JP6819240B2 - 電子時計 - Google Patents
電子時計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6819240B2 JP6819240B2 JP2016227751A JP2016227751A JP6819240B2 JP 6819240 B2 JP6819240 B2 JP 6819240B2 JP 2016227751 A JP2016227751 A JP 2016227751A JP 2016227751 A JP2016227751 A JP 2016227751A JP 6819240 B2 JP6819240 B2 JP 6819240B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- dial
- outer case
- substrate
- clock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 41
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 10
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 9
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 9
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 description 8
- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 description 7
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 5
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 4
- 230000006870 function Effects 0.000 description 4
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 3
- HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N Lithium ion Chemical compound [Li+] HBBGRARXTFLTSG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 229910001416 lithium ion Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004332 silver Substances 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003416 augmentation Effects 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 238000013461 design Methods 0.000 description 1
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
- 230000002194 synthesizing effect Effects 0.000 description 1
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 1
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 description 1
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000003442 weekly effect Effects 0.000 description 1
- 210000000707 wrist Anatomy 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
Description
これらのリングアンテナ付き電子時計では、環状のアンテナのアンテナ電極が設置される基体を誘電体で形成することで、アンテナ電極が受信する電波の波長を短縮させ、この短縮させた波長をアンテナ電極で受信する。このため、アンテナ電極の小型化が図られている。
しかしながら、受信波長に対応する長さのアンテナ電極を有する環状のアンテナの径を縮小すると、受信感度が低減するという問題があった。また、電池の径を小さくすると、電池容量を確保するために電池の厚みが増し、電池とアンテナ電極との距離が近くなり、受信感度が低減するという問題があった。
この態様によれば、文字板の面内方向と平行な方向からみた平面視において、環状の誘電体で形成された基体は、文字板の少なくとも一部および電池の少なくとも一部に重なっている。
この構成により、文字板の法線方向において基体を長くできるため、基体の体積を増やすことが可能になり、アンテナ電極に対する実効誘電率を向上させることができる。そのため、アンテナの径、ひいては電子時計の径を小型化しつつ、受信感度の低減を抑制することが可能となる。また、電池とアンテナ電極との間に配置される誘電体の体積が増えるため、間に空気が介在する場合と比較して、電池とアンテナ電極との間の電気長を長くすることができ、電池によって受信感度が低減することを抑制できる。
ここで、「環状」には、円形や略四角形が含まれ、一部が開いた開環状(例えばC型)や、全部が閉じた閉環状(例えばO型)が含まれる。
この態様によれば、文字板の面内方向と平行な方向からみた平面視において、基体の一部は、回路基板よりも裏蓋側に位置している電池部分の一部と重なっている。
このため、該平面視において回路基板よりも裏蓋側に位置している電池部分と基体が重なっていない場合に比べて、文字板の法線方向において基体をさらに長くでき、基体の体積を増やすことが可能になる。よって、電子時計の径をさらに小型化することが可能になる。
また、電池の少なくとも一部を回路基板よりも裏蓋側に位置させることにより、回路基板と裏蓋との間にスペースを設けることができ、例えば回路基板の裏蓋側にのみ素子を配置したり回路基板の両面に素子を配置したりすることができる。このように、回路基板と裏蓋との間のスペースを有効に活用することで、電子時計を薄くすることができる。
この態様によれば、地板の突出部を基準に基体の位置決めを行うことが可能になる。
この態様によれば、切欠部を介してアンテナ体に給電を行うことが可能になる。
この態様によれば、アンテナ体の位置決めを行う地板は、突起部で外装ケースと接触する。このため、外装ケースに対する地板およびアンテナ体の位置を固定することが可能になる。
この態様によれば、操作部材に対する操作が基体によって制限されることを抑制可能になる。
図1は、本実施形態に係るアンテナ内蔵式電子時計(以下、単に「電子時計」と称する)10を含むGPSの全体図である。
測位計算は、電子時計10の内部時計の計時時刻にある程度の誤差が含まれていることを前提として行われる。すなわち、電子時計10の三次元の位置を特定するためのx,y,zパラメーターに加えて時刻誤差も未知数になる。そのため、電子時計10は、一般的には4つ以上のGPS衛星8からそれぞれ送信された衛星信号を受信し、その衛星信号に含まれるGPS時刻情報と軌道情報を使用して測位計算を行い、現在地の位置情報を求める。
電子時計10は、筒状の外装ケース31と、ベゼル32と、光透過性を有するカバーガラス33と、裏蓋34とを含む。外装ケース31の2つの開口のうち、表面側の開口(一方の開口)は、ベゼル32を介してカバーガラス33で塞がれており、裏面側の開口(一方の開口とは反対側の開口)は、裏蓋34で塞がれている。外装ケース31とベゼル32と裏蓋34は、ステンレス、チタン、アルミまたは真鍮などの金属で作られている。
タイムゾーンとは、共通の標準時を使用する地域のことである。現在、40種類のタイムゾーンが存在している。各タイムゾーンは、標準時とUTCとの時差で区別される。例えば、日本は、UTCより9時間進んだ標準時を使用する「+9時間のタイムゾーン」に属している。
数字の時差表示部45は、整数の時差を表している。一方、記号の時差表示部45は、整数以外の時差を表している。時差の基準である世界協定時が「UTC」記号の時差表示部45で表されている。整数以外の時差が「・」記号の時差表示部45で表されている。なお、世界協定時および整数以外の時差は、他の記号を用いて表されてもよい。
文字板11と指針23によって時刻の時の値が表示され、文字板11と指針22によって時刻の分の値が表示される。指針23は時針とも称され、指針22は分針とも称される。文字板11は、回転する指針22の示す位置と、回転する指針23の示す位置とで時刻を表示する。文字板11と指針22と指針23とによって、時刻表示部が構成される。この時刻表示部は、外装ケース31に収納され、外装ケース31の表側の開口を通じて時刻を表示する。また、文字板11では、クロノグラフ(ストップウオッチ機能)における秒の桁の計測値が、指針21にて表示される。
第3表示部90の7時方向から9時方向までの範囲の外周には、円周に沿って、9時方向の基端が太く、7時方向の先端が細い記号92が表記されている。記号92は二次電池130のパワーインジケーターである。二次電池130の残量に応じて、指針91が記号92の基端、先端および中間のいずれかを指し示す。二次電池130としては、例えば、充電可能なリチウムイオン電池が用いられる。
第3表示部90の9時方向から10時方向までの範囲の外周には、飛行機の形状の記号93が表記されている。記号93は、機内モードを表す。航空機の離着陸時は、航空法によって衛星信号の受信が禁止されている。使用者はボタン61を操作し、指針91で記号93(機内モード)を選択することで、電子時計10が衛星信号を受信することを停止できる。
図4は、アンテナ体110の斜視図である。アンテナ体110は、文字板11の外周を囲う環状の誘電体で形成された基体110aと、基体110aに設置されたアンテナ電極110bと、を含む。
第1アンテナパターン110b1は、切欠部110b1aを有し、円の一部を切り欠いたC形状に形成されている。また、第1アンテナパターン110b1は、GPS衛星8からの電波(衛星信号)に共振するようなアンテナ長を有している。
第2アンテナパターン110b2は、円弧状の素子であり、第1アンテナパターン110b1と一定の間隔を保つように形成されている。これら2つの第1アンテナパターン110b1および第2アンテナパターン110b2は、互いに電磁的に結合し、電磁波を電流に変換するアンテナ電極110bとして機能する。第2アンテナパターン110b2は、給電部で給電される導電性材料から形成された部分であり、励振素子とも呼ばれる。第2アンテナパターン110b2の長さを適宜設定することによって、アンテナ体110に電気的に接続された回路のインピーダンスとアンテナ体110のインピーダンスを整合させることが可能となる。
これに対して、本実施形態では、比誘電率εrが5〜20程度の材料から形成された基体110aをアンテナ体110が有している。比誘電率εrの基体110aを用いる場合、当該基体による波長短縮率は(εr)−1/2となる。つまり、比誘電率がεrの誘電体を用いることで、アンテナ体110の受信する電波の波長を(εr)−1/2倍に短縮することができる。すなわち、本実施形態に係るアンテナ体110は、比誘電率εrの基体110aを備えるため、このような基体110aを備えない場合に比べて、アンテナ体110のアンテナ長を(εr)−1/2倍にすることができ、アンテナ体110の小型化を図ることができる。
図5は、第2平面視(表示面11aの面内方向と平行な方向Aからみた平面視)における基体110aと二次電池130と回路基板120と文字板11との位置関係を示した図である。
このため、第2平面視において、二次電池130の第1部分130aと基体110aとが重なっていない場合に比べて、表示面11aの法線H方向において基体110aを長くでき、基体110aの体積を増やすことができる。よって、アンテナ電極110bに対する実効誘電率が向上し、アンテナ電極110bの小型化、ひいては、電子時計10の小型化を図ることが可能になる。
また、表示面11aの法線H方向に基体110aを長くすることで基体110aの体積を大きくした分、基体110aの内径と外径との差を小さくできる。このため、ダイヤルリング40の平板部分40aにおいて、指針軸25に向かう方向の幅を小さくできる。よって、表示面11aの径(ダイヤルリング40の内径、つまり文字板11を視認可能な径)を大きくできる。したがって、時計のデザインの自由度を上げることができる。なお、表示面11aの径は「見切り径」とも称される。
このため、第2平面視において二次電池130の第1部分130aと基体110aとが重なっていない場合に比べて、空気より誘電率の高い誘電体を、アンテナ電極110bと二次電池130との間に介在させることができるため、二次電池130や金属部材である外装ケース31および裏蓋34とアンテナ電極110bとの間の電気長を長くできる。よって、電池や金属部材のアンテナ電極110bへの影響を低減することができ、結果としてアンテナ体110の受信性能を向上させることができる。なお、アンテナ電極110bのうち特に第1アンテナパターン110b1が、二次電池130や金属部材である外装ケース31および裏蓋34から受ける影響が大きいため、これらの電気長を長くすることが好ましい。
なお、第2平面視において、基体110aの一部は文字板11と重なっている。また、第2平面視において、基体110aの一部は回路基板120と重なっている。
一方、地板125の外周のうち切欠部110c1〜110c6の各々と対向する位置には、地板125の外周側に突出した突出部125aが設けられている。
切欠部110c1〜110c6の各々の裏蓋34側の面と、突出部125aのカバーガラス33側の面とが接触することで、地板125に対するアンテナ体110の垂直方向の位置が決められる。また、切欠部110c1〜110c6の側面が突出部125aの側面に当たることで、地板125に対するアンテナ体110の周方向の移動も規制される。よって、突出部125aを基準に基体110aの位置決めを行うことが可能になる。また、電子時計10の落下または衝撃による地板125に対するアンテナ体110の位置ずれを抑制可能になる。なお、切欠部110cの数は6つに限らず適宜変更可能である。
図6に示したように、切欠部110cには、アンテナ電極110bと電気的に接続されている給電ピン128が設けられている。給電ピン128は、突出部125aに設けられた貫通穴125a1を通って回路基板120に設けられた配線126と電気的に接続する。給電ピン128には、配線126から所定の電位が供給される。よって、切欠部110cを介してアンテナ体110に給電を行うことが可能になる。なお、回路基板120は、回路押え123によって押えられている。ここで、回路基板120や回路押え123も、切欠部110cに対向する位置に突出部を有している。
図7は、電子時計10の回路構成を示すブロック図である。
図7に示すように、電子時計10は、GPS受信部122、制御表示部155、充電制御回路29およびソーラーパネル135を含む。また、電子時計10には、二次電池130が内蔵される。
GPS受信部122は、衛星信号の受信、GPS衛星8の捕捉、および位置情報の生成等の処理を行う。制御表示部155は、内部時刻情報の保持および内部時刻情報の修正等の処理を行う。ソーラーパネル135は、充電制御回路29を通じて二次電池130を充電する。
二次電池130は、レギュレータ162を介して制御表示部155に駆動電力を供給し、レギュレータ163を介してGPS受信部122に駆動電力を供給する。なお、レギュレータ163に代えて、例えば、後述するRF部170に駆動電力を供給するレギュレータ163−1と、後述するベースバンド部180に駆動電力を供給するレギュレータ163−2(ともに図示せず)とが設けられてもよい。レギュレータ163−1は、RF部170の内部に設けられてもよい。電圧検出回路164は、二次電池130の電圧を検出する。
アンテナ体110は、上述したように、複数のGPS衛星8から無線送信された衛星信号を受信する。なお、アンテナ体110は、衛星信号以外の不要な電波も受信してしまう。このため、SAWフィルタ190は、アンテナ体110が受信した信号から衛星信号を抽出する。すなわち、SAWフィルタ190は、1.5GHz帯の信号を通過させるバンドパスフィルタとして機能する。なお、SAWフィルタ190は、GPS受信部122に組み込まれてもよい。
PLL回路174は、VCO173の出力クロック信号を分周したクロック信号と基準クロック信号とを位相比較して、VCO173の出力クロック信号を基準クロック信号に同期させる。その結果、VCO173は基準クロック信号の周波数精度の安定したクロック信号を出力することができる。なお、中間周波数として、例えば、数MHzを選択することができる。
フラッシュメモリ186には、例えば、測位情報(緯度および経度)に関連づけられた時差情報(UTCに対する時差情報)が記憶されている。また、フラッシュメモリ186には、ベースバンド部180の動作を規定するプログラムが記憶されている。
CPU182は、フラッシュメモリ186に記憶されているプログラムを読み出して実行することにより、ベースバンド部180、さらに言えば、GPS受信部122を制御する。なお、フラッシュメモリ186の代わりに、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)が用いられてもよい。
週番号データは、現在のGPS時刻情報が含まれる週を表す情報である。GPS時刻情報の起点は、UTCにおける1980年1月6日00:00:00であり、この日に始まる週は週番号0となっている。週番号データは、1週間単位で更新される。
Zカウントデータは、毎週日曜日の0時からの経過時間を秒で示し、翌週の日曜日の0時に0に戻るようになっている。つまり、Zカウントデータは、週の初めから一週間毎に示される秒単位の情報である。
以下では、GPS時刻情報としてZカウントデータが用いられる例を説明する。
時刻情報取得モードの場合、ベースバンド部180は、GPS時刻情報(Zカウントデータ)に基づいて測時計算を行う。
位置情報取得モードの場合、ベースバンド部180は、GPS時刻情報および軌道情報に基づいて測位計算を行い、位置情報(受信時に電子時計10が位置する場所の緯度および経度)を取得する。続いて、ベースバンド部180は、フラッシュメモリ186を参照し、位置情報により特定される電子時計10の座標値(例えば、緯度および経度)に関連づけられた時差情報を取得する。
制御部150は、記憶部151およびRTC152を備え、各種制御を行う。制御部150は、例えばCPUで構成することが可能である。制御部150は、制御信号をGPS受信部122に送り、GPS受信部122の受信動作を制御する。また、制御部150は、電圧検出回路164の検出結果に基づいて、レギュレータ162およびレギュレータ163の動作を制御する。
また、制御部150は、駆動回路154を介して、指針21、22、23、71、81および91と、日車の駆動を制御する。なお、駆動回路154は、指針21用の駆動回路と、指針22および23用の駆動回路と、指針71用の駆動回路と、指針81用の駆動回路と、指針91用の駆動回路と、日車用の駆動回路とを含む。
図8は、本発明の第2実施形態の電子時計10Aを示した図である。図8において、図3に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。図8に示した電子時計10Aでは、図3に示した二次電池130よりも薄型の二次電池130bが用いられる。二次電池130bは、第2平面視において回路基板120の面120b側に位置している。
このため、第2平面視において、回路基板120よりも裏蓋34側に位置する二次電池130bの部分と基体110aとが重なっていない場合に比べて、表示面11aの法線H方向において基体110aを長くでき、基体110aの体積を増やすことができる。
図9は、本発明の第3実施形態の電子時計10Bを示した図である。図9において、図3に示したものと同一構成のものには同一符号を付してある。図9に示した電子時計10Bは、アンテナ体110を保持するアンテナ保持部129を有している。図9に示したアンテナ保持部129は、アンテナ体110の裏蓋34側の一部が嵌め込まれる凹部を有する。凹部を有するアンテナ保持部129は、複数個所に設けられてもよい。
本実施形態によれば、アンテナ保持部129がアンテナ体110を保持するため、アンテナ体110の位置ずれを抑制することができる。なお、アンテナ保持部129は、地板125によって形成されてもよい。
本発明の第4実施形態の電子時計は、地板125の突出部125aに、アンテナ体110を固定するアンテナ固定部が設けられ、さらに、基体110aにアンテナ固定部と係合する係合部が設けられている点が、第1実施形態の電子時計10と異なる。以下、第4実施形態について、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図10は、アンテナ固定部125a3と係合部110a1の一例を示した図である。図11は、アンテナ固定部125a3と係合部110a1の断面図である。
突出部125aの外装ケース31側には、アンテナ固定部125a3と突起部125a2とが設けられている。アンテナ固定部125a3は、基体110aの係合部110a1と係合する鍵爪であり、アンテナ体110を地板125に固定する。突起部125a2は、外装ケース31の内周面と接触し、地板125と外装ケース31との位置を決定する。
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、例えば、次に述べるような各種の変形が可能である。また、次に述べる変形の態様の中から任意に選択された一または複数の変形を適宜組み合わせることもできる。
第2平面視において、二次電池130の第1部分130aの一部が基体110aと重なっていなくてもよい。
第1表示部70と第2表示部80と第3表示部90とカレンダー表示部15の全部または一部が省略されてもよい。
第2平面視において、基体110aは二次電池130の回路基板120に対してカバーガラス33側の部分とのみ重なっていてもよい。また、この場合において、二次電池130の裏蓋34側に回路基板120を配置してもよい。
アンテナ電極110bとして、無給電の第1アンテナパターン110b1と給電される第2アンテナパターン110b2とを有する構成について記載したが、アンテナ電極110bはこれに限らない。例えば、アンテナ電極110bをC型のアンテナパターンとし、その始点および終点に給電する一対の給電点が設けられてもよい。この場合、アンテナパターンの両端、すなわちループアンテナの始点から終点までの周囲長を、誘電体により波長短縮された約1波長とする。
電子時計10が受信する電波の例として、GPS衛星8からの電波について説明したが、該電波はこれに限られない。例えば、ガリレオ(EU)、GLONASS(ロシア)などの他の全地球的公航法衛星システム(GNSS)で利用される衛星からの電波が適用できる。また、静止衛星型衛星航法補強システム(SBAS)などの静止衛星や、準天頂衛星(みちびき)等の特定の地域のみで検索できる地域的衛星測位システム(RNSS)などの衛星からの電波も適用できる。
Claims (4)
- 筒状の外装ケースと、
前記外装ケースに収納される文字板と、
前記外装ケースの一方の開口を塞ぐ裏蓋と、
前記外装ケースの内側で前記文字板よりも前記裏蓋側に配置されている電池と、
前記外装ケースの内側に配置され、環状の誘電体で形成された基体と前記基体に設置されたアンテナ電極とを含むアンテナ体と、を含み、
前記文字板の面内方向と平行な方向からみた平面視において、前記基体は、前記文字板の少なくとも一部と、前記電池の少なくとも一部と、に重なっており、
前記外装ケースの内側で前記文字板よりも前記裏蓋側に配置されている地板を含み、
前記地板の外周には、前記外装ケース側に突出した突出部が設けられており、
前記基体には、前記突出部に対向する位置に切欠部が設けられていることを特徴とする電子時計。 - 前記切欠部には、前記アンテナ電極と電気的に接続され所定の電位が給電される給電素子が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電子時計。
- 前記突出部には、前記外装ケースと接触する突起部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子時計。
- 操作部材を含み、
前記切欠部は、前記操作部材と対向する箇所に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電子時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016227751A JP6819240B2 (ja) | 2016-11-24 | 2016-11-24 | 電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016227751A JP6819240B2 (ja) | 2016-11-24 | 2016-11-24 | 電子時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018084494A JP2018084494A (ja) | 2018-05-31 |
JP6819240B2 true JP6819240B2 (ja) | 2021-01-27 |
Family
ID=62238253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016227751A Expired - Fee Related JP6819240B2 (ja) | 2016-11-24 | 2016-11-24 | 電子時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6819240B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102232478B1 (ko) * | 2019-03-29 | 2021-03-26 | (주)파트론 | 웨어러블 기기 |
JP7472702B2 (ja) | 2020-07-27 | 2024-04-23 | セイコーエプソン株式会社 | 電子時計 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07280967A (ja) * | 1994-04-04 | 1995-10-27 | Casio Comput Co Ltd | アンテナ付き電子機器 |
FR2739200B1 (fr) * | 1995-09-26 | 1997-10-31 | Asulab Sa | Piece d'horlogerie comportant une antenne |
JP4382379B2 (ja) * | 2002-03-26 | 2009-12-09 | シチズンホールディングス株式会社 | 電波時計 |
JP2004274609A (ja) * | 2003-03-11 | 2004-09-30 | Sanyo Electric Co Ltd | アンテナ装置、電波時計、電波時計収容体、信号受信装置および受信装置収容体 |
JP4086685B2 (ja) * | 2003-03-14 | 2008-05-14 | Necアクセステクニカ株式会社 | 熱転写記録装置 |
JP5493527B2 (ja) * | 2009-07-14 | 2014-05-14 | セイコーエプソン株式会社 | 無線機能付き時計 |
JP5895700B2 (ja) * | 2011-08-30 | 2016-03-30 | セイコーエプソン株式会社 | アンテナ内蔵式電子時計 |
JP6500497B2 (ja) * | 2015-02-26 | 2019-04-17 | セイコーエプソン株式会社 | 電子時計および電子時計の制御方法 |
-
2016
- 2016-11-24 JP JP2016227751A patent/JP6819240B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018084494A (ja) | 2018-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8897099B2 (en) | Electronic timepiece with internal antenna | |
JP6179123B2 (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
US9727029B2 (en) | Electronic timepiece having an antenna body with dielectric | |
JP5994522B2 (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
US10732578B2 (en) | Electronic timepiece | |
JP5994523B2 (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
JP2013050349A (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
JP6904048B2 (ja) | 電子時計 | |
JP6036084B2 (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
JP6094114B2 (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
JP5573593B2 (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
JP6819240B2 (ja) | 電子時計 | |
JP6911337B2 (ja) | 電子時計 | |
JP2013050360A (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
JP6028490B2 (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
JP6265237B2 (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
JP5831049B2 (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
JP6233431B2 (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
JP2013178190A (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
JP6232729B2 (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
JP2013050370A (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
JP2016038312A (ja) | 時計 | |
JP5998794B2 (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
JP2013050340A (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 | |
JP5811696B2 (ja) | アンテナ内蔵式電子時計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190918 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200729 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200804 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200917 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20201020 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20201201 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20201214 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6819240 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |