JP2016022574A - エアーハンマー工具、及びエアーハンマー工具の打撃力調整方法 - Google Patents

エアーハンマー工具、及びエアーハンマー工具の打撃力調整方法 Download PDF

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Abstract

【課題】先端の径の大きな先端工具であっても装置全体を大型化することなく該先端工具を装着固定することができるエアーハンマー工具を提供する。
【解決手段】キャップ30に設けられた先端工具通孔部34に先端工具40を該先端工具40の基端40a側から挿通し、挿通された先端工具40の軸部42にブッシュ51、リング体52、及びコイルスプリング55の順で外嵌し、該先端工具40の基端40aに設けられたフランジ部43と該コイルスプリング55の基端との間に割カラー56を圧入し、この状態でキャップ30をエアーハンマー本体2の先端筒部20に螺着することで該コイルスプリング55を常時弾縮状態とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮空気によってハンマーを往復動させるエアーハンマー工具に関する。
従来、ハンドタイプの衝撃工具としては、圧縮空気を駆動源としたエアーハンマー工具が知られている。このようなエアーハンマー工具は、前後摺動可能なハンマーを備え、ハンマーの後端側に導入された圧縮空気によってハンマーが前進して先端工具に衝撃が与えられる。
例えば特許文献1には、スナップ(先端工具)の先端側をくぐらせて装着した引張コイルバネによって該スナップが保持されている構成が開示されている。
また特許文献2には、ハンマ(先端工具)の先端側をくぐらせて装着した戻しスプリングがチゼルホルダ内に設けられている構成が開示されている。
実開平7−20274号公報 実開昭63−32778号公報
しかしながら、上記特許文献1,2に開示されているエアーハンマーにあっては、いずれも先端工具の先端側から引張コイルバネ(戻しスプリング)、あるいはチゼルホルダを挿通して装置全体を組み付けていく必要があり、先端工具の先端の幅や形状によってはくぐらせることができずに組み付けできない場合があった。例えば、先端工具の先端の径が大きくなれば、引張コイルバネや戻しスプリングの内径あるいはチゼルホルダの開口径を大きくしたものが必要となり、これに伴い装置全体が大型化してしまう。
そこで本発明は、先端が径大な先端工具であっても装置全体が大型化することを防止できるエアーハンマー工具、及びかかるエアーハンマー工具の打撃力調整方法を提供することを目的とする。
本発明は、エアーハンマー本体に先端工具が装着されているエアーハンマー工具であって、エアーハンマー本体の先端部には、先端筒部が形成され、該先端筒部の内部空間は、エアーハンマー本体内を往復動するハンマーの少なくとも一部が挿通可能なハンマー先端通孔部を介して該エアーハンマー本体内と連通しており、該先端筒部の先端における外周面には、キャップが螺着され、該キャップには、先端工具通孔部が貫通状に形成されており、該先端工具通孔部には、前記先端工具が該先端工具の基端から挿通され、該キャップの基端側であって前記先端工具の軸周りには、軸受け部が装填され、該軸受け部の基端側であって前記先端工具の軸周りには、コイルスプリングが外嵌装着され、前記先端工具の基端には、フランジ部が形成されており、該フランジ部と前記コイルスプリングの基端との間に、該先端工具の軸周り方向に複数分割されたフランジ付きの割カラーが該先端工具の軸に沿うように圧入されることで該割カラーのフランジ部が介挿され、該割カラーのフランジ部と前記軸受け部との間で該コイルスプリングが弾縮状態とされており、前記ハンマーの先端は、前記ハンマー先端通孔部を介して前記内部空間に位置する前記先端工具の基端を打撃可能とされ、前記ハンマーが前記先端工具の基端を打撃した際には、該先端工具が前記コイルスプリングの付勢力に抗して前進し、前記ハンマーが前記先端工具の基端を打撃していないときには、前記コイルスプリングの付勢力によって該先端工具の基端が前記ハンマー先端通孔部の周縁部に圧接されている
ことを特徴とするエアーハンマー工具である。
かかる構成にあって、前記キャップの先端工具通孔部に前記先端工具が貫通状に配されるところ、該先端工具通孔部には、前記先端工具の基端から挿通されるため、該先端工具の先端が幅広形状であっても、装置を大型化することなくエアーハンマー本体に該先端工具を装着固定することができる。さらに、該先端工具の軸周りに振動吸収のためのコイルスプリングを設けるに際し、前記割カラーを圧入するようにして該コイルスプリングを弾縮状態で配置するようにしたため、該先端工具の軸周りが大型化してしまうことがない。
また、前記先端筒部周りにハウジングが装着され、該先端筒部の外周面と該ハウジングの内周面との間の空間に消音材が充填されている構成が提案される。
かかる構成とすることによって、前記ハンマーの先端と前記先端工具の基端との打撃時に発生する騒音を前記消音材によって低減することができる。上記したように、本発明のエアーハンマー工具は、先端工具の軸周りをコンパクト化することができるため、消音材を充填するスペースを十分に確保することができる。
また本発明は、前記エアーハンマー本体内に圧入された気体によってハンマーを往復動させ、これによって得た打撃力を、前記先端工具を介して打撃対象に付与する上述のエアーハンマー工具にあって、前記先端筒部に対する前記キャップの螺着位置を変更することで前記割カラーのフランジ部と前記軸受け部との離間距離を変更し、これにより前記コイルスプリングの弾縮力を変更することで前記打撃力を調整するようにしたことを特徴とするエアーハンマー工具の打撃力調整方法である。
かかる構成にあっては、キャップがエアーハンマー本体側で螺着されるほどコイルスプリングの弾縮力が増大し、先端工具が打撃対象を押さえつける力が増して打撃力が向上する。一方、キャップがエアーハンマー本体から遠い位置で螺着されるほどコイルスプリングの弾縮力が減少し、先端工具が打撃対象を押さえつける力が減ぜられて打撃力が抑えられる。
また本発明は、前記エアーハンマー本体内に圧入された気体によってハンマーを往復動させ、これによって得た打撃力を、前記先端工具を介して打撃対象に付与する上述のエアーハンマー工具にあって、前記フランジ付きの割カラーを交換することで該割カラーのフランジ部と前記軸受け部との離間距離を変更して前記コイルスプリングの弾縮力を変更することにより前記打撃力を調整するようにしたことを特徴とするエアーハンマー工具の打撃力調整方法である。
かかる構成にあっては、割カラーのフランジ部と軸受け部との離間距離が短くなるとコイルスプリングの弾縮力が増大し、先端工具が打撃対象を押さえつける力が増して打撃力が向上する。一方、割カラーのフランジ部と軸受け部との離間距離が長くなるとコイルスプリングの弾縮力が減少し、先端工具が打撃対象を押さえつける力が減ぜられて打撃力が抑えられる。
本発明のエアーハンマー工具は、先端工具の先端が幅広であっても、エアーハンマー本体の先端部に形成されている装着部位が大型化しないという優れた効果がある。
また、本発明の打撃力調整方法は、作業中にキャップ位置を変更するだけで打撃力を調整することができる効果がある。
また、本発明の打撃力調整方法は、異なる寸法形状の割カラーへ交換するだけで打撃力を調整することができる効果がある。
非打撃状態のエアーハンマー工具を示す縦断面図である。 エアーハンマー工具の組み付け工程を示す説明図である。 エアーハンマー工具の組み付け工程を示す説明図である。 割カラーを示し、(a)は正面図、(b)は縦断面図である。 打撃状態のエアーハンマー工具を示す縦断面図である。
以下、本発明を具体化した実施例を詳細に説明する。なお、本発明は、下記に示す実施例に限定されることはなく、適宜設計変更が可能である。ところで実施例を説明する際には、便宜上、前後方向を規定して説明する場合があるが、このことは、本発明が下記実施例で定められた方向にのみ限定されて使用されるものではない。
図1に示すように、前記エアーハンマー工具1は、略円筒状のエアーハンマー本体2を備えており、図示しないエアホースから圧縮空気が供給される。また、該エアーハンマー本体2には、操作スイッチ3及び該操作スイッチ3を押し込むためのレバー4が配設されている。
さらに、前記エアーハンマー本体2内には、前後方向を長手方向としたシリンダ部5が設けられており、該シリンダ部5内に、前後摺動自在なハンマー10が装填されている。該ハンマー10は、該シリンダ部5の内径と略同一の外径である円柱形状の本体部11と、該本体部11から前側へ向かって突き出されている該本体部11より径の小さい径小部12と、を具備している。そして、該径小部12の先端、すなわち該ハンマー10の先端13が、後述する先端工具40の基端40aに衝突する。
また、前記エアーハンマー本体2におけるシリンダ部5の前端には、前記ハンマー10の径小部12が挿通可能なハンマー先端通孔部15が設けられている。該ハンマー先端通孔部15は、該エアーハンマー本体2のシリンダ部5よりも前側に形成された先端筒部20の内部空間21に連通している。さらに、該先端筒部20の前側外周面にはキャップ用ネジ溝22が設けられている。
前記先端筒部20の先端には、主要部を構成する円板部31と、該円板部31の外周から立ち上がる環状の壁部32とからなるキャップ30が螺着している。さらに詳述すると、該壁部32の内側には、筒部用ネジ溝33が形成され、前記キャップ用ネジ溝22と筒部用ネジ溝33とが螺合することにより、該キャップ30が前記先端筒部20に組み付けられる。
また、前記キャップ30にあって、円板部31の中央には、先端工具通孔部34が前後方向に沿って貫通状に形成されている。また、前記壁部32の外周面には、ハウジング用ネジ溝35が設けられている。さらに、該キャップ30には、該先端筒部20に対して該キャップ30が緩むことを防止するための留めリング36が取り付け可能とされている。
さらに、前記キャップ30の先端工具通孔部34には、先端工具40の本体部41の軸部42が該先端工具40の基端40a側から挿通されている。該軸部42の基端40aには、フランジ部43が形成されていると共に、該フランジ部43に隣接して径小部44が形成されている。また、該径小部44に隣接する位置には、テーパ部45が形成されている。
前記本体部41の軸部42の前側には、軸部42より径大(幅広)なジョイント部46が設けられている。さらに詳述すると、該ジョイント部46には、前記エアーハンマー工具1を使用してワークを加工する際に該ワークに接触する加工部47aを先端に有する交換式加工体47がOリング46aを介して脱着自在に組み付けられる。
前記内部空間21における前記キャップ30の後側に形成される空間にあって、前記先端工具40における本体部41の軸部42周りには、ブッシュ51及びリング体52が取り付けられている。なお、該ブッシュ51と該リング体52とによって、軸受け部50が構成されている。
さらに、前記内部空間21における前記リング体52の後側位置にあっては、コイルスプリング55が前記軸部42の軸周りに外嵌装着されている。また、該コイルスプリング55の基端と前記先端工具40のフランジ部43との間には、該軸部42の径小部44の軸周りに2分割されたフランジ付きの割カラー56が圧入されている。これにより、前記エアーハンマー工具1にあって、該リング体52と該割カラー56のフランジ部との間に装着されたコイルスプリング55は弾縮状態とされる。
また、前記エアーハンマー本体2の前端部の外周には、リング状のハウジング留部61が取り付けられている。また、前記キャップ30における壁部32の外周のハウジング用ネジ溝35と螺着可能なキャップ用ネジ溝63が内周面に設けられたハウジング62が、前記先端筒部20及び該キャップ30の外周に取り付けられている。さらに、該ハウジング留部61に対して該ハウジング62が緩まないように留めリング64が取り付けられている。該先端筒部20の外周面と該ハウジング62の内周面との間には空間65が形成されており、該空間65には消音材66として布切れが充填されている。
前記エアーハンマー本体2に前記先端工具40を組み付ける工程を詳述する。
まず、図2に示したように、前記エアーハンマー本体2のシリンダ部5の前端に前記先端筒部20が設けられ、さらに前記ハウジング留部61が取り付けられた状態で、前記キャップ30の先端工具通孔部34に、前記先端工具40を該先端工具40の基端40a側から挿通する。そして、該先端工具通孔部34に挿通された該先端工具40の基端40a側から軸部42周りに前記ブッシュ51、前記リング体52、そして前記コイルスプリング55の順に外嵌する。
その後、図3に示したように、前記先端工具40のフランジ部43と前記コイルスプリング55の基端との間に、2分割された割カラー56(図4参照)を圧入する。この状態では、該コイルスプリング55の付勢力によって、前記キャップ30の先端工具通孔部34に、該先端工具40の軸部42の全てが挿通され、該軸部42から前側に径大となって形成されている前記ジョイント部46の基端が当接している。
この状態で前記先端筒部20のキャップ用ネジ溝22と前記キャップ30の筒部用ネジ溝33とを螺合して留めリング36を取り付け、さらに前記空間65に消音材66を充填しつつ該キャップ30のハウジング用ネジ溝35と前記ハウジング62のキャップ用ネジ溝63とを螺着して留めリング64を取り付ける。この時前記コイルスプリング55が弾縮状態とされ、前記先端工具通孔部34と前記ジョイント部46とが離開した状態とされる。
図1に示した状態は、前記ハンマー10の先端13が前記先端工具40の基端40aに衝突していない非打撃状態であり、該先端工具40の基端40aは、前記コイルスプリング55の付勢力によって前記ハンマー先端通孔部15の周縁部に圧接している。
これに対して、図5に示した状態は、前記レバー4を握り込んで前記操作スイッチ3を押し込むことで圧縮空気を前記シリンダ部5内に導入し、前記ハンマー10の先端13が前記先端工具40の基端40aを打撃する打撃状態であり、該先端工具40が前記コイルスプリング55の付勢力に抗して前進している。なお、該ハンマー10が連続的に往復動する構成であってもよいし、単発的に往復動する構成であってもよい。
前記打撃状態にあっては、前記ハンマー10の先端13が前記先端工具40の基端40aを打撃する衝撃音が発生するが、前記空間65に充填された消音材66によって衝撃音は減衰される。さらに、該先端工具40の軸部42を小径とすることができるため、前記コイルスプリング55も径小とすることができ、前記ハウジング62の周辺部をコンパクト化することができる。
ところで、前記先端筒部20に対する前記キャップ30の螺着位置を変更することで前記割カラー56のフランジ部と前記軸受け部50との離間距離を変更し、これにより前記コイルスプリング55の弾縮力を変更することで前記打撃力を調整することができる。具体的には、キャップ30がエアーハンマー本体2側で螺着されるほどコイルスプリング55の弾縮力が増大し、先端工具40が打撃対象(ワーク)を押さえつける力が増して打撃力が向上する。一方、キャップ30がエアーハンマー本体2から遠い位置で螺着されるほどコイルスプリング55の弾縮力が減少し、先端工具40が打撃対象を押さえつける力が減ぜられて打撃力が抑えられる。
また、前記フランジ付きの割カラー56を交換することで該割カラー56のフランジ部と前記軸受け部50との離間距離を変更して前記コイルスプリング55の弾縮力を変更することにより前記打撃力を調整することができる。
具体的には、割カラー56のフランジ部と軸受け部50との離間距離が短くなるとコイルスプリング55の弾縮力が増大し、先端工具40が打撃対象を押さえつける力が増して打撃力が向上する。一方、割カラー56のフランジ部と軸受け部50との離間距離が長くなるとコイルスプリング55の弾縮力が減少し、先端工具40が打撃対象を押さえつける力が減ぜられて打撃力が抑えられる。
また、前記先端工具40の前後方向の可動可能距離を適宜変更して、打撃力を調整するようにしてもよい。
1 エアーハンマー工具
2 エアーハンマー本体
10 ハンマー
15 ハンマー先端通孔部
20 先端筒部
21 内部空間
30 キャップ
34 先端工具通孔部
40 先端工具
40a 基端
41 本体部
42 軸部
43 フランジ部
50 軸受け部
55 コイルスプリング
56 割カラー
62 ハウジング
65 空間
66 消音材
本発明は、エアーハンマー本体に先端工具が装着されているエアーハンマー工具であって、エアーハンマー本体の先端部には、先端筒部が形成され、該先端筒部の内部空間は、エアーハンマー本体内を往復動するハンマーの少なくとも一部が挿通可能なハンマー先端通孔部を介して該エアーハンマー本体内と連通しており、該先端筒部の先端における外周面には、キャップが螺着されてなり、該キャップには、先端工具通孔部が貫通状に形成されており、該先端工具通孔部には、前記先端工具が該先端工具の基端から挿通されてなり、該キャップの基端側であって前記先端工具の軸周りには、軸受け部が装填されてなり、該軸受け部の基端側であって前記先端工具の軸周りには、コイルスプリングが外嵌装着されてなり、前記先端工具の基端には、フランジ部が形成されており、該フランジ部と前記コイルスプリングの基端との間に、該先端工具の軸周り方向に複数分割されたフランジ付きの割カラーが該先端工具の軸に沿うように圧入され該割カラーのフランジ部が介挿されてなり、かつ、該割カラーのフランジ部と前記軸受け部との間で該コイルスプリングが弾縮状態とされており、前記ハンマーの先端は、前記ハンマー先端通孔部を介して前記内部空間に位置する前記先端工具の基端を打撃可能とされ、前記ハンマーが前記先端工具の基端を打撃した際には、該先端工具が前記コイルスプリングの付勢力に抗して前進し、前記ハンマーが前記先端工具の基端を打撃していないときには、前記コイルスプリングの付勢力によって該先端工具の基端が前記ハンマー先端通孔部の周縁部に圧接されている
ことを特徴とするエアーハンマー工具である。

Claims (4)

  1. エアーハンマー本体に先端工具が装着されているエアーハンマー工具であって、
    エアーハンマー本体の先端部には、先端筒部が形成され、
    該先端筒部の内部空間は、エアーハンマー本体内を往復動するハンマーの少なくとも一部が挿通可能なハンマー先端通孔部を介して該エアーハンマー本体内と連通しており、
    該先端筒部の先端における外周面には、キャップが螺着され、
    該キャップには、先端工具通孔部が貫通状に形成されており、
    該先端工具通孔部には、前記先端工具が該先端工具の基端から挿通され、
    該キャップの基端側であって前記先端工具の軸周りには、軸受け部が装填され、
    該軸受け部の基端側であって前記先端工具の軸周りには、コイルスプリングが外嵌装着され、
    前記先端工具の基端には、フランジ部が形成されており、該フランジ部と前記コイルスプリングの基端との間に、該先端工具の軸周り方向に複数分割されたフランジ付きの割カラーが該先端工具の軸に沿うように圧入されることで該割カラーのフランジ部が介挿され、該割カラーのフランジ部と前記軸受け部との間で該コイルスプリングが弾縮状態とされており、
    前記ハンマーの先端は、前記ハンマー先端通孔部を介して前記内部空間に位置する前記先端工具の基端を打撃可能とされ、
    前記ハンマーが前記先端工具の基端を打撃した際には、該先端工具が前記コイルスプリングの付勢力に抗して前進し、
    前記ハンマーが前記先端工具の基端を打撃していないときには、前記コイルスプリングの付勢力によって該先端工具の基端が前記ハンマー先端通孔部の周縁部に圧接されている
    ことを特徴とするエアーハンマー工具。
  2. 前記先端筒部周りにハウジングが装着され、該先端筒部の外周面と該ハウジングの内周面との間の空間に消音材が充填されている
    請求項1に記載のエアーハンマー工具。
  3. 前記エアーハンマー本体内に圧入された気体によってハンマーを往復動させ、これによって得た打撃力を、前記先端工具を介して打撃対象に付与する請求項1又は請求項2に記載のエアーハンマー工具にあって、
    前記先端筒部に対する前記キャップの螺着位置を変更することで前記割カラーのフランジ部と前記軸受け部との離間距離を変更し、これにより前記コイルスプリングの弾縮力を変更することで前記打撃力を調整するようにしたことを特徴とするエアーハンマー工具の打撃力調整方法。
  4. 前記エアーハンマー本体内に圧入された気体によってハンマーを往復動させ、これによって得た打撃力を、前記先端工具を介して打撃対象に付与する請求項1又は請求項2に記載のエアーハンマー工具にあって、
    前記フランジ付きの割カラーを交換することで該割カラーのフランジ部と前記軸受け部との離間距離を変更して前記コイルスプリングの弾縮力を変更することにより前記打撃力を調整するようにしたことを特徴とするエアーハンマー工具の打撃力調整方法。
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