JP2016024394A - 液晶配向用フィルム、調光材、液晶配向用フィルムの製造方法、調光材の製造方法、液晶配向用フィルムの製造用金型 - Google Patents

液晶配向用フィルム、調光材、液晶配向用フィルムの製造方法、調光材の製造方法、液晶配向用フィルムの製造用金型 Download PDF

Info

Publication number
JP2016024394A
JP2016024394A JP2014149775A JP2014149775A JP2016024394A JP 2016024394 A JP2016024394 A JP 2016024394A JP 2014149775 A JP2014149775 A JP 2014149775A JP 2014149775 A JP2014149775 A JP 2014149775A JP 2016024394 A JP2016024394 A JP 2016024394A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
film
spacer
alignment
alignment film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014149775A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6481278B2 (ja
Inventor
章伸 牛山
Akinobu Ushiyama
章伸 牛山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2014149775A priority Critical patent/JP6481278B2/ja
Publication of JP2016024394A publication Critical patent/JP2016024394A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6481278B2 publication Critical patent/JP6481278B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

【課題】液晶を利用した調光材に関して、スペーサ周辺領域であっても、所望する方向に液晶材料を配向させることができるようにする。【解決手段】透明基材11Bに少なくとも配向層13Bが設けられ、対応するフィルム材2とにより液晶材料4を挟持して液晶セル5を形成する液晶配向用フィルム3であって、賦型用樹脂により表面に微細ライン状凹凸形状が形成されて前記配向層13Bが形成され、 前記配向層13Bと一体に、前記賦型用樹脂により前記液晶材料4による層4Aの厚みを保持するスペーサ14が形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば窓に貼り付けて外来光の透過を制御する電子ブラインド等に利用可能な調光材に関する。
従来、例えば窓に貼り付けて外来光の透過を制御する電子ブラインド等に利用可能な調光材に関する工夫が種々に提案されている(特許文献1、2)。このような調光材の1つに、液晶を利用したものがある。この液晶を利用した調光材では、透明電極を作製した透明板材により液晶材料を挟持して液晶セルが作製され、この液晶セルを直線偏光板により挟持して作成される。これによりこの調光材では、液晶に印加する電界の可変により液晶の配向を可変して外来光を遮光したり透過したりし、さらには透過光量を可変したりし、外来光の透過を制御する。
このような調光材は、液晶セルを構成する透明板材にエッチング処理等によりスペーサを設け、このスペーサにより液晶層を所望の厚みに保持するように構成される。またこのスペーサを作製した後、ポリイミド等の薄膜を作製してラビング処理することにより、配向層を作製し、この配向層により液晶材料の配向を規制する。
しかしながらこのようにスペーサを作製した後、ラビング処理により配向層を作製する場合、スペーサの付け根では十分にラビング処理することが困難なことにより、スペーサの周辺領域では液晶材料が配向しない問題がある。この液晶材料が配向しない領域が大きくなると、この領域が欠陥として視認されることになり、遮光の品位等が著しく低下することになる。
特開平03−47392号公報 特開平08−184273号公報
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、スペーサ周辺領域であっても、所望する方向に液晶材料を配向させることを目的とする。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ね、金型を使用した賦型処理により配向層と一体に液晶材料層に係るスペーサを作製する、との着想に至り、本発明を完成するに至った。
具体的には、本発明では、以下のようなものを提供する
(1) 透明基材に少なくとも配向層が設けられ、対応するフィルム材とにより液晶材料を挟持して液晶セルを形成する液晶配向用フィルムであって、
賦型用樹脂により表面に微細ライン状凹凸形状が形成されて前記配向層が形成され、
前記配向層と一体に、前記賦型用樹脂により前記液晶材料による層の厚みを保持するスペーサが形成された。
(1)において、賦型用樹脂を使用して微細ライン状凹凸形状を作製する配向層にあっては、この賦型樹脂の処理に供する金型の加工によりスペーサを同時に作製するようにして、このスペーサに対応する微細穴の周囲にまで十分にラビング処理して微細ライン状凹凸形状を作製することができる。これによりこの金型により作製される液晶配向用フィルムにあっては、スペーサの付け根部分にあっても、充分にライン状凹凸形状を作製することができる。これによりスペーサ周辺領域であっても、所望する方向に液晶材料を配向させることができる。
(2) (1)において、前記賦型用樹脂が、紫外線硬化性樹脂である。
(2)によれば、具体的構成により、スペーサ周辺領域であっても、所望する方向に液晶材料を配向させることができる。
(3) (1)又は(2)において、前記賦型用樹脂が、帯電防止剤を含有する
(3)によれば、賦型処理における帯電を低減し、帯電による汚損等を低減することができる。さらに帯電防止剤導入による賦型樹脂層の低抵抗値化により、電圧印加の際の液晶駆動をスムーズにすることができる。
(4) 液晶配向用フィルムにより液晶材料を挟持した液晶セルと、
前記液晶セルを挟持する1対の直線偏光板とを備え、
前記液晶配向用フィルムが、
透明基材に少なくとも配向層が設けられ、
賦型用樹脂により表面に微細ライン状凹凸形状が形成されて前記配向層が形成され、
前記配向層と一体に、前記賦型用樹脂により前記液晶材料による層の厚みを保持するスペーサが形成された。
(4)において、賦型用樹脂を使用して微細ライン状凹凸形状を作製する配向層にあっては、この賦型樹脂の処理に供する金型の加工によりスペーサを同時に作製するようにして、このスペーサに対応する微細穴の周囲にまで十分にラビング処理して微細凹凸形状を作製することができる。これによりこの金型で作成される液晶配向用フィルムは、スペーサの付け根部分にあっても、充分にライン状凹凸形状を作製することができる。これによりスペーサ周辺領域であっても、所望する方向に液晶材料を配向させることができる。
(5) 対応するフィルム材と共に液晶材料を挟持して液晶セルを形成する液晶配向用フィルムの製造方法であって、
賦型用樹脂を使用した賦型処理により、表面に微細ライン状凹凸形状を備えた配向層と、前記液晶材料による層の厚みを保持するスペーサとを一体に作製する賦型処理工程を備える。
(5)によれば、賦型樹脂の処理に供する金型の加工により配向層とスペーサを同時に作製するようにして、このスペーサに対応する微細穴の周囲にまで十分にラビング処理して微細凹凸形状を作製することができ、これによりスペーサの付け根部分にあっても、充分にライン状凹凸形状を作製することができる。これによりスペーサ周辺領域であっても、所望する方向に液晶材料を配向させることができる。
(6) 透明基材に少なくとも配向層が設けられた液晶配向用フィルムを作製する液晶配向用フィルムの製造工程と、
前記液晶配向用フィルムにより液晶材料を挟持して液晶セルを作製する液晶セルの製造工程と、
前記液晶セルを直線偏光板により挟持する直線偏光板の配置工程とを備え、
前記液晶配向用フィルムの製造工程は、
賦型用樹脂を使用した賦型処理により、表面に微細ライン状凹凸形状を備えた配向層と、前記液晶材料による層の厚みを保持するスペーサとを一体に作製する賦型処理工程を備える。
(6)によれば、賦型樹脂の処理に供する金型の加工により配向層とスペーサを同時に作製するようにして、このスペーサに対応する微細穴の周囲にまで十分にラビング処理して微細凹凸形状を作製することができ、これによりスペーサの付け根部分にあっても、充分にライン状凹凸形状を作製することができる。これによりスペーサ周辺領域であっても、所望する方向に液晶材料を配向させることができる。
(7) 透明基材に少なくとも配向層が設けられ、対応するフィルム材とにより液晶材料を挟持して液晶セルを形成する液晶配向用フィルムの製造用金型であって、
表面に、前記液晶材料の配向に供する微細形状に対応するライン状微細凹凸形状と、前記液晶材料による層の厚みを保持するスペーサに対応する凹形状とが形成された。
(7)によれば、スペーサに対応する凹形状の周囲にまで十分にラビング処理して微細凹凸形状を作製することができ、これによりスペーサの付け根部分にあっても、充分にライン状凹凸形状を作製することができる。これによりスペーサ周辺領域であっても、所望する方向に液晶材料を配向させることができる。
本発明によれば、液晶を利用した調光材に関して、スペーサ周辺領域についても、所望する方向に液晶材料を配向させることができる。
本発明の第1実施形態に係る調光材を示す図である。 図1の調光材の動作の説明に供する図である。 図1の調光材に使用する液晶配向用フィルムを示す図である。 図3の液晶配向用フィルムの詳細構成を示す断面図である。 第1の調光材の製造工程を示すフローチャートである。 図5の製造工程における配向層作成工程の説明に供する図である。 図6の製造工程に係るロール版を示す図である。
〔第1実施形態〕
〔調光材〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る調光材を示す断面図である。この調光材1は、フィルム形状により形成され、調光を図る部位に貼り付けて使用される。なおこのような調光を図る場合としては、車両、建築物等の窓ガラス、ショーケース、屋内の透明パーテーション等に配置して透過、不透明を切り替える場合等、種々の部位に配置して使用する場合に広く適用することができる。
この調光材1は、液晶を利用して透過光を制御する調光材であり、液晶配向用フィルム2、3により液晶材料4を挟持して液晶セル5が作製され、この液晶セル5を直線偏光板6、7により挟持して作成される。ここでこの実施形態において、液晶材料4には、TN(Twisted Nematic)方式の液晶材料が適用されるものの、例えばVA(Virtical Alignment)方式、IPS(In-Place-Switching)方式等、種々の液晶材料を適用することができる。調光材1には、液晶材料層4Aの厚みを一定に保持するためのスペーサ14が液晶配向用フィルム2及び又は3に設けられる。直線偏光板6、7は、それぞれ液晶セル5側に光学補償に供する位相差フィルム8、9が設けられる。液晶配向用フィルム2、3は、それぞれ基材11A、11Bに電極12A、12B、配向層13A、13Bを順次作成して形成される。
これによりこの調光材1は、電極12A、12Bの印加電圧の可変により、図2に示すように、外来光L1の透過を制御し、透明状態と非透明状態とで状態を切り替えるように構成される。なお図2(A)は、電極12A、12B間に電圧を印加しない状態を示し、図2(B)は、電極12A、12Bに電圧を印加した状態を示し、これによりこの実施形態では、いわゆるノーマリーホワイトにより液晶材料4を駆動する。なおこれに代えてノーマリーブラックにより駆動するようにしてもよい。またIPS方式等の液晶材料を使用する場合、電極12A、12Bは、配向層13A又は13B側に纏めて作製されることは言うまでも無く、これに対応するように後述する液晶配向用フィルム2、3が構成されることになる。
〔液晶配向用フィルム〕
図3は、液晶配向用フィルム3の構成を拡大して示す斜視図である。液晶配向用フィルム3は、基材11Bに電極12Bを作製した後、賦型処理により配向層13Bが作製される。液晶配向用フィルム3は、配向層13Bの作製に供する賦型処理において、配向層13Bと同時に、この配向層13Bの賦型処理に供する賦型用樹脂により配向層13Bと一体にスペーサ14が作製される。これによりこの実施形態では、従来に比して一段と簡易に効率良く液晶配向用フィルム、調光材を大量生産することができる。
ここで基材11Bは、液晶セル5に適用可能な各種の透明フィルム材を適用することができ、この実施形態ではポリカーボネートによるフィルム材が適用される。電極12Bは、液晶材料層4Aにほぼ均一な電界を印加可能であって、透明と知覚される種々の構成を適用することができるものの、この実施形態では、透明電極材であるITOによる透明導電膜を基材11Bの全面に作製して形成される。なお上述したように、IPS方式等においては、電極は所望の形状によりパターニングされて作製される。
配向層13Bは、ラビング処理による微細なライン状凹凸形状を賦型処理により表面に作製して形成される。スペーサ14は、先端が丸まった円錐形状により、配向層13Bと一体に形成される。このように賦型処理において、微細なライン状凹凸形状の表面形状による配向層13Bと一体にスペーサ14を作製する場合、この賦型処理に供する賦型用金型においては、スペーサ14の形状を反転した形状である微細穴による凹形状が形成された表面をラビング処理して作製することができ、この微細穴に係る凹形状の周囲に十分にライン状凹凸形状を作製することができる。これによりこの賦型用金型を使用した賦型処理により作製される配向層13Bは、スペーサ14の付け根でも充分に微細ライン状凹凸形状を作製することができ、これによりこの調光材1にあっては、スペーサ周辺領域であっても、所望する方向に液晶材料4を配向させることが可能となる。
ここで配向層13B及びスペーサ14にあっては、賦型処理に適用可能な各種賦型処理用樹脂材料を適用して作製することができる。より具体的に、熱硬化性樹脂、電子ビーム、紫外線等の照射により硬化する硬化性樹脂等を適用することができ、さらには温度の上昇により軟化する基材を使用して、この基材を軟化させた状態で賦型用金型に押圧して賦型する場合等、種々の賦型用樹脂材料を広く適用することができる。この実施形態ではこの賦型用樹脂に、例えばアクリル系樹脂による紫外線硬化性樹脂を適用する。またさらにこの実施形態では、配向層13B及びスペーサ14を作製した基材をロールに巻き取って次工程に搬送することにより、紫外線硬化性樹脂は帯電防止剤を含有し、これにより後述するロール版からの剥離時に発生する帯電による汚損等の悪影響を防止する。また帯電防止剤導入により賦型樹脂層を低抵抗値化することができ、これにより電圧印加の際の液晶駆動をスムーズにすることができる。なお帯電防止剤の種類は特に制限されず、アニオン性帯電防止剤、カチオン性帯電防止剤、非イオン性帯電防止剤、両性イオン性帯電防止剤、高分子帯電防止剤、導電性微粒子等、公知の帯電防止剤を自由に用いることができる。
図4は、スペーサ14の詳細構成の説明に供する断面図である。スペーサ14は、付け根部分の直径D14が5μm以上、30μm以下により形成される。スペーサ14は、隣接するスペーサ14との間隔P14が、100μm以上、300μm以下により設定されて、基材11Bの面内方向に一様な分布により基材11Bの全面に作製される。なおスペーサ14は、ランダムな配置により作製してもよい。またスペーサ14は、使用する液晶材料4に応じて液晶材料層4Aに確保することが必要な液晶材料層4Aの厚みに対応する高さH14により形成され、より具体的には6μm以上、10μm以下の高さH14により作製される。なおこの実施形態では、スペーサ14の周囲についても十分に液晶材料4を配向させることができることにより、従来に比してスペーサ14を大型化(太く)しても、欠陥として認識できないことになる。これによりスペーサ14を大型化して外力に対する信頼性を向上させることができる。
この液晶配向用フィルム3に対向するように配置される液晶配向用フィルム2は、スペーサ14が設けられていない点を除いて、液晶配向用フィルム3と同一に構成される。これによりこの液晶配向用フィルム3の作製に使用する賦型用金型においては、配向層13Aに係る凹凸形状のみが表面に作製されており、スペーサ14に対応する微細穴は設けられていないことになる。なお液晶配向用フィルム2を液晶配向用フィルム3と同一に構成するようにしてもよく、この場合には液晶配向用フィルム2のスペーサ14と液晶配向用フィルム3のスペーサ14とが衝突しないように配置することが必要になる。またIPS液晶等にあっては、このスペーサ14が設けられていない側の液晶配向用フィルム2に電極を纏めて配置するようにして、液晶配向用フィルム3には、配向層及びスペーサのみを設けるようにしてもよい。なおこのように液晶配向用フィルム3に対向するように配置される液晶配向用フィルム2にスペーサ14を設けない場合、又は液晶配向用フィルム3側にスペーサを設けて液晶配向用フィルム3側にスペーサを設けない場合には、このスペーサを設けない側の液晶配向用フィルム2又は3の配向膜にあっては、スペーサによる影響を有効に回避して配向能を設定することができることにより、光配向膜材料を製膜して偏光露光により光配向膜を作製するようにして、この光配向膜を適用する場合、さらにはラビング処理により作製する場合等、種々の配向層作製手法を広く適用することができる。
〔調光材の製造工程〕
図5は、調光材1の製造工程を示すフローチャートである。この実施形態では、基材11A及び11Bがロールにより提供され、調光材1は、透明電極作製工程SP2において、基材11A及び11Bをそれぞれロールより引き出して順次ITO膜を作製することにより基材11A及び11Bにそれぞれ電極12A及び12Bを作製して中間ロールに巻き取る。この製造工程は、続く配向層作成工程SP3において、中間ロールからそれぞれ基材11A及び11Bを引き出して順次処理することにより、配向層13A及び13Bを作製する。また液晶配向用フィルム3側の基材11Bについては、この配向層作成工程SP3において、スペーサ14を同時に作製する。
この製造工程は、続く液晶セル作製工程SP4において、配向層13A及び13Bを作製してなる基材11A及び11Bを調光材1に対応する所望の大きさに切断して液晶配向用フィルム2及び3を作製した後、1方の液晶配向用フィルム2又は3に封止剤を塗布する。この製造工程は、続いて液晶材料を滴下して対応する液晶配向用フィルム3又は2を配置した後、封止剤を硬化させ、これにより液晶セル5を作製する。なお封止剤にあっては、例えば紫外線硬化性樹脂等を適用することができる。
この製造工程は、続く直線偏光板配置工程SP5において、それぞれ位相差フィルム8、9が設けられてなる直線偏光板6、7を接着剤により配置し、これにより調光剤を作製する。なおこの接着剤にあっては、紫外線硬化性樹脂、各種の粘着剤等を適用することができる。
〔配向層作成工程〕
図6は、配向層作成工程SP3を詳細に示す図である。なおこの配向層作成工程SP3では、液晶配向用フィルム2及び3で、それぞれロール版23A及び23Bにより賦型する点を除いて、液晶配向用フィルム2及び3で同一に構成される。従って以下においては、液晶配向用フィルム3について、配向層作成工程SP3の構成を説明し、液晶配向用フィルム2については、図6において対応する符号を括弧書きにより示し、重複した説明を省略する。
この製造工程SP3では、電極12Bを作製してなる基材11Bがロールにより提供され、この基材11Bを供給リール21から引き出して供給する。製造工程SP3は、ダイ22によりこの基材11Bに紫外線硬化性樹脂の塗布液を塗布する。なお塗布液の塗布にあっては、種々の手法を適用することができ、ロール版23Bに塗布するようにしてもよい。この製造工程SP3において、ロール版23Bは、配向層13Bの表面形状に係るライン状微細凹凸形状、スペーサ14に対応する微細穴が周側面に形成された円筒形状の賦型用金型である。製造工程SP3は、紫外線硬化性樹脂が塗布された基材11Bを加圧ローラ24によりロール版23Bの周側面に押圧し、ロール版23Bの周側面に作製された微細な凹凸形状の凹部に紫外線硬化性樹脂を充分に充填する。この製造工程SP3は、この状態で、基材11B側からの紫外線の照射により紫外線硬化性樹脂を半硬化させ、これにより基材11Bの表面にロール版23Bの周側面に形成された凹凸形状を賦型する。
その後、この製造工程SP3は、剥離ローラ25により半硬化状態の紫外線硬化性樹脂と一体に基材11Bをロール版23Bから剥離し、続いて紫外線硬化性樹脂側より紫外線を照射することにより、半硬化状態の紫外線硬化性樹脂を硬化させる。しかしてこのように半硬化状態でロール版23Bより基材11Bを剥離することにより剥離時に加わるロール版23B表面への応力を低減することができ、ロール版23Bの損傷を低減し、ロール版23Bの寿命を長いものとすることができる。またこの実施形態ではITOにより電極12Bが作製されており、基材11B側からこのITOによる電極12Bを介して紫外線硬化性樹脂に紫外線を照射する場合には、電極12Bによる紫外線の損失が増大する恐れがある。しかしながらこの実施形態のように、ロール版23Bに密着した状態で半硬化状態とし、その後、ロール版より引き剥がして紫外線硬化性樹脂側より紫外線を照射すれば、電極12Bによる紫外線の損失を低減して効率良くかつ確実に紫外線硬化性樹脂を硬化させることができる。
〔ロール版〕
図7は、ロール版23Bを示す図である。ロール版23Bは、円筒形状又は円柱形状により長尺形状による基材を搬送しながら賦型処理に供する賦型用金型であり、配向層13Bの表面形状に係るライン状微細凹凸形状、スペーサ14に対応する微細穴30が周側面に形成される。ロール版23Bは、円柱形状又は円筒形状による母材を加工して作製される。ここで母材は、加工のしやすさや寸法安定性などから金属材料であることが好ましく、ニッケル、クロム、ステンレス、銅などであることがより好ましい。なおこの実施形態において、母材は、銅が適用される。
ロール版23Bは、この母材の周側面を研磨して平滑化した後、この周側面に下地層が作製される。ここで下地層は、母材の周側面への密着力を増大させてロール版23Bの耐久性、信頼性を向上させる目的で設けられる。下地層は、密着力を強化する各種材料を適用することができ、この実施形態では、無電解メッキにより、リンをドープしたニッケル層を膜厚500nmにより作製して形成される。
ロール版23Bは、この下地層の上に、賦型処理層に係る無機材料層を作製する。この実施形態では、この無機材料層にクロム層が適用され、スパッタリングにより膜厚100nmのクロム層を作製する。
ロール版23Bは、図7において符号Aにより部分的に拡大して示すように、この無機材料層に、レーザー光を使用したフォトエッチングによりスペーサに対応する微細穴30が作製される。続いてラビング装置におけるラビングロールを使用したラビング処理により、この無機材料層の表面に、配向層13Bに係るライン状微細凹凸形状が作成される。しかしてこの場合、微細穴の周辺にあっても、充分にラビング処理することができ、これによりスペーサの付け根についても十分にライン状微細凹凸形状を作製することができ、その結果、スペーサの周囲領域でも十分に液晶材料を配向させることができる。これらによりこの実施形態では、この賦型用金型を使用して賦型処理して配向層に係る凹凸形状とスペーサとを同時に作製して簡易かつ効率良く液晶配向用フィルム、調光材を大量生産することができる。
〔他の実施形態〕
以上、本発明の実施に好適な具体的な構成を詳述したが、本発明は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述の実施形態を種々に変更することができる。
すなわち上述の実施形態では、先端の丸まった円錐形状によりスペーサを作製する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、円錐台形状によりスペーサを作製する場合、円柱形状によりスペーサを作製する場合、種々の断面形状による壁形状によりスペーサを作製する場合等に広く適用することができる。
また上述の実施形態では、ロールにより提供される基材を順次賦型処理して液晶配向用フィルムを作製する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、平版を使用した枚葉の処理により賦型処理して液晶配向用フィルムを作製する場合にも広く適用することができる。
1 調光材
2、3 液晶配向用フィルム
4 液晶材料
4A 液晶材料層
5 液晶セル
6、7 直線偏光板
8、9 位相差フィルム
11 基材 1
11A、11B 基材
12A、12B 電極
13A、13B 配向層
14 スペーサ
21 供給リール
22 ダイ
23A、23B ロール版
24 加圧ローラ
25 剥離ローラ
30 微細穴

Claims (7)

  1. 透明基材に少なくとも配向層が設けられ、対応するフィルム材とにより液晶材料を挟持して液晶セルを形成する液晶配向用フィルムであって、
    賦型用樹脂により表面に微細ライン状凹凸形状が形成されて前記配向層が形成され、
    前記配向層と一体に、前記賦型用樹脂により前記液晶材料による層の厚みを保持するスペーサが形成された
    液晶配向用フィルム。
  2. 前記賦型用樹脂が、紫外線硬化性樹脂である
    請求項1に記載の液晶配向用フィルム。
  3. 前記賦型用樹脂が、帯電防止剤を含有する
    請求項1又は請求項2に記載の液晶配向用フィルム。
  4. 液晶配向用フィルムにより液晶材料を挟持した液晶セルと、
    前記液晶セルを挟持する1対の直線偏光板とを備え、
    前記液晶配向用フィルムが、
    透明基材に少なくとも配向層が設けられ、
    賦型用樹脂により表面に微細ライン状凹凸形状が形成されて前記配向層が形成され、
    前記配向層と一体に、前記賦型用樹脂により前記液晶材料による層の厚みを保持するスペーサが形成された
    調光材。
  5. 対応するフィルム材と共に液晶材料を挟持して液晶セルを形成する液晶配向用フィルムの製造方法であって、
    賦型用樹脂を使用した賦型処理により、表面に微細ライン状凹凸形状を備えた配向層と、前記液晶材料による層の厚みを保持するスペーサとを一体に作製する賦型処理工程を備える
    液晶配向用フィルムの製造方法。
  6. 透明基材に少なくとも配向層が設けられた液晶配向用フィルムを作製する液晶配向用フィルムの製造工程と、
    前記液晶配向用フィルムにより液晶材料を挟持して液晶セルを作製する液晶セルの製造工程と、
    前記液晶セルを直線偏光板により挟持する直線偏光板の配置工程とを備え、
    前記液晶配向用フィルムの製造工程は、
    賦型用樹脂を使用した賦型処理により、表面に微細ライン状凹凸形状を備えた配向層と、前記液晶材料による層の厚みを保持するスペーサとを一体に作製する賦型処理工程を備える
    調光材の製造方法。
  7. 透明基材に少なくとも配向層が設けられ、対応するフィルム材とにより液晶材料を挟持して液晶セルを形成する液晶配向用フィルムの製造用金型であって、
    表面に、前記液晶材料の配向に供する微細形状に対応するライン状微細凹凸形状と、前記液晶材料による層の厚みを保持するスペーサに対応する凹形状とが形成された
    液晶配向用フィルムの製造用金型
JP2014149775A 2014-07-23 2014-07-23 液晶配向用フィルム、調光材、液晶配向用フィルムの製造方法、調光材の製造方法、液晶配向用フィルムの製造用金型 Active JP6481278B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014149775A JP6481278B2 (ja) 2014-07-23 2014-07-23 液晶配向用フィルム、調光材、液晶配向用フィルムの製造方法、調光材の製造方法、液晶配向用フィルムの製造用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014149775A JP6481278B2 (ja) 2014-07-23 2014-07-23 液晶配向用フィルム、調光材、液晶配向用フィルムの製造方法、調光材の製造方法、液晶配向用フィルムの製造用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016024394A true JP2016024394A (ja) 2016-02-08
JP6481278B2 JP6481278B2 (ja) 2019-03-13

Family

ID=55271162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014149775A Active JP6481278B2 (ja) 2014-07-23 2014-07-23 液晶配向用フィルム、調光材、液晶配向用フィルムの製造方法、調光材の製造方法、液晶配向用フィルムの製造用金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6481278B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016102963A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 大日本印刷株式会社 液晶セル、調光材、合わせガラス、液晶セルの製造方法、調光材の製造方法、合わせガラスの製造方法
JP6048606B1 (ja) * 2016-03-31 2016-12-21 大日本印刷株式会社 調光フィルム及び調光フィルムの製造方法
JP6135793B1 (ja) * 2016-03-31 2017-05-31 大日本印刷株式会社 調光システム、調光装置、調光フィルム、調光フィルムの駆動方法
JP6156540B1 (ja) * 2016-03-31 2017-07-05 大日本印刷株式会社 調光フィルム及び調光フィルムの製造方法
JP2017151167A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 大日本印刷株式会社 調光フィルム、合わせガラス及び調光フィルムの製造方法
JP2020134575A (ja) * 2019-02-14 2020-08-31 凸版印刷株式会社 調光体
US20230244102A1 (en) * 2020-09-21 2023-08-03 The Hong Kong University Of Science And Technology High-contrast ferroelectric liquid crystal cell

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04102828A (ja) * 1990-08-22 1992-04-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶素子
US5166304A (en) * 1990-01-25 1992-11-24 Hoechst Aktiengesellschaft Use of polyaryl ether ketones as alignment layers
JPH09152612A (ja) * 1995-09-29 1997-06-10 Sony Corp 液晶素子及びその製造方法
JPH11271775A (ja) * 1998-03-19 1999-10-08 Seiko Epson Corp カラーフィルタ及びその製造方法
KR20020091703A (ko) * 2001-05-31 2002-12-06 주식회사 현대 디스플레이 테크놀로지 액정표시소자의 지주 스페이서 형성방법
JP2006030254A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Alps Electric Co Ltd 双安定ネマティック液晶表示装置
JP2006215349A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 液晶光変調器および液晶表示装置
US20080049180A1 (en) * 2006-07-25 2008-02-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Making LCD panel alignment layers and spacers
JP2008241756A (ja) * 2007-03-23 2008-10-09 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 液晶表示素子およびその製造方法
JP2009015038A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Chisso Corp 液晶配向膜用組成物およびそれを用いた表示素子

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5166304A (en) * 1990-01-25 1992-11-24 Hoechst Aktiengesellschaft Use of polyaryl ether ketones as alignment layers
JPH04102828A (ja) * 1990-08-22 1992-04-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶素子
JPH09152612A (ja) * 1995-09-29 1997-06-10 Sony Corp 液晶素子及びその製造方法
US6335775B1 (en) * 1995-09-29 2002-01-01 Sony Corporation Liquid crystal device having liquid crystal orientation layers including repetitive asymmetrical projects along a plurality of grooves
JPH11271775A (ja) * 1998-03-19 1999-10-08 Seiko Epson Corp カラーフィルタ及びその製造方法
KR20020091703A (ko) * 2001-05-31 2002-12-06 주식회사 현대 디스플레이 테크놀로지 액정표시소자의 지주 스페이서 형성방법
JP2006030254A (ja) * 2004-07-12 2006-02-02 Alps Electric Co Ltd 双安定ネマティック液晶表示装置
JP2006215349A (ja) * 2005-02-04 2006-08-17 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 液晶光変調器および液晶表示装置
US20080049180A1 (en) * 2006-07-25 2008-02-28 Samsung Electronics Co., Ltd. Making LCD panel alignment layers and spacers
JP2008241756A (ja) * 2007-03-23 2008-10-09 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 液晶表示素子およびその製造方法
JP2009015038A (ja) * 2007-07-05 2009-01-22 Chisso Corp 液晶配向膜用組成物およびそれを用いた表示素子

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016102963A (ja) * 2014-11-28 2016-06-02 大日本印刷株式会社 液晶セル、調光材、合わせガラス、液晶セルの製造方法、調光材の製造方法、合わせガラスの製造方法
JP2017151167A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 大日本印刷株式会社 調光フィルム、合わせガラス及び調光フィルムの製造方法
JP6048606B1 (ja) * 2016-03-31 2016-12-21 大日本印刷株式会社 調光フィルム及び調光フィルムの製造方法
JP6135793B1 (ja) * 2016-03-31 2017-05-31 大日本印刷株式会社 調光システム、調光装置、調光フィルム、調光フィルムの駆動方法
JP6156540B1 (ja) * 2016-03-31 2017-07-05 大日本印刷株式会社 調光フィルム及び調光フィルムの製造方法
JP2017181987A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 大日本印刷株式会社 調光システム、調光装置、調光フィルム、調光フィルムの駆動方法
JP2017181989A (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 大日本印刷株式会社 調光フィルム及び調光フィルムの製造方法
JP2020134575A (ja) * 2019-02-14 2020-08-31 凸版印刷株式会社 調光体
JP7188163B2 (ja) 2019-02-14 2022-12-13 凸版印刷株式会社 調光体
US20230244102A1 (en) * 2020-09-21 2023-08-03 The Hong Kong University Of Science And Technology High-contrast ferroelectric liquid crystal cell

Also Published As

Publication number Publication date
JP6481278B2 (ja) 2019-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6481278B2 (ja) 液晶配向用フィルム、調光材、液晶配向用フィルムの製造方法、調光材の製造方法、液晶配向用フィルムの製造用金型
JP6122439B2 (ja) 曲面ディスプレイパネル製造方法
US8141483B2 (en) Printing plate and method of printing an alignment film using the same
JP6285126B2 (ja) カラーフィルタ基板、アレイ基板、液晶ディスプレイ、カラーフィルタ基板の製造方法及びアレイ基板の製造方法
US7812916B2 (en) Liquid crystal display panel with spherical spacer and a concave portion opposite to the spacer
EP1980903B1 (en) Liquid crystal display device and method of fabricating the same
KR20180082474A (ko) 조광 필름 및 접합 유리
US20120168058A1 (en) Curved display panel manufacturing method
KR20180132782A (ko) 조광 필름, 접합 유리 및 조광 필름의 제조 방법
KR20030053164A (ko) 액정표시소자 및 그 제조방법
JP2008006821A (ja) ソフトモールド及びそれを用いた液晶表示装置の製造方法
JP6065142B1 (ja) 調光フィルム、合わせガラス及び調光フィルムの製造方法
JP6229755B2 (ja) 調光フィルム及び調光フィルムの駆動方法
JP2016164617A (ja) 液晶セルの製造方法、調光材の製造方法及び合わせガラスの製造方法
JP6520081B2 (ja) 合わせガラス、合わせガラスの製造方法
KR20010062545A (ko) 액정 표시 장치 및 그 제조 방법
JP2014013345A (ja) 液晶装置の製造方法、液晶装置
JP6543936B2 (ja) 液晶セル、調光材、合わせガラス、液晶セルの製造方法、調光材の製造方法、合わせガラスの製造用金型
JP2017151167A (ja) 調光フィルム、合わせガラス及び調光フィルムの製造方法
WO2020062435A1 (zh) 一种液晶显示面板及其制备方法
JP2008052048A (ja) 液晶表示装置
JP2018105919A (ja) 積層フィルムの製造方法、積層フィルムの製造装置及び積層フィルム
JP5983852B1 (ja) 調光フィルム及び調光フィルムの製造方法
KR20020052254A (ko) 액정 표시장치 제조방법
JP2017181816A (ja) 表示装置、液晶表示装置、及び表示装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160928

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180227

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181128

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20181205

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6481278

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150