JP2016021463A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】アスペクト比の大きいホールの側面に導電層を形成する。
【解決手段】ストッパー膜780、BPSG膜790A及びSiO2膜790Bを順次形成し、SiO2膜790B上にシリンダーエッチ積層マスク850を形成し、シリンダーエッチ積層マスク850に所定のパターンの開口を形成した後、これをマスクとしてSiO2膜790Bからストッパー膜780までを厚さ方向に貫通するシリンダーホール810を形成する。次に、シリンダーホール810の内壁に絶縁ライナー膜804を形成した後、シリンダーホール810の内壁に導電層801を形成する。本発明によれば、パターニングに用いたマスク層を導電層の側壁としてそのまま使用していることから、結果的にアスペクト比を低くすることが可能となる。
【選択図】図1
【解決手段】ストッパー膜780、BPSG膜790A及びSiO2膜790Bを順次形成し、SiO2膜790B上にシリンダーエッチ積層マスク850を形成し、シリンダーエッチ積層マスク850に所定のパターンの開口を形成した後、これをマスクとしてSiO2膜790Bからストッパー膜780までを厚さ方向に貫通するシリンダーホール810を形成する。次に、シリンダーホール810の内壁に絶縁ライナー膜804を形成した後、シリンダーホール810の内壁に導電層801を形成する。本発明によれば、パターニングに用いたマスク層を導電層の側壁としてそのまま使用していることから、結果的にアスペクト比を低くすることが可能となる。
【選択図】図1
Description
本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に、半導体基板を覆う絶縁層上にアスペクト比の大きいホールを開口する方法に関する。
近年、半導体装置の微細化及び高集積化に伴い、半導体基板を覆う絶縁層上にアスペクト比の大きいホールを開口する工程が必要となることがある。例えば、代表的な半導体メモリデバイスであるDRAM(Dynamic Random Access Memory)の製造プロセスでは、セルキャパシタを形成するためのシリンダーホールがシリンダー層間膜に形成されることがある(特許文献1参照)。
ここで、セルキャパシタ1個あたりの占有面積は、DRAMの微細化及び高集積化に伴って年々縮小されるため、シリンダー層間膜の膜厚を厚くする必要が生じている。このため、シリンダー層間膜に形成されるシリンダーホールはアスペクト比が非常に大きくなり、その形成プロセスにおいて種々の問題が生じる。例えば、エッチング不足による抜け不良や、ボーイングと呼ばれる形状不良が生じることがあった。
従来は、このような不良を防止するための対策として、シリンダー層間膜の多層化、ボーイング防止用側壁膜の追加、エッチングの多段階化などが提案されているが、これらの対策は工程数の増大をもたらすばかりでなく、リソグラフィーの解像限界未満のパターンをダブルパターニングで加工するほどの微細パターンでは実現が困難であった。
本発明の一側面による半導体装置の製造方法は、絶縁層を形成する工程と、前記絶縁層上にマスク膜を形成する工程と、前記マスク層に所定のパターンを有する第1開口を形成する工程と、前記マスク層をマスクとして前記絶縁層をエッチングすることにより、前記第1開口の下方に連続する第2開口を形成する工程と、前記第1開口および前記第2開口の各々の側面に絶縁ライナー膜を形成する工程と、前記絶縁ライナー膜の側面を覆う下部電極を形成する工程と、前記下部電極の表面を含む全面に容量絶縁膜を形成する工程と、を備える。
本発明によれば、絶縁層をパターニングするために用いるマスク層を導電層の側壁としてそのまま使用していることから、結果的にアスペクト比を低くすることが可能となる。これにより、エッチング時間を短縮することができるだけでなく、抜け不良やボーイングの発生を抑制することができるため、歩留まりを向上させることが可能となる。
本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する前に、絶縁層上にアスペクト比の大きいホールを開口する場合に生じる問題について説明する。
図11はプロトタイプによる半導体装置の製造方法を説明するための断面図であり、(a)はパターニング前の状態、(b)はパターニング後の状態を示している。
図11(a)に示すように、半導体基板100には素子分離領域200によって区画された活性領域が設けられており、1つの活性領域内には2本のワード線300が埋め込まれている。これらワード線300は、DRAMのセルトランジスタのゲート電極として機能する。セルトランジスタのソース/ドレイン領域の一方はビット線500に接続され、他方は下地となる容量コンタクトプラグ700に接続されている。容量コンタクトプラグ700は、後述するセルキャパシタの下部電極に接続される。容量コンタクトプラグ700は、層間絶縁層400に開口したコンタクトホールに導電膜を埋設することによって形成される。
このようなセルトランジスタ構造を形成した後、セルトランジスタを覆うように、ストッパー膜780、BPSG膜790A、SiO2膜790B及びシリンダーエッチ積層マスク850をこの順に積層する。シリンダーエッチ積層マスク850は、ポリシリコン膜851、SiO2膜852、非晶質カーボン膜853及びSiN/SiON積層膜854がこの順に積層された構成を有している。ここで、ストッパー膜780〜SiO2膜790Bまでの積層膜は、その後の工程で導電層(セルキャパシタの下部電極)を形成するための側壁となる部分であり、その高さは導電層に必要とされる高さHによって定められる。
次に、これらの積層膜上にフォトレジスト91を形成し、フォトリソグラフィー法により、フォトレジスト91に所望のパターンを形成する。そして、パターニングされたフォトレジスト91をマスクとしてシリンダーエッチ積層マスク850をパターニングし、さらに、パターニングされたシリンダーエッチ積層マスク850をマスクとして、SiO2膜790B、BPSG膜790A及びストッパー膜780をエッチングする。これにより、図11(b)に示すように、容量コンタクトプラグ700を露出させるシリンダーホール810が形成される。
しかしながら、図11(a),(b)に示した方法では、必要とされる高さHを有する積層膜(790B〜780)に対してエッチングを行う必要があることから、エッチング時のアスペクト比が非常に高くなる。このため、符号D1で示す抜け不良や、符号D2で示すボーイングが発生し、歩留まりの低下を起こすことがあった。
次に説明する本発明の実施形態による製造方法は、このような問題を解決するものである。
図1は本発明の第1の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための断面図であり、(a)はパターニング前の状態、(b)はパターニング後の状態を示している。尚、以下説明する図面においては、図11(a),(b)に示した要素と同じ要素には同じ符号を付し、重複する説明は省略することがある。
図1(a)に示すように、本実施形態においては、セルトランジスタを覆うようにストッパー膜780、BPSG膜790A、SiO2膜790B及びシリンダーエッチ積層マスク850をこの順に積層する。シリンダーエッチ積層マスク850は、ポリシリコン膜851、SiO2膜852、非晶質カーボン膜853及びSiN/SiON積層膜854がこの順に積層された構成を有している。
ここで、ストッパー膜780、BPSG膜790A及びSiO2膜790Bは、その後の工程で導電層を形成するための側壁の一部となる部分であり、したがって、その高さは導電層(セルキャパシタの下部電極)に必要とされる高さHよりも低いH1である。高さHに相当する部分には、ポリシリコン膜851が存在している。
次に、これらの積層膜上にフォトレジスト91を形成し、フォトリソグラフィー法により、フォトレジスト91に所望のパターンを形成する。パターニングによりフォトレジスト91を除去する部分は、その後の工程でシリンダーホール810を形成すべき領域に対応する。そして、パターニングされたフォトレジスト91をマスクとしてシリンダーエッチ積層マスク850をパターニングし、シリンダーホール810を形成すべき領域のSiO2膜790Bを露出させる。この時、シリンダーホール810を形成すべきでない領域には、シリンダーエッチ積層マスク850の一部であるポリシリコン膜851が所定の高さH2+αで残存している。
そして、パターニングされたシリンダーエッチ積層マスク850をマスクとして、SiO2膜790B、BPSG膜790A及びストッパー膜780をエッチングすれば、図1(b)に示すように、容量コンタクトプラグ700を露出させるシリンダーホール810が形成される。かかるエッチングにおいては、ポリシリコン膜851が膜厚αだけ減少し、膜厚はH2となる。
このように、本実施形態による半導体装置の製造方法では、必要とされる高さHよりも低い高さH1を有するストッパー膜780、BPSG膜790A及びSiO2膜790Bに対してエッチングを行っていることから、図11に示したプロトタイプに比べ、エッチング時のアスペクト比が縮小される。不足分の高さH2は、パターニングされたシリンダーエッチ積層マスク850によって補われる。このため、抜け不良やボーイングの発生が防止され、歩留まりを向上させることが可能となる。
以下、図2〜図5を参照しながら本実施形態による半導体装置の製造方法についてより詳細に説明する。
まず、図2に示すように、セルトランジスタを覆うストッパー膜780、BPSG膜790A、SiO2膜790B及びシリンダーエッチ積層マスク850をこの順に形成する。上述の通り、シリンダーエッチ積層マスク850は、ポリシリコン膜851、SiO2膜852、非晶質カーボン膜853及びSiN/SiON積層膜854がこの順に積層された構成を有している。ポリシリコン膜851の厚さは例えば500nmであり、SiO2膜852の厚さは例えば200nmであり、非晶質カーボン膜853の厚さは例えば200nmである。また、SiN/SiON積層膜854は、例えばそれぞれ15nmのSi3N4膜及びSiON膜が積層された構造を有している。
次に、シリンダーエッチ積層マスク850上にフォトレジスト91を形成し、フォトリソグラフィー法により、フォトレジスト91に所望のパターンを形成する。パターニングによりフォトレジスト91を除去する部分は、その後の工程でシリンダーホール810を形成すべき領域に対応する。そして、パターニングされたフォトレジスト91をマスクとしてシリンダーエッチ積層マスク850をパターニングし、シリンダーホール810を形成すべき領域のSiO2膜790Bを露出させる第1開口を形成する。
そして、パターニングされたシリンダーエッチ積層マスク850をマスクとして、SiO2膜790B、BPSG膜790A及びストッパー膜780をエッチングすれば、図3に示すように、容量コンタクトプラグ700を露出させる。つまり、第1開口の下方に連続する第2開口を形成することにより、シリンダーホール810が形成される。図3に示すように、かかるエッチングにおいては、高さH1のストッパー膜780、BPSG膜790A及びSiO2膜790Bに対してエッチングを行っていることから、図11に示したプロトタイプに比べ、エッチング時のアスペクト比が小さくなる。不足分の高さH2は、パターニングされたシリンダーエッチ積層マスク850によって補われる。
次に、図4に示すように、全面に絶縁ライナー膜804を形成することにより、シリンダーホール810の内壁及び底面と、ポリシリコン膜851の上面を絶縁ライナー膜804で覆う。絶縁ライナー膜804の材料としては窒化シリコンを用いることができ、ALD(Atomic Layer Deposition)法などのカバレッジに優れた方法で形成することが好ましい。そして、エッチバックを行うことにより、シリンダーホール810底面及びポリシリコン膜851の上面に形成された絶縁ライナー膜804を除去する。これにより容量コンタクトプラグ700が再び露出し、絶縁ライナー膜804はシリンダーホール810の内壁にのみ残存した状態となる。尚、絶縁ライナー膜804のエッチバックを行った後、露出したポリシリコン膜851の上面を薄い絶縁膜で選択的に覆う工程を追加しても構わない。かかる工程は、CVD法などカバレッジの悪い方法でシリコン酸化膜を成膜することによって行うことができる。
次に、図5に示すように、全面に導電層801を形成することにより、シリンダーホール810の内壁及び底面と、ポリシリコン膜851の上面を導電膜801で覆う。ここで、シリンダーホール810の内壁には、ストッパー膜780の側壁、BPSG膜790Aの側壁、SiO2膜790Bの側壁、ポリシリコン膜851の側壁が含まれ、いずれも絶縁ライナー膜804で覆われている。
そして、ポリシリコン膜851の上面を覆う導電膜801を除去した後、容量絶縁膜802及び上部電極803を形成し、さらに、層間絶縁膜900及び保護絶縁膜930を形成すれば、本実施形態による半導体装置が完成する。
このように、本実施形態による半導体装置の製造方法では、下部電極である導電層801に必要とされる高さHよりも低い高さH1を有するストッパー膜780、BPSG膜790A及びSiO2膜790Bに対してエッチングを行い、不足分の高さH2については、ストッパー膜780、BPSG膜790A及びSiO2膜790Bのエッチングマスクであるシリンダーエッチ積層マスク850をそのまま用いている。これにより、エッチングにおけるアスペクト比が緩和されることから、抜け不良やボーイングの発生を防止することが可能となるとともに、エッチング時間も短縮される。しかも、シリンダーホール810を形成した後、マスクとして用いたポリシリコン膜851を除去する工程が不要となることから、工程数も削減される。また、ポリシリコン膜851の側面を絶縁ライナー膜804で覆っていることから、下部電極として機能する複数の導電層801同士が電気的に短絡されることもない。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図6は本発明の第2の実施形態による半導体装置の製造方法を説明するための断面図であり、(a)はパターニング前の状態、(b)はパターニング後の状態を示している。尚、以下説明する図面においては、図1(a),(b)、図2〜図5及び図11(a),(b)に示した要素と同じ要素には同じ符号を付し、重複する説明は省略することがある。
図6(a)に示すように、本実施形態においては、ポリシリコン膜851が2層のポリシリコン膜851,851'に分かれており、これらの間にSi3N4膜805が設けられている点において、第1の実施形態と相違している。Si3N4膜805は、シリンダーホール810の深さを規定するための膜であり、容量コンタクトプラグ700から見た上面の高さはHである。本実施形態においても、ストッパー膜780、BPSG膜790A及びSiO2膜790Bの合計膜厚はH1である。
本実施形態においては、シリンダーホール810を形成する際、ポリシリコン膜851、Si3N4膜805及びポリシリコン膜851'の積層膜をマスクとして用いる。その後、ポリシリコン膜851'を除去する。このように、本実施形態においても、必要とされる高さHよりも低い高さH1を有するストッパー膜780、BPSG膜790A及びSiO2膜790Bに対してエッチングを行っていることから、エッチング時のアスペクト比が小さくなる。これにより、抜け不良やボーイングの発生が防止され、歩留まりを向上させることが可能となる。
以下、図7〜図10を参照しながら本実施形態による半導体装置の製造方法についてより詳細に説明する。
まず、ストッパー膜780、BPSG膜790A及びSiO2膜790Bを形成した後、図7に示すように、SiO2膜790Bを覆うように、全面にシリンダーエッチ積層マスク850を形成する。上述の通り、シリンダーエッチ積層マスク850は、ポリシリコン膜851、Si3N4膜805、ポリシリコン膜851'、SiO2膜852、非晶質カーボン膜853及びSiN/SiON積層膜854がこの順に積層された構成を有している。ポリシリコン膜851とポリシリコン膜851'の合計膜厚は、例えば500nmである。また、Si3N4膜805の厚さは例えば30nmである。
次に、シリンダーエッチ積層マスク850上にフォトレジスト91を形成し、フォトリソグラフィー法により、フォトレジスト91に所望のパターンを形成する。パターニングによりフォトレジスト91を除去する部分は、その後の工程でシリンダーホール810を形成すべき領域に対応する。そして、図8に示すように、パターニングされたフォトレジスト91をマスクとしてシリンダーエッチ積層マスク850をパターニングし、シリンダーホール810を形成すべき領域のSiO2膜790Bを露出させる第1開口を形成する。
そして、パターニングされたシリンダーエッチ積層マスク850をマスクとして、SiO2膜790B、BPSG膜790A及びストッパー膜780をエッチングすれば、図9に示すように、容量コンタクトプラグ700を露出させるシリンダーホール810が形成される。つまり、第1開口の下方に連続する第2開口を形成することにより、シリンダーホール810が形成される。図9に示すように、かかるエッチングにおいては、高さH1のストッパー膜780、BPSG膜790A及びSiO2膜790Bに対してエッチングを行っていることから、図11に示したプロトタイプに比べ、エッチング時のアスペクト比が小さくなる。不足分の高さH2は、ポリシリコン膜851及びSi3N4膜805の積層膜によって補われる。
次に、図10に示すように、ポリシリコン膜851'を全て除去した後、全面に絶縁ライナー膜804を形成することにより、シリンダーホール810の内壁及び底面と、Si3N4膜805の上面を絶縁ライナー膜804で覆う。そして、エッチバックを行うことにより、シリンダーホール810底面及びSi3N4膜805の上面に形成された絶縁ライナー膜804を除去する。これにより容量コンタクトプラグ700が再び露出し、絶縁ライナー膜804はシリンダーホール810の内壁にのみ残存した状態となる。
そして、容量絶縁膜802及び上部電極803を形成した後、層間絶縁膜900及び保護絶縁膜930を形成すれば、本実施形態による半導体装置が完成する。
このように、本実施形態による半導体装置の製造方法では、第1の実施形態による効果に加え、導電層801に必要とされる高さHがSi3N4膜805の上面によって定義されるため、高さHをより高精度に制御することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
91,92 フォトレジスト
100 半導体基板
200 素子分離領域
300 ワード線
400 層間絶縁層
500 ビット線
700 容量コンタクトプラグ
780 ストッパー膜
790A,790B BPSG膜
801 導電層(下部電極)
802 容量絶縁膜
803 上部電極
804 絶縁ライナー膜
805 Si3N4膜
810 シリンダーホール
850 シリンダーエッチ積層マスク
851,851' ポリシリコン膜
852 SiO2膜
853 非晶質カーボン膜
854 SiN/SiON積層膜
900 層間絶縁膜
930 保護絶縁膜
100 半導体基板
200 素子分離領域
300 ワード線
400 層間絶縁層
500 ビット線
700 容量コンタクトプラグ
780 ストッパー膜
790A,790B BPSG膜
801 導電層(下部電極)
802 容量絶縁膜
803 上部電極
804 絶縁ライナー膜
805 Si3N4膜
810 シリンダーホール
850 シリンダーエッチ積層マスク
851,851' ポリシリコン膜
852 SiO2膜
853 非晶質カーボン膜
854 SiN/SiON積層膜
900 層間絶縁膜
930 保護絶縁膜
Claims (8)
- 絶縁層を形成する工程と、
前記絶縁層上にマスク膜を形成する工程と、
前記マスク層に所定のパターンを有する第1開口を形成する工程と、
前記マスク層をマスクとして前記絶縁層をエッチングすることにより、前記第1開口の下方に連続する第2開口を形成する工程と、
前記第1開口および前記第2開口の各々の側面に絶縁ライナー膜を形成する工程と、
前記絶縁ライナー膜の側面を覆う下部電極を形成する工程と、
前記下部電極の表面を含む全面に容量絶縁膜を形成する工程と、を備える半導体装置の製造方法。 - 前記絶縁ライナー膜を形成した後、前記下部電極を形成する前に、前記絶縁ライナー膜をエッチバックする工程をさらに備える、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記絶縁ライナー膜を形成する工程をALD法により行う、請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記絶縁ライナー膜は窒化シリコンを主成分とする、請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記絶縁層を形成する工程は、窒化シリコンを主成分とする第1の絶縁層を形成する工程と、前記第1の絶縁層上に酸化シリコンを主成分とする第2の絶縁層を形成する工程を含む、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記マスク層は少なくともポリシリコン膜を含む、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記マスク層を形成する工程は、第1のポリシリコン膜を形成する工程と、前記第1のポリシリコン膜上にシリコン窒化膜を形成する工程と、前記シリコン窒化膜上に第2のポリシリコン膜を形成する工程とを含む、請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第2開口を形成した後、前記絶縁ライナー膜を形成する前に、前記第2のポリシリコン膜を除去する工程をさらに備える、請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
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2014
- 2014-07-14 JP JP2014144044A patent/JP2016021463A/ja active Pending
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