JP2004274609A - アンテナ装置、電波時計、電波時計収容体、信号受信装置および受信装置収容体 - Google Patents

アンテナ装置、電波時計、電波時計収容体、信号受信装置および受信装置収容体 Download PDF

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JP2004274609A JP2003065484A JP2003065484A JP2004274609A JP 2004274609 A JP2004274609 A JP 2004274609A JP 2003065484 A JP2003065484 A JP 2003065484A JP 2003065484 A JP2003065484 A JP 2003065484A JP 2004274609 A JP2004274609 A JP 2004274609A
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Moichi Kawai
茂一 川合
Yutaka Saito
豊 斉藤
Masaharu Suzuki
雅晴 鈴木
Toshiharu Hayashi
俊春 林
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Abstract

【課題】利得が大きく、小型化できるアンテナ、および充分な受信感度を有し、小型化できる電波時計の実現。
【解決手段】磁性材料のコア(磁心)を具えるアンテナ11において、磁心3の一端3aまたは両端の断面積を大きくする。あるいは、磁心3に接して磁心より断面積の大きい別の磁性体12を設ける。これにより電波による磁界の磁束が磁心3単独の場合より多く捕捉され、この磁束が磁心を通過すると、コイル中で磁力線密度が増大し、アンテナの受信感度が向上する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアンテナ装置、電波時計、電波時計収容体、信号受信装置および受信装置収容体に関し、特に小型化でき、しかも受信感度のすぐれたアンテナ装置、それを用いた、小型化が可能な信号受信装置、特に電波時計、電波時計の受信感度を向上させる電波時計収容体、および受信装置の受信感度を向上させる受信装置収容体に関する。
【0002】
【従来の技術】
定時報知信号等の時刻情報を含む電波を受信し、それにより表示時刻を修正する時計が普及しつつあり、電波時計と呼ばれている。電波時計の時刻修正には、通常、周波数が40または60kHzの、長波に属する電波が用いられ、このような電波は標準電波と呼ばれている。
【0003】
従来の電波時計には、磁性材料を用いたアンテナをケース内に設け、標準電波を受信するものが、例えば、後に示す特許情報1に従来技術として開示されている。
【0004】
図10は、特許文献1に従来技術として開示された電波時計を示す。この電波時計100では、文字盤101の0時側に接して設けられたアンテナケース102に、コイルアンテナ103が収められている。
【0005】
図11は上記の電波時計のコイルアンテナ103の詳細を示す。コイル105にコア104が挿入されており、コア104はフェライトの棒(ロッド)で、コイル105の巻線はその回りに数百回巻かれている。コア104の長さLは短くて1cmくらい、直径Dは5ないし10mmであると記載されている。
【0006】
図12は、上記のコイルアンテナ103の断面を示している。磁束106がコア104を通過し、これにより、磁界のエネルギーはコイル105に電力として変換される。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−68785号公報 図17等
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の電波時計によると、出力1kWの標準電波JG2ASを半径500kmまでの距離で受信するための感度を確保するには、インピーダンスの増大を避ける必要から、コイル105の直径Dを最小限5mm程度とする必要があるため、コア104に一定以上の断面積が必要になって、コイルアンテナが大型化するという問題がある。なお、現在では標準電波JJYが空中線電力50kW、実効輻射電力10kWで送信されているが、このような状況でも、依然として上記の問題を有している。
【0009】
その結果、上述の従来の電波時計では、コイルアンテナの小型化、従って電波時計自体の小型化が困難であった。
【0010】
それ故本発明の目的は、利得が大きく、小型化できる送受信アンテナ装置を実現することにある。
【0011】
また、本発明の目的は、小型化されても充分な受信感度を有する電波時計を実現することにある。
【0012】
さらに、本発明の目的は、小型化された電波時計の標準電波に対する受信感度を高めることができる、電波時計収容体を実現することにある。
【0013】
本発明の他の目的は、アンテナ部が小型化されても、充分な受信感度を有する信号受信装置を実現することにある。
【0014】
本発明の別の目的は、小型化された信号受信装置を収容し、受信感度を向上させる受信装置収容体を実現することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達するため、本発明のアンテナ装置は、コイルと、前記コイルの軸に沿って設けられた、磁性材料から成る磁心を具え、電波を受信又は送信するアンテナ装置において、前記磁心は、前記軸の方向における少なくとも一端付近では、他の部分より大きい断面積を有することを特徴とする。ここで言う断面積とは、磁心のコイルの軸に垂直な断面の面積を意味する。
【0016】
また、上記目的を達するため、本発明のアンテナ装置は、コイルと、前記コイルの軸に沿って設けられた、磁性材料から成る磁心を具え、電波を受信又は送信するアンテナ装置において、前記磁心に接して又は前記磁心の近傍に、通過する磁力線が前記磁心をも通過しうるように別の磁性体を配置し、前記磁心を通過する磁力線の磁束密度が前記磁性体中よりも大になるように構成されていることを特徴とする。磁性体は磁心と一体でも良い。ここで、磁心を通過する磁力線とは、受信又は送信する電波の磁界に由来する磁力線を意味する。
【0017】
また、上記の目的を達するため、本発明の電波時計は、コイルと、前記コイルの軸に沿って設けられ、磁性材料から成る磁心とを具え、電波を受信するアンテナ部と、前記アンテナ部で受信された前記電波に含まれる時刻信号を利用して、保有する時刻情報を修正する時刻情報修正部とから成る電波時計において、前記磁心は、前記軸の方向における少なくとも一端付近では、他の部分より大きい断面積を有することを特徴とする。
【0018】
また、上記目的を達するため、本発明の他の電波時計は、コイルと、前記コイルの軸に沿って設けられ、磁性材料から成る磁心とを具え、電波を受信するアンテナ部と、前記アンテナ部で受信された前記電波に含まれる時刻信号を利用して、保有する時刻情報を修正する時刻情報修正部とから成る電波時計において、前記アンテナ部は、前記磁心に接して又は前記磁心の近傍に、通過する磁力線が前記磁心をも通過しうるように別の磁性体を配置し、前記磁心を通過する磁力線の磁束密度が前記磁性体中よりも大になるように構成されていることを特徴とする。
【0019】
また、上記目的を達するため、本発明の電波時計収容体は、コイルと、前記コイルの軸に沿って設けられ、磁性材料から成る磁心とを具え、電波を受信するアンテナ部と、前記アンテナ部で受信された電波に含まれる時刻信号を利用して、保有する時刻情報を修正する時刻情報修正部とから成る電波時計と、前記電波時計を分離可能に格納する格納部とから成る電波時計収容体において、前記アンテナ部は、前記磁心に接して又は前記磁心の近傍に、磁力線の少なくとも一部が前記磁心をも通過しうるように配置した別の磁性体を具え、前記磁心を通過する磁力線の磁束密度が前記磁性体中よりも大になるように構成され、前記磁性体の少なくとも一部は前記格納部に含まれることを特徴とする。格納部に含まれるとは、格納部と一体化され、格納部の部分を構成することを意味する。
【0020】
また、上記目的を達するため、本発明の信号受信装置は、コイルと、前記コイルの軸に沿って設けられ、磁性材料から成る磁心とを具え、信号を含む電波を受信するためのアンテナ部と、前記電波に含まれる前記信号を処理する信号処理部とから成る信号受信装置において、前記アンテナ部は、前記磁心に接して又は前記磁心の近傍に、通過する磁力線の少なくとも一部が前記磁心をも通過しうるように配置した別の磁性体を具え、前記磁心を通過する磁力線の磁束密度が前記磁性体中よりも大になるように構成されたことを特徴とする。
【0021】
また、上記目的を達するため、本発明の受信装置収容体は、コイルと、前記コイルの軸に沿って設けられ、磁性材料から成る磁心とを具え、信号を含む電波を受信するためのアンテナ部と、受信された前記電波に含まれる前記信号を処理する信号処理部と、前記信号処理部とを含む信号受信装置と、前記信号受信装置を分離可能に収納する格納部とから成る受信装置収容体において、前記アンテナ部は、前記磁心に接して又は前記磁心の近傍に、通過する磁力線の少なくとも一部が前記磁心をも通過しうるように配置した別の磁性体を具え、前記磁心を通過する磁力線の磁束密度が前記磁性体中よりも大になるように構成され、前記磁性体の少なくとも一部が前記格納部に含まれることを特徴とする。
【0022】
磁心に接してまたはその近傍に、通過する磁力線の少なくとも一部が磁心をも通過しうるように配置した別の磁性体を、以下、単に磁性体と言う。
【0023】
磁性体を通過する磁力線の一部が磁心を通過しても良いが、大部分が、特に全部が、通過することが好ましい。磁性体は、それを通過する磁力線の大部分が磁心をも通過するように、磁心の軸の延長上に設けることが好ましい。磁心の片側に設けても良いが、磁心をはさんで両側に設けることが好ましい。
【0024】
磁性体は、透磁率が磁心と同じなら、磁力線に対して磁心より大きい垂直断面積をもつことが好ましい。これにより、電波の磁界の中で、磁心単独の場合より多くの磁力線が磁性体に捕捉され、これらの磁力線が、磁性体に接し又は近傍に位置する磁心に導入されるので、磁心中の磁束密度が磁心単独の場合よりも大きくなる。
【0025】
もし磁束に対して磁性体の垂直断面積が磁心より小さい場合には、磁性体に捕捉される磁力線が磁心単独より少ない(磁心と透磁率が同じならば)ので、磁心中での磁束密度は磁性体中よりも小さくなる。
【0026】
磁心に付属させる磁性体の形状は、棒状、円柱(盤)状、平板状、半円状等のいずれでも良い。
【0027】
磁性体の透磁率は大きいことが好ましい。磁性体の透磁率が十分大であれば、磁力線に対する幾何学的断面積が磁心と同じでも、磁心中の磁束密度を磁心単独の場合より大きくすることができる。
【0028】
アンテナ部の磁心を構成する材料は、フェライトでも、アモルファス磁性材料でも良い。磁心の形状は、棒状、平板状等のいずれでも良い。磁心は複数に分割されていても良い。
【0029】
磁性体はそれ自体磁力を有するように励磁されていてもよく、この場合、永久磁石、電磁石のいずれを構成しても良い。磁性体は時計等の電源電池を兼ねても良い。
【0030】
磁心の軸方向の両端付近の断面積を中央付近より大きくした場合、または両端に接して磁心よりも大きい断面積の磁性体を配置した場合は、磁心と磁性体の組み合わせはバーベル状となり、一端の断面積を中央付近より大きくした場合、または片側に磁性体を配置した場合は、見かけがボルト状となる。磁心の軸方向とは一般に、磁心のまわりに巻かれたコイルの軸の方向であり、磁心の長手方向とは限らない。
【0031】
本発明のアンテナ装置は、標準時刻信号を搬送する時刻標準電波を利用して、内蔵する時刻情報を修正する、いわゆる「電波時計」に有用である。電波時計のアンテナに本発明を適用した場合、アンテナの受信感度を高めるために磁心に付属させる磁性体は、時計の中に内蔵しても良いが、時計を収納するためのクレードル等の収納容器に装着しても良い。このようなアンテナの形態は、電波時計に限らず、それ以外の信号受信装置にも適用できる。
【0032】
磁束に対し磁心より大きい断面積をもつ別の磁性体を、一端又は両端の断面積を大きくした磁心に接して又は接近して、付設しても良い。磁束に対し断面積の大きい磁性体の代わりに、断面積は同じでも磁心より高い透磁率を有する磁性体を用いても良い。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を示す。
【0034】
図1は本発明の第1の実施の形態に係るアンテナを示す。アンテナ1は、コイル2および磁心3から成る。磁心3はフェライトより成り、軸に垂直な断面積の大きい頭部3aを有する。すなわちボルト状である。断面積の大きい頭部3aを有する磁心3は、それがない場合に比して、電波による磁界の磁束がより多く捕捉されるので、コイル2に誘導される起電力が増大し、アンテナの受信感度が高まる。
【0035】
図2は第2の実施の形態に係るアンテナを示す。アンテナ11は、コイル2、磁心3、磁性体12から成り、磁心3は図1のものと同じ材質、構造を有する。磁心3の断面積の大きい頭部3aとは反対側に接して、磁性体12が設けられている。磁性体12は、コイル2および磁心3の軸に対し磁心3の頭部3aよりさらに大きい断面積を有する。磁心3の頭部3aと反対側に、磁心3に接して磁性体12を設けたことにより、図1のアンテナよりさらに高い受信感度が得られる。それは、磁心3に接して設けた断面積の大きい磁性体12によって、電波による磁界の磁束が磁心3単独の場合より多く捕捉され、この磁束が磁心を通過するので、磁心を通過する磁力線の磁束密度が増大するためである。磁性体12と頭部3aとは若干離れていても良い。
【0036】
図3(a)および(b)は、第3の実施の形態として、図2に示した構造のアンテナを有する電波時計を示す。図3(a)は平面図、図3(b)はX−X断面の説明図である。電波時計15は、時計文字盤16、ケーシング17、時計バンド18から成る。便宜上、機械部の図示を省略した。アンテナ11は図示しない機械部とともにケーシング17に組み込まれており、磁心3の頭部3aは時計文字盤16の0時側の外側に露出し、より広い面積をもつ磁性体12はケーシング17の裏側(文字盤16と反対側)に位置する。この電波時計の標準電波に対する受信感度は、単なる棒状のフェライト磁心を用いた場合より、最大5dB程度高い感度を示す。
【0037】
図4は、第4の実施の形態に係るアンテナを示す。アンテナ21はコイル2および磁心23から成る。磁心23は、磁心3と同様フェライトより成るが、両端に軸に垂直な断面積の大きい部分23aおよび23bを有する。すなわち、バーベル状である。両端部で断面積を大きくした磁心23は、そうでない場合に比して、電波による磁界の磁束をより多く捕捉し、コイル2に誘導される起電力が増大するので、アンテナの受信感度が高まる。
【0038】
図5は、第5の実施の形態に係る電波時計を示す。電波時計のアンテナはケーシング31の内部に、図示しない機械本体とともに組み込まれ、コイル32と、円柱形の磁心33と、2個の円弧状の磁性体34a,34bから成る。コイル32と磁心33はケーシング31の中央部に、磁性体34a,34bはケーシング31の内側に接して設けられている。磁心33の両端近くに磁性体34a,34bを設けることにより、それがない場合に比して、電波による磁界の磁束がより多く捕捉され、この磁束が磁心33を通過するので、磁心33を通過する磁力線の磁束密度が増大し、アンテナの受信感度が高くなる。
【0039】
図6は、第6の実施の形態に係る電波時計を示す。図5の電波時計の円柱形の磁心33の代わりに、図4に示したような、両端に断面積の大きい部分43a,43bをもつ磁心43を用いている。その他は、図5の電波時計と同じである。
【0040】
図7は、第7の実施の形態に係る電波時計収容体を示す。電波時計51は、便宜上図示しない機械部、時計文字盤56、ケーシング57、時計バンド58から成り、アンテナはコイル52と円柱状の磁心53を有する。磁心53はケーシング57内に、時計文字盤56の下に、0時と6時を結ぶ線の方向に配置されている。クレードル59は電波時計51を格納する格納具で、電波時計51は、使用時にはクレードル59から取り外して使用し、就寝中など使用しないときはクレードル59に載せて格納する。クレードル59には磁心53の両端に重なる位置に、円盤状のフェライト板54aおよび54bが埋設されている。フェライト板54aおよび54bはアンテナの補助部材となっており、コイル52と磁心53とともにアンテナを構成している。磁心53の両端近くに設けた面積の広い磁性体54a,54bにより、それがない場合よりも電波による磁界の磁束が多く捕捉され、この磁束が磁心53を通過するので、磁心53を通過する磁力線の磁束密度が増大し、アンテナの受信感度が高くなる。
【0041】
図8は、第8の実施の形態に係る電波時計収容体を示す。電波時計61は、便宜上図示しない機械部、時計文字盤56、ケーシング57、時計バンド58から成り、アンテナはコイル62と円柱状の磁心63を有する。磁心63はケーシング57内に、時計文字盤56の3時と9時を結ぶ線の方向に、直径のほぼ全体にわたって配置されている。クレードル69には、図7の磁性体54a,54bの代わりに、磁心63の両端に重なる位置に、半円形のフェライト板64aおよび64bが埋設されている。なお、フェライト板64aおよび64bは、一部がクレードル69に埋設され、クレードル69から露出した部分が電波時計61のケーシング57を包囲するように形成されても良い。磁性体64a,64bにより、それがない場合よりも電波による磁界の磁束が多く捕捉され、この磁束が磁心63を通過するので、磁心63を通過する磁力線の磁束密度が増大し、磁心63のみから成る場合よりもアンテナの受信感度が高くなる。また、上記した電波時計に代えて、時刻の表示部を持たずに電波の受信および計時動作を行う無線タグ等の信号受信装置であっても良い。
【0042】
図9(a)は、第9の実施の形態として、図2に示した電波時計のアンテナ11を含む受信回路部を示す。受信回路部は、アンテナ11、コンデンサ72、電力増幅部73、およびチューニング回路74から成る。アンテナ11のコイル2とコンデンサ72は、LCの並列共振回路を構成している。アンテナ11は40kHzの標準電波を受信して、磁界変化に基づく電力を出力する。この電力は電力増幅部73で増幅され、チューニング回路74を経て出力され、図示しない信号処理部で処理される。信号処理部は、受信した標準電波に基づいて電波時計の時刻情報を修正する。
【0043】
アンテナ11とコンデンサ72からなる並列共振回路の共振周波数(同調周波数)は、外界近傍に置かれた金属・磁性体当の影響で所望の周波数(例えば、40kHz)からずれることがある。
【0044】
図9(b)は、第10の実施の形態として、図2に示した電波時計のアンテナ11を含む受信回路部を示す。受信回路部は、図9(a)の構成に加えて磁界発生部75を構成するコイル2Aと磁心3Aを有する。チューニング回路部74は、図示しない構成として40kHzの基準発振回路を内蔵しており、コイル2Aはチューニング回路部74によって通電される。また、図9(b)の受信回路部は、LCの並列共振回路を構成する容量可変型のコンデンサ72Aを設ける構成において図9(a)の構成と相違している。
【0045】
第10の実施の形態によると、チューニング回路部74は、内蔵した基準発振回路によって随時基準発振を動作させることにより40kHzの磁界を発生させる。また、チューニング回路部74は、アンテナ11からの信号を検出して最大の出力が得られるようにコンデンサ72Aを調整することで、常に安定した受信状態を得ることができる。
【0046】
なお、上記した第10の実施の形態では、コンデンサ72Aをアンテナ11に設けた構成を説明したが、例えば、コンデンサの可変容量部分をチューニング回路部74に内蔵させても良い。また、チューニング回路部74に基準発振回路を内蔵させずに外界の磁界の変化に対して最大の出力が得られるように容量可変型のコンデンサを調整する構成としても良い。
【0047】
【発明の効果】
本発明によると、コイルと、コイルの軸に沿って設けられた、磁性材料から成る磁心を具えるアンテナ装置の磁心の、コイルの軸の方向における少なくとも一端付近では、その断面積を他の部分よりも大きくすることにより、利得が大きく、小型化できる送受信アンテナ装置が実現される。これは、受信の場合、端部の断面積の大きい磁心は、それがない場合に比して、電波による磁界の磁束をより多く捕捉するので、コイルに誘導される起電力が増大するためである。送信の場合、コイルの電流により磁心の中央付近に生ずる磁束が断面積の大きい端部で拡がり、そこから放射されるので、より強い磁界を空間に形成する。
【0048】
また本発明によると、コイルと、コイルの軸に沿って設けられた、磁性材料から成る磁心を具えるアンテナ装置において、磁心に接して又はその近傍に、通過する磁力線の少なくとも一部が磁心を通過しうるように磁性体を配置し、磁心を通過する磁力線の磁束密度が磁性体中よりも大になるように構成することにより、利得が大きく、小型化できる送受信アンテナ装置が実現される。これは、磁心に接して又は近傍に断面積の大きい磁性体を設けることにより、受信の場合、電波による磁界の磁束がより多く捕捉され、磁心を磁束密度の高い磁力線が通過するため、受信感度が高くなることによる。送信の場合には、コイルの電流により磁心に生じる磁束が断面積の大きい磁性体中に拡がり、そこから放射されるので、より強い磁界を空間に形成する。
【0049】
さらに本発明によると、アンテナで受信された電波に含まれる時刻信号によって、保有する時刻情報を修正する電波時計において、アンテナの磁性材料から成る磁心の、コイルの軸の方向における少なくとも一端付近では、磁心の断面積を他の部分よりも大きくすることにより、小型化されても充分な受信感度を有する電波時計が実現される。
【0050】
また本発明によると、アンテナで受信された電波に含まれる時刻信号により、保有する時刻情報を修正する電波時計において、磁心に接して又は磁心の近傍に、通過する磁力線の少なくとも一部が磁心をも通過しうるように配置した他の磁性体を設け、磁心を通過する磁力線の磁束密度が磁性体中よりも大になるように構成することにより、小型化されても充分な受信感度を有する電波時計が、実現される。
【0051】
さらに本発明によると、磁心を具えるアンテナ装置と、アンテナ装置に受信された時刻信号を利用して時刻情報を修正する電波時計と、収納部材とから成る電波時計収容体において、アンテナ装置の磁心に接して又は磁心の近傍に、磁力線の少なくとも一部が磁心をも通過しうるように配置した別の磁性体を設け、磁心を通過する磁力線の磁束密度が磁性体中よりも大になるように構成し、収納部材が磁性体の少なくとも一部を含むようにしたことにより、電波時計を本発明の電波時計収容体に収容すると、小型化されたアンテナ装置でも、弱電界の下で標準電波により確実に電波時計の時刻修正をすることが可能になる。
【0052】
電波時計以外の信号受信装置についても、同様の構造のアンテナ装置を具え、収納部材が磁心とは別の磁性体の少なくとも一部を含むようにした本発明の信号受信装置収容体は、信号受信装置の小型化と高い受信感度を両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るアンテナの断面説明図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るアンテナの断面説明図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る電波時計の(a)平面図および (b)断面説明図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係るアンテナの断面説明図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る電波時計の断面説明図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る電波時計の断面説明図である。
【図7】本発明の第7の実施の形態に係る電波時計収容体の斜視図である。
【図8】本発明の第8の実施の形態に係る電波時計収容体の斜視図である。
【図9】(a)は、本発明の第9の実施の形態に係る電波時計の受信回路部の回路ブロック図、(b)は、本発明の第10の実施の形態に係る電波時計の受信回路部の回路ブロック図である。
【図10】従来の電波時計の斜視図である。
【図11】従来の電波時計のコイルアンテナの斜視図である。
【図12】従来のコイルアンテナの断面説明図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 コイル
2A コイル
3 磁心
3A 磁心
3a 頭部
11 アンテナ
12 磁性体
15 電波時計
16 時計文字盤
17 ケーシング
18 時計バンド
21 アンテナ
23 磁心
23a,23b 断面積の大きい部分
31 ケーシング
32 コイル
33 磁心
34a,34b 磁性体
43 磁心
43a,43b 断面積の大きい部分
51 電波時計
52 コイル
53 磁心
54a,54b フェライト板
56 時計文字盤
57 ケーシング
58 時計バンド
59 クレードル
61 電波時計
62 コイル
63 磁心
64a,64b フェライト板
69 クレードル
71 受信回路部
72 コンデンサ
72A 容量可変型コンデンサ
73 電力増幅部
74 チューニング回路部
75 磁界発生部
100 電波時計
101 文字盤
102 アンテナケース
103 コイルアンテナ
104 コア
105 コイル

Claims (14)

  1. コイルと、前記コイルの軸に沿って設けられた、磁性材料から成る磁心を具え、電波を受信又は送信するアンテナ装置において、
    前記磁心は、前記軸の方向における少なくとも一端付近では、他の部分より大きい断面積を有することを特徴とするアンテナ装置。
  2. コイルと、前記コイルの軸に沿って設けられた、磁性材料から成る磁心を具え、電波を受信又は送信するアンテナ装置において、
    前記磁心に接して又は前記磁心の近傍に、通過する磁力線が前記磁心をも通過しうるように別の磁性体を配置し、前記磁心を通過する磁力線の磁束密度が前記磁性体中よりも大になるように構成されていることを特徴とするアンテナ装置。
  3. 前記磁性体は、前記磁心より大なる断面積を有することを特徴とする請求項2記載のアンテナ装置。
  4. 前記磁性体は、前記磁心の両側に設けられていることを特徴とする請求項2記載のアンテナ装置。
  5. 前記磁性体は、前記電波の磁界によらないで励磁されていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のアンテナ装置。
  6. 前記磁性体は、永久磁石であることを特徴とする請求項5記載のアンテナ装置。
  7. コイルと、前記コイルの軸に沿って設けられ、磁性材料から成る磁心とを具え、電波を受信するアンテナ部と、前記アンテナ部で受信された前記電波に含まれる時刻信号を利用して、保有する時刻情報を修正する時刻情報修正部とから成る電波時計において、
    前記磁心は、前記軸の方向における少なくとも一端付近では、他の部分より大きい断面積を有することを特徴とする電波時計。
  8. コイルと、前記コイルの軸に沿って設けられ、磁性材料から成る磁心とを具え、電波を受信するアンテナ部と、前記アンテナ部で受信された前記電波に含まれる時刻信号を利用して、保有する時刻情報を修正する時刻情報修正部とから成る電波時計において、
    前記アンテナ部は、前記磁心に接して又は前記磁心の近傍に、通過する磁力線が前記磁心をも通過しうるように別の磁性体を配置し、前記磁心を通過する磁力線の磁束密度が前記磁性体中よりも大になるように構成されていることを特徴とする電波時計。
  9. 前記アンテナ部は、外界の磁界に応じて利得の調整を行う受信回路部を含むことを特徴とする請求項7又は8記載の電波時計。
  10. 前記受信回路部は、前記アンテナ部の共振周波数に応じた磁界を発生させる磁界発生部を含むことを特徴とする請求項9記載の電波時計。
  11. コイルと、前記コイルの軸に沿って設けられ、磁性材料から成る磁心とを具え、電波を受信するアンテナ部と、前記アンテナ部で受信された電波に含まれる時刻信号を利用して、保有する時刻情報を修正する時刻情報修正部とから成る電波時計と、前記電波時計を分離可能に格納する格納部とから成る電波時計収容体において、
    前記アンテナ部は、前記磁心に接して又は前記磁心の近傍に、磁力線の少なくとも一部が前記磁心をも通過しうるように配置した別の磁性体を具え、前記磁心を通過する磁力線の磁束密度が前記磁性体中よりも大になるように構成され、
    前記磁性体の少なくとも一部は前記格納部に含まれることを特徴とする電波時計収容体。
  12. 前記磁性体は、前記格納部に全体が含まれることを特徴とする請求項11記載の電波時計収容体。
  13. コイルと、前記コイルの軸に沿って設けられ、磁性材料から成る磁心とを具え、信号を含む電波を受信するためのアンテナ部と、前記電波に含まれる前記信号を処理する信号処理部とから成る信号受信装置において、
    前記アンテナ部は、前記磁心に接して又は前記磁心の近傍に、通過する磁力線の少なくとも一部が前記磁心をも通過しうるように配置した別の磁性体を具え、前記磁心を通過する磁力線の磁束密度が前記磁性体中よりも大になるように構成されたことを特徴とする信号受信装置。
  14. コイルと、前記コイルの軸に沿って設けられ、磁性材料から成る磁心とを具え、信号を含む電波を受信するためのアンテナ部と、受信された前記電波に含まれる前記信号を処理する信号処理部と、前記信号処理部とを含む信号受信装置と、前記信号受信装置を分離可能に収納する格納部とから成る受信装置収容体において、
    前記アンテナ部は、前記磁心に接して又は前記磁心の近傍に、通過する磁力線の少なくとも一部が前記磁心をも通過しうるように配置した別の磁性体を具え、前記磁心を通過する磁力線の磁束密度が前記磁性体中よりも大になるように構成され、
    前記磁性体の少なくとも一部が前記格納部に含まれることを特徴とする受信装置収容体。
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