製、登録商標)、Filemion(旭硝子社製、登録商標)等の、プロトン伝導性を有するフッ素樹脂系イオン交換膜が挙げられる。
正極33は、例えばガス拡散電極からなる。ガス拡散電極は、例えば撥水層とガス拡散層とを備える。撥水層はガス拡散層とイオン移動層35との間に配置される。
撥水層は、撥水性と気体透過性とを併せ持つ層である。撥水層は、微生物燃料電池1における電気化学系中の気相と液相とを良好に分離しながら、気相から液相へ向かう気体の移動を許容するように構成される。撥水層は、多孔質であることが好ましい。この場合、撥水層は、高い気体透過性を有することができる。撥水層は、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ジメチルポリシロキサン(PDMS)、ポリエチレン(PE)及びポリプロピレン(PP)からなる群から選択される一種以上の材料から作製される。
ガス拡散層は、例えば多孔質な導電性材料と、この導電性材料に担持されている触媒とを備える。尚、ガス拡散層が、多孔質且つ導電性を有する触媒から形成されてもよい。
ガス拡散層における導電性材料は、例えば炭素系物質、導電性ポリマー、半導体及び金属からなる群から選択される一種以上の材料から構成される。炭素系物質とは、炭素を構成成分とする物質をいう。炭素系物質の例として、グラファイト、活性炭、カーボンパウダ(例えば、カーボンブラック、バルカンXC-72R、アセチレンブラック、ファーネスブラック、デンカブラックを含む)、カーボンファイバ(グラファイトフェルト、カーボンウール、カーボン織布を含む)、カーボンプレート、カーボンペーパー、及びカーボンディスクが挙げられる。また、炭素系物質の例として、カーボンナノチューブ、カーボンナノホーン、カーボンナノクラスターのような、微細構造物質も挙げられる。金属としては、アルミニウム、銅、ステンレス、ニッケル及びチタンが挙げられる。
ガス拡散層における触媒は、例えば白金、白金合金などの貴金属触媒である。
ガス拡散層における触媒が、金属原子がドープされている炭素系材料であることも好ましい。金属原子としては、特に限定されないが、Ti、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Zr、Nb、Mo、Ru、Rh、Pd、Ag、Hf、Ta、W、Re、Os、Ir、Pt、及びAuから選択される、一種以上の金属の原子であることが好ましい。この場合、炭素系材料が、特に酸素還元反応および酸素発生反応を促進させるための触媒として、優れた性能を有する。炭素系材料が含有する金属原子の量は、炭素系材料が優れた触媒性能を有するように適宜設定されればよい。
炭素系材料には、更に窒素原子、ホウ素原子、硫黄原子及びリン原子から選択される一種以上の非金属原子がドープされていることが好ましい。炭素系材料にドープされている非金属原子の量も、炭素系材料が優れた触媒性能を有するように適宜設定されればよい。
炭素系材料は、例えばグラファイト、無定形炭素等の炭素源原料をベースとし、この炭素源原料に金属原子と、窒素原子、ホウ素原子、硫黄原子及びリン原子から選択される一種以上の非金属原子とをドープすることで、得られる。
正極33は、上述の通り気相室32内のガスと接触可能であるように構成されている。すなわち、気相室32内の酸化性ガスの分子が正極33上へ到達して電気化学反応により還元され得るように、正極33が構成されている。第一の実施形態では、筐体38内の気相室32と筐体38の外部とを隔てる側壁上に、正極33がある。側壁には開口381が形成され、この開口381を通じて、正極33が気相室32に露出している。これにより、正極33が、気相室32内のガスと接触可能であるように構成されている。
尚、気相室32内の酸化性ガスの分子が正極33上へ到達して電気化学反応により還元され得るならば、正極33の構成は第一の実施形態に制限されない。
第一の実施形態では、一つの電極ユニット30が、二つの膜・電極複合体39を備えている。二つの膜・電極複合体39の間に筐体38が配置され、二つの膜・電極複合体39の各々の正極33が、筐体38の気相室32内のガスと接触可能に構成されている。勿論、一つの電極ユニット30が一つの膜・電極複合体39を備えてもよい。
第二コネクタ31は、第一コネクタ21に着脱可能である。上述の通り、第一コネクタ21と第二コネクタ31の各々が、第二コネクタ31が第一コネクタ21に取着されることで開くと共に第二コネクタ31が第一コネクタ21から脱離されることで閉じるように構成された自動開閉弁を備えることが好ましい。このような第一コネクタ21及び第二コネクタ31として、公知の自動開閉弁付きコネクタが適用可能である。この場合、第二コネクタ31が第一コネクタ21に取着されると、第二コネクタ31と第一コネクタ21の各々の自動開閉弁が開くことで、第二通気口37と連通口23とが連通する。これにより、気相室32が第二通気口37を介して連通口23に連通する。
電極ユニット30が槽ユニット20における電解槽22の内部に配置されると共に、第二コネクタ31が第一コネクタ21に取着されることで、電極ユニット30が槽ユニット20に取着される。この状態では、正極33、負極34及びイオン移動層35が電解槽22の内部に配置される。第一通気口36は電解槽22の上方に配置される。このため、第一通気口36は電解槽22の外部に配置されている。更に、気相室32が第二通気口37を介して連通口23に連通している。
第一の実施形態では、第二コネクタ31が第一コネクタ21に取着されることで、電極ユニット30が槽ユニット20に固定されてもよい。すなわち、第一コネクタ21が、槽ユニット20に対して電極ユニット30を固定していてもよい。第二コネクタ31が第一コネクタ21に取着されることで電極ユニット30が槽ユニット20に固定されると、電極ユニット30が浮力により浮上することが抑制される。槽ユニット20に対して電極ユニット30を固定するために、第一コネクタ21以外の適宜の構造が設けられてもよい。
一つの微生物燃料電池1が、複数の電極ユニット30を備えてもよい。第一の実施形態では、微生物燃料電池1が、一つの槽ユニット20と、この槽ユニット20に着脱可能な二つの電極ユニット30とを備える。槽ユニット20は、二つの電極ユニット30の各々に対応する連通口23及び第一コネクタ21を備える。
微生物燃料電池1を作動させる場合、例えばまず電極ユニット30が槽ユニット20に取着されている状態で、電解槽22の内部に電解液4が供給され、電解槽22が電解液4を保持する。電解液4は、例えば流入管24を通じて電解槽22内に供給される。
電解液4は、有機物を含有する。更に電解液4は、KH2PO4、K2HPO4、(NH42SO4、MgSO4・7H2O、NaCl、CaCl2・2H2O、Na223・5H2O等の電解質を含有する。電解液4は、例えば有機物を含有する廃水に必要により電解質が添加されることで、調製される。
また、電解槽22の外部から、連通口23及び第二通気口37を通じて気相室32内に酸化性ガスが供給される。酸化性ガスとしては、酸素ガスが挙げられる。例えば連通口23に配管が接続され、この配管にポンプなどによって酸化性ガスが供給されることで、配管、連通口23及び第二通気口37を通じて気相室32内に酸化性ガスが供給されると共に気相室32内のガスが第一通気口36を通じて外部へ排出される。
また、正極33及び負極34を、外部回路に接続する。
このようにして微生物燃料電池1を作動させると、負極34上では微生物の代謝によって電解液4中の有機物が分解され、電子、プロトン及び二酸化炭素が生じる。電子は負極34から外部回路へ流れ、プロトンはイオン移動層35を通過して正極33へ到達する。正極33上では、気相室32から供給される酸化性ガスがプロトン及び電子と反応して還元される。これにより、酸化性ガスが酸素である場合には水が生じる。このような電気化学反応により、正極33と負極34との間に起電力が生じると共に、電解液4中の有機物が分解される。このため、発電が可能であると共に、電解液4中の有機物の分解処理が可能である。
処理後の電解液4は、流出管25を通じて電解槽22の外部へ排出される。微生物燃料電池1を作動させている間、電解液4が流入管24を通じて連続的に電解槽22へ供給されると共に電解槽22の内部の電解液4が流出管25を通じて連続的に排出されてもよい。
第一の実施形態では、酸化性ガスが第二通気口37を通じて気相室32に供給されると、この酸化性ガスは気相室32内で上方へ拡散し、気相室32の上端に達したら第一通気口36から外部へ排出される。このため、気相室32内全体に酸化性ガスが効率良く行き渡ると共に気相室32内でガスの滞留が生じにくくなる。これにより、酸化性ガスが微生物燃料電池1における電気化学反応に効率良く利用され、微生物燃料電池1の発電効率が向上する。
尚、第一の実施形態において、酸化性ガスが第一通気口36を通じて気相室32に供給されると共に、気相室32内のガスが第二通気口37及び連通口23を通じて外部へ排出されてもよい。酸化性ガスが第一通気口36を通じて気相室32に供給されるためには、ポンプ、ブロアなどによって酸化性ガスが第一通気口36へ送られてもよい。また、連通口23に配管が接続され、この配管に真空ポンプなどで負圧がかけられることで、気相室32内のガスが第二通気口37及び連通口23を通じて吸引され、それに伴って酸化性ガスが第一通気口36を通じて気相室32内に流入させられてもよい。この場合も、気相室32内全体に酸化性ガスが効率良く行き渡ると共に気相室32内でガスの滞留が生じにくくなる。
電極ユニット30のメンテナンス、交換等をおこなう場合には、第二コネクタ31を第一コネクタ21から脱離させることで、電極ユニット30を槽ユニット20から脱離させることができる。この場合、第一コネクタ21及び第二コネクタ31の各々が自動開閉弁を備えていれば、第二コネクタ31を第一コネクタ21から脱離させると各自動開閉弁が閉じる。このため、電解槽22が電解液4を保持していても、第二通気口37を通じて電解液4が気相室32に流入することがなく、連通口23を通じて電解槽22から電解液4が漏出することもない。また、槽ユニット20に電極ユニット30が取着される場合、電解槽22が電解液4を保持していても、槽ユニット20に電極ユニット30が容易に取着される。
図2A及び図2Bに、第二の実施形態に係る微生物燃料電池1を示す。第二の実施形態に係る微生物燃料電池1も、第一の実施形態の場合と同様に電極ユニット30と槽ユニット20とを備える。電極ユニット30は、第一の実施形態の場合と同じ構造を有する。
第二の実施形態における槽ユニット20は、電解槽22と、電解槽22の内部と電解槽22の外部とを連通させる連通口23とを備え、更にガス流通管26を備える。ガス流通管26は、その長さ方向が水平方向に沿うように配置されている。ガス流通管26は、電解槽22を貫通している。
第二の実施形態では、連通口23は、電解槽22の内部とガス流通管26とを連通させている。連通口23は、ガス流通管26の外周面から上方に突出する分岐管27の終端部に設けられ、上方に向けて開口している。これにより、連通口23は、ガス流通管26を通じて、電解槽22の内部と電解槽22の外部とを連通させている。この連通口23にも、第一の実施形態の場合と同様に、第一コネクタ21が設けられている。
第二の実施形態でも第一の実施形態と同様に、電極ユニット30が槽ユニット20における電解槽22の内部に配置されると共に、第二コネクタ31が第一コネクタ21に取着されることで、電極ユニット30が槽ユニット20に取着される。この状態では、正極33、負極34及びイオン移動層35が電解槽22の内部に配置される。第一通気口36は電解槽22の上方に配置される。このため、第一通気口36は電解槽22の外部に配置されている。
更に、気相室32が第二通気口37を介して連通口23に連通している。このため、気相室32は、第二通気口37及び連通口23を介して、ガス流通管26に連通している。
第二の実施形態に係る微生物燃料電池1を作動させる場合、例えばまず電極ユニット30が槽ユニット20に取着されている状態で、電解槽22の内部に電解液4が供給され、電解槽22が電解液4を保持する。
また、ポンプなどによって、酸化性ガスがガス流通管26に供給される。これにより、ガス流通管26、連通口23及び第二通気口37を通じて気相室32内に酸化性ガスが供給されると共に、気相室32内のガスが第一通気口36を通じて外部へ排出される。
尚、第二の実施形態でも、酸化性ガスが第一通気口36を通じて気相室32に供給されると共に、気相室32内のガスが第二通気口37、連通口23及びガス流通管26を通じて外部へ排出されてもよい。酸化性ガスが第一通気口36を通じて気相室32に供給されるためには、ポンプ、ブロアなどで酸化性ガスが外部から第一通気口36へ送られてもよい。また、ガス流通管26に真空ポンプなどが負圧をかけることで、気相室32内のガスが第二通気口37及び連通口23を通じて吸引され、それに伴って酸化性ガスが第一通気口36を通じて気相室32内に流入させられてもよい。
また、正極33及び負極34に、外部回路が接続される。
このようにして微生物燃料電池1を作動させると、第一の実施形態の場合と同様に、発電が可能であると共に、電解液4中の有機物の分解処理が可能である。
処理後の電解液4は、流出管25を通じて電解槽22の外部へ排出される。微生物燃料電池1を作動させている間、電解液4が流入管24を通じて連続的に電解槽22へ供給されると共に電解槽22の内部の電解液4が流出管25を通じて連続的に排出されてもよい。
第二の実施形態でも、第一の実施形態と同様に、酸化性ガスが微生物燃料電池1における電気化学反応に効率良く利用され、微生物燃料電池1の発電効率が向上する。更に、第二の実施形態でも、第二コネクタ31を第一コネクタ21から脱離させることで電極ユニット30を槽ユニット20から脱離させる場合、第一コネクタ21及び第二コネクタ31が自動開閉弁を備えていれば、電解槽22の内部に電解液4が保持されていても、第二通気口37を通じて電解液4が気相室32に流入することがなく、連通口23を通じて電解槽22から電解液4が漏出することもない。また、槽ユニット20に電極ユニット30を取着する場合、電解槽22の内部に電解液4が保持されていても、槽ユニット20に電極ユニット30を容易に取着することができる。
なお、上述した実施形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんのことである。
1 微生物燃料電池
20 槽ユニット
21 第一コネクタ
22 電解槽
23 連通口
30 電極ユニット
31 第二コネクタ
32 気相室
33 正極
34 負極
35 イオン移動層
36 第一通気口
37 第二通気口

Claims (2)

  1. 電解槽と、前記電解槽の内部と前記電解槽の外部とを連通させる連通口とを備える槽ユニットと、
    気相室と、前記気相室内のガスと接触可能に構成されている正極と、微生物を保持する負極と、前記正極と前記負極との間に介在するイオン移動層と、前記気相室の内部と前記気相室の外部を連通させる第一通気口と、前記第一通気口とは異なる位置にあり前記気相室の内部と前記気相室の外部を連通させる第二通気口とを備える電極ユニットと、
    を備え、
    前記電極ユニットが前記槽ユニットに、前記気相室が前記第二通気口を介して前記連通口に連通するように取着されている微生物燃料電池。
  2. 前記連通口に第一コネクタが設けられていると共に前記第二通気口に第二コネクタが設けられ、
    前記電極ユニットが前記槽ユニットに着脱可能であると共に前記第二コネクタが前記第一コネクタに着脱可能であり、
    前記第一コネクタと前記第二コネクタの各々が、前記第二コネクタが前記第一コネクタに取着されることで開くと共に前記第二コネクタが前記第一コネクタから脱離されることで閉じるように構成された自動開閉弁を備える請求項1に記載の微生物燃料電池。
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