JP2016023576A - 動弁機構のカム - Google Patents
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Abstract
【課題】内燃機関の動弁機構において、タペットに対する振動や摩擦抵抗によるエネルギー損失を抑制するカムを提供する。
【解決手段】カム1は、内燃機関の弁を駆動する動弁機構に設けられるカムであって、ベース11とホルダ12と球状部材13とを備える。ベース11は、動弁機構のカムシャフト2に設けられる。ホルダ12は、ベース11に組み付けられて、バルブリフト区間を形成する。球状部材13は、バルブリフト区間のリフト部(カム面)Bから一部を露出させてホルダ12に保持されるとともにリフト部Bよりも内側に中心が配置される。
【選択図】 図1
【解決手段】カム1は、内燃機関の弁を駆動する動弁機構に設けられるカムであって、ベース11とホルダ12と球状部材13とを備える。ベース11は、動弁機構のカムシャフト2に設けられる。ホルダ12は、ベース11に組み付けられて、バルブリフト区間を形成する。球状部材13は、バルブリフト区間のリフト部(カム面)Bから一部を露出させてホルダ12に保持されるとともにリフト部Bよりも内側に中心が配置される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、内燃機関の動弁機構のカムに関する。
内燃機関の動弁機構において、カムの摺動面における摩擦抵抗を軽減するために、バルブリフト部にあたるカムの長径部にローラを備えたカムが知られている。特許文献1に記載されたカムは、一体に形成されたベースカムのバルブリフト部にローラを装着するための溝を設け、カムシャフトと平行なローラ回転軸を介してローラを保持している。また、カムを幅方向に第1のベースカム分割部材と第2のベースカム分割部材とに分けて作り、それぞれカムシャフトに通してロウ付けすることで組み立てることが記載されている。
また、特許文献2には、バルブのリフト量を変化させるために、カム頂点区分(バルブリフト部)の半径方向に駆動するピストンが組み込まれたカムが記載されている。このピストンは、先端部に転動可能に支承された球を有している。カムは、カムシャフト内に設けられた潤滑油通路に連通する圧力室を有している。ピストンは、潤滑油通路に連通した圧力室に供給される潤滑油の圧力によって変位する。特許文献2では、カムと協動するタペットの転動面に沿って転動可能な球が回動可能に支承されていることによってタペットとカムとの間の摩耗および摩擦損失が著しく減じられることを開示している。
ところで、カムによって押されるタペットは、同じ位置が擦れて摩耗しないように、カムシャフトに沿う方向へカムの摺動面に対して偏心して配置される。これにより、タペットは、カムとの摩擦抵抗によって少しずつ回転され、タペットの摺動面が局部的に摩耗することを防いでいる。
しかし、カムの摺動面(外周面)の幅の中心に対してタペットの摺動面の中心が偏心していると、特許文献1のようにカムにローラを設けても、タペットの回転に伴う捩れ摩擦がローラとタペットとの間に生じ、その摩擦に応じたエネルギー損失が生じる。また、特許文献2に記載されたカムの場合、球は、ピストンの先端に形成された半球状の支承面で支持される。したがって、球がタペットに転接している限りでは、特許文献1のような捩れ摩擦は生じない。しかし、ピストンから脱落しないように球を保持するためには、球の大円を越えて把持する必要がある。つまり、特許文献2の場合、球を把持するために、支承面の縁を半径方向で内方に曲げていることが明記されている。その結果、バルブのリフト量を変化させるために延び出たピストンがタペットに接するようになり、ピストンとタペットとの摩擦によるエネルギー損失が生じるだけでなく、ピストン及び球が、カムの外周面から不連続にタペットに接することになるため、振動を発生させる。
また、特許文献2において、各カムのピストンを駆動させる圧力室は、互いにカムシャフトの中心を通る潤滑油通路で連結されている。そのため、球がタペットに接しているピストンから球がタペットに接していないピストンへ、タペットを押すための力が潤滑油通路を介して逃げてしまう。つまり、特許文献2のカム機構ではバルブの開度を厳密に制御できない可能性がある。
そこで、本発明に係る一実施形態は、内燃機関の動弁機構において、タペットに対する振動や摩擦抵抗によるエネルギー損失を抑制するカムを提供する。
本発明に一実施形態のカムは、内燃機関の弁を駆動する動弁機構に設けられるカムであって、ベースとホルダと球状部材とを備える。ベースは、動弁機構のカムシャフトに設けられる。ホルダは、ベースに組み付けられて、バルブリフト区間を形成する。球状部材は、バルブリフト区間のカム面から一部を露出させてホルダに保持されるとともにカム面よりも内側に中心が配置される。
このとき、ベースは、カムシャフトの軸線に垂直な面に沿って突出した凸部を有し、ホルダは、カムシャフトの軸線に沿う方向に凸部を挟む連結片を有し、カムは、カムシャフトの軸線に沿う方向へベース及びホルダを貫通する締結具をさらに備える。または、ホルダは、カムシャフトの軸線に垂直な面に沿って突出した凸部を有し、ベースは、カムシャフトの軸線に沿う方向に凸部を挟む連結片を有し、カムは、カムシャフトの軸線に沿う方向へベース及びホルダを貫通する締結具をさらに備える。締結具は、ボルトでもよいしキーやピンであってもよい。
また、ホルダは、カムシャフトの軸線に垂直に球状部材の中心を通る面で二分割に形成されていてもよい。また、突部は蟻型に形成され、連結片は蟻型に嵌合する蟻溝に形成されていることも好ましい。
本発明に係る発明のカムによれば、球状部材がバルブリフト区間を形成するホルダから一部を露出させ、かつ、カム面よりも内側に中心が配置されるので、バルブリフト区間におけるタペットに対する摺動がカム面から球状部材になだらかに遷移する。そして、タペットとの摩擦力が最大になるバルブリフト区間において、球状部材がタペットに転接することによって、摩擦抵抗を軽減する。さらにタペットが偏摩耗しないようにカムの中心とタペットの中心とがオフセットされている場合でも、球状部材が転接しているので、タペットの回転に伴う捩れ摩擦が生じない。つまり、このカムは、タペットに対する振動や摩擦抵抗によるエネルギー損失を抑制することができる。そして、球状部材を保持するホルダは、ベースに組み付けられるように別体に構成されているので、加工精度を損なうことなく製造コストを抑えることができる。さらに球状部材を採用していることによって、ローラの場合とは異なり支持軸が不要となり、部品点数を減らすことができる。
また、カムシャフトの軸線に垂直な面に沿って突出した凸部をベースが有し、カムシャフトの軸線に沿う方向に凸部を挟む連結片をホルダが有し、カムシャフトの軸線に沿う方向へベース及びホルダを貫通する締結具を備える発明のカム、または、カムシャフトの軸線に垂直な面に沿って突出した凸部をホルダが有し、カムシャフトの軸線に沿う方向に凸部を挟む連結片をベースが有し、カムシャフトの軸線に沿う方向へベース及びホルダを貫通する締結具を備える発明のカム、によれば、カム面に締結具が露出しない。ベースとホルダのカム面を加工しやすく組み立て時の誤差も少なくなる。
カムシャフトの軸線に垂直に球状部材の中心を通る面でホルダを二分割に形成する発明のカムによれば、球状部材をホルダに組み込むための構造が簡素であり製造も容易になる。
さらに、凸部が蟻型に形成され、連結片が蟻型に嵌合する蟻溝に形成される発明のカムによれば、カムがタペットに摺接しながら回転することによってベースとホルダの結合部に掛る負荷が、蟻型と蟻溝の結合部に分散されるため、結合具に係る剪断応力が軽減される。
本発明に係る第1の実施形態のカムについて、図1及び図2を参照して説明する。図1に示すカム1は、内燃機関の弁を駆動する動弁機構に設けられる。カム1は、ベース11とホルダ12とボール(球状部材)13とを備える。ベース11は、内燃機関と連動して回転するカムシャフト2の中心に対して半径の小さい、すなわち弁を閉じた状態に維持するベース区間のカム面であるベース部Aを形成し、カムシャフト2に一体に形成される。ホルダ12は、ベース11に組み付けられる別部材に形成され、カムシャフト2を中心に半径の大きい、すなわち弁の開度を最大にするバルブリフト区間のカム面であるリフト部Bを形成する。
球状部材であるボール13は、ホルダ12のバルブリフト区間のリフト部Bの先端部から一部を露出させ、外周面の一部がリフト部Bの外周面よりも外側に出るようにてホルダ12に回動自由に保持される。このときボール13は、ホルダ12においてリフト部Bよりも内側に中心が位置するように配置される。具体的には、バルブリフト区間のリフト部Bからボール13の外表面へなだらかに遷移するように、リフト部Bの曲率に対してボール13の半径が設定される。したがって、ボール13は、カムシャフト2の軸線に沿う方向の直径の両端部がホルダ12に保持されるので、ホルダ12から脱落することはない。
図2に示すように、ベース11は、カムシャフト2の軸線に垂直な面に沿って突出した凸部14を有している。この凸部14は、カムシャフト2の軸線に交差する方向に直線状に延びており、ボール13と対向している。またベース11には、カムシャフト2の軸線に沿って凸部14を挟むように接合座部142が設けられている。ホルダ12は、カムシャフト2の軸線に沿う方向に凸部14を挟む連結片15を有している。本実施形態において、ホルダ12は、カムシャフト2の軸線に垂直にボール13の中心を通る面で二分割に形成されている。バルブリフト区間(リフト部B)の頂点となる端部には二分割にされたホルダ12の合わせ面に対称でリフト部Bの端部に切欠を設けてそれぞれボールを収納する球面状の凹部16が形成されている。二分割にされたホルダ12は、カムシャフト2に沿う方向においてホルダ12の凹部16とリフト部Bに囲まれた部分をカムシャフト2の軸線に沿う方向に貫通する二本の結合ボルト17で一体に結合される。
また、ホルダ12は、カムシャフト2の軸線に沿う方向へベース11の凸部14とホルダ12の連結片15とを貫通する締結具18によって、二分割にされたホルダ12が連結片15の下面がベース11の頂部141と、ボルト17及び締結部18の締結位置よりも下方(カムシャフト2側)に位置する接合座部142とに当接し、ベース11の凸部14とボール13とをカムシャフト2の軸方向に沿って挟むようにベース11に組み付けられる。この締結具18は、連結片15の片側から反対側まで貫通したボルトであって、連結片15の一方に締結具18に螺合するネジ孔が設けられる。締結具18は、ベース11の凸部14に形成されたネジ穴に分割されたホルダ12の連結片15をそれぞれ締め付ける2つのボルトであってもよい。また、締結具18は、凸部14と連結片15を位置決めかつ固定するピンであってもよい。ピンを装着する場合は、運転中にピンが脱落しないように溶接する、かしめる、冷し嵌めする、もしくは圧入してもよい。また、締結具18とは別に位置決め専用のピンを設けてもよい。締結具18として1本のボルトを示しているが、結合ボルト17と兼用にした複数本、例えば2本、の締結具18を設けてもよい。
さらに、本実施形態において、ホルダ12から露出したボール13の反対側の部分は、図2に示すようにベース11の凸部14の頂部141に当接するように形成されている。ボール13がタペットに転接する場合、タペットから反力を受ける。本実施形態では、その力をホルダ12だけでなくベース11でも受け止めるようにすることで、ホルダ12に係る負荷を軽減する。ボール13に対して潤滑油を供給する場合、カムシャフト2の軸線を通る油供給路からカムシャフト2の半径方向へ凸部14の頂部141に向けて延びる分配路を介して供給する。分配路は、頂部から油供給路に向けて穿孔される。したがって、カム1の外周面であるカム面(ベース部A及びリフト部B)に分配路を加工するための孔が露出しない。なお、ボール13を凸部14の頂部で直接支持する代わりに、凸部14の頂部141にボール13を受け止める専用の受座を設けてもよい。
以上のように構成された第1の実施形態のカム1は、バルブリフト区間においてボール13でタペットに転接する。したがって、カム1とタペットの間の摩擦抵抗が軽減されるとともに、偏摩耗を防止するためにカム1の中心に対してタペットの中心を偏心させて配置している場合に、回転するタペットに対してカム1のバルブリフト区間による捩れ摩擦を発生させない。その結果、このカム1を採用することで、摩擦抵抗に起因するエネルギー損失を抑制することができる。
また、ボール13を支持するためのホルダ12の構造が簡素であり、カムシャフト2側の加工も容易になるため、カム1のバルブリフト区間がカムシャフト2に一体に形成された現状のものから容易に構造変更することができる。ボール13から受ける荷重を凸部14の頂部(または受座)で支持するので、二分割されたホルダを押し広げる方向の力がホルダ12に作用しない。したがって、結合ボルト17に加わる荷重が軽減される。
本発明に係る第2の実施形態のカム1について、図3及び図4を参照して説明する。第2の実施形態において、第1の実施形態のカム1と同じ機能を有する構成は、以下の説明及び図中において同一の符号を付し、詳細な説明は第1の実施形態の記載を参酌することとする。図3はカム1の斜視図であり、図4はカム1の分解斜視図である。
図3及び図4に示すカム1は、カムシャフト2の中心に向かって延びた凸部14をホルダ12に有し、連結片15をベース11に有している。ホルダ12は、図4に示すようにカムシャフト2の軸線に垂直にボール13の中心を通る面で二分割に形成されている。これに伴って、凸部14も同じく二分割される。なお、締結具18は、第1の実施形態と同様に、二分割にされたホルダ12を組み合わせる結合ボルト17と兼用に設けられてもよい。
以上のように構成されているカム1によれば、ボール13に加わる荷重が二分割されたホルダ12に対して押し広げる方向に作用しても、凸部14が連結片15によって保持されるので結合ボルト17に加わる荷重は軽減される。上記以外の構成は、第1の実施形態のカム1と同様であり、簡素な構造によって同じ効果を奏する。
本発明に係る第3の実施形態のカム1について、図5及び図6を参照して説明する。第3の実施形態において、第1の実施形態のカムと同じ機能を有する構成は、以下の説明及び図中において同一の符号を付し、詳細な説明は第1の実施形態の記載を参照することとする。図5はカム1の斜視図であり、図6はカム1の分解斜視図である。
図5及び図6に示すカム1は、ベース11に凸部14を有し、ホルダ12に連結片15を有している。第3の実施形態のカム1において、凸部14は、頂部141に向かって幅広になる逆テーパ形状の断面、いわゆる「蟻型」のレールに形成され、連結片15は、カムシャフト2に直交する方向へこの蟻型に嵌合するいわゆる「蟻溝」に形成されている。
また、ホルダ12に設けられる球面状の凹部16は、カムシャフト2の半径方向へベース11側から加工されている。したがって、バルブリフト区間のリフト部Bには、ボール13の一部が露出する部分のみ開口される。ボール13を所定の位置に保持するために、受座19が、ベース11に面したホルダ12の内側に取り付けられる。受座19は、外周にネジを有し、ホルダ12に設けられたネジに螺合される。受座19が動かないように、ネジに接着剤を塗布してもよいし、締結具18と同じ方向に受座19のネジに突き当たる止めネジを取り付けてもよい。締結具18は、蟻型の凸部14と蟻溝の連結片15をカムシャフト2に沿う方向へ貫通するように取り付けられる。
受座19は、ネジを設ける代わりに、ボール13から凸部14の頂部141までの寸法に合致するように作られてもよい。また、第2の実施形態のように、蟻型の凸部14をホルダ12に形成し、蟻溝の連結片15をベース11に形成してもよい。第3の実施形態のカム1の場合、ホルダ12は、ベース11に対して蟻型と蟻溝とで嵌合しているため、カムシャフト2の半径方向に保持される。したがって、ホルダ12を蟻溝の連結片15に沿って移動しないように固定すればよい。そこで、締結具18は、カムシャフト2に沿う方向に差し込まれるピンであってもよい。
以上のように構成された第3の実施形態のカム1は、第1及び第2の実施形態と同様にタペットに対する摩擦抵抗が軽減されるとともに捩れ摩擦も発生させないので、摩擦抵抗に起因するエネルギー損失を抑制することができる。さらに、ベース11とホルダ12が蟻型と蟻溝によって連結されているので、ベース11とホルダ12との接合部において締結具18に掛る応力が軽減される。また、ホルダ12を二分割していないので、結合ボルト17が不要になり、組立作業が簡素化される。
なお、以上のように本発明のいくつかの実施形態を説明した、ただし、上述の実施形態は一例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。上述の実施形態は、そのほかの様々な形態で実施されることが可能である、すなわち発明の用紙を逸脱しない範囲で、一部の構成要素の省略、生き換え、変更を行うことができる。これらによって生じる実施形態やその変形例は、発明の範囲や用紙に含まれるとともに特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、第1及び第2の実施形態のカムにおいて、凸部と連結片の形状を第3の実施形態の蟻型の凸部とこれに対応する蟻溝の連結片に形成されていてもよい。また、第3の実施形態において凸部がホルダに形成され、連結片がベースに形成されていてもよい。また、第1から第3の実施形態における凸部と連結片の嵌合部の形状として、凸部がT字形のレールに形成され、連結片がこのレールに嵌合するT字形のスロットを形成するように設けられていてもよい。
1…カム、2…カムシャフト、11…ベース、12…ホルダ、13…ボール(球状部材)、14…凸部、15…連結片、16…凹部、18…締結具、A…ベース部(カム面)、B…リフト部(カム面)
Claims (5)
- 内燃機関の弁を駆動する動弁機構に設けられるカムであって、
前記動弁機構のカムシャフトに設けられるベースと、
前記ベースに組み付けられてバルブリフト区間を形成したホルダと、
前記バルブリフト区間のカム面から一部を露出させてホルダに保持されるとともに前記カム面よりも内側に中心が配置された球状部材と
を備えることを特徴とするカム。 - 前記ベースは、前記カムシャフトの軸線に垂直な面に沿って突出した凸部を有し、
前記ホルダは、前記カムシャフトの軸線に沿う方向に前記凸部を挟む連結片を有し、
前記カムシャフトの軸線に沿う方向へ前記ベース及び前記ホルダを貫通する締結具をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載されたカム。 - 前記ホルダは、前記カムシャフトの軸線に垂直な面に沿って突出した凸部を有し、
前記ベースは、前記カムシャフトの軸線に沿う方向に前記凸部を挟む連結片を有し、
前記カムシャフトの軸線に沿う方向へ前記ベース及び前記ホルダを貫通する締結具をさらに備える
ことを特徴とする請求項1に記載されたカム。 - 前記ホルダは、前記カムシャフトの軸線に垂直に前記球状部材の中心を通る面で二分割に形成される
ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載されたカム。 - 前記凸部は、蟻型に形成され、
前記連結片は、前記蟻型と嵌合する蟻溝に形成される
ことを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載されたカム。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2014147429A JP2016023576A (ja) | 2014-07-18 | 2014-07-18 | 動弁機構のカム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014147429A JP2016023576A (ja) | 2014-07-18 | 2014-07-18 | 動弁機構のカム |
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JP2016023576A true JP2016023576A (ja) | 2016-02-08 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113449400A (zh) * | 2021-07-20 | 2021-09-28 | 合肥工业大学 | 一种多轴颈凸轮轴分时迁移校直参数蚁群优化方法 |
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2014
- 2014-07-18 JP JP2014147429A patent/JP2016023576A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113449400A (zh) * | 2021-07-20 | 2021-09-28 | 合肥工业大学 | 一种多轴颈凸轮轴分时迁移校直参数蚁群优化方法 |
CN113449400B (zh) * | 2021-07-20 | 2022-10-25 | 合肥工业大学 | 一种多轴颈凸轮轴分时迁移校直参数蚁群优化方法 |
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