JP2016024017A - 電子時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を増加させることなく、太陽電池を固定する。【解決手段】地板125に地板受けリング126を取り付け、第2位置R2及び第4位置R4において、地板受けリング126に形成されたパネルフック部126aと、ソーラーパネル135の固定用タブ135a−3とを係合させることによりソーラーパネル135を固定し、位置決めを行う。また、地板125に形成された第1案内用凸部125aにより、ソーラーパネル135の第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2を案内する。【選択図】図15

Description

本発明は、太陽電池を備えた電子時計に関する。
太陽電池により発電した発電エネルギーを二次電池に蓄電して駆動させる太陽電池付きの電子時計が提案されている。このような電子時計においては、例えば、太陽電池を固定するための専用の成型部材を作成し、成型部材により太陽電池の位置決め固定を行い、太陽電池を固定した成型部材を地板のフック係合部に係合させて取り付けを行う(例えば、特許文献1、特許文献2)。
特開2002−22856号公報 特開2005−221447号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2の方法では、太陽電池を固定するための専用の成型部材が必要なため、部品点数が増えてコストが上昇するという問題があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、部品点数を増加させることなく、太陽電池を固定することのできる電子時計を提供することを解決課題としている。
以上の課題を解決するため、本発明に係る電子時計は、地板と、前記地板を支持する支持部材と、太陽電池とを備え、前記支持部材には、前記太陽電池を固定するフック部が形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、地板は支持部材に支持され、太陽電池は、支持部材に形成されたフック部により固定される。すなわち、支持部材は、太陽電池を固定する機能と、地板を支持する機能とを有し、複数の用途に使用されている。したがって、太陽電池を固定するための専用部材を使用することなく太陽電池を固定することができるので、部品点数を増加させることがない。なお、「太陽電池」は、太陽電池のセルが形成されたフィルムと案内板から構成される太陽電池と、これらが一体に構成された太陽電池とを含む。
上述した電子時計において、前記フック部の下端部は前記支持部材の上面よりも底面側の位置に形成されているようにしてもよい。この場合には、支持部材の底面側からのフック部の長さを確保してフック部に弾性力を持たせることができる。その結果、太陽電池をフック部に係合させる作業が容易となる。
上述した電子時計において、前記太陽電池と係合する前記フック部の先端部には、前記太陽電池の表面となす角度が鈍角となる傾斜面が形成されているようにしてもよい。この場合には、太陽電池をフック部と係合させる際に、太陽電池がフック部の先端部における傾斜面と摺動し、太陽電池をフック部に容易に係合させることができる。
上述した電子時計において、支持部材にはアンテナの固定部が形成されているようにしてもよい。この場合には、アンテナは支持部材の固定部により固定され、太陽電池は上述のように支持部材のフック部により固定される。したがって、太陽電池のアンテナに対する位置決めを確実に行うことができる。
上述した電子時計において、前記太陽電池と回路基板とを導通させる導通バネを備え、前記太陽電池は、前記導通バネと接触する導通部を備え、前記導通部は、前記フック部との係合部と連続する位置に設けられているようにしてもよい。この場合には、太陽電池の導通部の下面が導通バネと接触すると、導通部は導通バネにより下面から上面の方向に付勢力を受ける。しかしながら、導通部は、フック部との係合部と連続する位置に設けられているので、係合部がフック部と係合すると、導通部は前記付勢力に抗して上面から下面に向かう力を受けるので、導通部と導通バネとの良好な接触状態が維持されることになる。
上述した電子時計において、前記支持部材には、第1および第2の前記フック部が形成され、前記地板には、前記太陽電池を案内する第1および第2の案内部が形成され、前記支持部材の平面視における中心位置に対して、前記第1のフック部の位置から前記第1の案内部の位置までの角度は、右回りで90度以上であり、前記支持部材の中心位置に対して、前記第1のフック部の位置から前記第2の案内部の位置までの角度は、左回りで90度以上であり、前記第2のフック部は、前記第1の案内部と前記中心位置とを結び、さらに前記第2の案内部と前記中心位置とを結ぶ線を挟んで、前記第1のフック部の位置の反対側の位置に配置されているようにしてもよい。この場合には、第1のフック部と太陽電池とを係合させた後、太陽電池を第1の案内部に案内させるが、支持部材の中心位置に対する、第1のフック部の位置から第1の案内部の位置までの角度は、右回りで90度以上であり、前記支持部材の中心位置に対して、前記第1のフック部の位置から前記第2の案内部の位置までの角度は、左回りで90度以上に設定されている。したがって、第1のフック部と太陽電池とが係合した状態であっても、太陽電池を第1の案内部に容易に案内させることができる。さらに、第2のフック部は、第1の案内部と支持部材の中心位置とを結び、さらに第2の案内部と支持部材の中心位置とを結ぶ線を挟んで、第1のフック部の位置の反対側の位置に配置されている。したがって、太陽電池を第2の案内部に容易に案内させた後、太陽電池を第1のフック部と第2のフック部において確実に固定することができる。
本発明の実施形態に係る電子時計を含むGPSの全体図である。 電子時計の外観を示す斜視図である。 電子時計の外観を示す6面図である。 電子時計の概略を示す部分断面図である。 電子時計の外観を示す概略平面図である。 電子時計の電気制御ブロック図である。 地板の外観を示す斜視図である。 地板受けリングの外観を示す斜視図である。 地板受けリングのパネルフック部の周辺を示す拡大斜視図である。 地板受けリングのアンテナフック部の周辺を示す拡大斜視図である。 地板に地板受けリングを嵌め合わせた状態を示す斜視図である。 案内板の外観を示す斜視図である。 ソーラーフィルムの外観を示す斜視図である。 ソーラーフィルムに案内板を貼り付けたソーラーパネルの外観を示す斜視図である。 地板受けリングのフック部によりソーラーパネルを固定した状態を示す斜視図である。 地板受けリングのフック部とソーラーパネルの係合部周辺を示す拡大斜視図である。 地板受けリングの案内部とソーラーパネルの案内用タブの周辺を示す拡大斜視図である。 アンテナの外観を示す斜視図である。 ソーラーパネルを固定した地板受けリングによりアンテナを固定した状態を示す斜視図である。 地板受けリングのアンテナフック部とアンテナの係合部との周辺を示す拡大斜視図である。 ソーラーパネルを固定した地板受けリングによりアンテナを固定した状態を示す平面図である。 ソーラーパネル、回路基板、及び導通バネを示す斜視図である。 図21におけるB−B’線断面図である。 変形例における地板受けリングのパネルフック部の周辺を示す拡大斜視図である。 変形例における地板受けリングのパネルフック部の周辺を示す拡大斜視図である。
以下、この発明の好適な実施の形態を、添付図面等を参照しながら詳細に説明する。ただし、各図において、各部の寸法及び縮尺は、実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
<A:電子時計の概要>
図1乃至図23を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電子時計を含むGPSの全体図である。まず、電子時計が、外部信号としての電波を用いて、現在地の位置情報と、時刻情報とを求めるGPSの概要を説明する。
電子時計10は、GPS衛星8からの電波(衛星信号)を受信して内部時刻を修正する腕時計であり、腕と接触する側の面(以下、裏面)の反対側の面(以下、表面という)に時刻を表示する。GPS衛星8は、地球の上空において、所定の軌道上を周回する航法衛星であり、1.57542GHzの電波(L1波)に航法メッセージを重畳させて地上に送信している。以降の説明では、航法メッセージが重畳された1.57542GHzの電波を衛星信号という。衛星信号は、右旋偏波の円偏波である。
現在、約31個のGPS衛星8(図1においては、4個のみを図示)が存在しており、衛星信号がどのGPS衛星8から送信されたかを識別するために、各GPS衛星8はC/Aコード(Coarse/Acquisition Code)と呼ばれる1023chip(1ms周期)の固有のパターンを衛星信号に重畳する。C/Aコードは、各chipが+1、または−1のいずれかであり、ランダムパターンのように見える。したがって、衛星信号と各C/Aコードのパターンの相関をとることにより、衛星信号に重畳されているC/Aコードを検出することができる。
GPS衛星8は原子時計を搭載しており、衛星信号は原子時計で計時されたGPS時刻情報が含まれている。電子時計10は、1つのGPS衛星8から送信された衛星信号を受信し、その中に含まれるGPS時刻情報を使用して得られた時刻(時刻情報)を内部時刻とする。
衛星信号にはGPS衛星8の軌道上の位置を示す軌道情報も含まれている。電子時計10は、GPS時刻情報と軌道情報とを使用して測位計算を行うことができる。測位計算は、電子時計10の内部時刻にある程度の誤差が含まれていることを前提として行われる。すなわち、電子時計10の三次元の位置を特定するためのx,y,zパラメータに加えて時刻誤差も未知数になる。そのため、電子時計10は、一般的には4つ以上のGPS衛星8からそれぞれ送信された衛星信号を受信し、その中に含まれるGPS時刻情報と軌道情報を使用して測位計算を行い、現在地の位置情報を求める。
次に、電子時計10の概略構成について説明する。図2は、電子時計の外観を示す斜視図であり、図3は、電子時計の外観を示す6面図である。図4は、電子時計の概略を示す部分断面図である。
なお、図3(a)は電子時計を表面側から見た平面図である。図3(b)は3時方向から9時方向を見た側面図である。図3(c)は12時方向から6時方向を見た側面図である。図3(d)は9時方向から3時方向を見た側面図である、図3(e)は6時方向から12時方向を見た側面図である。図3(f)は裏面側からみた平面図である。また、本実施形態の電子時計は、ワールドタイム機能とクロノグラフ機能を備えている。
図2及び図3に示すように、電子時計10は、外装ケース30と、カバーガラス33と、裏蓋34とを備えている。外装ケース30は、金属で形成されていた円筒状のケース31に、セラミックで形成されたベゼル32が嵌合されて構成されている。このベゼル32の内周側に、プラスチックで形成されたリング状のダイヤルリング40を介して、円盤状の文字板11が時刻表示部分として配置されている。
文字板11には、指針21,22,23が備えられている。また、文字板11には、中心より、2時方向に円形の第1小窓70と指針71とが、10時方向に円形の第2小窓80と指針81とが、6時方向に円形の第3小窓90と指針91とが、4時方向に矩形のカレンダー小窓15とが、設けられている。文字板11、指針21,22,23、第1小窓70、第2小窓80、第3小窓90及びカレンダー小窓15などは、カバーガラス33を透かして、視認可能となっている。
外装ケース30の側面には、文字板11の中心により、8時方向の位置にAボタン61と、10時方向の位置にBボタン62と、2時方向の位置にCボタン63と、4時方向の位置にDボタン64と、3時方向の位置にリュウズ50とが、設けられている。これらのAボタン61、Bボタン62、Cボタン63、Dボタン64及びリュウズ50が操作されることにより、操作に応じた操作信号が出力される。
図4に示すように、電子時計10は、金属製の外装ケース30の2つの開口のうち、表面側の開口は、ベゼル32を介してカバーガラス33で塞がれており、裏面側の開口は金属で形成された裏蓋34で塞がれている。
外装ケース30の内側には、ベゼル32の内周に取り付けられているダイヤルリング40と、光透過性の文字板11と、文字板11を貫通した指針軸25と、指針軸25を中心に周回する指針21,22,23と、指針21,22,23を駆動する駆動機構140などとが備えられている。
指針軸25は、外装ケース30の平面視中心を通り、表裏方向に延在する中心軸に沿って設けられている。
ダイヤルリング40は、外周端が、ベゼル32の内周面に接触しているとともに、一面がカバーガラス33と平行な平板部分と、内周端が文字板11に接触するように、文字板11側へ傾斜した傾斜部分を備えている。ダイヤルリング40は、平面視においてはリング形状となっており、断面視においてはすり鉢形状となっている。ダイヤルリング40の平板部分と、傾斜部分と、ベゼル32の内周面と、によりドーナツ形状の収納空間が形成されており、この収納空間内には、リング状のアンテナ110が収納されている。
このアンテナ110は、リング形状の誘電体を基材として、これに金属のアンテナパターンをメッキや銀ペースト印刷などにより形成したものである。このアンテナ110は、文字板11の外周に配置されており、ベゼル32の内周面側に配置され、さらにプラスチックで形成されたダイヤルリング40、及びカバーガラス33で覆われているため、良好な受信を確保することが可能となっている。誘電体としては、酸化チタンなどの高周波で使える誘電材料を樹脂に混ぜて成形することができ、これにより誘電体の波長短縮と相俟ってアンテナをより小型化できる。
文字板11は、外装ケース30の内側で時刻を表示する円形の板材であり、プラスチックなどの光透過性の材料で形成され、カバーガラス33との間に指針21,22,23などを備え、ダイヤルリング40の内側に配置されている。
文字板11と、地板125との間には、光発電を行うソーラーパネル(太陽電池)135が備えられている。ソーラーパネル135は、光エネルギーを電気エネルギー(電力)に変換する複数のソーラーセル(光発電素子)を直列接続した円形の平板である。また、ソーラーパネル135は、太陽光の検出機能も有している。ソーラーパネル135は、地板受けリング126に形成されたパネルフック部126aによって固定され、上下方向の位置決めが行われている。詳しくは後述する。
文字板11、ソーラーパネル135及び地板125には、指針軸25と、第1小窓70の指針71、第2小窓80の指針81及び第3小窓90の指針91の指針軸(図示せず)とが貫通する孔が形成されているとともに、カレンダー小窓15の開口部が形成されている。
駆動機構140は、地板125に取り付けられ、回路基板120で裏面側から覆われている。駆動機構140は、ステップモーターと歯車などの輪列とを有し、当該ステップモーターが当該輪列を介して指針軸25を回転させることにより、指針21,22,23が駆動する。また、図2、図3に示す第1小窓70の指針71、第2小窓80の指針81及び第3小窓90の指針91も同様の駆動機構(図示せず)を有し、各指針71,81,91が駆動する。
回路基板120は、受信部(GPSモジュール)122、制御部150及びリチウムイオン電池などの二次電池130を備えている。二次電池130は、ソーラーパネル135が発電した電力で充電される。また、この回路基板120とアンテナ110とは、図示しないアンテナ接続ピンを用いて接続されている。なお、回路基板120の下方には、回路押え123が設けられている。
アンテナ110は、給電点を通じて給電され、この給電点には、アンテナ110の裏面側に配置されたアンテナ接続ピンが接続されている。アンテナ接続ピンは金属で形成されたピン状のコネクターであり、回路基板120に突設されて、地板受けリング126に開口された挿通孔を貫通されて収納空間内へ挿通されている。このように、回路基板120と、収納空間内部のアンテナ110とが、アンテナ接続ピンで接続されている。
地板125は、プラスチックで形成されており、内部に駆動機構140及び二次電池130の取り付け部を有している。
地板受けリング126は、プラスチックで形成されており、後述するように地板125と係合して地板125の外周に取り付けられる部材である。地板受けリング126は、地板125の外周から外装ケース30を構成するケース31の内周の間であって、地板とほぼ同じ高さに設けられる。地板受けリング126の内周には、突起が形成されており、当該突起が地板125の外周に当たることにより、地板125の地板受けリング126に対する平面方向(図4に示す座標におけるxy平面に平行な方向)の動きが規制される。地板受けリング126には、外周にも突起が形成されており、当該突起が外装ケース30を構成するケース31の内周壁に当たることにより、地板受けリング126のケース31に対する前記平面方向の動きが規制される。地板受けリング126の底面には突状部が形成されており、当該突状部が裏蓋34に当たることにより、地板受けリング126が断面方向(図4に示すz方向)に押し上げられる。その結果、地板受けリング126の上面端部126kが、ケース31のフランジ部31aに当たり、地板受けリング126のケース31に対する前記断面方向の動きが規制される。地板125は、前記断面方向においては前記ケース31と接触していないが、地板受けリング126が前記断面方向に確実に固定されることにより、地板受けリング126と係合する地板125は、地板受けリング126により前記断面方向に支持されることになる。なお、地板受けリング126は、上述したよう前記平面方向においてもケース31に当たるので、地板125を前記平面方向において支持していると言うこともできるが、後述するように地板125は直接ケース31と接触し、前記平面方向における動きを規制されるようになっている。詳しくは後述する。
以上のようにケース31に位置決めされる地板受け部材リング126には、ソーラーパネル135を固定するためのパネルフック部126aが設けられ、パネルフック部126aは表面側に突出している。パネルフック部126aの詳細については後述する。
なお、地板受けリング126は、少なくとも前記断面方向において地板125を支持するようになっていればよく、上記の構造に限らない。
<B:電子時計の表示機能>
次に、電子時計10の表示機能について説明する。図5は、電子時計の外観を示す概略平面図である。
図5に示すように、文字板11の最外周には、外周を6分割から60分割する目盛と、さらに、その目盛を5分割にする1/5目盛とが、表記されている。この目盛を用いて、指針21はクロノグラフ機能の「秒」を表示し、指針22は内部時計の「分」を表示し、指針23は内部時計の「時」を表示する。なお、クロノグラフ機能は、Cボタン63と、Dボタン64との操作で、使用することができる。
文字板11に設けられている、円形の第1小窓70の外周には、外周を60分割にする目盛と、「10」から「60」までの10刻みの数字が表記されている。指針71は、この目盛を用いてクロノグラフ機能の「分」を表示する。
文字板11に設けられている円形の第2小窓80の外周には、外周を60分割にする目盛と、「0」から「11」までの数字が表記されている。指針81は、この目盛を用いて内部時計の「秒」を表示する。
第2小窓80の52秒の位置にアルファベットの「Y」と、38秒の位置にアルファベットの「N」の英字が表記されている。この英字は、衛星信号の受信結果(Y:受信成功、N:受信失敗)と、衛星信号の自動受信(Y:自動受信ON、N:自動受信OFF)の設定とを表す。使用者がBボタン62を操作することにより、指針81が「Y」または「N」のいずれか一方を指示し、衛星信号の受信結果を表示する。また、使用者がAボタン61とBボタン62とを操作して、指針81を「Y」または「N」に合わせることで、衛星信号の自動受信のON/OFFを設定することができる。また、使用者がBボタン62を操作して、電子時計10に衛星信号を手動受信させた時、指針71は、衛星の捕捉数量を表示する。
なお、本実施形態では、52秒の位置に「Y」の表記が、38秒の位置に「N」の表記が、設けられているが、これに限定されるものではない。「Y」と「N」との表記は、受信結果表示を含む小窓が設けられる位置に応じて、視認しやすい位置に設けることが好ましい。
文字板11に設けられている円形の第3小窓90の外周について説明する。以下の外周の範囲の説明において、「n時方向」(nは任意の自然数)とあるが、これは第3小窓90の中央から円形の外周をみたときの方向である。
第3小窓90の12時方向から6時方向までの範囲の外周には、この範囲を6分割する目盛と「0」から「5」までの数字が表記されている。指針91は、この目盛を用いて、クロノグラフ機能の「時」を表示する。なお、クロノグラフ機能では、指針21,71,91を使用して5時間59分59秒までの計時が可能となっている。
第3小窓90の6時方向から7時方向の範囲の外周には、「DST」の英字と「○」の記号が表記されている。DST(daylight saving time)は夏時間を意味する。これらの英字と記号とは、夏時間(DST:夏時間ON、○:夏時間OFF)の設定を表す。使用者がリュウズ50とBボタン62を操作して、指針91を「DST」または「○」に合わせることで、電子時計10に夏時間のON/OFFを設定することができる。
第3小窓90の7時方向から9時方向までの範囲の外周には、円周に沿って、9時方向の基端が太く、7時方向の先端が細い三日月鎌状の記号92が表記されている。この記号92は二次電池130(図4参照)のパワーインジケーターであり、電池の残量に応じて、指針91が基端、先端、中間のいずれかを指し示す。
第3小窓90の9時方向から10時方向までの範囲の外周には、飛行機形状の記号93が表記されている。この記号は、機内モードを表す。航空機の離着陸時は、航空法によって衛星信号の受信が禁止されている。使用者はAボタン61を操作し、指針91で記号93(機内モード)を選択することで、電子時計10の衛星信号の受信を停止させることができる。
第3小窓90の10時方向から12時方向までの範囲の外周には、「1」の数字と「4+」の記号が表記されている。これらの数字と記号は、衛星信号の受信モードを表す。「1」はGPS時刻情報を受信し内部時刻が修正されたことを、「4+」はGPS時刻情報と軌道情報とを受信し、内部時刻と後述するタイムゾーンとが修正されたことを意味する。使用者がBボタン62を操作することで、指針91が「1」または「4+」のいずれかを指示し、電子時計10が直前に受信した衛星信号の受信モードを表示する。
カレンダー小窓15は、文字板11を矩形状に開口した開口部に設けられており、開口部から数字が視認可能となっている。この数字は、年月日の「日」を表す。
ここで、協定世界時(UTC)と、時差と、標準時と、タイムゾーン(Time zone)との関係を説明する。
タイムゾーンとは、共通の標準時を使用する地域のことであり、現在、40種類のタイムゾーンが存在している。各タイムゾーンは、標準時とUTCとの時差で区別され、例えば、日本は、UTCより9時間進んだ標準時を使用する、+9時間のタイムゾーンに属している。各タイムゾーンで使用されている標準時は、UTCと、UTCとの時差とで求めることができる。
上述したように、文字板11には、60分割された分及び秒を表示する目盛が刻まれ、文字板11の外周部を囲むダイヤルリング40には、この目盛に沿って、UTCとの時差を表す時差情報45が数字と、数字以外の記号と、で表記されている。数字の時差情報45は整数の時差であり、記号の時差情報45は整数以外の時差であることを表している指針22,23,81で表示されて内部時刻と、UTCとの時差は、リュウズ50の操作により指針21の指し示す時差情報45で確認することができる。
電子時計10は、文字板11に設けられている60分割された目盛の一目盛に一時差を割り当てることで最大60個までの異なる時差に対応した内部時刻を表すことができる。なお、本実施形態では、「UTC」記号の時差情報45は時差の基準である世界協定時を表し、「・」記号の時差情報45は整数以外の時差を表しているが、他の記号を用いて表記をしてもよい。
本実施形態では、ダイヤルリング40の「8」と「9」との数字の間に表記されている「・」記号の時差情報45は、+8.75時間(+8時間45分)の時差を表し、UTC+8.75時間を標準時として使用するタイムゾーンを意味する。現在この標準時を含め、全世界では40種類のタイムゾーンが存在し、電子時計10のダイヤルリング40には、40種類のタイムゾーンを表す時差が時差情報45として表記されている。また、タイムゾーンの表示は60種類以内とすることが好適である。60種類を超えると表示が小さくなり、判別することが困難になる可能性がある。
ダイヤルリング40の周囲に設けられているベゼル32には、ダイヤルリング40に表記されている時差情報45の時差に対応した標準時を使用しているタイムゾーンの代表都市名を表す都市情報35が、時差情報45に併記されている。本実施形態では、都市名を三文字のアルファベットで略したスリーレターコードを使用して都市情報35が表記されている。「LON」はロンドン、「PAR」はパリ、「CAI」はカイロ、「JED」はジッダ、「DXB」はドバイ、「KHI」はカラチ、「DEL」はデリー、「DAC」はダッカ、「BKK」はバンコク、「BJS」北京、「TYO」は東京、「ADL」はアデレード、「SYD」はシドニー、「NOU」はネーメア、「WLG」はウェリントン、「TBU」はヌクアロファ、「CXI」はキリスィマスィ島、「MDY」はミッドウェー島、「HNL」はホノルル、「ANC」はアンカレッジ、「LAX」はロサンゼルス、「DEN」はデンバー、「CHI」はシカゴ、「NYC」はニューヨーク、「CCS」はカラカス、「SCL」はサンティアゴ、「RIO」はリオデジャネイロ、「FEN」はフェルナンド・デ・ノローニャ諸島、「PDL」はアゾレス諸島をそれぞれ表している。例えば、「TYO」のコードは東京を表し、このコードに対応してダイヤルリング40に併記されている時差情報45の数字「9」より、東京はUTC+9時間の標準時を使用していることを容易に判断することができる。また、「CXI」のコードはキリスィマスィ島を表し、このコードに対応してダイヤルリング40に併記されている時差情報45の数字「14」より、キリスィマスィ島はUTC+14時間の標準時を使用していることを容易に判断することができる。なお、本実施形態では、表示スペースの制約と視認性の向上とのため、一部の時差情報45の時差に対応する代表都市名の表記は省略されている。また、代表都市名の表記方法は一例であり、他の方法で表記してもよい。時差情報45と都市情報35との表記をタイムゾーン表示46という。本実施形態では、全世界で使用されているタイムゾーンの数と等しいタイムゾーン表示46が表記されている。
<C:電子時計の電気的構成>
次に、電子時計10の電気的構成について説明する。
図6は、電子時計の電気制御ブロック図である。図6に示すように、電子時計10は、CPU(中央処理装置)153、RAM(Random Access Memory)154、ROM(Read Only Memory)155を基本構成とるす制御部150と、受信部(GPSモジュール)122、入力装置157、駆動機構140の周辺装置とを備えている。これらの各装置は、データバス159を介してデータを送受信する。入力装置157は、図5に示すリュウズ50、Aボタン61、Bボタン62、Cボタン63、Dボタン64である。なお、電子時計10は、電源となる充電可能な二次電池130(図4参照)を内蔵している。
受信部122は、アンテナ体110を備え、アンテナ体110を介して受信した衛星信号を処理してGPSモ時刻情報や位置情報を取得する。アンテナ体110は、地球の上空を所定の軌道で周回している複数のGPS衛星8(図1参照)から送信され、図4に示すカバーガラス33とダイヤルリング40とを通過した衛星信号の電波を受信する。
そして、受信部122は、図示を略すが、通常のGPS装置と同様に、GPS衛星8(図1参照)から送信される衛星信号を受信してデジタル信号に変換するRF(Radio Frequency)部と、受信信号の相関判定を実行して航法メッセージを復調するBB部(ベースバンプ部)と、BB部で復調された航法メッセージ(衛星信号)からGPS時刻情報や位置情報(測位情報)を取得して出力する情報取得部とを備えている。つまり、受信部122、GPS衛星8から送信される衛星信号を受信し、受信結果に基づいてGPS時刻情報と位置情報とを出力する受信部として機能する。
RF部は、バンドパスフィルター、PLL回路、IFフィルター、VCO(Voltage Controlled Oscillator)、ADC(A/D変換器)、ミキサー、LNA(Low Noise Amplifier)、IFアンプ等を備えている。バンドパスフィルターで抜き出された衛星信号は、LNAで増幅された後、ミキサーでVCOの信号とミキシングされ、IF(Intermediate Frequency:中間周波数)にダウンコンバートされる。ミキサーでミキシングされたIFは、IFアンプ、IFフィルターを通り、ADCでデジタル信号に変換される。
BB部は、GPS衛星8で送信時に使用されたものと同一のC/Aコードからなるローカルコードを生成するローカルコード生成部と、ローカルコードとRF部から出力される受信信号との相関値を算出する相関部とを備える。そして、相関部で算出された相関値が所定の閾値以上であれば、受信した衛星信号に用いられたC/Aコードと、生成したローカルコードとが一致していることになり、衛星信号を捕捉(同期)することができる。このため、受信した衛星信号を、ローカルコードを用いて相関処理することで、航法メッセージを復調することができる。
情報取得部は、BB部で復調した航法メッセージからGPS時刻情報や位置情報を取得する。航法メッセージには、プリアンブルデータ及びHOWワードのTOW(Time of Week、「Zカウント」ともいう)、各サブフレームデータが含まれている。サブフレームデータは、サブフレーム1からサブフレーム5まであり、各サブフレームには、例えば、週番号データや衛星健康状態データを含む衛星補正データ等や、エフェメリス(GPS衛星8毎の詳細な軌道情報)や、アルマナック(全GPS衛星8の概略軌道情報)などのデータが含まれている。したがって、情報取得部は、受信した航法メッセージから所定のデータ部分を抽出することにより、GPS時刻情報や航法情報を取得することができる。
RAM154とROM155とは、電子時計10の記憶部である。
ROM155には、CPU153に実行されるプログラムやタイムゾーン情報等が記憶される。タイムゾーン情報とは、共通の標準時を使用する地域(タイムゾーン)の位置情報(緯度・経度)と、UTCに対する時差と、を管理するデータである。
CPU153は、RAM154を作業領域として使用し、ROM155に記憶されたプログラムを実行することにより、各種の演算、制御及び計時を行う。この計時は、例えば、図示しない発振回路からの基準信号のパルス数を計数することによって行われる。
CPU153は、GPS時刻情報と時刻補正パラメータとから算出した時刻情報と、GPS時刻情報と軌道情報とから算出した現在地の位置情報(緯度、経度)と、ROM155(記憶部)に記憶されたタイムゾーン情報とに基づいて内部時計を修正する。CPU153は、内部時刻が表示されるように、駆動機構140を駆動する制御を行う。これにより、電子時計10には、指針22,23,81(図5参照)により内部時刻が表示される。
<D:ソーラーパネルの固定>
次に、電子時計10においてソーラーパネル135を固定する構成について説明する。図7は地板125の外観を示す斜視図、図8は地板受けリング126の外観を示す斜視図である。図9は地板受けリング126のパネルフック部の周辺を示す拡大斜視図であり、図10は地板受けリング126のアンテナフック部の周辺を示す拡大斜視図である。
図7に示すように、地板125には、第1案内用凸部125a及び第2案内用凸部125bの組が、第1位置R1、第2位置R2、第3位置R3、及び第4位置R4の4箇所に形成されている。第2案内用凸部125bは、第1位置R1、第2位置R2、及び第4位置R4においては、それぞれ2つずつ設けられ、第1案内用凸部125aを中心として地板125の周方向の両側に、第1案内用凸部125aと所定の間隔を有して配置されている。第3位置R3においては、1つの第2案内用凸部125bのみが、第1案内用凸部125aを中心として地板125の周方向の一方の側に第1案内用凸部125aと所定の間隔を有して配置されている。そして、第3位置R3では、ダイヤルリング40の固定用ピン125cが設けられたフランジ部125dが、地板125の周方向に延びて形成されている。フランジ部125dの端部は、第1案内用凸部125aを中心として地板125の周方向の第2案内用凸部125bが配置されていない他方の側において第1案内用凸部125aと所定の間隔を有する位置に設けられている。したがって、前記フランジ部125dの端部は、第2案内用凸部125bと同様の機能を有している。第1位置R1と第3位置R3に設けられた固定用ピン125cは、ダイヤルリング40の孔部と嵌め合わされ、ダイヤルリング40を固定する。
また、回路基板120とソーラーパネル135とを導通させるための導通バネのための貫通孔125eが設けられている。これについては後述する。
図8に示すように、地板125の支持部材として機能する地板受けリング126は、ソーラーパネル135を固定するためのパネルフック部126aと、アンテナ110を固定するためのアンテナフック部126bと、アンテナ110を固定するためのアンテナ用凸部126cとを備えている。
地板受けリング126を電子時計10に配置したとき、カバーガラス33側(ソーラーパネル135に近い側)に配置される面を上面、裏蓋34側(ソーラーパネル135から遠い側)に配置される面を底面という。図9に示すように、パネルフック部126aは、地板受けリング126の上面126dに直接設けるのではなく、底面126e側に下がる段差126a−4を設け、その段差126a−4から設けられており、パネルフック部126aの下端部126a−3は、上面126dよりも底面126e側の位置に形成されている。これにより、上面126dに直接形成するのに対して、パネルフック部126aを長くすることができるため、ソーラーパネル135を取り付ける際に必要な弾性力を増加させることができる。また、パネルフック部126aの先端部126a−1には、傾斜面126a−2が形成されており、ソーラーパネル135が容易に取り付けられるように構成されている。詳しくは後述する。
図10に示すように、アンテナフック部126bは、地板受けリング126の上面に設けられており、アンテナフック部126bの先端部126b−1とアンテナ110の外周に設けられたフランジ部とが係合してアンテナ110を固定し、上下方向における位置決めを行う。詳しくは後述する。
図11は、地板125に地板受けリング126を嵌め合わせた状態を示す展開斜視図である。図11に示すように、地板125に地板受けリング126を嵌め合わせることにより、地板受けリング126のパネルフック部126aは、第2位置R2及び第4位置R4において、地板125の周方向に第1案内用凸部125a及び第2案内用凸部125bと並ぶように配置される。第2位置R2及び第4位置R4においては、第1案内用凸部125aがソーラーパネル135の仮案内部として機能し、地板受けリング126のパネルフック部126aがソーラーパネル135の固定部として機能する。また、第1位置R1及び第3位置R3においては、第1案内用凸部125aがソーラーパネル135の案内部として機能する。なお、仮案内部と案内部の詳細については後述する。
次に、図12乃至図14を参照しつつ、本実施形態におけるソーラーパネル135の構成を説明する。図12は案内板135aの外観を示す斜視図、図13はソーラーフィルム135bの外観を示す斜視図、図14はソーラーパネル135の外観を示す斜視図である。
案内板135aは、金属やプラスチック等の材料で形成されており、図12に示すように、第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2の組が、4箇所に形成されている。また、案内板135aには、地板受けリング126のパネルフック部126aとの係合部として機能する固定用タブ135a−3が2箇所に形成されている。
ソーラーフィルム135bは、図13に示すように、8個のソーラーセル135cを備えた円板状のフィルムであり、案内板135aの第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2に対応して、第1タブ135b−1と第2タブ135b−2の組が4箇所に形成されている。また、ソーラーフィルム135bには、導通部135dが1箇所(図13において左側)に形成されている。
ソーラーパネル135は、図14に示すように、上述したソーラーフィルム135bに案内板135aを貼り合わせた構成となっている。図14においては、案内板135aを点線で示している。ソーラーフィルム135bの第1タブ135b−1及び第2タブ135b−2は、案内板135aの第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2に対応した位置に設けられているので、ソーラーフィルム135bに案内板135aを貼り合わせると、互いに重なり合う。ソーラーフィルム135bの第1タブ135b−1及び第2タブ135b−2は、案内板135aとソーラーフィルム135bとを貼り合わせる際の位置の目安となる。但し、ソーラーパネル135の案内に実質的に寄与する箇所は、第1タブ135b−1及び第2タブ135b−2ではなく、第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2である。そのため、以下のソーラーパネル135を案内する場合の説明においては、第1タブ135b−1及び第2タブ135b−2の記載を省略し、「ソーラーパネル135の第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2」、あるいは、単に「第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2」とする。
なお、ソーラーフィルム135bを案内板135aに正確に位置決めして貼り付けることができれば、ソーラーフィルム135bの第1タブ135b−1及び第2タブ135b−2は設けなくてもよい。
ソーラーパネル135を上面側から見ると、固定用タブ135a−3は、ソーラーフィルム135bに覆われずに露出する構成となっている。図14の右側に示される時計の3時位置周辺では、固定用タブ135a−3に隣り合って、第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2が配置される。図14の左側に示される時計の9時位置周辺では、固定用タブ135a−3と、第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2との間に、導通部135dが配置される。そして、図14の上側に示される時計の12時位置周辺と、図14の下側に示される時計の6時位置周辺には、第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2が配置される。
次に、ソーラーパネル135の位置決めについて、図15乃至図17を参照しつつ説明する。図15は、図11に示す地板125に取り付けた地板受けリング126にソーラーパネル135を取り付けた状態を示す斜視図、図16はソーラーパネル135の仮案内部及び固定部の周辺を示す一部拡大斜視図、図17はソーラーパネル135の案内部の周辺を示す一部拡大斜視図である。
地板受けリング126にソーラーパネル135を取り付ける際には、まず、第2位置R2において、ソーラーパネル135の第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2とにより、仮案内部として機能する地板125の第1案内用凸部125aを挟むように、地板125にソーラーパネル135を取り付ける。また、パネルフック部126aとの係合部として機能するソーラーパネル135の固定用タブ135a−3の端縁を、地板受けリング126におけるパネルフック部126aの先端部126a−1の下方に入れ込む。
第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2と第1案内用凸部125aとの間には、所定の隙間ができるように設計されている。したがって、ソーラーパネル135は、仮案内部としての第1案内用凸部125aにより、ある程度の自由度を持って第1位置R1における取り付け位置が仮決めされる。また、第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2は、いずれも地板125の第2案内用凸部125bにより周方向への回転が規制される。さらに、パネルフック部126aにより、ソーラーパネル135の上方向への移動が規制される。
次に、図15及び図17に示すように、第1位置R1において、ソーラーパネル135の第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2とにより、案内部として機能する地板125の第1案内用凸部125aを挟むように、地板125にソーラーパネル135を取り付ける。第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2と第1案内用凸部125aとの間にも若干の隙間ができるが、この隙間は、第1位置R1における第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2と仮案内部としての第1案内用凸部125aとの間の前記隙間よりは小さくなるように設計されている。したがって、ソーラーパネル135は、案内部としての第1案内用凸部125aにより、第1位置R1における取り付け位置が確実に定められることになる。但し、上述したように、第2位置R2においては、第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2はある程度の自由度を持って仮りに位置決めされているため、第1位置R1におけるソーラーパネル135の取り付けは容易になっている。また、第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2は、いずれも地板125の第2案内用凸部125bにより周方向への回転が規制される。
第3位置R3においても同様に、ソーラーパネル135の第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2とにより、案内部として機能する地板125の第1案内用凸部125aを挟むように、地板125にソーラーパネル135を取り付ける。第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2と第1案内用凸部125aとの間にも若干の隙間ができるが、この隙間は、第1位置R1における第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2と仮案内部としての第1案内用凸部125aとの間の前記隙間よりは小さくなるように設計されている。したがって、ソーラーパネル135は、案内部としての第1案内用凸部125aにより、第3位置R3における取り付け位置が確実に定められることになる。但し、上述したように、第1位置R1においては、第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2はある程度の自由度を持って仮りに位置決めされているため、第3位置R3におけるソーラーパネル135の取り付けは容易になっている。また、第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2は、いずれも地板125の第2案内用凸部125bにより周方向への回転が規制される。
最後に、第4位置R4において、ソーラーパネル135の第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2とにより、仮案内部として機能する地板125の第1案内用凸部125aを挟むように、地板125にソーラーパネル135を取り付ける。また、ソーラーパネル135の固定用タブ135a−3の端縁は、地板受けリング126におけるパネルフック部126aの先端部126a−1と接触することになる。図16に示すようにパネルフック部126aの先端部126a−1には傾斜面126a−2が形成されており、かつ、パネルフック部126a自体が弾性を有しているため、固定用タブ135a−3を容易に下方向に押下することができる。傾斜面126a−2は、ソーラーパネル135の表面とのなす角度が鈍角となるように設定されている。したがって、固定用タブ135a−3の端縁がパネルフック部126aの先端部126a−1の傾斜面126a−2と摺動しながら下方へと移動し、傾斜面126a−2と摺動が終わると、図16に示すように固定用タブ135a−3がパネルフック部126aの先端部126a−1の下方に入り込むことになる。
第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2と第1案内用凸部125aとの間には、第2位置R2と同様に、第1位置R1及び第3位置R3よりも大きな隙間ができるように設計されている。したがって、ソーラーパネル135は、仮案内部としての第1案内用凸部125aにより、ある程度の自由度を持って第4位置R4における取り付け位置が仮決めされる。第4位置R4におけるソーラーパネル135の位置決めは、このようにある程度の自由度を持って行われるため、最後に固定用タブ135a−3をパネルフック部126aの先端部126a−1の下方に入り込ませる作業が容易となる。
また、ソーラーパネル135がパネルフック部126aにより固定され、上下方向における位置決めが行われことになる。このようにして、ソーラーパネル135全体の固定と位置決めが完了する。
上記の例では、地板受けリング126にソーラーパネル135を取り付ける際に、最初に第2位置、次に第1および第3位置、最後に第4位置の順で取り付ける例を示したが、この順番でなくてもよい。例えば、最初に地板受けリング126にソーラーパネル135を、周方向の位置関係がほぼ正確になるように載置した後、上方から全体を押し込むことにより取り付けしてもよい。
図15に示すようにソーラーパネル135の地板125及び地板受けリング126への取り付けが完了した後は、アンテナ110の取り付けを行う。図18は、アンテナ110の斜視図である。図18に示すように、本実施形態のアンテナ110はリング状に形成され、アンテナ110の内周には、第1位置P1、第2位置P2、第3位置P3、及び第4位置P4の4箇所の位置に、切欠き部111が備えられている。これらの第1位置P1、第2位置P2、第3位置P3、及び第4位置P4は、図15に示す地板125及び地板受けリング126の第1位置R1、第2位置R2、第3位置R3、及び第4位置R4に対応している。したがって、アンテナ110を図19に示すように地板125及び地板受けリング126に取り付けると、地板125の第1案内用凸部125a、第2案内用凸部125b、フランジ部125d、及び地板受けリング126のパネルフック部126a、並びに、ソーラーパネル135の第1案内用タブ135a−1、第1案内用タブ135a−2、及び固定用タブ135a−3が、切欠き部111に収容される。
図18に示すように、アンテナ110の外周には、切欠き部110aが3箇所に形成されており、切欠き部110aにはフランジ部110bが設けられている。アンテナ110を地板受けリング126に取り付けることにより、図19及び図20に示すうに、フランジ部110bと、地板受けリング126のアンテナフック部126bの先端部126b−1とが係合することにより、アンテナ110が固定され、上下方向への位置決めが行われることになる。このように、地板受けリング126のアンテナフック部126bは、アンテナ110の固定部として機能する。
アンテナ110の底部には、図18に示すように固定用凹部110cが複数個所に設けられている。アンテナ110を地板受けリング126に取り付けることにより、図19及び図20に示すように、地板受けリング126のアンテナ用凸部126cと、アンテナ110の固定用凹部110cとが係合し、アンテナ110の周方向における位置決めが行われる。
このように、地板受けリング126によってアンテナ110の位置決めが行われると共に、地板受けリング126によってソーラーパネル135の位置決めが行われるので、ソーラーパネル135のアンテナ110に対する位置決めが確実に行われ、ばらつきを生じることがない。
図21は、アンテナ110を地板受けリング126に取り付けた状態を示す平面図である。図22は、ソーラーパネル135、回路基板120、及び導通バネ200a,200bを示す斜視図である。図23は図21におけるB−B’線断面図である。図21及び図22に示すように、ソーラーパネル135の導通部135dには、回路基板120とソーラーパネル135とを導通させるための導通バネ200a,200bが接触している。図23に示すように、導通バネ200a,200bは、地板125に形成された貫通孔125eに配置され、回路基板120とソーラーパネル135とに接触するように配置される。
第4位置R4のソーラーパネル135の導通部135dは、図21に示すように、地板受けリング126のパネルフック部126aとの係合部として機能するソーラーパネル135の固定用タブ135a−3と連続する位置に設けられている。
ソーラーパネル135の導通部135dの下面が導通バネ200a,200bと接触すると、導通部135dは導通バネ200a,200bにより下面から上面の方向に付勢力を受ける。しかしながら、導通部135dは、パネルフック部126aとの係合部である固定用タブ135a−3と連続する位置に設けられているので、固定用タブ135a−3がパネルフック部126aと係合すると、導通部135dは前記付勢力に抗して上面から下面に向かう力を受ける。その結果、導通部135dと導通バネ200a,200bとの良好な接触状態が維持されることになる。
第3位置R3において第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2仮案内部として機能する第1案内用凸部125aの周方向の中心位置は、第2位置R2において固定用タブ135a−3と係合するパネルフック部126aの周方向の中心位置から見て、ソーラーパネル135及び地板受けリング126の中心A周り(右回り)の角度θ1が90度以上に設定されている。
同様に、第1位置R1において第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2の案内部として機能する第1案内用凸部125aの周方向の中心位置は、第2位置R2において固定用タブ135a−3と係合するアンテナフック部126aの周方向の中心位置から見て、前記中心A周り(左回り)の角度θ2も90度以上に設定されている。
したがって、第2位置R2において第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2を第1案内用凸部125aに係合(仮案内)させた後に、第1位置R1及び第3位置R3において第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2を第1案内用凸部125aに係合させるため、各案内部において容易に係合させることができる。
また、第4位置R4において固定用タブ135a−3と係合するパネルフック部126aは、第3位置の案内部における周方向の中心位置と前記中心Aを結び、さらに当該中心Aと第1位置の案内部における周方向の中心位置とを結ぶ線を挟んで、第2位置R2において固定用タブ135a−3と係合するパネルフック部126aと反対側の位置に設けられている。したがって、ソーラーパネル135を確実に固定することができる。
また、この場合、第4位置R4におけるパネルフック部126aは、案内部として機能する第1位置R1または第3位置R3の第1案内用凸部125aの少なくとも一方から見て、前記中心A周りの角度が90度以下になる。このため、第4位置におけるソーラーパネル135の固定用タブ135a−3を地板受けリング126におけるパネルフック部126aとの位置ずれが少なくなり、容易に係合させることができる。
地板125及び地板受けリング126の外装ケース30を構成するケース31に対する位置決めとソーラーパネル135との関係について説明する。
地板125には、図7に示すように庇125fが6箇所に設けられており、地板受けリング126には、図8に示すように庇125fに対応する位置に地板受け部126fが設けられている。庇125fを地板受け部126fに嵌め合わせることより、図11に示すように地板125と地板受けリング126とが係合する。
図7及び図11に示すように、地板125の庇125fの先端部には、地板125の半径方向(図7及び図11に示す座標におけるxy平面に平行な方向であって、地板125の中心から遠ざかる方向)に突出した円弧状の突起125kが形成されている。
円弧状の突起125kの前記半径方向の長さは、図4に示すように、地板125及び地板受けリング126を、外装ケース30を構成するケース31に組み込んだ際に、ケース31の内周壁に突起125kが当たる長さに設定されている。したがって、地板125は、ケース31と直接に接触しており、平面方向(図4及び図11に示す座標におけるxy平面に平行な方向)における動きが規制されることになる。
地板125とケース31が直接接触することにより、地板受けリング126を介して前記平面方向の動きが規制される場合に比べて、地板受けリング126分の公差がなくなるため、ケース31に対して地板125を前記平面方向に正確に位置決めすることができる。
その結果、地板125によって案内されるソーラーパネル135も前記平面方向に正確に位置決めすることができる。ソーラーパネル135は、カバーガラス33及び文字板11を介して、太陽光を受光可能な位置に配置されるが、文字板11上には、指針用の開口や、日窓用の開口等が存在するため、ソーラーパネル135を前記平面方向に正確に位置決めすることは、ソーラーパネル135を良好に機能させるために極めて重要である。
図8に示すように、地板受けリング126の底面には、図8に示す座標のz方向に突出した突状部126mが4箇所に形成されている。突状部126mのz方向の長さは、図4に示すように、地板125及び地板受けリング126を、外装ケース30を構成するケース31に組み込んだ際に、突状部126mが裏蓋34の内側の表面に接触する長さに設定されている。突状部126mが裏蓋34に当たることにより、地板受けリング126が断面方向(図4に示すz方向)に押し上げられる。その結果、地板受けリング126の上面端部126kが、ケース31のフランジ部31aに当たり、地板受けリング126のケース31に対する前記断面方向の動きが規制される
したがって、上述したように地板受けリング126のパネルフック部126aにより地板受けリング126の軸方向に位置決めされているソーラーパネル135は、ケース31に対しても前記断面方向に正確に位置決めされることになる。
以上のように、本発明によれば、地板受けリング126にソーラーパネル135の固定用のパネルフック部126aを設けたので、部品点数を増加させることなく、ソーラーパネル135を固定することができる。また、地板125及び地板受けリング126をケース31に直接接触させるようにしたので、ソーラーパネル135をケース31に対して前記平面方向及び前記断面方向に正確に位置決めすることができる。
<変形例>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば次に述べるような各種の変形が可能である。また、次に述べる変形の態様は、任意に選択された一または複数を、適宜に組み合わせることもできる。
(変形例1)
上述した実施形態においては、地板受けリング126のパネルフック部126aの一例として、図9に示す態様のパネルフック部126aについて説明した。しかしながら、本発明のパネルフック部126aは、この例に限定されるものではなく、例えば、図24及び図25に示す変形例のように適宜変更可能である。
図24及び図25に示すパネルフック部126aは、図9に示すパネルフック部126aと同様に、地板受けリング126の上面126dに直接設けるのではなく、底面126e側に下がる段差126a−4を設け、その段差126a−4から設けられている。
しかし、図24及び図25に示すパネルフック部126aの下端部126a−3は、図9に示す下端部126a−3よりも、さらに底面126e側に近い位置に形成されており、図24及び図25に示すパネルフック部126aは、図9に示すパネルフック部126aよりも長くなっている。その結果、図9に示すパネルフック部126aに比べて、より高い弾性力を得ることができる。
また、図24及び図25に示す段差126a−4と地板受けリング126との間には、空間部126a−5が形成されている。したがって、図24及び図25に示す段差126a−4は、図9に示す段差126a−4に比べて薄くなり、段差126a−4自体が変形可能になっている。その結果、段差126a−4自体の弾性力を利用することができ、パネルフック部126aの全体としての弾性力を、より一層高めることができる。このようにすれば、パネルフック部126aの長さを所望の長さに確保できない場合でも、段差126a−4自体の弾性力利用することによって、パネルフック部126aを長くした場合と同様の効果を得ることができる。
(変形例2)
上述した実施形態においては、全てのパネルフック部126aの先端部126a−1に、傾斜面126a−2を設けた例について説明した。しかしながら、本発明においては、全てのパネルフック部126aに傾斜面126a−2を設ける必要はない。例えば、上述した第2位置R2における取り付け例のように、ソーラーパネル135の固定用タブ135a−3の端縁をパネルフック部126aの先端部126a−1の下方に入れ込む場合には、傾斜面126a−2は不要である。すなわち、本発明においては、少なくとも一つの先端部先端部126a−1に傾斜面傾斜面126a−2が設けられていればよい。
(変形例3)
上述した実施形態においては、ソーラーフィルム135bに案内板135aを貼り付けたソーラーパネル135を用いた例について説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、一体に形成されたソーラーパネルを用いてもよい。
(変形例4)
上述した実施形態においては、案内部を二箇所に設け、固定部を二箇所に設けたが、案内部及び固定部の数については適宜変更可能である。例えば、上述した実施形態において仮案内部とした箇所を案内部として機能させるようにしてもよい。
(変形例5)
上述した実施形態及び各変形例においては、本発明をアナログ式の電子時計に適用したが、本発明は、ソーラーパネルを用いる各種の時計、すなわち、デジタル式の電子時計、クオーツウォッチ、置き時計、あるいは、掛け時計等に適用可能である。
10…電子時計、11…文字板、40…ダイヤルリング、40a…孔部、110…アンテナ、111…切欠き部、125…地板、125a…第1案内用凸部、125b…第2案内用凸部、125d…フランジ部、126…地板受けリング、126a…パネルフック部、126a−1…先端部、126a−2…傾斜面、126b…アンテナフック部、126c…アンテナ用凸部、135…ソーラーパネル、135a…案内板、135a−1…第1案内用タブ、135a−2…第2案内用タブ、135a−3…固定用タブ、135b…ソーラーフィルム、135b−1…第1タブ、135b−2…第2タブ、135c…ソーラーセル、135d…導通部。

Claims (6)

  1. 地板と、
    前記地板を支持する支持部材と、
    太陽電池と、を備え、
    前記支持部材には、前記太陽電池を固定するフック部が形成されている、
    ことを特徴とする電子時計。
  2. 前記フック部の下端部は前記支持部材の上面よりも底面側の位置に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
  3. 前記太陽電池と係合する前記フック部の先端部には、前記太陽電池の表面となす角度が鈍角となる傾斜面が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子時計。
  4. 前記支持部材にはアンテナの固定部が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子時計。
  5. 前記太陽電池と回路基板とを導通させる導通バネを備え、
    前記太陽電池は、前記導通バネと接触する導通部を備え、
    前記導通部は、前記フック部との係合部と連続する位置に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電子時計。
  6. 前記支持部材には、第1および第2の前記フック部が形成され、
    前記地板には、前記太陽電池を案内する第1および第2の案内部が形成され、
    前記支持部材の平面視における中心位置に対して、前記第1のフック部の位置から前記第1の案内部の位置までの角度は、右回りで90度以上であり、
    前記支持部材の中心位置に対して、前記第1のフック部の位置から前記第2の案内部の位置までの角度は、左回りで90度以上であり、
    前記第2のフック部は、前記第1の案内部と前記中心位置とを結び、さらに前記第2の案内部と前記中心位置とを結ぶ線を挟んで、前記第1のフック部の位置の反対側の位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電子時計。
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