JP2016024017A - 電子時計 - Google Patents
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Abstract
Description
図1乃至図23を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電子時計を含むGPSの全体図である。まず、電子時計が、外部信号としての電波を用いて、現在地の位置情報と、時刻情報とを求めるGPSの概要を説明する。
なお、図3(a)は電子時計を表面側から見た平面図である。図3(b)は3時方向から9時方向を見た側面図である。図3(c)は12時方向から6時方向を見た側面図である。図3(d)は9時方向から3時方向を見た側面図である、図3(e)は6時方向から12時方向を見た側面図である。図3(f)は裏面側からみた平面図である。また、本実施形態の電子時計は、ワールドタイム機能とクロノグラフ機能を備えている。
外装ケース30の内側には、ベゼル32の内周に取り付けられているダイヤルリング40と、光透過性の文字板11と、文字板11を貫通した指針軸25と、指針軸25を中心に周回する指針21,22,23と、指針21,22,23を駆動する駆動機構140などとが備えられている。
指針軸25は、外装ケース30の平面視中心を通り、表裏方向に延在する中心軸に沿って設けられている。
文字板11、ソーラーパネル135及び地板125には、指針軸25と、第1小窓70の指針71、第2小窓80の指針81及び第3小窓90の指針91の指針軸(図示せず)とが貫通する孔が形成されているとともに、カレンダー小窓15の開口部が形成されている。
地板125は、プラスチックで形成されており、内部に駆動機構140及び二次電池130の取り付け部を有している。
地板受けリング126は、プラスチックで形成されており、後述するように地板125と係合して地板125の外周に取り付けられる部材である。地板受けリング126は、地板125の外周から外装ケース30を構成するケース31の内周の間であって、地板とほぼ同じ高さに設けられる。地板受けリング126の内周には、突起が形成されており、当該突起が地板125の外周に当たることにより、地板125の地板受けリング126に対する平面方向(図4に示す座標におけるxy平面に平行な方向)の動きが規制される。地板受けリング126には、外周にも突起が形成されており、当該突起が外装ケース30を構成するケース31の内周壁に当たることにより、地板受けリング126のケース31に対する前記平面方向の動きが規制される。地板受けリング126の底面には突状部が形成されており、当該突状部が裏蓋34に当たることにより、地板受けリング126が断面方向(図4に示すz方向)に押し上げられる。その結果、地板受けリング126の上面端部126kが、ケース31のフランジ部31aに当たり、地板受けリング126のケース31に対する前記断面方向の動きが規制される。地板125は、前記断面方向においては前記ケース31と接触していないが、地板受けリング126が前記断面方向に確実に固定されることにより、地板受けリング126と係合する地板125は、地板受けリング126により前記断面方向に支持されることになる。なお、地板受けリング126は、上述したよう前記平面方向においてもケース31に当たるので、地板125を前記平面方向において支持していると言うこともできるが、後述するように地板125は直接ケース31と接触し、前記平面方向における動きを規制されるようになっている。詳しくは後述する。
以上のようにケース31に位置決めされる地板受け部材リング126には、ソーラーパネル135を固定するためのパネルフック部126aが設けられ、パネルフック部126aは表面側に突出している。パネルフック部126aの詳細については後述する。
なお、地板受けリング126は、少なくとも前記断面方向において地板125を支持するようになっていればよく、上記の構造に限らない。
<B:電子時計の表示機能>
図5に示すように、文字板11の最外周には、外周を6分割から60分割する目盛と、さらに、その目盛を5分割にする1/5目盛とが、表記されている。この目盛を用いて、指針21はクロノグラフ機能の「秒」を表示し、指針22は内部時計の「分」を表示し、指針23は内部時計の「時」を表示する。なお、クロノグラフ機能は、Cボタン63と、Dボタン64との操作で、使用することができる。
第2小窓80の52秒の位置にアルファベットの「Y」と、38秒の位置にアルファベットの「N」の英字が表記されている。この英字は、衛星信号の受信結果(Y:受信成功、N:受信失敗)と、衛星信号の自動受信(Y:自動受信ON、N:自動受信OFF)の設定とを表す。使用者がBボタン62を操作することにより、指針81が「Y」または「N」のいずれか一方を指示し、衛星信号の受信結果を表示する。また、使用者がAボタン61とBボタン62とを操作して、指針81を「Y」または「N」に合わせることで、衛星信号の自動受信のON/OFFを設定することができる。また、使用者がBボタン62を操作して、電子時計10に衛星信号を手動受信させた時、指針71は、衛星の捕捉数量を表示する。
なお、本実施形態では、52秒の位置に「Y」の表記が、38秒の位置に「N」の表記が、設けられているが、これに限定されるものではない。「Y」と「N」との表記は、受信結果表示を含む小窓が設けられる位置に応じて、視認しやすい位置に設けることが好ましい。
第3小窓90の12時方向から6時方向までの範囲の外周には、この範囲を6分割する目盛と「0」から「5」までの数字が表記されている。指針91は、この目盛を用いて、クロノグラフ機能の「時」を表示する。なお、クロノグラフ機能では、指針21,71,91を使用して5時間59分59秒までの計時が可能となっている。
タイムゾーンとは、共通の標準時を使用する地域のことであり、現在、40種類のタイムゾーンが存在している。各タイムゾーンは、標準時とUTCとの時差で区別され、例えば、日本は、UTCより9時間進んだ標準時を使用する、+9時間のタイムゾーンに属している。各タイムゾーンで使用されている標準時は、UTCと、UTCとの時差とで求めることができる。
電子時計10は、文字板11に設けられている60分割された目盛の一目盛に一時差を割り当てることで最大60個までの異なる時差に対応した内部時刻を表すことができる。なお、本実施形態では、「UTC」記号の時差情報45は時差の基準である世界協定時を表し、「・」記号の時差情報45は整数以外の時差を表しているが、他の記号を用いて表記をしてもよい。
次に、電子時計10の電気的構成について説明する。
図6は、電子時計の電気制御ブロック図である。図6に示すように、電子時計10は、CPU(中央処理装置)153、RAM(Random Access Memory)154、ROM(Read Only Memory)155を基本構成とるす制御部150と、受信部(GPSモジュール)122、入力装置157、駆動機構140の周辺装置とを備えている。これらの各装置は、データバス159を介してデータを送受信する。入力装置157は、図5に示すリュウズ50、Aボタン61、Bボタン62、Cボタン63、Dボタン64である。なお、電子時計10は、電源となる充電可能な二次電池130(図4参照)を内蔵している。
ROM155には、CPU153に実行されるプログラムやタイムゾーン情報等が記憶される。タイムゾーン情報とは、共通の標準時を使用する地域(タイムゾーン)の位置情報(緯度・経度)と、UTCに対する時差と、を管理するデータである。
CPU153は、RAM154を作業領域として使用し、ROM155に記憶されたプログラムを実行することにより、各種の演算、制御及び計時を行う。この計時は、例えば、図示しない発振回路からの基準信号のパルス数を計数することによって行われる。
次に、電子時計10においてソーラーパネル135を固定する構成について説明する。図7は地板125の外観を示す斜視図、図8は地板受けリング126の外観を示す斜視図である。図9は地板受けリング126のパネルフック部の周辺を示す拡大斜視図であり、図10は地板受けリング126のアンテナフック部の周辺を示す拡大斜視図である。
また、回路基板120とソーラーパネル135とを導通させるための導通バネのための貫通孔125eが設けられている。これについては後述する。
地板受けリング126を電子時計10に配置したとき、カバーガラス33側(ソーラーパネル135に近い側)に配置される面を上面、裏蓋34側(ソーラーパネル135から遠い側)に配置される面を底面という。図9に示すように、パネルフック部126aは、地板受けリング126の上面126dに直接設けるのではなく、底面126e側に下がる段差126a−4を設け、その段差126a−4から設けられており、パネルフック部126aの下端部126a−3は、上面126dよりも底面126e側の位置に形成されている。これにより、上面126dに直接形成するのに対して、パネルフック部126aを長くすることができるため、ソーラーパネル135を取り付ける際に必要な弾性力を増加させることができる。また、パネルフック部126aの先端部126a−1には、傾斜面126a−2が形成されており、ソーラーパネル135が容易に取り付けられるように構成されている。詳しくは後述する。
図10に示すように、アンテナフック部126bは、地板受けリング126の上面に設けられており、アンテナフック部126bの先端部126b−1とアンテナ110の外周に設けられたフランジ部とが係合してアンテナ110を固定し、上下方向における位置決めを行う。詳しくは後述する。
案内板135aは、金属やプラスチック等の材料で形成されており、図12に示すように、第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2の組が、4箇所に形成されている。また、案内板135aには、地板受けリング126のパネルフック部126aとの係合部として機能する固定用タブ135a−3が2箇所に形成されている。
ソーラーフィルム135bは、図13に示すように、8個のソーラーセル135cを備えた円板状のフィルムであり、案内板135aの第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2に対応して、第1タブ135b−1と第2タブ135b−2の組が4箇所に形成されている。また、ソーラーフィルム135bには、導通部135dが1箇所(図13において左側)に形成されている。
なお、ソーラーフィルム135bを案内板135aに正確に位置決めして貼り付けることができれば、ソーラーフィルム135bの第1タブ135b−1及び第2タブ135b−2は設けなくてもよい。
地板受けリング126にソーラーパネル135を取り付ける際には、まず、第2位置R2において、ソーラーパネル135の第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2とにより、仮案内部として機能する地板125の第1案内用凸部125aを挟むように、地板125にソーラーパネル135を取り付ける。また、パネルフック部126aとの係合部として機能するソーラーパネル135の固定用タブ135a−3の端縁を、地板受けリング126におけるパネルフック部126aの先端部126a−1の下方に入れ込む。
第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2と第1案内用凸部125aとの間には、所定の隙間ができるように設計されている。したがって、ソーラーパネル135は、仮案内部としての第1案内用凸部125aにより、ある程度の自由度を持って第1位置R1における取り付け位置が仮決めされる。また、第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2は、いずれも地板125の第2案内用凸部125bにより周方向への回転が規制される。さらに、パネルフック部126aにより、ソーラーパネル135の上方向への移動が規制される。
第3位置R3においても同様に、ソーラーパネル135の第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2とにより、案内部として機能する地板125の第1案内用凸部125aを挟むように、地板125にソーラーパネル135を取り付ける。第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2と第1案内用凸部125aとの間にも若干の隙間ができるが、この隙間は、第1位置R1における第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2と仮案内部としての第1案内用凸部125aとの間の前記隙間よりは小さくなるように設計されている。したがって、ソーラーパネル135は、案内部としての第1案内用凸部125aにより、第3位置R3における取り付け位置が確実に定められることになる。但し、上述したように、第1位置R1においては、第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2はある程度の自由度を持って仮りに位置決めされているため、第3位置R3におけるソーラーパネル135の取り付けは容易になっている。また、第1案内用タブ135a−1と第2案内用タブ135a−2は、いずれも地板125の第2案内用凸部125bにより周方向への回転が規制される。
第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2と第1案内用凸部125aとの間には、第2位置R2と同様に、第1位置R1及び第3位置R3よりも大きな隙間ができるように設計されている。したがって、ソーラーパネル135は、仮案内部としての第1案内用凸部125aにより、ある程度の自由度を持って第4位置R4における取り付け位置が仮決めされる。第4位置R4におけるソーラーパネル135の位置決めは、このようにある程度の自由度を持って行われるため、最後に固定用タブ135a−3をパネルフック部126aの先端部126a−1の下方に入り込ませる作業が容易となる。
また、ソーラーパネル135がパネルフック部126aにより固定され、上下方向における位置決めが行われことになる。このようにして、ソーラーパネル135全体の固定と位置決めが完了する。
上記の例では、地板受けリング126にソーラーパネル135を取り付ける際に、最初に第2位置、次に第1および第3位置、最後に第4位置の順で取り付ける例を示したが、この順番でなくてもよい。例えば、最初に地板受けリング126にソーラーパネル135を、周方向の位置関係がほぼ正確になるように載置した後、上方から全体を押し込むことにより取り付けしてもよい。
アンテナ110の底部には、図18に示すように固定用凹部110cが複数個所に設けられている。アンテナ110を地板受けリング126に取り付けることにより、図19及び図20に示すように、地板受けリング126のアンテナ用凸部126cと、アンテナ110の固定用凹部110cとが係合し、アンテナ110の周方向における位置決めが行われる。
このように、地板受けリング126によってアンテナ110の位置決めが行われると共に、地板受けリング126によってソーラーパネル135の位置決めが行われるので、ソーラーパネル135のアンテナ110に対する位置決めが確実に行われ、ばらつきを生じることがない。
第4位置R4のソーラーパネル135の導通部135dは、図21に示すように、地板受けリング126のパネルフック部126aとの係合部として機能するソーラーパネル135の固定用タブ135a−3と連続する位置に設けられている。
ソーラーパネル135の導通部135dの下面が導通バネ200a,200bと接触すると、導通部135dは導通バネ200a,200bにより下面から上面の方向に付勢力を受ける。しかしながら、導通部135dは、パネルフック部126aとの係合部である固定用タブ135a−3と連続する位置に設けられているので、固定用タブ135a−3がパネルフック部126aと係合すると、導通部135dは前記付勢力に抗して上面から下面に向かう力を受ける。その結果、導通部135dと導通バネ200a,200bとの良好な接触状態が維持されることになる。
同様に、第1位置R1において第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2の案内部として機能する第1案内用凸部125aの周方向の中心位置は、第2位置R2において固定用タブ135a−3と係合するアンテナフック部126aの周方向の中心位置から見て、前記中心A周り(左回り)の角度θ2も90度以上に設定されている。
したがって、第2位置R2において第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2を第1案内用凸部125aに係合(仮案内)させた後に、第1位置R1及び第3位置R3において第1案内用タブ135a−1及び第2案内用タブ135a−2を第1案内用凸部125aに係合させるため、各案内部において容易に係合させることができる。
また、第4位置R4において固定用タブ135a−3と係合するパネルフック部126aは、第3位置の案内部における周方向の中心位置と前記中心Aを結び、さらに当該中心Aと第1位置の案内部における周方向の中心位置とを結ぶ線を挟んで、第2位置R2において固定用タブ135a−3と係合するパネルフック部126aと反対側の位置に設けられている。したがって、ソーラーパネル135を確実に固定することができる。
また、この場合、第4位置R4におけるパネルフック部126aは、案内部として機能する第1位置R1または第3位置R3の第1案内用凸部125aの少なくとも一方から見て、前記中心A周りの角度が90度以下になる。このため、第4位置におけるソーラーパネル135の固定用タブ135a−3を地板受けリング126におけるパネルフック部126aとの位置ずれが少なくなり、容易に係合させることができる。
地板125には、図7に示すように庇125fが6箇所に設けられており、地板受けリング126には、図8に示すように庇125fに対応する位置に地板受け部126fが設けられている。庇125fを地板受け部126fに嵌め合わせることより、図11に示すように地板125と地板受けリング126とが係合する。
図7及び図11に示すように、地板125の庇125fの先端部には、地板125の半径方向(図7及び図11に示す座標におけるxy平面に平行な方向であって、地板125の中心から遠ざかる方向)に突出した円弧状の突起125kが形成されている。
円弧状の突起125kの前記半径方向の長さは、図4に示すように、地板125及び地板受けリング126を、外装ケース30を構成するケース31に組み込んだ際に、ケース31の内周壁に突起125kが当たる長さに設定されている。したがって、地板125は、ケース31と直接に接触しており、平面方向(図4及び図11に示す座標におけるxy平面に平行な方向)における動きが規制されることになる。
地板125とケース31が直接接触することにより、地板受けリング126を介して前記平面方向の動きが規制される場合に比べて、地板受けリング126分の公差がなくなるため、ケース31に対して地板125を前記平面方向に正確に位置決めすることができる。
その結果、地板125によって案内されるソーラーパネル135も前記平面方向に正確に位置決めすることができる。ソーラーパネル135は、カバーガラス33及び文字板11を介して、太陽光を受光可能な位置に配置されるが、文字板11上には、指針用の開口や、日窓用の開口等が存在するため、ソーラーパネル135を前記平面方向に正確に位置決めすることは、ソーラーパネル135を良好に機能させるために極めて重要である。
したがって、上述したように地板受けリング126のパネルフック部126aにより地板受けリング126の軸方向に位置決めされているソーラーパネル135は、ケース31に対しても前記断面方向に正確に位置決めされることになる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば次に述べるような各種の変形が可能である。また、次に述べる変形の態様は、任意に選択された一または複数を、適宜に組み合わせることもできる。
上述した実施形態においては、地板受けリング126のパネルフック部126aの一例として、図9に示す態様のパネルフック部126aについて説明した。しかしながら、本発明のパネルフック部126aは、この例に限定されるものではなく、例えば、図24及び図25に示す変形例のように適宜変更可能である。
図24及び図25に示すパネルフック部126aは、図9に示すパネルフック部126aと同様に、地板受けリング126の上面126dに直接設けるのではなく、底面126e側に下がる段差126a−4を設け、その段差126a−4から設けられている。
しかし、図24及び図25に示すパネルフック部126aの下端部126a−3は、図9に示す下端部126a−3よりも、さらに底面126e側に近い位置に形成されており、図24及び図25に示すパネルフック部126aは、図9に示すパネルフック部126aよりも長くなっている。その結果、図9に示すパネルフック部126aに比べて、より高い弾性力を得ることができる。
また、図24及び図25に示す段差126a−4と地板受けリング126との間には、空間部126a−5が形成されている。したがって、図24及び図25に示す段差126a−4は、図9に示す段差126a−4に比べて薄くなり、段差126a−4自体が変形可能になっている。その結果、段差126a−4自体の弾性力を利用することができ、パネルフック部126aの全体としての弾性力を、より一層高めることができる。このようにすれば、パネルフック部126aの長さを所望の長さに確保できない場合でも、段差126a−4自体の弾性力利用することによって、パネルフック部126aを長くした場合と同様の効果を得ることができる。
上述した実施形態においては、全てのパネルフック部126aの先端部126a−1に、傾斜面126a−2を設けた例について説明した。しかしながら、本発明においては、全てのパネルフック部126aに傾斜面126a−2を設ける必要はない。例えば、上述した第2位置R2における取り付け例のように、ソーラーパネル135の固定用タブ135a−3の端縁をパネルフック部126aの先端部126a−1の下方に入れ込む場合には、傾斜面126a−2は不要である。すなわち、本発明においては、少なくとも一つの先端部先端部126a−1に傾斜面傾斜面126a−2が設けられていればよい。
上述した実施形態においては、ソーラーフィルム135bに案内板135aを貼り付けたソーラーパネル135を用いた例について説明したが、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、一体に形成されたソーラーパネルを用いてもよい。
上述した実施形態においては、案内部を二箇所に設け、固定部を二箇所に設けたが、案内部及び固定部の数については適宜変更可能である。例えば、上述した実施形態において仮案内部とした箇所を案内部として機能させるようにしてもよい。
上述した実施形態及び各変形例においては、本発明をアナログ式の電子時計に適用したが、本発明は、ソーラーパネルを用いる各種の時計、すなわち、デジタル式の電子時計、クオーツウォッチ、置き時計、あるいは、掛け時計等に適用可能である。
Claims (6)
- 地板と、
前記地板を支持する支持部材と、
太陽電池と、を備え、
前記支持部材には、前記太陽電池を固定するフック部が形成されている、
ことを特徴とする電子時計。 - 前記フック部の下端部は前記支持部材の上面よりも底面側の位置に形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子時計。 - 前記太陽電池と係合する前記フック部の先端部には、前記太陽電池の表面となす角度が鈍角となる傾斜面が形成されている、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子時計。 - 前記支持部材にはアンテナの固定部が形成されている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電子時計。 - 前記太陽電池と回路基板とを導通させる導通バネを備え、
前記太陽電池は、前記導通バネと接触する導通部を備え、
前記導通部は、前記フック部との係合部と連続する位置に設けられている、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の電子時計。 - 前記支持部材には、第1および第2の前記フック部が形成され、
前記地板には、前記太陽電池を案内する第1および第2の案内部が形成され、
前記支持部材の平面視における中心位置に対して、前記第1のフック部の位置から前記第1の案内部の位置までの角度は、右回りで90度以上であり、
前記支持部材の中心位置に対して、前記第1のフック部の位置から前記第2の案内部の位置までの角度は、左回りで90度以上であり、
前記第2のフック部は、前記第1の案内部と前記中心位置とを結び、さらに前記第2の案内部と前記中心位置とを結ぶ線を挟んで、前記第1のフック部の位置の反対側の位置に配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電子時計。
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